JP4720439B2 - 移動体通信復調回路及びそれに用いるパスサーチ方法 - Google Patents

移動体通信復調回路及びそれに用いるパスサーチ方法 Download PDF

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Description

本発明は移動体通信復調回路及びそれに用いるパスサーチ方法に関し、特にCDMA(Code Division Multiple Access)方式におけるパスサーチ方法に関する。
従来、CDMA移動体通信復調回路では、パスサーチ及びレイク合成によるパスダイバーシチ効果によって受信特性向上を実現している。その受信特性向上に関しては正確なパスの分離、すなわちパスタイミングの検出が重要な技術となる。しかしながら、移動体通信環境においては、複数のパスタイミングが変動するマルチパス環境となる場合があり、パスタイミングが近づくことによって各パスの分離が困難となる場合が発生する。
パスサーチできていないパスは受信側にとって干渉成分となり、受信特性を劣化させる。今後、サービスが開始されるHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)のような高速データ通信では、干渉の影響を受けやすく、現状以上に高精度なパスサーチが望まれている。
通常のパスサーチでは、同一パスに対する複数フィンガの割り当てを防ぐため、各フィンガ割り当てタイミングは1chip離して割り当てるように制御される(例えば、特許文献1参照)。
一般的なフィンガ/レイクを用いた復調方式に対応した復調回路の構成を図4に示す。図4において、この復調回路はパスサーチ部5と、フィンガ部2と、レイク(Rake)受信部3と、受信データ処理部4とから構成されている。パスサーチ部5は遅延プロファイル計算部51と、相関ピーク検出部52と、パスタイミング判定部53とからなり、フィンガ部2はフィンガー21−1〜21−nからなっている。
遅延プロファイル計算部51は直交検波され、復調されたI成分信号(Ich)、Q成分信号(Qch)各々が入力されると、それらの信号から遅延プロファイルを計算する。相関ピーク検出部52は遅延プロファイル計算部51によって計算された遅延プロファイルに対してピークサーチを行う。パスタイミング判定部53は相関ピーク検出部52によるピークサーチで検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てる。
フィンガ部2では各フィンガー21−1〜21−nが割当てられたパスを逆拡散する。レイク受信部3はフィンガ部2の各フィンガー21−1〜21−nからの出力をレイク合成し、受信データ処理部4はレイク受信部3でレイク合成された信号を復調する。
特開平10−308689号公報
しかしながら、上述した従来のCDMA移動体通信復調回路では、実環境において1chip間隔以内に複数パスが存在することが十分起こりえる。また、標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)の受信特性試験規格にもパス間隔が1chip以内のテストケースが定義されている。
このような場合、従来のCDMA移動体通信復調回路では、パス間隔が近いパスを分離・検出しようとすると、図5に示すように、近傍に他のパスのないシングルパス環境では、そのパスのサイドローブを誤検出してしまい、受信特性劣化を生じるという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、マルチパス環境下の複数受信パスタイミングが近づいた場合及びシングルパス環境下の場合のどちらでも適切なパスタイミングを検出することができる移動体通信復調回路及びそれに用いるパスサーチ方法を提供することにある。
本発明による移動体通信復調回路は、入力信号から遅延プロファイルを計算し、その遅延プロファイルに対してピークサーチを行って検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てるパスサーチ処理を行う移動体通信復調回路であって、
前記遅延プロファイルの相関ピーク値から検出された近傍ピークタイミングが異なるパスか同一パスのサイドローブかを判断する判断手段と、その判断結果を基にフィンガ割当て制御を適応的に制御する制御手段とを備え、
前記判断手段は、タイミング差分の小さい複数ピークが検出された場合に検出ピーク近傍の相関電力レベルから伝搬路環境を推定し、
前記判断手段は、隣接する検出ピークタイミング差分をタイミング閾値と比較してその検出ピークタイミング差分が制御対象となる差分以下であるかを検出する手段と、検出された近傍ピークタイミングが前記異なるパスか前記同一パスのサイドローブかを判断するためのレベル閾値を計算する手段と、その計算されたレベル閾値と隣接する検出ピークとを比較して前記同一パスのサイドローブか否かを判定する手段とを具備し、
前記同一パスのサイドローブか否かを判定する手段は、その計算されたレベル閾値と、前記差分以下であると検出された隣接する検出ピークタイミングの組について、電力相関レベルの小さいタイミングからそのタイミング差分と同一差分だけ電力相関レベルの大きいタイミングとは時間的に逆方向にあたるタイミングのレベルとを比較している。
本発明によるパスサーチ方法は、入力信号から遅延プロファイルを計算し、その遅延プロファイルに対してピークサーチを行って検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てるパスサーチ処理を行う移動体通信復調回路に用いるパスサーチ方法であって、
前記移動体通信復調回路が、前記遅延プロファイルの相関ピーク値から検出された近傍ピークタイミングが異なるパスか同一パスのサイドローブかを判断する判断処理と、その判断結果を基にフィンガ割当て制御を適応的に制御する制御処理とを実行し、
前記判断処理において、タイミング差分の小さい複数ピークが検出された場合に検出ピーク近傍の相関電力レベルから伝搬路環境を推定し
前記判断処理は、隣接する検出ピークタイミング差分をタイミング閾値と比較してその検出ピークタイミング差分が制御対象となる差分以下であるかを検出する処理と、検出された近傍ピークタイミングが前記異なるパスか前記同一パスのサイドローブかを判断するためのレベル閾値を計算する処理と、その計算されたレベル閾値と隣接する検出ピークとを比較して前記同一パスのサイドローブか否かを判定する処理とを含み、
前記同一パスのサイドローブか否かを判定する処理は、その計算されたレベル閾値と、前記差分以下であると検出された隣接する検出ピークタイミングの組について、電力相関レベルの小さいタイミングからそのタイミング差分と同一差分だけ電力相関レベルの大きいタイミングとは時間的に逆方向にあたるタイミングのレベルとを比較することを特徴とする
すなわち、本発明の移動体通信復調回路は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のパスサーチにおいて、遅延プロファイル相関ピーク値から検出された近傍ピークタイミングが、異なるパスか同一パスのサイドローブかを判断し、その判断結果を基にフィンガ割当て制御を適応的に制御している。
本発明の移動体通信復調回路では、上記の制御によって、シングルパス環境及びパス分離の困難な近傍パスが存在するマルチパス環境の両環境において良好な受信特性を実現し、かつフィンガへのパスアサインの誤りを減少させることによって消費電力低減を実現するものである。
本発明の特徴について、図3に示す遅延プロファイル例を用いて説明する。図3においては、t0 の近傍ピークであるt1 が検出されたとする。その場合に、t0 とは逆側の相関電力レベルp は、図3(a)に示すシングルパス環境であれば低い電力レベルを示す。しかしながら、図3(b)に示すマルチパス環境では、t0 及びt1 のパスのサイドローブ電力が合成されて高い電力レベルを示す。すなわち、電力レベルpから、伝搬環境がシングルパス環境もしくは近傍パスの存在するマルチパス環境かの判定が可能である。
これによって、本発明の移動体通信復調回路では、タイミング差分の小さい複数ピークが検出された場合、検出ピーク近傍の相関電力レベルから伝搬路環境を推定し、フィンガ割り当てタイミングを適応的に制御することによって、良好な受信特性を保持しつつ、消費電力を低減することが可能となる。
より具体的に説明すると、本発明の移動体通信復調回路では、遅延プロファイル計算部と相関ピーク検出部とパスタイミング判定部とからなるパスサーチ部にパスタイミング比較部と閾値計算部とサイドローブ判定部とを設けている。
パスタイミング比較部は隣接する検出ピークタイミング差分が制御対象となる差分以下であるかをタイミング閾値と比較し、閾値計算部5はサイドローブか別パスかを判断するためのレベル閾値を計算し、サイドローブ判定部は隣接ピークとレベル閾値とを比較してサイドローブか否かを判定しており、パスサーチ部はその判断結果によってフィンガ割り当てタイミングを制御している。
上記のように、本発明の移動体通信復調回路では、検出したパスタイミングの相関電力レベルとその付近の相関電力レベルとの比較によってフィンガ割り当てタイミングを制御しているため、誤ったフィンガ割り当てによる受信特性劣化を低減することが可能となる。
また、本発明の移動体通信復調回路では、上記の制御において、制御実施有無の判定に閾値を用いているため、シングルパス環境、マルチパス環境に関らず、受信特性劣化を低減することが可能となる。
さらに、本発明の移動体通信復調回路では、上記の制御によってフィンガへのパスアサイン誤りを低減することが可能となるので、余計なフィンガを動作させずに消費電力を低減させることが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作によって、マルチパス環境下の複数受信パスタイミングが近づいた場合及びシングルパス環境下の場合のどちらでも適切なパスタイミングを検出することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による移動体通信復調回路の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による移動体通信復調回路は一般的なフィンガ/レイクを用いた復調方式に対応した復調回路で構成され、パスサーチ部1と、フィンガ部2と、レイク(Rake)受信部3と、受信データ処理部4とから構成されている。
パスサーチ部1は遅延プロファイル計算部11と、相関ピーク検出部12と、パスタイミング判定部13と、パスタイミング比較部14と、閾値計算部15と、サイドローブ判定部16とからなり、フィンガ部2はフィンガー21−1〜21−nからなっている。
遅延プロファイル計算部11は直交検波され、復調されたI成分信号(Ich)、Q成分信号(Qch)各々が入力されると、それらの信号から遅延プロファイルを計算する。相関ピーク検出部12は遅延プロファイル計算部11によって計算された遅延プロファイルに対してピークサーチを行う。パスタイミング判定部13は相関ピーク検出部12によるピークサーチで検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てる。
フィンガ部2では各フィンガー21−1〜21−nが割当てられたパスを逆拡散する。レイク受信部3はフィンガ部2の各フィンガー21−1〜21−nからの出力をレイク合成し、受信データ処理部4はレイク受信部3でレイク合成された信号を復調する。
本実施例では、パスタイミング判定部13がフィンガに割当て可能と判定したパスタイミングをパスタイミング比較部14に通知する。パスタイミング比較部14では検出されたパスタイミングの差分を閾値と比較する。その比較結果によってパスタイミング間隔が狭い、すなわち制御対象とされたタイミングはサイドローブ判定部16に通知される。
閾値計算部15では遅延プロファイルからサイドローブ判定のためのレベル閾値を算出し、サイドローブ判定部16に通知する。サイドローブ判定部16では隣接ピークレベルを閾値計算部15から通知された閾値と比較し、パスタイミング比較部14から通知されたパスタイミングがサイドローブを検出したピークなのか異なるパスを検出したピークかを判定する。サイドローブ判定部16の判定結果はパスタイミング判定部13にフィードバックされ、パスタイミング判定部13はサイドローブのタイミングがフィンガにアサインしないようにフィンガ割当タイミングを制御する。
サイドローブの判定方法としては、パスタイミング比較部14においてフィンガ割り当てタイミングの中にタイミング差分が小さいパスタイミングの組がないかを判定し、タイミング差分が小さいと判定されたパスタイミングの組について、電力相関レベルの小さいタイミングからそのタイミング差分(td)と同一差分だけ電力相関レベルの大きいタイミングとは時間的に逆方向にあたるタイミングのレベルと、サイドローブ判定閾値をサイドローブ判定部16にて比較する。
そこで、レベルが閾値以下である場合には、そのパスタイミングの組の電力相関レベルの低いタイミングを、電力相関レベルの高いタイミングにあるパスのサイドローブを検出したものと判定し、パスタイミング判定部13にてフィンガ割当てタイミングから除外される。
図2は図1のパスサーチ部1の処理動作を示すフローチャートであり、図3は本発明の一実施例による遅延プロファイル例を示す図である。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例によるパスサーチ部1で実施されるサイドローブ判定に基づくパスサーチ動作について説明する。
本実施例によるパスサーチ方法では、まずパスサーチ部1がパスタイミング判定部13にてフィンガ割当て対象のパスタイミングが検出されると(図2ステップS1)、パスタイミング比較部14にて、既にフィンガに割り当てられているパスタイミング(図3のt0 )と新たに検出されたパスタイミング(図3のt1 )とのタイミング差分(td =t1 ・t0 )を検出し(図2ステップS2)、そのタイミング差分(td )がパスタイミング閾値T1 以下であるかどうか(|td |≦T1 )の比較を行う(図2ステップS3)。
タイミング差分td がパスタイミング閾値T1 以下であった場合、パスタイミングt1 は図3(a)に示すような同一受信パスの遅延プロファイルのサイドローブを検出している可能性があると判断する。
次に、サイドローブ判定部16にてパスタイミングt1 がパスタイミングt0 にあるパスのサイドローブか、そのパスとは別のパスなのかを判定する。この判定は、パスタイミングt1 からパスタイミングt0 とは時間的に逆方向にタイミング差分td だけ離れたタイミングの相関電力レベルpを求め(図2ステップS4)、閾値計算部15にて算出されたサイドローブ判定閾値L1 と比較すること(図2ステップS5)によって実施する。相関電力レベルpがサイドローブ判定閾値L1 以下の場合には、パスタイミングt1 がパスタイミングt0 にあるパスのサイドローブと判断する。
タイミング差分td がパスタイミング閾値T1 より離れている場合(図2ステップS3)、もしくは相関電力レベルpがサイドローブ判定閾値L1 より大きい場合(図2ステップS5)には、パスタイミングt1 がパスタイミングt0 とは別のパスの相関によって検出したパスタイミングだと判断する。
パスタイミング判定部13ではサイドローブ判定部16が、パスタイミングt1 のタイミングをサイドローブと判定した場合、パスタイミングt1 をフィンガに割り当てないように動作する(図2ステップS6)。また、パスタイミング判定部13ではパスタイミングt1 のタイミングをパスタイミングt0 とは別のパスと判定した場合、パスタイミングt1 をフィンガに割り当てる(図2ステップS7)。
本実施例による制御を実施しない場合、移動通信ではパスタイミングが時々刻々と変化し、図3(a)や図3(b)のような状態になることがあるが、それらの状態を判別することができず、適切なパスタイミングをフィンガに割り当て、良好な受信特性を得ることができない。また、誤ってパスを割り当てることによって余分なフィンガを動作させることになり、消費電力の増加に繋がる。
このように、本実施例では、検出したパスタイミングの相関電力レベルとその付近の相関電力レベルとの比較によってフィンガ割り当てタイミングを制御しているため、誤ったフィンガ割り当てによる受信特性劣化を低減することができる。
また、本実施例では、上記の制御において、制御実施有無の判定に閾値を用いているため、シングルパス環境やマルチパス環境に関らず、受信特性劣化を低減することができる。
さらに、本実施例では、上記の制御によってフィンガへのパスアサイン誤りを低減することができ、余計なフィンガを動作させないので、消費電力を低減することができる。
尚、本発明では、閾値計算部5にて算出されるサイドローブ判定閾値L1 の算出方法に関しては特に限定するものではなく、
(1)遅延プロファイルのノイズフロアから算出
L1 =ノイズフロア×A
(2)遅延プロファイルの最大相関電力レベルから算出
L1 =最大相関電力レベル×A
(3)制御すべきタイミングの組み合わせ(t0 、t1 )の相関電力レベルから算出
L1 =t0 もしくはt1 の相関電力レベル×A
(4)固定値
という方法が考えられる。
本発明の一実施例による移動体通信復調回路の構成を示すブロック図である。 図1のパスサーチ部の処理動作を示すフローチャートである。 (a),(b)は本発明の一実施例による遅延プロファイル例を示す図である。 従来の移動体通信復調回路の構成を示すブロック図である。 従来の遅延プロファイル例を示す図である。
符号の説明
1 パスサーチ部
2 フィンガ部
3 レイク受信部
4 受信データ処理部
11 遅延プロファイル計算部
12 相関ピーク検出部
13 パスタイミング判定部
14 パスタイミング比較部
15 閾値計算部
16 サイドローブ判定部
21−1〜21−n フィンガー

Claims (4)

  1. 入力信号から遅延プロファイルを計算し、その遅延プロファイルに対してピークサーチを行って検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てるパスサーチ処理を行う移動体通信復調回路であって、
    前記遅延プロファイルの相関ピーク値から検出された近傍ピークタイミングが異なるパスか同一パスのサイドローブかを判断する判断手段と、その判断結果を基にフィンガ割当て制御を適応的に制御する制御手段とを有し、
    前記判断手段は、タイミング差分の小さい複数ピークが検出された場合に検出ピーク近傍の相関電力レベルから伝搬路環境を推定し、
    前記判断手段は、隣接する検出ピークタイミング差分をタイミング閾値と比較してその検出ピークタイミング差分が制御対象となる差分以下であるかを検出する手段と、検出された近傍ピークタイミングが前記異なるパスか前記同一パスのサイドローブかを判断するためのレベル閾値を計算する手段と、その計算されたレベル閾値と隣接する検出ピークとを比較して前記同一パスのサイドローブか否かを判定する手段とを含み、
    前記同一パスのサイドローブか否かを判定する手段は、その計算されたレベル閾値と、前記差分以下であると検出された隣接する検出ピークタイミングの組について、電力相関レベルの小さいタイミングからそのタイミング差分と同一差分だけ電力相関レベルの大きいタイミングとは時間的に逆方向にあたるタイミングのレベルとを比較することを特徴とする移動体通信復調回路。
  2. 前記パスサーチ処理は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のパスサーチ処理であることを特徴とする請求項1記載の移動体通信復調回路。
  3. 入力信号から遅延プロファイルを計算し、その遅延プロファイルに対してピークサーチを行って検出された電力相関値の高いパス位置からフィンガ割り当てパス位置としてフィンガに割当てるパスサーチ処理を行う移動体通信復調回路に用いるパスサーチ方法であって、
    前記移動体通信復調回路が、前記遅延プロファイルの相関ピーク値から検出された近傍ピークタイミングが異なるパスか同一パスのサイドローブかを判断する判断処理と、その判断結果を基にフィンガ割当て制御を適応的に制御する制御処理とを実行し、
    前記判断処理において、タイミング差分の小さい複数ピークが検出された場合に検出ピーク近傍の相関電力レベルから伝搬路環境を推定し、
    前記判断処理は、隣接する検出ピークタイミング差分をタイミング閾値と比較してその検出ピークタイミング差分が制御対象となる差分以下であるかを検出する処理と、検出された近傍ピークタイミングが前記異なるパスか前記同一パスのサイドローブかを判断するためのレベル閾値を計算する処理と、その計算されたレベル閾値と隣接する検出ピークとを比較して前記同一パスのサイドローブか否かを判定する処理とを含み、
    前記同一パスのサイドローブか否かを判定する処理は、その計算されたレベル閾値と、前記差分以下であると検出された隣接する検出ピークタイミングの組について、電力相関レベルの小さいタイミングからそのタイミング差分と同一差分だけ電力相関レベルの大きいタイミングとは時間的に逆方向にあたるタイミングのレベルとを比較することを特徴とするパスサーチ方法。
  4. 前記パスサーチ処理は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のパスサーチ処理であることを特徴とする請求項3記載のパスサーチ方法。
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