JP4723840B2 - インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法 - Google Patents

インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4723840B2
JP4723840B2 JP2004274108A JP2004274108A JP4723840B2 JP 4723840 B2 JP4723840 B2 JP 4723840B2 JP 2004274108 A JP2004274108 A JP 2004274108A JP 2004274108 A JP2004274108 A JP 2004274108A JP 4723840 B2 JP4723840 B2 JP 4723840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
connector
grid
ink input
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004274108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005100398A (ja
Inventor
リー ヤンタオ
ワン チアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsoft Corp
Original Assignee
Microsoft Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microsoft Corp filed Critical Microsoft Corp
Publication of JP2005100398A publication Critical patent/JP2005100398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4723840B2 publication Critical patent/JP4723840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/14Image acquisition
    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、全般的にはコンピュータ・システムに関し、具体的には、インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクト(hand-drawn object)を検出する改善されたシステムおよび方法に関する。
ハンド・ドローされたオブジェクトの形状を検出し、認識する能力は、ユーザがインク入力またはインク・ノートを使用して自分のコンピュータに直接に描く(draw)ことを可能にするのに重要である。現在のハードウェアおよびソフトウェアは、(handwriting:手書き文字)を表すインクを適度に取り込むことができる場合があるが、現在は、ハンド・ドローされたオブジェクトの意味を同様に認識し、表すことができない。その結果、ユーザは、その代わりに、メニュー・ベースのアプリケーション・プログラムを使用して、オブジェクトのドローイングを作成する。ユーザがドローイング・グリッドを選択し、それにコピーするために、さまざまな形状を、そのようなアプリケーション・プログラムによって提示することができる。コピーされた形状は、所望のスケールにサイズを変更することができ、ユーザは、ドローイングが完了するまで、ドローイング・グリッドに追加の形状を配置し、サイズを変更することを継続することができる。
ハンド・ドローされたオブジェクトの形状認識に焦点を合わせた研究は、今日まで、重要な結果を産んでいない。たとえば、特定の順序で作られる特定の数のストロークから円または箱などの単純な幾何形状を認識できる増分認識アルゴリズム(incremental recognition algorithm)が、使用されてきた。しかし、そのような増分アルゴリズムは、特定のハンド・ドローされた形状を認識するために、ストロークの順序に頼り、かつ/または特定の個数のストロークを前提とする。そのような手法は、複数の理由から、堅牢になることができない。まず第1に、増分アルゴリズムのどれもが、ストロークのどの集合が、これらが特定の形状を表すという理由で、一緒に属するか(グループをなすか)ということを決定するというグループ化問題を解決しない。ある形状に属するストロークを一緒にグループ化する能力がないので、増分アルゴリズムは、矢印などのマルチ・ストローク形状に対処することができない。さらに、増分アルゴリズムは、形状に関して、ストロークの順序に頼り、かつ/または特定の数のストロークを前提とするので、増分アルゴリズムは、形状のドローイング中にストロークが上書きされる可能性のあるオーバー・トレーシング問題を解決することができない。
必要なものは、所与の形状を形成するのに必要なストローク入力順序および/またはストローク数に左右されない(敏感ではない)、ハンド・ドローされたオブジェクトの形状を検出し、認識する方法ある。そのようなシステムおよび方法は、マルチ・ストロークのハンド・ドローされた形状を検出でき、異なる形状を表すストロークのどの集合が一緒に属するか(グループをなすか)を決定できなければならない。
簡単に言えば、本発明は、インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法を提供する。このために、インク入力内の図またはチャートなどのドローイングを検出できるディテクタ(detector)を提供する。ディテクタに、コンテナに属するストロークを見つけるコンテナ・ディテクタと、コネクタに属するストロークを見つけるコネクタ・ディテクタを含めることができる。ハンド・ドローされた形状は、空間検索および時間順検索を実行して各コンテナのストロークを識別することによって検出することができる。
一実施形態では、適当なサイズのイメージ・グリッドにインク・ストロークをあてはめ(fit)、ドローイング・ストロークと交差する(intersect:重なる)グリッドをマーク(mark)することができる。イメージ・グリッドの外側のエッジから始めて、最も外側の空白グリッドを、ドローイング・ストロークと交差するマークされたグリッドに達するまで、塗りつぶす(flood-fill)ことができる。次に、マークされたグリッドの中に現れる空白グリッドの島を、島の境界に達するまで塗りつぶすことができる。コンテナ候補のドローイング・ストロークを、塗りつぶされた島を囲む境界から識別することができる。コンテナ候補を検査して、それが有効なコンテナであることを確認することができる。
一実施形態で、時間順検索を、空間検索の後に実行して、ドローイング・ストロークのオーバーラップを処理することもできる。一般に、連続するストロークのシーケンスから形成されるコンテナは、時間順検索を使用して、入力ストロークのシーケンスがコンテナを形成する尤度(likelihood)を決定することによって見つけることができる。時間順検索を実行することによって見つけられる別のコンテナを、空間検索に使用されるイメージ・グリッド内でマークすることができ、その結果、見つけられるコンテナのすべてを、後にコンテンツ検出およびコネクタ検出中に使用するためにイメージ・グリッドに含めることができる。
コンテナおよびそれに関連付けられるコンテンツが、イメージ・グリッド内で検出されたならば、コネクタ検出を実行することができる。一般に、検索は、コンテナをマークされたイメージ・グリッド内で、実行され、辿っていないドローイング・ストロークのグリッドの間でコネクタを検出することができる。辿っていないドローイング・ストロークに隣接しないすべてのコンテナを、コンテナの境界を囲むマークされたグリッドを用いて膨張させることができ、その結果、コネクタが対応するコンテナに隣接するようにすることができる。次に、辿っていないドローイング・ストロークのグリッドを、塗りつぶし、膨張したコンテナを含む複数のコンテナに達するこの塗りつぶされたグリッドによって、コネクタ候補の対応するドローイング・ストロークを識別することができる。すべてのコネクタ候補を検査して、それらが有効なコンテナであることを確認することができる。
有利なことに、このシステムおよび方法は、ハンド・ドローされた形状を形成する可能性があるストロークの入力順序およびストロークの個数に、左右されない(insensitive)。さらに、このシステムおよび方法を使用して、ドローイング内のすべての閉じたコンテナおよび閉じていないコネクタを検出することができる。検出されたならば、その形状のタイプ、位置、方位、およびサイズを認識することができる。
他の長所は、図面と共に解釈される時に、下記の詳細な説明から明白になる。
例示的なオペレーティング環境
図1に、本発明を組み込むことができる適切なコンピューティング・システム環境100の例を示す。コンピューティング・システム環境100は、適切なコンピューティング環境の1例にすぎず、本発明の使用または機能性の範囲に関する制限を提案することを意図されたものではない。コンピューティング環境100を、例示的なオペレーティング環境100に示されたコンポーネントのいずれかまたはその組合せに関する依存性または要件を有するものと解釈されるべきではない。
本発明は、多数の他の汎用のまたは特殊目的のコンピューティング・システム環境またはコンピューティング構成を使用して動作する。本発明と共に使用するのに適する可能性がある周知のコンピューティング・システム、コンピューティング環境、および/またはコンピューティング構成の例に、パーソナル・コンピュータ、サーバ・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・デバイス、タブレット・デバイス、ヘッドレス・サーバ、マルチ・プロセッサ・システム、マイクロ・プロセッサ・ベースのシステム、セットトップボックス、プログラマブル民生用電子機器、ネットワークPC、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、上記のシステムまたはデバイスのいずれかを含む分散コンピューティング環境、および類似物が含まれるが、これらに制限はされない。
本発明を、プログラム・モジュールなど、コンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令の全般的な文脈で説明することができる。一般に、プログラム・モジュールには、特定のタスクを実行するか特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。本発明を、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実行される分散コンピューティング環境で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラム・モジュールを、メモリ・ストレージ・デバイスを含むローカルおよび/またはリモートのコンピュータ・ストレージ・メディアに配置することができる。
図1を参照すると、本発明を実施する例示的システムに、コンピュータ110の形の汎用コンピューティング・デバイスが含まれる。コンピュータ110のコンポーネントに、処理ユニット120、システム・メモリ130、およびシステム・メモリを含むさまざまなシステム・コンポーネントを処理ユニット120に結合するシステム・バス121が含まれる。システム・バス121は、メモリ・バスまたはメモリ・コントローラ、周辺バス、およびさまざまなバス・アーキテクチャのいずれかを使用するローカル・バスを含む複数のタイプのバス構造のいずれかとすることができる。制限ではなく例として、そのようなアーキテクチャに、Industry Standard Architecture(ISA)バス、マイクロチャネル・アーキテクチャ(MCA)バス、Enhanced ISA(EISA)バス、Video Electronics Standards Association(VESA)ローカル・バス、およびメザニン・バスとも称するPeripheral Component Interconnect(PCI)バスが含まれる。
コンピュータ110に、通常は、さまざまなコンピュータ可読メディアが含まれる。コンピュータ可読メディアは、コンピュータ110によってアクセスできるすべての使用可能メディアとすることができ、コンピュータ可読メディアには、揮発性メディアおよび不揮発性メディア、ならびに取外し可能メディアおよび取外し不能メディアの両方が含まれる。制限ではなく例として、コンピュータ可読メディアに、コンピュータ・ストレージ・メディアと通信メディアが含まれる。コンピュータ・ストレージ・メディアには、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータなどの情報のストレージに関してあらゆる方法またはテクノロジで実装される、揮発性および不揮発性の、取外し可能および取外し不能のメディアが含まれる。コンピュータ・ストレージ・メディアには、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、または他のメモリ・テクノロジ、CD−ROM、ディジタル多用途ディスク(DVD)、または他の光ディスク・ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク・ストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、あるいは所望の情報を保管するのに使用でき、コンピュータ110によってアクセスできる他のメディアが含まれるが、これに制限はされない。通信メディアによって、通常は、搬送波または他のトランスポート機構などの変調されたデータ信号内にコンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータが具現化され、通信メディアには、すべての情報配信メディアが含まれる。用語「変調されたデータ信号」は、信号内で情報をエンコードする形でその1つまたは複数の特性を設定され、または変更された信号を意味する。制限ではなく例として、通信メディアに、有線ネットワークまたは直接配線接続などの有線メディアと、音響、RF、赤外線、および他の無線メディアなどの無線メディアが含まれる。上記のいずれかの組合せも、コンピュータ可読メディアの範囲に含まれなければならない。
システム・メモリ130に、読取専用メモリ(ROM)131およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)132など、揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形のコンピュータ可読メディアが含まれる。起動中などにコンピュータ110内の要素の間での情報の転送を助ける基本ルーチンを含む基本入出力システム133(BIOS)が、通常はROM131に保管される。RAM132には、通常は、処理ユニット120から直接にアクセス可能な、および/または処理ユニット120によって現在操作されている、データおよび/またはプログラム・モジュールが含まれる。制限ではなく例として、図1に、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、他のプログラム・モジュール136、およびプログラム・データ137を示す。
コンピュータ110に、他の取外し可能/取外し不能、揮発性/不揮発性コンピュータ・ストレージ・メディアを含めることもできる。例としてのみ、図1に、取外し不能不揮発性磁気メディアから読み取ったり、これに書き込んだりするハードディスク・ドライブ141、取外し可能不揮発性磁気ディスク152から読み取ったり、これに書き込んだりする磁気ディスク・ドライブ151、CD ROMまたは他の光メディアなどの取外し可能不揮発性光ディスク156から読み取ったり、これに書き込んだりする光ディスク・ドライブ155を示す。例示的オペレーティング環境で使用することができる他の取外し可能/取外し不能、揮発性/不揮発性コンピュータ・ストレージ・メディアに、磁気テープ・カセット、フラッシュ・メモリ・カード、ディジタル多用途ディスク、ディジタル・ビデオ・テープ、ソリッド・ステートRAM、ソリッド・ステートROM、および類似物が含まれるが、これに制限はされない。ハードディスク・ドライブ141は、通常、インターフェース140などの取外し不能メモリ・インターフェースを介してシステム・バス121に接続され、磁気ディスク・ドライブ151および光ディスク・ドライブ155は、通常は、インターフェース150などの取外し可能メモリ・インターフェースによってシステム・バス121に接続される。
上で説明し、図1に示したドライブおよびそれに関連するコンピュータ・ストレージ・メディアは、コンピュータ110に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、および他のデータのストレージを提供する。図1では、たとえば、ハードディスク・ドライブ141が、オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、他のプログラム・モジュール146、およびプログラム・データ147を格納するものとして図示されている。これらのコンポーネントを、オペレーティング・システム134、アプリケーション・プログラム135、他のプログラム・モジュール136、およびプログラム・データ137と同一または異なるもののいずれかとすることができることに留意されたい。オペレーティング・システム144、アプリケーション・プログラム145、他のプログラム・モジュール146、およびプログラム・データ147は、最低限でもこれらが異なるコピーであることを示すために、本明細書では別の符号を与えられている。ユーザは、タブレットまたは電子ディジタイザ164、マイクロホン163、キーボード162、および通常はマウス、トラック・ボール、またはタッチ・パッドと称するポインティング・デバイス161などの入力デバイスを介してコンピュータ110にコマンドおよび情報を入力することができる。図1に示されていない他の入力デバイスに、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星パラボラ・アンテナ、スキャナ、あるいは、バイオメトリック・センサ、環境センサ、位置センサ、または他のタイプのセンサを含むデバイスを含む他のデバイスを含めることができる。上記および他の入力デバイスは、しばしば、システム・バスに結合されたユーザ入力インターフェース160を介して処理ユニット120に接続されるが、パラレル・ポート、ゲームポート、またはUSB(universal serial bus)など、他のインターフェースおよびバス構造によって接続することができる。モニタ191または他のタイプのディスプレイ・デバイスも、ビデオ・インターフェース190などのインターフェースを介してシステム・バス121に接続することができる。モニタ191は、タッチ・スクリーン・パネルまたは類似物と一体化することもできる。タブレット・タイプのパーソナル・コンピュータなどで、モニタおよび/またはタッチ・スクリーン・パネルを、コンピューティング・デバイス110が組み込まれるハウジングに物理的に結合できることに留意されたい。さらに、コンピューティング・デバイス110などのコンピュータに、スピーカ195およびプリンタ196など、出力周辺インターフェース194を介して接続できる他の周辺出力デバイスを含めることもできる。
コンピュータ110は、リモート・コンピュータ180など、1つまたは複数のリモート・コンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク化された環境で動作することができる。リモート・コンピュータ180は、パーソナル・コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア・デバイス、または他の一般的なネットワーク・ノードとすることができ、リモート・コンピュータ180には、通常、コンピュータ110に関して上で説明した要素の多数またはすべてが含まれるが、図1にはメモリ・ストレージ・デバイス181だけを示した。図1に示された論理接続に、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)171および広域ネットワーク(WAN)173が含まれるが、他のネットワークも含めることができる。そのようなネットワーキング環境は、オフィス、会社全体のコンピュータ・ネットワーク、イントラネット、およびインターネットでありふれたものである。LANネットワーキング環境で使用される時に、コンピュータ110は、ネットワーク・インターフェースまたはネットワーク・アダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーキング環境で使用される時に、コンピュータ110に、通常、インターネットなどのWAN173を介する通信を確立する、モデム172または他の手段が含まれる。モデム172は、内蔵または外付けとすることができるが、ユーザ入力インターフェース160または他の適当な機構を介してシステム・バス121に接続することができる。ネットワーク化された環境では、コンピュータ110に関して示したプログラム・モジュールまたはその一部を、リモート・メモリ・ストレージ・デバイスに保管することができる。制限ではなく例として、図1に、メモリ・デバイス181に常駐するものとしてリモート・アプリケーション・プログラム185を示す。図示のネットワーク接続が、例示的であり、コンピュータの間の通信リンクを確立する他の手段を使用できることを諒解されたい。
ハンド・ドローされたオブジェクトの検出
本発明は、全般的に、インク入力内の図(diagram)またはチャート(chart)などのドローイング(drawing:線描)を検出するシステムおよび方法を対象とする。本明細書で使用されるハンド・ドローされたオブジェクトは、手で書かれた、文字以外の形状またはドローイングを意味する。ユーザは、ハンド・ドローされた入力に対する制約なしに、自由に図およびフローチャートを描くことができる。ある形状が、複数のストロークを有することができ、ストロークの入力順序を任意とすることができ、その結果、このシステムおよび方法は、入力としてすべてのインクを受け入れることができる。本明細書で使用されるインクは、全般的に、手書きの1つまたは複数のストロークを意味する。さらに、ストロークは、オーバー・トレースまたはオーバーラップすることができる。どの場合でも、このシステムおよび方法は、正しい形状を自動的に検出する。
具体的に言うと、このシステムおよび方法は、形状認識の目的で、コンテナおよびコンテナの間に描かれるコネクタのハンド・ドローされた形状を検出することができる。本明細書で使用されるコンテナは、閉じたドローイング・オブジェクトを意味する。本明細書で使用されるコネクタは、コンテナをつなぐドローイング・オブジェクトを意味する。理解されるように、本明細書に記載のさまざまなブロック図、流れ図、およびシナリオは、例にすぎず、本発明が適用される多数の他のシナリオがある。
図面の図2に移ると、ハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識に関するシステム・コンポーネントの例示的なアーキテクチャを全般的に示すブロック図が示されている。当業者は、この図に示されたブロック内で実施される機能性を、別々のコンポーネントとして実施することができ、あるいは、複数またはすべてのブロックの機能性を、単一のコンポーネント内で実施できることを諒解するであろう。たとえば、チャート・ディテクタ204の機能性を、形状リコグナイザ(recognizer)206に含めることができる。あるいは、コンテナ・ディテクタ212の機能性を、別々のコンポーネントとして実施することができる。
インク・パーサ202は、ドローイング・オブジェクトを有するインクを含む、すべてのインクを受け入れることができる。インク・パーサ202に、動作可能に結合されたチャート・ディテクタ204および動作可能に結合された形状リコグナイザ206を含めることができる。一般に、チャート・ディテクタ204および形状リコグナイザ206は、カーネル・コンポーネント、アプリケーション・プログラム、リンクされたライブラリ、オブジェクトなど、すべてのタイプの実行可能ソフトウェア・コードとすることができる。チャート・ディテクタ204に、動作可能に結合されたコンテナ・ディテクタ212および動作可能に結合されたコネクタ・ディテクタ214を含めることができ、形状リコグナイザ206に、動作可能に結合されたコンテナ・リコグナイザ208および動作可能に結合されたコネクタ・リコグナイザ210を含めることができる。コンテナ・リコグナイザ208に、楕円/円クラシファイヤ(classifier)216、ポリゴン・クラシファイヤ218、三角形クラシファイヤ220、四辺形クラシファイヤ222などの任意の個数の動作可能に結合されたクラシファイヤを含めることができる。コネクタ・リコグナイザ210に、スケルトン・リコグナイザ224、矢印リコグナイザ226などの任意の個数の動作可能に結合されたリコグナイザを含めることができる。これらのコンポーネントのそれぞれを、カーネル・コンポーネント、アプリケーション・プログラム、リンクされたライブラリ、オブジェクト、または他のタイプの実行可能ソフトウェア・コードなど、すべてのタイプの実行可能ソフトウェア・コードとすることができる。
図3に、ハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識のために行われるステップを全般的に表す流れ図を示す。ステップ302で、ドローイング・オブジェクトを示すインクを含む、すべてのインクを解析することができる。たとえば、一実施形態で、インクのページを、入力として受け入れ、解析することができる。この実施形態では、インク・パーサが、たとえば、ページ上のインクについての先験的知識を有しないものとすることができる。したがって、ワード・グルーピング(word grouping)、ライティング/ドローイング分類(writing/drawing classification)、およびドローイング・グルーピング(drawing grouping)などの基本的なアルゴリズムを実行することができる。ワード・グルーピングを実行するために、ストロークを、ワード(語)、行、およびブロックの階層にグループ化することができる。それを行うために、ワード・グルーピング・プロセスに、距離、幾何学的な相違点、および線形性ならびに他のストローク特徴を取り込むためのストロークの特徴抽出を含めることができる。ワード・グルーピング・プロセスに、時間情報に従ってストロークをグループ化するために動的計画法(dynamic programming)を含めることもできる。ワード・グルーピング・プロセスに、空間的情報に従ってストロークをグループ化するためにクラスタ化(clustering)を含めることもできる。グループ内で識別されるワード(語)、行、およびブロックは、必ずしも実際の意味論的なワード、行、およびブロックに対応しないものとすることができる。実際に、これらのグループに、ハンド・ドローされたオブジェクトのストロークが含まれる場合がある。
ライティング(writing)/ドローイング(drawing)分類を実行するために、ライティングをドローイングから区別することができるさまざまな特徴を識別することができる。たとえば、曲率、密度、および他の手書きモデル特徴などの単一ワード特徴を使用して、ライティングをドローイングから区別することができる。一実施形態で、時間的コンテキスト特徴および空間的コンテキスト特徴などのコンテキスト特徴を使用して、ライティングをドローイングから区別することができる。さまざまな特徴のそれぞれを、ファジイ関数にマッピングすることができ、ライティングとドローイングの間の分類を、ファジイ関数の組合せによって決定することができる。
ワード・グルーピングおよびライティング/ドローイング分類を実行した後に、ドローイング・グルーピングを実行することによって、複数のドローイング・ストロークも体系付けることができる。ドローイング・グルーピングを実行するために、ドローイング・ストロークを、それらの間の空間的関係に従って独立のオブジェクトにグループ化することができる。効率的なグリッド・ベースの手法を使用して、インク・ストロークを、適当なサイズのイメージ・グリッドにあてはめる(fit)ことができる。イメージ・グリッドにラベルを付けて、接続されたコンポーネントを見つけることができる。各接続されたコンポーネントは、ドローイング・オブジェクトに対応するものとすることができる。次に、ヒューリスティック・ルール(Heuristic rules)を適用して、ドローイング・オブジェクトを調整する。
ステップ304で、ドローイング・オブジェクトに属する可能性があるすべてのストロークを見つけることによって、ドローイング・ストロークをグループ化するチャート検出が実行される。したがって、ユーザは、入力に関する制限なしで、自由に図およびフローチャートを描くことができる。たとえば、ある形状が多数のストロークを有することができ、入力順序を任意とすることができる。さらに、ストロークを、オーバー・トレースまたはオーバーラップすることができる。これらのすべての場合に対して、システムは、正しい形状を自動的に検出する。一実施形態で、ハイパー・グラフを使用して、図および流れ図を表すことができ、その結果、コンテナとコネクタの間の関係を完全に表すことができるようになる。したがって、複数のコンテナをつなぐコネクタを、この実施形態でサポートすることができる。
一実施形態で、コンテナ・ディテクタ212が、コンテナに属するすべてのストロークを見つけることができ、コネクタ・ディテクタ214が、コネクタに属するすべてのストロークを見つけることができる。それを行うために、最適検索を時間順で実行して、すべてのコンテナを検出することができる。効率的な検索を実行して、コンテナおよびコネクタを検出することもできる。最後に、コンテンツ検出を、検出されたコンテナごとに実行することができる。
ステップ306で、形状認識を実行して、コンテナおよびコネクタを認識することができる。すべてのストロークを、各コンテナおよび各コネクタについてグループ化した後に、一実施形態で、形状認識エンジン206を使用して、図またはチャートなどのドローイング内で、閉じたコンテナおよび閉じていないコネクタを認識することができる。認識されると、形状のタイプ、位置、方位、およびサイズを供給することができる。有利なことに、ストローク入力の順序およびストロークの数は、認識に影響しない。形状認識が実行されて、閉じたコンテナおよび閉じていないコネクタが認識された時に、ステップ308でドローイングを生成することができる。
図4に、ハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識を実行する際に使用される、インク入力内の手書きオブジェクトの構造的関係を全般的に表す例示的な図を示す。ルート402は、インク入力のページなどのインク入力を表すことができ、これには、ドローイング・オブジェクト404および406などの1つまたは複数のドローイング・オブジェクトを含めることができる。ドローイング・オブジェクト404は、テキストなどの関連コンテンツを有することができ、これは、ストローク414によって形成されるワード412を有する行410からなるものとすることができる段落408によって構造的に表すことができる。ドローイング・オブジェクト404および406は、インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識を実行することによって、検出し、認識することができる。
ハンド・ドローされたオブジェクトは、通常はコンテナおよびコネクタを含む、図またはチャートなどのドローイングとすることができる。図5Aから5Cに、ハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされているインク入力内のコンテナのタイプを全般的に表す例示的な図を示す。検出して認識することができるサポートされているコンテナは、囲まれた区域(enclosed area)を形成することができるすべてのタイプのコンテナとすることができる。そのようなコンテナの例が、図5Aのコンテナ502、図5Bのコンテナ504、および図5Cのコンテナ506である。テキストなどのコンテンツを、コンテナの囲まれた区域内に含めることができる。図6Aから6Dに、ハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされているインク入力内のコネクタのタイプを全般的に表す例示的な図を示す。検出して認識することができるサポートされているコネクタは、複数のコンテナをつなぐすべてのタイプのコネクタとすることができる。そのようなコネクタに、図6Aのコネクタ606などの矢印なし、図6Bのコネクタ612などの1つの矢印、図6Cのコネクタ618などの2つの矢印、または図6Dのコネクタ626などの3つの矢印を含めることができる。コネクタに、それがつなぐコンテナと同数の矢印を含めることができる。
図7に、コンテナおよびコネクタを有するチャートの検出のために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図を示す。コンテナ検出は、ステップ702で、ドローイング・オブジェクト内のコンテナごとに実行することができる。次に、ステップ704で、ドローイング・オブジェクト内のコネクタごとにコネクタ検出を実行することができる。一般に、ドローイング・オブジェクト内のコンテナは、2次元平面内の島とみなすことができ、コネクタは、それらの間の橋を形成する。一実施形態で、ドローイング・オブジェクトのストロークを、イメージ・グリッド上で位置決めすることができ、塗りつぶしアルゴリズムを使用して、コンテナおよびコネクタを検出することができる。
図8に、インク入力内のコンテナを検出するために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図を示す。ステップ802で、空間検索を実行して、コンテナを検出することができる。有利なことに、空間検索では、ストロークの任意の入力およびストロークのオーバー・トレーシングを扱うことができる。時間順の検索が、ストロークのオーバーラップを処理するのにより適するので、ステップ804で、時間順検索も実行して、オーバーラップする連続するストロークを用いて描かれたコンテナを検出することができる。時間順検索を実行することによって見つかる追加コンテナを、空間検索に使用されるイメージ・グリッド内でマークすることができ、その結果、見つかったコンテナのすべてを、後にコンテンツ検出およびコネクタ検出中に使用するためにイメージ・グリッドに含められるようになる。ステップ806で、すべてのコンテナに関して、コンテンツ検出を実行することができる。このステップでは、認識されるワードなどのコンテンツが、その境界ボックス(bounding box)の各コンテナとの交差面積(intersection area:共通面積、重なり面積)を計算することによって、一つのコンテナに属する可能性があるかどうかを決定することができる。
図9に、コンテナを検出する空間検索の実行のために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図を示す。ステップ902で、イメージ・グリッドを生成することができ、ドローイング・オブジェクトのストロークを、生成されたグリッドに位置決めすることができる。一実施形態で、グリッドサイズは、コンテナ・ストロークの間のギャップが除去されるが、コンテナの内部の中空区域が残される適当な値にセットすることができる。適当な値を選択するために、できる限り多数のコンテナが検出されることを保証するために、グリッドサイズを、テストデータを検査することによって経験的に決定することができる。そのような決定の結果として、グリッドサイズを、2.5mmにセットすることができる。ステップ904で、ドローイング・ストロークと交差するグリッドをマークすることができる。どのグリッドがドローイング・ストロークと交差するかを検査するために、均一なステップ・サイズに従ってドローイング・ストロークを再サンプリングすることができ、再サンプリングされた点がイメージ・グリッド内で配置される位置を、検査することができる。図10Aからわかるように、コンテナ1004、コネクタ1006、およびコンテナ1008のドローイング・ストロークと交差するグリッドが、イメージ・グリッド1002内でマークされる。コンテナ1004および1008は、イメージ・グリッド1002内で8の近傍を接続された区域になる。
ステップ906で、イメージ・グリッドの外側の辺(edge)から始めて、ドローイング・ストロークと交差するマークされたグリッドに達するまで、最も外側の空白グリッド(outmost blank grids)を塗りつぶすことができる。図10Bに示されているように、コンテナ1004および1008は、イメージ・グリッド1002内の空白グリッドの島に見える。ステップ908で、空白グリッドの島を、塗りつぶすことができる。島ごとに、1つの内側の空白グリッドを開始グリッドとして選択し、そのグリッドから、ストロークと交差するグリッドによって形成される境界に達するまで、隣接するすべての空白グリッドを塗りつぶすことができる。島の境界に達した時に、コンテナ候補を形成するストロークが記録される。たとえば、図10Cに、コンテナ1004および1008の島が塗りつぶされて示されている。塗りつぶされた島の周囲の境界は、これらの候補コンテナのドローイング・ストロークと交差する。
空白グリッドの島を塗りつぶすステップは、有効なコンテナでない可能性がある候補コンテナの識別をもたらす場合がある。したがって、ステップ910で、候補コンテナを検査して、それが有効なコンテナであることを確認することができる。各候補コンテナのドローイング・ストロークが、塗りつぶされた島の境界グリッドの外にあるストロークを有する場合がある。たとえば、図11Aに、塗りつぶされた島1110を囲む境界グリッド1106の外側にあるストローク1104および1112を有する候補コンテナ1108を有するイメージ・グリッド1102を示す。候補コンテナの1ストロークと交差するすべてのグリッドについて、塗りつぶされた島グリッドに隣接するグリッドを、有効と定義することができ、他のグリッドを、無効と定義することができる。有効なグリッドに対する無効なグリッドの比が、0.2などの経験的な値より大きい場合に、対応するストロークを、無効と定義することができる。そのような無効ストロークを、除去することができる。たとえば、図11Aのストローク1104および1112は、無効なストロークである。すべての無効なストロークを除去した後に、コンテナ候補は、それがまだ閉じている(すなわち、囲まれた区域を形成する)場合に有効である。コンテナがまだ閉じているかどうかを決定するために、図9でコンテナ検出に使用されたもの同一のステップを使用することができる。すなわち、コンテナ候補の空白グリッドの島を、塗りつぶすことができ、島の外の空白グリッドに達することができる場合に、そのコンテナ候補は、もはや閉じていないと決定することができる。
有効な閉じたコンテナが、内側のドローイング・ストロークなどの他のドローイング・ストロークが含む場合があり、あるいは、有効な閉じたコンテナが、別のコンテナ候補とドローイング・ストロークを共有する場合がある。有効なコンテナが内側のドローイング・ストロークを含む場合には、一実施形態で、内側のドローイング・ストロークを、図11Bに示されたようにそのコンテナのコンテンツとして扱うことができる。イメージ・グリッド1114内のコンテナ1116は、コンテナ1116のコンテンツとして扱うことができる内側のドローイング・ストローク1118を含んでいる。コンテナ候補が、別のコンテナ候補とドローイング・ストロークを共有する場合には、一実施形態で、共有されるストロークは、分離されて、候補コンテナの1つに属すると決定することができる。たとえば、図11Cは、イメージ・グリッド1120内のコンテナ候補1122および1124を示す、そこでは有効な境界の一部が各コンテナ候補によって共有されている。図11Cには、境界の共有部分のグリッドと交差する2つのドローイング・ストロークが存在する。境界の共有部分のストロークごとに、ドローイング・ストロークの点を再サンプリングし、各候補コンテナの中央までの平均距離を計算する。そのドローイング・ストロークは、その中心への最短平均距離を有する候補コンテナに属するものとして割り当てられる。他方の候補コンテナは、ドローイング・ストロークを失った結果としてもはや閉じていない場合に、無効な候補コンテナになる場合がある。しかし、図11Cに示されているように、コンテナ候補1122および1124の有効な境界の共有部分と交差する2つのドローイング・ストロークを、それぞれ、その中心からの最短平均距離を有するコンテナ候補に属するものとして割り当てることができる。各コンテナ候補に、2つのドローイング・ストロークのうちの1つがそれぞれ割り当てられるので、両方のコンテナ候補は、閉じたままであることができ、したがって、依然として有効である。
一実施形態で、時間順検索が、ストロークのオーバーラップを扱うのにより適する可能性があるので、空間検索の後に時間順検索を実行することもできる。一般に、連続するストロークのシーケンスから形成されるコンテナは、入力ストロークのシーケンスがコンテナを形成する尤度(likelihood)を決定することによって、時間順検索を使用して見つけることができる。この実施形態では、p(i、j)が、iからjまでの入力ストローク・シーケンス(i、j)がコンテナである尤度を表すとする。p(i、j)は、次のように定義することができる。
Figure 0004723840
ここで、vは、有効境界比、vは、有効面積比、s(i、j)は、ストローク数、w、w、およびwは、重み、VおよびVは、それぞれvおよびvの閾値である。有効境界比は、v=有効境界長/総境界長と定義することができる。コンテナ候補の無効領域面積は、そのコンテナ候補に属さない内側ドローイング・ストロークと交差する領域と定義することができ、有効領域面積は、コンテナ候補内の面積から無効領域面積を除いた面積と定義することができる。有効面積比は、v=有効領域面積/総面積と定義することができる。図12に、内側ドローイング・オブジェクト1206と交差する無効領域面積を含む候補コンテナ1202の有効領域面積1204の例示的な図を示す。当業者は、有効境界長、総境界長、有効領域面積、および総面積の特性(feature)を、図9に関して前に説明した空間検索中に候補コンテナの境界を識別するのに使用されたものと同一のプロセスで、イメージ・グリッドを使用して決定できることを諒解するであろう。0.15および0.25などの経験的な値を、VおよびVに使用することができ、経験的な値0.4、0.4、および0.2をw、w、およびwに使用することができる。ストローク数s(i、j)は、s(i、j)=j−i+1と定義することができる。ストローク数の特性は、図13に示されているように、コンテナの近くの小さなストロークの誤ったグループ化を避けるのに使用することができる。コンテナ1302を形成するのに使用されるストローク数を、囲む領域1308について決定でき、コンテナ1302とコネクタ1304の一部を形成する領域1306内で見つかるストローク数から区別することができる。
図14に、時間順検索を実行するために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図を示す。ステップ1402で、有効境界比vを決定することができる。ステップ1404で、有効面積比vを決定することができる。ステップ1406で、ストローク数s(i、j)を決定することができる。ステップ1408で、入力ストローク・シーケンスからコンテナを決定することができる。一実施形態で、コンテナは、入力ストローク・シーケンス(m、n)内で、P(m、n)を解くことによって見つけることができる。入力ストローク・シーケンス(m、n)のk個のサブシーケンスi、i、…、iへのセグメント化に対して、P(m、n)を、次のように定義することができる。
P(m、n)=max(p(m、i)+p(i+1、i)+…+p(i+1、n))
P(m、n)を計算することによって、入力ストロークを正しいコンテナにグループ化することができる。一実施形態で、動的計画法を使用して、P(m、n)を計算することができ、ここで、P(m、n)は、次のように再起的手順として表すことができる。
Figure 0004723840
時間順検索を実行することによって見つかるすべての追加コンテナを、空間検索に使用されたイメージ・グリッド内でマークすることができ、その結果、見つかったすべてのコンテナが、後にコンテンツ検出およびコネクタ検出中に使用するためにイメージ・グリッドに含められることになる。
空間検索および時間順検索を実行してコンテナを検出した後に、コンテンツ検出を、コンテナに属する可能性がある、認識されたワードなどのすべてのコンテンツについてイメージ・グリッド内で実行することができる。たとえば、書かれたワードを、その境界ボックスとコンテナの境界グリッドとの交差面積を計算することによって、一つのコンテナに属するかどうかを検査することができる。図15に、コンテナのコンテンツ検出を実行するために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図を示す。ステップ1502で、イメージ・グリッド内で識別されたすべてのテキストについて、最小の囲む長方形およびその面積を決定することができる。ステップ1504で、最小の囲む長方形と各コンテナの交差面積を決定することができる。ステップ1506で、交差面積と最小の境界長方形の面積との比を計算することができる。ステップ1508で、最大の交差面積比を有するコンテナを、そのコンテンツが属するコンテナとして選択することができる。たとえば、図16に、イメージ・グリッド1602内のワード「hello」を囲む境界長方形1606を示す。ワード「hello」を、コンテナ1604に属すると決定することができる。というのは、コンテナ1604との交差比が、コンテナ1608との交差比より大きいからである。一実施形態で、交差比が、0.55などの経験的閾値を超えることも必要とすることができる。
すべてのコンテナおよびそれに関連するコンテンツをイメージ・グリッド内で検出したならば、コネクタ検出を実行することができる。図17に、インク入力内のコネクタの検出のために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図を示す。一般に、コンテナをマークされたイメージ・グリッド内で検索を実行して、すべての非コンテナ・ストロークを含む、辿っていないドローイング・ストロークのグリッドの中からすべてのコネクタを検出する。一部のユーザが、コンテナから離れている可能性がある小さいコネクタを描く傾向がある場合があるので、コンテナを膨張させることができ、その結果、これらのコネクタが、対応するコンテナに隣接するようにすることができる。図18Aに、コネクタ1806と交差する辿っていないグリッドと、コンテナのマークされた境界1804および1808との間の塗りつぶされたグリッドを有するイメージ・グリッド1802を示す。そのようなコネクタを検出するために、ステップ1702で、辿っていないドローイング・ストロークに隣接しない分離されたコンテナを、コンテナの境界を囲んでマークされたグリッドを用いて膨張させることができる。この膨張処理は、辿っていないグリッドまたは別のコンテナのいずれかに達すると、停止することができる。この形で、図18Bに示されているように、コネクタを、対応する膨張したコンテナに隣接させることができる。図18Bのイメージ・グリッド1810に示されたコンテナは、膨張したコンテナ1812および1816を生成するために、マークされたグリッドによって囲まれた境界を有している。その結果、コネクタ1814の辿っていないドローイング・ストロークと交差するグリッドを、膨張したコンテナのグリッドに隣接させることができる。
図17のステップ1704で、辿っていないグリッドを塗りつぶすことができる。1つの辿っていないグリッドを、開始グリッドとして選択することができ、そのグリッドから、すべての隣接する辿っていないグリッドを塗りつぶすことができる。これらの塗りつぶされるグリッドが、膨張したコンテナを含む複数のコンテナに達する場合に、対応するドローイング・ストロークを、1つのコネクタ候補として記録する。図19Aのイメージ・グリッド1902からわかるように、膨張したコンテナ1904および1908の間のこの塗りつぶされたグリッドが、コネクタ候補1906を形成する。一実施形態で、イメージ・グリッド内のコンテナの境界が、コネクタを形成する、辿っていない、ドローイング・ストロークに既に隣接する場合がある。この場合に、まずコンテナを膨張させることなく、辿っていないグリッドを塗りつぶすことができる。図19Bは、イメージ・グリッド1910にこの場合を示す、そこでは、塗りつぶされるグリッドが、膨張なしのコンテナ1912および1916の間のコネクタ候補1914を形成する。
ドローイング・ストロークの辿っていないグリッドを塗りつぶすステップが、有効なコネクタでない可能性がある候補コネクタの識別をもたらす場合がある。したがって、ステップ1706で、コネクタ候補を検査して、それが有効なコネクタであることを確認することができる。候補コネクタは、コンテナに接続されないドローイング・ストロークを有する場合に無効とすることができる。コンテナに接続されない候補コネクタのドローイング・ストロークがある可能性があることを検出する一実施形態では、コネクタ候補に沿ってスライディング・ウィンドウを移動して、スライディング・ウィンドウの境界とのドローイング・ストロークの交差する点の数が、その候補コネクタがつなぐ可能性がある隣接コンテナの数を超えないことを検証することができる。局所的な変化部分との誤った交差を避けるために、スライディング・ウィンドウのサイズに経験的なサイズをセットすることができる。一実施形態で、ウィンドウの半径が4mmである。たとえば、候補コネクタが、N個(N≧2)のコンテナをつなぎ、Mが、候補コネクタのドローイング・ストロークの、スライディング・ウィンドウの境界との交差する点の数であると仮定して、スライディング・ウィンドウがコネクタ候補に沿って移動される時に、ある点でM>Nになる場合に、そのコネクタ候補は無効とみなすことができる。たとえば、図20Aに、3つのコンテナ、コンテナ2002、コンテナ2006、およびコンテナ2008をつなぐ候補コネクタ2010に沿って移動されるスライディング・ウィンドウ2004の3つの位置を示す。図示の各位置で、交差する点の数は、候補コンテナがつなぐ可能性があるコンテナの数を超えない。交差する点の数が、つながれるコンテナの数を超えないので、このコネクタ候補は有効である。その一方で、図20Bに、無効なコネクタ候補2020の検出を示すが、この場合に、スライディング・ウィンドウ2014の境界での交差する点の数が、つながれるコンテナ2012、2016、および2018の数より大きい。候補コネクタは、コンテナをつながないドローイング・ストロークを含む場合も無効とすることができる。たとえば、図20Cに、コンテナ2022、2026、および2028のどれにもつながらない、スライディング・ウィンドウ2024内の候補コネクタ2030のドローイング・ストロークを示す。その結果、候補コネクタ2030は、無効なコネクタである。
コンテナおよびコネクタが検出されると、手書きオブジェクトの構造的関係を理解することができる。図21は、ドローイング・オブジェクトの検出を実行した後の、インク入力内の手書きオブジェクトの構造的関係を全般的に表す例示的な図である。ルート2102は、インク入力のページなどのインク入力を表すことができ、それはドローイング・オブジェクト2106などの1つまたは複数のドローイング・オブジェクトを含めることができる。チャート2104などのドローイング・オブジェクトは、インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトの検出および形状認識を実行することによって、検出して認識することができる。チャート2104は、コネクタ2112によってつながれたコンテナ2108および2110によって形成することができる。コンテナ2108は、ストローク2120によって形成されるワード2118を有する行2116からなるものとすることができる段落2114によって構造的に表すことができるテキストなどの関連するコンテンツを含めることができる。
すべてのコンテナおよびコネクタを、上で説明したシステムおよび方法によって検出した後に、インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを、完全に認識し、生成することができる。本発明を使用することによって、ユーザは、自由に、ハンド・ドローされた入力に対する制限なしに、図(diagrams)およびフローチャートを描くことができる。このシステムおよび方法は、すべてのインクを入力として受け入れることができるように、1つの形状が多数のストロークを有することが可能であり、ストロークの入力順序を任意とすることが可能である。さらに、そのストロークを、オーバー・トレースされたり、またはオーバーラップされたりすることも可能である。このいずれかの場合に、このシステムおよび方法は、正しい形状を自動的に検出する。
前述の詳細な説明からわかるように、本発明は、ハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法を提供する。有利なことに、このシステムおよび方法は、ハンド・ドローされた形状を形成する可能性があるストローク入力順序およびストローク数に敏感でない。さらに、提供されるシステムおよび方法は、柔軟であり、拡張可能である。理解されるように、本発明は、図またはチャートを含むドローイング内の閉じたコンテナおよび閉じていないコネクタのすべてを検出するのに使用することができる。検出されたならば、形状のタイプ、位置、方位、およびサイズを認識することができる。したがって、この方法およびシステムは、現代のコンピューティングに必要とされる大きな意義を有する長所および利益を提供する。
本発明は、さまざまな修正形態および代替構成を許すが、そのある種の例示的な実施形態を、図面に示し、上で詳細に説明した。しかし、本発明を、開示された特定の形態に制限する意図はなく、逆に、本発明が、本発明の趣旨および範囲に含まれるすべての修正形態、代替構成、および同等物を含むことを理解されたい。
本発明を組み込むことができるコンピュータ・システムを全般的に表す図である。 本発明の態様による、インク入力内の手描きされたオブジェクトの検出および手描きされたオブジェクトの形状認識に関するシステム・コンポーネントの例示的なアーキテクチャを全般的に示すブロック図である。 本発明の態様による、インク入力内の手描きされたオブジェクトの検出および手描きされたオブジェクトの形状認識のために行われるステップを全般的に表す流れ図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識を実行する際に使用される、インク入力内の手書きオブジェクトの構造的関係を全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコンテナのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコンテナのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコンテナのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコネクタのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコネクタのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコネクタのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、手描きされたオブジェクトの検出および形状認識のためにサポートされるインク入力内のコネクタのタイプを全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、インク入力内のコンテナおよびコネクタを検出するために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図である。 本発明の態様による、インク入力内のコンテナを検出するために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図である。 本発明の態様による、コンテナを検出する空間検索の実行のために行われるステップの一実施形態を全般的に表す流れ図である。 本発明の態様による、空間検索のさまざまなステップ中のイメージ・グリッド内のコンテナについての描写を全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、空間検索のさまざまなステップ中のイメージ・グリッド内のコンテナについての描写を全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、空間検索のさまざまなステップ中のイメージ・グリッド内のコンテナについての描写を全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、空間検索中のイメージ・グリッド内の検証の候補であるコンテナについての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、空間検索中のイメージ・グリッド内の検証の候補であるコンテナについての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、空間検索中のイメージ・グリッド内の検証の候補であるコンテナについての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、候補コンテナの有効領域面積についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、候補コンテナの複数のストロークのグループ化についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、時間順検索を実行するために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図である。 本発明の態様による、コンテナのコンテンツ検出を実行するために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図である。 本発明の態様による、コンテナのコンテンツの検出を全般的に表す例示的な図である。 本発明の態様による、インク入力内のコネクタの検出のために行われるステップの実施形態を全般的に示す流れ図である。 本発明の態様による、イメージ・グリッド内のコネクタの検出についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、イメージ・グリッド内のコネクタの検出についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、イメージ・グリッド内のコネクタ候補についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、イメージ・グリッド内のコネクタ候補についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、有効なコネクタ候補および無効なコネクタ候補についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、有効なコネクタ候補および無効なコネクタ候補についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、有効なコネクタ候補および無効なコネクタ候補についての描写を全般的に示す例示的な図である。 本発明の態様による、ドローイング・オブジェクトの検出を実行した後の、インク入力内の手書きオブジェクトの構造的関係を全般的に表す例示的な図である。
符号の説明
110 コンピュータ
120 処理ユニット
121 システム・バス
130 システム・メモリ
131 (ROM)
132 (RAM)
133 BIOS
134 オペレーティング・システム
135 アプリケーション・プログラム
136 他のプログラム・モジュール
137 プログラム・データ
140 取外し不能不揮発性メモリ・インターフェース
141 ハードディスク・ドライブ
144 オペレーティング・システム
145 アプリケーション・プログラム
146 他のプログラム・モジュール
147 プログラム・データ
150 取外し可能不揮発性メモリ・インターフェース
151 ディスク・ドライブ
152 取外し可能不揮発性磁気ディスク
155 光ディスク・ドライブ
156 取外し可能不揮発性光ディスク
160 ユーザ入力インターフェース
161 マウス
162 キーボード
163 マイクロホン
164 タブレット
170 ネットワーク・インターフェース
171 ローカル・エリア・ネットワーク
172 モデム
173 広域ネットワーク
180 リモート・コンピュータ
181 メモリ・ストレージ・デバイス
185 リモート・アプリケーション・プログラム
190 ビデオ・インターフェース
191 モニタ
192 タッチ・スクリーン・インターフェース
193 出力周辺インターフェース
194 スピーカ
195 プリンタ
202 インク・パーサ
204 チャート・ディテクタ
206 形状リコグナイザ
208 コンテナ・リコグナイザ
210 コネクタ・リコグナイザ
212 コンテナ・ディテクタ
214 コネクタ・ディテクタ
216 楕円/円クラシファイヤ
218 ポリゴン・クラシファイヤ
220 三角形クラシファイヤ
222 四辺形クラシファイヤ
224 スケルトン・リコグナイザ
226 矢印リコグナイザ
402 ルート
404 ドローイング・オブジェクト
406 ドローイング・オブジェクト
408 段落
410 行
412 ワード
414 ストローク
502、504、506 コンテナ
602、604、608、610、614、616、620、622、624 コンテナ
606、612、618、626 コネクタ
1002 イメージ・グリッド
1004、1008 コンテナ
1006 コネクタ
1100、1110 島
1104、1112 ストローク
1106 境界グリッド
1108 候補コンテナ
1110、1112 ストローク
1114、1120 イメージ・グリッド
1116 コンテナ
1118 ドローイング・ストローク
1122、1124 コンテナ候補
1202 候補コンテナ
1204 有効領域面積
1206 内側ドローイング・オブジェクト
1302 コンテナ
1304 コネクタ
1306 コネクタ1304の一部である領域
1602 イメージ・グリッド
1604、1608 コンテナ
1606 イメージ・グリッド1602内のワード「hello」を囲む境界長方形
1802、1810 イメージ・グリッド
1804、1808 コンテナのマークされた境界
1806 コネクタ
1812、1816 コンテナ
1814 コネクタ
1902、1910 イメージ・グリッド
1904、1908 膨張したコンテナ
1906、1914 コネクタ候補
1912、1916 コンテナ
1914 コネクタ候補
2002、2006、2008 コンテナ
2004、2014 スライディング・ウィンドウ
2010 候補コネクタ
2012、2016、2018 コンテナ
2020 無効なコネクタ候補
2022、2026、2028 コンテナ
2024 スライディング・ウィンドウ
2030 スライディング・ウィンドウ2024内の候補コネクタ
2102 ルート
2104 チャート
2106 ドローイング・オブジェクト
2108、2110 コンテナ
2112 コネクタ
2114 段落
2116 行
2118 ワード
2120 ストローク

Claims (40)

  1. ハンド・ドローされた形状を検出するコンピュータ・システムであって、
    ハンド・ドローされた形状を含むインク入力を受け取るチャート・ディテクタと、
    前記チャート・ディテクタに動作可能に結合された、前記インク入力内の閉じたコンテナを検出するコンテナ・ディテクタと、
    前記チャート・ディテクタに動作可能に結合されたコネクタ・ディテクタであって、前記インク入力内の閉じたコンテナの全てを検出した後に、分離された前記コンテナに膨張処理を施すことにより、前記インク入力内のコネクタを検出して、前記の検出されたコネクタを、対応するコンテナに隣接させるコネクタ・ディテクタと、
    を備えることを特徴とするコンピュータ・システム。
  2. 前記チャート・ディテクタに動作可能に結合された、前記チャート・ディテクタにインク入力を送るインク・パーサをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記インク・パーサに動作可能に結合された、ハンド・ドローされた形状を認識する形状リコグナイザをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記形状リコグナイザは、前記形状リコグナイザに動作可能に結合されたコンテナ・リコグナイザを備えることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記形状リコグナイザは、前記形状リコグナイザに動作可能に結合されたコネクタ・リコグナイザを備えることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  6. 請求項1に記載の前記システムを備えるコンピュータ実行可能コンポーネントを有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  7. チャート・ディテクタと、該チャート・ディテクタに動作可能に結合されたコンテナ・ディテクタと、前記チャート・ディテクタに動作可能に結合されたコネクタ・ディテクタとを備えるコンピュータ・システムにおいて、ハンド・ドローされた形状を検出する方法であって、
    前記チャート・ディテクタが、ハンド・ドローされた形状を含むインク入力を受け取るステップ、
    前記コンテナ・ディテクタが前記インク入力内の閉じたコンテナを検出するステップ、および
    前記インク入力内の閉じたコンテナの全てが検出された後に、前記コネクタ・ディテクタが、分離された前記コンテナに膨張処理を施すことにより、前記インク入力内のコネクタを検出して、前記の検出されたコネクタを、対応するコンテナに隣接させるステップ
    を備えることを特徴とする方法。
  8. 前記インク入力を解析して、前記インク入力内でライティングをドローイングから区別するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. チャート検出を実行して、インク入力内の図のストロークを識別するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  10. 形状認識を実行して、前記インク入力内で検出された各コンテナおよび各コネクタの形状を認識するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  11. 前記インク入力内で認識された各コンテナおよび各コネクタを用いてドローイングを生成するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. コンテナ検出を実行するステップは、空間検索を実行してコンテナを検出するステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  13. コンテナ検出を実行するステップは、イメージ・グリッドを生成するステップ、および前記生成されたイメージ・グリッド上で前記インク入力からのストロークを位置決めするステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  14. コンテナ検出を実行するステップは、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力のストロークが交差する前記イメージ・グリッドのグリッドをマークするステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  15. コンテナ検出を実行するステップは、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力のストロークと交差するマークされたグリッドに達するまで、前記イメージ・グリッドの最も外の空白グリッドを塗りつぶすステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  16. コンテナ検出を実行するステップは、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力のストロークと交差するマークされたグリッドに達するまで、前記イメージ・グリッドの空白グリッドの島を塗りつぶすステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  17. コンテナ検出を実行するステップは、コンテナ候補が有効なコンテナであることを検査するステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  18. コンテナ候補が有効なコンテナであることを検査するステップは、イメージ・グリッドで位置決めされた前記コンテナ候補のストロークと交差するすべての境界グリッドが、塗りつぶされた島グリッドに隣接することを検査するステップを備えることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. コンテナ候補が有効なコンテナであることを検査するステップは、イメージ・グリッド内の境界グリッドと交差しない、前記イメージ・グリッド上で位置決めされた候補コンテナのすべてのストロークを除去するステップを備えることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. コンテナ候補が有効なコンテナであることを検査するステップは、前記コンテナ候補が閉じたコンテナであることを決定するステップを備えることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  21. コンテナ候補が有効なコンテナであることを検査するステップは、コンテナ候補の間で共有されるすべてのドローイング・ストロークを分離するステップを備えることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  22. すべてのドローイング・ストロークを分離するステップは、前記ドローイング・ストロークの各点の前記ドローイング・ストロークを共有する各候補コンテナの中央までの平均距離を計算するステップと、前記ドローイング・ストロークの各点のその中心までの最短の平均距離を有するコンテナ候補に属するものとして、ドローイング・ストロークを割り当てるステップとを備えることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. コンテナ検出を実行するステップは、コンテナを検出するために時間順検索を実行するステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  24. 時間順検索を実行するステップは、有効境界長を総境界長で割ったものとして定義される有効境界比を計算するステップを含み、境界は、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力のストロークと交差するマークされたグリッドを備えることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 時間順検索を実行するステップは、有効領域面積を総面積で割ったものとして定義される有効面積比を計算するステップを含み、領域面積が、マークされたグリッドの境界内の、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力のストロークと交差する面積を備えることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  26. 時間順検索を実行するステップは、入力ストロークのシーケンスがコンテナを形成する尤度を計算することによって、前記インク入力の前記ストロークから前記コンテナを決定するステップを備えることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  27. 入力ストロークのシーケンスがコンテナを形成する前記尤度を計算するステップは、前記入力ストロークを、それぞれがコンテナを形成するセグメントにグループ化する動的計画法を使用するステップを備えることを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  28. コンテナ検出を実行するステップは、コンテナに属するすべてのコンテンツを検出するためにコンテンツ検出を実行するステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  29. コンテンツ検出を実行するステップは、前記コンテンツを囲む最小の境界長方形を決定するステップ、および、その面積を計算するステップを備えることを特徴とする、請求項28に記載の方法。
  30. コンテンツ検出を実行するステップは、前記最小の境界長方形と各交差するコンテナとの交差面積比を計算するステップ、および、各交差するコンテナとの前記最小の境界長方形の最大の交差面積比を有する前記コンテナを選択するステップを備えることを特徴とする、請求項28に記載の方法。
  31. 前記インク入力内の各コネクタに対してコネクタ検出を実行するステップは、イメージ・グリッドに位置決めされた前記インク入力の辿っていないストロークと交差するグリッドに隣接しない境界を有するコンテナを膨張させるステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  32. コンテナを膨張させるステップは、前記辿っていないストロークと交差するグリッドに達するまで、前記コンテナの前記境界を囲むグリッドをマークするステップを備えることを特徴とする、請求項31に記載の方法。
  33. コンテナを膨張させるステップは、別のコンテナの境界グリッドに達するまで、前記コンテナの前記境界を囲むグリッドをマークするステップを備えることを特徴とする、請求項31に記載の方法。
  34. 前記インク入力内のコネクタごとにコネクタ検出を実行するステップは、イメージ・グリッド上で位置決めされた前記インク入力の辿っていないストロークと交差するグリッドを塗りつぶすステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  35. コネクタ検出を実行するステップは、コネクタ候補が有効なコネクタであることを検査するステップを備えることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  36. コネクタ候補が有効なコネクタであることを検査するステップは、前記コネクタ候補のストロークがコンテナに接続されることを検証するステップを備えることを特徴とする、請求項35に記載の方法。
  37. コネクタ候補が有効なコネクタであることを検査するステップは、コネクタ候補の前記ストロークの交差する点の数が、前記コネクタ候補がつなぐ可能性がある隣接するコンテナの数を超えないことを検証するステップを備えることを特徴とする、請求項35に記載の方法。
  38. コネクタ候補の前記ストロークの交差する点の数が、前記コネクタ候補がつなぐ可能性がある隣接するコネクタの数を超えないことを検証するステップは、前記コネクタ候補に沿って移動することができるスライディング・ウィンドウを使用するステップを備えることを特徴とする、請求項37に記載の方法。
  39. 請求項7に記載の方法を実行するコンピュータ実行可能命令を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  40. ハンド・ドローされた形状を検出するコンピュータ・システムであって、
    ハンド・ドローされた形状を含むインク入力を受け取る手段と、
    前記チャート・ディテクタに動作可能に結合された、前記インク入力内の閉じたコンテナを検出するコンテナ検出手段と、
    前記チャート・ディテクタに動作可能に結合されたコネクタ検出手段であって、前記インク入力内の閉じたコンテナの全てを検出した後に、分離された前記コンテナに膨張処理を施すことにより、前記インク入力内のコネクタを検出して、前記の検出されたコネクタを、対応するコンテナに隣接させるコネクタ検出手段と
    を備えることを特徴とするコンピュータ・システム。
JP2004274108A 2003-09-24 2004-09-21 インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法 Active JP4723840B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50586603P 2003-09-24 2003-09-24
US60/505,866 2003-09-24
US10/850,948 US7352902B2 (en) 2003-09-24 2004-05-20 System and method for detecting a hand-drawn object in ink input
US10/850,948 2004-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005100398A JP2005100398A (ja) 2005-04-14
JP4723840B2 true JP4723840B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=34198319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004274108A Active JP4723840B2 (ja) 2003-09-24 2004-09-21 インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7352902B2 (ja)
EP (1) EP1519302B1 (ja)
JP (1) JP4723840B2 (ja)
KR (1) KR101076901B1 (ja)
CN (1) CN100535928C (ja)
AU (1) AU2004208732B2 (ja)
BR (1) BRPI0404101A (ja)
CA (1) CA2481828C (ja)
MX (1) MXPA04009151A (ja)
RU (1) RU2373575C2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324691B2 (en) * 2003-09-24 2008-01-29 Microsoft Corporation System and method for shape recognition of hand-drawn objects
US7295708B2 (en) * 2003-09-24 2007-11-13 Microsoft Corporation System and method for detecting a list in ink input
US7586490B2 (en) * 2004-10-20 2009-09-08 Siemens Aktiengesellschaft Systems and methods for three-dimensional sketching
AU2006252019B2 (en) * 2006-12-13 2012-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Method and Apparatus for Dynamic Connector Analysis
US8806354B1 (en) * 2008-12-26 2014-08-12 Avaya Inc. Method and apparatus for implementing an electronic white board
KR101189003B1 (ko) 2011-03-30 2012-10-08 케이오씨엠(주) 만화콘텐츠 이미지파일을 모바일용 이미지파일로 변환하는 방법
EP2866204B1 (en) 2012-06-21 2018-09-19 LG Electronics Inc. Apparatus and method for digital image processing
GB201212521D0 (en) * 2012-07-13 2012-08-29 Wapple Net Ltd Drawing package
JP5774558B2 (ja) * 2012-08-10 2015-09-09 株式会社東芝 手書き文書処理装置、方法及びプログラム
JP5787843B2 (ja) * 2012-08-10 2015-09-30 株式会社東芝 手書き描画装置、方法及びプログラム
US9116871B2 (en) * 2013-05-20 2015-08-25 Microsoft Technology Licensing, Llc Ink to text representation conversion
US9384403B2 (en) 2014-04-04 2016-07-05 Myscript System and method for superimposed handwriting recognition technology
US9524440B2 (en) 2014-04-04 2016-12-20 Myscript System and method for superimposed handwriting recognition technology
US9489572B2 (en) 2014-12-02 2016-11-08 Myscript System and method for recognizing geometric shapes
US10643067B2 (en) * 2015-10-19 2020-05-05 Myscript System and method of handwriting recognition in diagrams
US10417491B2 (en) 2015-10-19 2019-09-17 Myscript System and method for recognition of handwritten diagram connectors
US10228775B2 (en) * 2016-01-22 2019-03-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Cross application digital ink repository
US20180173688A1 (en) * 2016-12-15 2018-06-21 Myscript System and method for management of handwritten diagram connectors
US10402642B2 (en) * 2017-05-22 2019-09-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Automatically converting ink strokes into graphical objects
US10817266B2 (en) * 2018-09-25 2020-10-27 Salesforce.Com, Inc. Converting a captured image to visual programming logic for an automation building tool
JP7273291B2 (ja) * 2019-03-22 2023-05-15 フリュー株式会社 ゲームプログラム、方法、および、情報処理装置
US10957080B2 (en) * 2019-04-02 2021-03-23 Adobe Inc. Automatic illustrator guides
EP3736677A1 (en) 2019-05-10 2020-11-11 MyScript A method and corresponding device for selecting and editing handwriting input elements
EP3754537B1 (en) 2019-06-20 2024-05-22 MyScript Processing text handwriting input in a free handwriting mode
EP3772015B1 (en) 2019-07-31 2023-11-08 MyScript Text line extraction
EP3796145A1 (en) 2019-09-19 2021-03-24 MyScript A method and correspond device for selecting graphical objects

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208259A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Ricoh Co Ltd 座標入力表示装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204881A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Canon Inc 図形文字分離方法
US5038382A (en) * 1989-10-13 1991-08-06 International Business Machines Corporation Multi-scale recognizer for hand drawn strokes
US5239596A (en) * 1990-06-08 1993-08-24 Xerox Corporation Labeling pixels of an image based on near neighbor attributes
JPH0554089A (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 Mitsubishi Electric Corp 図形認識装置及び認識誤り修正装置
JPH0628477A (ja) * 1992-04-27 1994-02-04 Digital Equip Corp <Dec> パターン知覚デバイス
US5544265A (en) * 1992-05-27 1996-08-06 Apple Computer, Inc. Shape recognizer for graphical computer systems
US5517578A (en) * 1993-05-20 1996-05-14 Aha! Software Corporation Method and apparatus for grouping and manipulating electronic representations of handwriting, printing and drawings
US5537491A (en) * 1993-11-24 1996-07-16 Xerox Corporation Analyzing an image or other data to obtain a stable number of groups
EP0667567B1 (en) * 1993-12-30 2001-10-17 Xerox Corporation Apparatus and method for supporting the implicit structure of freeform lists, outlines, text, tables, and diagrams in a gesture-based input system and editing system
JP3177138B2 (ja) * 1995-11-21 2001-06-18 日本電信電話株式会社 図面閉領域の抽出方法
US6009196A (en) * 1995-11-28 1999-12-28 Xerox Corporation Method for classifying non-running text in an image
US5864635A (en) * 1996-06-14 1999-01-26 International Business Machines Corporation Distinguishing gestures from handwriting in a pen based computer by stroke analysis
JPH11250256A (ja) * 1998-03-05 1999-09-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 図形認識処理方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
US6563955B2 (en) * 1998-11-13 2003-05-13 Xerox Corporation Method and apparatus for analyzing image data to use multiple transforms for enhanced image data transmission
US7139004B2 (en) * 2002-01-25 2006-11-21 Xerox Corporation Method and apparatus to convert bitmapped images for use in a structured text/graphics editor
US7136082B2 (en) * 2002-01-25 2006-11-14 Xerox Corporation Method and apparatus to convert digital ink images for use in a structured text/graphics editor
US20040090439A1 (en) * 2002-11-07 2004-05-13 Holger Dillner Recognition and interpretation of graphical and diagrammatic representations
US7324691B2 (en) * 2003-09-24 2008-01-29 Microsoft Corporation System and method for shape recognition of hand-drawn objects
US7295708B2 (en) * 2003-09-24 2007-11-13 Microsoft Corporation System and method for detecting a list in ink input

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208259A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Ricoh Co Ltd 座標入力表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
RU2373575C2 (ru) 2009-11-20
KR20050030102A (ko) 2005-03-29
AU2004208732B2 (en) 2010-06-03
CN100535928C (zh) 2009-09-02
EP1519302A3 (en) 2006-06-21
MXPA04009151A (es) 2005-06-17
JP2005100398A (ja) 2005-04-14
EP1519302A2 (en) 2005-03-30
KR101076901B1 (ko) 2011-10-25
RU2004128383A (ru) 2006-03-10
US20050063594A1 (en) 2005-03-24
EP1519302B1 (en) 2016-04-13
CA2481828C (en) 2015-01-13
CN1619576A (zh) 2005-05-25
BRPI0404101A (pt) 2005-05-24
US7352902B2 (en) 2008-04-01
AU2004208732A1 (en) 2005-04-07
CA2481828A1 (en) 2005-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4723840B2 (ja) インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法
JP4536471B2 (ja) 手描きオブジェクトの形状認識のシステムおよび方法
US11886799B2 (en) Determining functional and descriptive elements of application images for intelligent screen automation
JP4598466B2 (ja) インク入力内のリストを検出するシステムおよび方法
US7400771B2 (en) System and method for connected container recognition of a hand-drawn chart in ink input
US7440616B2 (en) System and method for recognition of a hand-drawn chart in ink input
JP2006146894A (ja) 階層リストおよびアウトラインを構文解析すること
CN109685065B (zh) 试卷内容自动分类的版面分析方法、系统
Evangelou et al. PU learning-based recognition of structural elements in architectural floor plans
KR20240043352A (ko) 딥 러닝 기술을 이용한 객체 인식 방법 및 시스템
EP0580152A2 (en) Method and apparatus for segmenting and classifying unconstrained handwritten characters
JPH0557627B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070921

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090901

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101209

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4723840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250