JP4714267B2 - 高温原子炉のための熱交換器組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に、熱交換器に関し、特に、高温又は超高温の原子炉(HTR又はVHTR)のための熱交換器に関する。
より詳しくは、本発明は、第1の流体と第2の流体との間にて熱交換するための組立体であって、組立体が、
心軸線を有し、第1の流体のための少なくともひとつの入口及び出口と、第2の流体のための少なくともひとつの入口及び出口とを備えてなる外被と、
中心軸線に沿って延在し、第1の流体のための入口及び出口のうちの一方と連通してなる中央マニホールドと、
中央マニホールドのまわりに配置され、第1の流体のための入口及び出口のうちの他方と連通してなる環状マニホールドと、
中心軸線のまわりに配置され、中央マニホールドと環状マニホールドとの間にて半径方向に介在されてなる複数の熱交換器と、
第2の流体のための入口と連通してなる複数の軸線入口マニホールドと、第2の流体のための出口と連通してなる複数の軸線出口マニホールドとであって、軸線入口マニホールド及び軸線出口マニホールドは、熱交換器の間に円周方向に介在しているような、上記軸線入口マニホールド及び軸線出口マニホールドと、を備え、
それぞれの熱交換器は、中央マニホールドと環状マニホールドの間において第1の流体が流れるための複数の通路と、少なくともひとつの入口マニホールドから少なくともひとつの出口マニホールドへ向けて第2の流体が流れるための複数の通路とを備えている。
このタイプの組立体は、特許文献JP−2004/144422によって知られており、開示された熱交換器組立体は、それぞれの軸線入口マニホールドのために、それぞれの二次流体入口を備えている。そうした組立体においては、それぞれの入口は、一般に、溶接配管によって、対応する軸線入口マニホールドに結合されている。動作に際しては、配管とマニホールドとの間の結合部は、高レベルの熱機械的応力に曝される。従って、時期尚早な破損のリスクが存在する。
JP−2004/144422
この文脈において、本発明は、通常の動作中及び事故的状況の両方において、そうした破損のリスクが大いに減少するような、熱交換器組立体を提案しようとする。
このために、本発明によって提供される上述したタイプの組立体は、熱交換器の第1の軸線端部に設けられた入口チャンバを具備し、第2の流体のための入口を、少なくとも複数の軸線入口マニホールドに連通させていることを特徴とする。
組立体は、個別的に又は任意の技術的に可能な組合せにおいて、1又は複数の以下の特性を備える。
入口チャンバは、環状の形状であり、中央マニホールドを取り囲んでいること。
組立体が、第1の軸線端部とは反対側の、熱交換器の第2の軸線端部に設けられた出口チャンバを具備し、第2の流体のための出口を、少なくとも複数の軸線出口マニホールドに連通させていること。
組立体が、中央マニホールドの第2の端部から軸線方向に延びる点検通路を具備し、着脱可能なハッチによって隔離され、出口チャンバは、環状の形状であり、点検通路を取り囲んでいること。
少なくとも、熱交換器と、入口及び出口のチャンバと、軸線入口及び軸線出口のマニホールドとは、機械的なサブアセンブリとして統合されていて、単一部品として外被から取り出すことができること。
外被は垂直な中心軸線を有し、外被は、容器を備え、容器の内部にサブアセンブリが配置され、前記サブアセンブリを取り出すための開口部を頂部に向けて備え、容器の開口部を漏れ無く閉じる、着脱可能な閉鎖頭部を備えていること。
容器は、中心軸線と同軸的な円筒形のシェルを備え、第2の流体のための入口及び出口を形成され、入口及び出口のチャンバは、チャンバの中に引っ込めることができるような、着脱可能なスリーブによって、第2の流体のための入口及び出口に漏れ無く結合されていること。
スリーブが、チャンバの内側から取り外されるように適していること。
外被が、第2の流体のための複数の入口と、第2の流体のための複数の出口とを有し、これらの入口及び出口は、シェルにおける円周の半分のひとつにまとめられていること。
サブアセンブリが、中心軸線と同軸的な円筒形の外被を備え、出口チャンバと環状マニホールドとを半径方向外方に形成していること。
組立体が、底部の入口及び出口マニホールドを具備し、これらは同軸的であり、それぞれ第1の流体のための入口及び出口に連通し、これらはサブアセンブリの下方に配置され、サブアセンブリの底部は、円筒形の外被から収束してなる円錐台の外被によって形成され、前記円錐台の外被は、中央マニホールドを取り囲み、これと協働して、環状マニホールドを形成し、底部マニホールドは、単に互いの係合による漏れ無いやり方にて、中央マニホールド及び円錐台の外被の底部自由端を受けるのに適したフランジによって上方に終端していること。
中央マニホールドが、着脱可能なハッチで閉じられる点検孔を備え、入口チャンバと連通し、点検通路は、出口チャンバと連通した開口部を備えていること。
外被は底部端部壁を備え、組立体は、底部端部壁に固定された循環部材を具備し、環状の通路から又は中央の通路から入ってくる第1の流体を吸引し、第1の流体のための出口に送出するのに適していること。
軸線入口及び軸線出口のマニホールドと、中央マニホールドと、環状マニホールドとはいずれも、オペレータが熱交換器に対して直接作業できるのに充分な貫通部分を有していること。
第1の流体のための入口及び出口は同軸的になっていること。
熱交換器は、中心軸線を中心とした円形に、規則的に間隔を隔てて配置され、それぞれの軸線マニホールドは、内側及び外側の両方が、2つの熱交換器に溶接されてなる、それぞれ内側及び外側の円周シートによって形成され、熱交換器の間に前記マニホールドが延在していること。
環状マニホールドの内側は、熱交換器によって、及び外側シートによって、形成されていること。
中央マニホールドは、熱交換器によって、及び内側シートによって、形成されていること。
それぞれの熱交換器が、軸線方向に積み重ねられた、複数の熱交換モジュールから構成されていること。
モジュールが、中心軸線に対して垂直に、矩形の部分を備え、熱交換器の軸線全高にわたって機械加工された角部を備え、熱交換器はさらに、鍛造された及び/又は機械加工された金属棒を、機械加工された角部に配置され、モジュールが溶接されていること。及び、
− それぞれの棒が、モジュールに対して円周方向に突出し、隣接する軸線マニホールドに向けて突出してなるフランジを備え、溶接された前記軸線マニホールドを形成する、内側又は外側のシートを有していること。
第2の観点においては、本発明は、上述した特性を備えてなる組立体の使用を提供する。
第1の流体は、主としてヘリウムからなり、第2の流体は、主としてヘリウム及び/又は窒素からなること。
第1の流体は、主としてヘリウムからなり、第2の流体は、主として水からなり、第2の流体は、熱交換器組立体の中で気化されること。
第1及び第2の流体は、主として水からなり、第2の流体は、熱交換器組立体の中で気化されること。及び、
第1及び第2の流体のひとつが、原子炉から来ること。
本発明のその他の特性及び利点は、添付図面を参照して、非制限的な例示を与える、以下の説明から明らかになる。
図1及び図2に示した組立体1は、第1の流体と第2の流体との間にて熱交換するために、高温又は超高温の原子炉(HTR/VHTR)において使用される。
第1の流体は、原子炉の一次流体であり、閉ループを通って流れる。第1の流体は、原子炉の炉心(図示せず)を通過し、組立体1を通り、最後には、炉心の入口に戻される。一次流体は、炉心内にて加熱され、例えば、約850℃の温度になって、炉心から出る。組立体1の内部において、熱の一部分が二次流体に与えられ、例えば、約450℃の温度になって、組立体1から出る。一次流体は、代表的には、実質的に純粋なヘリウムガスである。
第2の流体は、原子炉の二次流体であり、閉ループを通って流れる。第2の流体は、組立体1を通過し、電気発電機を駆動するガスタービンを通過して、組立体1の入口に戻される。二次流体は、例えば、約405℃の温度にて組立体1に入り、例えば、約805℃の温度にて組立体から出る。二次流体は、主としてヘリウム及び窒素からなるガスである。
組立体1は、
− 実質的に垂直な中心軸線1を備えた外被2であって、一次流体のための入口4及び出口6と、二次流体のための4つの入口8及び4つの出口10とを設けられてなる上記外被と、
− 外被2の内部に配置された8つの熱交換器12であって、その中で、一次流体と二次流体との間にて熱交換されるような上記熱交換器と、
− 外被2の内側に配置された、一次流体流のマニホールド14及び16と、
− 外被2の内側に配置された、二次流体流のマニホールド18及び20と、
− マニホールド18に二次流体を分配する入口チャンバ22と、マニホールド20の出口から二次流体を収集する出口チャンバ24と、
− 第1に、マニホールド14と16との間にて、第2に、流体入口及び出口4及び6の間にて、一次流体の通路となる底部内部設備26と、
− 外被2に固定された、一次流体の循環器28と、を備えている。
外被2は、容器30を備え、容器内には、熱交換器12と、マニホールド14,16,18,20とが配置され、容器は頂部に向けて開口部32を備え、容器30の開口部32を漏れ無く閉じる、着脱可能な閉鎖頭部34を備えている。
容器30は、軸線Xに対して同軸的な、円筒形の頂部シェル36と、シェル36の下方に配置され、シェル36に比べてわずかに小さな直径である、軸線Xに対して同軸的な、円筒形の底部シェル38と、シェル36及び38の間に介在された円錐台のシェル40と、シェル38の底部を閉じる丸い底部42とを備えている。
シェル36の頂部自由縁は、開口部32を取り囲み、フランジ44を形成している。
閉鎖頭部34は、上方向のドーム形であり、容器30のフランジ44と相補的なフランジ46を形成してなる自由縁を備えている。軸線Xを含む平面において、閉鎖頭部34は、実質的に楕円の一部分を構成するような、頂部壁の部分を備えている。
図11から分かるように、閉鎖頭部34を容器30に堅固に固定するために、80本のタイロッド50をフランジ46に形成された孔52に係合させ、フランジ44に形成されたネジ付きオリフィス54に螺入させる。フランジ46は、極めて漏れの無い金属製のガスケット55、例えば、登録商標“Helicoflex”にて販売されているタイプのガスケットを支持し、閉鎖頭部34と容器30とが互いに固定されたとき、両者の間に密封を提供する。
二次流体の入口8は、共通する円周にて、シェル36の底部に設けられる。それらのすべての4つは、図4に示すように、シェル36の半分に配置される。これらの入口は円形であり、互いに42゜にて配置された軸線を有する。
二次流体の出口10は、頂部シェル36の頂部に形成され、前記シェルの共通する円周に位置している(図3)。これらは、シェル36における入口8と同じ半分に位置している。入口と同様に、これらの出口10は円形であり、それらの軸線は42゜だけ間隔を隔てている。
底部シェル38は単一のタッピング箇所を有し、これを通して、一次流体の入口4及び出口6が設けられる。図2に示すように、入口4と出口6とは同軸的になっていて、出口6が入口4を取り囲んでいる。
丸い底部42は、下向きに膨らんでいて、軸線Xを中心とする丸い中央開口部を有し、その中には循環器28が固定されている。
図5から分かるように、8つの熱交換器12が、軸線Xを中心として円形に配置され、これらは軸線のまわりに規則的に分配されている。
熱交換器12は、プレートタイプの熱交換器である。それぞれの熱交換器12は、8つの互いに同一なモジュール56の垂直な積み重ねから構成される。
図7に示すように、それぞれのモジュール56は、矩形の平行六面体の形態になっている。それぞれのモジュール56は、一次流体のための入口及び出口のスロット60及び62と、機械加工された二次流体のための入口及び出口のスロット64及び66との両方を有してなる外被58を備え、また、軸線上の積み重ねとして、外被58の内部に配置された、複数のプレート67を備えている。
スロット60及び62は、外被58における2つの反対側の面に配置され、それぞれ、組立体1の内側と外側とに向いている。スロット64及び66は、外被58における2つの実質的に半径方向の反対側の面に形成されている(図6A乃至図6C)。
積み重ねられたプレート67は、それらの間に、複数の一次流体の流路を形成し、流路は、スロット60からスロット62へと半径方向に延びている。
また、プレート67は、互いの間に、複数の二次流体の流路を形成し、流路は、スロット64からスロット66へと実質的に円周方向に延びている。スロット64は、スロット66から半径方向外方にオフセットしていて、二次流体は、図6Bに示すように、Z字形の経路に従って、モジュール56を通過することを理解されたい。
一次流体と二次流体との流路は、モジュール56の内部において交互に重ねられ、流体間の熱交換の効率を高めている。
一次流体のための半径方向の流路は、モジュール56における2つの半径方向の面に沿っては開いていないので、二次流体は、スロット64及び66を介して前記流路に浸透することはない。同様に、二次流体のための実質的に円周方向の流路は、モジュール56における内面及び外面に沿っては開いていないので、一次流体は、スロット60及び62を通って、これらの流路には浸透することはない。
図7に示すように、矩形のモジュール56は、熱交換器12の軸線の全高に沿って、機械加工された角部を有している。また、熱交換器12は、鍛造されて機械加工された金属棒68を、モジュール56の機械加工された角部に配置されて有している。これらの棒68は、熱交換器12の軸線の全高にわたって延びている。モジュール56は、それぞれの外被58を介して互いに溶接され、また、金属棒68に溶接されている。
それぞれの棒68は、モジュール56における機械加工された部分に配置された、軸線Xに対して垂直であるような矩形部分の主たる部分70と、モジュール56に対して円周方向に突出してなるフランジ72との両方を有している。
図7、図8A、及び図8Bに示すように、主たる部分70は、2つの軸線溶接線74及び76に沿って、対応するモジュール56に溶接されている。線74は、モジュール56の半径方向の面に沿って延び、線76は、モジュール56の内面に沿って又は外面に沿って延びている。
空の軸線通路78は、モジュール56において、及び、棒68における溶接線74及び76の後方において、その全長にわたって、機械加工されることを理解されたい。これらの空の通路78が存在することで、溶接74及び76の品質を超音波によって確認することができる。
フランジ72は、所定の曲率半径Rをもってモジュール56の半径面に結合され、曲率半径Rは、棒68の応力を低下させるように定められることを理解されたい。
モジュール56は、溶接線79に沿って、互いに溶接される。これらの溶接線79は、頂部及び底部にて、モジュール56の内側及び外側の半径面を形成している縁部に従っている。
組立体1は、入口チャンバ22を介して二次流体の入口8に連通してなる、4つの軸線入口マニホールド18と、出口チャンバ24を介して二次流体の出口10に連通してなる、4つの軸線出口通路20とを有している。
図5に示すように、マニホールド18及び20は、熱交換器12の間に円周方向に介在される。軸線入口及び軸線出口のマニホールド18及び20は、中心軸線Xのまわりに交互に配置され、中心軸線Xのまわりに順に、熱交換器12、軸線入口マニホールド18、熱交換器12、軸線出口マニホールド20、熱交換器12、軸線入口マニホールド18などのように見い出される。
それぞれの軸線マニホールド18及び20は、リングの扇形の形態からなる、軸線Xに対して垂直な部分を有し、それぞれ円周形のシート80及び82によって、内側に向けて、及び外側に向けて形成され、前記マニホールドを間に延在させている熱交換器12の半径面によって側面に向けて形成されている。
所定の軸線マニホールド18又は20における内側及び外側のシート80及び82は、マニホールドに隣接した2つの熱交換器12における棒68のフランジ72に突き合わせて溶接されている。フランジ72の形状は、これらのフランジが、内側又は外側のシート80又は82と連続して配置されるように定められる(図8A及び図8B)。
モジュール56は、入口窓64が軸線入口通路18に開かれ、出口窓66が軸線出口通路20に開かれるように向けられている。
また、組立体1は、軸線Xに沿って延び、一次流体の入口4と連通してなる中央マニホールド14と、一次流体の出口6に連通してなる環状通路16とを具備している。
中央マニホールド14は、熱交換器12の内側を半径方向に延び、モジュール56の底面によって、及び内側シート80によって形成されている。実質的に円形である、軸線Xに対して垂直な部分を有している。窓60は、中央マニホールド14に開かれている。
環状マニホールド16は、熱交換器12のまわりにて、熱交換器の半径方向外側に延びている。環状マニホールドの内側は、外側シート82と、モジュール56の外面とによって形成されている。窓62は、環状マニホールド16に開かれている。
二次流体のための入口及び出口チャンバ22及び24は、それぞれ、熱交換器12の下方と、熱交換器12の上方とに配置されている(図1及び図2)。
中央マニホールド14は、熱交換器12の下方に配置された、中間的な円筒形セグメント84の形態にて、軸線方向下向きに延びている。同様に、環状マニホールド16は、中間的な円筒形セグメント84を取り囲む、中間的な環状セグメント86の形態にて、軸線方向下向きに延びている。
入口チャンバ22は、環状の形状であり、二次流体の入口8の軸線高さに配置されている。入口チャンバは、中間的な円筒形セグメント84を取り囲み、中間的な環状セグメント86の半径方向内側に延びている。入口チャンバ22は、円筒形の壁85によって、半径方向外方に形成されている。
さらに、組立体1は、熱交換器12を越えて、軸線方向上方へマニホールド14を延びてなる、点検通路88を具備している。この点検通路88は、着脱可能なハッチ90によって、中央マニホールド14から隔離されている。点検通路は、別の着脱可能な点検ハッチ92によって、上方において閉じられている。
出口チャンバ24も環状の形状であり、点検通路88を取り囲んでいる。
軸線入口通路18は、下向きに開かれて、入口チャンバ22と連通している。それらは、上方に閉じられて、出口チャンバ24から隔離されている。逆に、軸線出口通路20は、下向きに閉じられて、入口チャンバ22から隔離され、それらは、上方に開かれて、出口チャンバ24と連通している。
環状マニホールド16は、上方に閉じられて、出口チャンバ24とは連通していない。
本発明の別の重要な観点によれば、熱交換器12と、入口及び出口チャンバ22及び24と、マニホールド14,16,18,20とは、機械的なサブアセンブリ94に統合されて、これを単一部品として外被2から取り出すことができる。このサブアセンブリは、図9に示されている。
サブアセンブリ94は、軸線Xを中心とする、略円筒形の形状である。
サブアセンブリ94は、上方は平面の円形プレート96にて形成され、半径方向外方は円筒形の外被98にて形成され、下方は、円筒形の外被98から下向きに延びて収束してなる円錐台の外被100にて形成されている。頂部プレート96は、出口チャンバ24の頂部を形成している(図1及び図2)。点検通路88は、上方へ延びて、サブアセンブリ94を把持するためのマッシュルーム形状の部分102を形成してなるプレート96の上方に突出している。ハッチ92は、頂部プレート96と同じ高さに位置している。
また、サブアセンブリ94は、係合リング104を備え、頂部プレート96を取り囲み(図9)、外被98に対して半径方向外方へ突出している。その下側において、このリング96は、支持面106を形成している。半径方向内側において、フランジ94は、相補的な支持面108を有し、サブアセンブリ94が容器30の内部に配置されると、支持面108に対して支持面106が載置される。
また、サブアセンブリ94は、マッシュルーム形状の部分102からリング104へ向けて半径方向に延びる4つの補強体108を有している。
外被98は、半径方向外方に、出口チャンバ24及び環状マニホールド16を形成し、特に、前記マニホールドの中間的セグメント86を形成する。外被には、上方部分の4つの円形孔110と、下方部分の4つの円形孔112とが穿設され、それぞれ、サブアセンブリ94が外被2の中に配置されたときには、二次流体の出口10と二次流体の入口8とに合致して配置される。
また、サブアセンブリ94は、環状の水平床114(図1及び図2)を有し、入口チャンバ22の底部を形成し、中央及び環状のマニホールド14及び16のそれぞれのセグメント84及び86の間に延びている。
さらに、中央マニホールド14は、軸線Xの底部円筒形セグメント116の形態であるセグメント84の下方に延び、自由縁118によって下向きに終端している(図2)。
円錐台の外被100は、底部セグメント116を取り囲み、軸線Xの円筒形リム120によって下向きに終端している。環状マニホールド16における環状セグメント86は、底部セグメント116と円錐台の外被100との間に、下向きに開いている。
図1から分かるように、サブアセンブリ94は、補強シェル122を具備し、底部セグメント116のまわりに配置され、一次流体がこれを通って流れるように孔が開けられている。この底部シェル122は、頂部にて床114に溶接され、底部にて円錐台のシェル100に溶接されている。半径補強体124は、床114と、円錐台のシェル100と、底部シェル122とに、同時に溶接され、サブアセンブリ94の底部部分の剛性を高めている。
外側円筒形シェル126(図12)は、円錐台の外被100の下側に溶接されている。それは、容器30の円錐台のシェル40の近くに延びている。この外側シェルは、円錐台の外被100と、外側シェル126との両方に溶接された、6つの半径補強体128によって補強されている。それらの間において、これらの補強体128は、図12に示すように、3つのキー130を支持していて、容器30のシェル40に形成された、軸線溝部132と協働する。キー130と溝部132とは、軸線Xを中心として、互いに120゜に配置され、軸線Xを中心とした回転について、サブアセンブリ94を割り出す。
出口チャンバ24は、図10Aに示すように、外側及び内側スリーブ140及び142を介して、漏れの無いやり方にて、二次流体出口10に結合されている。外側スリーブ140は、出口10に溶接された環状部分144に螺着されている。外側スリーブは、管状の形状であり、出口10から内側へ向けて延び、外被98の孔110に係合する。固定ネジ146は、出口チャンバ24の内側からアクセス可能になっている。
孔110は、外被98から出口チャンバ24の内側へ向けて突出してなる縁部148によって取り囲まれている。内側スリーブ142は、管状の形状であり、外側スリーブ140と突出縁部148との間に介装されている。それは、ネジ150によって、突出縁部148の自由端に固定されている。
登録商標“Helicoflex”にて販売されているような、公知のタイプの極めて漏れの無い金属製のガスケットが、第1に、外側スリーブ140とリング形状部分144との間に、第2に、内側スリーブ142と突出縁部148との間に、介装される。
さらに、管状のベローズ154が、漏れの無いやり方にて、スリーブ140及び142を相互に結合している。スリーブ140及び142は、軸線Xに対する半径方向に、互いに自由に摺動し、密封は、ベローズ144によって維持される。
ラギングブロック156は、ベローズ154及びネジ146を、出口チャンバ24から出口10へ向けて流れる二次流体から隔離する。
入口チャンバ22は、上述した外側及び内側スリーブ140及び142に類似した、外側及び内側スリーブ158及び160によって、漏れの無いやり方にて、入口8に結合されている(図10B)。それにもかかわらず、この例においては、突出縁部148が、外被98から円筒壁85を越えて、入口チャンバ22の内部に延びていることを理解されたい。円筒壁85は、突出縁部148に溶接されている。従って、突出縁部148は、入口チャンバ22から、マニホールド16の環状中間セグメント86を通って、外被98へと至る、漏れの無い通路を提供するように働く。さらに、外側及び内側スリーブ158及び160とベローズ154とは、組立体1の入口における二次ガスが適度な温度であるならば、外被材で覆われない。
点検通路88は、大きな開口部(163)を有し、出口チャンバ24を係脱させるためのシステムへのアクセスを与える。マニホールド14の中間的セグメント84は、入口チャンバ22に連通してなる点検孔164を有している(図2)。この点検孔164は、着脱可能なハッチによって、漏れの無いやり方にて、閉じられる。着脱可能なハッチを備えた点検孔(図示せず)は、軸線出口通路20のひとつから、環状通路16へのアクセスを与える。
底部内側設備26は、軸線Xを中心として同軸的な、底部入口及び出口マニホールド170及び172を備え、それぞれ、一次流体の入口4及び出口6と連通している(図2)。底部出口マニホールド172は、底部入口マニホールド170を取り囲んでいる。底部入口マニホールド172は、底部出口マニホールド172を通り抜ける半径方向の配管174によって、入口4に結合されている。マニホールド172は、漏れの無いやり方にて、配管174のまわりに溶接されている。
底部入口及び出口マニホールド170及び172は、いずれも、上方のフランジ176にて終端しており、フランジは、漏れの無いやり方にて、単なる相互係合によって、中央マニホールド14の自由縁118と、円錐台の外被100の縁部120とを受けるのに適している。内側へ向けて、フランジ176は、自由縁118及びリム120をガイドするように働く、円錐台の支持面を有している。さらに、縁とリムとは、外側金属ガスケットを支持しており、フランジ176の内側面と、漏れの無い接触を提供している。
底部出口マニホールド172は、軸線Xに対して垂直に延びる底部壁178によって、下向きに閉じられる。底部入口マニホールド170は、軸線Xのまわりに、底部壁178まで延びてなる円筒形シェル180を備え、軸線Xに対して垂直なそれ自体の底部壁182を備え、配管174と底部壁178との中間レベルにて、シェル180を閉じている。
底部壁178には、循環器28の吸入側を受ける、中央開口部184が穿設されている。また、シェル180は、底部壁182の下方に貫通開口部186を有し、従って、一次流体が、底部出口マニホールド172から、開口部186を通って、底部壁178及び182の間に延びる体積に入り、循環器28の吸入側に通じる経路が作られる。
さらに、底部内部設備26は、上方へ収束している別の円錐台シェル188を具備し、その大きなベースは容器30の底部シェル38に溶接され、その小さなベースは底部出口マニホールド172のまわりに溶接されている。円錐台のシェル188は、貫通開口部190を有している。これらの開口部は、底部入口及び出口マニホールド170及び172の下方の体積を、前記底部マニホールドのまわりに位置する体積に連通させている。
一次流体の出口6は、底部マニホールド170及び172のまわりに位置する体積に直接開かれている。
循環器28は、一次流体を、丸い底部壁42の半径開口部に通して送り、一次流体は、開口部190を通して、出口6を介して、上方へ流れるのに適している。
最後に、容器30は、底部シェル38に一体化されて溶接された、3つの支持ブロック194を具備している。ブロック194は、軸線Xを中心として、互いに120゜に配置されている。図13に示すように、組立体1は、組立体1が配置されるセル197の壁から突出してなる、コンクリートの基礎196の上に、ブロック194を介して載置される。
バトレス198は、セルの壁と容器30の頂部シェル36との間に介装され、組立体1を垂直位置に安定化させるように働く。
組立体1における最も高温の部分は、外被材で覆われ、例えば、Al22の繊維又は炭素繊維からなるブロックによって覆われる。これらの部分は、公称動作において、800℃に近いか、それ以上の温度にて動作する。それらは、配管176、底部入口マニホールド170、中間及び底部セグメント84及び116を含む中央マニホールド14、軸線出口マニホールド20、出口チャンバ24、及び出口チャンバ24を二次流体出口10に結合しているスリーブ140及び142を備える。
外被2は、約27メートル(m)の全高と、約7mの直径とを有する。円筒形の外被98は、約6300ミリメートル(mm)の直径を有する。
それぞれの熱交換器12は、約4800mmの軸線高さと、約1300mm半径深さと、約560mmの円周幅とを有する。それぞれのモジュール56は、約600mmの高さを有する。
中央マニホールド14の直径は、約2800mmである。直径は、軸線マニホールド18及び20を形成する内側シート80が可撓性を有し、それぞれの円周方向の展開長さが、軸線Xに対して垂直な平面に熱交換器12が与える変形に充分に適合するように定められる。
環状マニホールド16の半径深さは、約500mmである。半径深さは、熱交換器12の外面に点検及び/又は修理を実行すべく、オペレータが環状マニホールド16の内部に通れるように定められる。
二次流体の入口8は、少なくとも850mmの内径を有し、二次流体の出口10は、少なくとも1mの内径を有する。
組立体1の寸法は、例えば、一次流体の圧力が約50バールで、一次流体の流量が約200キログラム/秒(kg/s)で、二次流体の流量が約600(kg/s)で、一次流体と二次流体との間の通常運転における圧力差が約5バールに定められる。
以下、組立体1を通る一次流体及び二次流体の流路について説明する(図1)。
一次流体は、入口4を介して組立体1に入り、配管174を通過して、底部入口マニホールド170に入ってから、中央マニホールド14に入る。一次流体は、中央マニホールド14から、中央マニホールドのまわりに分配された様々な熱交換器12に送られ、熱交換器を半径方向に通過して、環状マニホールド16に至り、このとき、熱の一部分を二次流体に伝える。次に、一次流体は、環状マニホールド16に沿って下向きに流れ、その底部部分86に沿って、孔の開いたシェル122の開口部を通過し、次に、中央マニホールド14の底部セグメント116のまわりを流れて、次に、底部マニホールド170と底部マニホールド172との間を通過する。その後に、一次流体は、シェル180の開口部186を通過し、循環器28に吸入され、半径方向に送られて容器30の底部に入る。その後に、円錐台のシェル188の開口部190を通過し、入口4のまわりに形成された出口6を介して、組立体1から排出される。
二次流体は、入口8を介して組立体1に流入し、スリーブ158及び160を通って入口チャンバ22へ至り、次に、入口チャンバ22から様々な軸線入口マニホールド18に分配される。二次流体は、円周方向に熱交換器12を通り抜けて、軸線出口マニホールド20に集められる。二次流体は、マニホールド20に沿って、軸線方向に出口チャンバ24へ至り、チャンバ24から様々な出口10に送られる。
組立体1の保守の手順は以下の通りである。
熱交換器12に対して小さな作業を実行する場合、例えば、一次流体又は二次流体の流路の詰まりに対しては、オペレータは、熱交換器を外被2の内側の所定位置に維持したままで、熱交換器12に直接作業する。
この目的のために、閉鎖頭部34は、初めに、外被2から取り外される。その後、オペレータは、ハッチ92を開き、点検通路88に入る。修理を、軸線出口通路20に向けて面した熱交換器12の面に対して行う場合には、オペレータは、開口部163(図2)を通り抜けて、出口チャンバ24へと入り、次に、チャンバ24から適切な軸線出口マニホールドの内側へ降りる。
修理を、熱交換器12の外面に対して行う場合には、オペレータは、点検孔を有する軸線出口通路20を介して、チャンバ24から環状マニホールド16に入り、マニホールド16から修理を実行する。
熱交換器12の内面に作業を行う場合には、オペレータは、ハッチ90を開いて、点検通路88から中央マニホールド14へ行く。修理は、中央マニホールド14から実行する。
軸線入口マニホールド18に面した熱交換器12の側部に対して作業を実行する場合には、オペレータは、中央マニホールド14に沿って中間セグメント84へと降りて、ハッチ164を開き、入口チャンバ22に入り、チャンバ22から適当な軸線入口マニホールド18の内部へ登る。
熱交換器12に対して大規模な修理を行う場合、例えば、モジュール56を交換する場合には、初めに、容器30からサブアセンブリ94を取り出すことが必要になる。この目的のために、組立体1が配置されたセル197の上方には、保守セル200(図13)が設けられている。これらの2つのセルは、開口部202を介して連通し、組立体1の上方に延在する隔離ハッチ203によって閉じられている。
初めに、組立体1の頂部部分のまわりに、密封リング204を配置する。ガスケットは、第1に、リング204と容器30のフランジ44との間に、第2に、リング204とハッチ202の周囲の縁部との間に、シールを提供する。シールリング204の上方には、ビニールソックス206が配置され、セル200内のブリッジクレーン201の持ち上げ梁から吊下される。
閉鎖頭部34は、初めに、クレーン201を使用して、外被2から取り外される。その後に、外被2は、閉鎖頭部34を取り外したまま、ハッチ203を所定位置に配置することで、保守セル200から隔離される。ビニールソックス206を所定位置に配置して、ハッチ203が開かれた後に、オペレータは、ハッチ92及び開口部163を通って、出口チャンバ24の中に入る。オペレータは、スリーブ140及び142を保護しているラギングブロック156を取り外し、適当な工具を用いて、ネジ146及び150を緩める。いったん、スリーブ140及び142を解放したならば、オペレータは、(特殊工具を用いて)スリーブを出口チャンバ24の内側に引き入れる。オペレータは、すべての4つの二次流体出口10について、この作業を進める。
その後に、オペレータは、ハッチ90及び164を介して、入口チャンバ22に入る。オペレータは、二次流体の入口8を入口チャンバ22に結合しているスリーブ158及び160を解放し、特殊工具を使用して、スリーブをチャンバの内側に引き入れる。
そして、オペレータは、組立体1から去る。
次に、クレーン201の梁を、サブアセンブリ94のマッシュルーム102に結合させる。そして、サブアセンブリは、クレーン201の梁を上昇させて持ち上げられ、それにより、容器30からサブアセンブリを引き抜き、サブアセンブリは、ハッチ202を通して持ち上げられて、セル200に入る。サブアセンブリは、ビニールソックス206の内側に配置され、再びハッチ202を閉じることで、外被1から隔離される。次に、クレーンは保守セル200の内側にて動いて、サブアセンブリ94を適当な応接台の上に降ろす。そして、セル200内にて、大規模な保守作業が実行される。
サブアセンブリ94は、上述した手順とは全く逆の手順によって、容器30の内部の所定位置に戻される。
サブアセンブリ94は、所定位置に戻されるとき、軸線Xを中心とする回転について案内されることを必要とし、割り出しキー130が適切な溝部132と係合する。
いったん、フランジ104の支持面106が、容器30における相補的な支持面108に支持されると、クレーン201の梁は、把持マッシュルーム102から係脱される。
保守セル200は、複数の組立体1に共通するものでも良く、すべてが同一の原子炉のために働くか、または、複数の異なる原子炉のために働く。
上述した組立体は、多数の利点を有する。
軸線マニホールド18及び20は、入口及び出口チャンバ22及び24に開かれて、それらは、二次流体の入口及び出口8及び10と機械的に直接結合されることがない。この構成は、容器に結合された入口及び出口8及び10と熱交換器のサブアセンブリ94に属するチャンバ22及び24との間の異なる膨張の観点から好ましく、それにより、これらの結合部に働く熱機械的な応力を著しく制限する。
熱交換器12と軸線出口及び入口マニホールド18及び20の配置は、マニホールド18及び20にそれぞれ大きな貫通部分を与えることができる。これらのマニホールドに沿って流れる二次流体の軸線速度は、例えば、10メートル/秒(m/s)から20m/sの範囲である。他の熱交換器のデザインにおいては、これらの速度は、60m/sまでになる。通常の運転中に、それぞれのマニホールド56の二次流体の入口及び出口64及び66の間における液圧平衡を維持するためには、遅い速度が好ましい。また、これらの小さな速度によれば、所定の軸線マニホールド18に沿って積み重ねられた様々なモジュール56において、二次流体が均一に分布することを可能にし、熱水力学的な観点から、過渡的動作中にも好ましい。熱交換器12の総合的な効率が改善される。
また、マニホールドの熱機械的な挙動も特に好ましい。軸線マニホールド18及び20は、可撓性である、内側及び外側の円周シート80及び82によって形成されていて、熱交換器12によって与えられた応力の効果の下で、容易に変形する。熱交換器12は、シート80及び82に比べて非常に堅固なブロックであり、このことは、変形がシートに課されることを意味する。シート80及び82は、曲率半径の大きな薄いシェルを構成し、それにより、大きな量の可撓性を与える。
入口及び出口チャンバ22及び24は、大きなサイズであり、内部に仕切を有していない。その結果、入口チャンバは、様々な軸線入口マニホールド18に、二次流体を均一に分布させる。さらに、それらの大きな貫通部分のために、これらのチャンバは、二次流体の流れに対してほとんど抵抗を示さない。それらは、入口8及び出口10に容易なアクセスを提供するので、スリーブ140,142,158,160を、入口8及び出口10から、容易かつ迅速に係脱することを可能にする。
最後に、チャンバは内部の仕切を全く有しないので、すべての入口8及び出口10を外被2における同一の側に配置することが可能になる。
従って、組立体1をセル97のひとつの壁に接近させて配置することが可能になるが、というのは、二次流体のための入口及び出口の配管は、すべて、該壁から離れて配置されるためである。
熱交換器と主たる一次及び二次流体の流れマニホールドとのすべてを含むサブアセンブリ94は、単一部品として、外被2から引き抜くことができる。この作業は、特に簡単で便利な方法で実行され、閉鎖頭部34を取り外して、スリーブ40及び42を入口及び出口チャンバ22及び24の中に引っ込めた後、熱交換器組立体1の上方に位置する保守セルにあるクレーンを使用する。スリーブ40及び42は、特殊工具を使用して、迅速かつ容易に引っ込められ、オペレータが曝される放射線量は小さい。
いったん、スリーブ140及び142が引っ込められると、単に互いの係脱及び係合によって、サブアセンブリ94は、外被2から引き抜かれ、再挿入される。
底部マニホールド170及び172は、サブアセンブリが所定位置に戻されるとき、サブアセンブリ94の底部部分を案内するのに適合した形状のフランジ176を有している。中央マニホールド14と環状マニホールド16とは、単に垂直方向に互いに係合させるだけで、底部マニホールド170及び172に、漏れの無いやり方で結合される。
大規模な保守作業は、適当な設備の取り付けられた、特殊な保守セル内にて、便利なやり方で、熱交換器12に対して実行される。
さらに、小さな修理は、もとの場所で、すなわち、サブアセンブリ94を外被2から引き抜くことなく、熱交換器12に対して実行される。中央マニホールド、環状マニホールド、及び軸線入口及び出口マニホールドは、オペレータが入って作業できるような、充分に大きいサイズの部分を有する。熱交換器12は、修理のために、すべての4つの面からアクセス可能である。
それぞれの熱交換器12を構成しているモジュール56は、これらのモジュールの上下、内外、及び半径面を形成する縁部に沿って、互いに溶接される。モジュール56の機械加工された角部に配置された棒68の存在によって、角部の溶接は省略される。
内側及び外側の円周シート80及び82は、棒68のフランジ72に溶接される。この溶接は、モジュール56から所定距離に位置し、X線を用いた実用的な方法で点検される。
熱機械的応力が最大となる臨界領域Cは(図9A及び図9B参照)、フランジ72と、棒68の主たる部分70との間の接合部に位置し、この領域は、溶接部ではなく、棒68の材料内に延びる。
最後に、フランジ72は、臨界領域Cの熱機械的応力の関数として最適化される曲率半径(R)を介して、モジュール56の半径面に結合される。
これらの様々な構造的な配置は、熱交換器12が、特に良好に、熱機械的応力に耐えられるようにする。
上述した熱交換器組立体には、多数の変形例が存在する。
従って、例えば、熱交換器12は、プレートタイプの熱交換器である必要はなく、管とシェルとを有するタイプの熱交換器でも良い。
循環器28は、容器30の底部に配置する必要はなく、閉鎖頭部34に固定しても良い。その場合には、一次流体が熱交換器12を去るときの経路を変更することが必要になる。環状マニホールド16は、循環器28に向けて上方へ延び、一次流れを循環器28に導く上昇部分と、一次流れを循環器28から出口6に導く下降部分とを形成するように仕切られる。
これは、サブアセンブリ94を取り外すことをより複雑にするが、というのは、外被2から閉鎖頭部34を取り外す前に、循環器28を取り外すことから始めることが必要になるためである。
熱交換器組立体は、8つよりも多い又は少ない数の熱交換器12を有していても良い。
二次流体の入口8を、頂部シェル36の頂部に配置して、二次流体の出口10を、熱交換器12の下方に配置しても良い。
一次流体は、入口4から、環状マニホールド16内の熱交換器12に向けて流れ、中央マニホールドを介して、熱交換器から出口6へと戻る。
一次流体は、入口チャンバ22から軸線通路18及び20を通って出口チャンバ24へと流れ、二次流体は、中央マニホールド14と環状マニホールド16を通って流れても良い。
一次流体は、実質的に純粋なヘリウムである必要はなく、ヘリウムと窒素との混合物でも良い。また、一次流体は、主として水から構成されていても良い。
二次流体は、実質的に純粋なヘリウムであるか、または、ヘリウムと窒素との混合物である(例えば、20%のヘリウムと80%の窒素、又は40%のヘリウムと60%の窒素。)。また、二次流体は、主として水から構成されて、熱交換器組立体の内部で蒸発しても良い。そうした状況においては、熱交換器は、蒸気発生器として機能する。
上述した熱交換器組立体1は、互いに独立して保護されるために適した、複数の独自の観点を有することを理解されたい。
従って、組立体1は、たとえ、軸線マニホールド18及び20が、22及び24のようなチャンバを介してではなく、結合配管を介して入口8及び出口10に結合されていたとしても、サブアセンブリ94のように、単一部品として引き抜くことができる機械的なサブアセンブリを有することが可能である。そうした状況においては、結合配管における終端部分は、例えば、閉鎖頭部34と熱交換器12との間の空のスペースから、及び、円錐台の外被100と熱交換器12との間の空のスペースから、入口及び出口8及び10から手作業で係脱されるのに適しているべきである。これらの終端部分は、結合配管の内側に引っ込められ、または、完全に分離されて、オペレータによって、外被2から手作業にて引き抜かれる。
同様に、組立体1は、軸線マニホールド18及び20をチャンバ22及び24によって入口8及び出口10に結合させずに、上述した種類の棒68を備えてなる熱交換器12を有することも可能であり、及び/又は、組立体1は、取り外せるサブアセンブリ94を具備していないことも可能である。
本発明による熱交換器組立体を示した斜視図であって、組立体の内部部分が見えるように破断している。 図3の断面II−IIに沿った、図1の組立体の軸線断面図である。 図2の断面III−IIIに沿った、図2の組立体を軸線に対して垂直に示した断面図である。 図2の断面IV−IVに沿った、図2の組立体を軸線に対して垂直に示した断面図である。 図2の断面V−Vに沿った、図2の組立体を軸線に対して垂直に示した断面図であって、熱交換器の配置を示している。 図6A及び図6Bは、図5の熱交換器を通る第1及び第2の流体のそれぞれの流れ方向を示した模式図であり、図6Cは、図5の熱交換器のプレートを示した分解図である。 図1及び図2の熱交換器のモジュールを示した斜視図である。 図8A及び図8Bは、図7のVIIIA及びVIIIBの部分を示した拡大図である。 図1の組立体を示した分解図であって、熱交換器及びマニホールドからなる、着脱可能な機械的サブアセンブリを、外被の底部部分から取り外して示していて、前記外被は、一部を破断して示している。 図10A及び図10Bは、図2のXA及びXBの部分を示した拡大図である。 図2のXIの部分を示した拡大図である。 図2のXIIの部分を示した拡大図である。 図10の機械的サブアセンブリを外被から引き抜くために、原子炉で実現される手段を要約した模式図である。

Claims (25)

  1. 第1の流体と第2の流体との間にて熱交換するための熱交換器組立体(1)であって、組立体が、
    中心軸線(X)を有し、第1の流体のための少なくともひとつの入口(4)及び出口(6)と、第2の流体のための少なくともひとつの入口(8)及び出口(10)とを備えてなる外被(2)と、
    中心軸線(X)に沿って延在し、第1の流体のための入口(4)及び出口(6)のうちの一方と連通してなる中央マニホールド(14)と、
    中央マニホールド(14)のまわりに配置され、第1の流体のための入口(4)及び出口(6)のうちの他方と連通してなる環状マニホールド(16)と、
    中心軸線(X)のまわりに配置され、中央マニホールド(14)と環状マニホールド(16)との間にて半径方向に介在されてなる複数の熱交換器(12)と、
    第2の流体のための入口(8)と連通してなる複数の軸線入口マニホールド(18)と、第2の流体のための出口(10)と連通してなる複数の軸線出口マニホールド(20)とであって、軸線入口マニホールド及び軸線出口マニホールド(18,20)は、熱交換器(12)の間に円周方向に介在しているような、上記軸線入口マニホールド及び軸線出口マニホールドと、を備え、
    それぞれの熱交換器(12)は、中央マニホールドと環状マニホールド(14及び16)の間において第1の流体が流れるための複数の通路と、少なくともひとつの入口マニホールド(18)から少なくともひとつの出口マニホールド(20)へ向けて第2の流体が流れるための複数の通路とを備え、
    組立体は、熱交換器(12)の第1の軸線端部に設けられた入口チャンバ(22)を具備し、第2の流体のための入口(8)を、少なくとも複数の軸線入口マニホールド(18)に連通させていることを特徴とする組立体。
  2. 入口チャンバ(22)は、環状の形状であり、中央マニホールド(14)を取り囲んでいることを特徴とする請求項1に記載の組立体。
  3. 組立体は、第1の軸線端部とは反対側の、熱交換器(12)の第2の軸線端部に設けられた出口チャンバ(24)を具備し、第2の流体のための出口(10)を、少なくとも複数の軸線出口マニホールド(20)に連通させていることを特徴とする請求項1又は2に記載の組立体。
  4. 組立体は、中央マニホールド(14)の第2の端部から軸線方向に延びる点検通路(88)を具備し、着脱可能なハッチ(92)によって隔離され、出口チャンバ(24)は、環状の形状であり、点検通路(88)を取り囲んでいることを特徴とする請求項3に記載の組立体。
  5. 少なくとも、熱交換器(12)と、入口及び出口のチャンバ(22及び24)と、軸線入口及び軸線出口のマニホールド(18及び20)とは、機械的なサブアセンブリ(94)として統合されていて、単一部品として外被(2)から取り出すことができることを特徴とする請求項4に記載の組立体。
  6. 外被(2)は垂直な中心軸線を有し、外被(2)は、容器(30)を備え、容器の内部にサブアセンブリ(94)が配置され、前記サブアセンブリ(94)を取り出すための開口部(32)を頂部に向けて備え、容器(30)の開口部(32)を漏れ無く閉じる、着脱可能な閉鎖頭部(34)を備えていることを特徴とする請求項5に記載の組立体。
  7. 容器(30)は、中心軸線と同軸的な円筒形のシェル(36)を備え、第2の流体のための入口及び出口(8及び10)を形成され、入口及び出口のチャンバ(22及び24)は、チャンバ(22,24)の中に引っ込めることができるような、着脱可能なスリーブ(140,142,158,160)によって、第2の流体のための入口及び出口(8及び10)に漏れ無く結合されていることを特徴とする請求項6に記載の組立体。
  8. スリーブ(140,142,158,160)は、チャンバ(22,24)の内側から取り外されるように適していることを特徴とする請求項7に記載の組立体。
  9. 外被(2)は、第2の流体のための複数の入口(8)と、第2の流体のための複数の出口(10)とを有し、これらの入口及び出口(8及び10)は、シェル(36)における円周の半分のひとつにまとめられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の組立体。
  10. サブアセンブリ(94)は、中心軸線(X)と同軸的な円筒形の外被(98)を備え、出口チャンバ(24)と環状マニホールド(16)とを半径方向外方に形成していることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の組立体。
  11. 組立体は、底部の入口及び出口マニホールド(170及び172)を具備し、これらは同軸的であり、それぞれ第1の流体のための入口(4)及び出口(6)に連通し、これらはサブアセンブリ(94)の下方に配置され、サブアセンブリの底部は、円筒形の外被(98)から収束してなる円錐台の外被(100)によって形成され、前記円錐台の外被(100)は、中央マニホールド(14)を取り囲み、これと協働して、環状マニホールド(16)を形成し、底部マニホールド(170,172)は、単に互いの係合による漏れ無いやり方にて、中央マニホールド(14)及び円錐台の外被(100)の底部自由端を受けるのに適したフランジ(176)によって上方に終端していることを特徴とする請求項10に記載の組立体。
  12. 中央マニホールド(14)は、着脱可能なハッチで閉じられる点検孔(164)を備え、入口チャンバ(22)と連通し、点検通路(88)は、出口チャンバ(24)と連通した開口部(163)を備えていることを特徴とする請求項4乃至11の何れか1項に記載の組立体。
  13. 外被(2)は底部端部壁(42)を備え、組立体(1)は、底部端部壁(42)に固定された循環部材(28)を具備し、環状の通路(16)から又は中央の通路(14)から入ってくる第1の流体を吸引し、第1の流体のための出口(6)に送出するのに適していることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の組立体。
  14. 軸線入口及び軸線出口のマニホールド(18及び20)と、中央マニホールド(14)と、環状マニホールド(16)とはいずれも、オペレータが熱交換器(22)に対して直接作業できるのに充分な貫通部分を有していることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の組立体。
  15. 第1の流体のための入口及び出口(4及び6)は同軸的になっていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の組立体。
  16. 熱交換器(12)は、中心軸線(X)を中心とした円形に、規則的に間隔を隔てて配置され、それぞれの軸線マニホールド(18,20)は、内側及び外側の両方が、2つの熱交換器(12)に溶接されてなる、それぞれ内側及び外側の円周シート(80及び82)によって形成され、熱交換器の間に前記マニホールドが延在していることを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の組立体。
  17. 環状マニホールド(16)の内側は、熱交換器(12)によって、及び外側シート(82)によって、形成されていることを特徴とする請求項16に記載の組立体。
  18. 中央マニホールド(14)は、熱交換器(12)によって、及び内側シート(80)によって、形成されていることを特徴とする請求項16又は17に記載の組立体。
  19. それぞれの熱交換器(12)は、軸線方向に積み重ねられた、複数の熱交換モジュール(56)から構成されていることを特徴とする請求項16乃至18の何れか1項に記載の組立体。
  20. モジュール(56)は、中心軸線(X)に対して垂直に、矩形の部分を備え、熱交換器(12)の軸線全高にわたって機械加工された角部を備え、熱交換器はさらに、鍛造された及び/又は機械加工された金属棒(68)を、機械加工された角部に配置され、モジュール(56)が溶接されていることを特徴とする請求項16乃至19の何れか1項に記載の組立体。
  21. それぞれの棒(68)は、モジュール(56)に対して円周方向に突出し、隣接する軸線マニホールド(18,20)に向けて突出してなるフランジ(72)を備え、溶接された前記軸線マニホールドを形成する、内側又は外側のシート(80又は82)を有していることを特徴とする請求項20に記載の組立体。
  22. 第1の流体は、主としてヘリウムからなり、第2の流体は、主としてヘリウム及び/又は窒素からなることを特徴とする請求項1乃至21の何れか1項に記載の組立体の使用。
  23. 第1の流体は、主としてヘリウムからなり、第2の流体は、主として水からなり、第2の流体は、熱交換器組立体の中で気化されることを特徴とする請求項1乃至21の何れか1項に記載の組立体の使用。
  24. 第1及び第2の流体は、主として水からなり、第2の流体は、熱交換器組立体の中で気化されることを特徴とする請求項1乃至21の何れか1項に記載の組立体の使用。
  25. 第1及び第2の流体のひとつが、原子炉から来ることを特徴とする請求項22乃至24の何れか1項に記載の使用。
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