JP4701305B2 - 画像形成装置及び、プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
像担持体と、
前記像担持体の表面に形成された静電潜像を、現像剤を用いて現像する現像部材と、
前記像担持体の表面から現像剤を除去するための、前記像担持体の長手方向に沿って、前記像担持体の回転方向に対してカウンター方向に前記像担持体と当接するブレードを有するクリーニング部材であって、前記長手方向において前記ブレードの一端側と他端側にイソシアネート化合物を含浸した処理部を有し、前記長手方向において前記処理部の内側端部が、前記長手方向において前記現像部材に前記現像剤を担持可能な現像剤担持可能領域よりも内側で、かつ、前記長手方向において前記像担持体の表面に画像を形成可能な画像形成領域よりも外側に位置し、前記ブレードの幅方向において、前記処理部の最大値と前記処理部以外の未処理部との段差は5μm以上30μm以下であるクリーニング部材と、
を有することを特徴とするものである。
図2は本実施例の画像形成装置の概略構成図である。本実施例の画像形成装置150は、電子写真方式を採用し、プロセスカートリッジ250が着脱可能なレーザプリンタである。
まず、本実施形のブレード3aの製造方法について説明する。
次に、上記したようにして得られたポリウレタン樹脂で形成されたブレード3aに処理部を形成する方法について説明する。
(1)ポリウレタン樹脂で形成されたブレード3aの感光体ドラム当接部の長手方向両端部にイソシアネート化合物を接触させる工程、
(2)イソシアネート化合物をブレード3a表面に接触させた状態で、放置することによりイソシアネート化合物をブレード3a中に含浸させる工程、
(3)含浸後、ブレード3aの表面に残留しているイソシアネート化合物を除去する工程、及び、
(4)ブレード3a中に含浸したイソシアネート化合物を反応させることにより処理部を形成する工程。
次に、ブレード3aのイソシアネート化合物を含浸させた処理部の端部の位置について説明する。図1には、ブレード3aと他の構成要素との長手方向の関係を示した。まず、ドラム1表面に画像形成可能な画像形成領域Aがある。そして、長手方向において画像形成領域Aを現像可能にするために、画像形成領域Aを覆う領域において、現像ローラ7の表面に現像剤(トナー)を担持することができる現像剤担持可能領域(以下、トナーコート領域という。)Bがある。そして、トナーコート領域Bより外側において、感光ドラム1の表面上にトナーの付着を防止するために、トナーコート領域Bよりも広い、帯電ローラ2によって帯電可能な帯電領域Cがある。しかし、トナーコート領域Bよりも広い帯電領域Cにも、トナーが僅かであるが付着する可能性があるので、帯電領域Cよりも長手方向に長い範囲を覆う長さのブレード3aが設けられている。そして、ブレード3aの長手方向の一端側と他端側にはイソシアネート化合物を用いた含浸した処理部3a1、3a2が施されている。また、画像形成領域A、トナーコート領域B、帯電領域C、ブレード3aのそれぞれの端部を端部a、端部b、端部c、端部tとする。
また、このブレード3aの評価には、ヒューレット・パッカード社製レーザービームプリンター「LaserJet4350」を用いた。評価は比較的厳しい環境で行なうために、ブレード捲れの評価を高温高湿環境(32.5℃、80%)で、クリーニング性の評価は、低温低湿環境(15℃、10%)で行なった。今回の実施例及び比較例の結果を表1にまとめた。
実施例1で用いたブレード3aはポリウレタン樹脂で形成され、前述した工程(1)で、長手方向の一端側と他端側に、イソシアネート化合物を適当量含浸させた。そして、処理部3a1、3a2を、ブレード3aの端部tから画像形成領域Aの端部aとトナーコート領域Bの端部bの間(領域ii)まで形成されている。さらに、前述した工程(2)において、イソシアネート化合物をブレード3aに接触後20分間放置することによって、ブレード3aの膨潤幅hが30μmになるように設定している。また、遷移領域Wは約1mm形成され、領域ii内に入るようになっている。
比較例1では、処理部3a1、3a2を、ブレード3aの端部tから帯電領域Cの端部cとトナーコート領域Bの端部bの間(領域i)まで形成した点が実施例1とは異なっている。その他は、実施例1と同じである。
比較例2では、ブレード3aの膨潤幅hを40μmに設定している点が実施例1とは異なっている。その他は、実施例1と同じである。そのために、前述した工程(2)において、イソシアネート化合物をブレード3aに接触後30分間放置している。
参考例では、前述した工程(1)で、イソシアネート化合物を適当量含浸させ、処理部3a1、3a2を、ブレード3aの端部tから画像形成領域Aの端部aの内側(領域iii)まで形成されている。この点において、実施例1と異なる他は、実施例1と同じである。
実施例2では、ブレード3aの膨潤幅hを10μmに設定している点が実施例1とは異なっている。その他は、実施例1と同じである。そのために、前述した工程(2)において、イソシアネート化合物をブレード3aに接触後10分間放置している。
実施例3では、ブレード3aの膨潤幅hを5μmに設定している点が実施例1とは異なっている。その他は、実施例1と同じである。そのために、前述した工程(2)において、イソシアネート化合物をブレード3aに接触後5分間放置している。
2 帯電ローラ
3 クリーニング部材
4 クリーニング装置
5 現像装置
6 現像剤層厚規制部材
7 現像ローラ
9 支持部材
21 露光装置
22 転写ローラ
23 定着装置
60 給紙カセット
61 ピックアップローラ
62 搬送ローラ
63 レジローラ
64 排紙ローラ
65 排紙トレイ
X クリーニングブレードの長手方向
Y クリーニングブレードの厚み方向
Z クリーニングブレードの自由長方向
200 クリーニングブレード板金支持部
210 マイクロメータ
P 記録媒体
M 支持部材から未処理部の距離
S 支持部材から処理部の距離
h 膨潤幅
Claims (2)
- 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
像担持体と、
前記像担持体の表面に形成された静電潜像を、現像剤を用いて現像する現像部材と、
前記像担持体の表面から現像剤を除去するための、前記像担持体の長手方向に沿って、前記像担持体の回転方向に対してカウンター方向に前記像担持体と当接するブレードを有するクリーニング部材であって、前記長手方向において前記ブレードの一端側と他端側にイソシアネート化合物を含浸した処理部を有し、前記長手方向において前記処理部の内側端部が、前記長手方向において前記現像部材に前記現像剤を担持可能な現像剤担持可能領域よりも内側で、かつ、前記長手方向において前記像担持体の表面に画像を形成可能な画像形成領域よりも外側に位置し、前記ブレードの幅方向において、前記処理部の最大値と前記処理部以外の未処理部との段差は5μm以上30μm以下であるクリーニング部材と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
像担持体と、
前記像担持体の表面に形成された静電潜像を、現像剤を用いて現像する現像部材と、
前記像担持体の表面から現像剤を除去するための、前記像担持体の長手方向に沿って、前記像担持体の回転方向に対してカウンター方向に前記像担持体と当接するブレードを有するクリーニング部材であって、前記長手方向において前記ブレードの一端側と他端側にイソシアネート化合物を含浸した処理部を有し、前記長手方向において前記処理部の内側端部が、前記長手方向において前記現像部材に前記現像剤を担持可能な現像剤担持可能領域よりも内側で、かつ、前記長手方向において前記像担持体の表面に画像を形成可能な画像形成領域よりも外側に位置し、前記ブレードの幅方向において、前記処理部の最大値と前記処理部以外の未処理部との段差は5μm以上30μm以下であるクリーニング部材と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
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