JP4724619B2 - 流体処理装置及び流体処理方法 - Google Patents
流体処理装置及び流体処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4724619B2 JP4724619B2 JP2006215019A JP2006215019A JP4724619B2 JP 4724619 B2 JP4724619 B2 JP 4724619B2 JP 2006215019 A JP2006215019 A JP 2006215019A JP 2006215019 A JP2006215019 A JP 2006215019A JP 4724619 B2 JP4724619 B2 JP 4724619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- transport path
- supply port
- mixer
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Micromachines (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
そして、長方形の短辺は、100μm以上3000μm以下の長さを有するものとすることもできる。
また、本発明の流体搬送装置においては、第1の搬送路を第1の方向に垂直な方向に切断した断面が、環形状をなすように構成することもできる。そして、第2の搬送路を前記環形状に沿って、複数配した構成とすることもできる。
本発明の参考の形態に係る流体処理装置について図1(A)および(B)を用いて説明する。以下、流体処理装置を説明するに際し、混合器という表現を使うこともある。
薄片状の隙間4の断面の短手方向の幅dは、100μm以上で3000μm以下のマイクロスケールとすることができる。分子拡散による混合は流路幅を小さくすればするほど混合時間は速くなる。したがって流路幅として3000μm以下であり、好ましくは1000μm以下であり、より好ましくは500μm以下とすることができる。
また、薄片状の隙間4およびノズル5を流動する流体は、層流であるために、流体の流速は、好ましくは10m/sであり、好ましくは1m/sであり、好ましくは0.5m/sである。
混合器A7は径の異なる管(混合器Aの内側の管10と混合器Aの外側の管11)を略同軸中心で配置して形成される流体の進行方向に対する直角方向の断面が環形の薄片状の隙間4に複数のノズル5が配置されている。
即ち、無金属フタロシアニン、銅フタロシアニン、ハロゲン化銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料;不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料などのアゾ系顔料;キナクリドン系顔料;イソインドリノン系顔料;インダンスロン系顔料;ジケトピロロピロール系顔料;ジオキサジン系顔料;ペリレン系顔料;ペリノン系顔料;アントラキノン系顔料等が挙げられるが、これに限定されるわけではない。
求電子体を含む反応液と求核体を含む反応液と、を反応させて求核付加反応により機能性化合物を製造することができる。この例としては、グリニャール反応、マイケル付加反応が挙げられる。
参考例1
本参考例の流体処理装置(混合器)について図1(A)および(B)を参照して説明する。
図2(A)および(B)を参照して説明する。
流体処理装置(混合器)1は第1の供給口2から流体1、第2の供給口3から流体2を導入する。
本実施例の薄片状の隙間は2種類の管を用いて形成されている。内側の管20の外径は26mmφで、外側の管21の内径は27mmφであり、外側の管21の中心に内側の管20を配置し、内側の管20の外側の壁と外側の管20の内側の壁との隙間が500μmに形成される。
内側の管20の外径は52mmφで外側の管21の内径は51mmφにした以外は実施例1と同様な混合器を構成した。薄片状の隙間は同様に500μmであっても流体の流れの進行方向に対する直角方向の断面積が大きくなり、第1の供給口2ならびに第2の供給口3から単位時間あたりに供給できる流体量を大きくすることができる。
本実施例の流体処理装置(混合器)について図3(A)および(B)を参照して説明する。
第2の供給口3から供給される流体2が流出するノズル5と、第3の供給口24から供給される流体3が流出するノズル5は、交互に配置されている。第1の供給口2から導入する流体1は、薄片状の隙間4に、ノズル5から流入する流体に対して上流で流入される。第2の供給口3から導入した流体2および第3の供給口24から導入した流体3はノズル5から流出する。
本実施例の流体処理装置(混合器)について図4(A)および(B)を参照して説明する。
本実施例の流体処理装置(混合器)について図5(A)および(B)を参照して説明する。
本実施例の混合器は混合器A7、混合器B8、混合器C9の薄片状の隙間4に流体を供給する供給口が混合器ごとに設けられていること以外は実施例5と同様な混合器である。これにより混合器A7、混合器B8、混合器C9の薄片状の隙間4にそれぞれ異なる流体を流すことができる。
2 第1の供給口
3 第2の供給口
4、4a〜4c 薄片状の隙間
5 ノズル
6 マイクロ流路
7 混合器A
8 混合器B
9 混合器C
10 混合器Bの外側の管、混合器Aの内側の管
11 混合器Aの外側の管
12 混合器Cの外側の管、混合器Bの内側の管
13 混合器Cの内側の管
14 混合器Aのノズルへの供給口
15 混合器Bのノズルへの供給口
16 混合器Cのノズルへの供給口
17 混合器Aの回収器
18 混合器Bの回収器
19 混合器Cの回収器
20 内側の管
21 外側の管
22、23 面壁
24 第3の供給口
31 第1の流体
32 第2の流体
Claims (7)
- 2種類の流体を搬送しながら接触させ、両者を混合および反応させる流体処理装置であって、第1の流体を供給する第1の供給口に接続され、第1の流体を第1の方向へ搬送する第1の搬送路と、第2の流体を供給する第2の供給口に接続され、第2の流体を搬送する第2の搬送路とを有し、第2の搬送路は第1の搬送路内に前記第1の方向に伸びて複数配され、各第2の搬送路の周囲を第1の流体が取り囲み、第2の搬送路の流体排出口より排出される第2の流体が第1の搬送路中で第1の流体と接触するものであり、前記第1の搬送路が、外側に位置する外管と該外管の内側に位置する内管とで形成される環状の隙間により構成され、前記第2の搬送路が、前記環状の隙間に配された複数のノズルであることを特徴とする流体処理装置。
- 前記第2の搬送路の内径は、50μm以上2000μm以下の長さを有する請求項1に記載の流体処理装置。
- 前記外管の外側に更に別の外管を備えて前記環状の隙間を複数とし、該複数の隙間に前記複数のノズルを備えたことを特徴とする請求項1に記載の流体処理装置。
- 第1の流体と第2の流体を搬送しながら接触させ、両者を混合および反応させる流体処理方法であって、第1の流体を供給する第1の供給口に接続され、第1の流体を第1の方向へ搬送する第1の搬送路の前記第1の供給口に第1の流体を供給し、第2の流体を供給する第2の供給口に接続され、第2の流体を搬送する第2の搬送路の前記第2の供給口に第2の流体を供給する工程、前記第2の搬送路は前記第1の搬送路内に前記第1の方向に伸びて複数配され、前記第1の搬送路に各第2の搬送路の周囲を取り囲んで第1の流体を搬送し、前記第2の搬送路に第2の流体を搬送する工程、前記第2の搬送路の流体排出口より排出される前記第2の流体を、第1の搬送路中で前記第1の流体と接触させ、両者を混合および反応させる工程を有し、前記第1の搬送路を、外側に位置する外管と該外管の内側に位置する内管とで形成される環状の隙間により構成し、前記第2の搬送路を、前記環状の隙間に配された複数のノズルで構成したことを特徴とする流体処理方法。
- 前記第1の流体は、顔料を溶解した溶液で、前記第2の流体は前記溶液に溶解した顔料の溶解度を低下させる溶媒である請求項4に記載の流体処理方法。
- 前記第1の流体は、カプラ−を溶解した溶液で、前記第2の流体はジアゾニウム塩を含有する溶液である請求項4に記載の流体処理方法。
- 顔料と分散剤とを溶解した溶液と、前記溶液に溶解している顔料の溶解度を低下させる溶媒とからなる2種類の流体を搬送しながら接触させ、両者を混合および反応させて顔料が分散する分散体を製造する分散体の製造方法であって、前記2種類の流体のうちの一方からなる第1の流体を供給する第1の供給口に接続され、第1の流体を第1の方向へ搬送する第1の搬送路の前記第1の供給口に前記第1の流体を供給し、前記2種類の流体のうちの他方からなる第2の流体を供給する第2の供給口に接続され、第2の流体を搬送する第2の搬送路の前記第2の供給口に前記第2の流体を供給する工程、前記第2の搬送路は前記第1の搬送路内に前記第1の方向に伸びて複数配され、前記第1の搬送路に各第2の搬送路の周囲を取り囲んで前記第1の流体を搬送し、前記第2の搬送路に前記第2の流体を搬送する工程、前記第2の搬送路の流体排出口より排出される前記第2の流体を、第1の搬送路中で前記第1の流体と接触させ、両者を混合および反応させて顔料が分散する分散体を得る工程を有し、前記第1の搬送路を、外側に位置する外管と該外管の内側に位置する内管とで形成される環状の隙間により構成し、前記第2の搬送路を、前記環状の隙間に配された複数のノズルで構成したことを特徴とする顔料分散体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215019A JP4724619B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-08-07 | 流体処理装置及び流体処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005231267 | 2005-08-09 | ||
JP2005231267 | 2005-08-09 | ||
JP2006215019A JP4724619B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-08-07 | 流体処理装置及び流体処理方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007069202A JP2007069202A (ja) | 2007-03-22 |
JP2007069202A5 JP2007069202A5 (ja) | 2009-09-03 |
JP4724619B2 true JP4724619B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=37931117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006215019A Expired - Fee Related JP4724619B2 (ja) | 2005-08-09 | 2006-08-07 | 流体処理装置及び流体処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4724619B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136840A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Asahi Sunac Corp | 多液混合装置 |
EP2485833A2 (en) * | 2009-10-09 | 2012-08-15 | Dow Global Technologies LLC | Adiabatic plug flow reactors and process for producing a chlorinated and/or fluorinated propene and higher alkene |
JP5651787B2 (ja) | 2012-04-06 | 2015-01-14 | 株式会社フジクラ | 流体制御デバイス、及び流体混合器 |
JP6022911B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2016-11-09 | 京セラ株式会社 | 検出装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292274A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 流通型微小反応流路,反応装置及び反応方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4804718B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2011-11-02 | 富士フイルム株式会社 | 流体混合装置、及び、流体混合システム |
-
2006
- 2006-08-07 JP JP2006215019A patent/JP4724619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292274A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 流通型微小反応流路,反応装置及び反応方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007069202A (ja) | 2007-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8123398B2 (en) | Fluid-processing device | |
JP4431857B2 (ja) | マイクロデバイス | |
US8551417B2 (en) | Reactor and reaction plant | |
JP6204235B2 (ja) | プロセス強化マイクロ流体装置 | |
JP4432104B2 (ja) | マイクロリアクター | |
JP4407177B2 (ja) | マイクロリアクターを用いた反応方法 | |
US9295955B2 (en) | Mixing apparatus and process | |
US6935768B2 (en) | Method and statistical micromixer for mixing at least two liquids | |
TR201808768T4 (tr) | Modüler reaktör. | |
US20120035392A1 (en) | Tubular flow type reactor | |
JP2006341232A (ja) | 流体処理装置および流体処理方法 | |
JP4724619B2 (ja) | 流体処理装置及び流体処理方法 | |
WO2011027570A1 (ja) | 流通式管型反応装置 | |
JP2008012453A (ja) | 高温高圧マイクロミキサー | |
JP2009000592A (ja) | 反応器および反応システム | |
JP4896418B2 (ja) | 有機微粒子およびその分散液の製造方法、ならびにそれにより得られる有機微粒子およびその分散液 | |
JP2007252979A (ja) | マイクロリアクタによる化合物の製造方法、そのマイクロリアクタ、及びマイクロリアクタ用の分流器 | |
JP2009241001A (ja) | マイクロミキサ | |
KR20110052598A (ko) | 기판을 세정하기 위한 폼 발생기 | |
JP2007254176A (ja) | 微粒子製造方法、微粒子製造に用いるスタティックミキサー及びスタティックミキサーを用いた複数の流体の混合方法。 | |
JP2008093564A (ja) | 混合装置および色材分散物の製造装置 | |
CN214486841U (zh) | 一种微反应器及并联式高效微反应器 | |
WO2011125318A1 (ja) | 管型流通式反応装置 | |
CN211463116U (zh) | 预混装置及带有预混装置的管式微反应器 | |
JP3745281B2 (ja) | マイクロミキサー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090717 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090717 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110405 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110411 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |