JP4710112B2 - Semiconductor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置に関し、特にパワーデバイスの制御駆動用の高耐圧ICに用いられる高耐圧ダイオード構造を持った半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
3相交流モータを制御駆動する装置として、直流を3相交流に変換するインバータ装置が知られている。この電力変換装置の一例を図4に示す。
【0003】
図4はインバータ装置の構成例を示す図である。
このインバータ装置は、端子P,Nに印加された直流電圧を3相交流に変換して3相交流モータ10に供給するもので、グランド電位あるいはこれに近い低電位を基準電位としてスイッチング動作を行う下アーム基準回路またはグランド基準回路20と、3相交流モータ10の端子U,V,Wにおいて、インバータ装置の直流中間電位に相当し、スイッチング動作に応じて低電位と高電位との間で大きく変動する変動電位を基準電位としてスイッチング動作を行う上アーム基準回路30とから構成されている。
【0004】
グランド基準回路20は、たとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とする半導体スイッチ21〜23と、FWD(Free Wheel Diode)24〜26と、駆動回路27〜29とで構成されている。
【0005】
上アーム基準回路30も、たとえばIGBTとする半導体スイッチ31〜33と、FWD34〜36と、駆動回路37〜39とで構成されている。
グランド基準回路20および上アーム基準回路30の駆動回路27〜29,37〜39はインタフェース回路(I/F)40を介して制御部50に接続されている。
【0006】
制御部50は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などによって構成される。この制御部50は、インタフェース回路40を介して各駆動回路27〜29,37〜39を制御することにより、半導体スイッチ21〜23,31〜33をスイッチング動作させ、直流電圧から3相交流モータ10に供給する3相交流を発生させる。制御部50は、また、各駆動回路27〜29,37〜39から電源電圧異常、過電流状態、過熱状態などの不具合の発生を表すアラーム信号が送られてきた場合に、グランド基準回路20および上アーム基準回路30の動作を停止するよう制御する。
【0007】
インタフェース回路40は、グランド基準回路20と制御部50との間で情報の仲介を行うとともに、基準電位が異なる上アーム基準回路30と制御部50との間でも情報の仲介を行うよう構成されている。
【0008】
図5は1相分の駆動回路およびその周辺部の詳細な構成を示す図である。
この図において、駆動回路として、グランド基準回路20の駆動回路27および上アーム基準回路30の駆動回路37を示してある。グランド基準回路20の駆動回路27は、電源監視部27a、異常検出部27b、インタフェース部27cおよびドライバ27dによって構成され、上アーム基準回路30の駆動回路37も、同様に、電源監視部37a、異常検出部37b、インタフェース部37cおよびドライバ37dによって構成されている。
【0009】
まず、グランド基準回路20の駆動回路27において、電源監視部27aは、駆動回路27に供給される電源電圧が正常範囲であるか否かを判定し、異常と判定した場合には、インタフェース部27cおよびインタフェース回路40を介して制御部50へ通知する。
【0010】
異常検出部27bは、半導体スイッチ21に流れる電流と半導体スイッチ21の温度とを監視しており、半導体スイッチ21に過大な電流が流れた場合または半導体スイッチ21が過熱した場合に、インタフェース部27cおよびインタフェース回路40を介して制御部50へ通知する。
【0011】
インタフェース部27cは、インタフェース回路40を介して駆動回路27と制御部50との間でアラーム信号や半導体スイッチ21を駆動する制御信号の受け渡しを行う。
【0012】
ドライバ27dは、インタフェース部27cを介して制御部50から供給された制御信号に応じて半導体スイッチ21を駆動する。
上アーム基準回路30の駆動回路37において、電源監視部37aは、駆動回路37に供給される電源電圧が正常範囲であるか否かを判定し、異常と判定した場合には、インタフェース部37cおよびインタフェース回路40を介して制御部50へ通知する。
【0013】
異常検出部37bは、半導体スイッチ31に流れる電流と半導体スイッチ31の温度とを監視しており、半導体スイッチ31に過大な電流が流れた場合または半導体スイッチ31が過熱した場合に、インタフェース部37cおよびインタフェース回路40を介して制御部50へ通知する。
【0014】
インタフェース部37cは、インタフェース回路40を介して駆動回路37と制御部50との間でアラーム信号や半導体スイッチ31を駆動する制御信号の受け渡しを行う。この場合、基準電位が一定でない駆動回路37とグランドレベルを基準電位とする制御部50との間で情報の授受ができるようインタフェース回路40と協働して物理特性の整合を図るようにしている。
【0015】
なお、グランド基準回路20は、基準電位がグランドレベルであるため、駆動回路27〜29における電源監視は1箇所でよく、この例では、駆動回路27に電源監視部27aを備えるようにしている。これに対し、上アーム基準回路30の駆動回路37〜39では、基準電位がそれぞれ異なるため、各駆動回路37〜39に供給される電源は個別に検出する必要があり、したがって、他の駆動回路38,39も同じ電源監視部を備えている。
【0016】
図6は上アーム基準回路からアラーム信号を伝達する部分の詳細を示す回路図である。
上アーム基準回路30の駆動回路37に設けられるインタフェース部37cは、たとえばNチャネルMOS型FET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とするトランジスタ37caと、インバータ37cbと、電源37ccと、フリップフロップ37cdとから構成されている。また、インタフェース回路40は、電源40aと、インバータ40bと、抵抗40cとによって構成されている。さらに、インタフェース部37cとインタフェース回路40とは、ダイオード60によって接続されている。
【0017】
インタフェース部37cにおいて、電源37ccのプラス側は、インバータ37cbに接続され、マイナス側はインバータ37cb、トランジスタ37caのソース、および駆動回路37の基準電位部分(グランドパターン)に接続されている。フリップフロップ37cdの入力端子Sは、電源監視部37aおよび異常検出部37bのアラーム信号を受けるようそれらの出力に接続され、出力端子Qは、インバータ37cbの入力に接続されている。インバータ37cbの出力は、トランジスタ37caのゲートに接続されている。
【0018】
トランジスタ37caのドレインは、ダイオード60のカソードに接続され、ダイオード60のアノードは、インタフェース回路40のインバータ40bの入力および抵抗40cの一端に接続されている。電源40aのプラス側は、インバータ40bと抵抗40cの他端に接続され、マイナス側は、インバータ40bとインタフェース回路40の基準電位部分(グランドパターン)に接続されている。
【0019】
以上の構成において、トランジスタ37caのドレインの電位がインバータ40bの入力側の電位より高いとき、ダイオード60は逆バイアスとなって遮断状態となる。一方、トランジスタ37caのドレインの電位がインバータ40bの入力側の電位より低いとき、ダイオード60は順バイアスとなって導通状態となる。
【0020】
ここで、電源監視部37aまたは異常検出部37bが電源電圧の異常または半導体スイッチ31の過電流状態または過熱状態を検出してアラーム信号を出したとする。このアラーム信号は、フリップフロップ37cdによってラッチされ、記憶される。すると、フリップフロップ37cdの出力信号はインバータ37cbを介してトランジスタ37caを駆動し、ON状態にする。
【0021】
このとき、ダイオード60が順バイアスの状態になっているか、逆バイアスから順バイアスの状態に遷移すると、”H”の状態であったインバータ40bの入力は”L”の状態になり、インバータ40bの出力が”H”の状態になってアラーム信号が制御部50へ伝達される。制御部50は、アラーム信号を受けると、すべての駆動回路27〜29,37〜39に対し半導体スイッチ21〜23,31〜33をOFFにする制御信号を出力する。
【0022】
このダイオードを利用して上アーム基準回路30とインタフェース回路40とを接続する構成は、本願出願人によって提案されたもので(特願平11−303248号)、トランジスタ37caのドレインの電位がインバータ40bの入力側の電位より高くダイオード60が逆バイアス状態となった場合に、そのドレインとインバータ40bの入力側との電位差がすべてダイオード60にかかることから、信号伝達用のトランジスタ37caとして、耐圧の低いNチャネルMOS型FETの使用が可能になり、したがって、高耐圧にする必要がなく、小さなサイズで形成することができるという利点を有しているものである。
【0023】
以上のようなインバータ装置において、半導体スイッチ21〜23,31〜33とFWD24〜26,34〜36で構成されるパワー部に、これらのドライブ機能、電源電圧検出・保護、過電流検出・保護、過熱検出・保護などのインテリジェント機能を組み合わせて、IPM(Intelligent Power Module)と呼ばれるパワーモジュールを構成することが行われている。
【0024】
そして、近年、このようなIPMの小型化、高機能化、低コスト化、低消費電流化のために、高耐圧IC(HVIC:High Voltage Integrated Circuit)が、上下アームのドライバ機能や各種保護機能、インタフェース機能などを有するICとして、使用されつつある。
【0025】
高耐圧ICは、半導体スイッチとして使用しているIGBTの素子耐圧である600Vあるいは1200Vといった高電圧を制御できる構造を有するICであり、グランド電位を基準としたグランド基準回路20の部分と、スイッチング動作に応じて変動する電位を基準とした上アーム基準回路30の部分とが共存した構成となっている。
【0026】
一般的に、高耐圧ICは、上アーム基準回路とグランド基準回路との電位を分離するために耐圧構造を形成し、上アーム基準回路を耐圧構造で囲むような構成をしている。この耐圧構造の例として、ダブルリサーフ構造の断面概略を図7に示す。
【0027】
図7はダブルリサーフ構造を用いた耐圧構造の断面概略図である。
このダブルリサーフ構造は、P基板71の表面にN−領域72を形成し、さらにその表面にP−領域73を形成し、PN接合の逆バイアスを用いて、上アーム基準回路とグランド基準回路との電位を分離する構造である。この図において、GNDはグランド基準回路の基準電位、LOCOSは熱酸化膜、VDDPは上アーム基準回路の電源、GNDPは上アーム基準回路の基準電位を示している。
【0028】
また、高耐圧ICは、グランド基準回路と上アーム基準回路との間でアラーム信号の伝達を行うための高耐圧レベルシフタを有する。
高耐圧レベルシフタの内、特にレベルダウン機能について述べる。
【0029】
レベルダウン回路は、上アーム基準回路のアラーム信号などをグランド基準回路の信号に変換する回路である。このレベルダウン回路には、たとえば特開平9−55498号公報、特開平10−27853号公報などに示されているように、高耐圧のPチャネルMOS型FETを用いる構造が一般的に用いられている。このレベルダウン回路を高耐圧ICの上面から見た状態を図8に示す。
【0030】
図8は高耐圧のPチャネルMOS型FETを用いた高耐圧ICのレベルダウン回路を上面から見た概略図である。
この図において、上アーム基準回路領域75とグランド基準回路領域76とは耐圧構造部77にて分離されており、上アーム基準回路領域75の中にレベルダウン回路の高耐圧のPチャネルMOS型FET78が形成されている。この例では、上アーム基準回路領域75の中に2個のPチャネルMOS型FET78を形成した場合を示している。PチャネルMOS型FET78のドレインは、レベルダウン回路の出力79を構成している。
【0031】
ここで、以上のようなレベルダウン回路に高耐圧のPチャネルMOS型FETではなく、上アーム基準回路75とグランド基準回路76とを接続する上述したダイオードを形成しようとする場合、ダイオードは上アーム基準回路領域75の外側のグランド基準回路領域76に形成される。このダイオードの形成例を図9に示す。
【0032】
図9は高耐圧ダイオードを用いた高耐圧ICのレベルダウン回路を上面から見た概略図である。
上アーム基準回路75とグランド基準回路76とを接続する高耐圧ダイオード80は、上アーム基準回路領域75の外側のグランド基準回路領域76において、カソード80aおよびアノード80bが耐圧構造部80cにより分離されて形成される。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来構成の高耐圧ICでは、高耐圧のPチャネルMOS型FETのドレインは、グランド基準信号の出力となるため、さらに耐圧構造部78aを形成する必要がある。あるいは高耐圧ダイオードをグランド基準回路領域に形成するとすると、さらにその分、素子形成のための面積が必要になり、高耐圧ICが大型化してしまうという問題点があった。
【0034】
また、特開平9−55498号公報に記載の図13、図14および特開平10−27853号公報に記載の図10では、高耐圧のPチャネルMOS型FETを上アーム基準回路を分離する耐圧構造部の位置に形成しているが、高耐圧のPチャネルMOS型FETの耐圧構造部と上アーム基準回路を分離する耐圧構造部とを共用しているだけで、この場合も高耐圧ICの面積が増大する。
【0035】
さらに、特開平9−55498号公報、特開平10−27853号公報のレベルダウン回路は、上アーム基準回路の電位が変動している間も信号の伝達を行うため、スイッチング時の瞬間的な電圧変動によって発生するノイズが誤ってアラーム信号として検出される可能性があり、誤動作が発生する問題がある。
【0036】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、よりサイズが小さくしかも誤動作が発生し難いレベルダウン回路を持った半導体装置を提供することを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、第一導電形の第一領域、前記第一領域の主表面に選択的に形成された第二導電形の第二領域および前記第二領域の主表面に基準電位の異なる回路を分離するように選択的に形成された前記第一導電形の第三領域で構成される耐圧構造部を備えた半導体装置において、前記耐圧構造部の前記第三領域に隣接して前記第二領域の主表面に選択的に形成された前記第一導電形の第四領域と前記耐圧構造部の前記第三領域の主表面に選択的に形成された前記第二導電形の第五領域とを電極とし、前記耐圧構造部によって分離された基準電位の異なる回路同士の信号伝達に用いられるダイオードを備えていることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0038】
このような半導体装置によれば、基準電位の異なる回路を分離している耐圧構造部にダイオードを作り込むようにしことにより、レベルダウン回路の耐圧構造部を挟んで形成される回路同士の信号伝達のためのダイオードを回路内に形成する必要がなく、チップ面積を小さくすることができる。また、ダイオードは一方の回路が他方の回路よりも高電位に変動しているときには信号伝達を行わないため、スイッチング時の瞬間的な電圧変動によって発生するノイズの影響を受けない構成にすることが可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として、図6に示した高耐圧ダイオードを用いたレベルダウン回路を高耐圧ICに適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0040】
図1は本発明による半導体装置の構造を有する高耐圧ICの断面概略図である。
この図において、グランド基準回路81と上アーム基準回路82とは、P基板83の表面にN−領域84を形成し、その表面にP−領域85を形成し、さらにその表面に熱酸化膜LOCOSを形成してダブルリサーフ構造を有する耐圧構造部86によって分離されている。グランド基準回路81および上アーム基準回路82には、図示はしないが、前記した半導体スイッチ、FWD、駆動回路などが形成されている。
【0041】
グランド基準回路81には、その基準電位GNDに接続するP+領域87が形成され、上アーム基準回路82には、その電源VDDPに接続するN+領域88および基準電位GNDPに接続するP+領域89が形成されている。さらに、耐圧構造部86のP−領域85の上アーム基準回路82側の端にN+領域90を形成し、P−領域85に隣接するグランド基準回路81にP+領域91を形成している。ここで、上アーム基準回路82側のP−領域85内に形成されたN+領域90をカソード、グランド基準回路81側のP+領域91をアノードとする高耐圧ダイオードを構成している。この高耐圧ダイオードが、図6に例示したレベルダウン回路のダイオード60に対応する。
【0042】
図2は高耐圧ICの高耐圧ダイオード周囲を上面から見た概略図である。
この図において、上アーム基準回路領域82aとグランド基準回路領域81aとは、ダブルリサーフ構造の耐圧構造部86にて分離されている。そして、この耐圧構造部86に高耐圧ダイオード92〜95が形成されている。なお、この図示の例では、耐圧構造部86に4つの高耐圧ダイオード92〜95を形成した場合を示したが、この数は必要に応じて増減することができる。高耐圧ダイオード92〜95は、上アーム基準回路領域82aと接している側がカソード、グランド基準回路領域81aと接している側がアノードになっている。
【0043】
図示はしないが、この上アーム基準回路領域82aの中にレベルダウン回路の低耐圧のNチャネルMOS型FETが形成され、そのドレインが高耐圧ダイオード92〜95のカソードに接続され、アノードがレベルダウン回路の出力96〜99を構成している。
【0044】
次に、高耐圧ダイオード同士の電位的な分離および高耐圧ダイオードと耐圧構造部との電位的な分離について説明する。
図3は高耐圧ダイオードの分離の説明図である。
【0045】
まず、高耐圧ダイオード同士の電位的な分離は、図1に示したアノードの下のP+領域91、P領域91a、熱酸化膜LOCOSの下のP−領域85、カソードを形成するN+領域90を分離することで行われる。すなわち、図3において、高耐圧ダイオード93,94が隣接配置されているが、これらの間に位置する分離領域100には、上述のアノードの下のP+領域91、P領域91a、熱酸化膜LOCOSの下のP−領域85、カソードを形成するN+領域90は形成されておらず、高耐圧ダイオード93,94を互いに分離している。
【0046】
また、高耐圧ダイオードと耐圧構造部との電位的な分離も、図1に示したアノードの下のP+領域91、P領域91a、熱酸化膜LOCOSの下のP−領域85を分離することで行われる。すなわち、図3において、高耐圧ダイオード94と耐圧構造部86とが隣接配置されているが、これらの間に位置する分離領域101には、図1に示したアノードの下のP+領域91、P領域91aおよび図7に示したグランド基準回路の基準電位GNDの下のP+領域、P領域を形成しないようにし、また、熱酸化膜LOCOSの下のP−領域85も形成しないようにすることで、高耐圧ダイオード94と耐圧構造部86とを分離することができる。高耐圧ダイオード94のカソードを形成するN+領域90もこの分離領域101で終端となる。
【0047】
なお、図3の耐圧構造部は曲率部に形成されているが、直線部分に形成することもできる。
本実施の形態によれば、高耐圧ダイオードは、図7に示した上アーム基準回路とグランド基準回路とを分離するために形成したダブルリサーフ構造の耐圧構造部に作り込むことができるため、耐圧構造部によって隔てられた上アーム基準回路の外側のグランド基準回路の領域に高耐圧ダイオードを形成する必要がないため、その分、チップ面積を大幅に縮小することが可能となる。
【0048】
また、高耐圧ダイオードを図6に示したようなレベルダウン回路に適用した場合には、上アーム基準回路の基準電位が下がった時のみ信号を伝達するという機能を有するため、半導体スイッチのスイッチングによる上アーム基準回路の電位の変動に応じた電圧変動により発生するノイズでインバータ装置が誤動作してしまうというような心配はない。
【0049】
また、同様に高耐圧ICにおいて、耐圧構造部にP−領域を持たないリサーフ構造を用いているような場合には、図1に示すようなP−領域85およびカソードのN+領域90を加えることで、高耐圧ダイオードを形成することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、パワーデバイスの制御駆動用などに用いられる高耐圧ICにおいて、上アーム基準回路とグランド基準回路とを分離する耐圧構造部をダブルリサーフ構造あるいはリサーフ構造とし、その耐圧構造部に高耐圧ダイオードを形成する構成にした。これにより、チップサイズの縮小によるコストダウンと、上アーム基準回路の電位変動による誤動作の防止を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の構造を有する高耐圧ICの断面概略図である。
【図2】高耐圧ICの高耐圧ダイオード周囲を上面から見た概略図である。
【図3】高耐圧ダイオードの分離の説明図である。
【図4】インバータ装置の構成例を示す図である。
【図5】1相分の駆動回路およびその周辺部の詳細な構成を示す図である。
【図6】上アーム基準回路からアラーム信号を伝達する部分の詳細を示す回路図である。
【図7】ダブルリサーフ構造を用いた耐圧構造の断面概略図である。
【図8】高耐圧のPチャネルMOS型FETを用いた高耐圧ICのレベルダウン回路を上面から見た概略図である。
【図9】高耐圧ダイオードを用いた高耐圧ICのレベルダウン回路を上面から見た概略図である。
【符号の説明】
10 相交流モータ
20 グランド基準回路
21〜23 半導体スイッチ
24〜26 FWD
27〜29 駆動回路
27a 電源監視部
27b 異常検出部
27c インタフェース部
27d ドライバ
30 上アーム基準回路
31〜33 半導体スイッチ
34〜36 FWD
37〜39 駆動回路
37a 電源監視部
37b 異常検出部
37c インタフェース部
37ca トランジスタ
37cb インバータ
37cc 電源
37cd フリップフロップ
37d ドライバ
40 インタフェース回路
40a 電源
40b インバータ
40c 抵抗
50 制御部
60 ダイオード
71 P基板
72 N−領域
73 P−領域
75 上アーム基準回路領域
76 グランド基準回路領域
77 耐圧構造部
78 PチャネルMOS型FET
78a 耐圧構造部
79 レベルダウン回路の出力
80 高耐圧ダイオード
80a カソード
80b アノード
80c 耐圧構造部
81 グランド基準回路
81a グランド基準回路領域
82 上アーム基準回路
82a 上アーム基準回路領域
83 P基板
84 N−領域
85 P−領域
86 耐圧構造部
87 P+領域
88 N+領域
89 P+領域
90 N+領域
91 P+領域
91a P領域
92〜95 高耐圧ダイオード
96〜99 レベルダウン回路の出力
100,101 分離領域
LOCOS 熱酸化膜
GND グランド基準回路の基準電位
GNDP 上アーム基準回路の基準電位
VDDP 上アーム基準回路の電源[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor device, and more particularly to a semiconductor device having a high breakdown voltage diode structure used in a high breakdown voltage IC for controlling and driving a power device.
[0002]
[Prior art]
As an apparatus for controlling and driving a three-phase AC motor, an inverter apparatus that converts DC to three-phase AC is known. An example of this power converter is shown in FIG.
[0003]
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of the inverter device.
This inverter device converts a DC voltage applied to terminals P and N into a three-phase AC and supplies it to the three-
[0004]
The
[0005]
The upper
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
FIG. 5 is a diagram showing a detailed configuration of a driving circuit for one phase and its peripheral portion.
In this figure, a
[0009]
First, in the
[0010]
The
[0011]
The interface unit 27 c exchanges an alarm signal and a control signal for driving the
[0012]
The driver 27d drives the
In the
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
Since the
[0016]
FIG. 6 is a circuit diagram showing details of a portion for transmitting an alarm signal from the upper arm reference circuit.
The
[0017]
In the
[0018]
The drain of the transistor 37ca is connected to the cathode of the
[0019]
In the above configuration, when the potential of the drain of the transistor 37ca is higher than the potential on the input side of the
[0020]
Here, it is assumed that the power
[0021]
At this time, when the
[0022]
The configuration in which the upper
[0023]
In the inverter device as described above, the drive unit including the semiconductor switches 21 to 23 and 31 to 33 and the
[0024]
In recent years, high voltage IC (HVIC: High Voltage Integrated Circuit) has been developed in order to reduce the size, increase the functionality, reduce the cost, and reduce the current consumption of the IPM. It is being used as an IC having an interface function.
[0025]
The high withstand voltage IC is an IC having a structure capable of controlling a high voltage such as 600 V or 1200 V, which is an element withstand voltage of an IGBT used as a semiconductor switch, and includes a portion of the
[0026]
Generally, a high voltage IC has a configuration in which a voltage withstanding structure is formed to separate the potentials of the upper arm reference circuit and the ground reference circuit, and the upper arm reference circuit is surrounded by the voltage withstanding structure. As an example of this pressure-resistant structure, a schematic cross section of a double RESURF structure is shown in FIG.
[0027]
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view of a pressure-resistant structure using a double RESURF structure.
In this double RESURF structure, an N-
[0028]
The high breakdown voltage IC has a high breakdown voltage level shifter for transmitting an alarm signal between the ground reference circuit and the upper arm reference circuit.
Among the high voltage level shifters, the level down function will be described in particular.
[0029]
The level down circuit is a circuit that converts an alarm signal or the like of the upper arm reference circuit into a signal of the ground reference circuit. As this level down circuit, a structure using a high breakdown voltage P-channel MOS type FET is generally used as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 9-55498 and 10-27853. Yes. FIG. 8 shows the level down circuit as viewed from the top surface of the high voltage IC.
[0030]
FIG. 8 is a schematic view of a high voltage IC level down circuit using a high voltage P channel MOS type FET as seen from above.
In this figure, an upper arm
[0031]
Here, when the above-described diode for connecting the upper
[0032]
FIG. 9 is a schematic view of a level down circuit of a high voltage IC using a high voltage diode as viewed from above.
The high
[0033]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional high voltage IC, the drain of the high voltage P-channel MOS FET serves as the output of the ground reference signal, so that it is necessary to further form the
[0034]
13 and 14 described in Japanese Patent Laid-Open No. 9-55498, and FIG. 10 described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-27853, a high-voltage P channel MOS type FET is separated from the upper arm reference circuit. However, in this case as well, the area of the high voltage IC can be obtained only by sharing the voltage structure of the high voltage P channel MOS FET and the voltage structure separating the upper arm reference circuit. Will increase.
[0035]
Further, since the level down circuits of JP-A-9-55498 and JP-A-10-27853 transmit signals while the potential of the upper arm reference circuit fluctuates, an instantaneous voltage at the time of switching is obtained. There is a possibility that noise generated due to fluctuation may be erroneously detected as an alarm signal, resulting in a malfunction.
[0036]
The present invention has been made in view of these points, and an object of the present invention is to provide a semiconductor device having a level-down circuit that is smaller in size and less likely to malfunction.
[0037]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above problem, the first region of the first conductivity type, the second region of the second conductivity type selectively formed on the main surface of the first region, and the main surface of the second region in the semiconductor device having a voltage withstanding structure portion constituted by a third region of the selectively formed the first conductivity type so as to isolate the different circuits of reference potential, said third region of the pressure-resistant structure portion The fourth region of the first conductivity type that is selectively formed adjacent to the main surface of the second region and the second conductivity that is selectively formed on the main surface of the third region of the breakdown voltage structure portion. There is provided a semiconductor device characterized in that a diode used for signal transmission between circuits having different reference potentials separated by the breakdown voltage structure portion is provided using the fifth region of the shape as an electrode.
[0038]
According to such a semiconductor device, a signal is transmitted between circuits formed by sandwiching the breakdown voltage structure portion of the level-down circuit by forming a diode in the breakdown voltage structure portion separating circuits having different reference potentials. Therefore, it is not necessary to form a diode for the circuit in the circuit, and the chip area can be reduced. In addition, since the diode does not transmit a signal when one of the circuits fluctuates to a higher potential than the other circuit, the diode should be configured not to be affected by noise generated by instantaneous voltage fluctuation during switching. It becomes possible.
[0039]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, as an embodiment of the present invention, a case where the level down circuit using the high voltage diode shown in FIG. 6 is applied to a high voltage IC will be described in detail with reference to the drawings.
[0040]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a high voltage IC having the structure of a semiconductor device according to the present invention.
In this figure, a
[0041]
The
[0042]
FIG. 2 is a schematic view of the periphery of the high voltage diode of the high voltage IC as viewed from above.
In this figure, the upper arm
[0043]
Although not shown, a low breakdown voltage N-channel MOS FET of a level down circuit is formed in the upper arm
[0044]
Next, potential separation between the high voltage diodes and potential separation between the high voltage diode and the voltage structure will be described.
FIG. 3 is an explanatory diagram of the separation of the high voltage diode.
[0045]
First, the high breakdown voltage diodes are separated from each other by dividing the P +
[0046]
Further, the potential isolation between the high breakdown voltage diode and the breakdown voltage structure is also achieved by separating the P +
[0047]
In addition, although the pressure | voltage resistant structure part of FIG. 3 is formed in the curvature part, it can also be formed in a linear part.
According to the present embodiment, the high breakdown voltage diode can be built in the breakdown voltage structure portion of the double RESURF structure formed to separate the upper arm reference circuit and the ground reference circuit shown in FIG. Since it is not necessary to form a high breakdown voltage diode in the ground reference circuit region outside the upper arm reference circuit separated by the breakdown voltage structure, it is possible to greatly reduce the chip area.
[0048]
Further, when the high voltage diode is applied to the level down circuit as shown in FIG. 6, it has a function of transmitting a signal only when the reference potential of the upper arm reference circuit is lowered. There is no concern that the inverter device malfunctions due to noise generated by voltage fluctuations in accordance with fluctuations in the potential of the upper arm reference circuit.
[0049]
Similarly, in the high breakdown voltage IC, when a RESURF structure having no P− region is used in the breakdown voltage structure portion, a P−
[0050]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, in a high voltage IC used for control drive of a power device or the like, the withstand voltage structure part that separates the upper arm reference circuit and the ground reference circuit is a double resurf structure or a resurf structure. A high breakdown voltage diode is formed in the breakdown voltage structure. As a result, it is possible to realize cost reduction by reducing the chip size and prevention of malfunction due to potential fluctuation of the upper arm reference circuit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a high voltage IC having a structure of a semiconductor device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of the periphery of a high voltage diode of a high voltage IC as viewed from above.
FIG. 3 is an explanatory diagram of isolation of a high voltage diode.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of an inverter device.
FIG. 5 is a diagram showing a detailed configuration of a driving circuit for one phase and its peripheral part.
FIG. 6 is a circuit diagram showing details of a portion for transmitting an alarm signal from an upper arm reference circuit.
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view of a pressure-resistant structure using a double RESURF structure.
FIG. 8 is a schematic view of a high-breakdown-voltage IC level-down circuit using a high-breakdown-voltage P-channel MOS FET as viewed from above.
FIG. 9 is a schematic view of a level down circuit of a high voltage IC using a high voltage diode as viewed from above.
[Explanation of symbols]
10-
27-29
37 to 39
78a Withstand
Claims (4)
前記耐圧構造部の前記第三領域に隣接して前記第二領域の主表面に選択的に形成された前記第一導電形の第四領域と前記耐圧構造部の前記第三領域の主表面に選択的に形成された前記第二導電形の第五領域とを電極とし、前記耐圧構造部によって分離された基準電位の異なる回路同士の信号伝達に用いられるダイオードを備えていることを特徴とする半導体装置。The first region of the first conductivity type, the second region of the second conductivity type selectively formed on the main surface of the first region, and the circuit having a different reference potential are separated from the main surface of the second region. In a semiconductor device including a withstand voltage structure portion formed of a third region of the first conductivity type formed selectively,
The fourth region of the first conductivity type selectively formed on the main surface of the second region adjacent to the third region of the breakdown voltage structure portion and the main surface of the third region of the breakdown voltage structure portion A diode used for signal transmission between circuits having different reference potentials separated by the withstand voltage structure portion is provided with the selectively formed fifth region of the second conductivity type as an electrode. Semiconductor device.
前記第二領域の主表面にて前記耐圧構造部を挟んで位置する一方の側に前記第三領域に隣接して選択的に形成されて電極を構成する前記第一導電形の第四領域と、 A fourth region of the first conductivity type, which is selectively formed adjacent to the third region on one side of the main surface of the second region sandwiching the pressure-resistant structure, and constitutes an electrode; ,
前記第三領域の主表面にて前記耐圧構造部を挟んで位置する他方の側の端に選択的に形成されて電極を構成する前記第二導電形の第五領域とを備え、前記耐圧構造部によって分離された基準電位の異なる回路同士の信号伝達に用いられることを特徴とする高耐圧ダイオード。 A fifth region of the second conductivity type that is selectively formed at the other side end of the main surface of the third region across the breakdown voltage structure portion and constitutes an electrode, and the breakdown voltage structure A high-breakdown-voltage diode used for signal transmission between circuits having different reference potentials separated by each other.
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