JP4705736B2 - 非接触通信式情報担体用リーダライタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナコイルとICチップを備えた非接触通信式情報担体(以下、情報担体と略記する)に対して情報の授受を行なうリーダライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば試験管を使用して血液検査などを行なう場合、その検査に関する情報などを記載した小片の記録用紙あるいはバーコードを印刷した小片の用紙を試験管の周面に貼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記試験管の取扱中や高温多湿等の環境下における検査中などに情報を記録した用紙が汚れたり、試験管から剥がれて紛失したりする不都合があった。さらに記録用紙に記載した情報を目で読むときには、記録用紙が見える位置まで試験管を回す必要があった。またバーコード情報を光学的に読み取る場合は、バーコードが光学ヘッドと対向する位置まで試験管を回す必要があり、そのために読取装置に試験管の回転、位置決め機構が必要となり、構造の複雑化、大型化、コスト高などの弊害を招来する。
【0004】
一方、近年、一面にアンテナコイルを一体に形成したICチップを使用する情報担体が検討されている。ところがアンテナコイルを一体に形成したICチップは硬く、ICチップどうしが接触するとコイル形成面が傷つき易いため、ICチップの袋詰めやパーツフィーダによるICチップの供給ができず、高価なマテリアルハンドリングに依らざるを得ない。
【0005】
またアンテナコイルを一体に形成したICチップは極めて薄く(厚さが0.2mm〜0.6mm程度)、脆性が高いのでコイル形成面側(またはその裏面側)に対する応力による割れや欠けなどが起こり易く、2次加工が困難である。
【0006】
さらに樹脂を利用したチップのインサート成形は可能であるが、アンテナコイルを一体に形成したICチップとモールド樹脂との物理的特性の違いが大きいため、成形性が悪く、多数個取りが難しく、コスト高になるなどの欠点を有している。
【0007】
本発明者らは前述のような欠点を解消するため、一面にアンテナコイルを一体に形成したICチップをコアピース本体の凹部内に装着してコアピースを構成し、そのコアピースを例えば試験管などの筒状容器の底部中央位置、またはその容器の開口部を閉塞する蓋体の中央位置に取り付けた情報担体を提案した。
【0008】
本発明は、このような情報担体に好適なリーダライタを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、リーダライタ側アンテナコイルと、そのリーダライタ側アンテナコイルと対応する位置に設けられたホルダー位置決め部とを設け、 担体側アンテナコイルを有する情報担体の挿入を案内する挿入案内・姿勢保持部を形成したホルダーを前記ホルダー位置決め部に装着して、前記リーダライタ側アンテナコイルに対してホルダーを位置決めし、
そのホルダーの挿入案内・姿勢保持部に情報担体を挿入し、挿入案内・姿勢保持部の案内により情報担体の担体側アンテナコイルをリーダライタ側アンテナコイルに近接対向させるとともに、情報担体の姿勢を保持することを特徴とするものである。
【0010】
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、挿入案内・姿勢保持部の案内により情報担体の担体側アンテナコイルの中心位置がリーダライタ側アンテナコイルの中心位置と合致するように配置されることを特徴とするものである。
【0011】
本発明の第3の手段は前記第1の手段または第2の手段において、情報担体が長い形状をしており、情報担体の下部に媒体側アンテナコイルが設けられ、その媒体側アンテナコイルを下側にして情報担体をボルダーの挿入案内・姿勢保持部に挿入することにより、情報担体の垂直状態が保持されることを特徴とするものである。
【0012】
本発明の第4の手段は前記第1の手段において、ホルダーが複数個用意され、各ホルダーの挿入案内・姿勢保持部の形状がそれぞれの情報担体の形状に応じて異なり、情報の授受を行なおうとしている情報担体に適合したホルダーを複数個のホルダーから選択してホルダー位置決め部に着脱可能に装着されることを特徴とするものである。
【0013】
本発明の第5の手段は前記第1の手段において、ホルダー位置決め部が凹部からなり、ホルダーがその凹部状のホルダー位置決め部内に嵌合可能になっていることを特徴とするものである。
【0014】
本発明の第6の手段は前記第4の手段において、ホルダー位置決め部が凹部からなり、複数個のホルダーの外形が同じで凹部状のホルダー位置決め部に嵌合可能になっていることを特徴とするものである。
【0015】
本発明の第7の手段は前記第5の手段または第6の手段において、リーダライタ側アンテナコイルを巻回した通信用コアの端面が凹部状のホルダー位置決め部の底部で露出していることを特徴とするものである。ことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図とともに説明する。図1は実施形態に係る情報担体用コアピースの平面図、図2は図1A−A線上の断面図、図3はそのコアピースに用いるICチップの拡大平面図、図4は図3B部の拡大平面図、図5はそのコアピースに用いるコアピース本体の平面図、図6はそのコアピース本体の一部を断面にした正面図である。
【0017】
図3と図4に示すように、正方形をしたICチップ1の回路形成側の表面にポリイミド樹脂などからなる絶縁層2(図11参照)を介して矩形スパイラル状のアンテナコイル3が一体に形成されている。アンテナコイル3はICチップ1の外形に沿って矩形に形成され、本実施形態の場合、コイル幅は約14μm、コイル間の隙間は約4μmで、ターン数は約47ターンである。アンテナコイル3の両端は、入出力端子4、4に接続されている。図3に示すように、ICチップ1の中心O1と矩形スパイラル状のアンテナコイル3の巻回中心O2が一致するように、アンテナコイル3がICチップ1上にフォトレジスト法などにより形成される。このアンテナコイル3を一体形成したICチップ1の一辺の長さは3mm〜4mm程度、厚さは0.2mm〜0.6mm程度である。
【0018】
コアピース本体5は例えばポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂などの熱可塑性樹脂で成形され、図5と図6に示すように中央位置に円形の凹部6を有し、凹部6の開口部周辺に突起状のかしめ代7が一体に形成されている。
【0019】
図5に示すように凹部6の内径DはICチップ1の対角線の長さL(図3参照)と略等しく設計され、ICチップ1を凹部6内に挿入することにより、ICチップ1の中心O1とコアピース本体5の中心O3が一致するように、すなわちコアピース本体5内でICチップ1(アンテナコイル3)がその中心に位置決めされるようになっている。コアピース本体5の外周に環状凸部11が1条または複数条(本実施形態では1条)形成されている。
【0020】
図2に示すようにICチップ1はアンテナコイル3側を下にして凹部6内に挿入され、コアピース本体5の上側から超音波溶着ホーン(図示せず)を押し付けてかしめ代7を内側に加熱軟化してかしめ、図1と図2に示すようにICチップ1の4つの角部1a〜1dを押さえる(係止する)かしめ部9を形成して、ICチップ1が凹部6内にがたつくことなく担持されて、コアピース10を構成する。なお、かしめ代7の上端部に切欠部あるいは切り込みを設けて、かしめ代7の内側への折れ曲げを容易にすることもできる。
【0021】
この例ではICチップ1はアンテナコイル3側を下にして凹部6内に挿入し、アンテナコイル3を凹部6の底部12で保護した形になっていが、アンテナコイル3側を上にしてICチップ1を凹部6内に挿入しても、アンテナコイル3の表面はかしめ部9の厚さ分だけコアピース本体5の上面より内側に下がっているから、袋詰やパーツフィーダで供給するときにアンテナコイル3が傷つくことなく、保護効果はある。コアピース本体5を透明な合成樹脂で成形すれば、ICチップ1の装着の有無などの確認ができて便利である。
【0022】
図7と図8はコアピース10を取り付ける試験管13を説明するための図で、図7はコアピース10を取り付ける前の状態を、図8はコアピース10を取り付けた後の状態を、それぞれ示している。
【0023】
試験管13は例えばポリプロピレン樹脂などの半透明あいは透明で耐熱性、耐薬品性などに優れた合成樹脂で成形され、図7に示すように底部14の中央位置に嵌合凹部15が形成され、それの内周面に環状凹部16が設けられている。
【0024】
この嵌合凹部15に対してコアピース10の底部12が下側になるようにしてコアピース10を嵌合凹部15に圧入する。この圧入によりコアピース10に設けられている環状凸部11が嵌合凹部15に設けられている環状凹部16に嵌まり込み、両者の係合で図8に示すように試験管13の底部14にコアピース10が嵌着される。この状態でコアピース10の底面は試験管13の底面より突出しておらず、また、試験管13の中央位置にコアピース10(アンテナコイル3)が位置決めされる。このようにして固定されたコアピース10は、試験管13の取扱時や洗浄時などに脱落したりすることはない。
【0025】
このようにコアピース10を取り付けた試験管13により本実施形態に係る情報担体が構成される。この試験管13を用いて例えば血液検査などが行なわれる場合、被検者の1D情報、試験条件に関する情報、試験結果に関する情報などがコアピース10のICチップ1に記憶されたり、ICチップ1に記憶されている情報が読み出される。
【0026】
図9は、この試験管13などの情報担体に対して情報の読出し/書込みを行なうるリーダライタ17の断面図である。リーダライタ17は上ケース18と下ケース(シャーシ)19を有し、内側空間部にプリント配線基板20が設置され、それには各種電子部品21ならびに通信用コア22が搭載されている。またこのプリント配線基板20には、スイッチ25やコネクター23を介してリード線24なども接続されている。
【0027】
通信用コア22は円柱状のフェライト焼結体から構成され(図11参照)、上ケース18の通信用コア22と対応する位置に、凹状のホルダー位置決め部25が設けられ、そのホルダー位置決め部25の底面に通信用コア22の上面が露出し、ホルダー位置決め部25の底面と通信用コア22の上面が面一になっているか、通信用コア22の上面の方がホルダー位置決め部25の底面より若干突出している。。
【0028】
凹状のホルダー位置決め部25には、合成樹脂の成形体からなるホルダー26が交換可能に装着される。ホルダー26の中央位置には、上下に貫通し上方に向けて若干拡がったテーパ状の挿入孔27が形成され、挿入孔27の下部の内径は情報の授受を行なおうとする試験管13の外径とほぼ同寸となっている。
【0029】
図9に示すホルダー26は細い径の試験管用のものであるが、使用する試験管13の外径に合わせて数種類準備されており、例えば図10に示すホルダー26は太い径の試験管用あるいは他の容器用のものである。このように挿入孔27の内径は適用す試験管13などの太さによって様々であるが、各ホルダー26とも外径はリーダライタ17のホルダー位置決め部25の内径とほぼ同寸である。なお、各ホルダー26の高さは、同じであっても異なってもよく、要は試験管13などを安定した状態で垂直に保持できる高さであればよい。
【0030】
図9に示すように試験管13の外径に適合した内径を有するホルダー26を選択してホルダー位置決め部25に装着することにより、通信用コア22上でのホルダー26に位置決めがなされ、通信用コア22の中心と挿入孔27の中心が合致する。この状態で底部14を下にして試験管13を挿入孔27に挿入すると、試験管13の底部14に装着されているコアピース10が通信用コア22の上面に当接し、挿入孔27の案内で、コアピース10(アンテナコイル3)の中心が通信用コア22の上面の中心と合致する。
【0031】
図11に示すように通信用コア22の外周にはアンテナコイル28が巻装されている。同図はコアピース10のアンテナコイル3と通信用コア22のアンテナコイル28との対応関係を示す図であるが、同図ではコアピース10のアンテナコイル3を実線で表すため、コアピース10が通信用コア22の下側に描かれており、実際にはコアピース10が通信用コア22の上面に当接した状態になっている。
【0032】
前述のように試験管13を垂直に保持することにより、アンテナコイル3の平面が通信用コア22の軸方向に対して垂直に配置され、アンテナコイル3の中心と通信用コア22の中心が自動的に合致する。
【0033】
このように中心の位置合わせを行なうことにより、試験管13(アンテナコイル3)がその平面上においてどのような向きになっても、アンテナコイル3とアンテナコイル28の間で磁気的に結合され、データの授受がなされる。
【0034】
図12は、本発明に係る試験管13(情報担体)とリーダライタ17とホストコンピュータ44との間におけるデータ伝送システムを示すブロック図である。
試験管13に付設されているコアピース10内のICチップ1はアンテナコイル3、電源生成回路33、メモリ34、コントロール回路35などを備えている。リーダライタ17は試験管13側のアンテナコイル3と磁気的に結合するアンテナコイル28、トランシーバ/レシーバ37、コントローラ38などを備えている。各部の関係は図に示すような関係になっており、ホストコンピュータ44からの指令に基づき、リーダライタ17を介して試験管13に付設されているメモリ34に各種データが書き込まれたり、データの読出しが行なわれる。
【0035】
図13は、本発明の第2の実施形態を示す蓋体45の側面図である。この蓋体45は試験管13の開口部を閉塞するためのもので、例えばポリプロピレンなどの弾性、耐熱性、耐薬品性などに優れた合成樹脂で成形され、蓋体45の上面の中心位置にコアピース10が取り付けられている。この取付構造は図7ならびに図8に示した試験管13の場合と同様であるからその説明は省略するが、この例の場合図2に示すコアピース10の底部12(アンテナコイル3)が蓋体45の上面側に配置される。
【0036】
図14は、本発明の第3の実施形態を示すペトリ皿46の断面図である。ペトリ皿46は合成樹脂の成形体からなり比較的浅い筒状の容器で例えば細菌の培養などに用いられ、それの底部下面の中心位置にコアピース10が取り付けられている。この取付構造は、図7ならびに図8に示した試験管13の場合と同様であるからその説明は省略する。このペトリ皿46の代わりに、蓋体47の上面の中心位置にコアピース10を取り付けることも可能である。
【0037】
前記実施形態では通信用コアを用いた例を示したが、通信用コアを使用しないコアレスのリーダライタ側アンテナコイルを使用することも可能である。
【0038】
前記実施形態ではICチップをコアピースに装着したが、一面にアンテナコイルを形成したICチップを直接容器や蓋などの情報担体に装着することも可能である。
【0039】
本発明に係る情報担体は前記実施形態に限られることなく、各種の産業分野に適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、リーダライタ側アンテナコイルと、そのリーダライタ側アンテナコイルと対応する位置に設けられたホルダー位置決め部とを設け、担体側アンテナコイルを有する情報担体の挿入を案内する挿入案内・姿勢保持部を形成したホルダーを前記ホルダー位置決め部に装着して、前記リーダライタ側アンテナコイルに対してホルダーを位置決めし、
そのホルダーの挿入案内・姿勢保持部に情報担体を挿入し、挿入案内・姿勢保持部の案内により情報担体の担体側アンテナコイルをリーダライタ側アンテナコイルに近接対向させるとともに、情報担体の姿勢を保持することを特徴とするものである。
【0041】
このような構成になっているから、情報担体をホルダーに挿入することにより、自動的に担体側アンテナコイルが適切にリーダライタ側アンテナコイルに近接対向し、また情報担体の姿勢がホルダーで保持されるから、情報担体に対して情報の授受が適正に行なわれ、信頼性の向上が図れる。
【0042】
請求項2記載の本発明は、挿入案内・姿勢保持部の案内により情報担体の担体側アンテナコイルの中心位置がリーダライタ側アンテナコイルの中心位置と合致するように配置されることを特徴とするものである。そのため両アンテナコイルの磁気的結合力が効果に発揮され、情報担体に対して情報の授受が適正に行なわれ、信頼性の向上が図れる。
【0043】
請求項3記載の本発明は、情報担体が長い形状をしており、情報担体の下部に媒体側アンテナコイルが設けられ、その媒体側アンテナコイルを下側にして情報担体をボルダーの挿入案内・姿勢保持部に挿入することにより、情報担体の垂直状態が保持されることを特徴とするものである。このような構成をとることにより、試験管などのように長い形状をした情報担体であっても、適正な情報の授受が行なわれ、信頼性の向上が図れる。
【0044】
請求項4記載の本発明は、ホルダーが複数個用意され、各ホルダーの挿入案内・姿勢保持部の形状がそれぞれの情報担体の形状に応じて異なり、情報の授受を行なおうとしている情報担体に適合したホルダーを複数個のホルダーから選択してホルダー位置決め部に着脱可能に装着されることを特徴とするものである。前述のような複数個のホルダーを用いることにより、1つのリーダライタで複数種類の情報担体に対して情報の授受が可能となり、便利である。
【0045】
請求項5記載の本発明は、ホルダー位置決め部が凹部からなり、ホルダーがその凹部状のホルダー位置決め部内に嵌合可能になっていることを特徴とするものである。そのためホルダーの装着が簡単で、取扱いが簡便である。
【0046】
請求項6記載の本発明は、ホルダー位置決め部が凹部からなり、複数個のホルダーの外形が同じで凹部状のホルダー位置決め部に嵌合可能になっていることを特徴とするものである。そのためホルダーの装着が簡単で取扱い易く、1つのリーダライタで複数種類の情報担体に対して情報の授受が可能となり、便利である。
【0047】
請求項7記載の本発明は、リーダライタ側アンテナコイルを巻回した通信用コアの端面が凹部状のホルダー位置決め部の底部で露出していることを特徴とするものである。このような構成をとることにより、リーダライタ側アンテナコイルと担体側アンテナコイルの磁気的結合力が効果に発揮され、情報担体に対して情報の授受が適正に行なわれ、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る情報担体用コアピースの平面図である。
【図2】図1A−A線上の断面図である。
【図3】そのコアピースに用いるアンテナコイルを一体形成したICチップの拡大平面図である。
【図4】図3B部の拡大図である。
【図5】そのコアピース本体の平面図である。
【図6】そのコアピース本体の一部を断面にした正面図である。
【図7】コアピースを取り付ける前の試験管の断面図である。
【図8】コアピースを取り付けた試験管の断面図である。
【図9】リーダライタの概略構成図である。
【図10】そのリーダライタに用いる他のホルダーの正面図である。
【図11】情報担体側のアンテナコイルとリーダライタ側のアンテナコイルとの対応関係を示す斜視図である。
【図12】情報担体とリーダライタとホストコンピュータとのデータ伝送システムを示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る蓋体の正面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るペトリ皿の断面図である。
【符号の説明】
1 ICチップ
3 アンテナコイル
5 コアピース本体
6 凹部
10 コアピース
17 リーダライタ
18 上ケース
19 下ケース
20 プリント配線基板
21 電子部品
22 通信用コア
25 ホルダー位置決め部
26 ホルダー
27 挿入孔
28 アンテナコイル
37 トランシーバ/レシーバ
38 コントローラ
Claims (7)
- リーダライタ側アンテナコイルと、そのリーダライタ側アンテナコイルと対応する位置に設けられたホルダー位置決め部とを設け、
担体側アンテナコイルを有する非接触通信式情報担体の挿入を案内する挿入案内・姿勢保持部を形成したホルダーを前記ホルダー位置決め部に装着して、前記リーダライタ側アンテナコイルに対してホルダーを位置決めし、
そのホルダーの挿入案内・姿勢保持部に前記情報担体を挿入し、挿入案内・姿勢保持部の案内により情報担体の担体側アンテナコイルをリーダライタ側アンテナコイルに近接対向させるとともに、情報担体の姿勢を保持することを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。 - 請求項1記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記挿入案内・姿勢保持部の案内により前記情報担体の担体側アンテナコイルの中心位置がリーダライタ側アンテナコイルの中心位置と合致するように配置されることを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。
- 請求項1または2記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記情報担体が長い形状をしており、その情報担体の下部に前記媒体側アンテナコイルが設けられ、その媒体側アンテナコイルを下側にして情報担体を前記ボルダーの挿入案内・姿勢保持部に挿入することにより、情報担体の垂直状態が保持されることを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。
- 請求項1記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記ホルダーが複数個用意され、各ホルダーの前記挿入案内・姿勢保持部の形状がそれぞれの情報担体の形状に応じて異なり、情報の授受を行なおうとしている情報担体に適合したホルダーを前記複数個のホルダーから選択して前記ホルダー位置決め部に着脱可能に装着されることを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。
- 請求項1記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記ホルダー位置決め部が凹部からなり、前記ホルダーがその凹部状のホルダー位置決め部内に嵌合可能になっていることを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。
- 請求項4記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記ホルダー位置決め部が凹部からなり、前記複数個のホルダーの外形が同じで前記凹部状のホルダー位置決め部に嵌合可能になっていることを特徴とする非接触通信式情報担体用リーダライタ。
- 請求項5または6記載の非接触通信式情報担体用リーダライタにおいて、前記リーダライタ側アンテナコイルを巻回した通信用コアの端面が前記凹部状のホルダー位置決め部の底部で露出していることを特徴とする非接触通信式情報担体リーダライタ。
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