JPH0232596B2 - - Google Patents

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JPH0232596B2
JPH0232596B2 JP60095700A JP9570085A JPH0232596B2 JP H0232596 B2 JPH0232596 B2 JP H0232596B2 JP 60095700 A JP60095700 A JP 60095700A JP 9570085 A JP9570085 A JP 9570085A JP H0232596 B2 JPH0232596 B2 JP H0232596B2
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JP
Japan
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wall
pressure vessel
extending
heat exchange
primary coolant
Prior art date
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JP60095700A
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JPS60239694A (ja
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Neruson Tawaa Suchiibun
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS60239694A publication Critical patent/JPS60239694A/ja
Publication of JPH0232596B2 publication Critical patent/JPH0232596B2/ja
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    • G21C1/06Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated
    • G21C1/08Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated moderator being highly pressurised, e.g. boiling water reactor, integral super-heat reactor, pressurised water reactor
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    • G21C1/32Integral reactors, i.e. reactors wherein parts functionally associated with the reactor but not essential to the reaction, e.g. heat exchangers, are disposed inside the enclosure with the core
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    • G21C1/328Integral reactors, i.e. reactors wherein parts functionally associated with the reactor but not essential to the reaction, e.g. heat exchangers, are disposed inside the enclosure with the core wherein the prime mover is also disposed in the vessel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、コンパクトな構造のものであり、工
場で製造して、一体のユニツトとして遠隔地に積
出しすることができる加圧水型原子炉に関するも
のである。 一体化したユニツトとして製作し、使用の目的
で所与の場所に輸送することができる小型原子炉
に対しては大きな潜在的市場需要が存在する。こ
のような小型原子炉を受け入れるのに大きな障害
となつているのは、小型原子力プラントのユニツ
トの費用が比較的高いことである。したがつて、
合理的な費用という利点を達成するためには、原
子炉および原子力蒸気供給系の主要構成要素を単
一の圧力容器内に組込むことができるようにすべ
きである。従来このような原子炉を製作するため
にいろいろな試みがなされているが、市販品とし
ての受容性に欠けている。 このような小型原子炉を構成する上の基本的な
問題は、過度の困難性を伴うことなく、いろいろ
な構成要素の使用中の点検および保守を行うこと
を可能にしつつ、圧力容器の制約された空間内に
蒸気供給系設備のコンパクトで空間の利用効率が
高い構造を創成することである。さらにユニツト
化した原子炉の受け入れを促進するために、可能
な限り多くの「検証済」の高い信頼性を保証する
要素もしくは構成を採用すべく努力が払われてい
る。 このようなコンパクトな加圧水型原子炉の従来
構造の例として、米国特許第3150051号明細書に
開示されているものがある。即ち、この米国特許
明細書には、一体の過熱器および加圧器とボイラ
装置を格納する環状空間とを備えたパツケージ型
の原子炉が開示されている。また、米国特許第
3255088号明細書には、取外し可能な蓋体と、圧
力容器の側部に設けられた流入ヘツダおよび流出
室と協働する取外し可能な熱交換管束とを備えた
一体構造の加圧水型原子炉が開示されている。さ
らに、米国特許第3255089号明細書には、異なつ
た熱交換装置を備えた別の設計の原子炉が開示さ
れており、また米国特許第388734号明細書には容
器のための閉鎖手段によつて担持された一体の蒸
気発生器を用いる小型原子炉が開示されている。 本発明の主たる目的は、比較的廉価に製作する
ことができ、また遠隔地へ移送することができる
ように一体化された小型原子炉システムを提供す
ることにある。 上の目的で、本発明によれば、圧力容器と、炉
心と、熱交換器と、ポンプとダクト構造とを含む
コンパクトなユニツト化した加圧水型原子炉にお
いて、上記圧力容器を、頂部および底部が密封さ
れた環状の中空部を形成する離間した内壁および
外壁を有する中の円筒状部材として形成し、該圧
力容器の内壁で該容器内に内室を形成し、上記圧
力容器は、該内壁の底部を密閉する底壁と、上記
内室の頂部を密閉する取外し可能な閉鎖手段であ
つて上記内壁の頂部に固定されて上記内室に部分
的に延びる頂部閉鎖手段と、上記内室内に配置さ
れて下向きに延びる円筒状の一次冷却材バツフル
を含む炉心支持手段と、上記底壁から離間した箇
所で上記円筒状の一次冷却材バツフル内に支持さ
れた炉心と、底部から上方に上記内壁と外壁との
間に延びる対向する分割壁と、上記内壁と外壁と
の間に延在し上記内壁と上記円筒状の一次冷却材
バツフルとの間の領域において上記容器の上側部
分と上記内室との間を連通する導管を有する対向
溝部材とを備え、上記分割溝および溝部材は上記
環状中空部内に複数の垂直方向に延びる隔室を形
成し、さらに、上記環状中空部の上記各隔室の上
部を密封するように上記各隔室を横切つて延びる
管板の形態にある密封板を備え、上記管板は上記
隔室内への下方に延びるU字形の熱交換管を備
え、上記内室から一次冷却材を上記熱交換管のホ
ツトレツグを介して下方に導き且つ該熱交換管の
コールドレツグを介して上方に導き、そこから上
記内室に戻すために上記溝部材内の上記導管に導
くように上記内壁の上部分に形成された通路と、
上記隔室を介し且つ上記熱交換管を取巻いて二次
冷却材を通して蒸気を発生するための手段と、圧
力容器から蒸気を排出するために上気外壁に設け
られた蒸気出口ポートを備えていることを特徴と
するコンパクトなユニツト化した加圧水型原子炉
が提案される。 本発明の一実施例においては、加圧器は、圧力
容器と一体に形成され、環状中空空間の上側部分
内に、分離板および該上側部分に配置された加熱
手段で形成される。 本発明の他の実施例においては、圧力容器は、
管板および熱交換管を取外して交換ができるよう
に、上側および下側の咬合する部分から形成され
る。この実施例においては、エンクロージヤもし
くは囲壁が、一次冷却材を内室から該囲壁および
ホツトレツグを介して導くための手段と共に、熱
交換管のホツトレツグ上に嵌着されるか或いはま
たコールドレツグから一次冷却材を、循環ポンプ
を備えた第2の囲壁に導きそこから導管手段を介
して上記室に戻すための手段と共に、熱交換管の
コールドレツグ上に嵌着される。指定流路から一
次冷却材が側路したり漏洩するのを阻止するため
に囲壁もしくはエンクロージヤに対して密封手段
が設けられる。 本発明は、単なる例として添付図面に示した好
ましい実施例に関する以下の説明から一層明瞭に
なるであろう。 さて第1図ないし第4図を参照するに、これら
図面には、中空の円筒形の圧力容器3から構成さ
れた小型のユニツト化した加圧水型原子炉1が示
してある。中空の円筒形圧力容器3は、内壁5
と、該内壁との間に環状空間9を形成する離間し
た外壁7とを備えており、環状空間9は、環状の
上壁11および環状の底壁13により密閉されて
いる。圧力容器3の内壁5は、圧力容器内に内室
15を形成し、そして底壁17は内室15の底部
を密閉している。圧力容器3の頂部においては、
太い梁状ヘツドのような着脱可能な閉鎖手段19
が内室15を密閉しており、ボルト締めされたガ
スケツト付フランジ継手21によるなどして内壁
5に固定されている。該内壁5に取付けられた着
脱可能な閉鎖手段19は、内室15内に部分的に
延びており、他方、圧力容器3の頂部を取巻いて
上部開放の環状空間23が形成されている。 内壁5は、その上側部分近傍に、内向きに延び
る肩部25を有しており、この肩部25は、下向
きに延びる円筒形の一次冷却材バツフルを含む炉
心支持手段27を内室15内に位置決めする。炉
心支持手段27内には、炉心29が支持されてお
り、この炉心29は底壁17から離間した箇所に
位置付けられている。参照数字30で部分的に示
した上部原子炉構造パツケージも、炉心29の上
方で内室15内に配置されている。一次冷却材バ
ツフル27の底部の鑽孔支持板31は、該板31
を介して一次冷却材の通流ならびに一次冷却材バ
ツフル27内の炉心29を介して一次冷却材の上
向きの流れを許容する。 第2図および第3図に示すように、環状空間9
内には、内壁5と外壁7との間に対向する隔壁3
3が設けられている。これら隔壁33は環状底壁
13から、頂部壁11から離間した箇所まで上方
に延びており、そして隔壁33の頂部には円形の
密封板35が固定されている。この円形の密封板
35は圧力容器3を一周するように延在してお
り、環状空間9の上側部分37をその下側部分3
9から密封分離している(第1図および第2図参
照)。また、離間した壁42から構成された対向
する溝部材41が、内壁5と外壁7との間に設け
られていて、上記隔壁33および溝部材41は環
状空間9の下側部分39内に複数個の区画室10
を形成する。溝部材の壁42はまた、環状の底壁
13から円形の密封板35まで延在しており、二
次冷却材の通流を可能にするように下側部分に鑚
孔を有している。溝部材41の上部領域に設けら
れている導管手段85は、環状空間9の上側部分
37と、圧力容器3の内壁5および一次冷却材バ
ツフル27の外表面45間の領域43のの間を連
通している。 各隔壁33と溝部材41との間の領域内にある
密封板35は、複数の貫通開口47を有してお
り、これら開口内には、U字形の熱交換管49の
配列が設けられており、密封板35のこれら部分
は管板としての働きをなす。U字形の熱交換管4
9は、下向きに延びるホツトレツグ部分51と、
接続用U字形曲り部もしくはベント53と、上向
きに延びるコールドレツグ部分55を有してお
り、環状の空間9の下側部分39内に延びてい
る。溝部材41の上方の密封板35は、導管85
に到る円形の開口57を備えている。ポンプモー
タ63の軸61に取付けられている軸流羽根車5
9が円形の開口57内に延びていて、環状の空間
9の上側部分37から一次冷却材を、導管85を
介して下向きに指向ける。熱交換管49を収容し
ている区画室内の環状空間9の下側部分39の領
域内で外壁7には蒸気流出ポート65が設けられ
ており、これら蒸気流出ポートは、1対の蒸気ド
ラム69に取付けられている立ち導管もしくは昇
水管67に達しており、他方、降水管71が蒸気
ドラム69から、外壁7の流入ポート73を介し
て溝部材41の壁42間の環状空間9に戻つてい
る。 圧力容器3の内壁5には、その上部に、転流ポ
ートのような通路手段75が形成されており、そ
して密封板35から環状空間9の上側部分37に
一連の隔壁77が延びている(第2図)。また、
上側の部分37内で、通路75の上方には、環状
空間9を一周して水平の分離板79が延びてお
り、この分離板79は、高温の一次冷却材の流れ
に領域に貫通開口81を有している。上側開放の
環状空間23内で分離板79の上方には、環状空
間23内の一次冷却水を加熱して蒸気を形成する
ように適応された複数個の電気ヒータ83が設け
られており、このようにして環状空間23は、圧
力容器3内に配置された一体の加圧器としての働
きをなす。溝部材41の壁42間に配接されてい
る導管85は、環状空間9の上側の部分37と通
しており、ポンプ63の作用下で、上側部分から
の流体を入口87を介し且つ一次冷却材バツフル
27の外表面45の内壁5との間を通つて下方向
に送り戻される。 着脱可能な閉鎖手段19は、制御棒89を貫通
して通すための手段を備えており、制御棒89は
慣用の手段(図示せず)によつて作動される。こ
の閉鎖手段19は、補強用に設けられた補強ビー
ム(梁)91を備えた中空の蓋として形成するの
が好ましい。第4図に示すように、小型のユニツ
ト化した原子炉1は、水中での燃料交換作業中、
点線で示すように圧力容器3から取外した上部原
子炉構造パツケージ30を格納するのに充分な空
間を有する格納容器93内に包入することができ
る。 この加圧水型原子炉1の運転中においては、一
次冷却材は、炉心29を上向きに通されてそれに
より加熱され、加熱された一次冷却材は一次冷却
材バツフル27および上部原子炉構造パツケージ
30の内部を通つて上方に流れ、次いで内壁5に
形成された一次冷却材通路75を経て環状空間9
の上側部分37へと外向きに流れ続ける。隔壁7
7により閉込められた一次冷却材は、U字形の熱
交換管49を介して、下向きに延びる脚部51も
しくはホツトレツグh(第2図)へと差し向けら
れて、U字形の伝熱管49を介して流れ、脚部5
5、即ちコールドレツグcを介し上向きに排出さ
れポンプ63へと送られる。伝熱管49を介して
熱交換により、二次冷却材が加熱されて蒸気が発
生される。羽根車59を備えたポンプ63は、密
封板35に形成されている円形の開口57を介し
て一次冷却材を導管85および入口87へと戻
し、この一次冷却材は、内壁5と一次冷却材バツ
フル27との間の空間を下方に流れ、次いで鑚孔
板31を通つて上方に流れ、さらに再び炉心29
を通つて上向きに流れる。容器内の圧力は、加圧
器空間内に存在する蒸気の量を制御する上部開環
状空間23内の電気ヒータ83の使用により制御
される。このように、加圧器は圧力容器3の一体
部分である。 降水管71からの二次冷却材は、環状空間9の
下側部分39に流入して溝部材41の壁42間を
下方に流れ、該壁の下部に形成されている鑚孔を
介して、隔室を通り熱交換管49の周りを上方に
流れ、熱交換管からの熱伝達により蒸気が発生さ
れる。蒸気および残留加熱二次冷却材は、外壁5
に形成された蒸気流出ポートおよび昇水管67を
介して蒸気ドラム69への流れる。蒸気ドラム6
9から、蒸気は電力を発生するのに用いるべく取
出され、冷却材および給水は再循環のために環状
空間9の下側部分39へと降水管71を介して戻
される。 ここに開示した構造は、現在の工場製造能力お
よび現在の積出し設備が許容する大きさを越えな
い圧力容器内に設けることができる。この構造に
おいては、自然循環が生ずるように、炉心の熱源
の上方に蒸気発生器熱放出部を備えた慣用の加圧
水型原子炉の流れ方式が採用され、そして一次冷
却材ポンプは、ポンプ保護の目的ならびに正の最
大正味吸込みヘツドが得られるようにコールドレ
ツグ内に配設され、加圧器は、蒸気の取出しなら
びにヒータの負荷を減少する目的でホツトレツグ
に接続され、そして予備加熱器を備えない乾式飽
和再循環形の蒸気発生器が用いられ、信頼性が高
められる。一次冷却材ポンプならびに蒸気発生器
管板へアクセスするためのマンホールは、使用中
の点検および保守を容易にするように容器の頂部
に設けられる。U字形の蒸気発生器管束の使用に
より、管板へのアクセスもくは接近が容易にな
り、炉心と蒸気発生器と一次冷却材ポンプとの間
の流路が短縮される。蒸気発生器の管板には、使
用中の点検ならびに管の栓塞の目的で非常に容易
にアクセスすることができるが、しかしながら容
易に取外しまたは交換することはできない。 上述の実施例においては、加圧器は、圧力容器
3の一体部分であり、そして熱交換管49および
密封板35の形態にある管板も一体であるので、
圧力容器3から取外すことはできない。第5図な
いし第11図に示した実施例においては、保守ま
たは点検の目的で管板および熱交換管を取外すこ
とができるように改良がなされている。この改良
は、中空の円筒状圧力容器を咬合する上側部分3
aおよび下側部分3bから形成し、熱交換管部の
高温プレナムかまたは低温プレナム上に囲壁構造
もしくはエンクロージヤを用いることにより達成
される。エンクロージヤを設けるために、隔壁7
7、分離板79およびヒータ83を上部開口環状
空間23から取外す。 第5図および第6図を参照するに、これら図に
示されている本発明の一実施例においては、囲壁
もしくはエンクロージヤが熱交換管49の開口の
高温プレナム上に嵌着されている。図示のよう
に、原子炉容器101は、圧力容器3を2つの咬
合する部分、即ち、上側部分3aと下側部分3b
とに分離可能である点を除いて第1図ないし第4
図の関連して述べた原子炉容器と同じである。円
形の密封板35は、圧力容器の壁5の下側部分3
bの外側頂部壁105ならびに壁7の下側部分3
bの内側頂壁107上に、面し合う環状の肩部1
03に沿つて座着する分割された管板35aの環
状セグメントから形成されている。環状セグメン
ト35aは、ベレビルばね(Belleville spring)
のような一対の周辺の円形ばね111により肩部
103に対して同面関係で保持される。なお、該
ばね111は、環状セグメント周辺を取巻いて設
けられて、下側部分3bにボルト締めされた上側
部分3aによりセグメントに対し確りと保持され
ている。周辺ばね111が、圧力容器の上側部分
3aの底壁の周辺の周りに設けられ、これらばね
111は、環状セグメント35aの周辺に座着さ
れている。セグメント35aの半径方向に延びる
端ならびにその周縁は、好ましくはJ型溶接(J
−type weld)のような溶接シール109により
密封されていて、それにより環状空間9の上側部
分37はその下側部分39から密封分離される。 囲壁もしくはエンクロージヤ113は、熱交換
管49の下方に延びるホツトレツグ51の入口ポ
ートを有する環状セグメント35aの領域の上方
に延在する内壁5の通路75の各々の個所に設け
られ、該エンクロージヤもしくは囲壁はその底部
が開放していて環状セグメント35aに溶接され
る。4つの管束が設けられる実施例においては、
このような4つの囲壁もしくはエンクロージヤ1
13が用いられる。該囲壁は側壁115と頂部1
17を備えており、該頂部117には取外し可能
な蓋体119を設けることができる。通路75に
面している壁115には、該壁を貫通して通路7
5と連通する開口121が設けられており、そし
て通路75から囲壁113の外部領域に一次冷却
材が漏洩するのを阻止するためにシールもしくは
密封部材123が用いられている。 運転中、通路75を通る高温の一次冷却材は囲
壁113に入る、熱交換管49の下方に延びる脚
部51を介し下方に導かれ、U字形のベントもし
くは曲り部分53を通り、脚部55を介して上方
に流れ、上側開口環状空間23内に排出される。
そこから一次冷却材はポンプ63により導管85
を介して一次冷却材バツフル27の外表面45と
内壁5との間の領域43に送り戻される。 次に、第7図ないし第10図を参照するに、こ
れら図面に示されている本発明の実施例において
は、囲壁もしくはエンクロージヤは熱交換管49
の開口の低温プレナム上に嵌着される。図示のよ
うに、原子炉容器131は、咬合する部分3aお
よび3bが形成されており、囲壁およびその配置
が異なる点を除き、第5図および第6図の実施例
と関連して述べた特徴的構成を有する。底部が開
いている囲壁133は、壁135および頂部13
7から形成されていて、セグメント35aに溶接
されている。取外し可能な蓋体139を頂部13
7に設けることができる。囲壁もしくはエンクロ
ージヤは、その底部が開いており、熱交換管49
の上方に延びるコールドレツグ55の出口ポート
を備えた管板セグメント35aの領域上に延在し
ている。4つの管束が設けられる実施例において
は、このような4つの囲壁もしくはエンクロージ
ヤ133が用いられる。第2の囲壁もしくはエン
クロージヤ141は、循環ポンプの羽根車59お
よび軸61を包囲する密封板35に形成されてい
る円形の開口57(第1図)の周りに設けられ
る。囲壁133に面する第2の囲壁141の壁1
43には、流入ポート145が設けられている。
第2の囲壁141に面する囲壁もしくはエンクロ
ージヤの壁135には排出ポート147が設けら
れている。可撓性のシール149が、排出ポート
147および流入ポート145の周りで対面する
壁135および143を接続している。このよう
にして、第2のエンクロージヤもしくは囲壁14
1は、第2の囲壁141の対向側部に位置する囲
壁135から一次冷却材を受ける働きをなす。 運転中、高温の一次冷却材は、通路75を通つ
て開いた環状空間23内に流入し、熱交換管49
の下向きに延びるホツトレツグ51を介し下方向
に流れU字形のベント(曲り)部分53を経てコ
ールドレツグ55を介し上向きに流れる。しかる
後に、冷却された一次冷却材はコールドレツグ5
5から囲壁133内に排出される。この冷却され
た一次冷却材は、排出ポンプ147、可撓性のシ
ール149および入口ポート145を介して第2
の囲壁141内に導かれる。第2の囲壁141内
で、ポンプ63 は、一次冷却材を、導管85を介して、一次冷却
材バツフル27の外表面45と内壁5との間の領
域43に送り戻す。 圧力容器の部分3bの内壁5および外壁7に、
管板セグメント35aの半径方向に延びる縁およ
びその周縁を密封するのに用いられる溶接シール
109は、第11図に示すように、J形のものと
するのが好ましい。この型のシールが使用可能な
のは、ばね111が管板セグメント35aをしつ
かりと座着するのに必要な力の大部分を引受け、
溶接シールは主として、環状空間の下側部分39
から上側部分37を密封するのに用いられるから
である。 熱交換管のホツトレツグまたはコールドレツグ
のいずれかの上方に囲壁を用いる実施例において
は、接続サージング線(図示せず)を有する加圧
器は、圧力容器の外側に配設されることになろ
う。上に述べた圧力容器の咬合する部分を使用す
ることにより、蒸気発生器の管束は容易に取外し
たり交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、加圧器が圧力容器と一体である本発
明の加圧水型原子炉の一実施例の垂直断面を示す
図であつて、この断面は第2図の線−にほぼ
沿つて溝部材の1つおよび区画室の1つの断面で
ある断面図、第2図は、第1図の線−に沿い
2つの溝部材を横切る第1図に示した圧力容器の
頂部部分の水平断面図であつて、幾つかの要素を
取除いて示し、第3図は、第1図の線−に沿
つた原子炉の水平断面図、第4図は圧力容器のた
めの格納容器内に蒸気ドラムと共に配設された第
1図に示した原子炉の平面図、第5図は、第1図
に類似の図であつて、熱交換管のホツトレツグ上
に囲壁が設けられ、圧力容器の外側に加圧器が配
設され、該圧力容器が上側および下側の咬合する
部分から形成される本発明の別の実施例の原子炉
の部分垂直断面図、第6図は、第5図において圧
力容器の外壁に向かつて見た圧力容器の中空環状
部分の部分垂直断面図であつて区画室および隣接
の溝部材を示す図、第7図は、圧力容器が上側お
よび下側の咬合する部分から形成され、熱交換管
の低温脚部上に囲壁が設けられ、加圧器は圧力容
器の外部に配設される本発明の別の実施例による
原子炉の部分垂直断面図、第8図は、第7図に示
した実施例の部分水平断面図であつて、コールド
レツグ囲壁を備えた区画室ならびに循環ポンプお
よび導管を格納している隣接の第2の区画室を示
す図、第9図は、第8図の線−に沿う部分垂
直断面図、第10図は第8図の線−に沿う部
分断面図であつて、圧力容器の上側および下側の
咬合可能な部分間の密封リングを示す図、そして
第11図は第10図ので示した領域の拡大図
であつて圧力容器の壁と密封板セグメントとの間
のJ型密封溶接を図解する図である。 1……加圧水型原子炉、3……圧力容器、5…
…内壁、7……外壁、9,23……環状空間、1
1……上壁、13……底壁、15……内室、17
……15の底壁、19……閉鎖蓋、21……フラ
ンジ継手、25……肩部、27……バツフル、2
9……炉心、30……上部原子炉構造パツケー
ジ、31……鑚孔支持板、33,77……隔壁、
35……密閉板(管板)、41……溝部材、47
……貫通開口、49……熱交換管、51……ホツ
トレツグ、53……接続用U字形ベンド、55…
…コールドレツグ、57……開口、59……軸流
羽根車、61……軸、63……ポンプ、65……
蒸気流出ポート、67……昇水管、69……蒸気
ドラム、71……降水管、73……流入ポート、
75……通路、79……隔板、81……開口、8
3……電気ヒータ、85……導管、87……入
口、89……制御棒、91……補強ビーム、10
1……原子炉容器、103……肩部、109……
J形溶接シール、111……円形のばね、113
……囲壁、115……側壁、119……蓋体、1
21……開口、123……密封部材、131……
原子炉容器、133,141……囲壁、145…
…流出ポート、147……排出ポート、149…
…可撓性シール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力容器と、炉心と、熱交換器と、ポンプ
    と、ダクト構造とを含むコンパクトなユニツト化
    した加圧水型原子炉において、前記圧力容器を、
    頂部および底部が密封された環状の中空部を形成
    する離間した内壁および外壁を有する中空の円筒
    状部材として形成し、該圧力容器の内壁で該容器
    内に内室を形成し、前記圧力容器は、前記内壁の
    底部を密閉する底壁と、前記内室の頂部を密閉す
    る着脱自在閉鎖手段であつて前記内壁の頂部に固
    定されて前記内室内に部分的に延びる頂部閉鎖手
    段と、前記室内に配置されて下向きに延びる円筒
    状の一次冷却材バツフルを含む炉心支持手段と、
    前記底壁から離間した箇所で前記円筒状の一次冷
    却材バツフル内に支持された炉心と、底部から上
    方に前記内壁及び外壁の間に延びる対向する分割
    壁と、前記内壁及び外壁の間に延在し前記内壁と
    前記円筒状の一次冷却材バツフルとの間の領域に
    おいて前記容器の上側部分と前記内室との間を連
    通する導管を有する対向溝部材とを備え、前記分
    割壁および溝部材は前記環状中空部内に複数の垂
    直方向に延びる隔室を形成し、さらに前記環状中
    空部の前記各隔室の上部を密封するように前記各
    隔室を横切つて延びる管板の形態にある密閉板を
    備え、前記管板は前記隔室内へと下方に延びるU
    字形の熱交換管を備え、前記室から一次冷却材を
    前記熱交換管のホツトレツグを介して下方に導き
    且つ該熱交換管のコールドレツグを介して上方に
    導き、そこから前記内室に戻すために前記溝部材
    内の前記導管に導くように前記内壁の上部分に形
    成された通路と、前記隔室を介し且つ前記熱交換
    管を取巻いて二次冷却材を通して蒸気を発生する
    ための手段と、圧力容器から蒸気を排出するため
    に前記外壁に設けられた蒸気出口ポートを備えて
    いることを特徴とするコンパクトなユニツト化し
    た加圧水型原子炉。
JP60095700A 1984-05-07 1985-05-07 ユニツト化した加圧水型原子炉 Granted JPS60239694A (ja)

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US607855 1984-05-07

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KR850008425A (ko) 1985-12-16
DE3571358D1 (en) 1989-08-10
ES8707002A1 (es) 1987-07-01
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KR930004813B1 (ko) 1993-06-08
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