JP4716879B2 - 押出成形用tダイ - Google Patents

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Description

本発明は、フィルムやシートなどのシート状成形品を連続して押出成形するTダイに、シート状成形品の幅を調整可能なインナーデッケル(内挿式幅制限部材)を内挿したものに関する。
従来、たとえば特許文献1に示されるように、シート状成形品を成形する押出成形用Tダイでは、リップ部出口の間隔を微調整するために、たとえば調整駆動用ねじ軸やヒートボルトなどからなるリップ間隔調整具が幅方向に所定間隔毎に設けられている。
特開2000−94494(図4,図6)
ところで、リップ部内にシート状成形品の幅を調整するインナーデッケルを内挿した押出成形用Tダイでは、シート状成形品の幅が変更される毎にインナーデッケルが位置調整され、またリップ間隔調整具によりリップ部出口の間隔が微調整されてシート状成形品の厚みが調整される。ここでインナーデッケルが内在される部位では、リップ間隔調整具によりリップ部を加圧してリップ部をインナーデッケルに密接させることにより、リップ部とインナーデッケルとの隙間を無くし、溶融樹脂の浸入を防止している。
しかしながら、従来装置では、リップ間隔調整具が所定間隔ごとに固定されて配置されているため、インナーデッケルの幅規制面(内面)からインナーデッケルが内在される側のリップ間隔調整具との間隔が広いと、幅規制面付近では、インナーデッケルとリップ部の間に隙間が生じたり、またきわめて僅かな隙間であっても樹脂圧により溶融樹脂が浸入することがあり、前記隙間に浸入した樹脂が固結、炭化して成形不能に陥ったり、樹脂漏れして成形不良を生じることがあった。
本発明は上記問題点を解決して、インナーデッケルの幅規制面とリップ部との隙間への樹脂の侵入や隙間からの樹脂漏れを確実に防止できる押出成形用Tダイを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ダイ本体に形成されたマニホールド部からリップ部出口にわたって幅方向の両側に内挿されシート状成形品の幅を調整可能なインナーデッケルと、リップ部を接近離間してシート状成形品の厚みを調整可能な複数のリップ間隔調整具とを具備した押出成形用Tダイであって、少なくともインナーデッケルの樹脂が接する幅規制面の幅調整範囲内にある前記リップ間隔調整具を、リップ部の幅方向に位置調整自在な可動式リップ間隔調整具とし、前記可動式リップ間隔調整具をインナーデッケルの幅規制面の近傍に位置調整してリップ部を加圧しリップ部をインナーデッケルに密接させるように構成したものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、可動式リップ間隔調整具に、押し引き駆動可能な出力軸部を設け、前記出力軸部の先端部に、リップ部の幅方向にスライド自在でかつリップ部を押し引き可能に連結される加圧係合部を設け、前記加圧係合部は、前記出力軸部の先端部にリップ部を加圧する加圧部が設けられ、リップ部に幅方向に形成された溝部に、係合片がスライド自在かつ前記加圧部側への移動が規制されるように係合され、さらに前記加圧部と前記係合片との間に形成されたテーパー部により前記加圧部と前記係合片と接近可能な締付具が設けられたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、可動式リップ間隔調整具は、ダイ本体にリップ部の幅方向に設けられた支持ガイド部にスライド・固定自在に案内される可動支持体が設けられるとともに、当該可動支持体に出力軸部が設けられ、前記出力軸部は、入力側の調整駆動軸と出力側の調整従動軸とを具備し、これら調整駆動軸と調整従動軸との間に、調整駆動軸の出退量を調整従動軸に減少して伝達する見かけピッチ縮小機構を介在させたものである。
請求項1記載の発明によれば、インナーデッケルの位置調整時に、インナーデッケルの幅規制面近傍に可動式リップ間隔調整具を移動させ、前記可動式リップ間隔調整具によりリップ部を加圧してリップ部をインナーデッケルに密接させるので、インナーデッケルの幅規制面でリップ部との間に隙間が生じたり、加圧された溶融樹脂が浸入することがなくなり、樹脂漏れや成形不能、成形不良といった事故を未然に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、締結具を締付けるだけで、テーパー部により加圧部と係合片とでリップ部を挟み込み、出力軸部の押し引き力を確実にリップ部に伝達することができる。また締結具を緩めるだけで、テーパー部を介して加圧部と係合片とを離間自在として、係合片を溝部に沿ってスライドさせ、リップ間隔調整具を容易に位置調整することができる。
請求項3記載の発明によれば、可動式リップ間隔調整具の出力軸部には、調整駆動軸に見かけピッチ縮小機構を介して調整従動軸が設けられるので、リップ部の押し引き駆動による微調整を容易に行うことができ、またインナーデッケルに対するリップ部の加圧力を精度よく調節することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
この押出成形用Tダイは、図3,図4に示すように、樹脂押出装置の吐出口に接続されてシートやフイルムなどのシート状成形品を連続成形するもので、ダイ本体1には、樹脂入口2、マニホールド部3、ダイランド部4およびリップ部6が形成され、加圧供給された溶融樹脂が、樹脂入口2からマニホールド部3、ダイランド部4、リップ部6のリップランド部6aからリップ部出口6bに押し出されてシート状成形品Sが形成される。
ダイ本体1の左右両側には、マニホールド部3からリップ部出口6bにわたって、シート状成形品Sの幅を調整可能なインナーデッケル(内挿式幅制限部材)5,5が幅調整具7,7によりリップ部6の幅方向にそれぞれスライド自在に内挿され、左右のインナーデッケル5,5の外側部にそれぞれ支持板8,8が取り付けられている。
前記幅調整具7は、ダイ本体1の左右の外側面に取り付けられた側面板11に、互いに平行なガイドロッド12と調整ねじ軸13とがそれぞれ幅方向に突設され、前記調整ねじ軸13は軸受を介して側面板11に回転自在に支持されている。そしてインナーデッケル5の支持板8に形成されたガイド穴8aにガイドロッド12がスライド自在に嵌合され、また支持板8に形成されたねじ穴8bに調整ねじ軸13が螺合されている。したがって、調整ねじ軸13を回転させることにより、ねじ穴8bを介して支持板8をガイドロッド12に沿って移動させて、インナーデッケル5を幅方向に位置調整することができる。
ダイ本体1の上面には、リップ部出口6bの間隔を微調整するために本発明に係る複数の(可動式)リップ間隔調整具21が設けられている。
図1〜図3に示すように、すべてのリップ間隔調整具21はそれぞれリップ部6の幅方向に位置調整自在な可動式に構成されており、インナーデッケル5の位置調整時に、たとえば図3に示すように、近傍の可動式リップ間隔調整具21をインナーデッケル5が内在しかつインナーデッケル5の内面(幅規制面)5a近傍位置に移動させ、その可動式リップ間隔調整具21によりリップ部6を加圧してインナーデッケル5に密接させ、インナーデッケル5とリップ部6との隙間を無くして溶融樹脂が浸入しないように構成されている。
すなわち、ダイ本体1の上面には、リップ部6側に折れ曲がるアングル形断面のガイドレール(支持ガイド部)22がリップ部6の幅方向に形成され、すべての可動式リップ間隔調整具21は、このガイドレール22に沿って位置調整自在な可動式に構成されている。各可動式リップ間隔調整具21は、可動支持体23と出力軸部25とを具備し、可動支持体23には、前記ガイドレール22にスライド固定自在に嵌合するボス部24が設けられている。また出力軸部25は可動支持体23に内挿されてリップ部6を押し引き駆動可能に構成され、各出力軸部25には、出力軸部25をそれぞれリップ部6に幅方向にスライド自在で連結固定可能な加圧係合部26が設けられている。
前記可動支持体23には、ボス部24の上部に固定ボルト27が貫設され、固定ボルト27の先端部をガイドレール22の上面に圧接して可動支持体23を固定することができる。また前記可動支持体23の上面に、複数の取付ボルト28bを介してカバー体28が取り付けられ、可動支持体23とカバー体28とに形成された貫通穴23a,28aに前記出力軸部25が貫通配置されている。
前記出力軸部25は、頭部に手動操作用の六角穴を有する調整駆動軸31と、先端部に前記加圧係合部26を有する調整従動軸33と、前記調整駆動軸31と調整従動軸33とを連結する見かけピッチ縮小機構32とで構成されている。
前記見かけピッチ縮小機構32は、調整駆動軸31の基端側に形成されたピッチP1の荒い粗雄ねじ部32aと、先端側に形成されたピッチP2(P2<P1)の細かい密雄ねじ部32bとが形成され、カバー体28の貫通穴28a内に粗雄ねじ部32aが螺合される雌ねじ筒32cが内設されている。そして前記調整従動軸33の基端部には、前記密雄ねじ部32bが螺合されるねじ穴32dが軸心方向に形成されている。また可動支持体23の貫通穴23aの基端側には、調整従動軸33を回り止めする角筒穴23bが形成され、調整従動軸33にはねじ穴32近傍の外周部に、角筒部23bに回り止めされて嵌合される角筒部33aが形成されている。
したがって、前記見かけピッチ縮小機構32において、調整駆動軸31を右方向に1回転すると、粗雄ねじ部32aにより雌ねじ筒32cを介して調整駆動軸31がピッチP1だけ前進し、また密雄ねじ部32bによりねじ穴32dを介して調整従動軸33がピッチP2だけ後退する。その結果、調整従動軸33はピッチP1−ピッチP2の距離だけ進むことになる。したがって、粗雄ねじ部32aのピッチP1と密雄ねじ部32bのピッチP2との差を小さくすることで、調整駆動軸31の回転により調整従動軸33をピッチ差(ピッチP1−ピッチP2)分だけ出退させることができ、これによりリップ部出口6bの間隔を微調整することができる。
前記リップ部6の上面には、ガイドレール22と平行な山形状断面の凸条部41が形成されており、凸条部41のガイドレール22側の傾斜面が出力軸部25に対して垂直な受圧面41aに形成されている。また凸条部41のリップ部出口6b側の傾斜面41bが出力軸部25に平行な面に形成され、この傾斜面41bにはガイドレール22と平行な角溝部(溝部)42が設けられている。
前記加圧係合部26は、図2に示すように、調整従動軸33の先端部に受圧面41aに当接してリップ部6を加圧する半球体状の加圧部51と、前記角溝部42にスライド自在に嵌合されて基端側および先端側への移動を規制する係合片52と、加圧部51と係合片52とを接近する方向に締め付ける締付ボルト(締付具)53とを具備している。
すなわち、調整従動軸33の先端部上面に取付凹部54が形成され、取付凹部54の先端側には、先端部から基端奥側に傾斜するテーパー受面(テーパー部)54tが形成されている。また取付凹部54の底面に締結ボルト53の取付用のねじ穴54aが形成されている。一方、係合片52は、取付凹部54に嵌合される本体部52aと、この本体部52aから先端側に伸びて角溝部42に嵌合される爪部52bとを有し、本体部52aには、締結ボルト53の挿通穴52cと、テーパー受面54tに当接する締め付け用のテーパー面(テーパー部)52tが形成されている。これにより、締結ボルト53を挿通穴52cからねじ穴54aに嵌合して係合片52を調整従動軸33の取付凹部54に取り付けるとともに、係合片52の爪部52bを角溝部42に嵌合すると、本体部52aのテーパー面52tが取付凹部54のテーパー受面54tに摺動自在に当接される。
したがって、締結ボルト53を締め付けると、テーパー面52tがテーパー受面54aに沿って奥側に摺動して爪部52bを基端側に引き上げ、爪部52bと加圧部51とで凸条部41を締め付けることができ、調整従動軸33とリップ部6とを押し引き可能に連結固定することができる。また締結ボルト53を緩めることで、爪部52bと加圧部51との間隔を拡大して爪部52bを角溝部42に沿ってスライドさせることができる。
上記構成において、シート状成形品Sの幅が変更されると、まず可動式リップ間隔調整具21の固定ボルト27と締付ボルト53とを緩めるとともに、調整駆動軸31,31を緩める。次いで幅調整具7,7によりインナーデッケル5,5をそれぞれ幅方向に接近移動または離間移動してリップ部出口6bの幅を調整する。
さらにインナーデッケル5,5の内面5a,5aにそれぞれ対応して、その近傍の可動式リップ間隔調整具21,21を、支持ガイド部22および角溝部42に沿って移動させてインナーデッケル5,5が内在する内面5a,5a近傍に位置調整し、固定ボルト27,27をそれぞれ締付けて可動式リップ間隔調整具21,21を固定する。また必要に応じて近傍の可動式リップ間隔調整具21を位置調整した後、インナーデッケル5,5の内在されていない位置の可動式リップ間隔調整具21によりリップ部出口6bの間隔を調整する。次いでインナーデッケル5,5の内在位置の可動式リップ間隔調整具21の出力軸部25,25を突出方向に回転して加圧部51を受圧面41aに当接させ、さらに締付ボルト53,53を締付けて加圧係合部26を凸条部41に連結固定する。そして出力軸部25,25をさらに締め付けてリップ部6を加圧し、内面5a,5a近傍を含むインナーデッケル5,5の表面と裏面とにリップ部6,6を密接させる。
上記実施の形態によれば、インナーデッケル5によるシート状成形品Sの幅調整時に、インナーデッケル5の内面5a近傍位置でインナーデッケル5の内在位置に可動式リップ間隔調整具21を移動し、この可動式リップ間隔調整具21によりリップ部6を加圧して、両リップ部6,6をインナーデッケル5の内面5a,5a近傍を含む表面および裏面にそれぞれ密接させるので、溶融樹脂が接する内面5aからインナーデッケル5とリップ部6との隙間に樹脂が浸入することがなくなり、樹脂漏れや浸入した樹脂による成形不能、シート状成形品Sの成形不良を未然に防止することができる。
また締結ボルト53を締め付けるだけで、テーパー受け面54tとテーパー面52tの作用により加圧部51と係合片52とで凸条部41を挟み付け、出力軸部25とリップ部6の凸条部41とを連結固定して出力軸部25の押し引き力をリップ部6に確実に伝達することができる。また締結ボルト53を緩めるだけで、加圧部51と係合片52の固定を解除して、係合片52を角溝部42に沿ってスライドさせることができ、可動式リップ間隔調整具21を容易に移動させて位置調整することができる。
さらに可動支持体23に設けられた出力軸部25では、調整駆動軸31と調整従動軸33との間に見かけピッチ縮小機構32を介在させたので、調整駆動軸31の回転を十分に減速して調整従動軸33に伝達することができ、リップ部6の微調整を容易に行うことができる。またリップ部6をインナーデッケル5に当接させる加圧力を精度良く調整することもできる。
なお、上記実施の形態では、調整駆動用ねじ軸である出力軸部25に、見かけピッチ縮小機構32を介在させて微調整可能に構成したが、出力軸部を加熱装置により加熱冷却して伸縮可能なヒートボルトにより構成してもよい。
また、すべてのリップ間隔調整具21を可動式に構成したが、インナーデッケル5の内面5aの幅調整範囲のリップ間隔調整具21のみを可動式とし、他のリップ間隔調整具21を固定式としても、同様の効果を奏することができる。
さらに、図6に示すように、可動式リップ間隔調整具21,21を、インナーデッケル5,5の内面5a,5a近傍でかつインナーデッケル5,5が内在する位置(イ)に位置調整したが、内面5a,5a近傍を含むインナーデッケル5,5の表面と裏面とにリップ部6,6を密接させることができればよく、(ロ)に示すように内面5a,5aの対応位置や、(ハ)に示すように内面5a近傍の範囲内で樹脂流路側に位置ずれしていてもよい。また両側のインナーデッケル5の内面5a近傍の範囲で複数箇所(たとえばイとハ)に、それぞれ可動式リップ間隔調整具21,21を配置してもよい。
本発明に係る押出成形用Tダイの実施の形態を示し、可動式リップ間隔調整具を示す縦断面図である。 図1に示すA部拡大図である。 図1に示すB−B矢視図である。 同押出成形用Tダイを示す平面方向から見た半断面図である。 図4に示すC−C断面図である。 同可動式リップ間隔調整具の配置を示す図3の部分拡大図である。
符号の説明
1 ダイ本体
2 樹脂入口
3 マニホールド部
5 インナーデッケル
5a 内面
6 リップ部
6b リップ部出口
7 幅調整具
8 支持板
11 側面板
12 ガイドロッド
13 調整ねじ軸
21 可動式リップ間隔調整具
22 ガイドレール
23 可動支持体
24 ボス部
25 出力軸部
26 加圧係合部
27 固定ボルト
28 カバー体
31 調整駆動軸
32 見かけピッチ縮小機構
33 調整従動軸
41 凸条部
41a 受圧面
42 角溝部
51 加圧部
52 係合片
52b 爪部
52t テーパー部
53 締付ボルト
54 取付凹部
54a ねじ穴
54t テーパー受け面

Claims (3)

  1. ダイ本体に形成されたマニホールド部からリップ部出口にわたって幅方向の両側に内挿されシート状成形品の幅を調整可能なインナーデッケルと、リップ部を接近離間してシート状成形品の厚みを調整可能な複数のリップ間隔調整具とを具備した押出成形用Tダイであって、
    少なくともインナーデッケルの樹脂が接する幅規制面の幅調整範囲内にある前記リップ間隔調整具を、リップ部の幅方向に位置調整自在な可動式リップ間隔調整具とし、
    前記可動式リップ間隔調整具をインナーデッケルの幅規制面の近傍に位置調整してリップ部を加圧しリップ部をインナーデッケルに密接させるように構成した
    押出成形用Tダイ。
  2. 可動式リップ間隔調整具に、押し引き駆動可能な出力軸部を設け、
    前記出力軸部の先端部に、リップ部の幅方向にスライド自在でかつリップ部を押し引き可能に連結される加圧係合部を設け、
    前記加圧係合部は、前記出力軸部の先端部にリップ部を加圧する加圧部が設けられ、リップ部に幅方向に形成された溝部に、係合片がスライド自在かつ前記加圧部側への移動が規制されるように係合され、さらに前記加圧部と前記係合片との間に形成されたテーパー部により前記加圧部と前記係合片と接近可能な締付具が設けられた
    請求項1記載の押出成形用Tダイ。
  3. 可動式リップ間隔調整具は、ダイ本体にリップ部の幅方向に設けられた支持ガイド部にスライド・固定自在に案内される可動支持体が設けられるとともに、当該可動支持体に出力軸部が設けられ、
    前記出力軸部は、入力側の調整駆動軸と出力側の調整従動軸とを具備し、
    これら調整駆動軸と調整従動軸との間に、調整駆動軸の出退量を調整従動軸に減少して伝達する見かけピッチ縮小機構を介在させた
    請求項1または2記載の押出成形用Tダイ。
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