JP4700542B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置にかかり,特に,画像表示機能を有するデジタルスチルカメラ等におけるセキュリティ機能を改善し,プライベート画像を非表示にする技術に関する。
近年,デジタルデータを処理可能なデジタルスチルカメラが急速に普及しつつある。デジタルスチルカメラは画像表示機能を有するものが一般的であり,撮影時にはかかる画像表示機能で被写体を確認しつつ所望の撮影を行うことができ,さらに,撮影した画像を画像表示機能ですぐに確認できる。しかしながらその反面,従来のデジタルスチルカメラでは,撮影した画像を他人に見せたくない場合でも,その表示を禁止することができないという問題点があった。
かかる問題点を解決する試みとして,特開2000−299847号公報(特許文献1),特開2004−215103号公報(特許文献2),特開1997−130782号公報(特許文献3)に開示の技術がある。特許文献1は,画像データを暗号化する技術について開示する。特許文献2は,選択した画像を表示禁止にする技術について開示する。特許文献3は,パスワード入力により画像を保護する技術について開示する。
特開2000−299847号公報 特開2004−215103号公報 特開1997−130782号公報
上記特許文献1〜3に開示の技術によれば,撮影したそのデジタルスチルカメラにおける画像表示を禁止することは可能である。しかしながら,デジタルスチルカメラで撮影した画像ファイルは,コンピュータや他のデジタルスチルカメラで容易に利用することができる。すなわち,一般的なデジタルスチルカメラでは,撮影した画像ファイルは内蔵メモリやリムーバブルメディアに保存される。そして,USBケーブルやリムーバブルメディアを介して,コンピュータ等に取り込んでその画像ファイルを利用することが可能である。このように,一旦画像ファイルがデジタルスチルカメラから切り離されると,他人に見せたくない画像であっても,その表示を禁止することはできなかった。
本発明は,従来の撮像装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,他人に見せたくないプライベートな画像を,撮像装置から切り離された後であってもその表示を禁止することの可能な,新規かつ改良された撮像装置を提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,デジタルデータを処理可能な撮像装置が提供される。本発明の撮像装置(10)は,被写体を撮像して撮像データを取得する撮像部(20)と,前記撮像データを,前記撮像データを画像表示するためのタグ情報のうち少なくとも一部を含むタグファイルと,画像情報を含む画像ファイルと,に分割処理するデータ処理部(30)と,前記タグファイルが記録される第1データ記録部(40)と,前記画像ファイルが記録される第2データ記録部(50)と,前記撮像データを画像表示する表示部(60)と,を備えたことを特徴とする(請求項1)。
かかる構成によれば,データ処理部(30)は,撮像データを画像表示するためのタグ情報のうち少なくとも一部を含むタグファイルと,画像情報を含む画像ファイルと,に分割処理する。このため,画像ファイルまたはタグファイルのいずれか一方だけでは撮像データを画像表示することができない。このように本発明によれば,コンピュータや他の撮像装置においても,その表示を禁止することが可能である。また,撮像データが撮像装置から切り離された後であっても,その画像表示を禁止することが可能である。
なお上記において,構成要素に付随して括弧書きで記した参照符号は,説明の便宜のために,後述の実施形態および図面における対応する構成要素を一例として記したに過ぎず,本発明がこれに限定されるものではない。
本発明の撮像装置においては,様々な応用が可能である。例えば,前記データ処理部は,前記タグファイルに対して暗号化を行うことが可能である(請求項2)。このタグファイルの暗号化処理については,例えば,セットアップ時などに設定するパスワードを用いて行うことが可能である。また,画像表示時は,このパスワードを入力することによって,画像表示が可能である。このように,タグファイルを暗号化することでセキュリティを向上させることができる。また,タグファイルのみを暗号化するので,撮像データ全体を暗号化する場合と比べて,処理速度を向上可能である。
タグファイルの暗号化はすべての撮像データに対して行ってもよく,ユーザが希望する場合にのみ行ってもよい。ユーザの希望により暗号化を行うために,本発明の撮像装置は,前記データ処理部による前記タグファイルの暗号化を行うかどうかを設定するための暗号処理設定部をさらに備えることが可能である(請求項3)。
前記暗号処理設定部に対する設定は,前記撮像部による前記撮像データの取得前に行えるようにしてもよく(請求項4)。前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行えるようにしてもよい(請求項5)。前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行う場合には,撮像装置に記録されているすべての撮像データに対して一括処理してもよく,各撮像データに対して個別処理してもよい。
前記第1データ記録部および第2のデータ記録部についても,様々な構成を採用することが可能である。例えば,前記第1データ記録部および第2のデータ記録部は,いずれか一方が撮像装置に内蔵された内部メモリ(例えば,内蔵ハードディスク等)であり,他方が撮像装置から着脱可能な外部メモリ(例えば,フラッシュメモリからなるメモリカードと称される媒体等)とすることが可能である(請求項6)。この場合,タグファイルと画像ファイルが同一フォルダに存在しないため,これらファイルの関連が分かりにくくセキュリティの強度を上げることが可能である。また,外部メモリを,セキュリティ機能を搭載した他のカメラに接続しても再生はできなくなり,セキュリティ機能を向上させることができる。
また,前記データ処理部による前記撮像データの分割処理は,すべての撮像データに対して行ってもよく,ユーザが希望する場合にのみ行ってもよい。ユーザの希望により分割処理を行うために,本発明の撮像装置は,前記データ処理部による前記撮像データの分割処理を行うかどうかを設定するための分割処理設定部をさらに備えることが可能である(請求項7)。
前記分割処理設定部に対する設定は,前記撮像部による前記撮像データの取得前に行えるようにしてもよく(請求項8),前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行えるようにしてもよい(請求項9)。前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行う場合には,撮像装置に記録されているすべての撮像データに対して一括処理してもよく,各撮像データに対して個別処理してもよい。
また,本発明の他の観点によれば,コンピュータを,本発明の撮像装置として機能させるためのプログラム(ソフトウェアやファームウェアなど)と,そのプログラムを記録した,コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。ここで,コンピュータとは,データを電子的に処理するあらゆる機器をいい,デジタルスチルカメラなどの撮像装置が含まれることは言うまでもない。また,プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また,記録媒体としては,例えば,CD−ROM,DVD−ROM,フレキシブルディスクなど,プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体,あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
以上のように,本発明によれば,他人に見せたくないプライベートな画像を,撮像装置から切り離された後であってもその表示を禁止することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる撮像装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(1)本実施形態の概要
まず,本実施形態の概要を説明する。
一般的なデジタルスチルカメラではExifというJEITA規格で定義されたタグ情報が作成されている。タグ情報にはイメージのサイズなどの画像情報が含まれている。このタグ情報の中には,実際のイメージデータの開始オフセット(offset)が含まれており,そのタグ情報の値によって,画像データの再生を可能にしている。この点については,参考文献:JEITA CP-3451「Exchangeable Image
file format for digital still cameras : Exif Version 2.2」に記載されている。
そこで本実施形態では,Exifタグ情報(以下,単にタグ情報という。)と画像情報とを別々のファイルに分けて保管することによって,画像ファイル単体では,再生できないようにすることを目的とするデジタルスチルカメラ(以下,単にカメラともいう。)について説明する。コンピュータや他のカメラにおいては,画像情報だけでは再生できないため,セキュリティ効果をあげることができる。
なお,本実施形態で説明するデジタルスチルカメラは,本発明の撮像装置の一例に過ぎない。本発明は,デジタルデータを処理可能な撮像機能を有するあらゆる装置,例えば,デジタルビデオカメラ,カメラ付き携帯電話,テレビ会議用カメラ,ネットワークカメラ(IPカメラ)などにも適用可能である。
(2)カメラの機能ブロック(図1)
図1は,本実施形態にかかるカメラの機能ブロックを示す説明図である。
本実施形態にかかるカメラ10は,図1に示したように,被写体を撮像してデジタルデータを取得する撮像部20と,撮像部20により取得されたデジタルデータを処理するデータ処理部30と,処理されたデジタルデータを保存する外部メモリ40および内部メモリ50と,撮像データを画像表示する表示部60と,を備えて構成される。なお図1には本実施形態に特徴的な構成要素のみを示しており,以下の説明でも図1に示した構成要素を中心に説明するが,他の構成要素の存在を排除するものではない。
撮像部20は,被写体を撮像してデジタルデータを取得する機能部である。具体的には,撮像部20では,CCDやCMOSなどのイメージセンサに,光学レンズを介して被写体の像を投影し,その像をアナログ電気信号として入力する。そして入力されたアナログ電気信号をアナログ/デジタル(A/D)変換器でデジタル信号に変換する。デジタル信号は一度DRAM等の記憶素子に記録された後,後段のデータ処理部30で処理される。
データ処理部30は,撮像部20により取得されたデジタルデータを処理する機能部である。具体的には,データ処理部30では,撮像部20により取得された画像に対して,色調補正などの画像処理を行ったあと,画像圧縮を行ってデータ量を減らす処理を行う。処理後のデジタルデータは,後段の外部メモリ40と内部メモリ50に書き込まれる。画像処理や圧縮のプログラムは,図示しないフラッシュメモリ等に書き込まれている。本実施形態では,このデータ処理部30のデータ処理に特徴がある。データ処理部30の処理については,図2を参照しながらさらに後述する。
外部メモリ40は,カメラ10の本体から取り外しが可能なリムーバブルメディアであり,例えば,フラッシュメモリからなるメモリカードと称される媒体である。外部メモリ40に記録されたデジタルデータは,外部メモリの読み出し装置(メモリリーダライタなどと称される)を利用して,コンピュータや他のカメラに取り込むことが可能である。なお,外部メモリ40を広義に捉えることができ,例えば,コンピュータや,リムーバブルなハードディスクや,CDやDVDなどの記録媒体などであってもよい。外部メモリ40に対するデータの保管については,図3を参照しながらさらに後述する。
内部メモリ(内蔵メモリとも称される)50は,通常の使用時にはカメラ10の本体から取り外されることのないメモリであり,例えば,内蔵フラッシュメモリや内蔵ハードディスクである。内部メモリ50に記録されたデジタルデータは,USB(Universal Serial Bus)接続ケーブルなどの外部接続機器を用いてコンピュータや他のカメラに転送することが可能である。あるいは,内部メモリ50に記録されたデジタルデータを一旦外部メモリ40に複写して,外部メモリ40を介してコンピュータや他のカメラに取り込むことも可能である。内部メモリ50に対するデータの保管については,図3を参照しながらさらに後述する。
表示部60は,撮像データを画像表示する機能部であり,例えば,TFT(Thin Film Transistor)を用いた液晶パネルからなる。表示部60に表示される具体的な内容や,撮像データを表示部60に表示させるための条件等については,さらに後述する。
(3)ファイルの分割(図2)
本実施形態に特徴的な構成要素であるデータ処理部30のデータ処理について説明する。
データ処理部30は,使用者がセキュリティ機能を有効(On)にした場合,図2に示したように,撮像データ100を,画像データとタグ情報とに別々のファイルに分割して保管し,単独のファイルでは再生ができないようにする。以下では,画像データを含むファイルを画像ファイル200と称し,タグ情報を含むファイルをタグファイル300と称する。
撮像データ100は,図2に示したように,以下のデータから構成される。
・SOI(Start of image,撮像データの先頭)110
・APPI(サムネイルデータ)120
・DQT(量子化テーブル定義)130
・DHT(ハフマンテーブル)140
・SOF(標準DCT圧縮またはプログレッシブDCT圧縮)150
・SOS(エンコードされたイメージデータ)160
・圧縮データ170
・EOI(End of image,撮像データの末端)180
撮像データ100を,画像ファイル200とタグファイル300に分ける際に重要なのは,画像ファイル200またはタグファイル300のいずれか一方だけでは撮像データ100の再生ができないようにすることである。このために,タグファイル300にはAPPI120が含まれる。タグファイル300は,APPI120のみであってもよく,あるいは以下の情報のうち少なくとも1つを含むことも可能である。
・DQT(量子化テーブル定義)130
・DHT(ハフマンテーブル)140
・SOF(標準DCT圧縮またはプログレッシブDCT圧縮)150
・SOS(エンコードされたイメージデータ)160
上記のうち,DQT130とDHT140は複数存在する場合もあるが,その場合は全てをタグファイル300に分割しても一部を分割してもよい。ただし,一部を分割してしまうと,復元時(再生時)に結合できなくなる可能性があるため,全てをタグファイル300に分割させることが望ましい。また,SOS160については情報量が多いため,先頭から一部分だけをタグファイル300に分割すれば目的は達成できる。また,APPI120内にあるサムネイルデータなどファイル内に含まれる画像データ全てに対して,同様の処理を行う。
図2は,撮像データ100を,画像ファイル200とタグファイル300に分割した一例を示している。
画像ファイル200は,セキュリティデータ210と,撮像データ100の一部であるSOI110,SOS160,圧縮データ170,およびEOI180と,が含まれる。セキュリティデータ210は,分割されたタグファイル300と関連付けるための認識情報などが含まれる。この認識番号は,カメラ10ごとで異なるユニークな番号であり,例えば,機種番号を一部に含む番号,または機種番号そのものとすることができる。
タグファイル300は,セキュリティデータ310と,撮像データ100の一部であるAPPI120,DQT130,DHT140,およびSOF150と,が含まれる。セキュリティデータ310は,分割された画像ファイル200と関連付けるための認識情報などが含まれる。この認識番号は,例えば,画像ファイル200のセキュリティデータ210内の識別番号と同じ番号またはこれを一部に含む番号とすることができる。また,APPI120,DQT130,DHT140,およびSOF150はセキュリティレベルによっては暗号化される。セキュリティレベルについてはさらに後述する。
分割された画像ファイル200およびタグファイル300は,画像のオブジェクトファイルとして生成し,DCF(Design rule for Camera File System)において関連するファイルとして対応付けを行う。なお,ファイルの拡張子名については任意に設定することが可能である。また,タグファイル300には,隠し属性を追加しておくことも可能である。タグファイル300をコンピュータ上で見た時に,隠し属性を非表示にしてあればファイルを認識できなくなる。
(4)ファイルの保管
画像を分割した後,画像ファイル200の先頭とタグファイル300の先頭にセキュリティ用のデータ210,310(図2)を保管する。このセキュリティ用のデータ210,310には,画像ファイル200とタグファイル300を同一のものと判断できるような認識番号や,日付情報などを記録し,再生時に判断できるようにしておく。分割されたオブジェクトファイルと画像ファイル200との関連付けは,共通の認識番号をもっておりタグ用のオブジェクトファイルが存在するだけでは再生はされない。あくまで画像と同一の認識番号を持つデータのみ再生が可能となる。
オブジェクトファイルは,DCFの規格でも定義されており,同一のファイル番号を持たせることにより画像との対応付けが可能となる。AVIファイルなどと同等に保管されるため,機能を知らない人がファイルを見たとしても,タグファイル300と判断されにくい。この点については,参考文献:JEITA CP-3461「Design rule for
Camera File System: DCF Version 2.2」に記載されている。なお,画像ファイル200とタグファイル300の分割は,撮影時に行うことが可能であるが,画像再生時に機能を選択して,後から処理をすることも可能である。この点については,さらに後述する。
(5)ファイルの記録(図3)
分割されたファイルは同一のフォルダに記録することもできるが,本実施形態のカメラ10のように,外部メモリ40と内部メモリ50とを備える場合には,図3に示したように,分割されたファイルを外部メモリ40と内部メモリ50とに分けて記憶することも可能である。図3では,画像ファイル200とタグファイル300を,外部メモリ40と内部メモリ50のいずれにも保存可能な状態を示している。すなわち,以下のいずれかの保存方法を任意に選択可能である。
(a)画像ファイル200とタグファイル300をともに外部メモリ40に保存する。(b)画像ファイル200とタグファイル300をともに内部メモリ50に保存する。(c)画像ファイル200を外部メモリ40に保存し,タグファイル300を内部メモリ50に保存する。
(d)画像ファイル200を内部メモリ50に保存し,タグファイル300を外部メモリ40に保存する。
上記(c)または(d)の場合,分割されたファイルが同一フォルダに存在しないため,ファイル間の関連が分かりにくくセキュリティの強度を上げることが可能となる。また,外部メモリ40を,コンピュータや他のカメラに接続しても再生はできないため,セキュリティを向上させることができる。
(6)ファイルの暗号化
また,タグ情報のファイルを暗号化することによってさらに強度のセキュリティを付加することが可能である。その際は,パスワード入力機能によってユーザから入力されたパスワードを使用し,暗号化をすることが可能である。
また,復号化する場合は,再度パスワードを入力してもらい,一致した場合のみ画像表示が行えるようにすることが可能である。本実施形態では,画像ファイル200とタグファイル300とを別々に保管するため,タグ情報のみを暗号化することが可能である。タグ情報のみであれば画像ファイル200と比べて情報量も少ないため,暗号化処理や復元処理を高速に行うことが可能である。
以上,本実施形態の基本的な概念について説明した。
(7)セキュリティレベル
本実施形態の応用例として,様々なセキュリティレベルの設定について説明する。
セキュリティレベルは,再生用と記録用で別々に設定が可能である。例えば,記録時を高いセキュリティレベルに設定しておき,再生を低いセキュリティレベルに設定すると,再生時は低いセキュリティレベルの画像しか再生できないため,高いセキュリティレベルの画像を閲覧することができないようにすることが可能である。その際,再生できない画像については,ファイルエラーとしてもよく非表示としてもよい。
また,暗号化されているファイルの再生については,入力された暗号と一致する画像のみ表示可能とすることが可能である。全画像表示状態にしても,暗号化されているファイルについては,パスワードが一致しない限り表示しないことにより,他のカメラで暗号化したものを他人に見られることを防ぐことが可能である。
また,特定のキーを押しながらファイル送りをすることによって,セキュリティレベルの低い画像のみ再生する機能を選択できる機能を備えることも可能である。かかる機能によれば,使用者だけが容易に画像を確認することが可能である。
これらの手法を行うことによって,メディアに保管されている画像のセキュリティを保つことができ,他人への公開を制御することができる。
(8)セキュリティデータ
上述のように,ファイル分割を行った際に,タグファイルと画像ファイルにセキュリティデータ210,310の付加を行う(図2)。セキュリティデータ210,310には,以下の情報などを含むことが可能である。ファイル内に画像が複数ある場合などは,元画像の位置情報などは複数存在する。また,パスワードの情報もユーザに分からないように暗号化して記載しておく。
・セキュリティタグ
・撮影機器固有ID
・画像ID
・セキュリティレベル
・セキュリティバージョン
・分割されたデータ種
・元画像の位置
撮影機器固有IDは,撮影機器ごとに割り当てられたIDであり,同一のIDを持つ撮影機器は存在しない。画像IDは,各カメラにおいて割り振られた番号であり,セキュリティ機能を追加するたびに番号が増加していくものである。同一の撮影機器内においては,同一の画像IDが割り振られることはない。撮影機器固有IDと画像IDがともに同一のIDを持つ画像は存在しないため,この2つのIDにより画像ファイル200とタグファイル300とを関連づけることが可能である。
(9)セキュリティレベル(図4)
設定できるセキュリティレベルを図4に示す。本実施形態では一例として,設定できるセキュリティレベルをレベル1〜4とした場合について説明する。
レベル1は,ファイルの分割のみを行う。タグデータとファイルデータの両方のファイルが同一フォルダに存在するため,セキュリティ機能を搭載しているカメラであれば,再生することが可能である。また,撮影したカメラ以外でもセキュリティ機能を復元することが可能である。セキュリティ機能を搭載していないカメラやコンピュータで再生しようとした場合,図5に示したようなファイルエラー表示をする。
レベル2は,ファイルの分割のほかに,タグファイルに対して暗号化を行う機能である。暗号化を行うには,あらかじめ設定しておいたパスワードによって暗号化される。解除時には,パスワードを入力することで再生が可能である。タグデータとファイルデータの両方のファイルが同一フォルダに存在するため,セキュリティ機能を搭載しているカメラであれば,パスワードを入力することで,暗号を解除することが可能である。
レベル3は,ファイル分割のほかに,画像ファイル200とタグファイル300を別々のフォルダに保管する。レベル3は,本実施形態のように外部メモリ40(メモリカード等)の他に,内部メモリ50(内蔵フラッシュメモリやハードディスク等)をもつ撮影機器にて選択が可能である。画像ファイル200とタグファイル300を別々のメモリに保管することで,外部メモリ40だけでの再生を不可にすることが可能になる。
例えば,タグファイル300を内部メモリ50に記録する場合を考える。
画像ファイル200の記録先が外部メモリ40の場合は,画像ファイル200を外部メモリ40に記録し,タグファイル300は内部メモリ50のタグファイル用のフォルダに記録を行う。画像ファイル200の記録先が内部メモリ50の場合は,画像ファイル200を記録するフォルダ以外にタグファイル300を記録するフォルダを作成し,そのフォルダにタグファイル300の記録を行う。タグファイル300用のフォルダについては,カメラ10に対してUSBなどの接続を行った場合でもユーザに対して公開しないようにできることが好ましい。
レベル4は,レベル2とレベル3を合わせた機能を持つ。レベル4もレベル3と同様に外部メモリ40と内部メモリ50の複数の記録先を持つ場合にのみ選択が可能となる。レベル4の場合,撮影した機種であり,かつ入力したパスワードが一致した場合のみ再生することが可能になる。
(10)セキュリティの設定方法(撮影時)(図6)
撮影時の処理フローを図6に示す。
ユーザは,撮影前にセキュリティレベル(以下,単にレベルともいう。)を選択しておき(ステップS102),この状態で撮影動作を行うことにより(ステップS104),撮影画像に対してレベルに対応するセキュリティ機能が設定される。選択したセキュリティレベルはアイコンなどを画面に表示して,ユーザに対して明示的に表示を行うことが可能である。セキュリティレベルの設定方法は,例えば以下のように行うことができる。
(a)メニューにて選択する場合
初期設定時(セットアップ時)や撮影用のメニュー項目に,セキュリティレベル項目を追加して,ユーザにレベルを選択させておく。その後の撮影処理を行うことで画像に対しセキュリティ設定を行う。
(b)キーにて選択する場合(その1)
撮影機器にセキュリティ用の指示操作キー(Direct
Key)が存在する場合は,キーを押すことによってレベルを選択するメニューを表示してユーザにレベルを選択させる。
(c)キーにて選択する場合(その2)
撮影機器にセキュリティ用の指示操作キー(Direct
Key)が存在する場合は,無効(Off)→レベル1→レベル2→レベル3→レベル4→無効(Off)の順番でキーを押すたびにレベルを変化させ選択させる。
(d)キーにて選択する場合(その3)
セットアップメニューなどで,ユーザが実行したいレベルを選択させておく。撮影前などにセキュリティ用の指示操作キー(Direct Key)を押しながら撮影することによって選択されていたレベルに対応した撮影処理を行う。
例として4つ挙げたが,レベルの選択方法は最終的に撮影前などセキュリティ機能を追加する前に選択できていればよく,方法については特定しない。なお,セキュリティ機能を有効(On)にした場合,再生時では図5のような画面になる。ファイルエラーが表示され,画面にはセキュリティ機能が有効(On)であることを示すアイコンが表示される。
撮影された画像は,B2YやJPEGなど所定の圧縮処理が行われる(ステップS106)。セキュリティ機能が有効であるかを判断し(ステップS108),無効(Off)であるならば,通常の記録を行う(ステップS110)。有効(On)であるならば,セキュリティデータを作成し(ステップS112),さらに画像ファイル200およびタグファイル300を作成する(ステップS114)。
さらに,セキュリティレベルに応じて暗号処理を行う(ステップS116)。セキュリティレベルが2または4である場合には,タグファイルの暗号化を行う(ステップS118)。このタグファイルの暗号化処理については,セットアップ時などに設定するパスワードを用いて行うことが可能である。再生時は,このパスワードを入力することによって,再生が可能になる。
さらに,セキュリティレベルに応じて記録先のフォルダが決定される(ステップS120)。セキュリティレベルが3または4である場合には,画像ファイル200とタグファイル300を別々のフォルダに記録する(ステップS122)。セキュリティレベルが3または4でない場合には,画像ファイル200とタグファイル300を同一のフォルダに記録する(ステップS124)。
(11)セキュリティの設定方法(再生時)(図7)
セキュリティ機能の設定は,再生時にも可能である。再生時の処理フローを図7に示す。
まずセキュリティ機能を設定するファイルを選択し(ステップS202),メニューからセキュリティ機能の設定を選択する。セキュリティ機能の設定は,個々に設定するのでも,複数まとめて設定することも可能である。複数まとめて設定する場合には,設定するときに選択したレベルで統一されてセキュリティ機能が設定される。また設定方法は,撮影時同様,メニューからでも,指示操作キー(Direct Key)からでも可能である。
セキュリティ機能の設定方法については,上述した図6のステップS112〜S124と実質的に同様であるので,重複説明を省略する(ステップS206〜S218)。セキュリティ機能の設定は,すべてのファイルについての設定が完了するまで繰り返し行われる(ステップS220)
(12)個別再生時の処理(図8,図9)
セキュリティ画像の再生には,個別再生と一括再生がある。まず,個別再生について説明する。個別再生の場合は,セキュリティ機能が有効(On)である画像(セキュリティファイル)に対して,再生選択を行うことにより再生が可能になる。個別再生時の処理フローを図8に示す。
まず,ファイルの送りまたは戻り操作により再生するファイルを選択する(ステップS304)。再生対象のファイルがセキュリティファイルであるかを判断し(ステップS304),セキュリティファイルでない場合には通常の撮影を行う(ステップS306)。セキュリティファイルであれば,セキュリティ画像再生を選択することにより,以下のように再生が可能になる。
対象ファイルのセキュリティレベルを判断し(ステップS312),セキュリティレベルが1または2でない場合には,タグファイルを検索する(ステップS314)。次いで,タグファイルが存在するかを判断し(ステップS316),タグファイルが存在しない場合には,図5に示したようなファイルエラーを表示する(ステップS318)。タグファイルが存在する場合にはタグファイルを読み込む(ステップS320)。
さらに,対象ファイルのセキュリティレベルを判断し(ステップS322),セキュリティレベルが2または4の場合には,パスワードの入力を要求する(ステップS324)。パスワードが一致するかを判断し(ステップS326),パスワードが一致しない場合には,図5に示したようなファイルエラーを表示する(ステップS318)。パスワードが一致した場合には,タグファイルの暗号を解除し(ステップS328),画像を再生する(ステップS330)。一方,ステップS322においてセキュリティレベルが2または4でない場合には,対象ファイルが暗号化されていないので,パスワードの入力を要求することなく,ただちに画像を再生する(ステップS330)。
再生された画像には,図9に示したように,セキュリティ機能が有効(On)になっている状態を示すアイコンBが表示される。
(13)一括再生時の処理(図10)
次に,一括再生について説明する。一括再生の場合は,全ての画像に対して再生を可能にする。一括再生の場合,パスワードを先に入力するが,再生時にパスワードエラーになれば,その画像は再生不可(ファイルエラー表示)となる。再生期間は,再生をしている間のみで,撮影状態に切り替えたり,電源を落としたりすれば,再度再生不可状態になる。一括再生時のフローを図10に示す。
まず,セキュリティ画像一括再生を選択する(ステップS402)。一括再生の場合,パスワードを先に入力し(ステップS404),その後,ファイルの送りまたは戻り操作により再生するファイルを選択する(ステップS406)。再生対象のファイルがセキュリティファイルであるかを判断し(ステップS408),セキュリティファイルでない場合には通常の撮影を行う(ステップS410)。再生対象のファイルがセキュリティファイルである場合には,以下のように再生が可能になる。
対象ファイルのセキュリティレベルを判断し(ステップS412),セキュリティレベルが1または2でない場合には,タグファイルを検索する(ステップS414)。次いで,タグファイルが存在するかを判断し(ステップS416),タグファイルが存在しない場合には,図5に示したようなファイルエラーを表示する(ステップS418)。タグファイルが存在する場合には,タグファイルを読み込む(ステップS420)。
さらに,対象ファイルのセキュリティレベルを判断し(ステップS422),セキュリティレベルが2または4の場合には,パスワードが一致するかを判断する(ステップS424)。個別再生時と異なり,パスワードはステップS404において予め入力されている。パスワードが一致しない場合には,図5に示したようなファイルエラーを表示する(ステップS418)。パスワードが一致した場合には,タグファイルの暗号を解除し(ステップS426),画像を再生する(ステップS428)。一方,ステップS422においてセキュリティレベルが2または4でない場合には,対象ファイルが暗号化されていないので,パスワードの一致を判断することなく,ただちに画像を再生する(ステップS428)。
(14)個別解除時の処理(図11)
セキュリティ機能の解除は,一度再生許可したものに対して個別解除を行う方法と,一括解除の方法がある。まず,個別解除について説明する。個別解除は,セキュリティ機能が有効(On)になっている画像を再生し,その画像に対してセキュリティ機能解除を選択すると分割されたファイルが元の1つのファイルに戻る。個別解除時の処理フローを図11に示す。
まず,セキュリティ機能を解除する画像を再生する(ステップS502)。セキュリティファイルが再生可能であるかを判断し(ステップS504),再生可能でない場合には,図5に示したようなファイルエラーを表示する(ステップS506)。再生可能の場合には,メニューでセキュリティ機能の解除を選択することができ(ステップS508),以下のようにセキュリティ機能の解除を行う。
対象ファイルのセキュリティレベルを判断し(ステップS510),セキュリティレベルが2または4の場合には,パスワードの入力を要求する(ステップS512)。パスワードが一致するかを判断し(ステップS514),パスワードが一致しない場合には,セキュリティ機能の解除を実行することができない旨の警告を表示する。(ステップS516)。
対象ファイルのセキュリティレベルが2または4でない場合,または,セキュリティレベルが2または4であるがパスワードが一致した場合には,画像ファイル200とタグファイル300とを結合し(ステップS518),元の撮像データ100として保存する(ステップS520)。その後,不要となった画像ファイル200とタグファイル300を削除する(ステップS522)。
(15)一括解除時の処理(図12)
次に,一括解除について説明する。一括解除は,メディア内のセキュリティ機能がかかっている画像に対してまとめて解除を行う。ただし,レベル2または4のファイルの場合は,解除実行時に入力したパスワードと一致しなければ解除は行わない。一括解除のフローを図12に示す。
一括解除が選択されると(ステップS602),パスワードの入力を要求する(ステップS604)。一括解除を実行中である旨が画面表示される(ステップS606)。
メモリ内の画像ファイルを順次検索し(ステップS608),画像ファイルがセキュリティファイルであるかを判断する(ステップS610)。セキュリティファイルが検索されると,その対象ファイルがセキュリティレベル1または2であるかを判断する(ステップS612)。セキュリティレベルが1または2でない場合には,タグファイルを検索する(ステップS614)。次いで,タグファイルが存在するかを判断し(ステップS616),タグファイルが存在しない場合には,再びメモリ内の画像ファイルを検索するステップS608に戻る。
タグファイルが存在する場合には,対象ファイルのセキュリティレベルが2または4であるかを判断する(ステップS618)。セキュリティレベルが2または4の場合には,パスワードが一致するかを判断し(ステップS620),パスワードが一致しない場合には,再びメモリ内の画像ファイルを検索するステップS608に戻る。
対象ファイルのセキュリティレベルが2または4でない場合,または,セキュリティレベルが2または4であるがパスワードが一致した場合には,画像ファイル200とタグファイル300を結合し(ステップS622),元の撮像データ100として保存する(ステップS624)。その後,不要となった画像ファイル200とタグファイル300を削除する(ステップS626)。
全画像ファイルについて処理が終了したかを判断し(ステップS628),終了していない場合には,再びメモリ内の画像ファイルを検索するステップS608に戻る。このようにして,上記一連の処理を全画像ファイルについて行う。
以上,本実施形態にかかるカメラ10について説明した。かかるカメラ10は,コンピュータに上記機能を実現するためのコンピュータプログラムを組み込むことで,コンピュータを本実施形態にかかる撮像装置10として機能させることが可能である。かかるコンピュータプログラムは,所定の記録媒体(例えば,CD−ROM)に記録された形で,あるいは,電子ネットワークを介したダウンロードの形で市場を流通させることが可能である。より具体的には,本実施形態にかかるカメラ10の機能を有しないカメラに対して,ソフトウェアまたはファームウェアを組み込む形で機能を追加することができ,本実施形態にかかるカメラ10として機能させることが可能である。
(本実施形態の効果)
以上のように,本実施形態によれば,他人に見せたくないプライベートな画像を,撮像装置から切り離された後であってもその表示を禁止することが可能である。
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかる撮像装置の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は撮像装置に利用可能であり,特に,画像表示機能を有するデジタルスチルカメラ等におけるセキュリティ機能を改善し,プライベート画像を非表示にする技術に利用可能である。
カメラの機能ブロックを示す説明図である。 ファイルの分割を示す説明図である。 記憶領域が複数ある場合の保管方法を示す説明図である。 各セキュリティレベルの処理動作と機能を表で示す説明図である。 再生画面(ファイルエラー表示時)を示す説明図である。 撮影時の設定フローを示す説明図である。 再生時の設定フローを示す説明図である。 再生時の処理フローを示す説明図である。 再生画面(画像再生時)を示す説明図である。 再生時の処理フロー(一括再生)を示す説明図である。 解除時のフロー(個別解除)を示す説明図である。 解除時のフロー(一括解除)を示す説明図である。
符号の説明
10 カメラ
20 撮像部
30 データ処理部
40 外部メモリ
50 内部メモリ
100 撮像データ
110 SOI
120 APPI
130 DQT
140 DHT
150 SOF
160 SOS
170 圧縮データ
180 EOI
200 画像ファイル
210 セキュリティデータ
300 タグファイル
310 セキュリティデータ

Claims (7)

  1. デジタルデータを処理可能な撮像装置であって,
    被写体を撮像して撮像データを取得する撮像部と,
    前記撮像データを,前記撮像データを画像表示するためのタグ情報のうち少なくとも一部を含むタグファイルと,画像情報を含む画像ファイルと,に分割処理するデータ処理部と,
    前記タグファイルが記録される第1データ記録部と,
    前記画像ファイルが記録される第2データ記録部と,
    前記撮像データを画像表示する表示部と
    前記データ処理部による前記撮像データの分割処理を行うかどうかを設定するための分割処理設定部とを備え,
    前記分割処理設定部に対する設定は,前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行えることを特徴とする,撮像装置。
  2. 前記データ処理部は,前記タグファイルに対して暗号化を行うことを特徴とする,請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記データ処理部による前記タグファイルの暗号化を行うかどうかを設定するための暗号処理設定部を備えたことを特徴とする,請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記暗号処理設定部に対する設定は,前記撮像部による前記撮像データの取得前に行えることを特徴とする,請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記暗号処理設定部に対する設定は,前記表示部による前記撮像データの画像表示時に行えることを特徴とする,請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記第1データ記録部および第2のデータ記録部は,いずれか一方が撮像装置に内蔵された内部メモリであり,他方が撮像装置から着脱可能な外部メモリであることを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記分割処理設定部に対する設定は,前記撮像部による前記撮像データの取得前に行えることを特徴とする,請求項1に記載の撮像装置。
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