JP4722880B2 - データ記録システム、プログラム、記録媒体 - Google Patents
データ記録システム、プログラム、記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4722880B2 JP4722880B2 JP2007127721A JP2007127721A JP4722880B2 JP 4722880 B2 JP4722880 B2 JP 4722880B2 JP 2007127721 A JP2007127721 A JP 2007127721A JP 2007127721 A JP2007127721 A JP 2007127721A JP 4722880 B2 JP4722880 B2 JP 4722880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- recording device
- recording
- check code
- acquisition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
TSは、1つビットストリームの中に複数のプログラムを構成することができるため、放送メディアや通信メディアなどデータの伝送誤りが発生するメディアへの適用が想定されて規格化されている。
アダプテーションフィールドには、送信側と受信側の間で同期を取るための基準時刻情報(PCR:Program Clock Reference)と、圧縮符号化されたビデオデータまたはオーディオデータとが含まれている。
PIDは、TSパケットに含まれている情報の内容(チャンネル番号や、そのチャンネルのビデオデータおよびオーディオデータのうちいずれが含まれているか等)を示すデータである。
尚、同一のビデオデータ、同一のオーディオデータはそれぞれ同じPIDを持つため、TSの受信システムはPIDを用いて元のPESに戻すことが可能である。
尚、送信信号の伝送手段は、例えば、衛星デジタル放送の場合は放送衛星、地上デジタル放送の場合は送受信装置のアンテナ、CATVの場合は専用通信回線などである。
そして、受信システムは、TSに含まれる複数チャンネル分のTSパケットのうち視聴者(ユーザ)の所望するチャンネルのTSパケットを選択して復号化することによりビデオデータおよびオーディオデータを生成し、それらデータをテレビジョン受像機に出力して再生させる。
なぜなら、正常な放送や通信を実現するには、TSのエラーの発生状況に基づいてエラーの発生原因を調査し、次回からは当該エラーが発生しないよう防止策を講じなければならないからである。
そこで、本出願人(株式会社トラフィック・シム)は、PIDで識別されるTSパケットの受信間隔時間や、連続性指標の途切れなどに基づいてエラー発生を監視するTSパケット監視装置を開発販売している(商品名「TS CaPID WA-1/TSW-1000」)。このTSパケット監視装置は、既に国内大手デジタル衛星放送局で実際に使用されて放送サービスの品質向上に貢献している。
この特許文献1の技術によれば、データ転送(データ伝送)の運用管理者(オペレータ)は、エラー表示手段の一覧表示を一目するだけで所定期間のエラーの発生状況を確認可能であり、多量に発生するエラーについても確実に監視することができる。
例えば、デジタル放送では、送信ポイントは放送局に設置された送信機が伝送路を介してTSを出力する箇所であり、中継ポイントは中継局に設置された送受信機が伝送路を介してTSを入力する箇所であり、受信ポイントは視聴者が持つ受信機が伝送路を介してTSを入力する箇所である。
このような場合、事後になって視聴者等から障害の問い合わせが寄せられることがあるが、前述のTSパケット監視装置ではエラーを検出・記録しておらず、監視装置におけるエラー検出にかかわらず、監視対象のTSを過去一定期間分記録しておくことは重要である。
そのためには、エラー監視装置が長期間のエラー発生状況と同時に各伝送ポイントにおいて取得されたTSを記録しておく必要があり、高価な大容量の記録装置を内蔵したエラー監視装置を各伝送ポイントに設置しなければならない。
しかし、このようにした場合でも、多数の伝送ポイントに前記放送番組記録装置を設置するとなると、放送番組記録装置の台数が多くなる分だけ設置コストが増大するという問題がある。
例えば、現在一般的なパーソナルコンピュータに搭載されているCPUでは、プログラム中からのメモリアクセスに対して、CPU内等に搭載されたランダムアクセスに優れた一次用メモリに蓄積後、二次用メモリが扱いやすいブロック単位に分割して二次用メモリに転送する手段がとられており、この仕組みは1980年代に市販されたCPUに組み込まれている。
また、現在一般的なパーソナルコンピュータに搭載されているハードディスク装置とその制御プログラムでは、ハードディスクに記録すべきデータを、一旦パーソナルコンピュータのメインメモリ上に一次記憶し、その後ハードディスクが扱いやすいブロック単位に分割し、ハードディスクとのインターフェイス回路を通じてハードディスク上の一次記憶メモリに蓄積した後、ハードディスク本体の記録部分に書き込まれる。
(1)データの伝送路における複数の伝送ポイントにて取得した伝送データを少ない記録容量の記録装置で効率良く記録保存可能なデータ記録システムを低コストに提供する。
(2)前記(1)のデータ記録システムが記録保存したデータに基づいて、どの伝送ポイント間でデータのエラーが発生したかを容易に判定可能なデータ記録システムを提供する。
(3)前記(1)(2)のデータ記録システムを実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラムを提供する。
(4)前記(1)(2)のデータ記録システムを実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
データ(TS)が時系列で伝送される伝送路(La)と、
その伝送路における複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)にそれぞれ設置された取得記録装置(20A〜20D)と、
その複数の取得記録装置(20A〜20D)にそれぞれ設けられた第1記録装置(45)と、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)と双方向通信回線(Lb)を介して接続された比較記録装置(30)と、
その比較記録装置(30)に設けられた第2記録装置(55)と
を備えたデータ記録システムであって、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)はそれぞれ、前記伝送ポイント(Pa〜Pd)にてデータ(TS)を取得し、予め決めておいた規則に従ってデータを分割し、その分割されたデータから成るデータ列を生成すると共に、そのデータ列の内容を特定するためのチェックコードを生成し、そのデータ列およびチェックコードを第1記録装置(45)に記録保存することと、
前記チェックコードには、そのチェックコードに対応するデータ列が分割前のデータ(TS)中のどの位置にあるのかを特定して識別するための位置識別情報と、そのチェックコードを生成した前記取得記録装置(20A〜20D)を識別するための装置識別情報とが含まれていることと、
前記チェックコードの値が同じということは、そのチェックコードに対応するデータ列も同じであるということと、
前記比較記録装置(30)は、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)に対して前記チェックコードを送信するように前記双方向通信回線(Lb)を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置(45)から読み出されたチェックコードが前記双方向通信回線(Lb)を介して受信されると、そのチェックコードを第2記録装置(55)に記録保存し、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置(55)に既に記録保存されていた場合には、受信したチェックコードに対応するデータ列が、そのチェックコードと同じ位置識別情報で同じ値のチェックコードに対応するデータ列と同じであることを示すリンク情報を生成し、そのリンク情報を第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置(55)に記録保存されていない場合には、そのチェックコードを送信した取得記録装置に対して、そのチェックコードに対応するデータ列を送信するように前記双方向通信回線(Lb)を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置(45)から読み出された前記データ列が前記双方向通信回線(Lb)を介して受信されると、そのデータ列を第2記録装置(55)に記録保存することを技術的特徴とする。
請求項1に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置(30)は、第2記録装置(55)に記録保存されている前記データ列から、前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したデータ列を読み出すと共に、前記複数の取得記録装置が生成したのと同じデータ列を前記リンク情報に基づいて読み出し、その読み出した各データ列を時系列に従って結合し、連続したデータ列を生成することにより、前記複数の取得記録装置がそれぞれ取得した分割前の前記データ(TS)を復元することを特徴とするデータ記録システム。
データ(TS)が時系列で伝送される伝送路(La)と、
その伝送路における複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)にそれぞれ設置された取得記録装置(20A〜20D)と、
その複数の取得記録装置(20A〜20D)にそれぞれ設けられた第1記録装置(45)と、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)と双方向通信回線(Lb)を介して接続された比較記録装置(30)と、
その比較記録装置(30)に設けられた第2記録装置(55)と
を備えたデータ記録システムであって、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)はそれぞれ、前記伝送ポイント(Pa〜Pd)にてデータ(TS)を取得し、予め決めておいた規則に従ってデータを分割し、その分割されたデータから成るデータ列を生成すると共に、そのデータ列の内容を特定するためのチェックコードを生成し、そのデータ列およびチェックコードを第1記録装置(45)に記録保存することと、
前記チェックコードには、そのチェックコードに対応するデータ列が分割前のデータ(TS)中のどの位置にあるのかを特定して識別するための位置識別情報と、そのチェックコードを生成した前記取得記録装置(20A〜20D)を識別するための装置識別情報とが含まれていることと、
前記チェックコードの値が同じということは、そのチェックコードに対応するデータ列も同じであるということと、
前記比較記録装置(30)は、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)に対して前記チェックコードを送信するように前記双方向通信回線(Lb)を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置(45)から読み出されたチェックコードが前記双方向通信回線(Lb)を介して受信されると、そのチェックコードを第2記録装置(55)に記録保存し、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置(55)に既に記録保存されていた場合には、受信したチェックコードに対応するデータ列が、そのチェックコードと同じ位置識別情報で同じ値のチェックコードに対応するデータ列と同じであることを示すリンク情報を生成し、そのリンク情報を第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置(55)に記録保存されていない場合には、そのことを示すブランク情報を生成し、そのブランク情報を第2記録装置(55)に記録保存し、
前記複数の取得記録装置(20A〜20D)がそれぞれ取得した分割前の前記データ(TS)を復元するときに、第2記録装置(55)に記録保存しておいた前記ブランク情報に基づき、そのブランク情報に対応するチェックコードを送信した取得記録装置に対して、そのチェックコードに対応するデータ列を送信するように前記双方向通信回線(Lb)を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置(45)から読み出された前記データ列が前記双方向通信回線(Lb)を介して受信されると、そのデータ列を第2記録装置(55)に記録保存し、
第2記録装置(55)に記録保存されている前記データ列から、前記複数の取得記録装置(20A〜20D)から受信したデータ列を読み出すと共に、前記複数の取得記録装置が生成したのと同じデータ列を前記リンク情報に基づいて読み出し、その読み出した各データ列を時系列に従って結合し、連続したデータ列を生成することにより、前記複数の取得記録装置がそれぞれ取得した分割前の前記データ(TS)を復元することを特徴とするデータ記録システム。
請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置(30)は、第2記録装置(55)に記録保存されている前記チェックコードから、同じ位置識別情報を含むチェックコードの値の相違を調べ、そのチェックコードの値の相違に基づいて、前記複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)における前記データ(TS)のエラー発生を判定することを特徴とするデータ記録システム。
請求項4に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置(30)が判定した前記複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)における前記データ(TS)のエラー発生状況について、前記複数の伝送ポイント毎に時系列で所定期間分だけ一覧表示する表示装置(61)を備えたことを特徴とするデータ記録システム。
請求項4に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置(30)が判定した前記複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)の少なくともいずれか1つにおける前記データ(TS)のエラー発生状況について、時系列で所定期間分だけ一覧表示する表示装置(61)を備えたことを特徴とするデータ記録システム。
請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記伝送路(La)は片方向通信の伝送路であり、
前記比較記録装置(30)は、前記複数の伝送ポイント(Pa,Pc)の内の受信ポイント(Pc)の近傍に配置されていることを特徴とするデータ記録システム。
請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記伝送路(La)は片方向通信の伝送路であり、
前記比較記録装置(30)は、前記複数の伝送ポイント(Pa,Pc)の内の送信ポイント(Pa)の近傍に配置されていることを特徴とするデータ記録システム。
請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記データは、MPEG2におけるTSであることを特徴とするデータ記録システム。
請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおける前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラム。
請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおける前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
上術した[課題を解決するための手段]と後述する[発明の効果]に記載した( )内の符号等は、後述する[発明を実施するための最良の形態]に記載した構成部材・構成要素の符号に対応したものである。
そして、[課題を解決するための手段][発明の効果]に記載した構成部材・構成要素と、[発明を実施するための最良の形態]に記載した構成部材・構成要素との対応関係は以下のようになっている。
「第1記録装置」は、HDD45に該当する。
「第2記録装置」は、HDD55に該当する。
「データ列」は、パケット群に該当する。
「位置識別情報」は、時系列を表す情報である符号t1〜t4に該当する。
「装置識別情報」は、符号A〜Dに該当する。
請求項1では、後述する[第1実施形態の作用・効果]に記載した[1−2]と同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項1によれば、データ(TS)の伝送路(La)における複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)にて取得したデータを少ない記録容量の第1記録装置(45)および第2記録装置(55)で効率良く記録保存可能なデータ記録システム(10)を低コストに実現できる。
請求項2では、[第1実施形態の作用・効果]に記載した[1−4]と同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項2によれば、複数の取得記録装置(20A〜20D)がそれぞれ取得した分割前のデータ(TS)を、比較記録装置(30)によって復元することができる。
請求項3では、後述する[第4実施形態の作用・効果]に記載したのと同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項3によれば、双方向通信回線(Lb)を介して各取得記録装置(20A〜20D)から比較記録装置(30)へ送信されるデータ列の数を減らすことが可能になるため、双方向通信回線(Lb)にかかる負荷を低減することができる。
請求項4では、[第1実施形態の作用・効果]に記載した[1−5]と同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項4によれば、比較記録装置(30)は複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)におけるデータ(TS)のエラー発生を判定することが可能になるため、どの伝送ポイント間でデータのエラーが発生したかを容易に判定できる。
請求項5では、[第1実施形態の作用・効果]に記載した[1−5]の[第1表示方法]と同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項5によれば、複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)におけるデータ(TS)のエラー発生状況について、各伝送ポイント毎に時系列で所定期間分だけ表示装置(61)に一覧表示されるため、データ記録システム(10)の運用管理者は、表示装置の表示画面(61a)を一目するだけで前記エラー発生状況を確認可能であり、多量に発生するエラーを確実に監視することができる。
請求項6では、[第1実施形態の作用・効果]に記載した[1−5]の[第2表示方法]と同じ作用・効果を得ることができる。
従って、請求項6によれば、複数の伝送ポイント(Pa〜Pd)の少なくともいずれか1つにおけるデータ(TS)のエラー発生状況について、時系列で所定期間分だけ表示装置(61)に一覧表示されるため、データ記録システム(10)の運用管理者は、表示装置の表示画面(61a)を一目するだけで前記エラー発生状況を確認可能であり、多量に発生するエラーを確実に監視することができる。
請求項7では、後述する[第2実施形態の作用・効果]に記載したのと同じ作用・効果を得ることができる。
請求項8では、後述する[第3実施形態の作用・効果]に記載したのと同じ作用・効果を得ることができる。
請求項9では、MPEG2におけるTSを記録するシステムに適用することにより、TSに関して請求項1〜8の前記作用・効果を得ることができる。
請求項10によれば、請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ記録システムを実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラムを提供できる。
また、請求項11によれば、請求項10のプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供できる。
この他、前記プログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を備えた外部記録装置(外部記憶装置)に記録(記憶)しておき、当該プログラムを必要に応じて外部記録装置からコンピュータシステムにロードして用いるようにしてもよい。
図1は、第1実施形態のデータ記録システム10の全体概略構成を示すブロック図である。
データ記録システム10は、MPEG2によるデジタル放送に適用した例であり、取得記録装置20A〜20Dおよび比較記録装置30から構成されている。
送信ポイント(送信箇所)としての伝送ポイントPaは、放送局に設置された送信機11が伝送路Laを介してTSを出力する箇所である。
中継ポイント(中継箇所)としての伝送ポイントPbは、中継局に設置された送受信機12が伝送路Laを介してTSを入力する箇所である。
受信ポイント(受信箇所)としての伝送ポイントPc,Pdは、視聴者が持つ受信機13a,13bが伝送路Laを介してTSを入力する箇所である。
尚、各取得記録装置20A〜20Dには、伝送路La中に接続された分配器(図示略)によって分配されたTSが入力される。そのため、各取得記録装置20A〜20Dを設けることにより、伝送路Laを伝送されるTSが何らかの影響を受けることはない。
尚、双方向通信回線Lbは、例えば、ISDN(Integrated Services Digital Network)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)などを含む公衆電話回線を利用したインターネット、CATVやLAN(Local Area Network)などの専用通信回線、光通信回線、無線回線などから構成される。
また、伝送路Laは、片方向通信のエラーフリーではない伝送路であり、例えば、放送電波、専用通信回線、光通信回線などから構成される。
各取得記録装置20A〜20Dは、ROM42に記憶(記録)されているソフトウェアのコンピュータプログラムをCPU41にロードし、そのコンピュータプログラムに従って各種演算処理を実行することにより、後述する動作を行う。
コンピュータ本体50は、CPU51,ROM52,RAM53,入出力装置54,HDD55などを備えた周知のマイコンによって構成されている。
比較記録装置30は、ROM52に記憶されているソフトウェアのコンピュータプログラムをCPU51にロードし、そのコンピュータプログラムに従って各種演算処理を実行することにより、後述する動作を行う。
ちなみに、コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、例えば、半導体メモリ、HD(Hard Disk)、光ディスク(CD−ROM,DVDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、相変化ディスク、磁気ディスク、磁気テープなどがある。
表示装置61は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などの各種方式のディスプレイから構成されており、コンピュータ本体50の入出力装置54を介して転送されてくるCPU51の処理結果(比較記録装置30の判定結果)を表示画面(モニタ画面)61aに表示して運用管理者に通知する。
尚、各装置20A〜20D,30には、市販のパーソナルコンピュータを使用してもよい。
各取得記録装置20A〜20Dは、伝送路Laにおける各伝送ポイントPa〜Pd毎にTSを取得する。
そして、各取得記録装置20A〜20Dは、TSに含まれるTOT(Time Offset Table)パケット毎にTSを分割し、その分割されたTSから成るパケット群(データ列パケット)を生成し、そのパケット群をHDD45に記録保存する。
尚、TOTパケットは1秒〜数秒間隔でTSに挿入されていることが多い。
この例では、時刻14:10:05、14:10:06、14:10:07、14:10:08、14:10:09という具合に、TSにTOTパケットが1秒間隔で挿入されている。
そして、取得記録装置20Aは、14:10:05の時刻情報が含まれるTOTパケットからTSの分割を開始している。
すなわち、取得記録装置20Aは、14:10:05の時刻情報が含まれるTOTパケットから次のTOTパケットまでの4つのTSパケットをまとめてパケット群PKT[t1,A]を生成し、14:10:06の時刻情報が含まれるTOTパケットから次のTOTパケットまでの4つのTSパケットをまとめてパケット群PKT[t2,A]を生成し、14:10:07の時刻情報が含まれるTOTパケットから次のTOTパケットまでの3つのTSパケットをまとめてパケット群PKT[t3,A]を生成し、14:10:08の時刻情報が含まれるTOTパケットから次のTOTパケットまでの5つのTSパケットをまとめてパケット群PKT[t4,A]を生成する。
尚、各パケット群PKT[t1,A],PKT[t2,A],PKT[t3,A],PKT[t4,A]はそれぞれ、1個の大きなパケットと見なすことができる。
すなわち、取得記録装置20Bはパケット群PKT[t1,B],PKT[t2,B],PKT[t3,B],PKT[t4,B]を生成し、取得記録装置20Cはパケット群PKT[t1,C],PKT[t2,C],PKT[t3,C],PKT[t4,C]を生成し、取得記録装置20Dはパケット群PKT[t1,D],PKT[t2,D],PKT[t3,D],PKT[t4,D]を生成する。
すなわち、取得記録装置20BはチェックコードCC[t1,B],CC[t2,B],CC[t3,B],CC[t4,B]を生成し、取得記録装置20CはチェックコードCC[t1,C],CC[t2,C],CC[t3,C],CC[t4,C]を生成し、取得記録装置20DはチェックコードCC[t1,D],CC[t2,D],CC[t3,D],CC[t4,D]を生成する。
すなわち、符号t1〜t4は、そのチェックコードに対応するパケット群が分割前のTS中のどの位置にあるのかを特定して識別するための位置識別情報として機能する。
すなわち、符号A〜Dは、そのパケット群およびチェックコードを生成した取得記録装置20A〜20Dを識別するための装置識別情報として機能する。
すなわち、エラーが発生していない場合には、時系列t1の各パケット群PKT[t1,A],PKT[t1,B],PKT[t1,C],PKT[t1,D]は同じであり、時系列t2の各パケット群PKT[t2,A],PKT[t2,B],PKT[t2,C],PKT[t2,D]は同じであり、時系列t3の各パケット群PKT[t3,A],PKT[t3,B],PKT[t3,C],PKT[t3,D]は同じであり、時系列t4の各パケット群PKT[t4,A],PKT[t4,B],PKT[t4,C],PKT[t4,D]は同じである。
図4〜図13は、比較記録装置30の動作を説明するための説明図である。
まず、図4に示すように、比較記録装置30は、各取得記録装置20A〜20Dに対して一斉に、時系列t1のチェックコードを送信するように双方向通信回線Lb(図4〜図13では図示略)を介して要求命令を出す。
このとき、初期状態では、比較記録装置30のHDD55には何も記録保存されていない。
この例では、双方向通信回線Lbの回線速度は、取得記録装置20Cが最も速く、取得記録装置20Bが2番目に速く、取得記録装置20Aが3番目に速く、取得記録装置20Dが最も遅くなっている。
尚、双方向通信回線Lbの回線速度は日時によって変化するため、各取得記録装置20A〜20Dの回線速度の速さも日時によって入れ替わることがある。
ここで、チェックコードの値とは、CRC符号とパケット群のデータサイズの情報である。そして、チェックコードの値が同じとは、CRC符号とパケット群のデータサイズとの両方が同じということである。
そこで、比較記録装置30は、取得記録装置20Cに対して、チェックコードCC[t1,C]に対応するパケット群PKT[t1,C]を送信するように双方向通信回線Lbを介して要求命令を出す。
そして、比較記録装置30は、取得記録装置20Cからのパケット群PKT[t1,C]を受信すると、そのパケット群PKT[t1,C]をHDD55に記録保存する。
ここで、チェックコードの値が同じということは、そのチェックコードに対応するパケット群も同じであるということに他ならない。
また、リンク情報に付加されている符号A〜Dはそれぞれ、そのリンク情報に対応するパケット群を生成した取得記録装置20A〜20Dを識別するための情報である。
そこで、比較記録装置30は、取得記録装置20Aに対して、チェックコードCC[t1,A]に対応するパケット群PKT[t1,A]を送信するように双方向通信回線Lbを介して要求命令を出す。
そして、比較記録装置30は、取得記録装置20Aからのパケット群PKT[t1,A]を受信すると、そのパケット群PKT[t1,A]をHDD55に記録保存する。
すると、比較記録装置30は、チェックコードCC[t1,D]に対応するパケット群PKT[t1,D]が、チェックコードCC[t1,C]に対応するパケット群PKT[t1,C]と同じであることを示すリンク情報LK[t1,D]→Cを生成し、そのリンク情報LK[t1,D]→CをHDD55に記録保存する。
この例では、時系列t2について、各チェックコードCC[t2,A],CC[t2,B],CC[t2,C],CC[t2,D]、パケット群PKT[t2,A]、各リンク情報LK[t2,B]→A,LK[t2,C]→A,LK[t2,D]→Aが記録保存されている。
また、時系列t3について、各チェックコードCC[t3,A],CC[t3,B],CC[t3,C],CC[t3,D]、各パケット群PKT[t3,C],PKT[t3,D]、各リンク情報LK[t3,A]→C,LK[t3,B]→Cが記録保存されている。
また、時系列t4について、各チェックコードCC[t4,A],CC[t4,B],CC[t4,C],CC[t4,D]、パケット群PKT[t4,D]、各リンク情報LK[t4,A]→D,LK[t4,B]→D,LK[t4,C]→Dが記録保存されている。
第1実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
そして、各取得記録装置20A〜20Dは、双方向通信回線Lbを介して接続されている比較記録装置30から要求命令が出されると、その要求命令に従ってパケット群またはチェックコードをHDD45から読み出し、そのパケット群またはチェックコードを比較記録装置30へ送信する。
そして、比較記録装置30は、各取得記録装置20A〜20Dから受信したチェックコードについて、そのチェックコードと同じ時系列で同じ値のチェックコードがHDD55に既に記録保存されているかどうかを調べる。
つまり、パケット群のリンク情報を生成可能な場合には、そのパケット群はHDD55に記録保存されず、リンク情報のみがHDD55に記録保存される。
つまり、パケット群のリンク情報を生成不能な場合には、そのパケット群がHDD55に記録保存される。
そして、比較記録装置30は、各取得記録装置20A〜20DがTSから生成した全てのチェックコードについてはHDD55に記録保存するものの、各取得記録装置20A〜20DがTSから生成したパケット群については、リンク情報が生成不能なパケット群のみをHDD55に記録保存し、リンク情報が生成可能なパケット群はHDD55に記録保存せずリンク情報のみをHDD55に記録保存する。
また、各伝送ポイントPa〜Pd間でエラーが発生していない場合にはリンク情報が生成可能であり、通常の状況ではエラー発生が頻発することはないことからほぼ確実にリンク情報を生成できる。
そのため、各取得記録装置20A〜20Dは、比較記録装置30へチェックコードを送信してから所定期間経過後に、HDD45に記録保存したチェックコードおよびパケット群を自動的に削除(消去)すればよい。
ここで、特許文献2の請求項1に記載の技術では、一時記憶手段と大容量の記憶手段とを備える。
また、特許文献2の請求項2に記載の技術では、第1の記憶手段,第2の記憶手段,第3の記憶手段を備え、特許文献2の第1の実施形態には、第1の記憶手段としての一次記憶装置はRAMによって具体化され、第2の記憶手段としての二次記憶装置はHDによって具体化され、第3の記憶手段としての三次記憶装置は磁気テープによって具体化され、その磁気テープを交換するためのオートチェンジャを備えることが記載されている。
従って、第1実施形態によれば、伝送ポイントに特許文献2の放送番組記録装置を設置する技術に比べ、取得記録装置を設置する伝送ポイントの数が多くなるほど、システム全体の設置コストを低く抑えることができる。
例えば、時系列t1で取得記録装置20Aの場合には、チェックコードには保存ファイル名として「t1 A.chk」を付け、パケット群には保存ファイル名として「t1 A.ts」を付け、リンク情報には保存ファイル名として「t1 A.lnk」を付ける。
この場合には、保存ファイル名における「時系列を表す符号」「取得記録装置を表す符号」「lnk」を特定することにより、チェックコード,パケット群,リンク情報をHDD55から検索する。
この場合には、データベースを検索してシーケンス番号を特定することにより、そのシーケンス番号が付与されたチェックコード,パケット群,リンク情報をHDD55から検索する。
前記[3−a]のようにファイルとして管理する方法は、データサイズが大きくデータ数が少ない場合に特に有効であるため、パケット群については前記[3−a]と同様の方法をとる。
また、前記[3−b]のようにシーケンス番号およびデータベースを用いて管理する方法は、データサイズが小さくデータ数が多い場合に特に有効であるため、チェックコードおよびリンク情報については前記[3−b]と同様の方法をとる。
このようにすれば、HDD55に大量のチェックコード,パケット群,リンク情報を記録保存した場合でも、検索を容易にできる。
それに対して、図11に示すように、比較記録装置30のHDD55には、取得記録装置20Aから送信されてきた各パケット群PKT[t1,A],PKT[t2,A]と、各パケット群PKT[t3,A],PKT[t4,A]に対応する各リンク情報LK[t3,A]→C,LK[t4,A]→Dとが記録保存されている。
また、リンク情報LK[t4,A]→Dは、チェックコードCC[t4,A]に対応するパケット群PKT[t4,A]が、チェックコードCC[t4,D]に対応するパケット群PKT[t4,D]と同じであることを示すものである。
そして、比較記録装置30は、読み出した各パケット群を時系列に従って結合し、連続したパケット群PKT[t1,A],PKT[t2,A],PKT[t3,C],PKT[t4,D]を生成することにより、取得記録装置20Aが取得した分割前のTSを復元(再現)する。
そして、比較記録装置30は、読み出した各パケット群を時系列に従って結合し、連続したパケット群を生成することにより、各取得記録装置20A〜20Dがそれぞれ取得した分割前のTSを復元することができる。
すなわち、図13に示す例では、各パケット群PKT[t1,A]〜PKT[t4,A]のうち、パケット群PKT[t2,A],PKT[t3,A]のみを結合させたり、パケット群PKT[t1,A]〜PKT[t3,A]のみを結合させるようにしてもよい。
ここで、各チェックコードCC[t1,B],CC[t1,C],CC[t1,D]の値は同じであり、各チェックコードCC[t1,B],CC[t1,D]に対応する各パケット群PKT[t1,B],PKT[t1,D]は、チェックコードCC[t1,C]に対応するパケット群PKT[t1,C]と同じである。
これは、チェックコードCC[t1,A]に対応するパケット群PKT[t1,A]と、各チェックコードCC[t1,B],CC[t1,C],CC[t1,D]に対応するパケット群PKT[t1,C]とが異なるということに他ならない。
そして、時系列t1について、取得記録装置20AがTSを取得した伝送ポイントPaと、取得記録装置20BがTSを取得した伝送ポイントPbとの間でエラーが発生していることが分かる。
同様にして、図12に示す例において、各時系列t2,t4については各伝送ポイントPb〜Pd間でエラーが発生していないことが分かり、時系列t3については各伝送ポイントPc,Pd間でエラーが発生していることが分かる。
そして、比較記録装置30は、TSのエラー発生の判定結果(検出結果)を表示装置61の表示画面61aに表示させるが、その表示方法には例えば以下のようなものがある。
図14は、表示装置61の表示画面61aに表示されたTSのエラー発生の判定結果の第1表示方法を示す正面図である。
表示画面61aには、縦方向に4個、横方向に24個のセルがマトリックスに配置された表が表示され、縦方向の見出しには取得記録装置20A〜20Dを示す符号が表示され、横方向の見出しには1日を1時間毎に分けた時間が表示されている。
そして、TSのエラー発生を表すセルについては、その表示色を他のセルと変えたり、表示を点滅させることにより、他のセルと区別して視認できるようにする。
ここで、時系列t1は時刻14:10:05に該当する。そして、時系列t1において、取得記録装置20Aが生成したパケット群PKT[t1,A]と、各取得記録装置20B〜20Dが生成した各パケット群PKT[t1,B],PKT[t1,C],PKT[t1,D]とが異なる。
そのため、図14に示すように、表示画面61aでは、14時における各取得記録装置20B〜20Dを示す3つのセルの表示色が変えられている。
また、横方向に7個のセルを配置すると共に、横方向の見出しに特定の1週間を1日毎に分けた日付(曜日)を表示するようにしてもよい。
また、横方向に31個のセルを配置すると共に、横方向の見出しに特定の1ヶ月間を1日毎に分けた日付を表示するようにしてもよい。
そして、表示画面61aに表示されている任意のセルを入力装置60を用いて指定することにより、これらの表示を切り替えるようにしてもよい。
ちなみに、TSパケットのフォーマット異常には、例えば、データ化けによりTSパケットとして認識できない場合や、TOTパケットに含まれる時刻情報の値が異常な場合などがある。
図15は、表示装置61の表示画面61aに表示されたTSのエラー発生の判定結果の第2表示方法を示す正面図である。
表示画面61aには、縦方向に24個、横方向に31個のセルがマトリックスに配置された表が表示され、縦方向の見出しには1日を1時間毎に分けた時間が表示され、横方向の見出しには1ヶ月間を1日毎に分けた日付が表示されている。
そして、TSのエラー発生を表すセルについては、その表示色を他のセルと変えたり、表示を点滅させることにより、他のセルと区別して視認できるようにする。
また、縦方向に24個、横方向に7個のセルをマトリックスに配置すると共に、縦方向の見出しに1日を1時間毎に分けた時間を表示し、横方向の見出しに特定の1週間を1日毎に分けた日付(曜日)を表示するようにしてもよい。
そして、表示画面61aに表示されている任意のセルを入力装置60を用いて指定することにより、これらの表示を切り替えるようにしてもよい。
すなわち、復元対象の時刻範囲や取得記録装置を指定するために、表示画面61aに表示されているセルを入力装置60を用いて指定するようにしてもよい。
例えば、図14において、表示画面61aに表示されているセルCLを指定した場合には、取得記録装置20Dにおける2007年3月7日14時台のTSを復元する指定となる。
また、特定のエラーの有無のみを表示画面61aに表示させるようにしてもよい。
そして、比較記録装置30は、TSのエラーの判定結果をHDD55に記録保存するようにしてもよい。
図16は、第2実施形態のデータ記録システム70の全体概略構成を示すブロック図である。
データ記録システム70は、MPEG2によるデジタル放送に適用した例であり、取得記録装置20A,20Cおよび比較記録装置30から構成されている。
第2実施形態のデータ記録システム70において、第1実施形態のデータ記録システム10と異なるのは以下の点だけである。
[2−2]送信ポイントとしての伝送ポイントPaは、テレビジョンの撮影地点に設置された送信機11が伝送路Laを介してTSを出力する箇所である。
[2−3]受信ポイントとしての伝送ポイントPcは、放送局に設置された受信機13aが伝送路Laを介してTSを入力する箇所である。
[2−4]比較記録装置30は伝送ポイントPcの近傍に配置されている。
第2実施形態における各取得記録装置20A,20Cおよび比較記録装置30の動作は、第1実施形態と同じである。
一般的に高速伝送路は高価である。1方向の伝送路に対して、双方向の伝送路を利用するには、利用すべき光ファイバ等の数が2倍に増えることもあったり、放送のように1箇所から複数箇所に対して伝送する場合は、必然的に片方向伝送になることが多い。
このような場合において、これまでは、エラーが混入したTSを元にして、放送用の「完パケ」と呼ばれる映像データを作成する形が多かった。
このようにすれば、取得記録装置20Cのハードウェアを省くことが可能になるため、第2実施形態のデータ記録システム70を更に低コストに実現できる。
図17は、第3実施形態のデータ記録システム80の全体概略構成を示すブロック図である。
データ記録システム80は、MPEG2によるデジタル放送に適用した例であり、取得記録装置20A,20Cおよび比較記録装置30から構成されている。
第3実施形態のデータ記録システム80において、第1実施形態のデータ記録システム10と異なるのは以下の点だけである。
[3−2]比較記録装置30は、送信ポイントとしての伝送ポイントPaの近傍に配置されている。
第3実施形態における各取得記録装置20A,20Cおよび比較記録装置30の動作は、第1実施形態と同じである。
デジタル放送の信頼性を高めるには、送信機11から伝送路Laを介して受信機13aへTSを伝送する際に、受信機13aが受信したTSにエラーが混入されているかどうかを送信機11が設置されている放送局側で確認する必要がある。
このようにすれば、取得記録装置20Aのハードウェアを省くことが可能になるため、第3実施形態のデータ記録システム80を更に低コストに実現できる。
図18は、第4実施形態のデータ記録システム90の全体概略構成を示すブロック図である。
データ記録システム90は、MPEG2によるデジタル放送に適用した例であり、各取得記録装置20A〜20Dおよび比較記録装置30から構成されている。
第4実施形態のデータ記録システム90において、第1実施形態のデータ記録システム10と異なるのは、比較記録装置30が受信ポイントとしての伝送ポイントPcの近傍に配置されている点だけである。
第4実施形態における各取得記録装置20A,20Cの動作は、第1実施形態と同じである。
第4実施形態の比較記録装置30は、第1実施形態の比較記録装置30における図4〜図8に示したのと同じ動作を行う。
また、ブランク情報に付加されている符号A〜Dはそれぞれ、そのブランク情報に対応するパケット群を生成した取得記録装置20A〜20Dを識別するための情報である。
その結果、図20に示すように、第4実施形態の比較記録装置30のHDD55には、時系列t1について、各チェックコードCC[t1,A],CC[t1,B],CC[t1,C],CC[t1,D]、パケット群PKT[t1,C]、各リンク情報LK[t1,B]→C,LK[t1,D]→C、ブランク情報BLK[t1,A]が記録保存される。
第4実施形態の比較記録装置30は、図6に示すように、比較記録装置30と同じ伝送ポイントPcに配置されている取得記録装置20Cに対しては、チェックコードCC[t1,C]に対応するパケット群PKT[t1,C]を送信するように双方向通信回線Lbを介して要求命令を出す。
すると、取得記録装置20Aは、HDD45に記録保存しておいたパケット群PKT[t1,A]を読み出し、そのパケット群PKT[t1,A]を双方向通信回線Lbを介して比較記録装置30へ送信する。
そして、第4実施形態の比較記録装置30は、第1実施形態の前記[4]と同じく、取得記録装置20Aが取得した分割前のTSを復元する。
つまり、比較記録装置30と同じ伝送ポイントPcに配置されている取得記録装置20Cに対して、パケット群の要求命令を出さないようにしても、双方向通信回線Lbにかかる負荷はほとんど低減されず特別な効果は得られない。
そのため、各取得記録装置20A〜20Dに対してパケット群の要求命令が出されるより前に、各取得記録装置20A〜20DのHDD45に記録保存しておいたチェックコードおよびパケット群が自動的に削除されてしまうと、比較記録装置30がTSを復元できなくなってしまう。
そこで、第4実施形態では、比較記録装置30から各取得記録装置20A〜20Dに対してパケット群の要求命令が出された後に、そのパケット群を各取得記録装置20A〜20DのHDD45から削除する必要がある。
このようにすれば、双方向通信回線Lbを介して各取得記録装置20A〜20Dから比較記録装置30へ送信されるパケット群の数を減らすことが可能になるため、双方向通信回線Lbにかかる負荷を低減することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
しかし、TSの分割方法(分割規則)には、TOTパケットを利用する方法以外に、例えば以下のようなものがある。
尚、TSを分割する際には、TSに多重化されているオーディオESおよびビデオESのいずれか一方のみを抜き出し、その抜き出したESを分割してもよい。
[b]TSに特定の周期で挿入されることが分かっているPAT(Program Association Table)などのTSパケットにおける連続性指標に基づいてTSを分割する方法。
ここで、PATの周期は100ms前後、連続性指標は0〜15の範囲のため、例えば、連続性指標=0のTSパケットのみを拾えば、約1.6秒単位でTSを分割可能なため、各伝送ポイントPa〜Pd間の時間誤差が前記1.6秒に対して十分に小さければ分割方法として利用できる。
[c]TS中に含まれる雑多なデータからハッシュ関数で生成した識別コードとおおよその時刻の組とに基づいてTSを分割する方法。
[d]所定個数のTSパケットをまとめて1個のパケット群とすることにより、TSを前記所定個数ずつのTSパケットから成るパケット群に分割する方法。
しかし、時系列t1〜t4の新しいものから古いものへと順番に降順でチェックコードの要求命令を出すようにしてもよい。
また、時系列t1〜t4の昇順および降順に関係なく、適宜な順番でチェックコードの要求命令を出すようにしてもよい。
このようにすれば、各取得記録装置20A〜20Dのいずれか1台のハードウェアを省くことが可能になるため、第1実施形態または第4実施形態のデータ記録システム10,90を更に低コストに実現できる。
この場合には、受信ポイントに設置された取得記録装置を冗長化し、最終的な記録装置の記録容量を抑えたデータ記録システムとして運用可能である。
しかし、各取得記録装置20A〜20Dの前記動作を実現する機能を備えた専用の回路をハードウェアとして設けることにより、その専用回路にマイコン46を置き換えてもよい。
また、比較記録装置30の前記動作を実現する機能を備えた専用の回路をハードウェアとして設けることにより、その専用回路にコンピュータ本体50を置き換えてもよい。
この場合、各取得記録装置20A〜20Dによるデータの分割方法は、そのデータの特性に合わせて適宜設定すればよく、例えば、データ抜けが生じないデータであれば、所定のデータ量毎にデータを区切ることによりデータを分割すればよい。
11…送信機
12…送受信機
13a,13b…受信機
20A〜20D…取得記録装置
30…比較記録装置
45,55…HDD
46…マイクロコンピュータシステム
50…コンピュータ本体
60…入力装置
61…表示装置
61a…表示画面
Pa〜Pd…伝送ポイント
La…伝送路
Lb…双方向通信回線
Claims (11)
- データが時系列で伝送される伝送路と、
その伝送路における複数の伝送ポイントにそれぞれ設置された取得記録装置と、
その複数の取得記録装置にそれぞれ設けられた第1記録装置と、
前記複数の取得記録装置と双方向通信回線を介して接続された比較記録装置と、
その比較記録装置に設けられた第2記録装置と
を備えたデータ記録システムであって、
前記複数の取得記録装置はそれぞれ、前記伝送ポイントにてデータを取得し、予め決めておいた規則に従ってデータを分割し、その分割されたデータから成るデータ列を生成すると共に、そのデータ列の内容を特定するためのチェックコードを生成し、そのデータ列およびチェックコードを第1記録装置に記録保存することと、
前記チェックコードには、そのチェックコードに対応するデータ列が分割前のデータ中のどの位置にあるのかを特定して識別するための位置識別情報と、そのチェックコードを生成した前記取得記録装置を識別するための装置識別情報とが含まれていることと、
前記チェックコードの値が同じということは、そのチェックコードに対応するデータ列も同じであるということと、
前記比較記録装置は、
前記複数の取得記録装置に対して前記チェックコードを送信するように前記双方向通信回線を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置から読み出されたチェックコードが前記双方向通信回線を介して受信されると、そのチェックコードを第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置に既に記録保存されていた場合には、受信したチェックコードに対応するデータ列が、そのチェックコードと同じ位置識別情報で同じ値のチェックコードに対応するデータ列と同じであることを示すリンク情報を生成し、そのリンク情報を第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置に記録保存されていない場合には、そのチェックコードを送信した取得記録装置に対して、そのチェックコードに対応するデータ列を送信するように前記双方向通信回線を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置から読み出された前記データ列が前記双方向通信回線を介して受信されると、そのデータ列を第2記録装置に記録保存する
ことを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置は、第2記録装置に記録保存されている前記データ列から、前記複数の取得記録装置から受信したデータ列を読み出すと共に、前記複数の取得記録装置が生成したのと同じデータ列を前記リンク情報に基づいて読み出し、その読み出した各データ列を時系列に従って結合し、連続したデータ列を生成することにより、前記複数の取得記録装置がそれぞれ取得した分割前の前記データを復元することを特徴とするデータ記録システム。 - データが時系列で伝送される伝送路と、
その伝送路における複数の伝送ポイントにそれぞれ設置された取得記録装置と、
その複数の取得記録装置にそれぞれ設けられた第1記録装置と、
前記複数の取得記録装置と双方向通信回線を介して接続された比較記録装置と、
その比較記録装置に設けられた第2記録装置と
を備えたデータ記録システムであって、
前記複数の取得記録装置はそれぞれ、前記伝送ポイントにてデータを取得し、予め決めておいた規則に従ってデータを分割し、その分割されたデータから成るデータ列を生成すると共に、そのデータ列の内容を特定するためのチェックコードを生成し、そのデータ列およびチェックコードを第1記録装置に記録保存することと、
前記チェックコードには、そのチェックコードに対応するデータ列が分割前のデータ中のどの位置にあるのかを特定して識別するための位置識別情報と、そのチェックコードを生成した前記取得記録装置を識別するための装置識別情報とが含まれていることと、
前記チェックコードの値が同じということは、そのチェックコードに対応するデータ列も同じであるということと、
前記比較記録装置は、
前記複数の取得記録装置に対して前記チェックコードを送信するように前記双方向通信回線を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置から読み出されたチェックコードが前記双方向通信回線を介して受信されると、そのチェックコードを第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置に既に記録保存されていた場合には、受信したチェックコードに対応するデータ列が、そのチェックコードと同じ位置識別情報で同じ値のチェックコードに対応するデータ列と同じであることを示すリンク情報を生成し、そのリンク情報を第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置から受信したチェックコードと同じ位置識別情報を含む同じ値のチェックコードが第2記録装置に記録保存されていない場合には、そのことを示すブランク情報を生成し、そのブランク情報を第2記録装置に記録保存し、
前記複数の取得記録装置がそれぞれ取得した分割前の前記データを復元するときに、第2記録装置に記録保存しておいた前記ブランク情報に基づき、そのブランク情報に対応するチェックコードを送信した取得記録装置に対して、そのチェックコードに対応するデータ列を送信するように前記双方向通信回線を介して要求命令を出し、前記取得記録装置の第1記録装置から読み出された前記データ列が前記双方向通信回線を介して受信されると、そのデータ列を第2記録装置に記録保存し、
第2記録装置に記録保存されている前記データ列から、前記複数の取得記録装置から受信したデータ列を読み出すと共に、前記複数の取得記録装置が生成したのと同じデータ列を前記リンク情報に基づいて読み出し、その読み出した各データ列を時系列に従って結合し、連続したデータ列を生成することにより、前記複数の取得記録装置がそれぞれ取得した分割前の前記データを復元する
ことを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置は、第2記録装置に記録保存されている前記チェックコードから、同じ位置識別情報を含むチェックコードの値の相違を調べ、そのチェックコードの値の相違に基づいて、前記複数の伝送ポイントにおける前記データのエラー発生を判定することを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項4に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置が判定した前記複数の伝送ポイントにおける前記データのエラー発生状況について、前記複数の伝送ポイント毎に時系列で所定期間分だけ一覧表示する表示装置を備えたことを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項4に記載のデータ記録システムにおいて、
前記比較記録装置が判定した前記複数の伝送ポイントの少なくともいずれか1つにおける前記データのエラー発生状況について、時系列で所定期間分だけ一覧表示する表示装置を備えたことを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記伝送路は片方向通信の伝送路であり、
前記比較記録装置は、前記複数の伝送ポイントの内の受信ポイントの近傍に配置されていることを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記伝送路は片方向通信の伝送路であり、
前記比較記録装置は、前記複数の伝送ポイントの内の送信ポイントの近傍に配置されていることを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおいて、
前記データは、MPEG(Moving Picture Experts Group)2におけるTS(Transport Stream)であることを特徴とするデータ記録システム。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおける前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラム。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ記録システムにおける前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007127721A JP4722880B2 (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | データ記録システム、プログラム、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007127721A JP4722880B2 (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | データ記録システム、プログラム、記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008283603A JP2008283603A (ja) | 2008-11-20 |
JP4722880B2 true JP4722880B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=40144024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007127721A Active JP4722880B2 (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | データ記録システム、プログラム、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4722880B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011003006A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Yamatake Corp | 施設管理装置及び施設管理方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2733986B2 (ja) * | 1988-09-08 | 1998-03-30 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 液晶デバイス |
JP2000184365A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像比較監視方式 |
JP2000295638A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Sony Corp | 放送設備監視装置 |
JP2001168742A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Toyota Motor Corp | 放送受信装置 |
JP4315618B2 (ja) * | 2001-08-14 | 2009-08-19 | 株式会社エヌエイチケイアイテック | デジタル放送の放送番組記録装置 |
JP3354565B2 (ja) * | 2001-08-30 | 2002-12-09 | 株式会社東芝 | 情報記録媒体とその再生方法及び記録方法 |
JP3717062B2 (ja) * | 2001-12-18 | 2005-11-16 | 株式会社日立製作所 | 放送受信装置、放送設備、及び放送サービス提供システム |
JP3866204B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2007-01-10 | 三菱電機株式会社 | 通信品質通知装置及び無線通信ネットワーク対応システム |
US20080228848A1 (en) * | 2004-01-29 | 2008-09-18 | Kenji Takahashi | Data Processing Device and Data Processing Method |
JP2006013612A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Traffic Shimu:Kk | データ監視システム、プログラム、記録媒体、表示操作方法 |
-
2007
- 2007-05-14 JP JP2007127721A patent/JP4722880B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008283603A (ja) | 2008-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102037718B (zh) | 屏蔽信号丢失的方法和装置 | |
US6788710B1 (en) | Auxiliary data insertion in a transport datastream | |
US20160037229A1 (en) | System for fault detection in an internet protocol television communication system | |
KR102138000B1 (ko) | 멀티미디어 통신 시스템에서 패킷 송/수신 장치 및 방법 | |
CN103416080A (zh) | 经由移动广播提供紧急报警服务的方法及其设备 | |
JP2001045092A (ja) | 通信装置および方法、通信システム、並びに記録媒体 | |
US9445137B2 (en) | Method for conditioning a network based video stream and system for transmitting same | |
US20220377394A1 (en) | Systems and methods for optimizing a set-top box to retrieve missed content | |
KR102417673B1 (ko) | 복조 장치, 처리 장치, 수신 장치 및 데이터 처리 방법 | |
US7415528B2 (en) | Apparatus and method for transmitting hierarchically multimedia data TS to prevent jitter of timing information and for recovering the multimedia data TS | |
US8929404B2 (en) | Reception apparatus and method, program and reception system | |
JP2006013612A (ja) | データ監視システム、プログラム、記録媒体、表示操作方法 | |
JP4722880B2 (ja) | データ記録システム、プログラム、記録媒体 | |
JP4783987B2 (ja) | 情報端末装置及び情報端末受信方法、ディジタル放送受信装置及び方法、並びに、出力時間演算装置及び方法 | |
US8254764B2 (en) | Recording apparatus, image reproducing apparatus, and special reproduction method therefor | |
JP4968242B2 (ja) | データ記録システム、プログラム、記録媒体 | |
US20050135368A1 (en) | Stream data receiving apparatus | |
WO2012046090A1 (en) | System and method for error detection and data replacement in broadcast services | |
US6681363B1 (en) | Data receiver, data transmission system, and data transmitting method therefor | |
US20100251035A1 (en) | Program, information processing device, content processing method, and content processing system | |
JP4632933B2 (ja) | データ改変装置、プログラム、記録媒体 | |
EP3985985A2 (en) | Packet reception method and apparatus | |
JP2005020437A (ja) | コンテンツ補正システムおよび受信機器 | |
US9843826B2 (en) | Data processor and data processing method | |
WO2018110315A1 (ja) | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110406 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4722880 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |