JPH0554089A - 図形認識装置及び認識誤り修正装置 - Google Patents

図形認識装置及び認識誤り修正装置

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JPH0554089A
JPH0554089A JP3237274A JP23727491A JPH0554089A JP H0554089 A JPH0554089 A JP H0554089A JP 3237274 A JP3237274 A JP 3237274A JP 23727491 A JP23727491 A JP 23727491A JP H0554089 A JPH0554089 A JP H0554089A
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JP
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JP3237274A
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Hideaki Maehara
秀明 前原
Satoshi Tanaka
聡 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 認識対象とする図面の認識において、認識誤
りを検出し、認識誤りを修正することのできる図形認識
装置を得る。 【構成】 画像入力手段1によって入力した認識対象と
する図面について、定形シンボル検出手段5、不定形シ
ンボル検出手段6、接続線検出手段7、文字検出手段8
によって図形情報を認識し、接続情報作成手段10によ
って接続情報を作成する。このとき認識対象とする図面
の品質の低さや入力時のノイズ等によって、認識情報は
認識誤りを含んでいる。そこで図面情報入力手段13よ
り認識対象とする図面に関連した図面情報を入力し、こ
の図面情報を使用して認識誤り検出手段16において認
識誤りを検出し、この認識誤りから認識誤り修正手段1
7によって認識結果を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は図面に書かれている情
報を自動的に計算機等に入力するために、図面中の文
字、シンボル、接続線等を検出して認識する図形認識装
置及びその認識誤りを修正する認識誤り修正装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開昭63−14037
2号公報に示された従来の図形認識装置の構成を示すブ
ロック図であり、図において、1は図面中の文字、シン
ボル、接続線を検出して認識する図形認識装置におい
て、図面を読み取って2値の画像情報を作成する画像入
力手段、2はこの画像入力手段1によって作成された画
像情報を記憶する画像記憶手段、3はこの画像記憶手段
2によって記憶されている画像情報を入力し、この画像
情報中の線の抽出及び塗りつぶし領域の抽出を行い、線
情報及び領域情報を作成する画像処理手段、4はこの画
像処理手段3によって記憶されている線情報と領域情報
を記憶する線・領域情報記憶手段、5はこの線・領域情
報を入力し、形状の決まった定形シンボルを検出して認
識する定形シンボル検出手段、6は上記線・領域情報記
憶手段4によって記憶されている線情報と領域情報を入
力し、形状の不定な不定形シンボルを検出して認識する
不定形シンボル検出手段、7は上記線・領域情報記憶手
段4によって記憶されている線情報と領域情報を入力
し、接続線を検出して認識する接続線検出手段、8は上
記線・領域情報記憶手段4によって記憶されている線情
報と領域情報を入力とし、文字を検出して認識する文字
検出手段、9は上記定形シンボル検出手段5、上記不定
形シンボル検出手段6、上記接続線検出手段7、上記文
字検出手段8の各々によって検出し認識された結果を記
憶する図形情報記憶手段、10はこの図形情報記憶手段
9によって記憶されている認識結果を入力し、定形シン
ボル、不定形シンボル、接続線の接続関係及び文字との
関係を認識して接続情報を作成する接続情報作成手段、
11はこの接続情報作成手段10によって作成された接
続情報を記憶する接続情報記憶手段である。
【0003】次に動作について説明する。今、例えば図
2に示すような図面を画像入力手段1により入力する
と、太さを持った2値ディジタルの画像データとして画
像記憶手段2に記憶される。画像処理手段3は、画像デ
ータに対し膨張・収縮や画像間の論理演算を行うことに
より塗りつぶし領域の位置を表す領域情報を作成し、ま
た、太さを持った画像データを細めていくことにより線
の中心の座標列である線情報を取り出す。領域情報や線
情報は線・領域情報記憶手段4に記憶される。定形シン
ボル検出手段5は、定形シンボルを構成する特徴的な要
素、例えば小さな閉曲線をもとに線・領域情報の探索を
行い、定形シンボルを検出して図形情報記憶手段9に記
憶する。不定形シンボル検出手段6は、まず、線・領域
情報の探索を行い閉曲線を検出し、この閉曲線の長さが
予め定められた範囲にある場合にその形状の不定な不定
形シンボルを検出して、このシンボルの形状と位置を図
形情報記憶手段9に記憶する。接続線検出手段7は、水
平垂直の長い線の追跡を行うことにより、線・領域情報
記憶手段4から接続線を取り出して図形情報記憶手段9
に記憶する。文字検出手段8は、線の分岐点における連
結成分の数及び文字を構成する線の数、長さをもとに線
・領域情報の探索を行い、文字を検出して図形情報記憶
手段9に記憶する。接続情報作成手段10は、定形シン
ボル、不定形シンボル、文字、接続線の接続関係を調
べ、接続情報を作成して接続情報記憶手段11に記憶す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形認識装置は
以上のように構成されているので、シンボルが誤って認
識された場合にこの誤りを修正する手段を備えておら
ず、例えば図2に示すような不定形シンボルの描かれて
いる図面を認識する場合に、図面入力時のノイズや図面
密度の高さ等によって不定形シンボルが図3のように閉
曲線を構成していないものとして入力されてしまった場
合に、不定形シンボルがシンボルとしてではなく図4の
ように接続線として検出されてしまい、これを人手で修
正しなければならないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、既に計算機上に記憶された認識
対象とする図面に関連する情報を有効に活用して、閉曲
線を構成しない不定形シンボルでも検出でき、さらに定
形シンボル、接続線などの検出,認識や接続情報の認識
誤りを正しく修正でき、修正のための人的工数を削減で
きる図形認識装置及び認識誤り修正装置を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る図形認識
装置は、図形情報記憶手段9に記憶されている図形情報
と接続情報記憶手段11に記憶されている接続情報とか
ら認識結果の特徴を抽出し特徴記述情報を作成する認識
情報抽出手段12と、認識対象とする図面に関連した特
徴記述情報を得ることのできる図面情報を入力する図面
情報入力手段13と、この図面情報入力手段13から入
力した図面情報を記憶する図面情報記憶手段14と、こ
の図面情報記憶手段14に記憶された図面情報から図面
情報の特徴を抽出し特徴記述情報を作成する図面情報抽
出手段15と、上記認識情報抽出手段12と上記図面情
報抽出手段15とにより抽出された2つの特徴記述情報
から図面の認識誤りを検出する認識誤り検出手段16
と、この認識誤り検出手段16によって検出された認識
誤りから上記図形情報記憶手段9と上記接続情報記憶手
段11に記憶された認識結果の誤りを修正する認識誤り
修正手段17と、この認識誤り修正手段17によって修
正された認識結果を記憶する修正結果記憶手段18とを
備えたものである。即ち、請求項1の発明は従来の図形
認識装置に上記各手段を付加したものである。
【0007】また、この発明に係る認識誤り修正装置は
上記各手段を備えたものである。即ち、請求項2の発明
は図形認識装置とは別に認識誤り修正装置を設けたもの
である。
【0008】
【作用】認識情報抽出手段12は図形情報記憶手段9に
記憶されている図形情報と接続情報記憶手段11に記憶
されている接続情報とから認識結果の特徴を抽出し特徴
記述情報を作成する。図面情報入力手段13は認識対象
とする図面に関連した特徴記述情報を得ることのできる
図面情報を入力して図面情報記憶手段14に記憶させ
る。図面情報抽出手段15は図面情報記憶手段14に記
憶された図面情報から図面情報の特徴を抽出し特徴記述
情報を作成する。認識誤り検出手段16は認識情報抽出
手段12と図面情報抽出手段15とにより抽出された2
つの特徴記述情報から図面の認識誤りを検出する。認識
誤り修正手段17は認識誤り検出手段16によって検出
された認識誤りから図形情報記憶手段9と接続情報記憶
手段11に記憶された認識結果の誤りを修正して修正結
果記憶手段18に記憶させる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1はこの発明の一実施例に係る図形認識
装置の構成を示すブロック図である。図1において、図
15に示す構成要素に対応するものには同一の符号を付
し、その説明を省略する。図1において、12は図形情
報記憶手段9に記憶されている図形情報と接続情報記憶
手段11に記憶されている接続情報とから認識結果の特
徴を抽出し特徴記述情報を作成する認識情報抽出手段で
ある。この認識情報抽出手段12は、図形情報記憶手段
9及び接続情報記憶手段11に記憶されている内容か
ら、各シンボルの持つ属性と接続線によって接続されて
いるシンボルとシンボルの論理的な接続関係に着目し、
シンボルを節点、接続関係を枝とするグラフ構造(特徴
記述情報)を抽出する。13は認識対象とする図面に関
連した特徴記述情報を得ることのできる図面情報を入力
する図面情報入力手段である。この図面情報入力手段1
3は、手動入力等の方法によって認識対象すとる図面の
シンボルに対応する情報の要素が、認識対象とする図面
のシンボルと同じ接続関係を持つ図面情報を入力する。
14は図面情報入力手段13から入力された図面情報を
記憶する図面情報記憶手段である。15は図面情報記憶
手段14に記憶された図面情報から図面情報の特徴を抽
出し特徴記述情報を作成する図面情報抽出手段である。
この図面情報抽出手段15は、図面情報記憶手段14に
記憶された図面情報から、シンボルに対応する要素を節
点、要素の接続関係を枝とするグラフ構造を抽出する。
16は認識情報抽出手段12と図面情報抽出手段15と
により抽出された2つの特徴記述情報から図面の認識誤
りを検出する認識誤り検出手段である。この認識誤り検
出手段16は、認識情報抽出手段12と図面情報抽出手
段15から得られた2つのグラフ構造から、図形情報記
憶手段9と接続情報記憶手段11に記憶されている認識
結果の誤りを検出する。17は認識誤り検出手段16に
よって検出された認識誤りから図形情報記憶手段9と接
続情報記憶手段11に記憶された認識結果の誤りを修正
する認識誤り修正手段である。18は認識誤り修正手段
17によって修正された認識結果を記憶する修正結果記
憶手段である。
【0010】次に、上記の実施例1の動作を図2〜図1
0を参照しながら説明する。図2は、図1の図形認識装
置が認識対象とする図面の一例を示す図、図3は画像入
力手段1によって入力され、画像記憶手段2に記憶され
た画像データの一例、図4は画像記憶手段2に記憶され
た画像データを認識した認識結果の一例、図5は図形情
報記憶手段9と接続情報記憶手段11に記憶された内容
から、認識情報抽出手段12によって抽出されたグラフ
構造の一例、図6は図面情報入力手段13より入力さ
れ、図面情報記憶手段14によって記憶された図面情報
の一例、図7は図面情報記憶手段14によって記憶され
た図面情報から、図面情報抽出手段15によって抽出さ
れたグラフ構造の一例、図8は認識情報抽出手段12及
び図面情報抽出手段15によって得られた2つのグラフ
構造から、認識誤り検出手段16によって得られた最適
なグラフのマッチングの一例、図9は検出された認識誤
りを示す図、図10は認識誤り検出手段16から検出さ
れた認識誤りを認識誤り修正手段17によって修正した
結果を示す図である。
【0011】まず例えば図2に示すような定形シンボ
ル、不定形シンボル、接続線、及び文字が描かれた図面
を画像入力手段1によって入力すると、太さを持った2
値ディジタルの画像データとして画像記憶手段2に記憶
される。このとき図3に示すように、認識対象である図
面の画像データが入力時のノイズや図面の品質等の原因
により、不定形シンボルを表す線情報が閉曲線で構成さ
れていないものとして記憶されているとする。画像処理
手段3は、画像データに対し膨張・収縮や画像間の論理
演算を行うことにより塗りつぶし領域の位置を表す領域
情報を作成し、また、太さを持った線を構成する画像デ
ータを細めていくことにより線の中心の座標列である線
情報を取り出す。領域情報や線情報は線・領域情報記憶
手段4に記憶される。定形シンボル検出手段5は、定形
シンボルを構成する特徴的な要素、例えば小さな閉曲線
をもとに線・領域情報の探索を行い、定形シンボルを検
出して図形情報記憶手段9に記憶する。不定形シンボル
検出手段6は、まず、線・領域情報の探索を行い閉曲線
を検出し、この閉曲線の長さが予め定められた範囲にあ
る場合にその形状の不定な不定形シンボルを検出して、
シンボルの形状と位置を図形情報記憶手段9に記憶す
る。ただしこの例では不定形シンボルが閉曲線で構成さ
れていないので、不定形シンボルは検出されない。接続
線検出手段7は、水平垂直の長い線の追跡を行うことに
より、線・領域情報記憶手段4から接続線を取り出して
図形情報記憶手段9に記憶する。文字検出手段8は、線
の分岐点における連結成分の数及び文字を構成する線の
数、長さをもとに線・領域情報の探索を行い、文字を検
出して図形情報記憶手段9に記憶する。接続情報作成手
段10は、定形シンボル、不定形シンボル、文字、接続
線の接続関係を調べ、接続情報を作成して接続情報記憶
手段11に記憶する。図4は以上の手段によって得られ
た画像記憶手段2に記憶された画像データの認識結果で
ある。このように閉曲線を構成しない不定形シンボル
は、複数の接続線として認識される。
【0012】認識情報抽出手段12は、図形情報記憶手
段9と接続情報記憶手段11に記憶されている内容か
ら、各シンボルの持つ属性と接続線によって接続されて
いるシンボルとシンボルの論理的な接続関係に着目し、
シンボルを節点、接続関係を枝とする図5に示すような
グラフ構造を抽出する。一方、図6は認識対象とする図
面の正しいグラフ構造と同一のグラフ構造を特徴記述情
報として抽出することのできる図面情報の一例である。
ここでは認識対象とする図面のシンボルと図6の機器番
号は一対一の関係にある。図6の図面情報は、図面情報
入力手段13によって入力され、図面情報記憶手段14
によって記憶される。図面情報抽出手段15は、図面情
報記憶手段14によって記憶された図面情報から、図7
に示すようなグラフ構造を抽出する。認識誤り検出手段
16は、認識情報抽出手段12と図面情報抽出手段15
からそれぞれ抽出された図5及び図7に示すような二つ
のグラフ構造から、図8に示すような最適なマッチング
を探索し、図9に示すような認識誤りを検出する。ここ
では定形シンボル「e1」と「e2」の間に不定形シン
ボル「f」が未検出されていることがわかる。認識誤り
修正手段17は、認識誤り検出手段16によって検出さ
れた認識誤りから図4の認識結果を修正して図10のよ
うな正しい認識結果を得て、修正結果記憶手段18に記
憶する。
【0013】(実施例2)なお、上記実施例1では図面
情報入力手段13から入力する図面情報は、認識対象と
する図面と同一のグラフ構造を抽出できる一枚の図面で
あったが、入力する図面情報として、次の,のいず
れかを含むグラフ構造が抽出できる複数の図面情報であ
ってもよい。 認識対象とする図面から抽出したグラフ構造の全部ま
たは一部のグラフ構造 認識対象とする図面から抽出したグラフ構造の全部ま
たは一部に類似したグラフ構造 このことの結果としては、上記実施例1では認識対象と
する図面と同一のグラフ構造を抽出できる図形情報を与
えなければならないので、認識対象とする図面一枚に対
し一つの図形情報を必要とする。しかし実施例2のよう
に図面情報入力手段13より入力する図面情報の条件を
拡張することによって、図面情報の共有化やライブラリ
化を行うことができる。図11はこのような図面情報の
ライブラリの一例を示したもので(a)及び(b)の図
面情報から抽出されたグラフ構造は、図5の認識結果か
ら得られたグラフ構造に対して、図12に示すようにそ
れぞれ(1)及び(2)のようにマッチングさせること
ができる。(a)のマッチングによって、図9で得られ
たのと同じようにシンボル「f」が未検出であることを
知ることができる。
【0014】(実施例3)なお、上記実施例1では認識
情報抽出手段12及び図形情報抽出手段15において、
図形情報からシンボルを節点、接続線による接続関係を
枝としたグラフ構造を抽出したが、グラフ構造の作成は
他の基準で行ってもよい。例えば図面上の相対的な位置
関係から、近いシンボル同志の間に枝を張れば、図13
に示すようなグラフ構造を作成することができる。
【0015】(実施例4)なお、上記実施例1では図形
情報から図形情報抽出手段15によってグラフ構造を抽
出しているが、抽出するものは認識誤り検出手段16に
おいて認識誤りが検出できればどんなものでもよい。例
えば図形情報から抽出するものとして次の,があ
る。 定形シンボル、不定形シンボル、接続線の数や大きさ
などの特徴量 シンボルとシンボルの特徴的な接続関係や接続数など
を記述したルール これは認識情報抽出手段12においても適用できる。例
えば図14に示すルールは図6の図面情報から得られた
ものであるが、同様に図5の認識結果からルールの抽出
を行っても、タンク(f)が検出されていないためにル
ール2は抽出されない。このことからシンボル「f」が
未検出であることを知ることができる。
【0016】ところで上記説明では、この発明を図面の
認識誤りを修正する場合について述べたが、この図面の
概念はその他のパターン等も含み、したがって、その他
のパターン認識におけるすべての認識誤りの修正に利用
できることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば認識結
果である図形情報記憶手段と接続情報記憶手段からグラ
フ構造などの特徴記述情報を作成する認識情報抽出手段
と、認識対象とする図面に関連した図面情報を入力する
図面情報入力手段と、入力した図面情報を記憶する図面
情報記憶手段と、この図面情報記憶手段に記憶された図
面情報から特徴記述を作成する図面情報抽出手段と、上
記認識情報抽出手段と上記図面情報抽出手段により得ら
れた2つの特徴記述から認識誤りを検出する認識誤り検
出手段と、この認識誤り検出手段の検出した認識誤りを
もとに、上記図形情報記憶手段と上記接続情報記憶手段
に記憶された認識情報を修正する認識誤り修正手段と、
この認識誤り修正手段で修正された認識情報を記憶する
修正結果記憶手段を従来の図面認識装置に付加するよう
に構成したので、認識対象する図面に関連した正しい特
徴記述を得ることのできる図面情報を入力して利用する
ことによって不定形シンボルの未検出などの図面の認識
誤りを修正できるという効果がある。即ち、この発明に
よれば、既に計算機上に記憶された認識対象とする図面
に関連する情報を有効に活用して、閉曲線を構成しない
不定形シンボルでも検出ができ、さらに定形シンボル、
接続線などの検出,認識や接続情報の認識誤りを正しく
修正でき、修正のための人的工数を削減できるという効
果が得られる。
【0018】また、上記各手段により認識誤り修正装置
を構成した場合も、同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による図形認識装置の構成
を示すブロック構成図である。
【図2】図1の図形認識装置が認識対象とする図面の一
例を示す図である。
【図3】画像入力手段によって画像記憶手段に記憶され
た画像データの一例を示す図である。
【図4】図1の図形認識装置で認識された認識結果の一
表現例を示す図である。
【図5】図1の図形認識装置の認識情報抽出手段によっ
て得られたグラフ構造の一例を示す図である。
【図6】図1の図形認識装置の図面情報入力手段によっ
て入力される図面情報の一例を示す図である。
【図7】図1の図形認識装置の図面情報抽出手段によっ
て得られたグラフ構造の一例を示す図である。
【図8】図1の図形認識装置の認識誤り検出手段によっ
て探索されたグラフ構造の最適なグラフのマッチングの
結果を示す図である。
【図9】図1の図形認識装置の認識誤り検出手段によっ
て検出されたグラフ構造の誤り部分を示す図である。
【図10】図1の図形認識装置の修正結果記憶手段によ
って記憶される認識誤りの修正結果を示す図である。
【図11】実施例2で示したような図面情報のライブラ
リから、図1の図形認識装置の図面情報抽出手段によっ
て得られたグラフ構造の例を示す図である。
【図12】図11のグラフ構造と、図5のグラフ構造の
最適なグラフのマッチングの結果を示す図である。
【図13】実施例3で示したような図面上の相対的な位
置関係を用いて、図4の認識結果の一表現例からグラフ
構造を抽出したものを示す図である。
【図14】実施例4で示したような、図形情報における
シンボルとシンボルの特徴的な接続関係などをルールと
して記述した例を示す図である。
【図15】従来の図形認識装置の構成を示すブロック構
成図である。
【符号の説明】
1 画像入力手段 2 画像記憶手段 3 画像処理手段 4 線・領域情報記憶手段 5 定形シンボル検出手段 6 不定形シンボル検出手段 7 接続線検出手段 8 文字検出手段 9 図形情報記憶手段 10 接続情報作成手段 11 接続情報記憶手段 12 認識情報抽出手段 13 図面情報入力手段 14 図面情報記憶手段 15 図面情報抽出手段 16 認識誤り検出手段 17 認識誤り修正手段 18 修正結果記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面を読み取って2値の画像情報を作成
    する画像入力手段と、この画像入力手段によって作成さ
    れた画像情報を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶
    手段に記憶されている画像情報を入力してこの画像情報
    中の線の抽出及び塗つぶし領域の抽出を行い線情報及び
    領域情報を記憶する線・領域情報記憶手段と、この線・
    領域情報記憶手段に記憶されている線情報及び領域情報
    を入力し形状の決まった定形シンボルを検出して認識す
    る定形シンボル検出手段と、上記線・領域情報記憶手段
    に記憶されている線情報及び領域情報を入力し形状の不
    定な不定形シンボルを検出して認識する不定形シンボル
    検出手段と、上記線・領域情報記憶手段に記憶されてい
    る線情報及び領域情報を入力し接続線を検出して認識す
    る接続線検出手段と、上記線・領域情報記憶手段に記憶
    されている線情報及び領域情報を入力し文字を検出して
    認識する文字検出手段と、上記定形シンボル検出手段と
    上記不定形シンボル検出手段と上記接続線検出手段と上
    記文字検出手段の各々によって検出し認識された結果を
    記憶する図形情報記憶手段と、この図形情報記憶手段に
    記憶されている認識結果を入力し定形シンボルと不定形
    シンボルと接続線の接続関係と文字との関係を認識して
    接続情報を作成する接続情報作成手段と、この接続情報
    作成手段によって作成された接続情報を記憶する接続情
    報記憶手段とを備え、図面中の文字、シンボル、接続線
    等を検出して図形を認識する図形認識装置において、上
    記図形情報記憶手段に記憶されている図形情報と上記接
    続情報記憶手段に記憶されている接続情報とから認識結
    果の特徴を抽出し特徴記述情報を作成する認識情報抽出
    手段と、認識対象とする図面に関連した特徴記述情報を
    得ることのできる図面情報を入力する図面情報入力手段
    と、この図面情報入力手段から入力した図面情報を記憶
    する図面情報記憶手段と、この図面情報記憶手段に記憶
    された図面情報から図面情報の特徴を抽出し特徴記述情
    報を作成する図面情報抽出手段と、上記認識情報抽出手
    段と上記図面情報抽出手段とにより抽出された2つの特
    徴記述情報から図面の認識誤りを検出する認識誤り検出
    手段と、この認識誤り検出手段によって検出された認識
    誤りから上記図形情報記憶手段と上記接続情報記憶手段
    に記憶された認識結果の誤りを修正する認識誤り修正手
    段と、この認識誤り修正手段によって修正された認識結
    果を記憶する修正結果記憶手段とを設けたことを特徴と
    する図形認識装置。
  2. 【請求項2】図形情報記憶手段に記憶されている図形情
    報と上記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報と
    から認識結果の特徴を抽出し特徴記述情報を作成する認
    識情報抽出手段と、認識対象とする図面に関連した特徴
    記述情報を得ることのできる図面情報を入力する図面情
    報入力手段と、この図面情報入力手段から入力した図面
    情報を記憶する図面情報記憶手段と、この図面情報記憶
    手段に記憶された図面情報から図面情報の特徴を抽出し
    特徴記述情報を作成する図面情報抽出手段と、上記認識
    情報抽出手段と上記図面情報抽出手段とにより抽出され
    た2つの特徴記述情報から図面の認識誤りを検出する認
    識誤り検出手段と、この認識誤り検出手段によって検出
    された認識誤りから上記図形情報記憶手段と上記接続情
    報記憶手段に記憶された認識結果の誤りを修正する認識
    誤り修正手段と、この認識誤り修正手段によって修正さ
    れた認識結果を記憶する修正結果記憶手段とを備えたこ
    とを特徴とする認識誤り修正装置。
JP3237274A 1991-08-23 1991-08-23 図形認識装置及び認識誤り修正装置 Pending JPH0554089A (ja)

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JP3237274A Pending JPH0554089A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 図形認識装置及び認識誤り修正装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100398A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Microsoft Corp インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法

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JP2005100398A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Microsoft Corp インク入力内のハンド・ドローされたオブジェクトを検出するシステムおよび方法

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