JP4706470B2 - ステータコア及びそれを用いた回転電機 - Google Patents

ステータコア及びそれを用いた回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP4706470B2
JP4706470B2 JP2005377588A JP2005377588A JP4706470B2 JP 4706470 B2 JP4706470 B2 JP 4706470B2 JP 2005377588 A JP2005377588 A JP 2005377588A JP 2005377588 A JP2005377588 A JP 2005377588A JP 4706470 B2 JP4706470 B2 JP 4706470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
stator core
coil
power supply
back yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005377588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007181324A (ja
Inventor
康浩 遠藤
良治 水谷
和高 立松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005377588A priority Critical patent/JP4706470B2/ja
Publication of JP2007181324A publication Critical patent/JP2007181324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4706470B2 publication Critical patent/JP4706470B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、電動機や発電機などの回転電機のステータコア及びそれを用いた回転電機に関する。
電動機(モータ)は、主にロータとステータとによって構成される。ステータは、中空円筒形状のバックヨークの内面に円筒周方向に沿って所定間隔でティースが配列されたステータコアを備え、このティースには、磁界を発生させるための巻線(コイル)が巻かれている。例えば三相交流モータでは、ステータコアのティースには、各相ごと(例えばU相、V相、W相)にコイルが巻かれている。そして、そのコイルに電流を流すことによってモータの内部に回転磁界を発生させ、ステータによって発生させられた磁界との相互作用によって、中空円筒内部に配置されたロータが、回転軸を中心に回転させられる。
ステータコアは、例えば、中空円筒の一部をなす楔形状(一端側の周長は大きく他端側は小さい形状)のコア本体と、該コア本体と一体をなし、コイルが巻回されるティースとから構成される分割コアを、コア本体の一端側と他端側とを交互に組み合わせることで、複数の分割コアにより中空円筒状のバックヨーク部が構成される。
ここで、ステータコアのティースに巻回されたコイルへ外部装置から配電する配電構造として、各相(例えばU相、V相、W相)のコイルにそれぞれ対応する配電リングを用い、この配電リングによって外部装置との間での配電を行う、といったものが開示されている(例えば下記特許文献1)。
具体的には、各相(例えばU相、V相、W相)のコイルごとに、配電リングによって同一相のコイルの一端同士が相互に接続されており、この配電リングに設けられた給電端子と、ステータにおけるバックヨーク部の外側等の空きスペースに設けられたバスバーの一端とが、電気的に接続されている。そして、このバスバーの他端と、外部装置から引き出された給電ラインとが電気的に接続されることで、外部装置から各相(例えばU相、V相、W相)のコイルごとに励磁電流が供給される。なお、コイルの他端同士は、中性点接続用のバスリングによって共通接続されている。
特開2003−284279号公報
上記の従来技術において、各配電リングは、例えばステータの径方向の外側にある空きスペース(バックヨーク部の外側にある空きスペース)などに配置される。したがって、モータを搭載するためには、少なくとも各配電リングの配置に要するスペース分だけ、モータ自体の大きさよりも搭載スペースを大きく確保しておく必要があった。すなわち、モータを搭載するためのスペースを十分に活用できていなかった。
本発明は、モータの搭載スペースに対してスペース効率を高める配電構造を有したステータコア及びそれを用いた回転電機を提供することを目的とする。
本発明のステータコアは、コイルが巻回されたティースが、中空円筒のバックヨーク部の内面に、周方向に所定間隔で配列されたステータコアにおいて、前記ステータコアを圧粉磁心で構成するとともに、各ティースに巻回されたコイルのそれぞれに外部から励磁電流を供給するための給電ラインを、前記コイルを除いて前記バックヨーク部に埋設したことを特徴とするものである。
また、本発明の回転電機は、上記本発明のステータコアを含む中空円筒形状のステータと、前記ステータの中空部の内周側に、回転自在に配置されたロータと、を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、給電ラインをバックヨーク部に収納した構成となっているため、従来のように給電ラインを配置するスペースを確保する必要がない。したがって、モータを搭載するためのスペースを十分に活用することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態におけるステータコアの構成(配線状態)を示す図である。本実施形態では、三相交流モータにおけるステータコアとして説明する。
本実施形態におけるステータコア10では、例えば複数の分割コアが結合する等して、略中空円筒形状のバックヨーク部12が構成されている。そして、この略中空円筒形状のバックヨーク部12の内面には、径方向に突出したティース14が、円筒周方向に沿って所定間隔で配列されており、各ティース14にはコイル16が巻回されている。具体的には、三相交流モータにおけるステータコア10では、図1に示すように、ティース14uにはU相のコイル16u、ティース14vにはV相のコイル16v、ティース14wにはW相のコイル16wが巻回されている。ここで、三相交流モータにおけるステータコア10では、図1に示すように、各相(U相、V相、W相)のコイル16u、16v、16wは、それぞれ2つおきに配置された構成となっている。
そして、各相(U相、V相、W相)のコイル16u、16v、16wは、各相(U相、V相、W相)のコイル16u、16v、16wごとに励磁電流を供給するための給電ライン18によって、同一相のコイル16の一端同士が相互に接続されている。例えば図1に示すように、U相のコイル16uの一端同士は、各U相のコイル16uに励磁電流を供給するための給電ライン18uによって、相互に接続されている。また、図示していないが、V相及びW相のコイル16v、16wの一端同士についても、U相のコイル16uと同様に、各相のコイル16v、16wに励磁電流を供給するための給電ライン18v,18wによって相互に接続されている。これらの給電ライン18は、励磁電流を供給する外部装置(図示せず)と、給電ライン18やバスバー等を介して電気的に接続されている。また、各給電ライン18からは、各相のコイル16の一端と電気的に接続するためのコイル接続端子20が分岐している。図1には、U相のコイル16uの一端と接続するためのコイル接続端子20uが示されている。
さらに、上記の各給電ライン18と同様に、各相のコイル16の他端同士は中性点接続用ライン22によって共通接続されている。そして、中性点接続用ライン22からは、各ティース14に巻回されたコイル16の他端と電気的に接続するためのコイル接続端子24が分岐している。
ところで、本実施形態におけるステータコア10では、バックヨーク部12に各給電ライン18が例えば図2に示すように埋設されている。また、各給電ライン18から分岐したコイル接続端子20は、例えば図2に示すように、バックヨーク部12の内面から突出している。具体的には、U相の給電ライン18uからのコイル接続端子20uは、U相のコイル16uが巻回されているティース14uの脇に突出している。また同様に、V相及びW相の給電ライン18v、18wからのコイル接続端子20v、20wについても、V相及びW相のコイル16v、16wが巻回されているティース14v、14wの脇に突出している。
さらに本実施形態では、バックヨーク部に、上記の各給電ライン18と同様に、各コイル16の他端同士を共通接続する中性点接続用ライン22が埋設されている。そして、中性点接続用ライン22から分岐したコイル接続端子24は、バックヨーク部12の内面から各ティース14の脇に突出している。
ここで、上記の各給電ライン18及び中性点接続用ライン22は、例えばステータコア10に圧粉磁心を用いる場合、各給電ライン18及び中性点接続用ライン22を所定位置に配置した状態で圧粉磁心を成形することで、図2のように給電ライン18及び中性点接続用ライン22がバックヨーク部12に埋設した状態を実現すればよい。
そして、上述のように各給電ライン18及び中性点接続用ライン22が埋設されたステータコア10において、ティース14に巻回されたコイル16(図2では図示せず)の一端と、バックヨーク部12からティース14の脇に突出した給電ライン18からのコイル接続端子20とを電気的に接続し、また、ティース14に巻回された各コイル16(図2では図示せず)の他端と、バックヨーク部12からティース14の脇に突出した中性点接続用ライン22からのコイル接続端子24とを電気的に接続する。こうして、各相のコイル16には、各給電ライン18を介して、外部装置(図示せず)から励磁電流が供給されることとなる。
このとき、各相の給電ライン18は、ステータコア10のバックヨーク部12に埋設されているため、従来のように給電ライン18を配置するスペースを確保する必要が無く、モータを搭載するためのスペースを十分に活用することが可能となる。また、各相の給電ライン18をステータコア10のバックヨーク部12に埋設することにより、各相コイル16への配電部の容積に依存することなく、モータサイズを小型化することが可能となる。
なお、上記実施形態では、例えば各給電ライン18及び中性点接続用ライン22を所定位置に配置した状態で圧粉磁心を成形する等して、バックヨーク部12に埋設した構成となっているが、各給電ライン18及び中性点接続用ライン22をバックヨーク部12に収納する構成としては、これに限定されるものではない。
(第2実施形態)
例えば図3に示すように、バックヨーク部12の外周側を外周面に沿って切り欠くことで形成された収納スペース(収納部)26に、各給電ライン18及び中性点接続用ライン22を収納する構成にしても良い。このとき、この収納部26には、各給電ライン18から分岐したコイル接続端子20および中性点接続用ライン22から分岐したコイル接続端子24をバックヨーク部12の内面から突出させるための貫通孔(図示せず)が設けられている。
そして、各給電ライン18から分岐したコイル接続端子20を、貫通孔を介してティース14の脇に突出させながら、各給電ライン18を収納部26に収納すれば良い。また、中性点接続用ライン22から分岐したコイル接続端子24についても、貫通孔を介してティース14の脇に突出させながら、中性点接続用ライン22を収納部26に収納すれば良い。
こうすることによって、各相の給電ライン18は、ステータコア10のバックヨーク部12に形成された収納部26に収納されるため、従来のように給電ライン18を配置するスペースを確保する必要が無く、モータを搭載するためのスペースを十分に活用することができる。またこれにより、各相コイル16への配電部の容積に依存することなく、モータサイズを小型化することが可能となる。
(第3実施形態)
また、例えば図4に示すように、ステータコア10のバックヨーク部12の上面に、各給電ライン18及び中性点接続用ライン22をはめ込む溝部28を設けても良い。
この場合、各給電ライン18から分岐したコイル接続端子20をティース14の脇に引き出しながら、各給電ライン18を溝部28にはめ込み、また、中性点接続用ライン22から分岐したコイル接続端子24についても、ティース14の脇に引き出しながら、中性点接続用ライン22を中性点接続用ライン用の溝部28にはめ込めば良い。
こうすることによって、各相の給電ライン18はバックヨーク部12に形成された溝部28に収納されるため、従来のように給電ライン18を配置するスペースを確保する必要が無く、モータを搭載するためのスペースを十分に活用することができる。またこれにより、各相コイル16への配電部の容積に依存することなく、モータサイズを小型化することが可能となる。
なお、上記の各実施形態におけるステータコア10では、各給電ライン18のみならず中性点接続用ライン22もバックヨーク部12に収納されているが、中性点接続用ライン22は、従来と同様に、ステータコア10の内側にリング状に配置されても良い。
また、上記実施形態では、図1のように各相のコイルがパラレルに結線した場合について説明しているが、図5のようにシリーズに結線する場合にも適用可能である。なお、図5では、中性点接続用ラインは図示省略としている。
また、上記の各実施形態におけるステータコアは、モータ(電動機)のみならず、発電機などの回転電機にも適用可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態におけるステータコアの構成(結線状態)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるステータコアの構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるステータコアの構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるステータコアの構成を示す図である。 図1と異なる結線状態のステータコアを示す図である。
符号の説明
10 ステータコア、12 バックヨーク部、14 ティース、16 コイル、18 給電ライン、20 (給電ラインの)コイル接続端子、22 中性点接続用ライン、24 (中性点接続用ラインの)コイル接続端子、26 収納部。

Claims (2)

  1. コイルが巻回されたティースが、中空円筒のバックヨーク部の内面に、周方向に所定間隔で配列されたステータコアにおいて、
    前記ステータコアを圧粉磁心で構成するとともに、各ティースに巻回されたコイルのそれぞれに外部から励磁電流を供給するための給電ラインを、前記コイルを除いて前記バックヨーク部に埋設したことを特徴とするステータコア。
  2. 請求項1に記載のステータコアを含む中空円筒形状のステータと、
    前記ステータの中空部の内周側に、回転自在に配置されたロータと、
    を備えることを特徴とする回転電機。
JP2005377588A 2005-12-28 2005-12-28 ステータコア及びそれを用いた回転電機 Expired - Fee Related JP4706470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005377588A JP4706470B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ステータコア及びそれを用いた回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005377588A JP4706470B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ステータコア及びそれを用いた回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007181324A JP2007181324A (ja) 2007-07-12
JP4706470B2 true JP4706470B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=38305902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005377588A Expired - Fee Related JP4706470B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ステータコア及びそれを用いた回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4706470B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102228529B1 (ko) * 2019-09-23 2021-03-17 엘지전자 주식회사 모터

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1056749A (ja) * 1996-08-07 1998-02-24 Tec Corp モータ用ステータ
JP2004254421A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Daikin Ind Ltd 電動機およびその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1056749A (ja) * 1996-08-07 1998-02-24 Tec Corp モータ用ステータ
JP2004254421A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Daikin Ind Ltd 電動機およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007181324A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4440275B2 (ja) 三相回転電機
US10418873B2 (en) Brushless motor with stator having twelve teeth with corresponding coils having axially arranged connecting wires
JP4404199B2 (ja) 同期電動機
JP6068953B2 (ja) 電動モータ
EP3089330B1 (en) Rotating electrical machine
JP2007174869A (ja) インシュレータ、ステータアセンブリ、セグメントステータ、及び回転電機用ステータ
JP2008301561A (ja) 回転電機用端末モジュール、回転電機およびその製造方法
JP2008259259A (ja) バスバーユニット
JP6706583B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2010183781A (ja) モータジェネレータ
CN107026551B (zh) 电动马达
JP3922589B2 (ja) 車両用タンデム式回転電機
JP2009290922A (ja) ブラシレスモータ
JP2010213490A (ja) コンミテータ、および3相直流モータ
JP4706470B2 (ja) ステータコア及びそれを用いた回転電機
JP5387604B2 (ja) 回転電機用端末モジュールおよび回転電機
JP2010119283A (ja) 電動モータ
JP2008011663A (ja) 電動機のリード線引き出し構造
JP2019037103A (ja) ステータ及びモータ
JP2010081670A (ja) 交流発電機
JP2007267523A (ja) ステータコイルの結線構造
JP3162504U (ja) 磁石式交流発電機
JP5487733B2 (ja) スイッチング素子一体型回転電機
US20120068570A1 (en) Parallel path phase lead exits from electric machine
US9570951B2 (en) Rotary electric machine unit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4706470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees