JP4723265B2 - エラー検出訂正装置の制御方法、エラー検出訂正装置、情報処理システム、エラー検出訂正装置の制御プログラム、データ処理装置 - Google Patents
エラー検出訂正装置の制御方法、エラー検出訂正装置、情報処理システム、エラー検出訂正装置の制御プログラム、データ処理装置 Download PDFInfo
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Description
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換するエラー検出訂正装置の制御方法を提供する。
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換する情報交換手段を備えたエラー検出訂正装置を提供する。
前記エラー検出訂正装置は、
データ転送路におけるエラー訂正符号単位のデータの送受信を分担する複数のデータ処理装置と、
複数の前記データ処理装置の間に設けられた情報交換路と、
個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して複数の前記データ処理装置の間で交換する情報交換手段と、
を備えた情報処理システムを提供する。
個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換する工程を個々の前記データ処理装置に実行させるエラー検出訂正装置の制御プログラムを提供する。
自装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および自装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、他のデータ処理装置との間で交換する情報交換手段を備えたデータ処理装置を提供する。
また、本発明の第6の観点は、データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有するエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記データ処理装置で、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するエラー検出訂正装置の制御方法を提供する。
本発明の第7の観点は、エラーの検出及び訂正を行うエラー検出訂正装置において、
データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、
前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有し、
前記データ処理装置のそれぞれは、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えたエラー検出訂正装置を提供する。
本発明の第8の観点は、記憶装置と、前記記憶装置にアクセスするアクセス装置と、前記記憶装置と前記アクセス装置とを接続するデータ転送路と、前記データ転送路に介在するエラー検出訂正装置と、を含む情報処理システムであって、
前記エラー検出訂正装置は、
データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、
前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有し、
前記データ処理装置のそれぞれは、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えた情報処理システムを提供する。
本発明の第9の観点は、データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有するエラー検出訂正装置の制御プログラムであって、
前記データ処理装置に、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成する機能と、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換する機能と、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成する機能と、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行う機能と、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換する機能とを実現させるエラー検出訂正装置の制御プログラムを提供する。
本発明の第10の観点は、データ通信路に介在するエラー検出訂正装置に含まれ、エラー訂正符号単位の部分データの送受信を分担するデータ処理装置であって、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えたデータ処理装置を提供する。
図1は、本発明の一実施の形態であるエラー検出訂正装置の作用の一例を示す概念図であり、図2は、本発明の一実施の形態であるエラー検出訂正装置の作用の変形例を示す概念図である。
個々の情報処理装置10は、CPU11、システムバス11a、入出力制御装置12(FLN)、メモリ装置13(DIMM)、メモリアクセス制御装置14(エラー検出訂正装置)、上位側バス15、メモリバス16、下位側バス17を含んでいる。
入出力制御装置12は、CPU11と、メモリ装置13、他の情報処理装置10および入出力機器30等との間における情報の授受を制御する。
このメモリアクセス制御装置14は、各々が、図3に例示されるような構成を備えた複数のデータ処理装置40で構成されている。
リードバッファ43には、メモリ装置13から読み出されたリードデータが格納される。
メモリアクセス制御論理41は、情報交換バス50を使用した部分シンドロームの交換によって訂正したデータを、入出力制御装置12等に送出するだけでなく、訂正動作を行わずデータのみを先に送出して、検出したエラー通知を後追いで通知する機能を備えている。
ECCの生成及びチェック&コレクトは基本的にFLN(入出力制御装置12)/FLI(入出力機器30)で行うが、エラー個所の特定と、DIMM(メモリ装置13)のパトロール(後述)及びリードモディファイライト等のパーシャルライト時のデータ移動をLDX内で完結させる目的で、LDXでもチェック&コレクトを行う。このため、隣り合うLDX間にシンドローム交換のためのバスとして情報交換バス50を設ける。後述のように、この情報交換バス50は、たとえば、データ転送方向が互いに逆な、二つのBus#0およびBus#1の2つのバスからなる。
複数のLDXで構成されるメモリアクセス制御装置14は、メモリ装置13へのアクセスにおいて、メモリリード、メモリライト、パーシャルライト(リードモディファイライト)、パトロール(定期的な動作監視処理)の各動作を行う。
(1)エラー個所特定のため、LDXでもECCチェックを行う。このため、ECCチェック単位を跨るLDX同士でシンドローム交換を行う。
このエラー報告は、4つのメモリ動作(メモリリード、メモリライト、パーシャルライト、パトロール)の各々毎に3タイプ(SBE:シングルブロックエラー(訂正可能)、DBE:ダブルブロックエラー(訂正不能)、不正データ(PoisonedData)検出)のエラーに分けて表す。
そして、本実施の形態では、この情報交換バス50を用いて、(1)DIMMのリード、パトロールおよびライト、パーシャルライト時の16バイトのECCチェックのシンドローム交換、および書き換え情報の交換、(2)LDX#0と#1、およびLDX#2と#3の同期チェック、(3)縮退運転時のデータ転送、が行われる。
ID部53aには、図8の「同期チェック」に対応した“001”が設定される。同期識別情報53bには、LDX間の同期制御用のSync−IDが設定される。
入出力制御装置12から上位側バス15を介して到来するライトデータを複数のLDXで分担してECCチェックおよびコレクトを実行し、個々のLDXの内部のメモリアクセス制御論理41は、エラーが検出された場合には訂正してメモリ装置13にライトするとともに、リプライバス15bを介して入出力制御装置12にエラー報告を行う。入出力機器30からメモリ装置13へのデータのライト処理も同様である。
各LDXは、FLNまたはGDXからライトデータを受け取った後、シンドロームを交換し合ってECCチェックおよびコレクトを行い、エラーが検出された場合は、リプライバス15bを介してFLNへエラーを報告する。
DIMMへのデータの書き込みは、ECCチェックおよびコレクトがなされたライトデータ及びDIMMから読み出したデータをECCチェックビットを含めてマージし、DIMMに書き込む。ECCチェックの結果、DBE(ダブルブロックエラー)またはPoisonedDataが検出された場合はPoisonedDataをDIMMに書き込む。
図1を参照して、上述のリードモディファイライトの動作を、より詳細に説明する。
また、本実施の形態の場合には、上述の書き換え情報交換パケット52の動作変更フラグ52cを用いることで、特定のエラーパターンの検出時に個々のLDXにおいてECCエラー検出時の動作を変更できる。このことを、図2を参照して説明する。この図2では、LDX(#0)と(#1)のペアについて説明する。
この結果、たとえば、複数のデータ処理装置40で構成されるメモリアクセス制御装置14等のように、ECCで保護されたデータを扱う装置において、ECCチェックの単位が複数のデータ処理装置40にまたがっている場合でも、単一のデータ処理装置で処理する場合と比較してエラー検出/訂正能力が同等なECCチェックを実現できる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
データ通信路に介在してエラー訂正符号単位のデータの送受信を分担する複数のデータ処理装置と、複数の前記データ処理装置の間に設けられた情報交換路とを含み、前記情報交換路を介して個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドロームを交換することで真のシンドロームを生成するエラー検出訂正装置の制御方法であって、
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記2)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記書き換え情報のパターンの種別に応じて、前記情報交換路を介した前記書き換え情報の交換の有無を制御することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記3)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
個々の前記データ処理装置では、当該データ処理装置が分担した前記データの一部に対して部分書き換え処理を実行した後、当該データの他の前記データ処理装置が分担する部分を全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、
更新後の当該チェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記4)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
個々の前記データ処理装置で検出された特定のエラーパターンを前記情報交換路を介して交換することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記5)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記6)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記部分シンドロームのデータ長を可変に制御することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記7)
付記1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
個々の前記データ処理装置は、前記データに対して、前記部分シンドロームの交換によるエラー訂正を実行せず、当該データをそのまま転送先装置に送出し、当該データに関するエラー検出情報を後追いで前記転送先装置に通知することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。
(付記8)
データ通信路に介在してエラー訂正符号単位のデータの送受信を分担する複数のデータ処理装置と、複数の前記データ処理装置の間に設けられた情報交換路とを含み、前記情報交換路を介して個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドロームを交換することで真のシンドロームを生成するエラー検出訂正装置であって、
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換する情報交換手段を備えたことを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記9)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、前記情報交換手段は、前記書き換え情報のパターンの種別に応じて、前記情報交換路を介した前記書き換え情報の交換の有無を制御することを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記10)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、
個々の前記データ処理装置では、当該データ処理装置が分担した前記データの一部に対して部分書き換え処理を実行した後、当該データの他の前記データ処理装置が分担する部分を全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、
前記情報交換手段は、更新後の当該チェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換することを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記11)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、
前記情報交換手段は、個々の前記データ処理装置で検出された特定のエラーパターンを前記情報交換路を介して交換することを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記12)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、
前記情報交換手段は、前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止することを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記13)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、
前記情報交換手段は、前記部分シンドロームのデータ長を可変に制御することを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記14)
付記8記載のエラー検出訂正装置において、
個々の前記データ処理装置は、前記データに対して、前記部分シンドロームの交換によるエラー訂正を実行せず、当該データをそのまま転送先装置に送出し、当該データに関するエラー検出情報を後追いで前記転送先装置に通知する機能を備えたことを特徴とするエラー検出訂正装置。
(付記15)
記憶装置と、前記記憶装置にアクセスするアクセス装置と、前記記憶装置と前記アクセス装置とを接続するデータ転送路と、前記データ転送路に介在するエラー検出訂正装置と、を含む情報処理システムであって、
前記エラー検出訂正装置は、
データ転送路におけるエラー訂正符号単位のデータの送受信を分担する複数のデータ処理装置と、
複数の前記データ処理装置の間に設けられた情報交換路と、
個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して複数の前記データ処理装置の間で交換する情報交換手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理システム。
(付記16)
付記15記載の情報処理システムにおいて、
前記情報交換手段は、さらに、
前記書き換え情報のパターンの種別に応じて、前記情報交換路を介した前記書き換え情報の交換の有無を制御する機能、
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に対して部分書き換え処理を実行した後、当該データの他の前記データ処理装置が分担する部分を全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、更新後の当該チェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換する機能、
個々の前記データ処理装置で検出された特定のエラーパターンを前記情報交換路を介して交換する機能、
前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止する機能、
の少なくとも一つの機能を備えたことを特徴とする情報処理システム。
(付記17)
データ通信路に介在してエラー訂正符号単位のデータの送受信を分担する複数のデータ処理装置と、複数の前記データ処理装置の間に設けられた情報交換路とを含むエラー検出訂正装置の制御プログラムであって、
個々の前記データ処理装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置との間で交換する工程を個々の前記データ処理装置に実行させることを特徴とするエラー検出訂正装置の制御プログラム。
(付記18)
付記17記載のエラー検出訂正装置の制御プログラムにおいて、
前記書き換え情報のパターンの種別に応じて、前記情報交換路を介した前記書き換え情報の交換の有無を制御する機能、
個々の前記データ処理装置が分担した前記データの一部に対して部分書き換え処理を実行した後、当該データの他の前記データ処理装置が分担する部分を全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、更新後の当該チェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換する機能、
個々の前記データ処理装置で検出された特定のエラーパターンを前記情報交換路を介して交換する機能、
前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止する機能、
の少なくとも一つの機能を、さらに前記データ処理装置に実現させることを特徴とするエラー検出訂正装置の制御プログラム。
(付記19)
データ通信路に介在するエラー検出訂正装置に含まれ、エラー訂正符号単位のデータの送受信を分担するデータ処理装置であって、
自装置が分担する前記データの一部に関する部分シンドローム、および自装置が分担した前記データの一部に関する書き換え情報を、他のデータ処理装置との間で交換する情報交換手段を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
11 CPU
11a システムバス
12 入出力制御装置
13 メモリ装置
14 メモリアクセス制御装置
15 上位側バス
15a アドレスバス
15b リプライバス
16 メモリバス
17 下位側バス
20 バススイッチ
30 入出力機器
40 データ処理装置
41 メモリアクセス制御論理
42 ライトバッファ
43 リードバッファ
44 情報交換バッファ
50 情報交換バス
51 シンドローム交換パケット
51a ID部
51b 予約部
51c エラー種別情報
51d シンドローム値
52 書き換え情報交換パケット
52a ID部
52b 予約部
52c 動作変更フラグ
52d 書き換え情報
53 同期チェックパケット
53a ID部
53b 同期識別情報
54 縮退運転時データパケット
54a ID部
54b 転送データ
Claims (10)
- データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有するエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記データ処理装置で、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。 - 請求項1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記データ処理装置は、自身が分担する部分データのエラーを訂正した場合、エラーが訂正された自身が分担する部分データを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置に送ることを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。 - 請求項2記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
前記データ処理装置は、他のデータ処理装置から前記情報交換路を介して、当該他のデータ処理装置がエラーを訂正した部分データを受け取った後、当該部分データを用いてチェックビットの付け替えを行うことを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。 - 請求項1記載のエラー検出訂正装置の制御方法において、
個々のデータ処理装置で特定のパターンを持つデータを検出した場合、検出した特定パターンを持つデータを、前記交換路を介して他のデータ処理装置と交換して、エラー検出時の動作を変更することを特徴とするエラー検出訂正装置の制御方法。 - エラーの検出及び訂正を行うエラー検出訂正装置において、
データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、
前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有し、
前記データ処理装置のそれぞれは、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えたことを特徴とするエラー検出訂正装置。 - 記憶装置と、前記記憶装置にアクセスするアクセス装置と、前記記憶装置と前記アクセス装置とを接続するデータ転送路と、前記データ転送路に介在するエラー検出訂正装置と、を含む情報処理システムであって、
前記エラー検出訂正装置は、
データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、
前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有し、
前記データ処理装置のそれぞれは、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えたことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、さらに、
個々の前記データ処理装置が、自身が分担した部分データのエラー訂正を行った後、他の前記データ処理装置が分担する部分データを全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、更新後のチェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換する機能、
個々の前記データ処理装置で検出された特定のデータパターンを前記情報交換路を介して交換する機能、
前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止する機能、
の少なくとも一つの機能を備えたことを特徴とする情報処理システム。 - データ通信路に介在して、エラー訂正符号単位の部分データの送受信をそれぞれ分担する複数のデータ処理装置と、前記複数のデータ処理装置の間に設けられた情報交換路とを有するエラー検出
訂正装置の制御プログラムであって、
前記データ処理装置に、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成する機能と、
生成した部分シンドロームを、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換する機能と、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成する機能と、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行う機能と、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換する機能とを実現させることを特徴とするエラー検出訂正装置の制御プログラム。 - 請求項8記載のエラー検出訂正装置の制御プログラムにおいて、
個々の前記データ処理装置が、自身が分担した部分データのエラー訂正を行った後、他の前記データ処理装置が分担する部分データを全て0と見なしてチェックビットの更新を実行し、更新後のチェックビットを前記情報交換路を介して他の前記データ処理装置と交換する機能、
個々の前記データ処理装置で検出された特定のデータパターンを前記情報交換路を介して交換する機能、
前記情報交換路にエラー訂正符号を付加して当該情報交換路を伝送される情報を保護するとともに、前記部分シンドロームに同期確認信号を付加し、前記部分シンドロームの使用タイミングの誤りを抑止する機能、
の少なくとも一つの機能を、さらに前記データ処理装置に実現させることを特徴とするエラー検出訂正装置の制御プログラム。 - データ通信路に介在するエラー検出訂正装置に含まれ、エラー訂正符号単位の部分データの送受信を分担するデータ処理装置であって、
自身が分担する部分データに関する部分シンドロームを生成し、
生成した部分シンドロームを、情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換し、
自身が生成した部分シンドロームと、前記情報交換路を介して受信した部分シンドロームとから真のシンドロームを生成し、
生成した真のシンドロームに基づいて、自身が分担する部分データのエラー検出及び部分データのエラー訂正を行い、
行ったエラー検出及びエラー訂正結果を、前記情報交換路を介して他のデータ処理装置と交換するように動作する制御部を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
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