JP4709778B2 - 情報処理装置および録画制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば放送番組データを受信する機能を有する、パーソナルコンピュータのような情報処理装置および同装置に適用される録画制御方法に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、TV装置、のようなオーディオ・ビデオ(AV)機器と同様のAV機能を備えたパーソナルコンピュータが開発されている。
このようなパーソナルコンピュータは、放送番組データの視聴および録画を実行する機能に加え、予約録画機能を有している。予約録画機能は、ユーザによって予め設定された録画予約によって指定される放送番組データを自動的に録画する機能である。この予約録画機能を利用することにより、ユーザは、たとえパーソナルコンピュータから離れた場所に居ても、目的の放送番組データの録画をパーソナルコンピュータに実行させることができる。
また、最近のパーソナルコンピュータにおいては、そのセキュリティー性を向上するための機能が搭載され始めている。例えば、特許文献1には、ロック機能を有する情報処理が開示されている。この情報処理装置においては、利用者の離席が検知された時にロック機能が自動実行され、これによりウィンドウをロックする処理等が行われる。
特開2006−302199号公報
ところで、コンピュータにおいては、様々なアプリケーションプログラムが実行される可能性がある。もしアプリケーションプログラムの実行を無制限に許したならば、コンピュータが危険にさらされる可能性もある。このため、アプリケーションプログラムの実行を、オペレーティングシステムにユーザがログオンしている環境下においてのみ許可するための機能の実現が望まれている。
しかし、予約録画機能を有するコンピュータにおいては、録画開始時刻にオペレーティングシステムにユーザがログオンしているとは限らない。このため、録画開始時刻に録画処理を開始するためには、自動的にログオンするための仕組みを実現することが必要となる。しかし、ユーザがコンピュータの近くに居ない環境下で単純に自動ログオンを実行すると、コンピュータが第3者によって不正に操作されてしまう可能性がある。
よって、予約録画機能を有するコンピュータにおいては、セキュアな状態で、予約録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動するための新たな仕組みを実現することが必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、セキュアな状態で、予約録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動することが可能な情報処理装置および録画制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、放送番組データを受信する受信デバイスと、録画予約された放送番組データを指定する録画予約情報を格納する録画予約情報格納部と、所定のユーザアカウントに対応するユーザ認証情報を格納するユーザ認証情報格納部と、前記録画予約情報によって指定される前記録画予約された放送番組データの録画開始時間の所定時間前に、ログオン処理の開始を指示するログオン開始要求を出力するログオン開始要求出力手段と、前記ログオン開始要求出力手段から出力されるログオン開始要求に応答して、前記ユーザ認証情報格納部に格納されたユーザ認証情報を含むログオン要求をオペレーティングシステムに送出するログオン要求手段と、前記ログオン要求に応答して前記オペレーティングシステムによって実行されるログオン認証処理が成功した場合、前記オペレーティングシステムを、アプリケーションプログラムの実行が許可され且つ前記ユーザ認証情報がユーザによって入力されるまではユーザが前記所定のユーザアカウントを用いて前記オペレーティングシステムを操作することが禁止されるロック状態に設定するロック制御手段と、前記受信デバイスを制御して前記録画予約された放送番組データの録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動するための要求を、前記オペレーティングシステムに送出する起動要求手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、セキュアな状態で、予約録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10から実現されている。
このコンピュータ10は、放送信号によって放送される放送番組データの再生および録画を実行するTV機能を有している。このTV機能には、ユーザによって設定された録画予約にしたがって放送番組データを録画する予約録画機能も含まれている。このTV機能は、例えば、コンピュータ10に予めインストールされているTVアプリケーションプログラムによって実現されている。
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。
ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれている。ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。
コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
また、コンピュータ本体11の正面には、本コンピュータ10のTV機能を遠隔制御する外部のリモコンユニットとの通信を実行するためのリモコンユニットインタフェース部20が設けられている。リモコンユニットインタフェース部20は、例えば、赤外線信号受信部などから構成されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、メインメモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、チューナデバイス(受信デバイス)123A,123B、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124、ネットワークコントローラ125等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121からメインメモリ113にロードされる、オペレーティングシステム102、およびTVアプリケーションプログラム101のような各種アプリケーションプログラムを実行する。TVアプリケーションプログラム101は放送番組データの再生および録画を制御するプログラムであり、チューナデバイス123A,123Bを制御して、放送信号によって放送される放送番組データ(TV放送番組)の再生および録画(予約録画を含む)を実行する。TVアプリケーションプログラム101は、オペレーティングシステム102上で動作するように構成されている。
オペレーティングシステム102は、マルチユーザ機能をサポートしており、オペレーティングシステム102に予め設定された複数のユーザアカウントそれぞれに対応するユーザ認証情報(資格情報と称されることもある)を管理している。複数のユーザアカウントそれぞれに対応するユーザ認証情報は、本コンピュータ10を使用するユーザを識別するためのログオン認証処理で用いられる。オペレーティングシステム102は、オペレーティングシステム102に予め設定された複数のユーザアカウントの少なくとも一つに対応するユーザがオペレーティングシステム102にログオンしている場合にのみ、TVアプリケーションプログラム101を含む各種アプリケーションプログラムの実行を許可するように構成されている。
オペレーティングシステム102は、複数のユーザアカウントそれぞれに対して互いに異なるシステム環境(デスクトップ画面、システムリソース等)を割り当てることができる。あるユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102にログオンすると、すなわち、あるユーザアカウントに対応するログオン認証処理が成功すると、そのユーザアカウントに予め割り当てられたシステム環境、例えば操作画面(デスクトップ画面)およびシステムリソース等、がオペレーティングシステム102によって有効にされる。ユーザは、有効になったデスクトップ画面を介してオペレーティングシステム102を操作することができる。
また、オペレーティングシステム102は、オペレーティングシステム102に現在ログオンしているユーザをログオフすること無しにオペレーティングシステム102を使用するユーザを他のユーザに切り替える、というユーザ切り替え機能も有している。
また、CPU111は、ログオン制御プログラム103およびスケジューリングサービスプログラム104も実行する。ログオン制御プログラム103は、例えば米マイクロソフト社のcredential providerのような、ユーザ認証のためのインタフェースプログラムであり、ログオン認証に関してオペレーティングシステム102とのインタフェースを提供する。
スケジューリングサービスプログラム104はオペレーティングシステム102によって実行されるサービスプログラムの一つであり、オペレーティングシステム102の起動時にオペレーティングシステム102によって自動的に起動される。このスケジューリングサービスプログラム104は、録画開始時刻の所定時間前に、自動ログオン処理の開始を指示するログオン開始要求を出力する。自動ログオン処理は、ユーザによる入力操作無しで、TVアプリケーションプログラム101に予め設定された所定のユーザアカウントに対応するユーザをオペレーティングシステム102に正式にログオンさせるための処理である。
ログオン開始要求はログオン制御プログラム103によって受け付けられる。ログオン開始要求を受信すると、ログオン制御プログラム103は、自動ログオン処理を実行するために、TVアプリケーションプログラム101に予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザのログオンを要求するログオン要求を、オペレーティングシステム102に送出する。このログオン要求には、TVアプリケーションプログラム101に予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザ認証情報が含まれている。オペレーティングシステム102は、ログオン要求に含まれるユーザ認証情報を検証するログオン認証処理を実行する。ログオン認証処理が成功したならば、ユーザ認証情報によって識別されるユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102に正式にログオンされる。
上述したよう、オペレーティングシステム102は、オペレーティングシステム102に設定されたいずれかのユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102にログオンしている場合にのみ、TVアプリケーションプログラム101を含む各種アプリケーションプログラムの実行を許可するように構成されている。自動ログオン処理は、ユーザ操作無しで、所定のユーザアカウントに対応するユーザをTVアプリケーションプログラム101に正式にログオンさせることができる。したがって、正当なユーザがコンピュータ10の近くに居ない場合であっても、オペレーティングシステム102を、TVアプリケーションプログラム101を含む各種アプリケーションプログラムの実行が可能な状態に設定することができる。
しかし、自動ログオンが一旦実行されると、誰でもコンピュータ10を操作することが可能となってしまう。また、自動ログオン時には、正当なユーザ(TVアプリケーションプログラム101に予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザ)が実際にコンピュータ10の近くに居るとは限らない。このため、ログオン制御プログラム103は、第3者によるコンピュータ10の不正使用を防止するために、オペレーティングシステム102にロック要求を送信してオペレーティングシステム102をロック状態に設定する。ロック状態においては、TVアプリケーションプログラム101を含む各種アプリケーションプログラムの実行が許可され、且つ自動ログオンで用いられたユーザ認証情報がユーザによって入力されるまではユーザが自動ログオンによって有効になったユーザアカウントを用いてオペレーティングシステム102を操作することが禁止される。このロック処理により、たとえ正当なユーザが実際にコンピュータ10の近くに居ない状態で自動ログオン処理が実行された場合であっても、第3者が不正に、自動ログオン処理で有効になったユーザアカウントを使用してオペレーティングシステム102を操作することを禁止することができる。
このように、本実施形態においては、自動ログオン後に即座にオペレーティングシステム102をロックしているので、TVアプリケーションプログラム101を実行するためにはオペレーティングシステム102に正式にログオンしなければならないという制約を満たしつつ、セキュアな状態でTVアプリケーションプログラム101を自動的に起動することが可能となる。
さらに、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、メインメモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はOSまたはTVアプリケーションプログラム101によってビデオメモリ(VRAM)114Aに書き込まれた画像データをLCD17に表示する。サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121、ODD122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
さらに、サウスブリッジ119は、リアルタイムクロック(RTC)119Aを備えている。リアルタイムクロック(RTC)119Aは、現在日時(年、月、日、時、分、秒)を計時する時計モジュールとして機能する。リアルタイムクロック(RTC)119A内のレジスタ(RTCレジスタ)には、本コンピュータ10を電源オンすべき時間(年、月、日、時、分、秒)を指定するアラーム時間をセットすることができる。リアルタイムクロック(RTC)119Aは、現在の時間が、OSまたはTVアプリケーションプログラム101によってRTCレジスタにセットされたアラーム時間に達したとき、本コンピュータ10をパワーオンすべきことを示すパワーオンイベントの発生をEC/KBC124に通知する。このパワーオンイベントの発生に応答して、EC/KBC124は、本コンピュータ10をパワーオンする。
チューナデバイス123A,123Bは、それぞれ放送信号によって放送される放送番組データを受信する受信デバイスである。本実施形態では、例えば、チューナデバイス123Aは、アナログ放送信号によって放送される放送番組データを受信するアナログTVチューナから構成され、チューナデバイス123Aは、地上波デジタル放送信号によって放送される放送番組データを受信するデジタルTVチューナから構成されている。
EC/KBC124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された、1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC124は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。本コンピュータ10の各コンポーネントに供給される動作電源は、本コンピュータ10に内蔵されたバッテリ126、またはACアダプタ127を介して外部から供給される外部電源から生成される。また、EC/KBC124はリモコンユニットインタフェース部20にも接続されている。
TVアプリケーションプログラム101の制御は、ユーザによる、キーボード(KB)13、タッチパッド(マウス)16のような入力装置の操作のみならず、外部のリモコンユニットの操作によっても実行することができる。
ネットワークコントローラ125は有線または無線のネットワークに接続するための通信デバイスであり、インターネットなどの外部ネットワークとの通信を実行するために使用される。
次に、図3を参照して、ログオン制御プログラム103およびスケジューリングサービスプログラム104それぞれの機能構成を説明する。
スケジューリングサービスプログラム104は、上述したように、オペレーティングシステム102の起動時にオペレーティングシステム102によって自動的に起動されるサービスプログラム(デーモンプログラムとも云う)である。このスケジューリングサービスプログラム104は、その機能実行モジュールとして、ログオン開始要求出力部201、およびTVアプリケーション起動要求部202を備えている。
ログオン開始要求出力部201は、録画予約された放送番組データの録画開始時刻の所定時間前(例えば10分前)に、ログオン処理の開始を指示するログオン開始要求を出力する。すなわち、現在時刻が、録画予約情報によって指定される録画予約された放送番組データの録画開始時刻の所定時間前に達すると、ログオン開始要求出力部201は、例えば、メッセージ通信等によって、前述のログオン開始要求をログオン制御プログラム103に送出する。録画予約情報は、録画予約情報データベース301と称される録画予約情報格納部に格納されている。録画予約情報データベース301への録画予約情報の格納は、ユーザによって録画予約操作が実行された時に、TVアプリケーションプログラム101によって実行される。すなわち、TVアプリケーションプログラム101は、ユーザによって録画予約すべきことが指定された放送番組を指定する情報(放送信号種別(地上アナログ/地上デジタル)、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、番組名、等)を録画予約情報として録画予約情報データベース301に格納する。
TVアプリケーション起動要求部202は、TVアプリケーションプログラム101を起動するための起動要求をオペレーティングシステム102に送出する。すなわち、TVアプリケーション起動要求部202は、録画予約情報によって指定される録画予約された放送番組データの録画開始時刻の所定時間前(例えば5分前)に、TVアプリケーションプログラム101を起動するための起動要求をオペレーティングシステム102に送出する。なお、TVアプリケーションプログラム101が既に起動されている場合には、TVアプリケーション起動要求部202は、起動要求をオペレーティングシステム102に送出しない。
ログオン制御プログラム103は、その機能実行モジュールとして、ログオン要求部203およびロック制御部204を備えている。
ログオン要求部203は、ログオン開始要求に応答して、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報を含むログオン要求をオペレーティングシステム102に送出する。レジストリ302は、TVアプリケーションプログラム101によって予め設定された、所定のユーザアカウントに対応するユーザ認証情報を、ログオン制御プログラム103が解読可能な形式で暗号化して格納するユーザ認証格納部である。ユーザ認証情報は、例えば、ユーザ名(アカウント名とも云う)と、パスワードとから構成されている。ログオン要求部203からのログオン要求に応答して、オペレーティングシステム102は、ログオン認証処理を実行する。ログオン認証処理においては、オペレーティングシステム102は、ログオン要求に含まれるユーザ認証情報(ユーザ名、パスワード)を検証する。具体的には、オペレーティングシステム102は、ログオン要求に含まれるユーザ認証情報(ユーザ名、パスワード)がオペレーティングシステム102に予め設定されているユーザ認証情報(ユーザ名、パスワード)に一致するか否かを判別する。ログオン認証処理が成功したならば、つまりログオン要求に含まれるユーザ認証情報とオペレーティングシステム102に予め設定されているユーザ認証情報とが一致したならば、オペレーティングシステム102は、ログオン要求によって指定されたユーザ認証情報に対応するユーザアカウントに対して予め割り当てられたシステム環境を有効(使用可能状態)にするためのログオン処理を実行する。
ロック制御部204は、ログオン要求に応答してオペレーティングシステム102によって実行されるログオン認証処理が成功した場合、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報を用いてオペレーティングシステム102をロックするための処理を実行する。具体的には、ロック制御部204は、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報を含むロック要求をオペレーティングシステム102に送出して、オペレーティングシステム102を、ロック状態、つまりTVアプリケーションプログラム101を含む各種アプリケーションプログラムの実行が許可され且つロック要求に含まれるユーザ認証情報がユーザによってタイプ入力されるまではユーザが前述の自動ログオン処理によって有効になったユーザアカウントを用いてオペレーティングシステム102を操作することが禁止される状態、に設定する。オペレーティングシステム102をロックする処理は、例えば、オペレーティングシステム102に設けられたロック機能(パスワードロック機能とも云う)を用いて実現することができる。この場合、ロック状態においては、自動ログオン処理によって有効になったユーザアカウントに対応するデスクトップ画面がロック要求に含まれる認証情報によってパスワードロックされた状態となる。例えば、自動ログオン処理によって有効になったユーザアカウントに対応するデスクトップ画面は表示されず、代わりにパスワード入力用の認証画面等が表示される。
なお、オペレーティングシステム102にログオンしている他のユーザアカウントは、ロックされない。つまり、自動ログオン処理によって有効になったユーザアカウントのみがロックされる。
したがって、例えば、他のユーザアカウントがオペレーティングシステム102にログオンしている状態で前述の自動ログオン処理が実行されたならば、ロック制御部204は、ユーザが当該他のユーザアカウントを利用してオペレーティングシステム102を操作することが許可された状態でオペレーティングシステム102をロック状態に設定する。これにより、自動ログオン処理によって有効になったユーザアカウントに対するユーザ操作のみが禁止される。
図4には、TVアプリケーションプログラム101によってLCD17に表示される録画設定画面の例が示されている。
この録画設定画面は、ユーザに、TVアプリケーションプログラム101によって実行される録画処理(予約録画処理も含む)の内容をセットアップさせるための操作画面である。録画設定画面は、保存設定ダイアログ401とログオン設定ダイアログ402とを表示する。
保存設定ダイアログ401は、地上アナログ放送番組データを保存すべき記憶領域(例えば、HDD121内のフォルダ)および地上デジタル放送番組データを保存すべき記憶領域(例えば、HDD121内のフォルダ)をそれぞれユーザに指定させるための設定画面である。ログオン設定ダイアログ402は、自動ログオン処理に使用すべきユーザアカウントに対応するユーザ認証情報、つまり、アカウント名(ユーザ名)およびパスワード、をユーザに入力させるための設定画面である。ユーザによってログオン設定ダイアログ402に入力されたユーザ認証情報、つまりアカウント入力フィールド411およびパスワード入力フィールド412にそれぞれユーザによって入力されたアカウント名(ユーザ名)およびパスワードは、TVアプリケーションプログラム101によってレジストリ302に格納される。このときTVアプリケーションプログラム101は、ログオン制御プログラム103のみが解読可能な形式で暗号化してレジストリ302に格納する。このように暗号化して保存することで、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報が他のプログラムで使用されることを防ぐことができる。
図5には、パスワードロックされたユーザアカウントに対応する表示画面の例が示されている。
ここでは、ユーザ名=GOLDのユーザアカウントが自動ログオンした後にロックされた場合を想定する。ユーザ名=GOLDのユーザアカウントがロックされると、LCD17には、ユーザ名=GOLDのユーザアカウントに対応するデスクトップ画面ではなく、ユーザに認証情報(パスワード)の入力を促す認証画面が表示される。なお、パスワードだけでなく、ユーザ名とパスワードの双方の入力をユーザに促すようにしてもよい。
図5の認証画面には、例えば、ユーザ名=GOLDのユーザアカウントに割り当てられたアイコン501、GOLDがログオンしていることを示すテキストメッセージ502、パスワード入力フィールド503、およびユーザ切り替えボタン504などが表示される。本コンピュータ10に、ユーザ名=GOLDのユーザアカウント以外の他のユーザアカウントが設定されている場合には、ユーザによるユーザ切り替えボタン504のクリック操作に応答して、本コンピュータ10を使用するユーザを選択するための画面が表示される。
次に、図6のフローチャートを参照して、TVアプリケーションプログラム101を起動するための処理の概要について説明する。
スケジューリングサービスプログラム104のログオン開始要求出力部201は、現在時刻が録画予約開始時刻の所定時間前(例えば10分前)になったことを検知したならば(ステップS101のYES)、ログオン開始要求をログオン制御プログラム103に送出する(ステップS102)。
ログオン開始要求を受信すると、ログオン制御プログラム103は、TVアプリケーションプログラム101のログオン設定ダイアログ402を用いて予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザ、つまりレジストリ302に格納されたユーザ認証情報で識別されるユーザアカウントに対応するユーザ、がオペレーティングシステム102に既にログオンしているか否かを判別する(ステップS103)。
TVアプリケーションプログラム101のログオン設定ダイアログ402を用いて予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102にログオンしていないならば(ステップS103のNO)、ログオン制御プログラム103は、ユーザ操作無しで当該ユーザの自動ログオンを実行するために、レジストリ302に格納されているユーザ認証情報を利用して、オペレーティングシステム102にログオン要求を送出する(ステップS104)。
ログオンが成功したならば、つまりログオン要求に応答してオペレーティングシステム102によって実行されるログオン認証処理が成功したならば(ステップS105のYES)、ログオン制御プログラム103のロック制御部204は、オペレーティングシステム102にロック要求を送出して、オペレーティングシステム102を、自動ログオンされたユーザアカウントに対するユーザ操作が禁止されるロック状態に設定する(ステップS106)。この後、スケジューリングサービスプログラム104のTVアプリケーション起動要求部202は、例えば、現在時刻が録画予約開始時刻の所定時間前(例えば5分前)になった時に、TVアプリケーションプログラム101を起動するための起動要求をオペレーティングシステム102に送出する(ステップS107)。
なお、TVアプリケーションプログラム101が他のログオンユーザ等によって既に起動されている場合には、TVアプリケーション起動要求部202は、起動要求をオペレーティングシステム102に送出しない。
一方、ログオンが失敗したならば、つまりログオン要求に応答してオペレーティングシステム102によって実行されるログオン認証処理が失敗したならば(ステップS105のNO)、例えば、ログオン制御プログラム103またはスケジューリングサービスプログラム104は、録画予約情報データベース301に格納されている録画予約情報を「失敗」に変更する処理、つまり予約録画が失敗したことを示す情報を録画予約情報データベース301に格納する処理を実行する(ステップS108)。
次に、図7のフローチャートを参照して、本コンピュータ10がパワーオフされている状態からTVアプリケーションプログラム101が起動されるまでの一連の処理について説明する。
本コンピュータ10がパワーオフされている状態で録画開始時刻の所定時間前(例えば15分前)になると、RTC119Aからのパワーオンイベント等に応答してEC/KBC124が本コンピュータ10を自動的にパワーオンする。そしてBIOSの制御の下に、本コンピュータ10の各デバイスを初期化する処理等を含む自動電源オン処理(ステップS201)が実行される。そして、本コンピュータ10がパワーオンされたことに応答して、BIOSは、オペレーティングシステム102を起動(ブート)するためのOS起動処理を開始する(ステップS202)。
オペレーティングシステム102が起動されると、ログオン制御プログラム103およびスケジューリングサービスプログラム104がそれぞれオペレーティングシステム102によって自動的に実行される。スケジューリングサービスプログラム104は、RTC119Aを用いて時間監視処理を開始する。現在時刻が録画開始時刻の例えば10分前になると、スケジューリングサービスプログラム104からログオン制御プログラム103にログオン開始要求が送出される。
ログオン開始要求に応答して、ログオン制御プログラム103からオペレーティングシステム102にログオン要求が送出され、これによってTVアプリケーションプログラム101に予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザをログオンするためのログオン処理がオペレーティングシステム102によって実行される(ステップS203)。次いで、ログオン制御プログラム103からオペレーティングシステム102にロック要求が送出され、これによってステップS203のログオン処理によって有効となったユーザアカウントに対するユーザ操作をパスワードロックによって禁止するためのロック処理がオペレーティングシステム102によって実行される(ステップS204)。
現在時刻が録画開始時刻の例えば5分前になると、スケジューリングサービスプログラム104からオペレーティングシステム102にTVアプリケーションプログラム101の起動要求が送出され、これによってTVアプリケーションプログラム101を起動する処理がオペレーティングシステム102によって実行される(ステップS205)。現在時刻が録画開始時刻になると、TVアプリケーションプログラム101は、チューナデバイス123Aまたは123Bによって受信される放送番組データをHDD121に格納する録画処理を開始する(ステップS206)
次に、スケジューリングサービスプログラム104およびログオン制御プログラム103それぞれの動作を説明する。
図8のフローチャートは、スケジューリングサービスプログラム104によって実行される処理の手順を示している。
スケジューリングサービスプログラム104がオペレーティングシステム102によって起動されると、スケジューリングサービスプログラム104は、以下の処理を実行する。
すなわち、スケジューリングサービスプログラム104は、まず、現在時刻をチェックする処理を実行する(ステップS301)。ステップS301では、スケジューリングサービスプログラム104は、RTC119Aをアクセスすることによって、RTC119Aから現在時刻を取得する。次に、スケジューリングサービスプログラム104は、録画予約情報をチェックする処理を実行する(ステップS302)。ステップS302では、スケジューリングサービスプログラム104は、録画予約情報から、録画予約された放送番組データの録画開始時刻を取得する。そして、スケジューリングサービスプログラム104は、現在時刻と録画開始時刻とを比較して、現在時刻が録画開始時刻の例えば10分前に到達したか否かを判別する(ステップS303)。
現在時刻が録画開始時刻の例えば10分前に到達したならば(ステップS303のYES)、スケジューリングサービスプログラム104は、ログオン開始要求をログオン制御プログラム103に送出する(ステップS304)。
次いで、スケジューリングサービスプログラム104は、現在時刻と録画開始時刻とを比較して、現在時刻が録画開始時刻の例えば5分前に到達したか否かを判別する(ステップS305)。現在時刻が録画開始時刻の例えば5分前に到達したならば(ステップS305のYES)、スケジューリングサービスプログラム104は、例えばTVアプリケーションプログラム101が起動されているか否かをオペレーティングシステム102に問い合わせることによって、TVアプリケーションプログラム101が既に起動されているか否かを判別する(ステップS306)。TVアプリケーションプログラム101が既に起動されていないならば(ステップS306のNO)、スケジューリングサービスプログラム104は、TVアプリケーションプログラム101を起動するための起動要求をオペレーティングシステム102に送出し、これによってTVアプリケーションプログラム101を起動する(ステップS307)。
以上のステップS301〜S307の処理はスケジューリングサービスプログラム104によって繰り返し実行される。
次いで、起動した(または既に起動していた)TVアプリケーションプログラム101は、現在時刻と録画開始時刻とを比較して、現在時刻が録画開始時刻に到達したか否かを判別する(ステップS308)。現在時刻が録画開始時刻に到達したならばTVアプリケーションプログラム101は録画処理を実行する(ステップS309)。
図9のフローチャートは、ログオン制御プログラム103によって実行される処理の手順を示している。
ログオン制御プログラム103は、まず、スケジューリングサービスプログラム104からのログオン開始要求を待つログオン要求開始待ち状態となる(ステップS401)。スケジューリングサービスプログラム104から出力されるログオン開始要求を受信すると(ステップS402のYES)、ログオン制御プログラム103は、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報で識別されるユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102に既にログオンしているか否かを判別する(ステップS403)。
レジストリ302に格納されたユーザ認証情報で識別されるユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102に既にログオンしているならば(ステップS403のYES)、自動ログオン処理およびロック処理の実行は不要であるので、ログオン制御プログラム103は終了される。
一方、レジストリ302に格納されたユーザ認証情報で識別されるユーザアカウントに対応するユーザがオペレーティングシステム102にログオンしていないならば(ステップS403のNO)、ログオン制御プログラム103は、ユーザ操作無しで当該ユーザの自動ログオンを実行するために、レジストリ302に格納されているユーザ認証情報を含むログオン要求をオペレーティングシステム102に送出する(ステップS404)。そして、ログオン要求に対してオペレーティングシステム102から返送されるレスポンスに従って、ログオン制御プログラム103は、ログオン要求で要求されたユーザのログオンが成功したか否か、つまりログオン要求に応答してオペレーティングシステム102によって実行されるログオン認証処理が成功したか否かを判別する(ステップS405)。ログオン認証処理が成功したならば(ステップS405のYES)、ログオン制御プログラム103は、オペレーティングシステム102にロック要求を送出して、オペレーティングシステム102をロック状態に設定する(ステップS406)。一方、ログオンが失敗したならば、つまりログオン要求に応答してオペレーティングシステム102によって実行されるログオン認証処理が失敗したならば(ステップS405のNO)、ログオン制御プログラム103は、録画予約情報データベース301に格納されている録画予約情報を「失敗」に変更する処理、つまり予約録画が失敗したことを示す情報を録画予約情報データベース301に格納する処理を実行する(ステップS407)。
以上のように、本実施形態によれば、予約録画開始時刻の少し前に自動ログオン処理およびロック処理を実行することにより、自動ログオン処理によって有効となったユーザアカウントに対する第3者による不正な操作が禁止されたセキュアな状態で、TVアプリケーションプログラム101を自動的に起動して予約録画処理を実行することが可能となる。
なお、本実施形態では複数のユーザアカウントがオペレーティングシステムに設定されている場合を想定したが、自動ログオン処理およびロック処理を含む、本実施形態のTVアプリケーション起動制御処理は、例えば、パスワード設定された単一のユーザアカウントのみがオペレーティングシステムに設定されている場合にも、利用することができる。また、本実施形態では、オペレーティングシステムが有するパスワードロック機能を用いて、自動ログオンによって有効にされたユーザアカウントに対するユーザ操作を禁止したが、例えば、自動ログオンによって有効にされたユーザアカウント上でパスワード付きのスクリーンセーバを実行することによっても、自動ログオンによって有効にされたユーザアカウントに対するユーザ操作を禁止することができる。
また、本実施形態のTVアプリケーションプログラム101の起動制御処理の手順は全てソフトウェアによって実現することができるので、このソフトウェアをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて、TVアプリケーションプログラムによって録画処理を実行する通常のコンピュータに導入するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概観の例を示す斜視図。 図1の情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の情報処理装置によって実行されるログオン制御プログラムおよびスケジューリングサービスプログラムそれぞれの機能構成の例を示すブロック図。 図1の情報処理装置によって実行されるTVアプリケーションプログラムによって表示される録画設定画面の例を示す図。 図1の情報処理装置で用いられるロック画面の例を示す図。 図1の情報処理装置によって実行されるTVアプリケーションプログラム起動制御処理の手順の例を示すフローチャート。 図1の情報処理装置がパワーオフされている状態から、TVアプリケーションプログラム101が起動されるまでの一連の処理手順の例を説明するフローチャート。 図1の情報処理装置で用いられるログオン制御プログラムによって実行される処理手順の例を示すフローチャート。 図1の情報処理装置で用いられるスケジューリングサービスプログラムによって実行される処理手順の例を示すフローチャート。
符号の説明
101…TVアプリケーションプログラム、102…オペレーティングシステム、103…ログオン制御プログラム、104…スケジューリングサービスプログラム、111…CPU、123A,123B…チューナデバイス、201…ログオン開始要求出力部、202…TVアプリケーション起動要求部、203…ログオン要求部、204…ロック制御部。

Claims (10)

  1. 放送番組データを受信する受信デバイスと、
    録画予約された放送番組データを指定する録画予約情報を格納する録画予約情報格納部と、
    所定のユーザアカウントに対応するユーザ認証情報を格納するユーザ認証情報格納部と、
    前記録画予約情報によって指定される前記録画予約された放送番組データの録画開始時刻の所定時間前に、ログオン処理の開始を指示するログオン開始要求を出力するログオン開始要求出力手段と、
    前記ログオン開始要求出力手段から出力されるログオン開始要求に応答して、前記ユーザ認証情報格納部に格納されたユーザ認証情報を含むログオン要求をオペレーティングシステムに送出するログオン要求手段と、
    前記ログオン要求に応答して前記オペレーティングシステムによって実行されるログオン認証処理が成功した場合、前記オペレーティングシステムを、アプリケーションプログラムの実行が許可され且つ前記ユーザ認証情報がユーザによって入力されるまではユーザが前記所定のユーザアカウントを用いて前記オペレーティングシステムを操作することが禁止されるロック状態に設定するロック制御手段と、
    前記受信デバイスを制御して前記録画予約された放送番組データの録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動するための要求を、前記オペレーティングシステムに送出する起動要求手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ログオン要求手段は、前記ログオン開始要求出力手段から出力されるログオン開始要求に応答して、前記所定のユーザアカウントに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしているか否かを判別する手段と、前記所定のユーザアカウントに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしていない場合、前記ログオン要求を前記オペレーティングシステムに送出する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記録画予約された放送番組データの録画開始時刻の前記所定時間前よりもさらに所定時間前に、前記情報処理装置をパワーオンする手段と、
    前記情報処理装置がパワーオンされたことに応答して、前記オペレーティングシステムを起動する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記オペレーティングシステムは、前記オペレーティングシステムに予め設定された複数のユーザアカウントの内の少なくとも一つに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしている場合にのみ、前記受信デバイスを制御して前記録画予約された放送番組データの録画を実行するための前記アプリケーションプログラムの起動を許可するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記ロック制御手段は、前記所定のユーザアカウントと前記オペレーティングシステムに予め設定された他のユーザアカウントとが前記オペレーティングシステムにログオンしている場合、ユーザが前記他のユーザアカウントを利用して前記オペレーティングシステムを操作することを許可した状態で前記オペレーティングシステムを前記ロック状態に設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 放送番組データを受信する受信デバイスを備えた情報処理装置によって実行される予約録画処理を制御する録画制御方法であって、
    録画予約された放送番組データの録画開始時刻の所定時間前に、ログオン処理の開始を指示するログオン開始要求を出力するステップと、
    前記ログオン開始要求に応答して、予め設定されたユーザアカウントに対応するユーザ認証情報を含むログオン要求をオペレーティングシステムに送出するステップと、
    前記ログオン要求に応答して前記オペレーティングシステムによって実行されるログオン認証処理が成功した場合、前記オペレーティングシステムを、アプリケーションプログラムの実行が許可され且つ前記ユーザ認証情報がユーザによって入力されるまではユーザが前記所定のユーザアカウントを用いて前記オペレーティングシステムを操作することが禁止されるロック状態に設定するロック制御ステップと、
    前記受信デバイスを制御して前記録画予約された放送番組データの録画を実行するためのアプリケーションプログラムを起動するための要求を、前記オペレーティングシステムに送出するステップとを具備することを特徴とする録画制御方法。
  7. 前記ログオン要求を送出するステップは、前記ログオン開始要求に応答して、前記所定のユーザアカウントに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしているか否かを判別するステップと、前記所定のユーザアカウントに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしていない場合、前記ログオン要求を前記オペレーティングシステムに送出するステップとを含むことを特徴とする請求項6記載の録画制御方法。
  8. 前記録画予約された放送番組データの録画開始時刻の前記所定時間前よりもさらに所定時間前に、前記情報処理装置をパワーオンするステップと、
    前記情報処理装置がパワーオンされたことに応答して、前記オペレーティングシステムを起動するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の録画制御方法。
  9. 前記オペレーティングシステムは、前記オペレーティングシステムに予め設定された複数のユーザアカウントの内の少なくとも一つに対応するユーザが前記オペレーティングシステムにログオンしている場合にのみ、前記受信デバイスを制御して前記録画予約された放送番組データの録画を実行するための前記アプリケーションプログラムの起動を許可するように構成されていることを特徴とする請求項6記載の録画制御方法。
  10. 前記ロック制御ステップは、前記所定のユーザアカウントと前記オペレーティングシステムに予め設定された他のユーザアカウントとが前記オペレーティングシステムにログオンしている場合、ユーザが前記他のユーザアカウントを利用して前記オペレーティングシステムを操作することを許可した状態で前記オペレーティングシステムを前記ロック状態に設定することを特徴とする請求項6記載の録画制御方法。
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