JP4700136B1 - 浄水器内蔵型吐水装置および水質浄化用カートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水が透過可能な水質浄化材料を外周面に有し、吐水装置1に同軸的に収容されて吐水装置1の内周面との間に外周側流路25を形成するカートリッジ本体20と、カートリッジ本体20の下流側の端面を被覆するとともに、カートリッジ本体内部24に連通する接続口を穿設されて吐水装置1のカートリッジ受け10に差し込み固定可能な接続端22bを有する下流端接続部材22とを有し、カートリッジ本体20の上流側の端面を閉鎖し、下流端接続部材22に、差し込み固定時にはカートリッジ受け10に設けられて浄水流路を閉塞する止水弁17を押圧して浄水流路を開弁する押圧部22dを設けた水質浄化用カートリッジ7。
【選択図】図1
Description
このシャワーヘッドでは、把持収容部に水質浄化用カートリッジを収容するので重量バランスがよく取扱いがしやすかった。また、流路切換弁によって原水吐出と浄水吐出とを切り換えて使用することができた。
また、このときに原水が浄水流路を通過するため、原水に含まれるゴミや錆などの固形物質等が浄水流路内に付着してしまうおそれがあった。その場合、その後把持収容部に水質浄化用カートリッジを収容して浄水吐出しても、しばらくの間はこれらの固形物質等を含み飲用等に適さない浄水が吐出されてしまう。
また、水質浄化用カートリッジが装着された際に、吐水装置内部に水道設備側からの原水の流入を確保しつつ、浄水流路および原水流路を形成する必要がある。特許文献1のシャワーヘッドでは、水質浄化用カートリッジの上流側の端面を把持収容部の底部に当接させる長さとすることで水質浄化用カートリッジの軸方向の位置決めを行っていたが、把持収容部の長さが異なる吐水装置に対しては、対応した長さの水質浄化用カートリッジをそれぞれ用意する必要があった。
本発明は、吐水装置に収容される水質浄化用カートリッジであって、水が透過可能な水質浄化材料を少なくとも外周面の一部に有し、上記吐水装置に同軸的に収容されてその外周面と上記吐水装置の内周面との間に外周側流路となる隙間を形成するカートリッジ本体と、上記カートリッジ本体の下流側の端面を被覆するとともに、上記カートリッジ本体内部に連通する接続口を穿設されて上記吐水装置のカートリッジ受けに差し込み固定可能な接続端を有する下流端接続部材とを有し、上記カートリッジ本体の上流側の端面を閉鎖し、上記吐水装置内に、上記外周側流路から上記水質浄化材料を透過して上記下流端接続部材を通過した水が吐出される浄水流路と、上記水質浄化材料を透過せずに上記外周側流路を通過した水が吐出される原水流路とを形成するとともに、上記下流端接続部材に、差し込み固定時には上記カートリッジ受けに設けられて浄水流路を閉塞する止水弁もしくは流量制御弁を押圧して上記浄水流路を開弁する押圧部を設けたことを特徴とする。
なお、本発明において止水弁もしくは流量制御弁が浄水流路を「閉塞する」とは、水質浄化用カートリッジを収容せずに浄水吐出の設定にしたときに、浄水流路下流への水の流れを完全に遮断できるもののほか、水道設備の水圧によって少量の水が下流へ流れ出るものも含む。吐出水量が著しく減少すれば、使用者が異常を認識して水質浄化用カートリッジを収容し忘れていることに気づくことができる。
さらに、本発明は、上記吐水装置への収容時にはこの大径部が上記内周突起物に下流側から当接することにより、上記押圧部が上記止水弁を押圧する状態を保持することを特徴とする。
また、流量制御弁を設けた場合には、水質浄化用カートリッジを収容し忘れて流路切換弁を浄水吐出に操作しても、流量制御弁によって浄水流路から通常よりも少量の原水しか吐出されない。このため、使用者が異常を認識して、水質浄化用カートリッジを収容し忘れたことに気づき、原水等を誤って飲用等してしまうことがない。
また、上記水質浄化用カートリッジを上記吐水装置へ収容すると、この大径部が上記内周突起物に下流側から当接することにより、上記押圧部が上記止水弁を押圧する状態を保持するため、上記押圧部が押し戻されて止水弁が弁閉になったり、下流端接続部材がカートリッジ受けから離脱したりすることを防止して、吐水装置内に所望の浄水流路および原水流路を維持することができる。
図1に示す浄水器内蔵型吐水装置1は、台所や洗面所の流し台に設けられ、水道設備の先端にホース等の他部品を介して取り付けられる。浄水器内蔵型吐水装置1は、基端にホース(図示せず)と接続するホース取付部2aを設けて直接手で持つことのできる形状に形成された把持収容部2と、この把持収容部2の先端に設けられ吐出口4を形成された頭部3とからなり、流し台のホルダ部に保持させて固定したまま水を供給することができるとともに、把持収容部2を持って取り回し、流し台の中央から隅に至るまで水を供給することもできるようになっている。
図4に示すように、収容部下流部材9の外周面には係止片9aを周上等間隔に4つ突設し、図4、図5に示すように収容部上流部材8の内周面には、頭部側(下流側)端部からホース側(上流側)へ軸方向に刻設され、その上流端で円周方向に折曲するとともに周面を穿開したL字溝8aを周上等間隔に4つ形成している。収容部上流部材8と収容部下流部材9とを一体的に組み立てるには、雄部材となる収容部下流部材9の各係止片9aを、雌部材となる収容部上流部材8の内周面の各L字溝8aに沿って進入させ、L字溝8aの上流端まで進入させてから円周方向に回転させて係合させ、軸方向に引っ張っても外れないようにする(図1)。収容部上流部材8と収容部下流部材9とを分離するには、組み立ての逆の手順で、係止片9aを内部に押し込んで円周方向に逆回転させた後、各係止片9aを各L字溝8aに沿って軸方向に引き抜いて取り外す。
図5(a)、(d)に示すように、カートリッジ収容部8bの上流側底部には、中央にホース取付部2aと連通する水流入口11が形成されるとともに、その周縁近傍には、下流側から見て整流板8cに合致するように3本の底部リブ12を立設している。この底部リブ12は水流入口11周縁から放射状に延設されるとともに、把持収容部2内周面に沿って軸方向に延設され、各底部リブ12は全体としてL字状に形成されている。このうち軸方向に延設された部分によって3本の底部リブ12が形成する内径には、水質浄化用カートリッジ7の上流端閉鎖部材21が収まるようになっている(図1)。
また、収容部上流部材8の底部側(上流側)および外周面は、有底円筒状の底部に孔を設けた把持カバー14で覆われて保護されている(図1)。図5(b)、図10(b)に示すように、収容部上流部材8の外周面に軸方向に延設した凹溝と、把持カバー14の内周面に軸方向に形成した凸条とが係合して、収容部上流部材8が把持カバー14に対して周方向に回転しないように固定されている。
また、収容部下流部材9の内側では円筒状のカートリッジ受け10が上流側に突出する二重筒構造になっており、図2に示すように、カートリッジ受け10の内部通路は浄水流路を構成する頭部3の第一流路15に連通し、カートリッジ受け10の外周面と収容部下流部材9の内周面との間に形成される流路は原水流路を構成する頭部3の第二流路16に連通している。
止水弁17は、弁座としてのカートリッジ受け10の弁座部10aと、この弁座部10aの下流側に配置され通水孔を閉塞可能な形状の弁体18と、この弁体18を弁座部10aに押し付けるように付勢する付勢手段としてのコイルスプリング19とからなる。
本体部18bは、通水孔およびコイルスプリング19の内径よりも大径の円板状に形成されて、下流側(頭部側)からコイルスプリング19に付勢され、上流側(カートリッジ受け側)で弁座部10aの通水孔周縁に押し付けられて、通水孔を閉塞する(図3(b))。上流側の面では、通水孔を確実に閉塞できるように、外周部を筒状あるいは環状に立設させている。
押圧受け部18cは、止水弁17の弁閉状態において、通水孔を貫通して弁座部10aの上流側に突出しており、他部材が上流側から弁体18を押圧できるようになっている。
また、付勢手段はコイルスプリング19には限られず、他の弾性体を用いてもよい。さらに、たとえば、弁体18の少なくとも一部を磁石で形成し、その下流には頭部3内壁に固定された磁石を配置して、2つの磁石が反発する磁力によって弁体18を付勢するように構成してもよい。
カートリッジ本体20は、活性炭を主成分とし、円筒状に固めたもので、外周と内周との間を水が透過するときに、水中に溶解した化学成分や浮遊している微細な固形物質が吸着または濾過される。
活性炭の形状は、カートリッジ外周に原水流路を形成可能であれば特に限定されず、円柱状等に形成することもできるが、円筒状とすれば、カートリッジを水が透過するときに活性炭の一部のみに水が集中して浄水能力が早期に低下する、いわゆる水道(みずみち)現象の発生を抑制し、かつ、後述する中央空間部24を後述する下流端接続部材22の内筒部22cに連通させることができるため、効率的な浄水流路を形成できる。
この上流端閉鎖部材21の外径は、収容部上流部材8の底部リブ12の内径に略等しく、水質浄化用カートリッジ7を把持収容部2に収容した際には、底部および外周面でL字状の底部リブ12に当接して軸方向および径方向に位置固定され、水質浄化用カートリッジ7を把持収容部2に同軸的に収容することができる(図1(a))。
下流端接続部材22の被覆端22aは、その内周面でカートリッジ本体20の外周面に当接してカートリッジ本体20の下流側を被覆するとともに、把持収容部2の内周リブ13の内径よりも大径かつ把持収容部2内周面よりも小径となるように外形状を形成され、水質浄化用カートリッジ7を把持収容部2に収容した際には内周リブ13に当接して軸方向に支持される(図9(b))。
下流端接続部材22の内部通路に配置される殺菌セラミック23は、リン酸カルシウムを母体として酸化亜鉛、モンモリロナイト等を混合して粒状あるいはペレット状に焼結したものに銀あるいは銅等を吸着したもので、その表面に水中の有害な細菌類を吸着して殺菌するとともに金属イオンを放出して水中の有害な細菌類を殺菌または滅菌し、水質を無害化する。
図1(b)に示すように、この接続端22bをカートリッジ受け10に差し込み固定することによって、水質浄化用カートリッジ7を芯出しおよび位置固定することができる。また、このときに十字押圧部22dが弁体18の押圧受け部18cに当接し、コイルスプリング19の付勢力に抗して弁体18を押圧することで、止水弁17を開弁して、中央空間部24から下流端接続部材22、カートリッジ受け10、頭部3の第一流路15までを連通させる(図2)。このとき、止水弁17の通水孔中には、十字押圧部22dと押圧受け部18cとの一方または双方が必ず存在するが、十字押圧部22dおよび押圧受け部18cを通水孔に対して十分に細く形成しているので、水の流れが妨げられることはない。
また、このとき、十字押圧部22dを押し戻そうとするコイルスプリング19の付勢力に対し、接続端22bの外周面とカートリッジ受け10の内周面との間に摩擦力が働くほかに、図9(b)、図10に示すように、大径の被覆端22aが下流側から把持収容部2の内周リブ13に当接することで、十字押圧部22dが上流側に後退しないように軸方向に支持される。また、図1(a)に示すように、上流端閉鎖部材21が把持収容部2の底部リブ12に当接することで、十字押圧部22dが上流側に後退しないように軸方向に支持される。
この浄水器内蔵型吐水装置1では、図1(b)のように十字押圧部22dが軸方向に支持されて止水弁17の弁体18を押圧する状態を保持するので、コイルスプリング19の付勢力によって使用中に十字押圧部22dが押し戻され、止水弁17が弁閉になってしまったり、水質浄化用カートリッジ7がカートリッジ受け10から離脱してしまったりすることがない。
図2、図13に示すように、第一流路15と第二流路16とは、ともに下方を仕切板で仕切られており、それぞれ、この仕切板に弁孔31a、32aを穿設している。両弁孔31a、32aは下方に形成された一つの集合空間部28に連通している。
図1、図18に示すように、この集合空間部28の下部には、原水または浄水の吐出形状を3種類に切り換えることのできる吐出切換弁5を設けている。
この流路切換弁は、弁孔31aを開閉する浄水遮断弁31と弁孔32aを開閉する原水遮断弁32とを、頭部3に対して前後動可能に取り付けられた押しボタン6によって操作する。
図13、図14に示すように、浄水遮断弁31の弁孔31aと原水遮断弁32の弁孔32aとは、互いに奥行き方向にずらした位置に穿設されている。
浄水遮断弁31(原水遮断弁32)は、鋼球等の硬い球形に形成した球形弁体31b(32b)で弁孔31a(32a)を塞ぐことにより弁閉にする。図13(c)(d)に示すように、球形弁体31b(32b)とコイルスプリング31c(32c)とが、下面を開口した箱形の弁体支持部材31d(32d)の内部に、コイルスプリング31c(32c)、次いで球形弁体31b(32b)の順に収容されており、弁体支持部材31d(32d)が頭部3内で奥行き方向に移動可能であるとともに、弁孔31a(32a)の位置に至るとコイルスプリング31c(32c)の付勢力によって球形弁体31b(32b)が弁孔31a(32a)を閉塞する。図2、図13では、浄水遮断弁31の球形弁体31bが弁孔31aを閉塞しているとともに、原水遮断弁32の球形弁体32bは弁孔32aからずれて原水流路を開放している。図14では、原水遮断弁32の球形弁体32bが弁孔32aを閉塞しているとともに、浄水遮断弁31の球形弁体31bは弁孔31aからずれて浄水流路を開放している。
流路切換弁は、押しボタン6と頭部3との間に、ノック式ボールペンなどに使用されるスラストロック機構34を備えており、押しボタン6は押圧により浅い停止位置と深い停止位置とに交互に停止する。図12に示すように、このスラストロック機構34は、押しボタン6を頭部3から離間させる方向に付勢するコイルスプリング34aと、円筒状の外周面に奥行き方向に浅い溝と深い溝を周方向に交互に形成した切換リング34bと、周面に切換用のリブを形成した第一切換こま34cと、円筒の頭部側端面を周方向に凹凸が繰り返すように形成し、押し付けられるたびに第一切換こま34cを一定角度周回転させる第二切換こま34dとを、頭部側から押しボタン側に順に組み立ててなり、押しボタン6を押すたびに第一切換こま34cのリブが切換リング34bの浅い溝と深い溝とに交互に入り込むため、押しボタン6、浄水遮断弁31および原水遮断弁32が浅い停止位置と深い停止位置とに交互に停止する。
このとき、把持収容部2の水流入口11から流入した原水は、水質浄化用カートリッジ7の外周側流路25から、カートリッジ本体20を透過して中央空間部24に流れ込み、カートリッジ受け10、止水弁17および第一流路15を順に通過する浄水流路を通って、集合空間部28に達して吐出される(浄水吐出)。この水は、カートリッジ本体20、殺菌セラミック23によって水質を浄化されて浄水となる。
このとき、把持収容部2の水流入口11から流入した原水は、水質浄化用カートリッジ7の外周側流路25を通過して第二流路16に流れ込む原水流路を通って、集合空間部28に達して吐出される(原水吐出)。
原水吐出時には、原水がカートリッジ本体20の外表面に沿って外周側流路25を通過することにより、浄水吐出時に溜まったカートリッジ本体20表面の蓄積物が洗い流される自動クリーニング構造を有するため、目詰まりを起こりにくくするとともにカートリッジ本体20の劣化が防止され、水質浄化性能を長時間高レベルに維持できるようになる。
図18に示すように、吐出切換弁5は、複数の吐出口を設けた吐出プレート29(図15)と、この吐出プレート29に上方から内嵌するとともに頭部に回動可能に取り付けられる回動部材35と、この回動部材35の上部に一体に取り付けられる蓋部36と(図16)からなる。
回動部材35は吐出プレート29に内嵌され、図16(d)、図17に示すように、下面中央には、頭部3から突出した筒状部材(図18参照)を貫装する貫通孔35aを設けるとともに、その周囲には、吐出プレート29に内嵌した状態でストレート吐出口4aに連通する一対の流出口35bと、内シャワー吐出口4bに連通する3つの流出口35cとが穿設されている。流出口35bおよび流出口35bは貫通孔35aに対し対称の位置に設けられ、流出口35cおよび流出口35cも貫通孔35aに対し対称の位置に設けられる。残りの流出口35cの反対側の側面には、外シャワー吐出口4cに連通する流出口35dが設けられている(図16(c)、図17(c))。
図16(a)(b)に示すように、蓋部36は回動部材35の上面に取り付けられて、中心には頭部3から突出した筒状部材を貫装する貫装孔36aを設けるとともに、その周囲には、6つの通水孔36b〜gを同一円周上等間隔に穿設している。
蓋部36の上面と対向する頭部3の面には、集合空間部28で集合した水が流出する一対の供給口28aが、上記筒状部材に対称な位置に形成されている。
このとき、浄水遮断弁31の弁孔31aを通過した水は、集合空間部28に流入して供給口28aに至る。このとき供給口28a、28aの直下には通水孔36b、36eが位置し、水は通水孔36b、36eから流出口35bへ回動部材35内を通過し、ストレート吐出口4aから吐出される。
このとき供給口28a、28aの直下には通水孔36c、36fが位置し、浄水流路を通過した水は、通水孔36c、36fから流出口35cへ回動部材35内を通過し、内シャワー吐出口4bから吐出される。水は内シャワー吐出口4bのみから吐出されるため、比較的狭い範囲に強く吐出される。
このため、水質浄化用カートリッジ7による止水弁17の開閉を確実に行うとともに、把持収容部2内に自動クリーニング構造を実現することのできる所望の浄水流路および原水流路を維持することができる。
また、把持収容部2には、内周リブ13および底部リブ12のうち一方のみを設けるようにしてもよい。
内周リブ13のみを設けた場合、下流端接続部材22の被覆端22aが内周リブ13に当接して水質浄化用カートリッジ7が軸方向に支持されるため、上流端閉鎖部材21を把持収容部2底部に接触させる必要がない。そのため、カートリッジ本体20の軸方向の長さを把持収容部2の長さに合わせる必要がなく、規格の自由度が向上する。このため、把持収容部2の軸方向の長さが異なる複数の吐水装置に対し、一種類の水質浄化用カートリッジを、格別のアダプター等を用いることなく適用させることができる。
また、上記実施形態では、押しボタン6および球形弁体31b、32bによるプッシュ式の流路切換弁を用いたが、流路切換弁の種類は限定されず、回動式の切換弁などを用いてもよい。
2 把持収容部
3 頭部
4a ストレート吐出口
4b 内シャワー吐出口
4c 外シャワー吐出口
5 吐出切換弁
7 水質浄化用カートリッジ
8 収容部上流部材
9 収容部下流部材
10 カートリッジ受け
10a 弁座部
11 水流入口
12 底部リブ
13 内周リブ
15 第一流路
16 第二流路
17 止水弁
18 弁体
18c 押圧受け部
19 コイルスプリング
20 カートリッジ本体
21 上流端閉鎖部材
22 下流端接続部材
22a 被覆端
22b 接続端
22d 十字押圧部
24 中央空間部
25 外周側流路
31 浄水遮断弁
32 原水遮断弁
Claims (9)
- 吐水装置に収容される水質浄化用カートリッジであって、
水が透過可能な水質浄化材料を少なくとも外周面の一部に有し、上記吐水装置に同軸的に収容されてその外周面と上記吐水装置の内周面との間に外周側流路となる隙間を形成するカートリッジ本体と、
上記カートリッジ本体の下流側の端面を被覆するとともに、上記カートリッジ本体内部に連通する接続口を穿設されて上記吐水装置のカートリッジ受けに差し込み固定可能な接続端を有する下流端接続部材とを有し、
上記カートリッジ本体の上流側の端面を閉鎖し、
上記吐水装置内に、上記外周側流路から上記水質浄化材料を透過して上記下流端接続部材を通過した水が吐出される浄水流路と、上記水質浄化材料を透過せずに上記外周側流路を通過した水が吐出される原水流路とを形成するとともに、
上記下流端接続部材に、差し込み固定時には上記カートリッジ受けに設けられて浄水流路を閉塞する止水弁もしくは流量制御弁を押圧して上記浄水流路を開弁する押圧部を設けたことを特徴とする浄水器内蔵型吐水装置の水質浄化用カートリッジ。 - 吐水装置に収容される水質浄化用カートリッジであって、
水が透過可能な水質浄化材料を少なくとも外周面の一部に有し、上記吐水装置に同軸的に収容されてその外周面と上記吐水装置の内周面との間に外周側流路となる隙間を形成するカートリッジ本体と、
上記カートリッジ本体の下流側の端面を被覆するとともに、上記カートリッジ本体内部に連通する接続口を穿設されて上記吐水装置のカートリッジ受けに差し込み固定可能な接続端を有する下流端接続部材とを有し、
上記カートリッジ本体の上流側の端面を閉鎖し、
上記吐水装置内に、上記外周側流路から上記水質浄化材料を透過して上記下流端接続部材を通過した水が吐出される浄水流路と、上記水質浄化材料を透過せずに上記外周側流路を通過した水が吐出される原水流路とを形成するとともに、
上記下流端接続部材には、上記吐水装置の内周面から内方向に突設した内周突起物の内径よりも大径に形成された大径部を設けたことを特徴とする浄水器内蔵型吐水装置の水質浄化用カートリッジ。 - 上記下流端接続部材には、上記吐水装置の内周面から内方向に突設した内周突起物の内径よりも大径に形成された大径部を設け、
上記吐水装置への収容時にはこの大径部が上記内周突起物に下流側から当接することにより、上記押圧部が上記止水弁を押圧する状態を保持することを特徴とする請求項1記載の浄水器内蔵型吐水装置の水質浄化用カートリッジ。 - 上記吐水装置が下流端付近に上記内周突起物を有する収容部上流部材と収容部下流部材とに軸方向に二分割される上記浄水器内蔵型吐水装置に収容されるカートリッジであって、
上記下流端接続部材を上流側に向けて上記収容部上流部材に差し込んだ際には、上記収容部上流部材の下流端付近で上記大径部が上記内周突起物に当接して進入を阻止されることを特徴とする請求項2または3記載の浄水器内蔵型吐水装置の水質浄化用カートリッジ。 - 上記吐水装置への収容時には、上流側の端面で、上記吐水装置の上流側底部の水流入口の周縁近傍に設けられた底部突起物に当接することにより、上記押圧部が上記止水弁を押圧する状態を保持することを特徴とする請求項1または2記載の浄水器内蔵型吐水装置の水質浄化用カートリッジ。
- 基端に他部品との接続端を有して内部に流路を設けた収容部と、この収容部の先端に設けられ水の吐出口を形成した頭部とを備えた吐水装置であって、
上記収容部には少なくとも外周面の一部に水質浄化材料を含むカートリッジ本体を備えた水質浄化用カートリッジを同軸的に収容し、この水質浄化用カートリッジの下流端部を上記収容部または上記頭部に形成されたカートリッジ受けに差し込み固定して上記カートリッジ本体内部を上記吐出口へ連通させ、
上記カートリッジ本体を透過せずに上記カートリッジ本体の外周面に沿って外周側流路を通過する際に、浄水吐出時に蓄積された蓄積物を洗い流して上記吐出口へ流出させる原水流路と、
上記外周側流路から上記カートリッジ本体を透過して、上記吐出口へ連通する浄水流路とを形成し、
上記水質浄化用カートリッジの下流には、上記原水流路と上記浄水流路とのいずれかを選択的に開通させるか、あるいは、流路抵抗の小さい一方を開閉する外部から操作可能な流路切換弁を組み込み、
かつ、上記カートリッジ受けの下流の上記浄水流路には、弁体が下流側から弁座に押し付けられ上記浄水流路を閉塞する止水弁もしくは流量制御弁を設けるとともに、上記水質浄化用カートリッジを上記収容部に収容すると上記水質浄化用カートリッジの下流端部付近に形成された押圧部が上記弁体を押圧して上記浄水流路を開弁することを特徴とする浄水器内蔵型吐水装置。 - 上記収容部の内周面には内方向に突出する内周突起物を設け、
上記水質浄化用カートリッジの下流端部付近にはこの内周突起物の内径よりも大径に形成した大径部を設け、
上記水質浄化用カートリッジを上記収容部に収容すると、この大径部が上記内周突起物に下流側から当接することにより、上記押圧部が上記止水弁の弁体を押圧する状態を保持することを特徴とする請求項6記載の浄水器内蔵型吐水装置。 - 上記収容部を、下流端付近に上記内周突起物を有する収容部上流部材と収容部下流部材とに軸方向に二分割可能に形成し、
上記水質浄化用カートリッジの上記下流端部を上流側に向けて上記収容部上流部材に差し込んだ際には、上記収容部上流部材の下流端付近で上記大径部が上記内周突起物に当接して上記水質浄化用カートリッジの進入を阻止することを特徴とする請求項7記載の浄水器内蔵型吐水装置。 - 上記収容部の上流側底部には水流入口を設けるとともにこの水流入口の周縁近傍には底部突起物を立設し、
上記水質浄化用カートリッジを上記収容部に収容すると、上記水質浄化用カートリッジが上流端部でこの底部突起物に当接することにより、上記押圧部が上記止水弁の弁体を押圧する状態を保持することを特徴とする請求項6記載の浄水器内蔵型吐水装置。
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