JP4700520B2 - 解析装置、解析方法及びプログラム - Google Patents

解析装置、解析方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、ゴム材料の摩耗の過程を解析する解析装置、解析方法及びプログラムに関する。
ゴム材料が摩耗していく過程を調べるために、ゴム材料を実際に摩耗させる摩耗試験を行っているものがある。例えば、特許文献1に記載の摩耗試験方法においては、ゴム試験片(ゴム材料)を取り付け部に取り付け、表面に複数の突起が形成された円筒状の研磨ドラムを所定の圧力で押し当てつつ、ゴム試験片及び研磨ドラムを回転させることによって、ゴム試験片を摩耗させている。
特開2006−38555号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に記載されたように、ゴム材料の摩耗試験を行うためには、摩耗試験の度に、摩耗の過程を調べるためのゴム材料が必要となってしまう。ここで、摩耗試験を行う代わりに、ゴム材料を分子レベルでモデル化してその摩耗の過程を解析することも考えられるが、ゴム材料は、不均質で複雑な構造を有しているため、解析に多大な時間がかかってしまう。
本発明の目的は、ゴム材料の摩耗の過程を容易に解析することが可能な解析装置、解析方法及びプログラムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の解析装置は、摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、一表面に向かって一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析する解析装置である。そして、平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数のゴム表示セルに隣接し、摩擦力付与部材の一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成手段と、摩擦面表示セルに隣接する複数のゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定手段と、摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出手段と、摩耗セルの各々に、摩耗セルと当該摩耗セルに隣接するゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与手段と、剥離確率が判定値よりも大きい摩耗セルを、摩擦面表示セルに変更するセル変更手段とを備えている。
これによると、摩耗セルと当該摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出し、剥離確率が判定値よりも大きいときに当該摩耗セルが剥離したとして摩擦面表示セルに変更することにより、ゴム材料の表面が摩耗する過程を容易に解析することができる。
また、本発明の解析装置においては、複数のゴム表示セルが、ゴム分子を表す複数のゴム分子セル、複数のゴム分子を互いに結合させる架橋点を表す複数の架橋点セル、及び、複数のゴム分子と複数の架橋点との隙間に充填された充填剤を表す複数の充填剤セルを含んでおり、摩耗セルと架橋点セルとの結合が外れる確率が、摩耗セルと充填剤セルとの結合が外れる確率よりも高く、且つ、摩耗セルと充填剤セルとの結合が外れる確率が、摩耗セルとゴム分子セルとの結合が外れる確率よりも高くなっていてもよい。これによると、ゴム表示セルが、ゴムの特性を表すゴム分子セル、架橋点セル及び充填材セルを含んでいるので、解析結果の精度が向上する。
このとき、複数のゴム表示セルのそれぞれが、ゴム分子セル、架橋点セル及び充填材セルから選択されたいずれかであってもよい。これによると、ゴム表示セルの種類を少なくすることができ解析が容易になる。
また、本発明の解析装置においては、解析モデル形成手段が、複数のゴム分子セル、複数の架橋点セル及び複数の充填材セルがランダムに配列された解析モデルを形成してもよい。これによると、ゴム分子セル、架橋点セル及び充填材セルをランダムに配置することにより、ゴム材料を精度よくモデル化することができ、解析結果の精度が向上する。
また、本発明の解析装置においては、摩擦面表示セルに割り当てられた所定の第1の値、及び、ゴム表示セルの各々に、第1の値よりも小さく且つ摩耗セルとの結合が外れやすいものほどその値が大きくなるように割り当てられた第2の値を記憶する記憶手段をさらに備え、剥離確率算出手段が、第1の値を摩耗セルに隣接する摩擦面表示セルの数だけ累乗した値と、第2の値の各々を当該摩耗セルに隣接する当該第2の値に対応するゴム表示セルの数だけ累乗した値の積との積を、第1の値を当該摩耗セルに隣接するゴム表示セルの数と摩擦面表示セルの数を合計した数だけ累乗した値で除すことにより、剥離確率を算出してもよい。これによると、摩擦面表示セル及びゴム表示セルに割り当てられた第1及び第2の値と、摩耗セルに隣接するゴム表示セル及び摩擦面表示セルの数とにより、剥離確率を容易に算出することができる。
また、本発明の解析装置においては、所定の一方向に関して摩擦面表示セルに隣接するゴム表示セルの数と、これらのゴム表示セルのうち、所定の一方向に最も突出しているゴム表示セルの数と、押圧力とから、ゴム材料の圧縮量を算出する圧縮量算出手段をさらに有し、摩耗セル決定手段が、圧縮量が大きいほど、摩耗セルの数が多くなるように、摩耗セルを決定してもよい。これによると、ゴム材料に加えられる押圧力に応じて摩耗セルの数が変化するので、押圧力と摩耗量との関係を解析することができる。
また、本発明の解析装置においては、判定値付与手段が、摩耗セルの各々に、摺動力に応じて与えられる0以上1以下の乱数を判定値として付与してもよい。これによると、ゴム材料に加えられる摩擦力は、ゴム材料の各点毎にばらつくが、判定値を摺動力に応じた乱数にすることにより、この力のばらつきを考慮した解析結果が得られ、解析結果の精度が向上する。
本発明の解析方法は、摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、一表面に向かって一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析する解析方法である。そして、平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数のゴム表示セルに隣接し、摩擦力付与部材の一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成ステップと、摩擦面表示セルに隣接する複数のゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定ステップと、摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出ステップと、摩耗セルの各々に、摩耗セルと当該摩耗セルに隣接するゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与ステップと、剥離確率が判定値よりも小さい摩耗セルを、摩擦面表示セルに変更するセル変更ステップとを有する。
本発明のプログラムは、摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、一表面に向かって一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析するプログラムである。そして、コンピュータを、平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数のゴム表示セルに隣接し、摩擦力付与部材の一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成手段、摩擦面表示セルに隣接する複数のゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定手段、摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出手段、摩耗セルの各々に、摩耗セルと当該摩耗セルに隣接するゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与手段、及び、剥離確率が判定値よりも小さい摩耗セルを、摩擦面表示セルに変更するセル変更手段として動作させる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る解析システムのブロック図である。図1に示すように、解析システム1は、入力装置2、PC(解析装置)3及び出力装置4により構成されている。
入力装置2は、キーボードやマウスなどであって、ユーザはPC3に対して、入力装置2を用いて、後述する解析モデルの互いに直交するx方向、y方向及びz方向に配列されるゴム表示セル40(図3参照)のセル数、ゴム表示セル40を構成するゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43(図3参照)の構成比、加硫ゴム21(図2参照)に加えられる押圧力N及び摺動力F(図2参照)の値、並びに、解析を行う回数の入力を行う。
PC3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなり、これらが、以下で詳細に説明する解析モデル形成部11、圧縮量決定部12、摩耗セル決定部13、記憶部14、剥離確率算出部15、判定値付与部16及びセル変更部17として動作する。
解析モデル形成部11は、解析を行うために、摩耗の過程を調べたいゴム材料の解析モデルを形成する。
解析モデル形成部11において形成される解析モデルについて説明する。図2(a)は解析を行う加硫ゴム(ゴム材料)を表す図であり、図2(b)は図2(a)の加硫ゴムの構成を模式化した図である。本実施の形態では、図2(a)に示すように、加硫ゴム21が、加硫ゴム21に摩擦力を加える摩擦力付与部材22の摩擦面(一表面)22aに当接しており、加硫ゴム21が摩擦面22aに向かって摩擦面22aと直交する方向に押圧力Nが加えられているとともに、摩擦面22aと平行な方向に摺動力Fが加えられた場合の、加硫ゴム21の表面が摩耗する過程を解析する。そして、加硫ゴム21は、図2(b)に示すように、複数のゴム分子31、複数のゴム分子31を互いに結合させる架橋点32、及び、複数のゴム分子31と複数の架橋点32との間に充填された充填材33を用いて模式的に表現することができる。
図3は形成された解析モデル一例を示す図である。解析モデル形成部11は、加硫ゴム21を図3に示すように、ゴム分子31を示すゴム分子セル41、架橋点32を示す架橋点セル42、充填材33を示す充填材セル43のいずれかであるゴム表示セル40が配置されるとともに、図3の最も下方に配置されたゴム表示セル40の下方に隣接するように摩擦面表示セル44が配置された解析モデルを形成する。ここで、ゴム表示セル40は、互いに直交するx方向、y方向及びz方向に入力装置2から入力されたセル数だけ配列される。つまり、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43の数の合計は入力装置2から入力された3つの方向のセル数の積と一致している。さらに、これらのセル41〜43の数の比は入力装置2から入力されるセル41〜43の構成比と一致している。また、ゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43が配置される位置は、ランダムであり、このようにランダムに配置することにより、加硫ゴム21を精度よくモデル化することができ、解析の精度が向上する。また、ゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43をランダムに配置せずに、これらのうちのいずれかセルの分布が偏るようにゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43を配置してもよい。なお、摩擦面表示セル44は、図2の摩擦面22a、及び、加硫ゴム21が摩耗していく過程で加硫ゴム21と摩擦面22aとの間にできる空隙を示している。
ここで、ゴム表示セル40であるゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43には、他のセルとの結合の外れやすさを示す値K1〜K3(第2の値)が割り当てられており、摩擦面表示セル44にはこれらの値K1〜K3の基準となる値K4(第1の値)が割り当てられている。ここで、K1〜K3はK4よりも小さく且つK1<K3<K2を満たす値が割り当てられている。つまり、他のセルとの結合が外れやすいセルほど大きな値が割り当てられている。
圧縮量算出部12は、加硫ゴム21の圧縮量を算出する。例えば、図3の状態から加硫ゴム21が摩耗して(ゴム表示セル40が剥離して)図4のような状態になった場合、押圧力Nの値と、解析モデルにおいて摩擦面表示セル44の上方に隣接するゴム表示セル40の数nmax(本実施の形態では、x方向及びy方向のセル数の積)、及び、これらのゴム表示セル40のうち図4の最も下方にある(下方に突出した)ゴム表示セル40aの数nとから圧縮量ΔyをΔy=nmax・N/nとして算出する。
摩耗セル決定部13は、摩擦面表示セル44に隣接するゴム表示セルの中から実際に摩擦力を受ける摩耗セルを決定する。例えば、図4のような状態の場合、摩擦面表示セル44の上方に隣接するゴム表示セル44のうち、図4の上下方向に関して、最も上方にあるゴム表示セル40の下端と、最も下方にあるゴム表示セル40の下端と間の距離をy1とし、ある摩擦面表示セル44の上方に隣接するゴム表示セル40の下端と、最も下方にあるゴム表示セル40の下端との距離をy2としたときに、y2<y1・Δyを満たせば、そのゴム表示セル40を摩耗セルとする。つまり、圧縮量が大きいほど、摩耗セルの数は多くなる。このように、加硫ゴム21に加えられる押圧力Nに応じて摩耗セルの数が変化するので、押圧力Nと加硫ゴム21の摩耗量との関係を解析することができる。
剥離確率算出部15は、摩耗セルとこの摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セルとの結合が外れ、剥離してしまう剥離確率を算出する。具体的には、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44に割り当てられた値K1〜K4を、それぞれ摩耗セルに隣接している数だけ累乗したものの積を、摩擦面表示セルに割り当てられた値K4この摩耗セルに隣接するゴム表示セル40の数だけ累乗した値で除した値を剥離確率Pとして算出する。つまり、ある摩耗セルにn1個のゴム分子セル41、n2個の架橋点セル42、n3個の充填材セル43及びn4個の摩擦面表示セル44が隣接している場合、剥離確率Pは、[(K1)n1・(K2)n2・(K3)n3・(K4)n4]/[(K4)(n1+n2+n3+n4)]となる。このように、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44に割り当てられた値K1〜K4と、摩耗セルに隣接するゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44の数n1〜n4とにより、剥離確率Pを容易に算出することができる。
判定値付与部16は、摩耗セルの各々に、摩耗セルが剥離したか否かを判定するための判定値を付与する。具体的には、摩耗セルの各々に、摺動力Fに応じて与えられる0以上1以下の乱数を判定値Rとして付与する。
セル変更部17は、剥離確率算出部15において算出した剥離確率Pと判定値付与部16において付与した判定値Rとを比較し、P>Rを満たす摩耗セルを摩擦面表示セル44に変更する。つまり、摩擦面表示セル44に変更された摩耗セルが剥離したことになる。ここで、判定値Rは、摺動力Fに応じて与えられる0以上1以下の乱数であるので、各摩耗セルに加わる摩擦力のばらつきを考慮した解析結果を得ることができる。
記憶部14は、入力装置2から入力された値、解析モデル形成部11で形成された解析モデルのゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44の位置、ゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43及び摩擦面表示セル44に割り当てられた値K1〜K4、圧縮量算出部122において算出された圧縮量Δy、摩耗セル決定部13において決定された解析モデルにおける摩耗セルの位置などが記憶されている。
出力装置4は、ディスプレイやプリンタ等であり、PC3における解析結果を、後述する図6(a)、図7に示すようなグラフなどを出力する。
ここで、解析装置1を用いて加硫ゴム21の摩耗の過程を解析する方法について図5のフローチャートを用いて説明する。
解析を行うためには、まず、図5に示すように、入力装置2からx方向、y方向及びz方向に配列されるゴム表示セル40のセル数、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43の構成比、外部から加えられる押圧力N及び摺動力Fの値、及び、解析を行う回数などの設定値を入力する(ステップS1)。このとき、入力された設定値は、記憶部14に書き込まれる。
次に、解析モデル形成部11が、記憶部14に記憶された各方向のゴム表示セル40の数及びゴム表示セル40の構成比を読み出し、これらに基づいて、図3に示すような、ゴム表示セル41、架橋点セル42及び充填材セル43からなるゴム表示セル40がランダムに配置されるとともに、図3の最も下方にあるゴム表示セル40の下方に隣接する摩擦面表示セル44が配置された解析モデルを形成する(解析モデル形成ステップS2)。このとき、形成された解析モデルを構成するゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43及び摩擦面表示セル44の位置が記憶部14に書き込まれる。
次に、圧縮量算出部12が、記憶部14から、押圧力N、及び、解析モデルの各セルの位置を読み出し、押圧力N、摩擦面表示セル44の上方に隣接するゴム表示セル40の数nmax、及び、摩擦面表示セル44の上方に隣接するゴム表示セル40のうち図4の最も下方にあるものの数nとから、前述したように圧縮力Δyを算出する(圧縮力算出ステップS3)。算出された圧縮量Δyは記憶部14に書き込まれる。
次に、摩耗セル決定部13が、記憶部14から解析モデルを構成する各セルの位置を読み出して、前述したy1及びy2を算出するとともに、記憶部14から圧縮力Δyの値を読み出し、前述したように、摩擦面表示セル44のうち、y2<y1・Δyを満たすもの全てを摩耗セルとする(摩耗セル決定ステップS4)。このとき、摩耗セルとなったゴム表示セル40の位置が、記憶部14に書き込まれる。
次に、剥離確率算出部15が記憶部14から解析モデル40の各セルの位置を摩耗セルの位置とともに読み出し、摩耗セルのうちの1つについて剥離確率Pを算出する(剥離確率算出ステップ、S5)。ここで、剥離確率Pは、前述したように、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44に割り当てられた値K1〜K4と、摩耗セルに隣接するゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44の数n1〜n4から容易に算出することができる。算出された剥離確率Pの値は、セル変更部17に送られる。
次に、判定値付与部16によりこの摩耗セルに0以上1以下の値である判定値Rを付与する(判定値付与ステップS6)。判定値Rの値は、セル変更部17に送られる。そして、セル変更部17において、剥離確率Pと判定値Rとを比較し、剥離確率Pが判定値Rよりも大きい場合には(S7:Yes)、その摩耗セルを摩擦面表示セル44に変更する(セル変更ステップS8)。具体的には、記憶部14に記憶されたこの摩耗セルを示すデータを摩擦面表示セル44を示すデータに書き換える。一方、剥離確率Pが判定値R以下の場合には(ステップS7:No)、セルの変更を行わず次のステップに進む。このように、剥離確率Pと判定値Rとを比較することにより、摩耗セルが剥離したか否かを判定を容易に行うことができる。また、判定値Rは、摺動力Fに応じて与えられる0以上1以下の乱数であるので、剥離確率Pと判定値Rとを比較し、摩耗セルが剥離したか否かを判定することにより、各摩耗セルに加わる摩擦力のばらつきを考慮した解析結果を得ることができる。
全ての摩耗セルについて処理が終了するまで(ステップS9:No)、各摩耗セルにおいて、順次S5〜S8の処理を実行する。全ての摩耗セルについてS5〜S8の処理が終了することにより(ステップS9:Yes)1回の解析が終了する。さらに、最初に入力装置2から入力された回数だけ(ステップS10:No)、S3〜S9の処理を繰り返し、入力装置2から入力された回数の処理が完了した後(ステップS10:Yes)、記憶部14に記憶された解析モデルの位置などを基に、出力装置3から解析結果を出力する(ステップS11)。以上で、解析を行いその結果を出力する一連の処理が終了する。なお、以上に説明した解析方法は、複数のセルが配列された解析モデルにおいて、近傍のセルとの関係から自己のセルの状態を決定することにより解析を行うセルラーオートマトン法(CA法)を応用したものである。
図6(a)は、解析装置1による解析結果の一例を示す図であり、横軸が架橋点セル42の割合を示す架橋度、縦軸が、z方向に関して剥離したゴム表示セル40の数の平均を示しており、図6の下方に示しているものから順に10回、20回、30回、40回、50回だけ解析を行ったときの解析結果を示している。なお、図6(a)の結果は、x方向、y方向及びz方向のゴム表示セル40の数をそれぞれ50個とし、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44に割り当てられる値K1〜K4を、K1=1、K2=3、K3=2、K4=4とし、押圧力N及び摺動力Fをそれぞれ1.0、0.5としたときのものである。
図6(a)の結果から、解析の回数を増加させることにより、実際に加硫ゴム21が摩耗していくのと同様、剥離するゴム表示セル40の数が増加していくことがわかる。また、架橋点セル42の割合が高いほど、剥離するゴム表示セル40の数が少なくなっていることもわかる。図6(b)は、加硫ゴム21において実際に摩耗試験を行った結果を示しており、横軸が累積加硫度(充填材の割合に相当する)、縦軸が摩耗量である。図6(a)と図6(b)とを比較することにより、加硫ゴム21において、累積加硫度と摩耗量との関係が、本実施の形態で、この加硫ゴム21の摩耗の過程を解析したときの、充填材セル42の割合と、剥離したゴム表示セル40の数との関係と同様の特徴を有していることがわかる。したがって、このような解析を行うことにより、加硫ゴム21が摩耗していく様子を知ることができる。
図7は押圧力Nが異なる場合の、加硫ゴム21の摩耗の過程を解析した解析結果であり、(a)が押圧力N=1.0の場合、(b)が押圧力N=0.5の場合に、それぞれ、図の左側から順に10回、20回、50回解析を行ったときの解析モデルの摩擦面表示セル44に隣接するゴム表示セル40の表面を示している。なお、図7の結果は、x方向、y方向及びz方向のゴム表示セル40の数をそれぞれ50個とし、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43の構成比はそれぞれ50%、20%、30%とし、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44に割り当てられる値K1〜K4を、K1=1、K2=3、K3=2、K4=4とし、摺動力Fを0.5としたときのものである。また、図7の上方が図2の下方に相当する。図7(a)、(b)の結果から、押圧力Nの違いによって、解析モデルのゴム表示セル40の剥離する過程が異なっていることがわかる。
以上に説明した実施の形態によると、複雑な構造を有する加硫ゴム21を、ゴム表示セル40により構成された解析モデルで表し、摩耗セルとこの摩耗セルに隣接する全てのゴム表示セル40との結合が外れてしまう剥離確率Pを算出し、剥離確率Pがこの摩耗セルに割り当てられた判定値Rよりも大きいときにこの摩耗セルが剥離したとして、摩擦面表示セル44に変更することにより、加硫ゴム21が摩耗する過程を解析しているので、摩耗試験を行うことなく加硫ゴム21の摩耗の過程を調べることができるとともに、その解析も容易に行うことができる。
また、ゴム表示セル40は、加硫ゴム21の特性を示す、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43のいずれかであるので、ゴム表示セル40の種類を少なくして解析を容易にしつつ、解析の精度を高くすることができる。
また、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43をランダムに配置することにより解析モデルを形成しているので、加硫ゴム21を精度よくモデル化することができ、解析の精度が向上する。
また、摩擦面表示セル44に値K4を割り当てるとともに、ゴム表示セル40であるゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43にそれぞれ値K1〜K3を割り当て、剥離確率Pを、これらの値K1〜K4と、摩耗セルに隣接するゴム分子セル41、架橋点セル42、充填材セル43及び摩擦面表示セルの数n1〜n4とを用いて、P=[(K1)n1・(K2)n2・(K3)n3・(K4)n4]/[(K4)(n1+n2+n3+n4)]により算出しているので、剥離確率Pを容易に算出することができる。
また、圧縮量算出部12が最も下方に突出した摩擦面表示セル44の数と押圧力Nとから圧縮量を算出し、摩耗セル決定部13がこの圧縮量が大きいほど、摩耗セルの数が多くなるように摩耗セルを決定しているので、押圧力Nと加硫ゴム21の摩耗量との関係を解析することができる。
また、判定値付与部16が各摩耗セルに摺動力Fに応じて与えられる0以上1以下の乱数を判定値として付与しているため、ゴム材料21の表面の各点に加わる摩擦力のばらつきを考慮した解析結果を得ることができ、解析の精度が向上する。
次に、本発明に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
一変形例では、図8に示すように、x方向に配列されるとともにz方向に関して隣接するゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44の位置がx方向に関して互いにずれて配列されている(変形例1)。この場合には、図8の上下方向に関して、摩擦面表示セル44と隣接するゴム表示セル40、及び、摩耗セルとなったゴム表示セル40に隣接するゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44の数が増加するため、解析に必要な計算の回数は増えてしまうが、その分だけ解析の精度を向上させることができる。なお、当然のことであるが、ゴム表示セル40及び摩擦面表示セル44がずれて配列されるのは、x方向には限られず、y方向又はz方向にずれて配列されていてもよい。
本実施の形態においては、ゴム表示セル40が、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43の3種類のセルにより構成されていたが、ゴム分子セル41、架橋点セル42及び充填材セル43以外のセルが含まれていてもよい。
本実施の形態では、入力装置2から入力された回数だけ解析を行った後に、出力装置3から解析結果を出力したが、1回の解析が終了する毎にその結果を出力装置3から出力するように構成されていてもよい。
本発明の実施の形態に係る解析装置のブロック図である。 (a)が図1の解析装置によって解析される加硫ゴムを示す図であり、(b)が(a)の加硫ゴムを模式的に表現した図である。 図2(b)で模式的に表現した加硫ゴムの解析モデルを示す図である。 図3の解析モデルが摩耗した状態を示す図である。 図1の解析装置における解析方法を示すフローチャートである。 (a)が解析により算出した架橋点の数と摩耗したセルの数との関係を示す図であり、(b)が摩耗試験によって得た加硫度と摩耗量との関係を示す図である。 加硫ゴムの摩耗の過程を示す解析結果であり、(a)が押圧力N=1.0とした場合、(b)が押圧力N=0.5とした場合を示している。 変形例1における、ゴム表示セルの配置を示す図である。
符号の説明
3 PC
11 解析モデル形成部
12 圧縮力算出部
13 摩耗セル決定部
15 剥離確率算出部
16 判定値付与部
17 セル変更部
40 ゴム表示セル
41 ゴム分子セル
42 架橋点セル
43 充填材セル
44 摩擦面表示セル

Claims (9)

  1. 摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、前記一表面に向かって前記一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、前記一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析する解析装置であって、
    平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数の前記ゴム表示セルに隣接し、前記摩擦力付与部材の前記一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成手段と、
    前記摩擦面表示セルに隣接する複数の前記ゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定手段と、
    前記摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全ての前記ゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出手段と、
    前記摩耗セルの各々に、前記摩耗セルと当該摩耗セルに隣接する前記ゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与手段と、
    前記剥離確率が前記判定値よりも大きい前記摩耗セルを、前記摩擦面表示セルに変更するセル変更手段とを備えていることを特徴とする解析装置。
  2. 複数の前記ゴム表示セルが、ゴム分子を表す複数のゴム分子セル、複数の前記ゴム分子を互いに結合させる架橋点を表す複数の架橋点セル、及び、複数の前記ゴム分子と複数の前記架橋点との隙間に充填された充填剤を表す複数の充填剤セルを含んでおり、
    前記摩耗セルと前記架橋点セルとの結合が外れる確率が、前記摩耗セルと前記充填剤セルとの結合が外れる確率よりも高く、且つ、前記摩耗セルと前記充填剤セルとの結合が外れる確率が、前記摩耗セルと前記ゴム分子セルとの結合が外れる確率よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の摩耗の解析装置。
  3. 前記複数のゴム表示セルのそれぞれが、前記ゴム分子セル、前記架橋点セル及び前記充填材セルから選択されたいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の摩耗の解析装置。
  4. 前記解析モデル形成手段が、複数の前記ゴム分子セル、複数の前記架橋点セル及び複数の前記充填材セルがランダムに配列された前記解析モデルを形成することを特徴とする請求項2又は3に記載の解析装置。
  5. 前記摩擦面表示セルに割り当てられた所定の第1の値、及び、前記ゴム表示セルの各々に、前記第1の値よりも小さく且つ前記摩耗セルとの結合が外れやすいものほどその値が大きくなるように割り当てられた第2の値を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記剥離確率算出手段が、
    前記第1の値を前記摩耗セルに隣接する前記摩擦面表示セルの数だけ累乗した値と、前記第2の値の各々を当該摩耗セルに隣接する当該第2の値に対応する前記ゴム表示セルの数だけ累乗した値の積との積を、前記第1の値を当該摩耗セルに隣接する前記ゴム表示セルの数と前記摩擦面表示セルの数を合計した数だけ累乗した値で除すことにより、前記剥離確率を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の解析装置。
  6. 前記所定の一方向に関して前記摩擦面表示セルに隣接する前記ゴム表示セルの数と、これらのゴム表示セルのうち前記所定の一方向に最も突出している前記ゴム表示セルの数と、前記押圧力とから、前記ゴム材料の圧縮量を算出する圧縮量算出手段をさらに有し、
    前記摩耗セル決定手段が、前記圧縮量が大きいほど、前記摩耗セルの数が多くなるように、前記摩耗セルを決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の解析装置。
  7. 前記判定値付与手段が、前記摩耗セルの各々に、前記摺動力に応じて与えられる0以上1以下の乱数を前記判定値として付与することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の解析装置。
  8. 摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、前記一表面に向かって前記一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、前記一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析する解析方法であって、
    平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数の前記ゴム表示セルに隣接し、前記摩擦力付与部材の前記一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成ステップと、
    前記摩擦面表示セルに隣接する複数の前記ゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定ステップと、
    前記摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全ての前記ゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出ステップと、
    前記摩耗セルの各々に、前記摩耗セルと当該摩耗セルに隣接する前記ゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与ステップと、
    前記剥離確率が前記判定値よりも大きい前記摩耗セルを、前記摩擦面表示セルに変更するセル変更ステップとを有することを特徴とする解析方法。
  9. 摩擦力を付与する摩擦力付与部材の一表面に当接し、前記一表面に向かって前記一表面と直交する方向に押圧力が加えられるとともに、前記一表面と平行な方向に摺動力が加えられたゴム材料の表面が摩耗する過程を解析するプログラムであって、
    コンピュータを、
    平面上又は空間内に配列された、ゴムが存在していることを示す複数のゴム表示セルと、所定の一方向に関して、最も端にある複数の前記ゴム表示セルに隣接し、前記摩擦力付与部材の前記一表面が存在していることを示す摩擦面表示セルとが配置された解析モデルを形成する解析モデル形成手段、
    前記摩擦面表示セルに隣接する複数の前記ゴム表示セルから、1又は複数の摩耗セルを決定する摩耗セル決定手段、
    前記摩耗セルの各々と、当該摩耗セルに隣接する全ての前記ゴム表示セルとの結合が外れる剥離確率を算出する剥離確率算出手段、
    前記摩耗セルの各々に、前記摩耗セルと当該摩耗セルに隣接する前記ゴム表示セルとの結合が外れたか否かを判定するための判定値を付与する判定値付与手段、及び、
    前記剥離確率が前記判定値よりも大きい前記摩耗セルを、前記摩擦面表示セルに変更するセル変更手段として動作させることを特徴とするプログラム。
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