JP4719114B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、カーエアコン用コンプレッサ等に用いられる動力伝達装置に関し、特に従動側機器に過負荷が加わったときに駆動側回転部材と従動側回転部材との連結を解除するようにした動力伝達装置に関するものである。
カーエアコン用コンプレッサ等に用いられているこの種の動力伝達装置は、ダンパー機構を備え、このダンパー機構を介して駆動側回転部材の回転を従動側回転部材に伝達するように構成されている。(例えば、特許文献1〜6参照)。
従来の動力伝達装置の一例を図11に基づいて概略説明すると、2はカーエアコン用コンプレッサ(従動側機器)、3はコンプレサ2のハウジング、4はハウジング3の円筒部3Aにベアリング5を介して回転自在に装着されたプーリ(駆動側回転部材)、6はコンプレッサ2の回転軸、7は回転軸6に装着されたハブ(従動側回転部材)、8はプーリ4とハブ7とを連結する回転伝達部材、9はプーリ4と回転伝達部材8とを連結するダンパー機構であり、これらによってコンプレッサ2の動力伝達装置1を構成している。
前記回転伝達部材8は、略円板状に形成された本体8Aと、この本体8Aの外周に周方向に等間隔おいて突設された複数の固定部8Cとを備え、これらの固定部8Cが止めねじ10によってダンパー機構9に固定されている。また、回転伝達部材8は、前記固定部8Cより本体8Aの外周に沿って延設された弾性変形可能な連結片8Bを一体に備え、この連結片8Bの先端部(接続部)8Dがハブ7と挾持板11とによって離脱可能に挾持されることにより、プーリ4とハブ7とを接離可能に連結している。このような回転伝達部材8は、通常ばね用鋼板によって形成されている。
前記ダンパー機構9は、動力伝達時の衝撃やトルク変動を緩衝するための機構であって、ダンパー保持部材15と、このダンパー保持部材15内に周方向に等間隔おいて組み込まれた、例えば3つのダンパーゴム16等で構成されている。ダンパー保持部材15は、プーリ4の環状凹部17内に配設されており、各ダンパーゴム16をそれぞれ収納する3つの筒状部18を有している。ダンパーゴム16は、筒状体に形成されてナット部材19とともに前記筒状部18内に組み込まれている。ナット部材19は、雌ねじを有する鍔付きの円筒体に形成されて外周に前記ダンパーゴム16が嵌着されており、前端面に回転伝達部材8の固定部8Cが止めねじ10によって固定されることにより、ダンパーゴム16のハブ側端面をプーリ4の内面に押し付けている。
このような動力伝達装置1において、自動車エンジン(駆動側機器)からの動力は、プーリ4−ダンパー保持部材15−ダンパーゴム16−ナット部材19−回転伝達部材8−ハブ7を経て回転軸6に伝達される。
ダンパー機構9は、動力伝達中においてプーリ4からハブ7に伝達されるトルク変動や衝撃をダンパーゴム16によって効果的に緩衝する。したがって、動力伝達中におけるトルク変動や衝撃によって回転伝達部材8の接続部8Dに加わる張力が軽減され、接続部8Dがハブ7と挾持板11との間から抜け出るようなことはない。
コンプレッサ2側に過負荷が発生すると、回転軸6の回転が抑制されてプーリ4とハブ7との間に所定の大きさ以上の回転力が生じ、この回転力により回転伝達部材8によるプーリ4とハブ7との結合状態が解除される。すなわち、回転軸6の回転が抑制されると、プーリ4とハブ7との間に生じる回転力により回転伝達部材8の接続部8Dがハブ7と挾持板11との間から離脱してプーリ4とハブ7の結合を解除する。そして、連結片8Bが弾性復帰して接続部8Dを挾持板11の後方側に移動させる。したがって、接続部8Dが離脱した後は回転伝達部材8とハブ7とが干渉することなく、プーリ4の回転伝達を確実に断つことができる。
特許第3421619号公報 特開2003−35321号公報 特開2004−245274号公報 特開2004−245273号公報 特開2003−148510号公報 特開2003−28191号公報
上述した従来の動力伝達装置1において、ダンパー機構9は、ダンパー保持部材15と、トルク変動や衝撃を緩衝する3つのダンパーゴム16と、これらのダンパーゴム16を介してプーリ4の回転を従動側に伝達する3つのナット部材19とを備え、これらのナット部材19を前記ダンパー保持部材15内に個々独立した状態で組み込み、回転伝達部材8の各固定部8Cをナット部材19の前端面にそれぞれ固定し、ダンパーゴム16をプーリ4の内面に押し付けている。このようなダンパー機構9においては、製造誤差等により各ダンパーゴム16の圧縮量、芯出し精度、真直度等が異なるため各ナット部材19の動きが必ずしも一定にならない。このため、プーリ4からの回転力を各ナット部材19に均等に伝達することができず、この結果、回転伝達部材8の各固定部8Cに与える負荷(回転力)も不均一になり、大きな負荷が加わる固定部8Cに大きな応力が発生し、当該固定部に亀裂が生じ、ここから破断するという問題があった。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ダンパー機構の構成部材である複数のナット部材を一体化して個別の動きを規制することにより、回転伝達部材の各連結片に加えられる負荷を均一化し、回転伝達部材の一部にのみ大きな応力が発生しないようにした動力伝達装置を提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、駆動側機器の動力によって回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材の回転が伝達される従動側機器の従動側回転部材と、前記従動側回転部材と前記駆動側回転部材との間に介装されてこれら両部材を連結し、記従動側機器に過負荷が加わったときに連結を解除する回転伝達部材と、前記回転伝達部材と前記駆動側回転部材との間に介装されたダンパー機構とを備え、前記ダンパー機構は、前記駆動側回転部材内に周方向に等間隔おいて配設され前記回転伝達部材の一端部が固定された複数のナット部材と、これらのナット部材に装着されたダンパーゴムと、前記複数のナット部材を一体的に結合するプレートとで構成され、前記回転伝達部材は、環状の本体と、この本体の外周に周方向に等間隔おいて突設され前記ナット部材に固定された複数の固定部と、これらの固定部より前記本体の外周に沿ってそれぞれ延設されるとともに前記本体の面に対して当該面と直交する方向に折り曲げられた軸線方向に弾性変形可能な複数の連結片と、これらの連結片の先端にそれぞれ延設され前記従動側回転部材と挾持板とによって離脱可能に挾持された接続部とで構成され、前記連結片の基端部は、折り曲げ線の内側端が回転方向前方側で外側端が回転方向後方側となるように斜めに折り曲げ形成されているものである。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記回転伝達部材の固定部は、前記ナット部材の代わりに従動側回転部材に固定されており、接続部は前記従動側回転部材の代わりに前記ナット部材に離脱可能に連結されているものである。
また、第3の発明は、駆動側機器の動力によって回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材の回転が伝達される従動側機器の従動側回転部材と、前記従動側回転部材と前記駆動側回転部材との間に介装されてこれら両部材を連結し、前記従動側機器に過負荷が加わったときに連結を解除する回転伝達部材と、前記回転伝達部材と前記駆動側回転部材との間に介装されたダンパー機構とを備え、前記ダンパー機構は、前記駆動側回転部材内に周方向に等間隔おいて配設され前記回転伝達部材の一端部が固定された複数のナット部材と、これらのナット部材に装着されたダンパーゴムと、前記複数のナット部材を一体的に結合するプレートとで構成され、前記回転伝達部材は、円板状に形成されて外周寄りに複数の連結片形成用スリットを周方向に等間隔おいて形成することにより、環状の本体と、この本体の外周を取り囲むように前記本体に延設された軸線方向に弾性変形可能な複数の連結片とで構成され、前記各連結片は、前記本体の面に対して傾斜した傾斜片からなり、基端側には前記ナット部材に固定される固定部が設けられ、先端側には前記連結片とは反対方向に傾斜し前記従動側回転部材と挾持板とによって離脱可能に挾持される接続部が設けられ、前記接続部は、前記本体側に折り曲げ形成されており、この接続部の折り曲げ角は、前記従動側回転部材と前記挾持板とによって挟持された状態において、前記本体と前記接続部との間隔が前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材の間隔と略等しくなる角度に設定されているものである。
また、第4の発明は、第3の発明において、前記回転伝達部材の固定部は前記ナット部材の代わりに従動側回転部材に固定されており、前記接続部は前記従動側回転部材の代わりに前記ナット部材に離脱可能に連結されているものである。
第1の発明においては、プレートによって複数のナット部材を一体的に結合することにより、前記ナット部材の個別の動きを規制しているので、駆動側回転部材から各ナット部材に伝達される回転力が等しくなり、回転伝達部材の各連結片に加えられる負荷を均一化する。したがって、回転伝達部材の各固定部に発生する応力も均等になり、一部の固定部に大きな応力が発生して亀裂が生じたり破断したりすることがなく、回転伝達部材の耐久性を向上させる。また、連結片を折り曲げ線が斜めになるように折り曲げて折り曲げ線の長さを長くしたので、応力が折り曲げ線に沿って分散され、応力集中を緩和する。したがって、連結片の基端部に亀裂が生じたり、折り曲げ線に沿っての破断を防止することができる。
第2および第4の発明においては、回転伝達部材の固定部と接続部を、第1の発明とは逆に取付けることができるので、設計の自由度を有している。
第3の発明においては、回転伝達部材の接続部を従動側回転部材と挾持板とによって挾持した状態において、本体と接続部との間隔が駆動側回転部材と従動側回転部材の間隔と略等しくなるように、連結片と接続部との折り曲げ角を設定したので、固定部をナット部材に固定するときに連結片を殆ど弾性変形させる必要がなく、回転軸を軸支するベアリングおよび駆動側回転部材を軸支するベアリングに加わるスラスト荷重が低減するから、ベアリングの回転抵抗を低減することができる。また、連結片を殆ど弾性変形させなければ、小さな操作力で回転伝達部材をナット部材に取付けることができるから、ナット部材に対する回転伝達部材の取付作業が容易になる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る動力伝達装置の第1の実施の形態の一部を破断して示す正面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は同動力伝達装置の背面図、図4(a)、(b)、(c)、(d)は回転伝達部材の正面図、側面図、ハブに回転伝達部材を取付けた状態を示す図および回転伝達部材をプーリに連結した状態を示す図、図5(a)、(b)は挾持板の正面図および断面図、図6はプレートの正面図である。なお、従来技術と同一の構成部品、部分については同一符号をもって示し、その説明を適宜省略する。また、動力伝達装置20自体の構造は上述した従来の動力伝達装置1と略同一であり、異なる点はダンパー機構9にプレート21を設けたところにある。
図1および図2において、駆動側回転部材であるプーリ4は、円板部4Aと、この円板部4Aの一側面に一体に突設された外側円筒部4Bおよび内側円筒部4Cとからなり、外側円筒部4Bの外周面には複数のV溝23が形成されており、この外側円筒部4Bに自動車エンジンの動力が図示を省略したVベルトを介して伝達される。一方、内側円筒部4Cは、コンプレッサ2のハウジング3に設けた突出部3Aにベアリング5を介して回転自在に軸支されている。
コンプレッサ2の回転軸6は、一端部がハウジング3の突出部3Aより外部に突出し、その突出端部にハブ7がボルト24によって固定されている。
前記ハブ7は、回転軸6の軸端にスプライン結合されたボス部7Aと、このボス部7Aから半径方向に延びる円板状のフランジ部7Bとを一体に備えている。フランジ部7Bは、3つの挿通孔26を有し、これらの挿通孔26にそれぞれ挿通されるリベット25により挾持板11が裏面側に取付けられている。また、フランジ部7Bの外周には、挾持板11とともに回転伝達部材8の接続部8Dを挟持する3つの挾持部7Cが周方向に等間隔おいて径方向に一体に突設されている。
図2および図4において、プーリ4とハブ7との間に介装されこれら両部材を接離可能に連結する前記回転伝達部材8は、ばね用鋼板によって全体が略円板状に形成されており、3つの連結片形成用スリット30を周方向に等間隔おいて設けることにより、スリット30の内側に位置する環状の本体8Aと、この本体8Aの外周を取り囲むように延設された軸線方向に弾性変形可能な3つの連結片8Bとから構成されている。そして、前記連結片8Bの基端部(回転伝達部材8の回転方向側端部)がダンパー機構9に固定される固定部8Cを形成し、先端部(反回転方向側端部)が前記ハブ7と挾持板11とによって離脱可能に挾持される接続部8Dを形成している。
また、連結片8Bは、図4(b)に示すように連結片8Bの基端31a、すなわち固定部8Cとの境部の内側端Pと外側縁Qとを結ぶ斜めの折り曲げ線100に沿って表面側(ハブ7側)に所定の角度γをもって折り曲げ形成されることにより自然状態において傾斜している。外側縁Qは、内側縁Pよりも回転伝達部材8の回転方向とは反対側(回転方向後方側)に位置している。折り曲げ線100の傾斜角、すなわち回転伝達部材8の中心Oと内側端Pとを結ぶ半径方向の直線Lと折り曲げ線100とのなす角度は角度βに設定されている。なお、前記折り曲げ線100は、説明および図示の都合上、線状に表されるように図示しているが、湾曲した曲線をなすように塑性加工されることが望ましい。また、連結片8Bの折曲部分は、連結片8Bの基端31aと、連結片8Bと接続部8Dとの境部31bの2箇所である。さらに、連結片8Bは、図4(b)に示すように表面側(ハブ7側)に所要角度折り曲げられることにより自然状態において傾斜している。この折り曲げ線101は、回転伝達部材31の半径方向の直線でかつ接続部8Dの内側縁を通る直線L1(図4(a))と一致している。
前記固定部8Cは本体8Aと連結片8Bとを連結する部分であって、本体8Aと同一平面をなしている。固定部8Cの中央には、止めねじ10が挿通される取付孔32が形成されている。そして、この取付孔32を使用して前記止めねじ10をダンパー機構9のナット部材19にねじ込むことにより、固定部8Cがナット部材19の前端面に固定されている。
前記接続部8Dは、固定部8Cより回転伝達部材8の回転方向(矢印方向)とは反対方向に位置し、反回転方向側の固定部8Cと近接して対向している。また、接続部8Dは図4(b)に示すように連結片8Bとは反対方向(プーリ4側)に所要角度折り曲げられている。接続部8Dの裏面中央には、挾持板11との結合強度を高めるために半球状の係合部33が突設されている。
各連結片8Bの接続部8Dをハブ7の挾持部7Cと挾持板11の挾持部11Bによって挾持して挾持部7Cの裏面に圧接すると、連結片8Bはプーリ4側に弾性変形する。このため、回転伝達部材8をハブ7に取付けた状態においては、図4(c)、(d)に示すように本体8Aと接続部8Dとが略平行な状態に変形し、ハブ7から本体8Aの裏面までの間隔、言い換えれば本体8Aから接続部8Dまでの間隔がDに広がる。この間隔Dは、連結片8Bと接続部8Dの折り曲げ角θを十分に小さくしたことによる効果であり、これにより間隔Dを従来装置に比べて大きくすることができる。これは、間隔Dをプーリ4とハブ7の対向面間の距離Eと略等しいかまたは距離Eより若干小さくするためである。このような構成にすると、固定部8Cをプーリ4に固定する際の連結片8Bの弾性変形量(E−D)を小さくすることができる。なお、連結片8Bと接続部8Dの折り曲げ角θは、図4(b)に示す自然状態と、図4(d)に示すハブ7に取付けた状態と殆ど同じである。
図5において、前記挾持板11は、同じくばね用鋼板等によって円板状に形成されており、リング状の本体11Aと、この本体11Aの外周に周方向に等間隔おいて一体に突設された3つの挾持部11Bとで構成されている。本体11Aには、3つの貫通孔34が前記ハブ7の挿通孔26に対応して形成されている。各挾持部11Bの中央には、回転伝達部材8の接続部8Dに突設した係合部33が係合し接続部8Dの周方向の離脱を防止する係止孔35がそれぞれ設けられている。
図2、図3および図6において、運転時のトルク変動や衝撃を緩衝するダンパー機構9は、前記プーリ4の円板部4Aと、外側円筒部4Bおよび内側円筒部4Cとによって囲まれた環状凹部17内に組み込まれている。このダンパー機構9は、ダンパー保持部材15と、このダンパー保持部材15内に周方向に等間隔おいて組み込まれた3つのダンパーゴム16と、これらのダンパーゴム16がそれぞれ装着された3つのナット部材19と、これらのナット部材19を一体的に結合する前記プレート21等で構成されている。
前記ダンパー保持部材15は、円板状の本体15Aと、この本体15Aのコンプレッサ2側の面に周方向に等間隔おいて一体に突設された3つの筒状部15Bと、この筒状部15Bを補強するリブ15Cとからなり、前記本体15Aがリベット41によってプーリ4の円板部4Aの内面に固定されている。
前記ダンパーゴム16は、筒状体に形成されてナット部材19とともに前記筒状部15B内に組み込まれており、ハブ7側端面がプーリ4の円板部4Aの内面に密接している。
前記ナット部材19は、内周面に雌ねじが形成された鍔付きの円筒体からなり、外周に前記ダンパーゴム16が嵌着されている。ナット部材19の前端部は、ダンパー保持部材15の本体15Aに設けた孔およびプーリ4の円板部4Aに設けた挿通孔43を通ってプーリ4の外部に僅かに突出し、その突出端面に前記回転伝達部材8の固定部8Cが前記止めねじ10によって固定され、これによりダンパーゴム16の一端面を前記円板部4Aの内面に押し付けている。
図2および図6において、前記プレート21は、十分な剛性を有する金属板によってダンパー保持部材15の本体15Aと略同じ大きさのリング状に形成されており、プーリ4の内側円筒部4Cが挿通される中心孔44と3つの取付孔45が設けられている。そして、プーリ4の後方側から各ナット部材19の鍔部背面に止めねじ46によって固定されることにより、プレート21によって3つのナット部材19を一体的に結合している。このため、ナット部材19は、回転伝達部材8とプレート21とによって両端が固定されており、回転方向の倒れ込みが防止される。
このような構造からなる動力伝達装置20の組立に際しては、プーリ4の環状凹部17内にダンパー機構9を組み込んでダンパー保持部材15をプーリ4にリベット41によって固定する。
次に、プーリ4をハウジング3の突出部3Aにベアリング5を介して回転自在に取付ける。
次いで、ハブ7、回転伝達部材8および挾持板11を一体化して回転軸6に取付ける。ハブ7、回転伝達部材8および挾持板11を一体化させるには、ハブ7のフランジ部7Bの裏面に挾持板11と回転伝達部材8を重ね合わせて回転伝達部材8の係合部33を挾持板11の係止孔35に係合させる。そして、リベット25をハブ7の挿通孔26と挾持板11の貫通孔34に挿通してかしめることにより、ハブ7、回転伝達部材8および挾持板11を一体化し、ハブ7の挾持部7Cと挾持板11の挾持部11Bとで回転伝達部材8の接続部8Dを挾持する。回転伝達部材8の接続部8Dは、ハブ7と挾持板11とによって挾持されると、ハブ7の挾持部7Cに圧接する。接続部8Dが挾持部7Cに圧接すると、回転伝達部材8の連結片8Bはハブ7側に弾性変形して本体8Aとの交差角度が大きくなり接続部8Dを本体8Aから離間させる。これにより、本体8Aと接続部8Dが略平行な状態になる。
次に、この状態でハブ7のボス部7Aを回転軸6にスプライン結合させてボルト24により固定する。さらに、回転伝達部材8の本体8Aを、連結片8Bの弾性変形によってコンプレッサ2側に変位させてナット部材19の前端面に押し付ける。そして、止めねじ10を回転伝達部材8の取付孔32に挿通してナット部材19のねじ孔にねじ込み、回転伝達部材8の固定部8Cをナット部材19に固定することにより動力伝達装置20の組立が完了する。
このような動力伝達装置20において、エンジンからの動力は、プーリ4−ダンパー保持部材15−ダンパーゴム16−ナット部材19−回転伝達部材8−ハブ7を経て回転軸6に伝達される。
動力伝達中において、ダンパー機構9は、プーリ4からハブ7に伝達されるトルク変動や衝撃をダンパーゴム16によって効果的に緩衝する。したがって、動力伝達時の衝撃や動力伝達中における過負荷に至らない程度のトルク変動によって回転伝達部材8の接続部8Dに加わる張力が軽減され、接続部8Dがハブ7と挾持板11との間から抜け出るようなことはない。
また、ダンパー機構9は、プレート21によって3つのナット部材19を一体的に結合しているので、ナット部材19の個別の動きや倒れ込みを防止することができる。このため、プーリ4からの回転力を各ナット部材19に均等に伝達することができ、回転伝達部材8の各固定部8Cに与える負荷(回転力)を均一化させることができる。したがって、ある特定の固定部8Cに大きな応力が発生して、当該固定部に亀裂が生じたり、ここから破断するおそれがなくなり、回転伝達部材8の耐久性を向上させることができる。
何らかの原因により、例えばコンプレッサ2に加わる過負荷によって回転軸6が停止すると、自動車エンジンの動力で回転伝達部材8によるプーリ4とハブ7の結合状態が解除される。すなわち、回転軸6が停止した後も、プーリ4は回転し続けているため回転伝達部材8を回転させ続けようとする。このため、回転に伴う引張力がハブ7と挾持板11とによる挾持力に打ち勝つと接続部8Dがハブ7と挾持板11との間から離脱してプーリ4とハブ7の結合を解除する。回転伝達部材8はプーリ4とハブ7とによる係合が解除されると、連結片8Bの弾性復帰により図4(b)に示す自然な状態に戻り、接続部8Dを挾持板11の後方側に位置させる。したがって、接続部8Dが離脱した後は回転伝達部材8とハブ7とが干渉することなく、プーリ4の回転伝達を確実に断つことができる。
また、本発明においては、制動時や起動時に回転伝達部材8の連結片8Bに衝撃的な引張荷重が作用しても連結片8Bの基端部31aに亀裂が生じたり折り曲げ線100に沿って破断したりするのを防止することができる。すなわち、本発明は折り曲げ線100を、回転伝達部材8の中心Oと連結片8Bの内側縁Pとを結ぶ半径方向の直線Lに対して角度βだけ傾斜した斜めの折り曲げ線としているので、折り曲げ線100の長さが長く、連結片8Bの基端部31aに発生する応力を折り曲げ線100に沿って分散させることができる。それ故、内側縁Pにおける最大応力の値が小さくなり、内側縁Pに亀裂が生じたり、ここから連結片8Bが破断したりするおそれがなく、動力伝達装置20の信頼性および耐久性を向上させることができる。
さらに、本発明においては、プーリ4とハブ7を回転伝達部材8によって連結したときの連結片8Bの弾性変形量E−D(図4(c))が十分に小さくなるように連結片8Bと接続部8Dの折り曲げ角θを設定されているので、組付け後の回転伝達部材8の反力も小さく、回転軸6を軸支するベアリング(図示せず)に対するスラスト荷重を低減することができる。また、これによりベアリングの回転抵抗の低減、さらには動力伝達装置20の耐久性および信頼性を向上させることができる。
図7は本発明の第2の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態では、ダンパー機構9の3つのナット部材19を一体的に結合するプレート21と回転伝達部材8とを積層してナット部材19の前端面に止めねじ10によって共締め固定している。その他の構造は上述した実施の形態と同一である。
このような構造においては、ナット部材19が片持支持構造ではあるが、回転伝達部材8とナット部材19との間に剛体からなるプレート21を介在させているから、回転伝達部材8、ナット部材19およびプレート21の結合強度を十分に大きくすることができる。このため、ナット部材19の動きおよび回転方向の倒れ込みを確実に防止することができ、上述した実施の形態と同様な効果が得られる。
図8は本発明の第3の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、ダンパー機構9をプーリ4内に設けたダンパーゴム取付部110に直接収納した例を示している。このため、ダンパーゴム16の外周面は前記ダンパーゴム取付部110の内周面に密接している。また、ナット部材19の鍔部19aは、前記取付部110内に設けた環状の突起からなる抜け防止部111に後方側から当接することにより、ハブ7側への抜けを防止されている。ダンパーゴム16は、同じく抜け防止部111に後端が当接することによりプーリ4の後方への抜けを防止されている。さらに、ダンパーゴム16の前端であるハブ7側端部は、プーリ4の前面より前方に突出しており、この突出端面にプレート21と回転伝達部材8の本体8Aが止めねじ10によって固定されている。すなわち、本実施の形態では、プレート21をダンパーゴム16に固定し、プーリ4に対しては非接触な状態となるようにしている。
このような構成からなるダンパー機構9によれば、プレート21の摩耗を防止することができる。すなわち、図7に示した実施の形態のようにプレート21をプーリ4に固定した場合は、負荷変動時にダンパーゴム16が捩れてプーリ4とプレート21との間に摩擦が発生すると、プレート21が摩耗する。これに対して、本実施の形態のように、プレート21をプーリ4から離間させておくと、プーリ4とプレート21との間に摺動部がないため摩擦が発生せず、プレート21の摩耗を防止することができる。
図9は本発明の第4の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、上記した第3の実施の形態の変形例であり、ダンパーゴム16を軸線方向において分割することにより筒状体からなる第1、第2のゴム16A,16Bで構成したものである。第1のゴム16Aは、プーリ4のダンパーゴム取付部110内に嵌着されてナット部材19の鍔部19aと抜け防止部111との間に位置することにより前後方向の移動を規制している。第2のゴム16Bは、ダンパーゴム取付部110内で第1のゴム16Aの前方側に離間して位置し、後端部が抜け防止部111に当接して後方への移動を規制している。第2のゴム16Bの前端部は、ダンパーゴム取付部110よりプーリ4の前方に突出し、その突出端面にプレート21と回転伝達部材8の本体8Aが止めねじ10によって固定されている。その他の構造は上述した第3の実施の形態と同一である。
このような構成からなるダンパー機構9においては、ナット部材19をプーリ4に対して非接触な状態で保持して摺動部をなくし、回転伝達部材8とナット部材19をダンパーゴム16で受けるようにしているので、ナット部材19についても負荷変動時のダンパーゴム16の捩れによるプーリ4との間に摩擦が生じず、回転伝達部材8の摩耗を防止することができる。
図10は本発明の第5の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、上記した第3の実施の形態の変形例であり、回転伝達部材8とプレート21をダンパーゴム16に固定する固定手段として、止めねじの代わりにピン120を用いたものである。ダンパーゴム16は、前端側が開放し後端側が閉塞した筒状体に形成されている。ピン120は、ダンパーゴム16内に埋め込まれる部分の周面に環状の凹部121と凸部122が形成されており、これによりピン120のダンパーゴム16からの抜けを防止している。
このような構成からなるダンパー機構9においては、ピン120をダンパーゴム16に直接挿入することができるため、止めねじ10を用いた場合に必要であったナット部材19を廃止することができ、部品点数を削減することができる。
なお、上記した実施の形態においては、回転伝達部材8の固定部8Cを駆動側回転部材であるプーリ4に固定し、接続部8Dを従動側回転部材であるハブ7に離脱可能に連結した例を示したが、本発明はこれに何ら特定されるものではなく、固定部8Cをハブ7に固定し、接続部8Dを挾持板11によってプーリ4に離脱可能に連結してもよい。
また、上記した実施の形態においては、回転伝達部材8をハブ7に取付けた状態において、本体8Aから接続部8Dまでの間隔D(図4(c))をプーリ4とハブ7の対向面間の距離Eより僅かに小さくした例を示したが、本発明はこれに限らず間隔Dを距離Eより僅かに大きくしてもよく(D>E)、この場合は回転軸6に加わるスラスト荷重の方向が上記実施の形態とは反対方向となる。
本発明に係る動力伝達装置の第1の実施の形態の一部を破断して示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 同動力伝達装置の背面図である。 (a)〜(d)は回転伝達部材の正面図、側面図、ハブに取付けた状態を示す図、プーリに連結した状態を示す図である。 (a)、(b)は挾持板の正面図および断面図である。 プレートの正面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態を示す断面図である。 従来の動力伝達装置の断面図である。
符号の説明
1,20…動力伝達装置、2…コンプレッサ、3…ハウジング、4…プーリ(駆動側回転部材)、6…回転軸、7…ハブ(従動側回転部材)、8…回転伝達部材、11…挾持板、20…回転伝達部材、8A…本体、8B…連結片、8C…固定部、8D…接続部、9…ダンパー機構、16…ダンパーゴム、16A…第1のゴム、16B…第2のゴム、19…ナット部材、21…プレート、100…折り曲げ線。

Claims (4)

  1. 駆動側機器の動力によって回転する駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材の回転が伝達される従動側機器の従動側回転部材と、
    前記従動側回転部材と前記駆動側回転部材との間に介装されてこれら両部材を連結し、
    前記従動側機器に過負荷が加わったときに連結を解除する回転伝達部材と、
    前記回転伝達部材と前記駆動側回転部材との間に介装されたダンパー機構とを備え、
    前記ダンパー機構は、前記駆動側回転部材内に周方向に等間隔おいて配設され前記回転伝達部材の一端部が固定された複数のナット部材と、これらのナット部材に装着されたダンパーゴムと、前記複数のナット部材を一体的に結合するプレートとで構成され、
    前記回転伝達部材は、環状の本体と、この本体の外周に周方向に等間隔おいて突設され前記ナット部材に固定された複数の固定部と、これらの固定部より前記本体の外周に沿ってそれぞれ延設されるとともに前記本体の面に対して当該面と直交する方向に折り曲げられた軸線方向に弾性変形可能な複数の連結片と、これらの連結片の先端にそれぞれ延設され前記従動側回転部材と挾持板とによって離脱可能に挾持された接続部とで構成され、
    前記連結片の基端部は、折り曲げ線の内側端が回転方向前方側で外側端が回転方向後方側となるように斜めに折り曲げ形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置において、
    前記回転伝達部材の固定部は、前記ナット部材の代わりに従動側回転部材に固定されており、接続部は前記従動側回転部材の代わりに前記ナット部材に離脱可能に連結されていることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 駆動側機器の動力によって回転する駆動側回転部材と、
    前記駆動側回転部材の回転が伝達される従動側機器の従動側回転部材と、
    前記従動側回転部材と前記駆動側回転部材との間に介装されてこれら両部材を連結し、前記従動側機器に過負荷が加わったときに連結を解除する回転伝達部材と、
    前記回転伝達部材と前記駆動側回転部材との間に介装されたダンパー機構とを備え、
    前記ダンパー機構は、前記駆動側回転部材内に周方向に等間隔おいて配設され前記回転伝達部材の一端部が固定された複数のナット部材と、これらのナット部材に装着されたダンパーゴムと、前記複数のナット部材を一体的に結合するプレートとで構成され、
    前記回転伝達部材は、円板状に形成されて外周寄りに複数の連結片形成用スリットを周方向に等間隔おいて形成することにより、環状の本体と、この本体の外周を取り囲むように前記本体に延設された軸線方向に弾性変形可能な複数の連結片とで構成され、
    前記各連結片は、前記本体の面に対して傾斜した傾斜片からなり、基端側には前記ナット部材に固定される固定部が設けられ、先端側には前記連結片とは反対方向に傾斜し前記従動側回転部材と挾持板とによって離脱可能に挾持される接続部が設けられ、
    前記接続部は、前記本体側に折り曲げ形成されており、この接続部の折り曲げ角は、前記従動側回転部材と前記挾持板とによって挟持された状態において、前記本体と前記接続部との間隔が前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材の間隔と略等しくなる角度に設定されていることを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項3記載の動力伝達装置において、
    前記回転伝達部材の固定部は前記ナット部材の代わりに従動側回転部材に固定されており、前記接続部は前記従動側回転部材の代わりに前記ナット部材に離脱可能に連結されていることを特徴とする動力伝達装置。
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