JP4701168B2 - 治療効果を有する新規なイミダゾピリジン化合物ii - Google Patents

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Description

本発明は、外生的に又は内生的に刺激された胃酸分泌を阻害し、従って胃腸炎症性疾患の予防及び治療に使用することができる新規化合物、及び治療的に許容されるその塩に関する。更なる観点では、本発明は、治療に使用するための本発明の化合物;かかる新規な化合物の製造法;本発明の化合物又は治療的に許容されるその塩を活性成分として含む薬学的組成物;及び上記の医学的使用のための医薬を製造するための本発明の化合物の使用に関する。
消化器官潰瘍疾患の治療に有用な置換イミダゾ[1,2−a]ピリジンは、例えばEP−B−0033094及びUS4,450,164(シェリング社);EP−B−0204285及びUS4,725,601(藤沢薬品工業);WO99/55706及びWO99/55705(アストラゼネカ);WO03/018582(アストラゼネカ);及びJ.J.Kaminski外、Journal of Medical Chemistry(vol.28,876〜892頁,1985年;vol.30,2031〜2046頁,1987年;vol.30,2047〜2051頁,1987年;vol.32,1686〜1700頁,1989年;及びvol.34,533〜541頁,1991年)から
当業界で知られている。
胃酸ポンプ(H+,K+−ATPase)の薬理学の検討には、Sachs外(1995
年)Annu.Rev.Pharmacol.Toxicol.35:277〜305頁を参照されたい。
本発明者等は、消化器官潰瘍疾患の治療に有用な、有利な性質、例えば迅速な発現、高い効能及び/又は長い持続期間、高い溶解性及び高い溶解速度、を示す置換イミダゾ[1,2−a]ピリジンを見いだした。
驚くべきことに、式Iの化合物が胃腸のH+,K+−ATPaseの阻害剤として、従っ
て胃酸分泌の阻害剤として特に有効であることが見いだされた。
一つの観点では、本発明は式I:
Figure 0004701168
の化合物又はその薬学的に許容される塩に関する。
工程条件に依存して、式Iの目的生成物は中和形態又は塩の形態で得られる。目的生成物の遊離塩基及び塩の両方は本発明の範囲内である。
酸付加塩の製造において、治療的に許容される塩を形成するような酸を使用するのが好ましい。かかる酸の例は、塩酸のようなハロゲン化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸、脂肪族、脂環式、芳香族若しくはヘテロ環式カルボン酸若しくはスルホン酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、琥珀酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、ピルビン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、エンボン酸(embonic acid)、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエタンスルホン酸、ハロゲンベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸又はナフタレンスルホン酸である。
製造
本発明はまた、式Iを有する化合物を製造するための下記の方法を提供する。
式Iで表される化合物を製造するための方法は下記のステップを含む:
a)式II:
Figure 0004701168
(式中、R1はC1−C6−アルコキシ基又は−NH2を示す)の化合物は標準的条件下で水性酸若しくは塩基の存在下で加水分解して、式III:
Figure 0004701168
の対応するカルボン酸化合物にすることができる。該酸及び塩基はHCl、H2SO4及びNaOHから選択することができる。
b)式IIIの化合物は式IV:
Figure 0004701168
のアミノ化合物と、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)のようなカップリング試薬の存在下で反応させて、対応するアミド、即ち式Iの化合物、にすることができる。反応はジメチルホルムアミド(DMF)、塩化メチレン及びアセトニトリル、又はそれらの混合物のような不活性溶媒中で、標準的条件下で実施することができる。
本発明の一態様において、上記のステップa)による反応は、式IIの化合物を、水性メタノール又はエタノールのような水性アルコール中のNaOHの存在下で、1〜3時間還流して対応する酸に加水分解することにより実施することができる。
本発明の化合物を製造するための更なる方法は下記のステップを含む:
a)式V:
Figure 0004701168
(式中、R1はC1−C6−アルコキシ基を示す)の化合物を式IV:
Figure 0004701168
のアミノ化合物と反応させて、対応するアミド、即ち式Iの化合物、を得ることができる。
反応は、反応体をそのままの又は不活性溶媒に溶解したアミノ化合物中で、標準的条件、例えばメタノールのようなアルコール中で、40〜60℃のような高温又は還流温度に加熱することにより実施することができる。反応は塩基又はシアニド塩の存在下で行うことができる。
本発明の一態様において、反応は1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−
エン(DBU)又は1,5−ジアザビシクロ(4.3.0)ノナ−5−エン(DBN)から
選ばれた塩基の存在下で行われる。
本発明の更なる態様においては、反応はナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、又はカリウムエトキシドのようなアルコキシドの存在下で行われる。
本発明の一態様において、式Vの化合物は式IVの化合物と、アルコール、例えばメタノール又はエタノール、のような溶媒中で混合される。塩基を加熱した反応混合物に加え、そして反応は高温、例えば40〜60℃の間、又は還流下で完了する。塩基は特にカリウムメトキシド又はナトリウムメトキシドから選ぶことができる。
医学的用途
更なる観点においては、本発明は式Iの化合物の治療への使用に関する。特に、本発明は式Iの化合物の胃酸分泌を阻害するための医薬又は胃腸炎症性疾患を治療するための医薬の製造への使用を提供する。
本発明の化合物は、人を含む哺乳類における胃腸炎症性疾患及び胃酸関連疾患、例えば胃炎、逆流性食道炎、ゾリンジャー・エリソン症候群、及び胃潰瘍及び十二指腸潰瘍を含む消化器官潰瘍疾患、の予防及び治療に使用し得る。更に、該化合物は、例えばガストリン産生腫瘍を有する患者、及び急性上部消化管出血を有する患者において胃の抗分泌効果が望ましい他の胃腸障害の治療に使用し得る。該化合物はまた、胸やけ及びその他の胃と食道の逆流疾患(GERD)症候群(急性及び持続性(maintenance)症候性GERD、侵食性食道炎の治癒及び管理)、逆流、酸逆流疾患及び吐き気の短期及び長期の管理の有効な制御及び治療にも使用し得る。該化合物はまた、集中的介護の状態にある患者、及び術前及び術後に酸吸引及びストレスによる潰瘍形成を防止するためにも使用し得る。
活性物質の典型的な1日の用量は広範囲で変わり、いろいろな因子、例えば各患者の個々の要求、投与経路及び疾患、に依存するであろう。一般に、経口及び非経口投与量は1日当たり活性物質が5〜1000mgの範囲、好ましくは20〜60mgの範囲、例えば50mg、であろう。本発明の化合物は、個々の要求及び疾患に依存して、継続的治療並びに要求に応じた治療を受ける患者に投与し得る。本発明の化合物によって、胃酸関連疾患及び/又は消化管炎症性疾患を患う患者の生活の質を改善する可能性が与えられる。
薬学的配合物
更に別の観点では、本発明は、活性成分として本発明の化合物又は治療上許容されるその塩を含む薬学的組成物に関する。
臨床的使用には、本発明の化合物は、経口、直腸、非経口又はその他の投与形態用に薬学的配合物に調合される。薬学的配合物は本発明の化合物を1種又はそれ以上の薬学的に許容される成分と組み合わせて含む。担体は固体、半固体又は液体の希釈剤、又はカプセルの形態であり得る。これらの製剤は本発明の別の対象である。通常、本発明の化合物の量は製剤の0.1〜95重量%、好ましくは非経口的使用の製剤では0.1〜20重量%、そして経口投与用の製剤では好ましくは0.1〜50重量%である。
経口投与用に投与単位の形態で本発明の化合物を含む薬学的配合物の製造において、選ばれた化合物は固体の粉状成分、例えばラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、澱粉、アミロペクチン、セルロース誘導体、ゼラチン、又は他の適当な成分、並びに崩壊剤及び潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナトリウム及びポリエチレングリコールワックス、と混合し得る。次に混合物を顆粒に加工するか錠剤にプレス加工する。
軟質ゼラチンカプセルは、本発明の活性化合物、植物油、脂肪、又は軟質ゼラチンカプセル用の他の適当なベヒクルを含むカプセルを用いて製造し得る。硬質ゼラチンカプセルは本発明の化合物の顆粒を含み得る。硬質ゼラチンカプセルはまた、本発明の化合物を固体粉末状成分、例えばラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、アミロペクチン、セルロース誘導体又はゼラチン、と組み合わせて含み得る。
直腸投与用の投与単位は、(i)中性脂肪基材と混合した本発明の化合物を含む座薬の形態、(ii)本発明の化合物を植物油、パラフィン油又はゼラチン直腸用カプセル用の他の適当なベヒクルとの混合物として含むゼラチン直腸用カプセルの形態、(iii)既製の
微小の浣腸の形態、又は(iv)投与直前に適当な溶媒中で再構成される乾燥微小浣腸配合物の形態で調製し得る。
経口投与用の液体製剤は、シロップ又は懸濁液、例えば本発明の化合物0.1〜20重
量%、及び砂糖又は糖アルコール及びエタノール、水、グリセリン、プロピレングリコール及びポリエチレングリコールの混合物から成る残部を含む溶液又は懸濁液、の形態で調製し得る。所望により、かかる液体製剤は着色剤、風味剤、サッカリン及びカルボキシメチルセルロース又は他の増粘剤を含んでもよい。経口投与用の液体製剤はまた、使用前に適当な溶媒で再構成される乾燥粉末の形態で調製してもよい。
非経口投与用の溶液は、薬学的に許容される溶媒中の本発明の化合物の溶液、好ましくは0.1〜10重量%の濃度の溶液、として調製し得る。これらの溶液は安定化成分及び/又は緩衝成分も含んでもよく、そしてアンプル又は小瓶の形態で単位用量に分配される。非経口投与用の溶液はまた、使用前にその場で適当な溶媒で再構成される乾燥製剤として調製してもよい。
本発明の化合物はまた、例えばヒトの胃粘膜のヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)による感染を含む症状の治療又は予防用の他の活性成分と配合して使用することもできる。かかる他の活性成分は抗菌剤、特に:
・β−ラクタム抗生物質、例えばアモキシリン、アンピシリン、セファロチン、セファクロール又はセフィキシム;
・マクロライド類、例えばエリスロマイシン、又はクラリスロマイシン;
・テトラサイクリン類、例えばテトラサイクリン又はドキシサイクリン;
・アミノグリコシド類、例えばゲンタマイシン、カナマイシン又はアミカシン;
・キノロン類、例えばノルフロキサシン、シプロフロキサシン又はエノキサシン;
・その他、例えばメトロニダゾール、ニトロフラントイン又はクロラムフェニコール;又は
・ビスマス塩、例えば次クエン酸ビスマス、次サリチル酸ビスマス、次炭酸ビスマス、次硝酸ビスマス又は次没食子酸ビスマス、
を含む製剤であり得る。
本発明の化合物は、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム及び水酸化マグネシウムのような酸中和剤、又はアルギン酸と、同時に、別々に又は連続的に一緒に若しくは組み合わせて使用するか、又はH2−遮断薬(例えばシメチジン、ラニチジン)、H+,K+−ATPase阻害剤(例えばオメプラゾール、パントプラゾール、ランソプラゾール又はラベプラゾール)のような酸分泌を阻害する薬剤と、同時に、別々に又は連続的に使用するために一緒に若しくは組み合わせて使用するか、又はガストロプロカイネティックス(gastroprokinetics)(例えばシサプリド又はモサプリド)と、同時に、別々に又は連続的に使用するために一緒に若しくは組み合わせて使用することもできる。
本発明の化合物は他の活性成分、例えば医薬で誘導された胃潰瘍を含む症状の治療又は予防のための活性成分と、同時に、別々に又は連続的に使用するために一緒に若しくは組み合わせて使用することもできる。かかる他の活性成分はNSAID、NO−放出性NSAID、COX−2阻害剤又はビスホスホネートであり得る。
本発明の化合物はCCK2拮抗薬のようなガストリン拮抗薬と、同時に、別々に又は連続的に使用するために一緒に若しくは組み合わせて使用することもできる。
中間体
本発明の更なる観点は、本発明の化合物の合成に有用な新規な中間体化合物である。
従って、本発明は式III:
Figure 0004701168
の化合物を含む。
1.本発明の化合物の製造
実施例1
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]
ピリジン−6−カルボン酸の合成
Figure 0004701168
8−イソプロピル[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボン酸(100g,0.274モル)をメタノール(9
00ml)及び水(100ml)に加えた。水酸化ナトリウム(45g,1.13モル)を加え、そして混合物を2時間還流した。溶媒の約半分を蒸発させ、そして生成物を、酢酸(100ml)及び水(1000ml)を加えることにより沈殿させた。混合物を一晩室温で攪拌した。生成物を濾取し、そして水及びアセトンで洗った。本発明の化合物88g(99%)が得られた。
1H NMR(DMSO,400MHz)δ2.22(s,3H),2.33(s,6H),2.36(s,3H),4.36(d,2H),5.03(t,1H),6.64(s,1H),7.04−7.15(m,3H),8.05(s,1H)。
実施例2
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−[(2S)−2−ヒドロキシプロピ
ル]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミド
Figure 0004701168
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a
]ピリジン−6−カルボン酸(30g,0.0928モル)及びジイソプロピルエチルアミン(30g,0.233モル)をジメチルホルムアミド(DMF)(250ml)に加えた。o−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N',N'−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)(36g,0.112モル)を加えた。混合物を15分間室温で攪拌した。(S)−1−アミノ−2−プロパノール(8.4g,0.112モル)を加え、そして攪拌を室温で1時間続けた。水(100ml)を加え、反応混合物を70℃に加熱した。生成物を、更に水(200ml)をゆっくり加えることにより沈殿させた。次に混合物を65〜70℃で5時間攪拌した。室温に冷却後、生成物を濾取し、そして40%メタノール溶液で洗った。本発明の化合物33.7gが得られた。
1H NMR(CDCl3,300MHz)δ1.20(d,3H),2.29(s,3H),2.32(s,3H),2.35(s,6H),3.12−3.21(m,1H),3.58−3.66(m,2H),3.96−4.06(m,1H),4.29(d,2H),5.00(t,1H),6.41(s,1H),6.89(t,1H),7.02−7.15(m,3H),7.71(s,1H)。
実施例3
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−[(2S)−2−ヒドロキシプロピ
ル]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドメシラート塩
Figure 0004701168
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミド(29.
0g,0.0762モル)を還流下のイソプロパノール(280ml)に溶解した。イソプロパノール(20ml)に溶解したメタンスルホン酸(7.4g,0.0770モル)を該
溶液に加えた。冷却した時、結晶性物質が沈殿した。混合物を室温で一晩放置した。生成物を濾取し、イソプロパノールで洗った。本発明の化合物29.9gがメシラート塩とし
て得られた。
1H NMR(DMSO,500MHz)δ1.10(d,3H),2.25(s,3H),2.36(s,6H),2.42(s,3H),2.48(s,3H),3.21−3.33(m,2H),3.82−3.85(m,1H),4.42(d,2H),6.16(s,1H),7.13−7.21(m,3H),7.36(s,1H),8.42(s,1H)8.79(t,1H)13.68(bs,1H)。
実施例4
8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−[(2S)−2−ヒドロキシプロピ
ル]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミド
Figure 0004701168
メタノール(10ml)及びトルエン(10ml)中の8−イソプロピル−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボン酸(5g,13ミリモル)及び(S)−1−アミノ−2−プロパノール(3.8g,50ミリモル)の混合物を40〜45℃に加熱した。カリウムメトキシド(0.57g,2.6ミリモル)をメタノール中の溶液(32%−w/w)として加えた。反応混合物を加熱還流(67〜68℃)し、そしてこの温度に、HPLCで調べて所望の変換となるまで(2〜4時間)維持した。
冷却しそして水(15ml)を充填した後、生成物が沈殿した。生成物を濾取し、水で洗い、そして減圧下で乾燥した。本発明の化合物4.1g(80%)が白色固体として得られた。
生物学的試験
本発明の化合物の生物学的試験を以下に記載するようにして行った。試験はまた、8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドを参照化合物として用いて行
った。8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−
2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドはWO99/55705に詳しく開示されている。
1.イン ビトロ(生体外)実験
分離したウサギの胃腺における酸分泌の阻害
分離したウサギの胃腺におけるイン ビトロでの酸分泌に対する阻害効果をBerglindh外(1976年)Acta Physiol.Scand.97,401〜414頁に記載されたようにして測定した。
本発明の化合物についての阻害値、IC50、は0.26μモル/lであると決定された
。8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドのIC50は0.28μモル/lと測定された。
+,K+−ATPase活性の決定
膜小胞(2.5から5μg)を+37℃で、2mMのMgCl2、10mMのKC1、及び2mMのATPを含むpH7.4の18mMパイプス/トリス緩衝液中で15分間イン
キュベートした。ATPase活性を、LeBel外、(1978年)Anal.Bio
chem.85,86〜89頁に記載されたように、ATPからの無機リン酸塩の放出と
して見積もった。
本発明の化合物の阻害値、IC50、は0.69μモル/lと測定された。8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドのIC50値は0.75μモル/lと測定された。
2.イン ビボ(生体内)実験
雌ラットにおける酸分泌に対する阻害効果
スプレーグ−ダウリー種(Sprague−Dawly strain)の雌ラットを使用する。それらは胃(ルーメン)及び十二指腸の上部に、それぞれ胃分泌物の収集及び試験物質の投与のためのカニュール挿入ろう孔を設ける。外科手術後14日の回復期間を試験開始前におく。
分泌試験前に、20時間動物から食物を奪うが水は奪わない。胃を胃カニューレを通して水道水(+37℃)で繰り返し洗い、そしてリンゲル−グルコース6mlを皮下から与える。酸分泌は2.5〜4時間(1.2ml/h,皮下)のペンタガストリン及びカルバコ
ール(それぞれ20及び110ナノモル/kg・h)の注入により刺激され、その間、胃分泌物を30分の部分で集める。試験物質又はベヒクルを、刺激開始から60分後(静脈内及び十二指腸内投与、1ml/kg)、又は刺激開始2時間前(経口投与、5ml/kg,胃のカニューレを閉じる)に与える。投与と刺激との間の時間間隔を、作用の持続時間を調べるために増加してもよい。胃汁サンプルをNaOH、0.1MでpH7.0になるまで滴定し、酸産出量を滴定液容量と濃度の積として計算する。
更なる計算は4〜6匹のラットからのグループ平均反応に基づく。刺激中の投与の場合、試験物質又はベヒクルの投与後の期間の酸産出量は、投与前の30分の期間の酸産出量を1.0に設定して、部分的反応(fractional responses)として表わす。阻害パーセントは、試験化合物及びベヒクルから導いた部分的反応から計算する。刺激前の投与の場合、阻害パーセントは試験化合物及びベヒクル投与後に記録した酸産出量から直接計算する。
ラットにおける生体利用効率
スプレーグ−ダウリー種(Sprague−Dawly strain)の成熟ラットを使用する。実験の1〜3日前に全てのラットを、麻酔下で左頚動脈にカニューレ挿入して準備する。点滴実験に使用するラットもまた頚静脈にカニューレ挿入する(Popovic(1960年)J.Appl.Physiol.15,727〜728)。カニューレを襟首で外に出す。
血液サンプル(0.1〜0.4g)を頚動脈から、服量を与えた後、5.5時間までの間隔で繰り返し引き抜く。サンプルを試験化合物の分析まで冷凍する。
生体利用効率は、それぞれラット及び犬からの(i)十二指腸内(i.d.)又は経口(p.o.)投与及び(ii)静脈内(i.v.)投与後の血液/血漿濃度(AUC)曲線下の面積の商(quotient)を計算することにより評価する。
血液濃度対時間曲線の下の面積、AUC、は、対数/線形台形公式により決定し、そして最後に決定された血液濃度を末端相における消失速度定数で割ることにより無限まで外挿する。十二指腸内又は経口投与後の全身的生体利用効率(F%)はF(%)=(AUC(p.o.又はi.d.)/AUC(i.v.))x100として計算する。
意識のある犬における胃酸分泌の阻害及び生体利用効率
いずれかの性のラブラドールレトリバー犬又はハリヤー犬を使用する。それらには試験化合物又はベヒクルを投与するために十二指腸ろう孔が設けられ、そして胃分泌物を集めるためにカニューレ挿入胃ろう穴又はハイデンハイム(Heidenhaim)−ポウチが設けられる。
分泌試験前に動物を18時間断食するが、水は自由に与える。ヒスタミン二塩酸塩(12ml/h)を約80%の個々の最高分泌反応が生じる用量で6.5時間まで注入して胃酸分泌を刺激し、胃汁を連続的な30分フラクションで集める。試験化合物又はベヒクルをヒスタミン注入の開始後、0.5ml/kg体重の量で経口、十二指腸内又は静脈内に投与する。経口投与の場合は、試験化合物はハイデンハム−ポウチ犬の酸分泌性主要胃に投与することを指摘すべきである。
胃汁サンプルの酸性度はpH7.0までの滴定により決定され、酸産出量が計算される
。試験化合物又はベヒクルの投与後の収集期間の酸産出量は、投与前のフラクション中の酸産出量を1.0に設定して部分反応として表す。阻害パーセントは試験化合物及びベヒクルにより導かれた部分反応から計算する。
血漿中の試験化合物濃度の分析用の血液サンプルは、投与後4時間まで、間をおいて取り出す。血漿を収集後30分以内に分離しそして冷凍し、後に分析する。経口又は十二指腸内投与後の全身生体利用効率(F%)は、ラットモデルで前に記載したようにして計算する。
本発明の化合物を0.25μモル/l投与したハイデンハム−ポウチ犬のヒスタミン刺激酸分泌に及ぼす影響を決定したが、1〜3時間後の平均阻害率(平均、n=2)は91%である。8−[2,6−ジメチルベンジル]アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミド(0.25μモル/l)の生体利用効率は61%であった。
断食状態の刺激された腸液(FaSSIF)中の溶解度
本方法はFaSSIF(絶食状態シュミレート腸液、Fasted State Simulated Intestinal Fluid)中の固体物質の溶解度を測定する手順を記載する。FaSSIF溶液は、空腸におけるpHを反映するためにpHを6.5
に調整した等張性リン酸塩バッファである。タウロコール酸及びレシチンをそれぞれ3ミリモル/l及び0.75ミリモル/lの濃度になるまで加える。固体物質、即ち本発明の
化合物、1mgをFaSSIF溶液1mlに加え、37℃で平衡させる。サンプルを1時間及び24時間後に取り出す。サンプルをエッペンドルフ管に移し、10000G、37℃で10分間回転させる。適当量の上澄み液を取り出し、そして適当な濃度に希釈する。サンプル中の該化合物の濃度をLC/UV/MSで分析する。
24時間後に測定した本発明の化合物の溶解度は48μモル/lであり、そしてメシラート塩としての本発明の化合物の溶解度は、24時間後に測定して218μモル/lであった。

Claims (6)

  1. 式I:
    Figure 0004701168
    で表わされる化合物又はその薬学的許容塩。
  2. 8−[(2,6−ジメチルベンジル)アミノ]−N−[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−カルボキサミドメシラート塩である請求項1記載の化合物。
  3. a)式II:
    Figure 0004701168
    (式中、R1はC1−C6−アルコキシ基又は−NH2を示す)の化合物を水性酸若しくは塩基の存在下で処理して、式III:
    Figure 0004701168
    の化合物とし、
    b)式IIIの化合物を式IV:
    Figure 0004701168
    の化合物と、不活性溶媒中でカップリング試薬の存在下で反応させて、式Iの化合物を得る
    ステップを含む、請求項1又は2記載の化合物の製造法。
  4. 治療に使用するための請求項1又は2記載の化合物。
  5. 活性成分として請求項1又は2記載の化合物を、薬学的に許容される希釈剤又は担体と組み合わせて含む医薬製剤。
  6. 胃酸関連疾患、胃腸炎症性疾患、GERD症候群、侵食性食道炎、消化器官潰瘍疾患、胸やけ、逆流、酸逆流疾患又は吐き気の治療及び阻止用医薬の製造のための請求項1又は2記載の化合物の使用。
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