JP4707912B2 - Cdmaシステムにおける異なるデータレートへのコード分配の方法、装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

Cdmaシステムにおける異なるデータレートへのコード分配の方法、装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は概して、異なるビットレートのコードを使用したCDMAシステムにおけるコード分配のための、電気通信システムにおける情報信号の変調方法とシステムに関する。本発明はまた、本発明の方法を実行するコンピュータプログラムにも関する。
【0002】
さらに詳細には、本発明は電気通信システムにおける情報信号の変調方法とシステムに関し、そこではユーザ信号の識別にコード拡散を使用し、該コードは到来した呼のリクエストに対し、異なるビットレートの単数または複数のコード構造から選択することにより分配される。
【0003】
【従来の技術】
ディジタル信号の送受信には、複数のチャネルアクセス法が存在する。TDMA(Time Division Multiple Access; 時分割多元接続)では、一つのチャネルが同一周波を一定の間隔に区切った周期的列にタイムスロットを有する。FDMA(Frequency Division Multiple Access; 周波数分割多元接続)では、一つのコミュニケーションチャネルが単一の無線周波数帯である。隣接するチャネルとの混線は、特定の周波数帯の信号エネルギーのみを通過させる帯域フィルタの使用により制限できる。これに対し、CDMA(Code division Multiple Access; コード分割多元接続)は、時間帯及び周波数双方の共有を可能にする。従って、複数のCDMA信号が同一の周波数帯を共有することができ、またCDMA受信機は複数の周波数帯で動作することができる。
【0004】
従ってCDMAの技術範囲では、同時接続に共通周波数帯を利用できる。選択、つまり所望の信号とその他の信号の識別は、その他の信号とは別のコードでコード化された所望の信号に基づき、適合する信号を処理することにより行われる。従って、CDMAシステムの無線チャネルはチャネル毎に複数の異なったコードを使用することにより獲得される。一般的には、チャネルは2進PNコードシーケンスを使用することにより獲得される。
【0005】
CDMAの無線信号で伝送される情報は、送信器側で特定の拡散コードによってコード化(拡散)される。受信器側では、特定の同一拡散コードを再び相関するか、または受信した情報を整合フィルタにかけることにより、コード化された情報を複合する。
【0006】
IS−95などのCDMAが使われている第二世代のモバイルネットワークシステムは、主として音声信号の伝送のために設計された。そのようなシステムで使用されるCDMAは、第三世代のモバイルシステムで使用される広帯域CDMAであるWCDMAや、ビットレートの広拡散を持つ信号により音声、ビデオその他といったサービスを伝送するUMTSに比較すると、周波数帯が制限されている。
【0007】
WCDMAシステムにおいては、ユーザチャネルに対し、各チャネルのデータ転送速度に基づいて、可変長の2進コードを割り当てることができる。これにより、例えば音声、ビデオ、データなど様々なサービスが可能になる。直交コードは与えられたタイムオフセットに互いに相関しないコードである。そのためそのようなコードの使用により所望のチャネルが識別され、直交コードの使用により混線が減少する。通常、時間のばらつきが要因となって直交コードでコード化された信号間の直交性が部分的に破壊されるなどの理由により、混線は完全には排除されない。
【0008】
システムで使用可能な全てのコードを、通常はそれらがビットレートを提供した後に整える、異なったコード構造が存在する。WCDMAで使用されるコード構造システムの例として、例えばOVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor; 直交可変拡散率)コードを挙げることができ、以下に説明する。OVSFコードを生成する一つの方法として、異なる長さのウォルシュ(Walsh)コード、つまり異なる拡散率を使用するものがある。
【0009】
国際公開公報WO 9503652号において、ユーザチャネルは、各チャネルのデータ転送速度に基づき可変長の2進ウォルシュコードシーケンスを割り当てられる。
【0010】
そのようなコードの最下位の順位(つまり第一位)はルートコードと呼ばれる。ルートコードは1ビットのコード長を有し、「0」に等しい場合がある。ウォルシュシーケンスのツリーとは、それぞれ2本の枝を持ち、相互に連結したノードの1セットであって、全てのノードからルートノードに遡ることができる。ルートノードから伸びる2本の枝は、ウォルシュシーケンスにより「00」または「01」で定義される2つのノードに接続している。この過程は、ノード「00」をノード「0000」及び「0011」へ、ノード「01」を「0101」及び「0110」といったように第三位コードに拡張していくことでウォルシュ関数行列を導くことにより続けられる。任意のノードから伸びるツリーのノードを定義するウォルシュシーケンスは、該ノードに関するウォルシュシーケンスに直交ではない。そのため、異なった順位の連結ノードはチャネルを識別せず、枝に連結したコードは同時に使用されるものではない。該ノードに連結しないノードを定義する他のウォルシュシーケンスはすべて、他のモバイルチャネルを定義するためのコードとして同時に使用することができる。
【0011】
従って、特定のコード長に使用できるコードの数は数学的に限界があるため、分配されるコードの量は制限される。OVSFコードはWCDMAに使用されるダウンリンクのチャネライゼーションコードで、異なる速度及び拡散率を持つチャネル間の直交性を保つ。図1にOVSFコードのコード構造をコードツリー構造により記載し、後述に詳細に説明する。コードツリー構造において、例えば音声のような長いコードを必要とするサービスはツリーの右側にあり、これに対しビデオのように必須要件(例えば高いデータレート)の多いサービスは短いコードを必要とし、ツリーの左側に示されている。様々な種類のサービスを提供できるセルにおいては、それぞれのサービスに応じて異なる拡散率を持つコード及び率が必要となる。
【0012】
音声などのサービスを提供することができ、そこでは割り当てるコードが体系的に選択されるようなCDMAシステムにおけるコード分配のための従来技術は、知られている限り存在しない。もし、単に最初に使用可能なツリーコードにサインするだけでその後の規則が無くてもコード分配が実行されれば、それはそのようなコード要求を分配する最も簡潔な方法であり、いわゆる順序配列モードを意味する。
【0013】
そのような順序配列式コード分配方法を複数のコードレベル(順位)を使用する広帯域システムで使用する上での問題は、古い呼が終了する際に使用済みのコードを解放するときに発生し、頻繁に使用されるコードのコード構造に穴をつくる。使用可能な最大総ビットレートに達していない場合でさえ、(つまりまだ幾つかの使用可能コードが残っていたとしても、)使用済みの低速ビットレートのコードを再分配することによって要求されたレベルのもっと高いビットレートを持つコードを解放しない限り、新しい高速ビットレートの呼リクエストは処理されない。再分配には基地局と関与するモバイル局間の信号が必要になるので、高負荷状態では危険な状況が発生する可能性がある。
【0014】
国際公開公報WO 95/03652号(QUALCOMM INCORPORATED)は、広帯域CDMAシステムのコード分配システムを提案してこの問題を論じており、使用に適さない短いコードの数を最小化する案を提供している。該出願は、ツリーの断片化を最小化するために使用頻度の高いコードに連結するコードを割り当てる機会を論じ、利用できない高速コードに連結する低速コードを分配することを提案している。さらに、高速コードの利用度を高めるために再分配が提案されている。しかしながら、この結果を達成するための正確なアルゴリズムは示されておらず、将来的な可用性の問題も考慮されていない。従って、そのようなアルゴリズムが必要とされる。
【0015】
本発明の目的は、多速度システムにおいてコード分配を行う際のシステム内の信号を最小化する方法を開発することである。
【0016】
別の目的は、新規呼を分配する際のセットアップ遅延を減らすことである。
【0017】
第3番目の目的は、異なるレベルで使用可能な空きコードの数を最大化することである。
【0018】
第4番目の目的は、利用できる空きコードが無いときに再分配を行う方法を開発し、一方そのような再分配の必要を最小化することである。
【0019】
第5番目の目的は、本発明による分配を実行するアルゴリズムを使用することにより、使用不可能な高速コードを最小限に抑える方法を開発することである。
【0020】
【発明の概要】
本発明の方法とシステムは、到来したリクエストに分配されたコードのビットレートを認知する段階と、所望のビットレートを持つ複数のコードの可用性を判定する段階と、所定の規則に従い、コード構造を最適に使用するよう複数のコードの可用性を考慮することによりコードを分配する段階と、それぞれの段階を行う手段を有することを特徴とする。
【0021】
本発明による装置は本発明の方法を実行する手段を有する。
【0022】
本発明のアルゴリズムは、特定の規則に従うコンピュータプログラムの形式で、本発明の分配方法を実行する。
【0023】
任意のサービスリクエストに分配されるコードもまた、通信状態、使用可能なコードの数及び要求されるコードのビットレートに依存する。
【0024】
コード分配の条件は、分配を行ってもシステムの最大伝送容量を超過しない通信状態にあることである。利用できる伝送容量を持つコードシステムが無い場合、入ってくるリクエストはブロックされる。
【0025】
要求されたレベルのコードが1つ存在する場合は、そのコードがリクエストに分配される。
【0026】
要求されたレベルのコードが2つ以上存在する場合は、コード分配に本発明のアルゴリズムを使用し、優先順位を決めた所定の規則に従って分配するコードを決定する。
【0027】
しかしながら、その際に要求されたレベルの空きコードが無いものの、システムに特定のサービスリクエストのための十分な伝送容量が残されている場合(複数の空きコード)、本発明の再分配アルゴリズムが実行され、既に割り当ての済んだコードを要求されたレベルの空きコードに再分配する。この場合、到来したリクエストは1つのコードに割り当てられ、それは連結する長い使用済みコードのため使用できない。これらの使用済みの既に割り当ての済んだコードの再分配が、新規到来コードの分配と同じ規則に従って次に実行される。
【0028】
到来するリクエストは、例えば音声、データ、ビデオなど、WCDMAで使用されるどのようなサービスでもよい。
【0029】
本発明は、通信状態の統計値を入力することにより、新しいコードを割り当てるために再分配が必要になる回数及び既に分配の済んだコードの総変更回数を最小化するアルゴリズムを提供する。結果として、システム内の信号総数が減少する。
【0030】
以下に、ブロック図により本発明を記載する。ブロック図と例証を用い、コードの優先順位を決める規則を説明するものである。しかしながら、本発明は以下の記載に限定されるものではなく、以下の記載は例証としての目的でのみ提示される。本明細書の図表にはOVSFという特定の構造が記載されているが、請求の範囲に規定される本発明の概念は、例えば異なるレベルのコードを定義するOVSFコードツリー以外のコードシシテム構造に拡張することが可能である。
【0031】
【詳細な説明】
OVSFコードは、図1に例示したコード構造によって定義される。ツリーの各ノードは、1つのコードに対応し、その拡散率(SF)及びビットレートはそのSFレベル1、2、4、8または16により定義される。また、後述する説明を簡単にするために、コードレベルはレベルkと表される。SFレベルとkレベルの関係は、kレベル0、1、2、3、4のそれぞれに、SFレベル1、2、4、8及び16が対応している。一つのレベルのコードは特定の長さを持ち、従って特定の拡散率とビットレートに対応している。最下位のSFレベル、最高速のビットレート及び最下位のkレベルに対応するノードは、図1で最も左側に位置し、ルートと称される。
【0032】
任意のコードをルートとして伸びるサブツリーの枝にあるノードのいずれも使用中でない場合、該コードは空いており、到来した呼に割り当てられる。
【0033】
1つのコード(ノード)に対し、占有の異なる度合いを定義することが可能である。コードは占有の程度に応じて、「使用中」、「使用不可」或いは「空き」に分類することができる。
【0034】
任意のコードそれ自体或いは該コードからルートまでの経路上に位置する、該コードより高速のビットレートを有するコードが既にダウンリンク接続に割り当てられている場合、該コードは「使用中」である。ダウンリンク接続に直接割り当てられた場合、使用中のコードは「使用済み」とされる。
【0035】
任意のコードのサブツリー中の、単数または複数のコードが使用中である場合、該コードは「使用不可」である。この場合、占有または使用不可の度合いは用済みのコードに割り当てられたサブツリーの総ビットレートの端数と定義することができる。サブツリー全体が使用済みである場合、完全に使用不可能なコードは使用中と考えることができる。
【0036】
使用中でも使用不可でもない残りのコードすべてが「空き」である。
【0037】
任意のコードから該コードの2倍の長さのコードが2つ下降している場合、該コードを「父」、下降した2つのコードを「子」と称す。父コードは長さが短く、ビットレートが速い。同じ父を持つコードは「兄弟」コードである。
【0038】
コードツリー構造は、音声のように長いコードを必要とするサービスはコードツリーの右側に位置し、それに対し、ビデオのようにさらに必須要件の大きなサービスは、短いコード、つまり高速のビットレートを必要とし、コードツリーの左側に位置することを意味すると考えられる。
【0039】
下記に述べる図表を用いた記載をさらに深く理解するために、次に従来技術の欠点とそれを排除するための本発明による方法について簡単にまとめる。
【0040】
分配に関する問題は、古い呼が終了し、使用済みのコードが解放されて使用中のコードのツリーに穴が発生するときに生じる。
【0041】
そのような場合、最大総ビットレートに達していない場合であっても、使用中のコードが再分配により対応するレベルのサブツリーが解放されない限り、高速ビットレートの新規呼リクエストは処理されない。
【0042】
再分配にはBSと関連するMS間に信号が必要になるので、高負荷状態で起こる危機的状況を避けるためにはその回数を可能な限り低く抑えなければならない。
【0043】
本発明は、上述の背景に配慮し、通信状態の統計値を入力することで新しいコードを割り当てるための再分配が必要になる回数を最小化する、分配アルゴリズムの利点の実現に基づく。同様に、1回の再分配が決定された場合に、実際のコード変更の総数を最小化するアルゴリズムを見つけることは有利である。
【0044】
本発明に従い、このコード再分配のための新しいアルゴリズムは、上位レベルの使用可能コードの総数を可能な限り多く保つことを目的とする。複数の選択が可能である場合、将来上位レベルのコードを解放する可能性が最も大きいコードが選ばれる。
【0045】
アルゴリズムは以下の規則に基づいている。
【0046】
レベルkのコードが割り当てられ、k=log(SF)が拡散率の基数2のロガリズムであると仮定する。
【0047】
割り当てられるコードは明らかにレベルkの空きコードの1セットに属する。
【0048】
このセットの中で、父の使用不可の度合いが高いコードが好ましい。
【0049】
これにより、適応するコードが含まれているであろう新規のサブセットが決定する。該セットが2つ以上のコードを含む場合、祖父コード、つまり親の親の使用不可度合いがチェックされ、ここでも使用不可度合いの高いものが選択される。
【0050】
1セットに含まれるコードが1つになるまで、或いはルートコードにたどり着くまでこの過程が繰り返される。後者の場合、最後のセットの最初のコードが選択される。
【0051】
到来する呼によりルートコードの最大ビットレートが超過してしまう場合、該呼はブロックされるか、別のコードに割り当てられる。CDMAにおいては、これは別の同一のBSに割り当てられた別のスクランブルコードにより行われる。
【0052】
最大総ビットレートを超過せず、レベルkに空きコードが存在しない場合、再分配が必要になる。
【0053】
再分配の最も容易な方法は、第一の適応コード(完全に使用不可でも使用中でもなく、使用中の祖先を持たないコード)を見つけ、それを新規呼に分配することである。分配アルゴリズムにより、通常そのサブツリー中の使用中コードが次に到来する呼に分配される。
【0054】
本発明が提案する再分配アルゴリズムはさらに、必要な再分配の回数を最小化することを目的とする。再分配の回数とは、継続中の接続が割り当てられているコードの変更回数と定義され、再分配処理の結果再分配されて移転したコードの数に等しい。
【0055】
第1段階として、新規リクエストが使用不可ではあるが使用中ではないコードに割り当てられる。このコードが使用中(使用済み)となると、その使用済みの子孫が再分配されることになる。空きコードだけが到来する呼に割り当てられるので、この処理は論理的に実際の分配に先行する。
【0056】
新規分配に選択されるコードとは、そのサブツリー中の使用済みコードの数が最も少ないコードである。つまり、再分配の数が最小に抑えられる、子孫の数が最小のコードである。
【0057】
1つ以上のサブツリーにおいて使用済みの子孫の数が最少である場合、将来の再分配の可能性がないツリーに組み込まれる可能性が最も高くなる、低速のビットレートのコードを動かさねばならないので、使用不可度合いの最も低いコードが選択される。
【0058】
次に、新規呼に適用された規則に従いサブツリーコードの実際の再分配(コードの変換)が実行される。対応するレベルの空きコードが存在する場合は分配アルゴリズムに従い、空きコードが存在しない場合は再分配アルゴリズムに従い実行される。
【0059】
コードは分配に使用された方法と同じ方法によって再分配されるので、次々に枝分かれしていく再分配を引き起こす。
【0060】
ツリーの(ビットレートの)総容量を超過しない限り、分配及び再分配によりすべての新規コードリクエストが処理されることは注目すべきである。
【0061】
図2(a)及び2(b)は、本発明の基本理念を説明する、それぞれフロー図とシステムのブロック図である。ステップ1では、拡散情報信号のためのコード分配のリクエストがシステムのセクション12で受信され、新規呼リクエストとなる。ステップ2で注目されるべきは、システムのセクション13において、呼リクエストのコードレベルと、信号コードの望ましいレベルk又はビットレートを認知することである。典型的にセルラー無線システムのセルに使用される最下位のコード、つまりツリーのルートコードは、該セルの、大伝送容量を決定する。最大伝送容量を超過することはできない。総最大ビットレートを超過すると、いくつかのコード間の直交性が失われ、その結果それらコードが劣化することになる。既に使用済みの総ビットレートと新規呼のビットレートの和がツリーの総ビットレートを超過すると、呼リクエストはブロックされるか、別のコードツリーに割り当てられる。
【0062】
ステップ3では、新規リクエストの超過ビットレートを判定するシステムのセクション14において、到来したリクエストのコード分配がコードツリーのルートコードの総ビットレートを超過するかどうかが決定される。超過する場合、ステップ4において、システムのセクション15がリクエストのブロックを実行、またはシステムに他に使用できるツリーがある場合は該他のツリーへの割り当てを実行する。超過しない場合、つまりステップ3において最大総ビットレートは超過しないと判断された場合、フローはステップ5及び要求されているレベルの空きコードを決定するシステムのセクション16に進む。
【0063】
ステップ5では、上述のように、要求されたレベルkが存在するかどうかを判断する。存在しない場合、ステップ6のシステムのセクション17により、要求されたレベルの使用不可コードに新規リクエストを割り当てることにより行われる再分配が必要になる。このため、ステップ7及びシステムセクション18において、連結する上位レベルコードを再分配し、使用不可コードを解放する。すなわち、使用不可コードに関して既に割り当ての済んだサブツリーコードを変換し、要求されたレベルkのコードを解放しなければならない。ここでフローはステップ5並びにシステムのセクション16に戻る。
【0064】
本発明による再分配処理により、到来するリクエストは、所定の規則に従い、選択された、使用不可ではあるが使用中ではないコードに割り当てられ、その後該コードのサブツリー内の使用済みコードは再分配される。
【0065】
好適には再分配は必要な再分配の数を最小化することを目的とするアルゴリズムにより行われる。これらの再分配は割り当ての済んだ接続中のコードの変更、または、再分配処理の結果、再分配のために転移されたコードの数と定義される。
【0066】
本発明の実施例によると、ステップ6のシステムセクション17により割り当てられるのに望ましい使用不可コードとは、再分配、つまりは割り当ての済んでいる接続中のコードの変更を最小限に抑えることができる、そのサブツリーにおいて割り当て済みコードの数が最も少ないコード、つまり、それに連結する上位レベルkのコードの数が最も少ないコードである。別の実施例によると、望ましい使用不可コードとはまた、そのサブツリーに関して、使用不可度合いが最も低いコードである。
【0067】
最適のモデルにおいては、望ましい使用不可コードはサブツリー中の割り当て済みコードの数が最も低いコードであり、必要な再分配の回数を最少に抑えることができる。
【0068】
次に、到来した新規リクエストに適用した規則に従い、サブツリーコードの再分配がステップ5−11により行われる。つまり、適応するレベルの空きコードが存在する場合は分配アルゴリズムを使用して、存在しない場合は再分配アルゴリズムを使用して行われる。
【0069】
ステップ5においてシステムのセクション16が要求されたビットレートの空きコードが存在すると判断すると、そのコードが割り当てられる。要求されたレベルのコードが複数存在する場合は、システムのセクション19のステップ8で、要求されたレベルのコードについて使用可能性を判定する。
【0070】
コードを選択するため、ステップ8の後、ステップ9のシステムセクション20により所定の規則に従ってコードの優先順位付けが行われる。それらの規則に従い、出来るだけ多くの、下位レベルkの使用可能なコードがステップ10で保たれる。複数の選択が可能な場合、将来的に下位レベルコードの解放の可能性を最大にするべくステップ11のシステムのセクション22により選択が行われる。これは、ステップ9においてあらかじめ選択した規則に従い実行することができる。
【0071】
ステップ10において行われる、下位レベルに出来るだけ多数の空きコードを保つようなコードの優先順位付けは、例えば、使用不可度合いの最も高い父を持つ使用可能なコードの1セットを決定し、その1世代前のコードレベルに前段のステップを行うことを繰り返してルートコードに到達し、最後に得られたサブセットからコードを選択することにより実行してもよい。
【0072】
ビットレートの点でツリーの総容量を超過しない限り、分配及び再分配により、新規コードリクエストがすべて処理されることは注目に値する。
【0073】
【実施例】
以下の実施例1−5により、本発明を幾つかの典型的な状況(ケース1−4)と関連させて説明する。図3−7のすべてにおいて、黒丸は使用済みのコードを表し、灰色の丸は使用中ではあるが使用済みではないコードを表す。リクエストが割り当てられるとコードは使用済みとなる。使用されていなくても、その祖先の1つが使用済みであるとコードは使用不可となる。
【0074】
実施例1(使用可能、ケース1)
図3では、OVSFコードを到来したリクエストに分配する状況を仮定している。5つのコードレベルk、つまり0、1、2、3、及び4が図3に示されている。上位レベルの空きコードが大文字のアルファベットA−Mで表されている。
【0075】
ここで、図2(a)のステップ1及び2に従い、図3のコードツリーにおいてk=4のレベルを有するリクエストを想定する。ステップ3において最大総ビットレートまたはコードツリーの伝送容量が超過されないと判断され、かつステップ5において要求されたレベルの空きコードが存在すると判断された場合、ステップ8において本発明のアルゴリズムは各空きコードの父の使用不可度合いを検討する。その結果、Cの使用不可度合いは1/2で、それ以外のすべてのコードの使用不可の度合いは0である。これにより、ステップ10において目的にかなうコードとしてCが割り当てに選択され、該目的に従い可能な限り多数の下位レベルの使用可能コードが保存される。より高速のビットレートの空きコードを残すという点に関し、これが最良の解決策であり、これにより図3において、k=3のレベルに6つの空きコードが、k=2のレベルに2つの空きコードが、k=1のレベルに1つの空きコードが残る。F−Mの中で上位のレベルkを有するコードを選択する可能性を残すために、K=3のレベルに5つの空きコードが、k=2のレベルに1つの空きコードがあり、k=1のレベルには1つもない。A−Bの割り当てについては、k=3のレベルに5つの空きコードがあり、k=2のレベルに2つの空きコードがあり、k=1のレベルに1つの空きコードがある。
【0076】
実施例2(将来的使用可能性、ケース2)
図4は、OVSFコードを到来受信したリクエストに分配する別の状況を仮定している。5つのコードレベルk、つまり0、1、2、3、及び4が示されている。上位レベルの空きコードが大文字のアルファベットA−Eで表されている。
【0077】
図2(a)のステップ1及び2に従い、k=4のレベルを有するリクエストを想定する。ステップ3において最大総ビットレートまたはコードツリーの伝送容量が超過されないと判断され、かつステップ5において要求されたレベルの空きコードが存在すると判断された場合、ステップ8において本発明のアルゴリズムは各空きコードの父の使用不可の度合いを検討する。図4のOVSFツリーは、k=4のレベルに5つの空きコードが存在することを示しており、それらはA、B、C、D及びEである。コードC及びDは空き(使用不可の度合いが0)の父を有しているので、ステップ10の選択においてできるだけ多数の高速ビットレートのコードが空きとして残るよう放棄される。
【0078】
コードA、B及びEは、使用不可の度合いが1/2である父を有しており、そのためアルゴリズムは祖父の使用不可の度合いを検討する。コードA及びEの使用不可の度合いは3/4であり、コードBの使用不可の度合いは1/4である。故に、ステップ10においてコードBは放棄される。次に、曽祖父(k=1)を検討する。コードAの曽祖父の使用不可の度合いは4/8であり、一方コードEの曽祖父の使用不可の度合いは7/8である。そこで、ステップ11においてコードEが到来したリクエストに分配される。
【0079】
最上位レベルのコードの可用性に関して言えば、コードA、B及びEは等価であることは、各割り当てから同数の上位レベルコードの空きコードが残るという意味で注目に値する。本発明の1つの好適な実施例では、ステップ11において下位レベルのコードを解放する可能性が最も高くなるようコード分配が行われる。したがって、コードA、B及びEの違いは、現在使用不可である下位レベルのコードの短期的な解放の可能性に関し、その可能性はステップ11において提案される選択により最大化される。
【0080】
実施例3(再分配の実施例1、ケース3−1)
図5は、OVSFコードを到来したリクエストに分配するまた別の状況を仮定している。図2(a)のステップ1及び2に従い、k=1のレベルを有するリクエストを想定する。ステップ3において最大総ビットレートまたはコードツリーの伝送容量が超過されないと判断された場合、ステップ5において要求されたレベルのコードの使用可能性の度合いを判断する。本ケースにおいては使用可能な空きコードが1つも無いため、再分配アルゴリズムが実行され、それに従って2つの使用不可コード、すなわちAまたはB、のうち1つが、ステップ6において到来したリクエストに割り当てるコードとして選択される。コードAは2つの使用済み子孫D及びEをk=4のレベルに有し、一方コードBはk=2のレベルに唯一の使用済みコードとしてCを有するだけである。従って、再分配は既に分配されたコードの変更を最少化し、また好適な使用不可コードとは連結する上位レベルの割り当て済みコードの数が最も少ないコードであるという本発明の規則に従い、コードBが選択される。
【0081】
コードBが選択されると、上位レベルにあるコードCは再分配されなければならない。この状況を図6に示している。k=2のレベルにあるコードCの再分配を実行するための再分配のリクエストは到来するリクエストと同様に処理される。つまり、リクエストは図2(a)のステップ7からステップ5に進む。
【0082】
空きコードがないため、更にまた再分配処理が始まり、k=2のレベルにある2つの使用不可コードのうちの1つが選択される。この場合、2つの使用不可コードの使用不可度合いは同じであるので、選択は無作為に行われる。次に、k=4のレベルにある連結コードの一つが割り当てられたコードのサブツリーから移され、代わりに到来する通常のリクエストに分配されなけばならない。この最後の割り当てにおいて、k=4のレベルにあるコードの分配は、それらがどちらもk=2のレベルに関して同一の、再分配されたコードCには連結しないサブツリーに属するように行われる。また望ましくは、k=3のレベルに空きコードを1つ残すよう、k=3のレベルに関しても同一のツリーに属するように行われる。
【0083】
実施例4(再分配の実施例1、ケース3−2)
実施例3と同様の状況について、実施例3の再分配法を用いずに、別の再分配処理を適用する。
【0084】
ここで想定する再分配は、使用不可度合いの低いサブツリーを選択する。Aの使用不可度合いは2/8であり、Bの使用不可度合いは1/2である(図5参照)。この場合、コードBではなくコードAが選択され、その結果コードD及びEの再分配のほかには再分配の必要がなくなる。
【0085】
しかしながら、前例と同様に2つのコード変更(再分配)が必要になり、そのため間接的再分配処理により付加的なセットアップ遅延が起きないと想定すると(この想定は、基地局が内部で必要な再分配をすべて行い、最後に実際のコード変更命令を関連する移動局に発する可能性がある以上妥当である)、図3及び4において2つの再分配アルゴリズムを実行することは同じである。
【0086】
実施例5(再分配の実施例2、ケース4)
本発明による再分配法の2つ目の実施例を図7に示す状況に使用する。
【0087】
本実施例に従う再分配は、実施例3で行ったように、負荷のかかっていない分配済みコードの数によるのではなく、使用不可度合いに基づいて行った。ここでは、コードAの使用不可度合いが3/8で、コードBの1/2より低いので、BではなくAが再度選択される。これにより、再分配の実施例1(実施例3)で使用した、本発明が提案する負荷のかかっていないコードに基づくアルゴリズムを使用してコードBを選択した場合にコード変更が2つだけで済むのに対し、3つのコードの変更(コードD、E及びFの変更)が余儀なくされるので、本実施例の方が実際に良い判断とは言えない。
【0088】
上記2つの実施例は、サブツリーの使用済みコードの数に基づき、本発明が提案するアルゴリズムがどのように働くかを説明する目的で記載されており、実施例3の状況において同じように実施可能な(代わりにサブツリーの使用不可度合いに基づいた)別のアルゴリズムは、実施例4でみるように、時に不要なコード変更を余分に発生させることがあることを示している。
【0089】
満足のゆく解決策とは、使用済みコードの数が最も少ないサブツリーを選択することであり、2つ以上のサブツリーにおいて使用済みのコードの数が最少である場合、サブセットの中から使用不可度合いが最小のものを選ぶことである。
【0090】
【評価】
本発明による解決法のコード分配性能の向上を評価するため、シミュレーションを実行した。
【0091】
拡散率が4(384kbps LCD(Long Constrained Delay Data)及び2048kbps UDD(Unconstrained Delay Data))から128(8kbps音声)の範囲にわたる、複数の異なるサービスを考慮した。シミュレーション時間(10000s)中の通信状態の統計値を表1に示す。
【0092】
分配及び再分配アルゴリズムの5つの異なる組み合わせを幾つかの通信状態の統計値を使用してテストした。以下、本発明の解決策を「本案」と呼び、また「従来の技術」の項で言及した従来技術の順序配列的コード分配法を引用し、従来技術による解決策を「順序配列」と呼ぶ。表2、3、4及び5は、それぞれ、どちらも順序配列による分配と再分配、順序配列による分配と本案による再分配、本案による分配と順序配列による再分配、どちらも本案による分配と再分配を使用した場合の、(サービス毎の)シミュレーションの結果を示している。順序配列による分配の方法では、以降の規則に関係なく1番目の使用可能な空きコードが割り当てられる。
【0093】
1番目の項目は、ツリーの空きスペースが不足しているためにブロックされた再分配の数を示している。次の項目は、最終的に再分配により処理されたリクエストの数を示す。いずれのリクエストも、(空きコードがどのように散らばっているかに関係なく)ツリーに理論上の空きがある場合のみ処理され、また同じ通信状態の統計値を使用している(乱発生に同じシードを使用している)ため、ブロックされた数及び受け入れられた数はすべてのケースにおいて同一である。異なるアルゴリズムのシミュレーションは、統計値の観点だけでなくツリー操作正確さにおいても点でも同一の条件で実行された。3番目の項目は、再分配処理の数を示す。最後に、4番目の項目は必要とされた再分配の総数を表す。
【0094】
再分配処理の数は、新規コードリクエストがツリーから直接1つの空きコードを選ぶことでは処理されず、従って再分配アルゴリズムへの呼が避けられなかった回数を表す。
【0095】
他のすべてのパラメータを一定に保てば、分配処理の性能が向上するに従いこの値は減少する。
【0096】
システムの観点から言えば、再分配処理の数は、コード変更による到来する呼の平均セットアップ遅延を決定する。
【0097】
一方、すべてのコード変更を同時に行うことができると仮定すると、総再分配数は余分に発生した信号に比例する。
【0098】
表6及び7は異なるアルゴリズムの組み合わせを使用した場合の、再分配処理数の比較と総再分配数を示す。
【0099】
本案のアルゴリズムにより、再分配処理の回避数(セットアップ遅延の平均値が低下する)と、コード変更回避数(余分な信号が減少する)両面において明らかに改善がみられる。
【0100】
本発明の解決策は、どちらも本発明のアルゴリズムを使用して分配及び再分配を行った場合、(P.A.P.R.を使用)順序配列による分配と再分配を行う従来技術に比較して、再分配処理を45%減少させ(約4500から約2500へ)、それに応じてコード変更も74%減少させる(約13500から約3500へ)。
【0101】
本発明が提案する分配及び再分配アルゴリズムは、本発明を適用したシステムにおいて(従来技術による単純な順序配列による処理に比較して)コード変更の数を25%まで減少させ、それに応じて信号メッセージも減少させる。これは表8のS.A.S.R.(合計13487)とP.A.P.R.(合計3507)を比較することにより明らかである。
【0102】
同様に、必要とされる再分配処理の数は約半分まで減少し、コード変更により生じるセットアップ遅延を改善する。本発明の解決策に要するコストへの影響は、基地局ではいずれにせよコード分配に何らかのアルゴリズムを使用しなければならないのであるが、基地局で必要とされるコンピュータが多少複雑になることのみである。
【0103】
【表1】
Figure 0004707912
【0104】
【表2】
Figure 0004707912
【0105】
【表3】
Figure 0004707912
【0106】
【表4】
Figure 0004707912
【0107】
【表5】
Figure 0004707912
【0108】
【表6】
Figure 0004707912
【0109】
【表7】
Figure 0004707912
【0110】
【図面の簡単な説明】
本発明は、以下の図を参照してより詳細に説明される。
【図1】 図1はOVSFコードツリー構造の一例を示す。
【図2】 図2(a)は本発明のステップを説明するフロー図であり、図2(b)はシステムセクションのブロック図である。
【図3】 図3は1つの仮定状況における本発明によるアルゴリズムの適用例である。
【図4】 図4は別の仮定状況における本発明によるアルゴリズムの適用例である。
【図5】 図5は別の仮定状況における本発明によるアルゴリズムの適用例である。
【図6】 図6は別の仮定状況における本発明によるアルゴリズムの適用例である。
【図7】 図7は別の仮定状況における本発明によるアルゴリズムの適用例である。

Claims (13)

  1. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する複数の呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調方法であって、
    a)到来する呼リクエストに分配されるコードの所望のビットレートを認知し、
    b)所望のビットレートを持つコードの使用可能性を判断し、
    c)所望のビットレートの使用可能なコードが1つある場合に、該所望のビットレートの使用可能な1つのコードを前記到来する呼リクエストに分配し、
    d)所望の使用可能なビットレートのうち2以上のコードがある場合、使用可能な高速ビットレートのコードの総数を可能な限り多く保ってコードを優先順位付けし、将来高速ビットレートのコードを解放する可能性が最大となるように、所定の規則に従い、1つのコードを分配することを含み、
    コードの優先順位付けは、
    e)所望のビットレートの使用可能な空きコードに連結する、長さのより短いコードの使用不可度合いを判断し、
    f)最も使用不可度合いが高い連結された長さのより短いコードを有する空きコードの中から、1セットのコードを選択し、
    g)ルートコードに達するまで、連結された長さのより短いコードに対し前段のステップをくり返し、その結果得られる1セットのコードから1つのコードを最終的に選択することにより行われる方法。
  2. 伝送容量を超過する場合には、到来したリクエストを別のコード構造に割り当てることをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記到来する呼リクエストにより伝送容量を超過する場合には、到来する呼リクエストをブロックすることをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調方法であって、
    a)到来する呼リクエストに分配されるコードのレートを認知し、
    b)所望されるビットレートを持つ単数又は複数のコードの使用可能性を判断し、
    c)所望されるビットレートのコードが使用可能でない場合、到来するリクエストを使用不可コードに割り当て、連結された使用済みの低速ビットレートを再分配することによってコードの再分配を実施し、割り当て済みの使用不可コードを解放することを含み、
    再分配に好ましい使用不可コードとして、そのサブツリー内に最少の割り当て済みの低速ビットレートのコードを有するものを選択し、そのような使用不可コードが複数ある場合は、そのうち使用不可度合いが最も低いものを選択することをさらに含む方法。
  5. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する複数の呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調システムであって、
    a)到来する呼リクエストに分配されるコードの所望のビットレートを認知する手段と、
    b)所望のビットレートを持つコードの使用可能性を判断する手段と、
    c)所望のビットレートの使用可能なコードが1つある場合に、該所望のビットレートの使用可能な1つのコードを前記到来する呼リクエストに分配する手段と、
    d)所望の使用可能なビットレートの複数のコードがある場合、使用可能な高速ビットレートコードの総数を可能な限り多く保ってコードを優先順位付けし、将来高速ビットレートコードを解放する可能性が最大となるように、所定の規則に従い、1つのコードを分配する手段と、
    を具備し、
    e)所望のビットレートの使用可能な空きコードに連結する、長さのより短いコードの使用不可度合いを判断する手段と、
    f)最も使用不可度合いが高い連結された長さのより短いコードを有する空きコードの中から、1セットのコードを選択する手段と、
    を含むコードを優先順位付けする手段をさらに具備し、
    前記選択手段は、ルートコードに達するまで、連結された長さのより短いコードを有する空きコードの中から、1セットのコードを選択し、その結果得られる1セットのコードから1つのコードを最終的に選択するシステム。
  6. 伝送容量を超過する場合に、到来するリクエストを別のコード構造に割り当てる手段をさらに具備する請求項5に記載のシステム。
  7. 前記到来する呼リクエストにより伝送容量を超過する場合に、到来する呼リクエストをブロックする手段をさらに具備する請求項5に記載のシステム。
  8. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する複数の呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調システムであって、
    a)到来する呼リクエストに分配されるコードの所望のビットレートを認知する手段と、
    b)所望のビットレートを持つコードの使用可能性を判断する手段と、
    c)所望のビットレートのコードが使用できない場合に、到来するリクエストを使用不可コードに割り当てることによって再分配を実施し、使用済みの連結された低ビットレートコードを再分配し、割り当て済みの使用不可コードを解放する手段と、
    を具備し、
    再分配に好ましい使用不可コードとして、そのサブツリー内で割り当て済みの低速ビットレートのコードの数が最少であるものを選択し、そのような使用不可コードが複数ある場合は、そのうち使用不可度合いが最も低いものを選択する手段をさらに具備するシステム。
  9. ユーザ信号の識別を行う変調に拡散コードを使用する電気通信システムにおいて使用されるコンピュータプログラムを記憶した記録媒体であって、該コードは可能な限り多数の高速ビットレートのコードが残されるように異なるレベルの1セットのコード群から分配され、
    a)到来した呼リクエストに分配されるコードの所望のビットレートを認知し、
    b)所望のビットレートを持つ異なるコードの使用可能性を判断し、
    c)所望のビットレートの使用可能なコードが1つある場合に、該所望のビットレートの使用可能な1つのコードを前記到来する呼リクエストに分配し、
    d)使用可能な所望のビットレートのコードが複数ある場合に、分配されるコードを選択して使用可能な高速ビットレートコードの総数を可能な限り多く保ってコードを優先順位付けし、将来高速ビットレートコードを解放する可能性が最大となるように、所定の規則に従い、1つのコードを分配することを、
    実行するように具現化され、
    さらに、コードの優先順位付けは、
    e)所望のビットレートの使用可能な空きコードに連結する、長さのより短いコードの使用不可度合いを判断し、
    f)最も使用不可度合いが高い連結された長さのより短いコードを有する空きコードの中から、1セットのコードを選択し、
    g)ルートコードに達するまで、連結された長さのより短いコードに対し前段のステップをくり返し、その結果得られる1セットのコードから1つのコードを最終的に選択することを実行するようにコードが具現化される計算可能で読み取り可能なコードを有するコンピュータで使用可能な媒体を含むコンピュータプログラムを記憶した記録媒体
  10. さらに、伝送容量を超過する場合に、到来したリクエストを別のコード構造に割り当てることを実行するようにコードが具現化される請求項9に記載のコンピュータプログラムを記憶した記録媒体
  11. さらに、前記到来する呼リクエストにより伝送容量を超過する場合には、到来する呼リクエストをブロックすることを実行するようにコードが具現化される請求項9に記載のコンピュータプログラムを記憶した記録媒体
  12. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する複数の呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調装置であって、
    到来する呼リクエストに分配されるコードのレートを通知し、
    所望のビットレートを有するコードの使用可能性を判断し、
    所望のビットレートの使用可能なコードがない場合に、到来するリクエストを使用不可コードに割り当ることにより再分配し、使用済みの連結された低速ビットレートコードを再分配して割り当てられた使用不可コードを解放することを実施するように構成された電子回路を具備し、
    さらに、再分配に好ましい使用不可コードとして、コードサブツリー内で割り当て済みの低速ビットレートコードの数が最少になるものを選択し、そのような使用不可コードが複数ある場合は、そのうち使用不可度合いが最も低いものを選択するように、電子回路が構成された装置。
  13. ユーザ信号の識別に複数の拡散コードを使用し、異なるビットレートのコードを有する単数或いは複数のコード構造から選択することにより、到来する複数の呼リクエストに前記複数の拡散コードを分配する、電気通信システムにおける情報信号の変調システムであって、
    到来する呼リクエストに分配されるコードの所望のビットレートを認知し、
    所望のビットレートを持つコードの使用可能性を判断し、
    所望のビットレートの使用可能なコードが1つある場合に、該所望のビットレートの1つの使用可能なコードを分配し、
    所望のビットレートの使用可能なコードが複数ある場合に、使用可能な高速ビットレートコードの総数を可能な限り多く保ってコードを優先付けし、将来高速ビットレートコードを解放する可能性が最大となるように、所定の規則に従ってコードを分配するように構成された電子回路を具備し、
    さらに、コードの優先順位付けは、
    所望のビットレートの使用可能な空きコードに連結する、長さのより短いコードの使用不可度合いを判断し、
    最も使用不可度合いが高い連結された長さのより短いコードを有する空きコードの中から、1セットのコードを選択し、
    ルートコードに達するまで、連結された長さのより短いコードに対し前段のステップをくり返し、その結果得られる1セットのコードから1つのコードを最終的に選択するシステム。
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