JP4719370B2 - ブラシシール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相対する構成部品間を仕切るブラシシールにより高圧側と低圧側とをシールするブラシシール装置に関する。特に、本体分割品を組み合わせて大型化を可能とし、且つ、軸に分解・組立して装着を容易にする組立型ブラシシール装置に係わるものである。
【0002】
【従来技術】
本発明に関する先行技術には、図15に示すブラシシール装置100が存在する。
図15は、例えば、蒸気タービンの回転軸130とケーシング120との間に取り付けられたブラシシール装置100の断面図である。又、図16は、図15のブラシシール装置の結合部の内周を示す平面図である。
このブラシシール装置100は、蒸気タービンの軸受け間に取り付けられるときに、回転軸130や、軸受けを取り外すことなく、分割されているブラシシール分割品101を回転軸130の周りに両端の結合部を互いに結合して円環状に組み立てると簡単に組み立てられる。
又、回転軸130が大径であっても、分割型であるから順々に組み立てれば、クレーンなどで一体型の大形環状のブラシシール装置をつり上げながら多数の作業員により組み込む必要もなくなる。
【0003】
従来技術である図15及び図16に於いて、ケーシング120に設けられた取付溝121にブラシシール装置100が取り付けられており、このブラシシール装置100は、図示省略する板ばねにより外周側から内方へ弾発可能に押圧されている。このために、取付溝121の形成面とブラシシール装置100の外周面との間には、空間部122が存在する。
【0004】
このブラシシール装置100は、剛毛が内周に沿って壁状に配置されており、この剛毛の束からなるブラシシール102は、外周が取付部104に取付けられていると共に、傾斜した状態に配置されて回転軸と対向するように構成されている。
【0005】
又、ブラシシール102の取付部104は、背板105に固着されており、取付部104より自由端側のブラシシール102は、圧力P1側から被密封流体が作用しても、背板105により支持されて大きく変形しないように構成されている。又、保持板107は、背板105と共にブラシシール102の取付部104を溶接により固着している。そして、この様に構成されたブラシシール分割品101は円周上を、例えば、6等配に分割された形に形成されている。
【0006】
そして、ブラシシール分割品101は、円弧状に形成されており、この両端の分割面110を他のブラシシール分割品101の分割面110と互いに連結して一体の円環状に形成する。この分割面110は、軸方向面111と径方向面112よりなる段部面に形成されている。
このブラシシール分割品101は、取り付けられた状態では互いの分割面110が接合しているが、図16に示すように、ブラシシール装置100の軸方向面111は回転軸の振れなどの作用力によって小さな間隙C1を惹起する。そうすると、高圧P1側の被密封流体は、高圧P1側の間隙C1を通り、空間部122に達し、更に低圧P2側の間隙C2を通って低圧P2側に漏洩することになる。
【0007】
図17は、他のブラシシール装置の従来技術である。図17は、ブラシシール装置100の結合部109を示す側面図であり、図18は、図17の内径側から傾斜する間隙C3方向に見た平面図である。
【0008】
図17に示すブラシシール装置100は、結合部109に分割面110が径方向に対して傾斜状態に形成されているものである。この分割面110の場合でも隣り合わせのブラシシール分割品101が相反する方向に移動すると間隙C3が拡大形成され、この間隙C3から被密封流体が漏洩することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、これらの従来技術は、回転軸130の作用力が、又は、被密封流体の圧力P1が、ブラシシール装置100に直接作用すると、分割面110間間隙Cが拡大するので、この間隙Cを通って被密封流体が低圧P2側へ漏洩することになる。特に、ブラシシール装置100は、回転軸130が振動したり、揺動して振れ回ると、ブラシシール装置100に回転軸130が強く接触することになり、この作用力で分割面110、110間が開き、分割面110、110間から被密封流体が漏洩してシール能力を低下させる。このために、シール能力が大きな問題となっている。
【0010】
又、ブラシシール装置100は、回転軸130の振動等に対応させるために、分割型ブラシシール装置の外周側から板ばね等により弾発に保持する構成が最も好ましいにも係わらず、間隙Cからの漏洩惹起の問題があるために、この構成を効果的に採用することが困難になっている。このために、回転軸130から強い作用力を受けた場合には、ブラシシール102が早期に摩耗する問題も惹起している。
【0011】
本発明は、上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その技術的課題は、ブラシシール分割品の各分割面間に大きく間隙が生じても、この間隙から被密封流体の漏洩が惹起しないようにすることにある。
更に、回転軸等の作用力を受けても、ブラシシールの弾性力だけでなく、環状を成すブラシシール分割品の弾性的な径の拡径・縮径により剛毛の摩耗を防止する優れた機構の採用を可能にすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その課題を解決するための手段は、以下のように構成されている。
【0013】
請求項1に係わる本発明のブラシシール装置は、複数に分割された本体分割品(2)の分割面が組み合わされると共に、相対構成部品(50,60)間の一方の部品(50)の取付溝(51)に取り付けられて前記相対構成部品間をシールするブラシシール装置であって、一端を固着した固着部(6)の長手方向へ壁状に形成されるブラシシール(5)と、前記ブラシシール(5)を背板部(2A)及び保持板部(2B)により挟持して保持すると共に分割された結合部(4)に分割面(3)を有する前記本体分割品(2)とを具備し、前記分割面(3)は分割される分割方向面(3D)と、前記分割方向面(3D)と段面を成すように前記保持板部(2B)に設けられ、前記本体分割品(2)の長手方向に形成される長手方向面(3L)とを有する段部に形成され、前記各分割方向面(3D)が互いに組み合わされた前記分割方向面(3D)の面間の前記保持板部(2B)に形成された前記分割方向面(3D)間の前記取付溝(51)の内部には、前記取付溝(51)の内部空間の当該分割方向面間を前記長手方向面に平行で前記長手方向に垂直な方向にシールする遮断手段(10)を有するものである。
【0014】
請求項1に係わる本発明のブラシシール装置では、分割方向面間に被密封流体をシールする遮断手段が設けられているから、構成部品間の他方の部品である、例えば、回転軸が振れ回りなどによりブラシシールに強く当接しても、分割面間の間隙から被密封流体が漏洩するのを効果的に防止する。
【0015】
更に、請求項1に係わる本発明のブラシシール装置では、分割方向面間に間隙が惹起しても、遮断手段により分割面間の間隙から被密封流体が漏洩するのを防止するから、ブラシシール装置を外周側からばね等により弾発可能に保持して、例えば、回転軸の振動等による押圧力を受けても、ブラシシールの変形と共にブラシシールの内径を回転軸の押圧力に対応して効果的に径を拡径・縮径することを可能にする。
【0016】
請求項2に係わる本発明のブラシシール装置は、遮断手段(10)が前記分割方向面(3D)が途中で段面に形成されて長手方向の接触面(3D1)を有すると共に接触面(3D1)が互いに接合された接合部(10D)に構成されたものである。
【0017】
請求項2に係わる本発明のブラシシール装置では、遮断手段である接合部が分割方向面間の寸法を拡大・縮小するように長手方向へ移動しても、接合部の移動方向にスライドするのみで接触面の接触状態を保持する構成であるから、分割方向面間の間隙をシールすることが可能になる。従って、請求項2の構成は、ブラシシール装置の直径の拡径及び縮径の範囲を拡大することを可能にする。
【0018】
請求項3に係わる本発明のブラシシール装置は、前記遮断手段(10)が前記接触面に超弾性合金材製のシール板(10A)を有するものである。
【0019】
請求項3に係わる本発明のブラシシール装置では、接触面にゴム状の超弾性合金が介在されているから、遮断手段である接合部の接触状態は被密封流体を確実にシールすることが可能になる。そして、この合金は、耐熱性を有するから高温でも利用することが可能になる。
【0020】
請求項4に係わる本発明のブラシシール装置は、前記遮断手段(10)が前記分割方向面(3D)の相対面間を横断して遮断する弾性シール板(10B)により構成されているものである。
【0021】
請求項4に係わる本発明のブラシシール装置では、遮断手段が弾性シール板により構成され、分割方向面間の間隙を横断して自由端面が分割方向面に弾性的に接触して密封できるから、分割方向面間を確実にシールすると共に、例えば、回転軸の押圧力に対応する拡径に対しても、自由端面は容易に追随して密封することができる。つまり、回転軸の変動による拡径・縮径に素早く対応して密封することが可能になる。
【0022】
請求項5に係わる本発明のブラシシール装置は、前記遮断手段(10)が前記分割方向面(3D)の面間に遮断配置されて接合する変形弾性板型シール部(10C)により構成されているものである。
【0023】
請求項4に係わる本発明のブラシシール装置では、遮断手段が変形弾性板型シール部で構成されているから、圧接を確実にしてシール能力を発揮し、同時に、圧力が弱まると素早く復元してシールすることを可能にする。又、被密封流体の圧力を変形弾性板型シール部に受けると、その圧力と協働してシール能力を発揮する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる実施の形態を示すブラシシール装置を図面に基づいて詳述する。
【0025】
図1は、本発明に係わる第1の実施の形態を示すブラシシール装置1が、構成部品の一方の部品であるケーシング50の取付溝51に取り付けられて、他方の部品である回転軸60と対向する位置に配置された断面図である。
又、図1の側面図は、図3に示す分割方向面3Dがブラシシール装置1の径方向を成している。更に又、図1の内径側から見た平面図は、図4とほぼ同一構成である。
【0026】
図1のブラシシール装置1は、ブラシシール5の固着部6を背板部2Aと保持板部2Bとにより狭持して溶接により一体化している。このブラシシール装置1は、円周を6等配に分割されて6個の本体分割品2に構成されている。この本体分割品2は、2等配、4等配、6等配等その大きさに応じて分割されるものである。
ブラシシール5は、多数の剛毛7を配列すると共に積層状態にして円周に沿って壁状に形成されている。そして、このブラシシール5を構成する剛毛7は、径方向に対してある角度に傾斜した状態で固着部6に固着されている。
【0027】
ブラシシール5の固着部6は、背板部2Aと一体化され、被密封流体がブラシシール5に作用しても大きく変形することなくシールできるように、背板部2Aの支持面8により支持されている。
背板部2Aと一体化されている保持板部2Bは、ブラシシール5の固着部6を狭持する形で、背板部2Aと一体に固着されている。この固着方法は、各種の溶接方法により溶接されて1体化している。又、保持板部2Bには、ブラシシール5との対向面間が空間部13になるように凹部9に形成され、被密封流体がブラシシール5に作用できるように形成されている。
【0028】
このブラシシール5の固着部6を間にして背板部2Aと保持板部2Bとを溶接により固着すると共に、円周上を等配に分割した形が本体分割品2である。
この背板部2Aと保持板部2Bを設けている本体分割品2は、ニッケル基の合金で製作されている。この材質としては、鉄、鋼、非鉄合金など被密封流体の種類、温度等の適用分野の条件により選定される。又、ケーシング50の線膨張係数に対応して選定することも必要である。
更に、ブラシシール5を構成する剛毛7は、材質として鋼線、ニッケル基の合金線、セラミック材線等が用いられている。この一実施例として、剛毛7の線形は0.05から0.5mmの範囲が利用されている。又、長さは5から50mmのものが利用されている。更に、剛毛7の積層壁の厚さは0.5から4mmの範囲のものが利用されている。
このほか、適用条件により、必要に応じてこれらの数字範囲は種々のものが応用される。
【0029】
本体分割品2は、円周を等配に分割された形状であることは前述した。つまり、本体分割品2の両端の結合部4の分割面3を接合すると、円環状に形成される。
この結合部4には、図3及び図4に示すごとく、本体分割品2が互いに連結できるように分割面3に形成されている。この分割面3は、分割する方向面、つまり、円環状体の径方向面である分割方向面3Dと、本体分割品2の長手方向、つまり、円環状体では、周方向である長手方向面3Lとにより段部面に形成されている。
尚、図1の分割面3による段部面は、図3に示す側面から見て、径方向を成している。
そして、この各本体分割品2の段部状の分割面3を互いに接合して全体を円環状に形成し、ブラシシール装置1に組み立てる。
【0030】
ブラシシール装置1をケーシング50に装着後、ブラシシール装置1の直径が拡径しても、縮径しても、摺動して接触し、この分割面3の長手方向面3L、3Lは、互いに接合状態を保持するように第1接合部20Aに形成されている。例え、分割方向面3Dの面間に間隙Cが生じても、第1接合部20Aは、密封接触状態が保持されるから、この第1接合部20Aからの被密封流体の漏洩は防止される。そして、このブラシシール装置1では、分割方向面3Dの途中に形成された段部面の互いに接触する接触面3D1、3D1が遮断の接合部10Dを形成して遮断手段10を構成する。つまり、この接触面3D1,3D1、つまり、遮断の接合部10Dは、周方向の長さ寸法に形成されているから、ブラシシール装置1が拡径してもこの長さ寸法の接触幅により密封接触を保持するものである。
【0031】
図2は、本発明に係わる第2の実施の形態を示すブラシシール装置1の断面図である。尚、図2は、図3に示すA−A矢視断面図である。又、図3は、図2の側面図である。更に、図4は、図2の両方の結合部4を内周側から見た平面図である。そして、図2に示すイとロの寸法は図3に示すイとロの寸法に対応する。
【0032】
図2に示すブラシシール装置1は、図1に示すブラシシール装置1とブラシシール5の固着部6の点が、特に相違する。図2のブラシシール装置1は、ブラシシール5の固着部6が断面矩形状に形成され、図3に示す全体の側面が本体分割品2の長さに対応して円弧状を形成されている。そして、ブラシシール5と固着部6とは、溶接器により精密に溶接されて結合されている。ブラシシール5の固着部6は、背板部2Aと保持板部2Bとの嵌合部12に嵌着した上で、両側から狭持状態に固定されて、この三者全体が本体分割品2に構成されている。
【0033】
図2に示すブラシシール装置1は、図3に示すように、分割面3が本体分割品2の径方向に対して傾斜している。又、図3と図4に示す分割方向面3Dの面間の間隙Cは少し開いた状態である。しかし、長手方向面3L、3Lが接合した第1接合部20Aは、密接して被密封流体をシールしている。その他の構成は説明を省略するが、図1とほぼ同一に形成されている。
【0034】
更に、図3及び図4において、第1の接合部20A及び遮断の接合面10Dには、超弾性合金材製のゴム状シール板10Tが設けられている。この構成が、本発明に係わる第3の実施の形態である。
【0035】
この超弾性合金としては,Cu−Al−Ni合金が好ましい。この他に、Ni−Ti合金、Cu−Zn合金なども適している。その製法は1000°Cで2時間程度熱処理した後に、急冷するものである。この弾性歪み限界は20%である。
【0036】
図5は、本発明に係わる第4の実施の形態を示すブラシシール装置1であって、図6に示す矢視A−Aの断面図である。又、図6は、図5に示す側面図である。更に、図7は、図5に示す内径側から見た両方の結合部4の平面図である。図8は、間隙Cが縮小された状態に於いて、図6に示す遮断手段10に相当する第1実施例の側面図である。又、図9は、図8に示す間隙Cが拡大された状態の第2実施例の弾性シール板10Bの変形を示す側面図である。尚、図5のハ寸法は、図6のハ寸法と同一寸法を示すために記入すものである。
【0037】
図5のブラシシール装置1は、図2に示す結合部4の構成を除いては、ほぼ同一構成である。
図5において、分割面3は図3に示すものとは異なり、傾斜状態で直線的に突き抜けている。そして、高圧P1側の分割方向面3Dにより形成される面間の間隙Cを横断する弾性シール板10Bが設けられている。この弾性シール板10Bが遮断手段10である。
この弾性シール板10Bは、先端側が被密封流体側に弾性変形に曲げられており、根元側が保持板部2Bに設けられたスリット18に嵌着されて取り付けられている。そして、間隙Cを横断して自由端側が分割方向面3Dに密接する。この弾性シール板10Bは、自由端部の先端側が弾性変形して接触しており、間隙Cの寸法に変化が生じても、自由端部の先端側が追随してシールする。尚、弾性シール板10Bは根元側は嵌着の他に、溶接、ロ付け、接着、カシメなどの方法により取り付けることも可能である。
【0038】
図6に示す状態は、間隙Cが標準状態に開いている1例である。そして、図7は、図6における、その状態の結合部4を内径側から見た平面図である。この間隙Cの寸法は、作動中に変化するように構成されており、ブラシシール5が回転軸60により圧接して摩耗するのを効果的に防止する。
【0039】
図8は、図6に示す遮断手段10である弾性シール板10Bの第1実施例である。
図8及び図9に於いては、図6に於ける間隙Cが縮小しても対応できるように弾性シール板10Bの付け根側の図示下側が円弧面取Rまたは傾斜円弧状Kに形成されている。そして、図8は、作動中に惹起する例として間隙Cが図6に示す間隙Cよりも縮小した状態である。
又、図9は、図8とは反対に、作動中に間隙Cが拡大した状態である。図8及び図9は共に間隙Cの寸法の変化に対応して弾性変形し、間隙Cを遮断して密封する。
【0040】
図10は、本発明に係わる第5の実施の形態を示すブラシシール装置1の断面図である。又、図11は、図10の結合部4の側面図である。更に、図12は、図10に示す内周側から見た両方の結合部4の平面図である。更に、図13は、図11の遮断手段10に相当する第1実施例の遮断手段を示す側面図である。更に又、図14は、図11の遮断手段10に相当する第2実施例の遮断手段を示す側面図である。
【0041】
図10及び図11に示すブラシシール装置1に於いて、断面C型をした第1の変形弾性板型シール部10C1は、図6に示す弾性シール板10Bである遮断手段10に相当するものであって、変形弾性板型シール部10Cである。この具体例である第1の変形弾性板型シール部10C1は、一方の本体分割品2における分割方向面3Dに設けた装着用溝14内に配置されて遮断手段10を構成する。
そして、第1の変形弾性板型シール部10C1のC型をした開口11側を被密封流体が侵入する側へ向けて配置し、被密封流体の圧力により第1の変形弾性板型シール部10C1の内部空間を径方向に拡張して接触面圧を高め、シール能力を発揮させるものである。
この第1の変形弾性板型シール部10C1は、断面C型に形成されているので、弾性変形の範囲が大きいから、間隙C寸法の開き状態の変化に対応して第1の変形弾性板型シール部10C1により、間隙Cを効果的にシールすることが可能になる。
【0042】
図12は、図11の内周側から見た分割面3の間隙Cの開き具合を示すものである。また、長手方向面3L、3Lは、互いに接触して第1接合部20Aを構成している。この第1接合部20Aは長手方向に形成されているから長手方向に移動しても、常に接触状態を保持して間隙Cの間を密封することが可能になる。
【0043】
図13に示す断面O型に形成された第2の変形弾性板型シール部10C2は、遮断手段10である変形弾性板型シール部10Cの第1実施例である。そして、図11に示す装着用溝14と同等の装着用溝14内に配置される。
このO型の第2の変形弾性板型シール部10C2は、断面O型であるが、肉厚が薄肉に形成されたために、弾性変形して間隙Cの寸法の変化に強力に追随することが可能になる。
特に、この第2の変形弾性板型シール部10C2の材質としては、軸方向に開口したばね鋼管、又はステンレス管、等にすると好適である。特に、超弾性合金材製にすると好適である。
【0044】
更に、図14に示すW型の第3の変形弾性板型シール部10C3は、遮断手段10である変形弾性板型シール部10Cの第2の実施例である。このW型の第3の変形弾性板型シール部10C3も、図11に示す第1の変形弾性板型シール部10C1と同様に、装着用溝14内に配置されている。このW型の第3の変形弾性板型シール部10C3は、W型のために弾性変形の幅の範囲が大きく、間隙Cの寸法の拡張及び縮小の開きの大きさに対応することが可能になる。
以上の変形弾性板型シール部10Cは、材質としては、ばね鋼板、ステンレス板、特に超弾性合金板等が適している。そして、これらの材質の板を加工して変形弾性板に形成する。この変形弾性板の形状としては、例えば、断面をO型、C型、V型、W型、X型、D型、S型に形成して実施した。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係わるブラシシール装置は、以下のような発明としての効果を奏する。
請求項1に係わる本発明のブラシシール装置によれば、本体分割品の両端の結合部に分割方向面と長手方向面よりなる段部状の分割面が設けられており、ブラシシール装置の、例えば、内径が拡径した場合に分割方向面の面間の間隙寸法に拡張が生じても、この間隙と、ブラシシール装置が装着されるケーシングとにより形成される通路を間隙の開きに関係なく、常に密封している遮断手段により密封遮断されているので、被密封流体を効果的にシールすることができる。
【0046】
更に、本体分割品の分割面の間隙の拡大、縮小に関係なく、遮断手段にり、常に間隙をシールできる構成は、ブラシシールに回転軸の揺動などによる押圧力を受けた場合でも、各本体分割品が押圧力に応じて拡径可能な設計ができるので、ブラシシールの摩擦を最小にして摩耗を防止する効果を奏する。
【0047】
請求項2に係わる本発明のブラシシール装置によれば、分割方向面が途中で段部面を成して長手方向に形成された接触面を有し、この各接触面が接合して遮断の接合部を成して間隙を遮断すると共に、分割方向面の寸法に開きが生じても、この遮断の接合部は分割方向面の開きに沿って接合状態で互いに摺動するから、常に、間隙を密封することが可能になる。 これが、遮断手段を構成するものであり、本体分割品を結合したブラシシール装置に、例えば、内径の拡径又は縮径の機能を付与した設計をした場合に、回転軸の振れに応じて内径が拡径して間隙に開が生じても、遮断の接合部は常に接触状態を保持できるから、遮断の接合部を構成する接触面の長さに応じて常に間隙が遮断される効果を奏する。
【0048】
請求項3に係わる本発明のブラシシール装置によれば、遮断手段として、長手方向の接触面に超弾性合金のシール板を有するので、このシール板がゴム状弾性体の様に接合して接触面間が密封される効果を奏する。特に、超弾性合金はゴム状弾性力を有し、接触面に微少な振動等が生じても、間隙が密封される効果を奏する。
【0049】
請求項4に係わる本発明のブラシシール装置によれば、遮断手段として、片持型弾性シール板を有し、この片持型弾性シール板の自由端部が対向する分割方向面に弾性変形して接触しているために、対向する分割方向面間の寸法に開きが生じても、弾性変形が寸法の変化に追随して密封接触し、常に、分割方向面の間隙が遮断されて密封する効果を奏する。
【0050】
請求項5に係わる本発明のブラシシール装置によれば、遮断手段として、変形弾性板型シール部を有し、この変形弾性板型シール部は、装着用溝に取付られて分割方向面の相対面間に強く密着してシールする。このために接触力が強く、確実に接触してシールする効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる第1の実施の形態を示すブラシシール装置であって、そのブラシシール装置を構成部品間に装着された状態の断面図である。
【図2】 本発明に係わる第2の実施の形態を示すブラシシール装置であって、そのブラシシール装置を構成部品間に装着された状態の断面図である。
【図3】 図2に示すブラシシール装置の側面図である。
【図4】 図2に示すブラシシール装置の内径側から見た平面図である。
【図5】 本発明に係わる第3の実施の形態を示すブラシシール装置の断面図である。
【図6】 図5に示すブラシシール装置の側面図である。
【図7】 図5に示すブラシシール装置の内径側から見た平面図である。
【図8】 図6の第1実施例を示すブラシシール装置の結合部の側面図である。
【図9】 図6の第2実施例を示すブラシシール装置の結合部の側面図である。
【図10】 本発明に係わる第4の実施の形態を示すブラシシール装置の断面図である。
【図11】 図10の側面図であって、特に、変形弾性板型シール部10Cの第1実施例を示すブラシシール装置の結合部の側面図である。
【図12】 図10に示すブラシシール装置の内径側から見た平面図である。
【図13】 図11の変形弾性板型シール部10Cの第1実施例を示すブラシシール装置の結合部の側面図である。
【図14】 図11の変形弾性板型シール部10Cの第2実施例を示すブラシシール装置の結合部の側面図である。
【図15】 従来のブラシシール装置であって、そのブラシシール装置を構成部品間に装着された状態の断面図である。
【図16】 図15に示すブラシシール装置の内径側から見た平面図である。
【図17】 従来の他のブラシシール装置であって、そのブラシシール装置の側面図である。
【図18】 図17示すブラシシール装置の内径側から見た平面図である。
【符号の説明】
1 ブラシシール装置
2 本体分割品
2A 背板部
2B 保持板部
3 分割面
3D 分割方向面
3L 長手方向面
3D1 接触面
4 結合部
5 ブラシシール
6 固着部
7 剛毛
8 支持面
9 凹部
10 遮断手
10B 弾性シール板
10C 変形弾性板型シール部
10D 遮断の接合部
10T ゴム状シール板
10C1 第1の変形弾性板型シール部
10C2 第2の変形弾性板型シール部
10C3 第3の変形弾性板型シール部
11 開口
12 嵌合部
13 空間部
14 装着用溝
18 スリット
20A 第1接合部
50 ケーシング(一方の部品)
51 取付溝
52 空間部
60 回転軸(他方の部品)
C 間隙

Claims (5)

  1. 複数に分割された本体分割品の分割面が組み合わされると共に相対構成部品間の一方の部品の取付溝に取り付けられて前記相対構成部品間をシールするブラシシール装置であって、
    一端を固着した固着部の長手方向へ壁状に形成されるブラシシールと、
    前記ブラシシールを背板部及び保持板部により挟持して保持すると共に分割された結合部に分割面を有する本体分割品とを具備し、
    前記分割面は分割される分割方向面と、前記分割方向面と段を成すように前記保持板部に設けられ、前記本体分割品の長手方向に形成される長手方向面とを有する段部に形成され、
    前記各分割方向面が互いに組み合わされた前記分割方向面の面間の前記保持板部に形成された前記分割方向面間の前記取付溝の内部には、前記取付溝の内部空間の当該分割方向面間を前記長手方向面に平行で前記長手方向に垂直な方向にシールする遮断手段を有する、
    ことを特徴とするブラシシール装置。
  2. 前記遮断手段は、前記分割方向面が途中で段面に形成されて長手方向の接触面を有すると共に前記接触面が互いに接合された接合部に構成されることを特徴とする請求項1に記載のブラシシール装置。
  3. 前記遮断手段は、前記接触面に超弾性合金材製のシール板を有することを特徴とする請求項2に記載のブラシシール装置。
  4. 前記遮断手段は、前記分割方向面の相対面間を横断して遮断する弾性シール板により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシシール装置。
  5. 前記遮断手段は、前記分割方向面の相対面間に遮断配置されて接合する変形弾性板型シール部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシシール装置。
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