JP4699523B2 - Td−cdma(umtstdd)における高速セル選択 - Google Patents

Td−cdma(umtstdd)における高速セル選択 Download PDF

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Description

本願明細書は、一般的に無線通信に関し、特にユニバーサル移動通信システム無線環境における高速セル選択の提供に関する。
(米国特許法119条による優先権の主張)
本特許出願は、2005年8月25日に出願され、本願発明の譲渡人に譲渡された、発明の名称を「TD−CDMA(UMTS TDD)における高速セル選択(FAST CELL SELECTIN IN TD-CDMA (UMTS TDD))」とする米国仮特許出願第60/711,989号の優先権を主張するものであり、その内容は本願明細書中に、参照によって明確に援用される。
(同時係属中の特許出願の引用)
本特許出願は、以下の同時係属中の米国特許出願に関連する。
本願発明と同時に出願され、本願発明の譲渡人に譲渡され、その内容を本願明細書中で特に参照として援用する、代理人整理番号050492の「効率的なアップリンク電力およびレート制御のためのUMTS TDDシステムにおけるアップリンク・ソフトハンドオフのサポート(UPLINK SOFT HANDOFF SUPPORT IN UMTS TDD SYSTEMS FOR EFFICIENT UPLINK POWER AND RATE CONTROL)」および
本願発明と同時に出願され、本願発明の譲渡人に譲渡され、その内容を本願明細書中で特に参照として援用する、代理人整理番号050446の「支配的干渉による妨害効果を解消するためTD−CDMAスロットの間にスクランブル/OVSF符号を変更する方法(VARYING SCRAMBLING/OVSF CODES WITHIN A TD-CDMA SLOT TO OVERCOME JAMMING EFFECT BY A DOMINANT INTERFERER)」。
無線通信システムは、普及している手段であり、世界中の多くの人々がこの手段を使用して通信をするようになっている。無線通信デバイスは、消費者のニーズを満たし、携帯性および利便性を向上させるため、さらに小型で高性能になっている。携帯電話のような移動デバイスの処理能力が向上したことで、無線ネットワーク伝送システムに対する需要が増してきている。このようなシステムは一般的に、これらのシステムを介して通信をするセル式デバイスのように簡単に更新できない。移動デバイスの機能が拡張するにつれ、新しく改良された無線デバイスの機能を容易にフル活用するような形で旧式の無線通信システムを維持することは難しい場合がある。
特に、周波数分割に基づく技術では、一般にスペクトルを均一量の帯域に分割することによってスペクトルを別のチャネルに分ける。例えば、無線通信用に割り当てられた周波数帯域の分割は30チャネルに分けることができる。各チャネルは音声会話を搬送でき、デジタル・サービスではデジタル・データを搬送できる。各チャネルには、1度に1ユーザにしか割り当てることができない。周知の別の技術の1つに、システムの全帯域幅を多数の直交サブバンドへ効果的に分割する直交周波数分割技術がある。これらのサブバンドは、トーン、キャリア、サブキャリア、ビン、および/または周波数チャネルとも称される。各サブバンドは、データとともに変調することができるサブキャリアに関連付けられる。時分割に基づく技術では、帯域は時間的にシーケンシャルなタイム・スライスまたはタイムスロットに分割される。チャネルの各ユーザには、ラウンドロビン方式で情報を送受信するタイム・スライスが提供される。例えば、任意の時間tに、ショートバースト用のチャネルへのアクセスがユーザに提供される。次いで、アクセスは情報を送受信するためにショートバースト時間が提供されている他のユーザに切り替わる。この「交代」のサイクルが続き、最終的に各ユーザに多数の送受信バーストが提供される。
符号分割に基づく技術では、一般に1つの領域において任意の時に利用可能な複数の周波数にてデータを送信する。一般的に、データはデジタル化され、利用可能な帯域幅で拡散される。ここで多数のユーザをチャネル上で重ねることができ、それぞれのユーザにユニークなシーケンス符号を割り当てることができる。ユーザは、同じ広帯域のスペクトルの量において送信することができ、各ユーザの信号は、それぞれユニークな拡散符号によって帯域全体に拡散される。この技術は、1人または複数のユーザが同時に送受信できる共有に対応できる。このような共有は、スペクトラム拡散デジタル変調によって実現される。スペクトラム拡散デジタル変調では、ユーザのビット・ストリームが符号化され、疑似乱数式に非常に広いチャネルを通って拡散される。受信器は、関連するユニークな連続符号を認識し、コヒーレントな方法で特定のユーザのビットを集めるために乱数化を復元するように設計されている。
(例えば、周波数分割、時分割、および符号分割技術を使用する)典型的な無線通信ネットワークには、カバレッジ・エリアを提供する1または複数の基地局およびカバレッジ・エリア内でデータの送受信ができる1または複数の移動(例えば、無線)端末が含まれる。典型的な基地局は、ブロードキャスト、マルチキャスト、および/またはユニキャスト・サービス用の多数のデータ・ストリームを同時に送信することができる。ここでのデータ・ストリームは1つの移動端末にとって、個別に関心がある受信とすることができる。基地局のカバレッジ・エリア内の移動端末は、複合ストリームによって搬送される1つ、2つ以上、またはすべてのデータ・ストリームに注目することができる。同様にして、移動端末は、基地局または他の移動端末にデータを送信することができる。基地局と移動端末との間、または移動端末間のこのような通信は、チャネルの変化および/または干渉電力の変化によって品位が劣化することがある。例えば、上記の変化は、基地局の1または複数の移動端末に対するスケジューリング、電力制御、および/またはレート予測に影響が及ぶことがある。
従来のUMTS TDDシステムの多くは、3Gパケット・データ・ネットワークで非常に望まれている機能である高速セル選択(Fast Cell Selection:FCS)に対応していない。したがって、このような無線ネットワーク・システムにおいてスループットを向上させるシステムおよび/または方法の技術においては、未だ満たされていないニーズがある。
以下は、1または複数の実施形態を基本的に理解できるように、これらの実施形態の簡略化した概要を示すものである。本概要は、すべての考慮された実施形態の広範な概要ではなく、実施形態の主要なまたは重要な要素を特定したり、実施形態の任意のまたはすべての範囲を詳細に説明したりするものでもない。ここでの目的は、後述のさらに詳細な説明の前置きとして簡略化した形式での1または複数の実施形態の概念を単にいくつか示すものである。
1または複数の実施形態および実施形態に対応する開示によれば、無線通信環境における高速セル選択の実行に関連して、様々な態様が説明される。1つの態様によれば、ユーザ・デバイスは、例えばUMTS TDD通信プロトコル、OFDMA通信プロトコル、SC−FDMA通信プロトコルなどを使用する無線ネットワークとの通信中に、自身の仮想アクティブ・セット(VAS)中のセクタのリストからサービング・セクタを選択できる。サービング・セクタは、ユーザ・デバイスがアップリンクの伝送に使用するスクランブル符号を持つ公称セクタとは別のものとすることができる。ユーザ・デバイス用のVAS中にリストされたすべてのセクタは、このスクランブル符号を知ることができる。このようにして、ユーザ・デバイスが配置されているカバレッジ・エリアにあるすべてのセクタは、ユーザ・デバイスのVASに含めることができ、ユーザ・デバイスからの伝送を受信および復調することができる。
1または複数の実施形態によれば、無線通信環境においてユーザ・デバイス用のサービング・セクタを選択する方法は、ユーザ・デバイスからの伝送信号の受信および復調を試みるセクタのリストを備えるユーザ・デバイスの中に仮想アクティブ・セット(VAS)を生成することと、VAS中のセクタのリストから1つのセクタを選択することとを備えることができる。VASは、伝送のためにユーザ・デバイスによって使用されるユニークなスクランブル符号を有する公称セクタを備えることができ、このスクランブル符号は、このようなセクタがユーザ・デバイスの伝送を受信および復調する(例えば、リッスンする)ことができるように、VAS中のすべてのセクタに知られているようにできる。さらに、ユーザ・デバイスは、自身のVAS中のすべてのセクタのビーコン・チャネルの強度を監視することができ、最も高い信号対干渉雑音比(signal-to-interference-noise ration:SINR)を有するセクタを公称セクタのスクランブル符号を使用して通信するサービング・セクタとして選択できる。例えば、HS−DSCHおよび関連する制御HS−SCCHを通って、アップリンクの伝送は公称セクタのスクランブル符号を使用して行うことができ、ダウンリンクの伝送はデータ伝送用のセクタ特有のスクランブル符号を使用して行うことができる。専用のチャネルを通るダウンリンク伝送は、公称セクタから始めることができ、よって公称セクタのスクランブル符号を使用する。この方法はさらに、ユーザ・デバイスがセクタからセクタへ移動するときに、VASを更新することをさらに備えることができる。無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つとすることができる。
別の態様によれば、無線ネットワーク環境においてユーザ・デバイスによって高速セル選択を容易にする装置は、ユーザ・デバイスからの伝送の復調を試みるセクタのリストを格納するメモリと、セクタのリストに関連する情報を分析し、セクタのリストからサービング・セクタを選択する、メモリに接続されたプロセッサとを備えることができる。選択されたセクタは、セクタ間の望ましくないピンポン効果を緩和させるため、ビーコン・チャネル・アナライザによって判定されたような、セクタのリストの中で最も高いビーコン・チャネルSINRを有するセクタとすることができる。さらに、セクタのリストは、ユーザ・デバイスが通信に使用できるスクランブル符号を有する公称セクタのほか、ユーザ・デバイスが自身のカバレッジ・エリアに配置されている1または複数の他のセクタも備えることができる。ユーザ・デバイスが個々のセクタ・カバレッジ・エリアを入り、および出て移動すると、セクタのリストは動的に更新できる。ユーザ・デバイスによって所与のセクタがサービング・セクタとして選択される場合/とき、ユーザ・デバイスから伝送される信号の復調をできるようにするほか、ユーザ・デバイスへの伝送を可能にするため、セクタのリストにリストされたすべてのセクタは、ユーザ・デバイスのスクランブル符号のほか、公称セクタによって割り当てられた他のリソース(例えば、タイムスロット、チャネルなど)も知ることができる。無線通信環境は、TDD UMTS、OFDMA、SC−FDMA、または他の適切な無線通信環境とすることができる。
さらに別の態様によれば、無線通信環境においてユーザ・デバイスによって高速セル選択を容易にする装置は、ユーザ・デバイス用に、ユーザ・デバイスとの通信ができるセクタのリストを備える仮想アクティブ・セット(VAS)を生成する手段と、ユーザ・デバイスが複数のセクタ・カバレッジ・エリアを横断するとVASを更新する手段と、最も高いビーコン・チャネルSINRを有するセクタをサービング・セクタとして動的に選択する手段とを備えることができる。この装置はさらに、最も高いビーコン・チャネルSINRを有するセクタを判定するため、VAS中の各セクタのビーコン・チャネルSINRを分析する手段のほか、ユーザ・デバイスによって使用されるスクランブル符号、およびユーザ・デバイスがスクランブル符号とともに通信信号を送信する間のタイムスロットに関連する情報をVASにリストされているすべてのセクタに提供する手段をさらに備えることができる。このようにして、ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、このような伝送が特定のセクタのスクランブル符号を使用していなくても、ユーザ・デバイスの伝送を受信および復調することができる。その結果として、ユーザ・デバイスは自身のVAS中のどのセクタでもデータ伝送用に選択することがきる。無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つとすることができる。
さらに別の態様によれば、ユーザ・デバイスが配置されているセクタのリストを生成し、ユーザ・デバイスがセクタを横断するときにセクタのリストを更新し、セクタのリストにリストされた各セクタのビーコン・チャネルSINRを監視し、ユーザ・デバイスに送信されるデータおよび制御コマンドが通過するサービング・セクタとして、セクタのリストから最も高いSINRを有するセクタを選択する、コンピュータが実行可能な命令を格納するコンピュータ可読媒体が説明される。このような命令はさらに、セクタのリストのすべてのセクタがユーザ・デバイスからの伝送を受信して変調できるように、ユーザ・デバイスからの伝送の間、ユーザ・デバイスに使用されるスクランブル符号に関連する情報をコントローラを介してセクタのリスト中のすべてのセクタに提供する命令を備えることができる。無線通信環境は、TDD UMTS、OFDMA、SC−FDMA、または他の適切な無線通信環境とすることができる。
別の態様によれば、通信環境において高速セル選択を行うための命令であって、ユーザ・デバイスが置かれているセクタの識別を備えるセクタ・リストを生成することと、ユーザ・デバイスがセクタを横断すると、セクタ・リストを更新することと、セクタ・リストにリストされた各セクタのビーコン・チャネルSINRを監視することと、ユーザ・デバイスに送信されるデータおよび制御コマンドが通過するサービング・セクタとして、セクタ・リストから最も強いSINRを有するセクタを選択することとを備える命令を実行するプロセッサが説明される。このプロセッサはさらに、セクタ・リストのすべてのセクタがユーザ・デバイスからの伝送を受信して変調できるように、ユーザ・デバイスからの伝送の間、ユーザ・デバイスに使用されるスクランブル符号に関連する情報をコントローラを介してセクタ・リスト中のすべてのセクタに提供する命令をさらに備えることができる。さらに、このプロセッサは、ユーザ・デバイスが異なるセクタ・カバレッジ・エリアに出入りすると、セクタ・リストを更新する命令、およびセクタのリスト中のセクタが現在のサービング・セクタよりも高いビーコン・チャネルSINRを有していると判定されたとき、新しいサービング・セクタを選択する命令をさらに備えることができる。無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つとすることができる。
さらに別の態様では、無線ネットワークでの通信を容易とする移動デバイスは、移動デバイスが配置されているセクタのリストを備える仮想アクティブ・セット(VAS)を生成し、移動デバイスが複数のセクタを横断するとVASを更新し、ユーザ・デバイスからの伝送用にユーザ・デバイスによって使用されるユニークなスクランブル符号を有する公称セクタをVASに含めるプロセッサと、VASを格納するメモリと、VAS中の各セクタからビーコン・チャネルの強さを評価し、このような情報をプロセッサに提供するビーコン・チャネルSINRアナライザとを備え、プロセッサは、最も強いビーコン・チャネルを有するVAS中のセクタを、ユーザ・デバイスへのデータ伝送用のサービング・セクタとして選択する移動デバイスに関する。無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つとすることができる。
前述および関連する目的を達成するため、1または複数の実施形態には、以下に完全に説明される特徴、特に特許請求の範囲で指摘される特徴が含まれる。以下の説明および添付の図面は、1または複数の実施形態の特定の例としての態様を詳細に開示するものである。ただし、これらの態様は、種々の実施形態の原理を使用できる種々の方法のうちの数例を示しているに過ぎず、記載された実施形態はこのような態様および同等物すべてを含むものとする。
ここで図面を参照しながら様々な実施形態を説明するが、全体を通して同じ参照符号は同じ要素を示すために使用されている。以下の記載において、1または複数の実施形態を完全に理解するために、説明の目的で具体的な内容が多く開示されている。しかし、このような(複数の)実施形態をこれらの特定の詳細なしに実施できることも明らかであろう。別の例では、1または複数の実施形態の説明を容易とするために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形式で示されている。
本出願で使用されているような、「コンポーネント」、「システム」等の用語は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのコンピュータ関連のエンティティを示すものとする。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであればよいが、これに限定されない。1または複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行スレッド内にあってもよく、コンポーネントは1台のコンピュータ上に配置され、かつ/または2台以上のコンピュータ間に分散されてもよい。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造が格納された様々なコンピュータ可読媒体から実行できる。コンポーネントは、1または複数のデータ・パケット(例えば、ローカルシステム、分散システムおよび/またはインターネットのような信号によって他のシステムと繋がるネットワークの別のコンポーネントと交信する1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号に従うなどして、ローカルおよび/または遠隔のプロセスを経由して通信できる。
さらにここで、加入者局に関する様々な実施形態を説明する。加入者局は、システム、加入者ユニット、移動局、移動体、遠隔局、アクセスポイント、基地局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、またはユーザ機器と呼ぶこともできる。加入者局は、セル式電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(wireless local loop:WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、無線接続機能を有する携帯用デバイス、または無線モデムに接続された他の処理デバイスであればよい。
さらに、本願明細書に記載の様々な態様または機能は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、製品として実現できる。ここで使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含めるものとする。例えば、コンピュータ可読媒体には、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光学ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)等)、スマートカード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ等)を含めることができるが、これに限定されない。
本願明細書に記載の態様は主にTDD UMTSシステムに関して示されるが、このような態様はアップリンク通信用のセクタ特有のリソース割り当てを持つ他のシステムにも適用できることは、当業者であれば分かるであろう。このようなシステムの例としては、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)およびシングル・キャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access:SC−FDMA)がある。これらのシステム用のアップリンク・リソースは、タイムスロット、各タイムスロットにおいてのサブキャリア(トーン)の(複数の)セット、セルまたはセクタ特定のスクランブル符号などであればよい。したがって、ユーザ・デバイスは、ユーザ・デバイスのために公称セクタに割り当てられたリソースを使用することができる。様々なUMTS−TDD実施形態向けに記述される仮想アクティブ・セット(VAS)の概念は、これらのシステムで共通しており、よってユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、使用されるリソースについての共有の認識があるため、ユーザ・デバイスの波形の受信および復調を試みることができる。ダウンリンクのサービング・セルについてのユーザ・デバイスの表示は、アップリンクの波形特性(例えば、スクランブル符号)およびユーザ・デバイスの公称セクタによって割り当てられたリソースを使用して伝達できる。
本願明細書には、種々の態様に従って、UMTS TDDシステムにおける高速セル選択を容易とするシステムおよび方法が記載される。さらに、このようなシステムおよび方法は、低チップレート(low chip rate:LCR)のほかにUMTS TDDの高チップレート(high chip rate:HCR)版にも当てはまる。ここで図1を参照すると、エボリューション・データ・オンリー(evolution data only:EvDO)無線通信環境において高速セル選択(FCS)が可能となるシステム100が示されている。第1の基地局104の第1のセクタ102が第2の基地局108の第2のセクタ106とオーバーラップするカバレッジ・エリアとともに示されている。第1の基地局104および第2の基地局108は、同一の基地局であってもよく、同一の基地局でなくてもよい。ユーザ・デバイス110は、オーバーラップ・エリア112内に示されている。このエリアは、第1の基地局104が第2の基地局108とは別である場合はソフトハンドオフ領域であり、第1の基地局104が第2の基地局108と同一である場合にはソフターハンドオフ領域である。したがって、第1のセクタ102および第2のセクタ106の両方が、ユーザ・デバイス110のアクティブ・セットの中にある。第1の基地局104が第2の基地局108とは異なる基地局の場合は、基地局104および108からのアップリンク・トラフィックを結合する選択結合器116を有する基地局コントローラ114が示される。さらに、コントローラ114は、ダウンリンクでの伝送用のデータ・パケットを一時的に格納するキュー118も備える。コントローラ114はキュー118と関連付けられ、基地局104(例えば、図において送信を行っている基地局)はキュー130に関連付けられることに注目されたい。ダウンリンク・データ120はキュー118からキュー130、基地局104へと送信され、基地局104は順にデータをユーザ・デバイス110へ送信する。ダウンリンク情報122は、基地局104からユーザ・デバイス110へ送信されることができ、この情報にはダウンリンク・データ、アップリンク電力管理情報、リバースアクティビティ(reverse activity)情報を備えることができる。基地局108は、電力制御情報およびリバースアクティビティ情報を備える信号124を送信することもできるが、ダウンリンク・データの送信はしないことは分かるであろう。ユーザ・デバイス110は、データのほか、サービング・セル情報も備えるアップリンク信号126および128をそれぞれ送信することによって、基地局104および108と通信することができる。信号126および128は同一(例えば、基地局104および108の両方に対して送信される単一の信号とすることができる)のものとすることができることは分かるであろう。
従来システムのEvDOのダウンリンクでは、ユーザ・デバイスのアクティブ・セット中のすべてのセクタによってユーザ・デバイスのアップリンク伝送が復調および復号される間、単一のセクタ(例えば、セクタ102)が「サービング・セクタ」になる。ユーザ・デバイスのアップリンクでの伝送はユーザ・デバイスのアクティブ・セット中のすべてのセクタによって復調および復号されるので、ユーザ・デバイス110はそれらのセクタのどれかを「サービング・セクタ」として選択すればよい。EvDOでは、ダウンロード・レート・コントロール(DRC)カバーを経由してポインティング操作(pointing operation)が行われる。したがって、EvDOでのDRCカバーの変更は、サービング・セクタの変更を意味し、これにはセクタの送信バッファでパケットをデキューおよびエンキューすることを含めることができる。使用されていないセクタは、そのユーザ・デバイスを自身の送信バッファからデキューし、新しいサービング・セクタがユーザ・デバイスのデータを自身の送信バッファにエンキューする。このデキュー/エンキュー操作は、実装によって高速にも低速にもなりうる。例えば、パケット・データ・キューはコントローラまたはコントローラの複製に保持することができる。新しいセクタが選択された場合、古いサービング・セクタが地理的に新しいサービング・セクタと並べて配置されてもよい(例えば両方のセクタが同一のセルの場所に属する場合)ので、コントローラ114または古いサービング・セクタから新しいセクタのキューを埋めることができる。サービング・セクタを変更する(時間的)「損失」の推定をユーザ・デバイス110に与えるために、2つの遅延、すなわちSoftHandoffDelayおよびSofterHandoffDelayを使用できる。このような推定値は、アルゴリズムを統制するのに適切なヒステリシスを選択するために、ユーザ・デバイスの再ポインティング・アルゴリズムによって使用できる。
このように、図1はEvDOシステムにおけるダウンリンクおよびアップリンクの波形の送受信を示している。図から分かるように、1つのセクタ(セクタ102)だけが所与のユーザに対しダウンリンクでトラフィック/データを送信する。しかし、アクティブ・セット中のすべてのセクタは、コントローラ114の選択結合器116の出力において、ユーザ・デバイスの送信電力を効果的な1%のPERまで電力制御するアップリンク電力制御コマンドをそれぞれのダウンリンク伝送の中で送る。さらに、ユーザのパケット・データ・キュー118および130は、コントローラ114およびサービング・セクタ102の両方にそれぞれある。したがって、EvDOシステムにおいて、例えばセクタ102からセクタ106へサービング・セクタを変更する費用には、ユーザ・デバイス110のための新しいキューを追加することも含まれる。
図2は、UMTS TDD通信環境におけるセル再選択のためのシステム200を示す図である。第1の基地局204の第1のネットワーク・セクタ202が第2の基地局208の第2のネットワーク・セクタ206とオーバーラップして示されている。ユーザ・デバイス210は、セクタ202と206とがオーバーラップする領域212内に示されている。この図によると、セクタ202はユーザ・デバイス210のサービング・セクタであるため、図1に関して説明したキューと同様のキュー216を備えるコントローラ214にアップリンク・データを送信する。コントローラ214は、キュー216を介して、セクタ202および/または基地局204に関連づけられた別のキュー224にダウンリンク・パケット・データ218を送信する。続いて、ダウンリンク情報が、ダウンリンク・データおよびアップリンク電力制御情報を備える信号220によってサービング・セクタの基地局204からユーザ・デバイス210へ送信される。次いでユーザ・デバイス210は、アップリンク222において情報を送信する。アップリンク222では、サービング・セクタ特有のスクランブル符号でデータを送信することができる。したがって、信号222は基地局204および基地局208の両方に送信されるように図示されているが、基地局204(例えば、サービング・セクタの基地局)だけがアップリンク・データ伝送を復号する。
UMTS TDDシステムでの送受信の主な特徴は、ユーザ・デバイスでのデータ送受信において使用されるスクランブル符号にある。これらの符号は一般に16チップ長であり、システム内の各セクタが伝送用に割り当てられたユニークなスクランブル符号を有することができるようにセクタを完全に定義する。したがって、セクタ202からのダウンリンク伝送に使用される同一のスクランブル符号をユーザ・デバイス210用の伝送に使用することができる。
図2から分かるように、所与の時間にネットワーク側とユーザ・デバイス210を接続しているダウンリンクおよびアップリンクには単一のリンクがある。このことは、ユーザ・デバイス210がセクタ202および206の両方のカバレッジ・エリアにあるにもかかわらず、言えることである。このような従来のUMTSシステムにおいては、(EvDOシステムと反して)一般にアップリンクにはソフターハンドオフはなく、ユーザ・デバイスの送信電力またはレートの調節のためのマルチセクタ電力制御またはレート制御も一般にはない。スクランブル符号が伝送に使用されるセクタは、「公称セクタ」と呼ぶことができ、これは典型的なUMTS TDD通信環境のユーザ・デバイス210に関連する唯一のセクタである。アドバンスト・マルチユーザ検出(Advanced multi-user detection:AMUD)は、公称セクタ以外のセクタによるユーザ・デバイスの伝送の受信を可能にできる。さらに、ユーザ・デバイス210が使用するスクランブル符号とは別のスクランブル符号を持つセクタであるが、ユーザ・デバイスの波形を受信し復調しようとするセクタは、「AMUDセクタ」と呼ぶことができる。仮想アクティブ・セット(VAS)の概念は、所与のユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタがユーザ・デバイスからの伝送を受信し復調しようとすることを期待されているという意味で相補的である。同様に、ユーザ・デバイスは自身のVAS中のすべてのセクタからの伝送を受信しようとすることを期待される。
図3は、本願明細書で開示される1または複数の実施形態と併せて使用できるような多元接続無線通信システム300を示す図である。3つのセクタで構成される基地局302は、多数のアンテナ・グループ、すなわちアンテナ304および306を含む1つ目のグループ、アンテナ308および310を含む2つ目のグループ、ならびにアンテナ312および314を含む3つ目のグループを含む。この図によると、各アンテナ・グループにつき2つのアンテナだけが示されているが、これよりも少ないまたは多いアンテナを各アンテナ・グループで使用してもよく、送信アンテナと受信アンテナのセットの数が等しくなくてもよい。例えば、あるセクタまたはセルに2つの受信アンテナと1つの送信アンテナを使用しても、この逆であってもよく、または3つの送信アンテナと2つの受信アンテナを使用するなどでもよい。さらに、セクタ同士がそれぞれ同じ数のアンテナを有する必要もない。当業者であれば分かるように、例えば、第1のセクタは受信アンテナ2つと送信アンテナ2つを使用し、第2のセクタは受信アンテナ2つと送信アンテナ1つを使用し、第3のセクタは受信アンテナ1つと送信アンテナ1つを使用するなど、送信アンテナおよび/または受信アンテナの数およびタイプの組み合わせを、所与のセクタで任意に使用することができる。
移動デバイス316は、アンテナ312および314と通信する。ここでアンテナ312および314は、順方向リンク320によって移動デバイス316へ情報を送信し、逆方向リンク318によって移動デバイス316からの情報を受信する。移動デバイス322は、アンテナ304および306と通信する。ここでアンテナ304および306は、順方向リンク326によって移動デバイス322へ情報を送信し、逆方向リンク324によって移動デバイス322からの情報を受信する。
通信を行うよう指定されたアンテナの各グループおよび/またはエリアは、しばしば基地局302のセクタと称される。図示された実施形態では、アンテナのグループは、基地局302によってカバーされるエリアのセクタ中の移動デバイスと通信するように指定されている。順方向リンク320および326での通信において、基地局302の送信中のアンテナは、別々の移動デバイス316および322用の順方向リンクのSN比を改善するために、ビーム・フォーミング技術を使用できる。さらに、基地局が、カバレッジ・エリアに無作為に点在する移動デバイスへの送信にビーム・フォーミングを使用していると、カバレッジ・エリア内のすべての移動デバイスへの送信に単一のアンテナを使用する基地局に比べ、隣接するセル/セクタの移動デバイスへの干渉が少なくなる。基地局は、端末との通信に使用される固定局であればよく、アクセスポイント、ノードBまたは他の用語で称されてもよい。移動デバイスも、移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、ユーザ・デバイス、または他の用語で称されてもよい。当業者であれば分かるように、本願明細書に記載のユーザ・デバイスは、例えば、セル式電話、スマートフォン、ラップトップ、PDA,ハンドヘルド通信機器、ハンドヘルド計算器、衛星ラジオ、全地球測位システム、または無線ネットワークで通信する他の適切なデバイスとすることができる。
図4から図6を参照すると、無線通信環境におけるVASの生成および/または高速セル選択のサポートに関する方法が示されている。例えば、方法は、UMTS TDD無線環境、OFDM環境、OFDMA環境、CDMA環境、TDMA環境、TDD環境、SDMA環境、または他の適切な無線環境における高速セル選択の実行に関する方法とすることができる。説明を簡単にするために、これらの方法は一連の動作として示され説明されているが、1または複数の実施形態に従ったいくつかの動作は、ここで示され説明されるものとは別の順序および/または他の動作と同時に発生し得るため、これらの方法は動作の順序に限定されないことは理解および認識すべきである。例えば、方法が状態図のように一連の相互関係のある状態または状況として別に示されてもよいことは当業者であれば理解および認識できるであろう。さらに、図示された動作すべてが1または複数の実施形態に従った方法を実施する必要があるわけではない。
図4は、1または複数の実施の態様に従って、UMTS TDD無線環境で、仮想アクティブ・セット(VAS)を使用して高速セル選択(FCS)を可能にする方法400の図を示している。402において、ユーザ・デバイスからの伝送の復調および復号を試みることができるセクタのリストとしてユーザ・デバイス用のVASを定義することができ、このVASについてはユーザ・デバイスにおいてだけでなくネットワーク側でも認識できる。404において、所与のセクタがユーザ・デバイスの波形の復調を続けられるかどうか(例えば、ユーザ・デバイスが所与の基地局の範囲内にあるかどうかなど)の能力に部分的に基づいて、ネットワーク側からの測定によって、VASを経時的に更新できる。セクタ(例えば、基地局、ノードBなど)とコントローラ(RNC)との間の通信によって、(例えば、EvDOシステムのような)システム内のすべてのユーザ・デバイス用のVASを容易に最新版に維持できるようになる。ユーザ・デバイスのVASに変更があった場合、406において、サービング・セクタを通って信号を搬送することで、ネットワークがユーザ・デバイスにそれを伝えることができる。
さらに、ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、ダウンリンクおよびアップリンクでの通信のためにユーザ・デバイスに割り当てられた特定のチャネルを認識できる。チャネル自体に加え、VAS中のセクタは、ユーザ・デバイスとの通信のために当該ユーザ・デバイスの「公称セクタ」に割り当てられたリソースを認識することができる。このような認識は、ユーザ・デバイスとの通信のやりとりに使用されるタイムスロットおよび符号の判定を容易にすることができ、この認識は408において評価することができる。410において、ユーザ・デバイスは、ユーザ・デバイスのVAS中のセクタからサービング・セクタを選択することができる。当然のことではあるが、選択されたサービング・セクタは、公称セクタを含めた、VAS中のセクタのいずれかとすることができる。このようにして、ユーザ・デバイスは「サービング・セクタ」をVAS中のセクタの1つとして選択することができるが、従来のシステムおよび方法では、ユーザ・デバイスは、通信用にユーザ・デバイスが使用するセクタ拡散符号以外から選択することができなかった(「公称セクタ」)。
図5は、本願明細書に記載の1または複数の態様に従って、VASからのサービング・セクタの選択を容易にする方法500を示す図である。当然のことながら、ユーザ・デバイスからの伝送は、公称上のスクランブル符号(VASの概念が存在しない場合にユーザ・デバイスが使用することになるスクランブル符号)およびその「公称セクタ」に割り当てられたリソースを使用して行うことができる。したがって、対応するHS−SICH(high-speed shared information channel)の通常の使用が期待できる。502において、ユーザ・デバイスは自身のVAS中のすべてのセクタのビーコン・チャネルの信号対干渉雑音比(signal-to-interference-noise ratio:SINR)を監視できる。504において、ユーザ・デバイスは、どのセクタが最大のSINRがあるかを判定するため、VAS内のすべてのセクタ用のビーコン・チャネルSINRsを評価および/または比較できる。このようにして、セクタ間のピンポンを緩和することができ、伝送容量の損失を防ぐことができる。506において、ユーザ・デバイスは、504において判定されたSINRの強度に少なくとも部分的に基づいて自身のVASからサービング・セクタを選択することができる。ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタから1つを選択する手順は、例えば、HS−SICH情報の一部として対応することができる。
図6は、本願明細書で開示される1または複数の態様に従って、ユーザ・デバイスに関連付けられたVASからのサービング・セクタの選択を容易にするために、ユーザ・デバイスに情報を提供する方法を示す図である。602において、ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタによって、電力およびレート制御のための制御情報を提供する(例えば、送信する)ことができる。604において、選択されたサービング・セクタから、データ・チャネル(例えば、HS−DSCH)および制御チャネル(例えば、HS−SCCH)伝送を提供することができる。当然ではあるが、自身のVASsに特定のセクタがあるすべてのユーザ・デバイスに制御チャネル情報を送る伝送能力をサポートできる。したがって、ユーザ・デバイスのVASに特定のセクタがリストされている場合、そのセクタはユーザ・デバイスに対して制御チャネル情報を送信することができる。さらに、ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、高速共有情報チャネルのタイミングを備えなくても、ユーザ・デバイスがすべてのセクタをリッスンできるように、許可されている制御チャネルの同一のセットを有することができる。
606において、公称セクタは、公称セクタのスクランブル符号および専用のリソースを使用して、ユーザ・デバイスに専用のチャネル伝送を提供できる。さらにユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、ユーザ・デバイスからの伝送を受信し、復号を試みることができる。ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタは、さらにユーザ・デバイスの公称セクタにおいてのチャネル割り当ておよびリソース割り当てを認識することができる。所与のユーザ・デバイス用のサービング・セクタに変更があると、ネットワークは以前のサービング・セクタのパケット・データ・バッファをデキューし、この情報を新たに選択されたサービング・セクタ(例えば、セクタに関連付けられたパケット・データ・バッファ)にエンキューすることができる。
図7は、1または複数の態様に従ってユーザ・デバイスが、複数のカバレッジ・エリアを横断する例としてのコース700を示す図である。第1のセクタ、セクタ1は、カバレッジ・エリアにおいて、第2のセクタ、セクタ2および第3のセクタ、セクタ3とオーバーラップしており、各々が他のセクタとオーバーラップして示されている。1から5の番号がつけられた図中の十字の各ポイントは、ユーザ・デバイス中のVASを更新できる異なる地理的な位置を示している。以下の表1は、期待されるVASと様々な位置にあるユーザ・デバイス用の公称セクタを示している。
Figure 0004699523
ポイント1はセクタ1内に図示されており、このポイントではセクタ1がユーザ・デバイスのVAS中の唯一のセクタである。したがって、セクタ1が公称セクタであり、そのうえサービング・セクタとして選択できる。ポイント2は、セクタ1およびセクタ2のオーバーラップしているカバレッジ・エリアに位置し、この場所では、いずれもがポイント2でのユーザ・デバイスのVAS中に含まれる。この例では、セクタ1が公称セクタとして保持されており、これは望ましくない頻度のセクタ切り替えに関連するピンポン効果の緩和を容易とすることができるが、例えばビーコン・チャネルSINRの強度の分析などに基づいて、ユーザ・デバイスによっていずれのセクタでもサービング・セクタとして選択できる。
ポイント3は、3つのすべてのセクタのオーバーラップしているカバレッジ・エリアに配置されているように示されている。したがって、これらのセクタはユーザ・デバイスのVASにリストされており、ここからユーザ・デバイスがサービング・セクタを選択することができる。セクタ1は、ピンポンを緩和し、システムのスループットを向上させるため、再び公称セクタとして保持される。ポイント4では、ユーザ・デバイスは、セクタ2とセクタ3だけがオーバーラップするカバレッジ・エリアに配置されている。したがって、セクタ1はもうユーザ・デバイスのVAS内にはなく、セクタ3が公称セクタになっている。ポイント5では、ユーザ・デバイスはセクタ3だけによってカバーされるエリアに移動している。したがって、セクタ3だけがVAS中のセクタであり、公称セクタとして保持される。当然ではあるが、公称セクタは常にユーザ・デバイスのVAS中にあり、しかもVASに1または複数のセクタが含まれるとき、ユーザ・デバイスは、サービング・セクタとしてどのセクタでも選ぶことができる。さらに、線形ブロックMMSEの実装によって、または干渉除去などを容易にする他の線形または非線形の適応する方式によって、アドバンスト・マルチユーザ検出技術を使用することができる。
当然ではあるが、本願明細書に記載の1または複数の実施形態および/または方法によれば、サービング・セクタの選択、公称セクタの選択などに関して、推論を使用できる。本願明細書で使用されているような、「推論する」または「推論」という用語は、一般に、システム、環境、および/またはユーザの状態をイベントおよび/またはデータから得られたような一連の所見から推測または推論する工程をいう。推論は、例えば特定の状況または振る舞いを識別するために使用できたり、状態から確率分布を作成できたりする。推論は、確率的なものとすることができる。すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて注目している状態の確率分布の計算である。推論は、一連のイベントおよび/またはデータからより上位レベルのイベントを作成するために使用される技術ともいえる。このような推論の結果、イベントが時間的に近く関連していようともしていなくとも、イベントおよびデータが1つのまたはいくつかのイベントおよびデータ源からきていようとも、所見された一連のイベントおよび/または保存されたイベント・データから新しいイベントまたは振る舞いが作られる。
1つの例によると、上記で説明された方法の1つに、無線環境において選択すべき最良の新しい通信用のセクタに関して推論することを含めることができる。例えば、図7に示されているようなユーザ・デバイスの経路に関して、移動の方向について推論することができる。このような推論は、ユーザ・デバイスがこれから先に配置されそうな場所を推論することを容易にするため、少なくとも一部を全地球測位技術などのような最新の三角測量データに基づくことができる。この例によれば、ユーザ・デバイスが引き続き所与の方向に向かうのかを推論するために、ユーザ・デバイスがたどるルートに関する情報を使用できる。例えば、州間高速自動車道を移動する車両に使用されるユーザ・デバイスは、移動経路が比較的一直線に進むとされる。このような場合、履歴の位置データが移動の経路がほぼ南方へ変わっていることを示しているため、早ければポイント3でセクタ3を公称セクタとして、および/またはサービング・セクタとして選択するよう、移動経路が推論される。
別の例によれば、どのセクタをユーザのVASに含めるかに関して、領域コントローラによって推論をすることができる。このような推論は、容量レベルのトラフィックを経験しているセクタを、セクタの端にあるユーザ・デバイスのVASから一時的に除外できるように、例えば、1または複数の可能性のあるVASセクタにおける通信トラフィックに基づくことができる。同様の例において、所与の時間においてさらに強い通信能力および/または信号を持った別のセクタの存在に基づいて、コントローラが1または複数のセクタを除外することに関する推論をすることができる。当然ではあるが、上記の例は本来例として示すものであり、可能な推論の数または本願明細書に記載の様々な実施形態および/または方法と併せて行われるこのような推論の手法を限定するものではない。
図8は、本願明細書に記載の1または複数の実施形態に従った、UMTS TDD無線通信環境での高速セル選択の実行を容易にするユーザ・デバイス800を示す図である。ユーザ・デバイス800は、例えば受信アンテナから信号を受信し、受信した信号に対し一般的な動作(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバートなど)を実行し、サンプルを得るために調整された信号をデジタル化する受信器802を備える。復調器804は、各シンボル期間に受信されるシンボルを得ることができるほか、チャネルを評価するために、受信したパイロット・シンボルをプロセッサ806に提供することができる。
プロセッサ806は、受信器コンポーネント802によって受信された情報を分析し、かつ/または送信器コンポーネント816によって送信する情報の生成を専用で行うプロセッサ、ユーザ・デバイス800の1または複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、および/または受信器802によって受信された情報の分析と送信器816によって送信する情報の生成との両方を行って、ユーザ・デバイス800の1または複数のコンポーネントを制御するプロセッサとすることができる。
ユーザ・デバイス800は、さらにプロセッサ806に動作可能に接続され、ユーザ・デバイス800のVASに関連する情報、VAS内のセクタ、セクタ選択プロトコルおよび/またはアルゴリズム、ユーザ・デバイス800の公称セクタに関連するスクランブル符号情報、または本願明細書に記載のような高速セクタ選択の実行に関連する他の適切な情報を格納するメモリ808を備えることができる。メモリ808はさらに、ユーザ・デバイス800が、本願明細書に記載されたような高速セル選択を達成するために、格納されたプロトコル、アルゴリズム、情報を使用できるように、セクタ識別、指定(例えば、サービング、公称、AMUDなど)等に関連する情報を格納できる。さらに、所与のセクタ(例えば、基地局)がユーザ・デバイス800からの信号の復調を続ける能力に関して、ネットワーク側からの測定によって、メモリ808を経時的に更新できる。例えば、コントローラ(図示せず)があれば、ネットワーク内の各ユーザ・デバイス用のVASを最新のものに維持でき、ユーザ・デバイス800の現在のサービング・セクタを介してメモリ808を更新することができる。さらに、コントローラは、公称セクタなどに割り当てられたスクランブル符号を使用している間などに、ユーザ・デバイス800とサービング・セクタとの間の通信を容易にするため、ユーザ・デバイス800に割り当てられたチャネルの情報のほか、公称セクタに割り当てられたリソースに関連する情報をユーザ・デバイス800のVAS中のすべてのセクタに提供できる。
当然ではあるが、本願明細書に記載のデータ格納(例えば、メモリ)コンポーネントは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれか、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含めることができる。例であり、これに制限されないが、不揮発性メモリには、読出し専用メモリ(ROM)、書き込み可能ROM(PROM)、電気的書き込み可能ROM(electrically programmable ROM:EPROM)、電気的消去可能書き込み可能ROM(electrically erasable ROM:EEPROM)、またはフラッシュメモリを含めることができる。揮発性メモリには、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含めることができる。例であり、これに制限されないが、RAMは、同期RAM(synchronous RAM:SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)、およびダイレクトRambus RAM (direct Rambus RAM:DRRAM)のような様々な形式で利用可能である。対象となるシステムおよび方法のメモリ808は、これらおよび他の適切なタイプのメモリを備えるものとするが、これらに限定されない。
プロセッサ806はさらに、メモリ808に格納された情報および/またはプロセッサ806によって受信され処理された情報に少なくとも部分的に基づいてセクタ選択を容易にすることができるセクタ・セレクタ810に接続される。セクタ・セレクタ810は、ビーコン・チャネルSINRアナライザ812と動作可能なように関連付けることができる。ビーコン・チャネルSINRアナライザ812は、プロセッサ806に接続することもでき、ユーザ・デバイス800のメモリ808に格納されたVASに含まれる1または複数のセクタ用の信号強度を評価することができる。セクタ・セレクタ810は、SINR分析に基づいて、通信対象のサービング・セクタとして最適なセクタを選択することができる。ユーザ・デバイス800はさらに、シンボル変調器814および前出の様々な図に関連して記載されたように、ユーザ・デバイス800に使用される公称セクタに関連付けられたスクランブル符号を使用して変調された信号を送信する送信器816を備える。このようにして、UMTS TDD通信環境で高速セル選択を実現するために、ユーザ・デバイス800は、メモリ808に格納されたVAS中のセクタのリストからサービング・セクタを選択することができる。ここにおいて、サービング・セクタは、公称セクタである必要はない。
図9は、本願明細書に記載の1または複数の態様に従った、UMTS TDD無線通信環境での高速セル選択の実行を容易にするシステム900を示す図である。システム900は、送信アンテナ906および受信アンテナ908を介して1または複数のユーザ・デバイス904と通信する基地局902を備えるが、1または複数の送受信アンテナを様々な態様とともに使用することができる。基地局902は、受信アンテナ908から情報を受信し、受信した情報を復調する復調器912と動作可能に関連付けられる受信器910を備える。復調されたシンボルは、図8に関連して上記で説明したプロセッサと同様のプロセッサ914によって分析できる。プロセッサ914は、メモリ916に接続される。メモリ916には、ユーザ・デバイス904に関連する情報、各ユーザ・デバイス904のVAS、各VAS中の公称セクタ、サービング・セクタおよび任意のAMUDセクタを含めた各VAS中のセクタ識別のほか、このセクタ用のスクランブル符号、タイムスロット情報およびその類、リソース割り当て、および/または本願明細書に記載の高速セル選択をユーザ・デバイスが実行するための他の適切な情報が格納される。
プロセッサ914はさらに、基地局902内の変調器920および/または送信器922が、ユーザ・デバイス904への通信信号を適切に変調し、送信アンテナ906を介して送信するために、VASアナライザ918に接続される。VASアナライザ918は、ユーザ・デバイスのVASs、VASsへの更新、ユーザ・デバイス904に割り当てられたリソース、および/または基地局902がリストされている各ユーザ・デバイス中のVASにリストされたセクタなどに関連する情報を処理することができる。このような情報に基づいて、基地局902は、その関連するスクランブル符号を使用して、共通の物理チャネル・リソース(例えば、HS−SCCHおよびHS−PDSCH)を経由して、ユーザ・デバイス904に対して送信することができる。
当然ではあるが、基地局902は、任意の所与の時点で、1または複数のユーザ・デバイス904のVASのサービング局、公称局、またはAMUD局となることができ、コントローラ(図示せず)からの指示があると、および/またはユーザ・デバイスによってサービング・セクタ局として選択されると、これらの間で切り替わることができる。さらに、基地局902は、基地局902がリストされているVASsを有するすべてのユーザ・デバイスからの信号の受信および復号を試みることができる。さらに、VASにリストされているすべてのAMUDセクタのこのような基地局は、このような各AMUDセクタの特定のユーザ・デバイスの公称セクタにおいてのチャネル割り当ておよびリソース割り当てを認識することができる。
図10は、無線通信システム1000の例を示している。無線通信システム1000では、簡略化のため1つの基地局と1つの端末が示されている。しかし、当然ではあるが、システムには、1または複数の基地局および/または1または複数の端末を含めることができ、追加される基地局および/または端末は、以下に記載の例としての基地局および端末とほぼ同様のものとすることも別のものとすることもできる。さらに、当然ではあるが、この基地局および/または端末は、これらの間の無線通信を容易にするために、本願明細書に記載のシステム(図8から図9)および/または方法(図4から図7)を使用することができる。
ここで図10を参照すると、アクセスポイント1005でのダウンリンクにおいて、送信(TX)データ・プロセッサ1010は、トラフィック・データを受信し、フォーマットし、符号化し、インタリーブし、変調し(またはシンボルマッピング(symbol maps)し)、変調シンボル(「データ・シンボル」)を提供する。シンボル変調器1015は、このデータ・シンボルおよびパイロット・シンボルを受信して処理し、シンボルのストリームを提供する。シンボル変調器1020は、データおよびパイロット・シンボルを多重化し、これらを送信器ユニット(TMTR)1020に提供する。各送信シンボルは、データ・シンボル、パイロット・シンボル、またはゼロの信号値であればよい。パイロット・シンボルは、各シンボル期間に連続して送られればよい。パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(frequency division multiplexed:FDM)、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexed:OFDM)、時分割多重化(Time division multiplexed:TDM)、周波数分割多重化(FDM)、または符号分割多重化(code division multiplexed:CDM)することができる。
TMTR1020は、シンボルのストリームを受信して1または複数のアナログ信号に変換し、さらに無線チャネルを通る伝送に適したダウンリンク信号を生成するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタリング、周波数アップコンバート)する。次いで、ダウンリンク信号は、アンテナ1025を介して端末に送信される。端末1030において、アンテナ1035は、ダウンリンク信号を受信し、受信した信号を受信器ユニット(RCVR)1040に提供する。受信器ユニット1040は、サンプルを得るために、受信した信号を調整(例えば、増幅、フィルタリング、周波数ダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化する。シンボル復調器1045は、受信されたパイロット・シンボルを復調し、チャネル評価のためにこれをプロセッサ1050に提供する。シンボル復調器1045はさらに、プロセッサ1050からダウンリンク用の周波数レスポンス推定を受信し、(送信されたデータ・シンボルの推定である)データ・シンボル推定を得るために、受信された信号に対するデータ復調を実行し、RXデータ・プロセッサ1055にこのデータ・シンボル推定を提供する。このRXデータ・プロセッサ1055は、送信されたトラフィック・データを復元するためにデータ・シンボル推定を復調(すなわち、シンボル・デマッピング(symbol demaps))し、デインタリーブし、復号する。シンボル復調器1045およびRXデータ・プロセッサ1055による処理はそれぞれ、アクセスポイント1005におけるシンボル変調器1015およびTXデータ・プロセッサ1010による処理と相補的である。
アップリンクでは、TXデータ・プロセッサ1060がトラフィック・データを処理し、データ・シンボルを提供する。シンボル変調器1065は、このデータ・シンボルを受信し、パイロット・シンボルで多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを提供する。次いで、送信器ユニット1070は、アンテナ1035によってアクセスポイント1005に送信されるアップリンク信号生成するために、このシンボルのストリームを受信し、処理する。
アクセスポイント1005において、端末1030からのアップリンク信号はアンテナ1035によって受信され、サンプルを得るために受信器ユニット1075によって処理される。次いでシンボル復調器1080は、サンプルを処理し、受信されたパイロット・シンボルおよびデータ・シンボルのアップリンク用の評価を提供する。RXデータ・プロセッサ1085は、端末1035によって送信されたトラフィック・データを復元するため、データ・シンボル評価を処理する。プロセッサ1090は、アップリンクで送信している各アクティブの端末用のチャネル評価を行う。多数の端末は、アップリンクにおいてそれぞれの割り当てられたパイロット・サブバンドのセットでパイロットを同時に送信でき、パイロット・サブバンドのセットは組み合わせられてもよい。
プロセッサ1090および1050は、アクセスポイント1005および端末1030それぞれでの操作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサ1090および1050は、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ・ユニット(図示せず)に関連付けることができる。プロセッサ1090および1050は、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれの周波数およびインパルス応答評価を導き出す演算を行うこともできる。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)では、多数の端末が同時にアップリンクで送信することができる。このようなシステムでは、異なる端末間でパイロット・サブバンドを共有することができる。このチャネル評価技術は、各端末のパイロット・サブバンドが動作帯域全体にわたる(場合によってはバンド端を除く)場合に使用すればよい。このようなパイロット・サブバンド構造は、各端末の周波数ダイバーシティを得るためには望ましいであろう。本願明細書に記載の技術は、様々な手段によって実施できる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせに実装されてもよい。ハードウェア実装では、チャネル評価に使用される処理ユニットは、1または複数の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuits:ASICs)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processors:DSPs)、デジタル信号処理デバイス(digital signal processing devices:DSPDs)、プログラマブル・ロジック・デバイス(programmable logic devices:PLDs)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレー(field programmable gate arrays:FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本願明細書に記載の機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組み合わせに実装すればよい。ソフトウェアでは、実装は、本願明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、機能など)によって行うことができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに格納されればよく、プロセッサ1090および1050によって実行されればよい。
ソフトウェア実装では、本願明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、機能など)とともに本願明細書に記載の技術を実装することができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに格納されればよく、プロセッサによって実行されればよい。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装すればよく、外部に実装される場合、当技術分野で周知の様々な手段を介してプロセッサに通信可能に接続できる。
上記の記載事項は、1または複数の実施形態の例を含むものである。当然ながら、上記の実施形態を記載する目的のためにすべての考えられ得るコンポーネントまたは方法の組み合わせを記載することは不可能であるが、このような実施形態のさらに種々の組み合わせおよび入れ換えが可能であることは、当業者であれば分かることである。したがって、記載された実施形態は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内に収まるこのようなすべての改変、変更および変形を含むものとする。さらに、発明を実施するための最良の形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される用語「含む(includes)」の範囲について、用語「備える(comprising)」が特許請求の範囲において遷移語として使用される際に包括的であると解釈されるのと同じく包括的な用語であるものとする。
エボリューション・データ・オンリー(EvDO)無線通信環境において高速セル選択(FCS)が可能になるシステムを示す図である。 UMTS TDD通信環境におけるセル再選択のためのシステムを示す図である。 1または複数の実施形態による、多元接続無線通信システムを示す図である。 1または複数の実施の態様に従って、UMTS TDD無線環境で、仮想アクティブ・セット(VAS)を使用して高速セル選択(FCS)を可能にする方法を示す図である。 1または複数の態様に従って、VASからのサービング・セクタの選択を容易にする方法を示す図である。 1または複数の実施形態に従って、ユーザ・デバイスに関連付けられたVASからのサービング・セクタの選択を容易にするために、ユーザ・デバイスに情報を提供する方法を示す図である。 1または複数の態様に従って、ユーザ・デバイスが複数のカバレッジ・エリアを横断する例としてのコースを示す図である。 1または複数の実施形態に従って、UMTS TDD無線通信環境での高速セル選択の実行を容易にするユーザ・デバイスを示す図である。 1または複数の態様に従って、UMTS TDD無線通信環境での高速セル選択の実行を容易にするシステムを示す図である。 本願明細書に記載の様々なシステムおよび方法とともに使用できる無線ネットワーク環境を示す図である。

Claims (50)

  1. 無線通信環境において第1のスクランブル符号を使用するユーザ・デバイス用のサービング・セクタを選択する方法であって、
    以下のステップを実現するためにコンピュータ可読記憶装置に格納されたコンピュータ実行可能命令を実行するためにプロセッサを使用することと、
    前記ユーザ・デバイスからの伝送信号の受信および復調を試みるセクタのリストを備える仮想アクティブ・セット(virtual active set:VAS)を前記ユーザ・デバイス内に生成するステップと、
    前記VAS中の前記セクタのリストから1つのセクタを前記サービング・セクタとして選択するステップと、
    を備え、
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なる方法。
  2. 前記ユーザ・デバイスからの信号の伝送のため、前記VASの公称セクタからリソース割り当てを受信する前記ユーザ・デバイスをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ・デバイスは、信号を送信し、前記リソース割り当てに関連するタイムスロットの間、前記リソース割り当てに関連する前記第1のスクランブル符号を使用することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ・デバイスからの伝送の受信および復調を試みるため、アドバンスト・マルチユーザ検出(advanced multi-user detection:AMUD)セクタ技術を使用することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ユーザ・デバイスによって使用される前記公称セクタの第1のスクランブル符号を、前記ユーザ・デバイスのVAS中にリストされた他のすべてのセクタに提供することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ユーザ・デバイスのVAS中にリストされた他のすべてのセクタに、前記ユーザ・デバイスに割り当てられたリソースに関連する情報を提供することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 信号を送信するために、前記ユーザ・デバイスによって使用される前記第1のスクランブル符号および割り当てられたリソースの知見に少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザ・デバイスのVAS中のすべてのセクタが、前記ユーザ・デバイスからの伝送の受信および復調を試みることを可能にすることをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記リソースは、伝送チャネルおよび伝送用のタイムスロットを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ユーザ・デバイスのVASにリストされた各セクタのビーコン信号の強度を評価することと、最も強いビーコン信号を判定することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記最も強いビーコン信号を有する前記セクタを前記サービング・セクタとして選択することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. ダウンリンク・データ伝送および制御チャネル伝送に前記サービング・セクタを使用することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ユーザ・デバイスからの伝送の受信および復調を試みる1または複数の新しいセクタが検出されると、前記VASを更新することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記ユーザ・デバイスが前記新しいセクタ内に移動すると、前記新しいセクタが前記ユーザ・デバイスからの伝送の受信および復調を試みる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境である、請求項1に記載の方法。
  15. 前記無線通信環境は、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  16. 無線通信環境において高速セル選択を容易にする、第1のスクランブル符号を使用するユーザ・デバイス中の装置であって、
    前記ユーザ・デバイスからの伝送の復調を試みているセクタのリストを格納するメモリと、
    VASに関連する情報を分析し、前記VASからサービング・セクタを選択する、前記メモリに結合されたプロセッサと、
    を備え、
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なる装置。
  17. 前記セクタのリストは、前記ユーザ・デバイスからの伝送のため、通信リソースおよび前記第1のスクランブル符号を前記ユーザ・デバイスに割り当てる公称セクタを更に備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記セクタのリストのすべてのセクタが、前記ユーザ・デバイスからの伝送の受信および復調を試みることができるように、前記セクタのリスト中のすべてのセクタは、前記ユーザ・デバイスに使用される前記第1のスクランブル符号、および前記ユーザ・デバイスからの送信に使用されるリソースを知っている、請求項17に記載の装置。
  19. 前記セクタのリスト中の各セクタに関連付けられたビーコン・チャネルの信号対干渉雑音比(signal-to-interference-noise ration:SINR)を評価するビーコン・チャネル・アナライザをさらに備える、請求項16に記載の装置。
  20. 最も高いビーコン・チャネルSINRを判定するセクタ・セレクタをさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記プロセッサは、前記セクタ・セレクタによって示される前記最も高いビーコン・チャネルSINRに基づいて、前記サービング・セクタを選択する、請求項20に記載の装置。
  22. 前記ユーザ・デバイスは、公称セクタに関連付けられた前記第1のスクランブル符号を使用してアップリンクで送信し、前記第1のスクランブル符号は、前記セクタのリストの中のすべてのセクタが前記ユーザ・デバイスからの伝送の復調を試みることができるように、このようなセクタに知られている、請求項21に記載の装置。
  23. 前記プロセッサは、前記ユーザ・デバイスがセクタのカバレッジ・エリアに入るおよび/または出ると、前記メモリに格納されている前記セクタのリストを更新する、請求項16に記載の装置。
  24. 前記ユーザ・デバイスは、セル式電話、スマートフォン、ラップトップ、PDA,ハンドヘルド通信機器、ハンドヘルド計算器、衛星ラジオ、および全地球測位システムのうち少なくとも1つである、請求項16に記載の装置。
  25. 前記ユーザ・デバイスは、前記ユーザ・デバイスの前記セクタのリストにリストされたすべてのセクタから電力制御コマンド、およびレート制御コマンドを受信する、請求項16に記載の装置。
  26. 前記無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境である、請求項16に記載の装置。
  27. 前記無線通信環境は、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つである、請求項16に記載の装置。
  28. 無線通信環境において高速セル選択を容易にする、第1のスクランブル符号を使用するユーザ・デバイス内の装置であって、
    前記ユーザ・デバイスとの通信ができるセクタのリストを備える仮想アクティブ・セット(VAS)を前記ユーザ・デバイス用に生成する手段と、
    前記ユーザ・デバイスが複数のセクタ・カバレッジ・エリアを横断すると前記VASを更新する手段と、
    最も高いビーコン・チャネルSINRを有するセクタをサービング・セクタとして動的に選択する手段と、
    を備え
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なる装置。
  29. 前記VAS中の各セクタの前記ビーコン・チャネルSINRを分析し、前記最も高いビーコン・チャネルSINRを有する前記セクタを判定する手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  30. ユーザ・デバイスがセクタの基地局の前記カバレッジ・エリア内にあるとき、前記セクタは前記ユーザ・デバイスとの通信を行うことができる、請求項29に記載の装置。
  31. 前記VASを更新する手段は、前記ユーザ・デバイスがセクタ・カバレッジ・エリアを横断すると、セクタを追加および削除する、請求項30に記載の装置。
  32. 前記ユーザ・デバイスによって使用される前記第1のスクランブル符号、および前記ユーザ・デバイスが前記スクランブル符号とともに通信信号を送信する間のタイムスロットに関連する情報を前記VASにリストされているすべてのセクタに提供する手段をさらに備える、請求項31に記載の装置。
  33. 前記無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境である、請求項28に記載の装置。
  34. 前記無線通信環境は、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つである、請求項28に記載の装置。
  35. 第1のスクランブル符号を使用するユーザ・デバイスが配置されているセクタのリストを生成し、
    前記ユーザ・デバイスがセクタを横断すると、前記セクタのリストを更新し、
    前記セクタのリストにリストされた各セクタのビーコン・チャネルSINRを監視し、
    ユーザ・デバイスに送信されるデータおよび制御コマンドが通過するサービング・セクタとして、セクタのリストから最も高いSINRを有するセクタを選択する、
    コンピュータ実行可能命令を格納
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なるコンピュータ可読媒体。
  36. 前記セクタのリストのすべてのセクタが、前記ユーザ・デバイスからの伝送を受信して変調できるように、前記ユーザ・デバイスからの伝送の間、前記ユーザ・デバイスに使用される前記第1のスクランブル符号に関連する情報を、前記セクタのリスト中のすべてのセクタにコントローラを介して提供する命令をさらに備える、請求項35に記載のコンピュータ可読媒体。
  37. 前記ユーザ・デバイスが異なるセクタ・カバレッジ・エリアに出入りすると、前記セクタのリストを更新する命令をさらに備える、請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
  38. 前記セクタのリスト中のセクタが現在のサービング・セクタよりも高いビーコン・チャネルSINRを有していると判定されたとき、新しいサービング・セクタを選択する命令をさらに備える、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 前記無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境である、請求項35に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. 前記無線通信環境は、OFDMA無線通信環境およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つである、請求項35に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 通信環境において高速セル選択を行う命令を実行するプロセッサであって、前記命令は、
    第1のスクランブル符号を使用するユーザ・デバイスが位置するセクタの識別情報を備えるセクタ・リストを生成することと、
    前記ユーザ・デバイスがセクタを横断すると、前記セクタのリストを更新することと、
    前記セクタのリストにリストされた各セクタのビーコン・チャネルSINRを監視することと、
    前記ユーザ・デバイスに送信されるデータおよび制御コマンドが送信されるサービング・セクタとして、前記セクタのリストから最も高いSINRを有するセクタを選択することと、
    を備え
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なる命令である、プロセッサ。
  42. 前記セクタ・リストのすべてのセクタが前記ユーザ・デバイスからの伝送を受信して変調できるように、前記ユーザ・デバイスからの伝送の間、前記ユーザ・デバイスに使用される前記第1のスクランブル符号に関連する情報を、前記セクタ・リスト中のすべてのセクタにコントローラを介して提供する命令をさらに備える、請求項41に記載のプロセッサ。
  43. 前記ユーザ・デバイスが異なるセクタ・カバレッジ・エリアに出入りすると、前記セクタ・リストを更新する命令をさらに備える、請求項42に記載のプロセッサ。
  44. 前記セクタ・リスト中のセクタが現在のサービング・セクタよりも高いビーコン・チャネルSINRを有していると判定されたとき、新しいサービング・セクタを選択する命令をさらに備える、請求項43に記載のプロセッサ。
  45. 前記無線通信環境は、TDD UMTS無線通信環境である、請求項41に記載のプロセッサ。
  46. 前記無線通信環境は、OFDMA無線通信環境、およびSC−FDMA無線通信環境のうちの少なくとも1つである、請求項41に記載のプロセッサ。
  47. 無線ネットワークでの通信を容易とし、第1のスクランブル符号を使用する移動デバイスであって、
    前記移動デバイスが位置するセクタのリストを備える仮想アクティブ・セット(VAS)を生成し、前記移動デバイスが複数のセクタを横断すると前記VASを更新し、前記ユーザ・デバイスからの伝送用にユーザ・デバイスによって使用される前記第1のスクランブル符号を有する公称セクタを前記VASに含むプロセッサと、
    前記VASを格納するメモリと、
    前記VAS中の各セクタからビーコン・チャネルの強さを評価し、このような情報を前記プロセッサに提供するビーコン・チャネルSINRアナライザと、
    を備え、
    前記セクタのリストは、前記第1のスクランブル符号を割り当てられたセクタと、第2のスクランブル符号を割り当てられたアドバンスト・マルチユーザ検出(AMUD)セクタを備え、前期第1及び第2のスクランブル符号は異なり、
    前記プロセッサは、前記VAS中の最も強いビーコン・チャネルを有するセクタを、前記ユーザ・デバイスへのデータ伝送用のサービング・セクタとして選択する移動デバイス。
  48. 前記デバイスは、セル式電話、スマートフォン、ラップトップ、PDA,ハンドヘルド通信機器、衛星ラジオ、ハンドヘルド計算器、全地球測位システムのうち少なくとも1つである、請求項47に記載の移動デバイス。
  49. 前記無線通信ネットワークは、TDD UMTS無線通信プロトコルを使用する、請求項47に記載の移動デバイス。
  50. 前記無線ネットワークは、OFDMA無線通信プロトコルおよびSC−FDMA無線通信プロトコルのうちの少なくとも1つを使用する、請求項47に記載の移動デバイス。
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