JP4714036B2 - カメラ雲台付き移動台車 - Google Patents
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Description
[online]、[平成17年11月25日検索]インターネット<URL:http://www.creact.co.jp/jpn/j_n_3rd3.htm>
また、位置校正用シート1601を利用する方法では、台車1602の方位誤差を補正するために、作業地点から開始地点まで台車1602を移動しなければならない。したがって、補正するまでに多大な時間を要するという問題がある。
さらに、図16の(b)に示すような位置校正システムでは、1つのシステムが比較的大規模でコストが高くなるため、このシステムを複数のスタジオに導入して様々なスタジオ環境で撮影を行うような運用は制限されてしまう。
(第1の実施形態)
[カメラ雲台付き移動台車の構成]
第1の実施形態に係るカメラ雲台付き移動台車の構成について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ雲台付き移動台車の外観を示す模式図であって、(a)は側面図、(b)は平面図をそれぞれ示している。
雲台(カメラ雲台)2は、カメラレンズの向き(以下、カメラCの向きという)を変化させるものであり、カメラCの向きを水平方向に動かすパンを操作するパン軸21(図2参照)等を有している。
台車3は、図1の(b)に示すように、左右の駆動輪31と、前後の従動輪32とを備えている。駆動輪31は、操舵軸34(図2参照)によって向きを変える操作が行われる。
このカメラ雲台付き移動台車1は、ケーブルKを介して取得されたコマンド(指令)に基づいて、駆動輪駆動手段を含む駆動装置4によって駆動輪31が駆動されることにより、移動することができる。なお、図1以外の図面では、従動輪32およびケーブルKの図示を省略する。
カメラ雲台付き移動台車1は、図2に示すように、カメラCと、雲台2と、台車3と、駆動装置4とに加えて、制御装置5と、ジャイロスコープ(進行方向検出手段)6とを備えている。
パン軸21は、カメラCの向きを水平方向に動かすパンを操作する軸である。
チルト軸22は、カメラCの向きを上下方向に動かすチルトを操作する軸である。
ズーム軸23は、被写体を拡大・縮小するようにカメラレンズを動かすズームを操作する軸である。
フォーカス軸24は、被写体にカメラレンズの焦点合わせを行うフォーカスを操作する軸である。
カメラ高さ軸25は、カメラCの上下移動を行うハイトを操作する軸である。
なお、雲台2は、カメラCを被写体に近づけたり遠ざけたりするドリーを操作するドリー軸等を備えるように構成してもよい。
走行軸33は、駆動輪31を回転させるための軸である。
操舵軸34は、駆動輪31の向きを変える操作を行う軸である。
第2モータ42は、チルト軸22を駆動するものである。
第3モータ43は、ズーム軸23を駆動するものである。
第4モータ44は、フォーカス軸24を駆動するものである。
第5モータ45は、カメラ高さ軸25を駆動するものである。
第6モータ(駆動輪駆動手段)46は、駆動輪31を駆動するものである。
第7モータ(操舵軸駆動手段)47は、操舵軸34を駆動するものである。また、第7モータ47は、後記するコマンド補正部552で補正されたコマンドの内容に基づいて、操舵軸34を駆動する。
カメラ情報入出力部511は、画像情報および音声情報からなるカメラ情報を入出力するものである。具体的には、カメラ情報入出力部511は、カメラCから出力される画像情報を後記する画像処理部531に入力すると共に、マイクMCから出力される音声情報を後記する音声処理部532に入力する。また、カメラ情報入出力部511は、画像処理部531から出力される画像情報と、音声処理部532から出力される音声情報とを出力装置Dに出力する。ここで、出力装置Dは、カメラ付き移動台車1とケーブルで接続され、画像を表示するものであれば何でもよく、例えば、液晶ディスプレイ、CRT等であり、音声を出力するスピーカ等を含んでいる。
「take」はこのコマンドが「撮影」コマンドであり、その場でその姿勢で直ちに撮影を行うことを示す。
「take,after,move」は、この次に続く「移動」コマンド(move)が終了してから撮影(take)を行うことを示す。
「take,same,move」はこの次に続く「移動」コマンド(move)を実行しながら同時に撮影(take)を行うことを示す。
「take,after,operate」はこの次に続く「カメラ駆動」コマンド(operate)が終了してから撮影(take)を行うことを示す。
「take,same,operate」はこの次に続く「カメラ駆動」コマンド(operate)を実行しながら同時に撮影(take)を行うことを示す。
「take,after,move&operate」はこの次に続く「移動+カメラ駆動」コマンド(move&operate)が終了してから撮影(take)を行うことを示す。
「take,same,move&operate」はこの次に続く「移動+カメラ駆動」コマンド(move&operate)を実行しながら同時に撮影(take)を行うことを示す。
記憶手段52は、RAMと、ROMと、HDD等を含んでおり、例えば、ROMには、所定の制御プログラムが格納され、HDDには、走行軸33、操舵軸34、各操作軸(パン軸21等)を制御するための制御情報が予め格納されている。ここで、制御プログラムや制御情報は、コマンド入力部512で入力される各コマンドを実行するためのものである。
画像処理部531は、カメラCが撮影した被写体の画像を示す画像情報を出力装置Dに表示可能な状態に処理して、出力装置Dに出力するものである。
音声処理部532は、マイクMC,MCから出力される音声信号に対して信号増幅処理や雑音除去処理等の音声処理を行い出力装置Dに出力するものである。
また、軌道計算部551は、「カメラ駆動」コマンドと、記憶手段52に保存されている制御情報とに基づいて、雲台2が通過する予定の軌道(以下、カメラ軌道という)を示すカメラ軌道情報を算出し、駆動信号生成手段56に出力するものである。
また、軌道計算部551は、「撮影」コマンドに基づいて、カメラCおよびマイクMC,MCの動作状態を示すSTS(status)情報を駆動信号生成手段56に出力する。
また、軌道計算部551は、取得した「移動」コマンドまたは/および「カメラ駆動」コマンドのパラメータの値をコマンド補正部552に出力する。
また、駆動信号生成手段56は、軌道計算部551で算出されたカメラ軌道情報に基づいて、第1モータ41ないし第5モータ45用の指令値としての駆動信号を生成する。
また、駆動信号生成手段56は、軌道計算部551から出力されるSTS情報に基づいて、カメラCを撮影状態にするための駆動信号を生成する。
さらに、駆動信号生成手段56は、コマンド補正部552で補正されたパラメータの値に基づいて、第1モータ41用の最終指令値としての駆動信号および第7モータ47用の最終指令値としての駆動信号を生成する。
図3は、図2に示したコマンド補正部の構成を示す機能ブロック図である。
ここでは、コマンド補正部552は、図3に示すように、ステータス判別手段(判別手段)601と、進行方向更新手段602と、角速度/角度変換手段603と、誤差算出手段604と、補正量算出手段605とを備えている。
次に、図4を参照(適宜図2および図3参照)して、図2に示したカメラ雲台付き移動台車1の動作について説明する。図4は、図2に示した制御装置の動作を示すフローチャートである。ここでは、説明を簡単にするために、カメラ雲台付き移動台車1は、入力コマンドとして、「撮影」コマンドを受けた後、「移動」コマンドまたは「カメラ駆動」コマンドを受けるものとして説明する。つまり、制御装置5は、コマンド入力部512によって、コマンド「take,after,move」、または、「take,after,operate」を入力するものとする。
コマンド補正部552は、角速度/角度変換手段603によって、方向データ入力部513から出力される角速度で示される方向データを、角度で示される方向データへ変換する(ステップS21)。そして、コマンド補正部552は、誤差算出手段604によって、入力された「移動」コマンドで指示された移動方向と、角速度/角度変換手段603で変換された角度との誤差を算出する(ステップS22)。そして、コマンド補正部552は、補正量算出手段605によって、誤差算出手段604で算出された誤差に基づく補正量を算出し、算出した補正量を、入力されたコマンドの移動方向に重畳する(ステップS23)。具体的には、補正量算出手段605は、入力された「移動」コマンドにおいて、左右の操舵軸34の回転角度を示すパラメータ“BL”および“BR”の値を補正する。
ステップS5に続いて、制御装置5は、駆動信号生成手段56によって、ステップS3で生成した第7モータ47用の指令値を破棄して、ステップS5で補正されたパラメータの値に基づいて、第7モータ47用の最終指令値としての駆動信号を生成する(ステップS6)。これによって、操舵軸34の移動量が補正されることとなる。そして、制御装置5は、駆動信号生成手段56によって、第6モータ46用の駆動信号および第7モータ47用の駆動信号をそれぞれ出力し(ステップS7)、処理を終了する。なお、「移動」コマンドの内容の補正が必要ないと判別された場合(ステップS4:No)、制御装置5は、ステップS7に進む。
カメラ雲台付き移動台車1の移動例について、図6および表1を参照して説明する。
図6は、図2に示したカメラ雲台付き移動台車の移動の説明図であり、(a)はずれのない場合、(b)はずれのある場合、(c)は実施例、(d)は比較例をそれぞれ示している。
[カメラ雲台付き移動台車の構成]
図7は、本発明の第2の実施形態に係るカメラ雲台付き移動台車の構成を示す機能ブロック図である。図7に示したカメラ雲台付き移動台車1Aは、制御装置5Aのコマンド実行手段55Aのコマンド補正部552Aの構成が異なる点を除いて、図2に示したカメラ雲台付き移動台車1と同一の構成である。したがって、図2の構成と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
車輪速度補正手段700は、カメラ雲台付き移動台車1Aが移動中に、誤差算出手段604(図3参照)で算出された誤差を打ち消すように、一方の駆動輪31の車輪速度(回転速度)を補正するものである。
図8は、図7に示したカメラ雲台付き移動台車を模式的に示した平面図であり、(a)は移動前および移動後の位置、(b)は移動前後の中心を重ねた状態をそれぞれ示している。説明を簡単にするために、第2の実施形態では、カメラ雲台付き移動台車1Aは、被写体を撮影する際に、台車3が被写体の正面を向くものとする。つまり、台車3の正面マークM(図1参照)の向きとカメラCの向きとは、同一であるものとする。そのため、図8では、カメラCおよび雲台2の図示を省略している。なお、詳細には、カメラ雲台付き移動台車1Aは、カメラCの向きの微調整をするためにパン軸21も駆動することがある。
次に、図9を参照(適宜図7参照)して、図7に示したカメラ雲台付き移動台車1Aの動作について説明する。図9は、図7に示した制御装置の動作を示すフローチャートである。図9のフローチャートでは、制御装置5Aが実行するステップS31〜ステップS34,ステップS41〜ステップS43の各処理は、図4に示したフローチャートのステップS1〜ステップS4,ステップS11,ステップS12,ステップS16の各処理と実質的に同一なので説明を省略する。
[カメラ雲台付き移動台車の構成]
図10は、本発明の第3の実施形態に係るカメラ雲台付き移動台車の構成を示す機能ブロック図である。図10に示したカメラ雲台付き移動台車1Bは、制御装置5Bのコマンド実行手段55Bのコマンド補正部552Bの車輪速度補正手段700Bの構成が異なると共に、記憶手段52に補正時間DB(補正時間データベース)521を備える点を除いて、図7に示したカメラ雲台付き移動台車1Aと同一の構成である。したがって、図7の構成と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
補正時間DB521は、駆動輪31の回転速度を補正し続ける時間である補正時間を、誤差算出手段604で算出される誤差に対応させて予め作成されたデータベースであり、前記した式(2)に基づいて作成される。
カメラ雲台付き移動台車1Bの制御装置5Bの動作は、図9のフローチャートに示した処理と同様なので詳細な説明を省略する。ただし、ステップS35(図9参照)の車輪速度の補正処理において、車輪速度補正手段700Bは、具体的には、補正時間抽出手段701によって補正時間DB521から抽出された補正時間を含む制御信号と、予め定められた速度差△V1(t)が反映された補正されたパラメータの値とを駆動信号生成手段56に出力する。そして、制御装置5Bは、駆動信号生成手段56によって、補正されたパラメータの値と制御信号とに基づいて、第6モータ46用の最終指令値としての駆動信号を生成する。
カメラ雲台付き移動台車1Bの移動例について、図12を参照して説明する。図12は、図10に示したカメラ雲台付き移動台車の移動の説明図である。カメラ雲台付き移動台車1Bは、例えば、スタジオの床面上の現在位置(開始地点)において、その中心が地点XOに位置しており、スタジオ内の目的位置(目的地)で、その中心が地点XAに位置するように移動する場合を想定している。ここでは、地点XOと地点XAとを結ぶ破線は、0°の方位を示し、カメラ雲台付き移動台車1Bは、図12に示すように、現在位置において、正の方向(図中右)に所定角度(第1の角度)の回転誤差が生じている。仮に、カメラ雲台付き移動台車1Bが車輪速度を補正しなければ、直進を指示する「移動」コマンドを実行すると右方に前進し、進行するにつれて回転誤差が次第に大きくなってしまう。
第2および第3の実施形態では、駆動輪31の回転速度を補正することにより、台車3の向きのずれとカメラCの向きのずれとを合わせて補正するものとして説明した。しかしながら、移動中の台車3は慣性のために、回転で生じたずれ(誤差)を補正するために時間を要し、これに伴って、カメラCの向きのずれが補正されるまでに時間がかかってしまう。そこで、車輪の回転速度を指示するコマンドと、パン軸21の移動量を指示するコマンドとを合わせて補正するカメラ雲台付き移動台車を第4の実施形態として説明する。
図13は、本発明の第4の実施形態に係るカメラ雲台付き移動台車の構成を示す機能ブロック図である。図13に示したカメラ雲台付き移動台車1Cは、制御装置5Cのコマンド実行手段55Cのコマンド補正部552Cが補正量算出手段605Cを備えている点を除いて、図10に示したカメラ雲台付き移動台車1Bと同一の構成である。したがって、図10の構成と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。なお、車輪速度補正手段700Cは、車輪速度補正手段700Bと同じものである。
また、補正量算出手段605Cは、車輪速度補正手段700Cから取得した制御信号に基づいて、車輪速度の補正が行われたか否かを判別し、車輪速度の補正が行われたと判別した場合に、補正量を算出する。
次に、図14を参照(適宜図13参照)して、図13に示したカメラ雲台付き移動台車1Cの動作について説明する。図14は、図13に示した制御装置の動作を示すフローチャートである。ここでは、説明を簡単にするために、カメラ雲台付き移動台車1Cは、入力コマンドとして、「撮影」コマンドを受けた後、「移動+カメラ駆動」コマンドを受けるものとして説明する。つまり、制御装置5Cは、コマンド入力部512によって、コマンド「take,same,move&operate」を入力するものとする。
カメラ雲台付き移動台車1Cの移動例について、図15および表2を参照(適宜図12参照)して説明する。図15は、図13に示したカメラ雲台付き移動台車の移動の説明図であり、(a)はパン軸による補正前の状態、(b)はパン軸による補正後の状態をそれぞれ示している。
2 雲台
3 台車
31 駆動輪
C カメラ
21 パン軸
33 走行軸
34 操舵軸
41 第1モータ(パン軸駆動手段)
46 第6モータ(駆動輪駆動手段)
47 第7モータ(操舵軸駆動手段)
5,5A,5B,5C 制御装置
512 コマンド入力部(コマンド入力手段)
513 方向データ入力部
521 補正時間DB
55,55A,55B,55C コマンド実行手段
551 軌道計算部
552,552A,552B,552C コマンド補正部(コマンド内容補正手段)
56 駆動信号生成手段
6 ジャイロスコープ(進行方向検出手段)
601 ステータス判別手段(判別手段)
602 進行方向更新手段
603 角速度/角度変換手段
604 誤差算出手段
605,605C 補正量算出手段
700,700B,700C 車輪速度補正手段
701 補正時間抽出手段
Claims (2)
- カメラレンズの向きを水平方向に動かすパンを操作するパン軸を有するカメラ雲台と、複数の駆動輪と、前記駆動輪を駆動する駆動輪駆動手段と、前記駆動輪の向きを変える操作を行う操舵軸と、を備えるカメラ雲台付き移動台車であって、
前記移動台車の移動方向を指示する移動コマンドと、前記カメラレンズの向きを指示するカメラ駆動コマンドとを含むコマンドを入力するコマンド入力手段と、
前記移動台車の進行方向を角速度に基づいて検出する進行方向検出手段と、
前記移動台車の駆動輪の駆動状態に基づいて移動中であるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段で移動中であると判別された場合に、前記進行方向検出手段で検出された進行方向を更新する進行方向更新手段と、
前記コマンド入力手段で入力された移動コマンドで指示された移動方向と、前記進行方向更新手段で更新された進行方向との差分である方位誤差を算出する誤差算出手段と、
前記算出された方位誤差を打ち消すように、前記コマンド入力手段で入力されたコマンドで指示される内容を補正するコマンド内容補正手段と、
を備え、
前記コマンド内容補正手段は、
前記誤差算出手段で算出された方位誤差を打ち消す補正量を算出し、入力された前記コマンドが前記移動コマンドである場合、算出した補正量を、前記移動コマンドで指示された移動方向に重畳し、前記入力されたコマンドが前記カメラ駆動コマンドである場合、前記算出した補正量を、前記カメラ駆動コマンドで指示されたカメラレンズの向きに重畳する補正量算出手段、
を備えることを特徴とするカメラ雲台付き移動台車。 - カメラレンズの向きを水平方向に動かすパンを操作するパン軸を有するカメラ雲台と、複数の駆動輪と、前記駆動輪を駆動する駆動輪駆動手段と、前記駆動輪の向きを変える操作を行う操舵軸と、を備えるカメラ雲台付き移動台車であって、
前記移動台車の移動方向を指示する移動コマンドと、前記カメラレンズの向きを指示するカメラ駆動コマンドとを含むコマンドを入力するコマンド入力手段と、
前記移動台車の進行方向を角速度に基づいて検出する進行方向検出手段と、
前記移動台車の駆動輪の駆動状態に基づいて移動中であるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段で移動中であると判別された場合に、前記進行方向検出手段で検出された進行方向を更新する進行方向更新手段と、
前記コマンド入力手段で入力された移動コマンドで指示された移動方向と、前記進行方向更新手段で更新された進行方向との差分である方位誤差を算出する誤差算出手段と、
前記算出された方位誤差を打ち消すように、前記コマンド入力手段で入力されたコマンドで指示される内容を補正するコマンド内容補正手段と、
前記少なくとも1つの駆動輪の回転速度を補正し続ける時間である補正時間を、前記誤差算出手段で算出される方位誤差に対応させて予め作成された補正時間データベースを格納した記憶手段と、
を備え、
前記コマンド内容補正手段は、
前記誤差算出手段で算出された方位誤差を打ち消すように、少なくとも1つの前記駆動輪の回転速度を補正する車輪速度補正手段と、
前記誤差算出手段で算出された方位誤差に基づいて、前記記憶手段に格納された補正時間データベースから前記補正時間を抽出する補正時間抽出手段と、
前記カメラレンズの向きと、前記コマンド入力手段で入力されたカメラ駆動コマンドで指示される前記カメラレンズの向きとを、前記補正時間抽出手段で抽出された補正時間より短い時間で一致させる補正量を算出し、算出した補正量を、前記入力されたカメラ駆動コマンドで指示される前記カメラレンズの向きに重畳する補正量算出手段と、
を備え、
前記駆動輪駆動手段は、
前記補正時間抽出手段で抽出された補正時間の間、前記駆動輪を駆動することを特徴とするカメラ雲台付き移動台車。
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