JP4698808B2 - 検査情報の管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、検査情報の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院、医院等は、結核患者の胸部レントゲン写真、火傷患者の患部写真、脳腫瘍患者のX線断層撮影画像(CT画像)、心電図、数値データ(血圧データ、血糖値データ等)等の種々の検査情報を日々の医療活動において生成する。
病院等は、生成されたレントゲン写真等を解析し、解析結果に基づいて患者の治療法を決定する。
しかし、例えば胸部レントゲン写真の解析には極めて高度の解析能力を必要とする。全ての医師があらゆる検査情報の解析能力に優れることは困難である。又、全ての病院が全ての検査情報の解析エキスパートを保有しているとは限らない。
病院等が検査情報の解析能力に優れた医師を有していない場合、当該病院は、当該検査情報の解析能力に優れている外部の知り合いの医師に、当該検査情報の検査を依頼していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、個々の病院の医師の知己の範囲は限られている故、必ずしも検査情報の解析能力に優れた医師を見つけることが出来るとは限らない。
本発明は、検査情報の解析を希望する顧客と、検査情報の解析者との仲介サービスを行う検査情報の管理方法を提供することを目的とする。
又、本発明は、顧客が知己でない解析者に検査情報の解析を依頼した結果患者のプライバシーが顧客の知らない人(解析者)に漏れることを防止し、且つ顧客及び解析情報等の秘密が第三者に流れることを防止する検査情報の管理方法を提供することを目的とする。
又、本発明は、解析情報が顧客が依頼した解析者により生成されたものであることを顧客に保証する検査情報の管理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、患者等の検査情報を生成する顧客及び検査情報の解析を行う解析者との間で情報の入出力を行う入出力部と、この入出力部との間で検査情報等の伝送を行うとともに情報の管理を行いかつ格納部への情報の格納及び取り出しを行う管理部とを有し、前記顧客及び解析者と通信回線を通じて接続されるとともに前記検査情報を管理する管理センタを備え、前記顧客に設置されたコンピュータからの入力に基づき前記管理センタの格納部に格納されている解析者のリストの情報を要求する第1のステップと、前記第1のステップに基づき、前記管理部は、前記格納部に格納されている解析者のデータベースから検査情報の専門分野に属する解析者を抽出して、検査情報の専門分野に属する解析者のリストを出力し、前記顧客のコンピュータに送付する第2のステップと、前記第2のステップにより前記顧客のコンピュータに送付される解析者のリストから、顧客が少なくとも1人の解析者を選択してコンピュータに入力する第3のステップと、前記第3のステップに基づき、前記選択された解析者に検査情報解析依頼及び検査情報を送付する第4のステップと、前記第4のステップに基づき、前記解析者が前記検査情報解析依頼及び検査情報を受け取り、解析後、前記検査情報の解析情報を管理センタに送付する第5のステップと、を有し、かつ前記管理センタは、前記解析者の解析情報が正しいか否かの履歴情報を各解析者のデータベースに格納するように構成され、前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが解析結果の知られた検査情報を解析者に送付して、管理センタが知っている解析結果と、前記解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較し、解析者が生成した解析情報が正しいか間違っているかを判断して生成することを特徴とする検査情報の管理方法である。
また、前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが知っている解析結果と解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較して生成するステップに代えて、前記管理センタが解析者の解析情報が正しかったか否かの問い合わせを顧客に送付し、顧客から送付されてくる解析情報が正しかったか否かの情報を累積することにより生成することを特徴とする。
【0005】
本発明の検査情報の管理方法においては、顧客が管理センタに解析者のリストを要求すると、管理センタは関連する専門分野に属する解析者を選択したリストを生成し、顧客に提示する。顧客は、提示された複数の解析者を含む解析者リストの中から解析者を選択し、解析者の選択指令を管理センタに送付する。管理センタは、顧客から送付された検査情報、例えば患者の胸部レントゲン写真を選択された解析者に送付する。選択された解析者は送付された検査情報を解析し、解析結果である解析情報を生成し、解析情報を管理センタに送付する。管理センタは、送付された解析情報を顧客に送付する。
なお、「管理センタ」とは、検査情報の管理方法を実施する任意の主体を意味する。管理センタの名称、組織形態(例えば株式会社、有限会社、又は個人)等を問わない。
【0006】
本発明は、検査情報の解析を希望する顧客と、検査情報の解析を行う解析者との仲介サービスを行う検査情報の管理方法を実現出来るという作用を有する。
一般には、各顧客は管理センタと仲介サービスを受けるための契約を交わし、管理センタは各解析者と登録契約を交わす。
顧客は、個々の解析者と交渉をすることなく、管理センタに解析者を指定して解析の注文を行い、管理センタから解析情報(解析結果)を受け取ることが出来る。解析者は、自ら営業活動をすることなく管理センタから解析業務の注文を受け、管理センタに解析情報を送付することにより対価を得ることが出来る。
本発明は、顧客及び解析者の双方に利益を与える検査情報の管理方法を実現出来るという作用を有する。
【0007】
検査情報の解析は極めて専門性の高い業務である故に、管理センタは、全解析者の中から検査情報が関連する専門分野に属する解析者を抽出し、当該専門分野に属する解析者のリストを提示する。
従って、顧客がリストに掲載された見知らぬ解析者の中から任意の解析者を選択しても、その解析者は当該検査情報の専門家である。
【0008】
従来、各病院は、患者のプライバシーに関わる患者の検査情報の解析を、病院が信頼している解析者にしか依頼しなかった。病院が知らない解析者に検査情報の解析を依頼することは、従来は、患者の秘密保持が保証されない故に考えられなかった。
本発明は、信頼される管理センタが仲介することにより、患者のプライバシー保護の保証をした上で、顧客(各病院等)が見知らぬ解析者に検査情報の解析を依頼することを可能にする検査情報の管理方法を実現出来るという作用を有する。
本発明によれば、患者自身が顧客である場合、患者は解析者と顔を合わすことなく(解析者に患者を知られることなく)、プライバシーを保持した状態で、患者が自己の検査情報の解析を解析者に依頼することが出来る。
【0009】
各請求項に記載の全てのステップを具備する検査情報の管理方法は、各ステップの発生順序がその請求項の記載の順序と同じであるか否かを問わずに、本発明の技術的範囲に属する。
例えば請求項1に記載の発明において、顧客が最初に解析者リストを要求し、解析者リストに基づいて解析者を選択するとともに、解析者リストを見てから解析を依頼することを決定して検査情報を送付する場合には、第1の入力ステップの後に第3の入力ステップが実行される。この場合でも、第2の入力ステップと第3の入力ステップとは、どちらが先に実行されても良い。
【0011】
「専門分野」の分類方法は任意である。例えば、レントゲン写真、X線断層撮影画像等のような検査情報の種類に基づく分類方法でも良く、胸部、腹部、脳、しん・血管等の検査情報の検査対象に基づく分類方法でも良く、これらを組み合わせた分類方法でも良い。
「解析者」とは、検査情報の解析を実施する者を意味し、通常当該検査情報の解析を専門分野に含む医師である。
「解析者リスト」とは、検査情報の解析者の一覧表である。複数の解析者を1個の画面に同時に表示するリストのみならず、1個の画面に1人の解析者を表示し、閲覧者がパーソナルコンピュータのボタンをクリックする度に新たな1人の解析者を1個の画面に表示するリストも含む。
管理センタが出力する解析者リストは、画像情報(視覚的表示の一覧表であって、例えばリストのビットマップ映像信号)でも良く、データベース等のデータ(それ自体は視覚的表示でなく、例えば顧客が有するパーソナルコンピュータがその視覚的表示を生成する。)でも良い。
【0012】
解析者リストは、例えば解析者の氏名、解析情報を作成するサービスの単価等の他、好ましくは正診率(過去に作成した解析情報の中の正しい解析情報の割合を意味する。)、感度、特異度、偽陽性率、偽陰性率、陽性適中率、陰性適中率、等の任意の情報を含む。
【0013】
感度、特異度等の意味を下記の例を用いて説明する。
例えば、解析した患者の検査情報の総数が700人(a+b+c+d=700)であって、そのうち解析結果が陽性(病気であるとの判断)が112人、陰性(病気でないとの判断)が588人であったとする。
しかし、陽性の患者に対して精密検査をした結果、実際には112人中28人が真に病気であった(真陽性の数がa=28)。
従って、84人(=112−28)は、解析結果は陽性であるが、真には病気でなかった(偽陽性の数がb=84)。
又、陰性の患者を追跡調査した結果、一年以内に6人が発病した。即ち、解析結果は陰性であるが、真には病気であった(偽陰性の数がc=6)。
残る582人は、解析結果が陰性であり、且つ真に病気でない(真陰性d=582)。
【0014】
上記の例において、感度、特異度等とは、下記の割合を意味する。
感度(感受度、敏感度、有病正診率)とはa/(a+c)=28/(28+6)=82.4%を意味する(真に病気であった患者の中の、陽性と解析された患者の割合)。
特異度(特異性、無病正診率)とはd/(b+d)=582/(84+582)=87.4%を意味する(真に病気でなかった患者の中の、陰性と解析された患者の割合)。
【0015】
偽陽性率(無病誤診率、見過ぎ率)とはb/(b+d)=84/(84+582)=12.6%を意味する(真に病気でなかった患者の中の、陽性と解析された患者の割合)。
偽陰性率(有病誤診率、見逃し率)とはc/(a+c)=6/(28+6)=17.6%を意味する(真に病気であった患者の中の、陰性と解析された患者の割合)。
【0016】
陽性適中率(有徴正診率、陽性反応予測値、陽性反応適中度)とはa/(a+b)=28/(28+84)=25.0%を意味する(陽性と解析された患者の中の真に病気であった患者の割合)。
陰性適中率(無徴正診率、陰性反応予測値、陰性反応適中度)とはd/(c+d)=582/(6+582)=99.0%を意味する(陰性と解析された患者の中の真に病気でなかった患者の割合)。
【0017】
本発明の検査情報の管理方法においては、関連する専門分野のみに基づいて選択された解析者のリストを表示する他、好ましくは関連する専門分野と他の要素との組み合わせに基づいて選択された解析者のリストを表示することも出来る。
例えば緊急に解析情報を得る必要がある場合に、関連する専門分野に属し且つ解析リストを表示した時刻において稼動中である解析者(直ぐに解析を開始出来る状態に有る解析者)のリストを表示する。
【0018】
好ましくは、解析者リストを閲覧者が選択した任意の要素に基づいてソートする(並べ替えをする)ことが出来る。例えば過去に同一の患者の検査情報を解析した経歴を有する解析者を優先して表示する。
閲覧者は、解析者のリストから1人の解析者を選択しても良く、複数の解析者を選択しても良い。
【0019】
「検査情報」とは、患者を検査した結果の情報を意味する。検査情報の種類は任意である。検査情報は、レントゲン写真、X線断層撮影画像等の画像情報、音声データ、及び血液の分析データ等の数値データ、カルテ(患者を検査した結果を含むもの)等を含む。又、検査情報は、有体物(例えば現像されたフィルム等の物)と無体物(例えばコンピュータのディスプレイに表示可能なビットマップ映像信号等の情報)とを含む。
「患者」は、典型的には人間であるが、人間の他、犬、猫等の動物及び植物を含む。被検査者の総称である(健康な者も含む。)。
「解析情報」とは、前記検査情報を解析した結果の情報を意味する。解析情報の種類は問わない。解析情報は、例えば解析報告書等の文書等の有体物と、ワードプロセッサ・ソフトウエアを使って生成した文書ファイル等の無体物とを含む。
【0020】
「顧客」とは、検査情報の解析の依頼者を意味する。従って、一般には検査情報の送付元が顧客である。顧客は病院、医院等の他、患者を含む。例えば患者が病院から当該患者の検査情報(例えば胸部レントゲン写真)をもらい、患者自身が管理センタに当該検査情報を送付して解析を依頼することが考えられるからである。
顧客と管理センタとの間のコミュニケーション及び管理センタと解析者との間のコミュニケーションの方法は任意である。郵送によるコミュニケーション、電話回線等の通信回線を通じて行われるコミュニケーション含まれる。
【0021】
好ましくは、これらのコミュニケーションは通信回線を介して行われる。例えばインターネットを通じてコミュニケーションが実行される。
検査情報及び解析情報等の何れかが情報であれば、当該情報は、電話回線等の通信回線を通じて、極めて短い時間に伝送をすることが出来る。検査情報がレントゲン写真等の場合も、当該レントゲン写真等をビットマップ画像情報に変換することにより、当該情報を電話回線等の通信回線を通じて伝送することが出来る。
患者の生命を助けるために一刻を争う場合もある故、即時に情報を伝送できる効果は極めて大きい。
【0033】
特に、解析情報及び検査情報がいずれも電子ファイルであれば、解析情報及び検査情報を、日時のデータを対応付けて記憶装置(例えば光ディスク、ハードディスク等)に蓄積することにより、特定の検査情報が、確かに解析者が解析情報と一緒に管理センタに送付した検査情報であることの証明が容易であり、解析者が管理センタに解析情報と一緒に送付した検査情報が、顧客が管理センタに送付した検査情報(又は管理センタが解析者に送付した検査情報)と同一であることの証明が容易である。
【0034】
検査情報が画像データ等のデータ量の多い情報であれば、顧客が管理センタにデータ圧縮をした検査情報を送付し、又は管理センタが解析者にデータ圧縮した検査情報を送付することが出来る。
解析者が、解析情報と一緒に、データ圧縮した検査情報をそのまま管理センタに送付することにより、上記の様に、管理センタは、解析者が解析した対象の検査情報が確かに解析者に送付した検査情報であることを容易に確かめることが出来る。
【0035】
解析者が、データ圧縮を元に戻した検査情報を管理センタに送付すると、管理センタが、管理センタが解析者に送付したデータ圧縮された検査情報と当該送付された検査情報(データ圧縮を元に戻した検査情報)が同一であることの確認が困難である場合がある。
又、解析者が解析情報と一緒に管理センタに送付したデータ圧縮した検査情報をそのまま格納すると、顧客が管理センタに送付したデータ圧縮された検査情報と解析者が解析した検査情報とが同一であることを顧客に証明しやすい。
【0036】
「データ圧縮」とは、元の情報に含まれる実質的な情報量を減らすことなく(従って、実質的に元の情報に戻すことが出来る。)、元の情報のデータ量(ビット数)を減らすことを意味する。その方法は任意である。
例えば画像情報のデータ圧縮方法であるJPEG、GIF、MPEG2等、音声情報のデータ圧縮方法であるMPEG、AC−3等、通常のデータのデータ圧縮方法であるZIP、LHA等である。
【0118】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について図面とともに記載する。
《実施例1》
[検査装置の管理センタの説明(図1)]
図1は本発明の検査情報の管理装置(管理センタ)を図示する。
図1において、110は検査情報の管理センタ、105は顧客であるA病院、106は顧客であるB病院、108は解析者L、109は解析者M、107は通信回線(例えば電話回線等)である。
【0119】
患者P101、患者Q102等はA病院105に通院し、又は入院している。A病院は、患者P101、患者Q102等の検査情報(例えば胸部レントゲン写真等)を生成する。
同様に、患者S103、患者T104等はB病院106に通院し、又は入院している。B病院は、患者S103、患者T104等の検査情報を生成する。
顧客であるA病院105及びB病院106と、検査情報の管理センタ110と、解析者L108及び解析者M109とは、相互に通信回線107を通じて情報を伝送することが出来、及び郵送等の輸送手段117を通じて胸部レントゲン写真、紙に印刷した解析情報等の物を伝送することが出来る。
検査情報の管理センタ110は、管理部111、入出力部112、格納部(電子倉庫)113、電子変換部114、物の倉庫115、及びバスライン116を有する。
【0120】
顧客であるA病院105、B病院106等は検査情報の管理センタ110の入出力部112に、通信回線107を通じて検査情報(無体物の検査情報)を送付し、又は輸送手段117を通じて検査情報(有体物の検査情報)を送付する。
実施例の管理センタ110は、入力した無体物の検査情報をバスライン116を通じて格納部(電子倉庫)113に格納し、入力した有体物の検査情報を物の倉庫115に格納することが出来る。実施例の管理センタ110は、後述する検査情報の解析の仲介業務の他、検査情報の保管業務を実施している。
管理センタは検査情報の解析の仲介業務のみを実施することも出来るが、そのような管理センタも一般には適切な仲介業務を実施する目的で一定限度の情報の保管機能を有している。
入出力部112を通じて検査情報等を入出力すること等の情報がバスライン116を通じて管理部111に伝送される。
【0121】
管理部111は、データベース(例えばマイクロソフト社のAccess(登録商標)である。)によりこれらの情報の管理を行っている(図2)。データベースは格納部(電子倉庫)113に格納されている。
データベースでの管理を実行する目的で、顧客であるA病院105等には顧客識別子である顧客IDが付されている。保管されている預り品である検査情報及び解析情報には、検査情報の識別子(検査情報ID)及び解析情報の識別子(解析情報ID)である預り品IDが付されている。更に、検査情報及び解析情報の対象である患者(患者P氏101等)には患者識別子である患者IDが付されている。
【0122】
顧客であるA病院105、又はB病院106等は、当該管理センタが保管している検査情報又は顧客が保有している検査情報の解析情報の生成を、管理センタ110が仲介する外部の解析者(解析者L108、解析者M109等)に依頼することが出来る。
顧客は、通信回線107を通じて管理センタ110の入出力部112に検査情報解析者リスト要求書(図3参照。特許請求の範囲の記載における解析者のリストの要求情報の1例である。)を送付する。本実施例においては、検査情報解析者リスト要求書はHTML(HyperText Markup Language)(又はXML(Extensible Markup Language)等)で記述されており、当該検査情報解析者リスト要求書はインターネットにより伝送される。検査情報解析者リスト要求書は印刷された書類等でもよく、その場合には検査情報解析者リスト要求書は輸送手段117を通じて送付される。
【0123】
管理センタ110において、入出力部112は入力した検査情報解析者リスト要求書を管理部111に送付する。
格納部(電子倉庫)113には、解析者のデータベースが格納されている。管理部111は、格納検査情報解析者リスト要求書に基づいて、格納部(電子倉庫)113に格納されている解析者のデータベースから検査情報の専門分野に属する解析者を抽出し、検査情報の専門分野に属する解析者のリストを生成する。実施例においては、当該リストをデータベースで生成する。
管理部は、生成した解析者のリストを入出力部112、通信回線107を通じて顧客(A病院105等)のパーソナルコンピュータ(内蔵するMODEMを通じて情報を入出力する。)に送付する。
パーソナルコンピュータは送付された解析者のリストをビットマップ画像に変換し、当該ビットマップ画像をディスプレイ上に表示する(図4参照)。
顧客(A病院105の医師等)は、当該ビットマップ画像を見て、解析を依頼する解析者(医師)を決定する。
【0124】
顧客(A病院105等)のパーソナルコンピュータには検査情報解析注文書の自動生成プログラムがロードされている。
顧客(A病院105の医師)が、図4の解析者リスト上で、カーソルがL医師の行にある状態で決定ボタンを押すと(図示していない。)、図5に示す検査情報解析注文書が自動的に生成される。検査情報解析注文書は、検査情報の解析を行う解析者を指定する、解析者の選択指令を含む。
顧客(A病院105の医師)は、ディスプレイ画面上で検査情報解析注文書の内容を確認後、検査情報解析注文書を通信回線107を通じて管理センタ110の入出力部に送付する。
実施例においては、検査情報解析注文書はHTML(又はXML等)で記述されている。
検査情報解析注文書は例えば紙に印刷したものでも良く、紙に印刷された検査情報解析注文書は輸送手段117を通じて管理センタ110に送付される。
【0125】
もし解析対象である検査情報が管理センタに保管されていなくて顧客の手元にあれば、顧客は通信回線107又は輸送手段117を介して検査情報を管理センタ110に送付する。
他の実施例においては、顧客が検査情報を管理センタ110に送付することにより、自動的に当該検査情報の解析者のリストが生成されて当該顧客に送付される。かかる場合は、検査情報解析者リスト要求書は生成されない。このような他の実施例は、管理センタ110が検査情報の解析の仲介業務のみを実施しており、検査情報の保管業務を実施していない場合に適している。
顧客が解析者のリストを要求することなく、解析者を指定して検査情報解析注文書を送付することが出来る。
【0126】
管理センタ110は、送付された検査情報解析注文書(図5)を受け取ると、検査情報解析注文書(図5)に基づいて検査情報解析依頼書(図6)を自動的に生成し(手動で生成することも出来る。)、格納されている(又は顧客から送付された)検査情報を添付して、指定された解析者である解析者L(L医師)108に送付する。
実施例においては、検査情報解析依頼書(図6)はHTML(又はXML等)で記述されている。検査情報が電子ファイルであれば(電気信号として伝送可能な情報であれば)、検査情報解析依頼書及び検査情報は通信回線107を通じて解析者L(L医師)108に送付される。
【0127】
検査情報等が有体物であれば、管理センタ110から輸送手段117を通じて当該検査情報等が解析者L108に送付される。
顧客が管理センタ110に送付した検査情報が有体物(例えば胸部レントゲン写真)であっても、実施例の管理センタ110は当該有体物である検査情報を電子変換部114に入力して電子ファイルに変換することが出来る。電子ファイルに変換された検査情報は通信回線107を通じて伝送することが出来る。
顧客が出来るだけ早く検査情報の解析情報を入手するという観点からは、全ての情報を電子ファイルで生成し、通信回線を通じて全ての情報を伝送することが好ましい。
【0128】
解析者L108は、検査情報解析依頼書及び検査情報を受け取り、当該検査情報の解析を実行する。解析者L108は、解析結果をまとめた解析書(解析情報)を生成する。
解析者L108は、解析書送付連絡書(図7)及び生成した解析書を管理センタ110に送付する。解析書が電子ファイル(例えばワードプロセッサ用ソフトウエアWord(マイクロソフト社の登録商標)で生成した文書ファイルである。)であれば、解析者L108は、解析書を通信回線107を通じて管理センタ110に送付する。
実施例においては、解析書送付連絡書(図7)はHTML(又はXML等)で記述されている。
解析書等が紙に印刷した有体物であれば、解析者L108は、当該解析書等を輸送手段117を通じて管理センタ110に送付する。
【0129】
管理センタ110の管理部111は、入力した解析書送付連絡書(図7)と、これに対応する検査情報解析注文書等(格納部(電子倉庫)113に格納されている。)に基づいて顧客に向けた解析書送付連絡書(図8)を生成し、生成した解析書送付連絡書(図8)及び受け取った解析書を顧客に送付する。実施例においては、解析書送付連絡書(図8)はHTML(又はXML等)で記述されている。解析書等が電子ファイルであれば、解析書等は通信回線107を通じて顧客に送付され、解析書等が紙に印刷された物等であれば、解析書等は輸送手段117を通じて顧客に送付される。
管理センタ111は、顧客が要望する場合は、解析書を格納部(電子倉庫)113又は物の倉庫115に格納する。
【0130】
顧客が複数の解析者(解析者L108及び解析者M109)に解析を依頼した場合、管理センタ110は同一の検査情報の解析が複数の解析者に依頼されていることを当該複数の解析者に通知する。
当該複数の解析者は(例えばその中の1人である解析者L108)、他の解析者と議論する場を設けてほしいと管理センタ110に要求することが出来る。
管理センタ110は、このような要求を受信すると、当該複数の解析者のみが参加できる排他的な電子会議を設ける。
実施例においては、ISDN上でのH.261規格に基づく電子会議、又はインターネットによるIRC(当該複数の解析者にのみ教えられたパスワードを入力することにより当該電子会議に参加できる。)を設ける。
会議に参加した複数の解析者は、お互いに議論を交わすことが出来る。
会議に参加した複数の解析者は、それぞれ独自の解析書を生成する場合もあり、複数の解析者の中の1人が全員の合意内容をまとめた1個の解析書を生成する場合も有る。
【0131】
[データベースの説明(図2)]
図2は、管理センタ110が有するデータベースの一部を表形式でコンピュータディスプレイ上に表示したものである。
図2に示す各列の表示は、データベースによって相互に関連付けられている。
201の列は顧客ID(顧客に付与された固有の識別子(顧客識別子))、202の列は顧客名、203の列は顧客からの預り品ID(預り品に付与された固有の識別子(預り品識別子)であって、後述する検査情報ID、解析情報ID等を兼ねている。)、204の列は預り品名称、205の列は預り品が物(有体物)であるかデータ(無体物)であるかの表示、206の列は物(有体物)の預り品を変換したデータ(無体物)が存在するか否かの表示、207の列は預り品の保管場所の表示、208の列は預り品の預り日、209の列は当該預り品の閲覧等の履歴情報、210の列は患者ID(患者に付与された固有の識別子(患者識別子))、211の列は患者名を示す。
【0132】
実施例においては、各種の識別子は7桁の数字である。他の実施例においては、各種の識別子は英語文字(a,b,c・・・)と数字との組み合わせである。
好ましくは、欄208及び欄209には、年月日のみならず時分秒を記録する。時分秒を含む情報は、ソート等において有用だからである。
【0133】
例えば、顧客IDが3528643である顧客のA病院は、P患者の胸部レントゲン写真(預り品IDは1985243)、その解析情報(解析書である。預り品IDは7354265)、P患者の胸部レントゲン写真(預り品IDは2193844)、P患者の胸部レントゲン写真のデータ(預り品IDは9332488)、R患者の頭部MRIデータ(預り品IDは4081176)、及びQ患者の頚動脈レントゲン写真(預り品IDは6912003)を管理センタに預けている。
実施例においては、物の預り品と、その物を電子変換部114で変換したデータの預り品とは、同一の預り品IDが付与されている。例えばP患者のレントゲン写真(預り品IDは2193844)である。
他の実施例においては、物の預り品と、その物を電子変換部114で変換したデータの預り品とは、それぞれ別個独立の預り品IDが付与される。
【0134】
図2は、顧客ID(例えば3528643)201又は顧客名(例えばA病院)202に基づいてソートした表を示しているが、他の任意の列(例えば患者ID)に基づいてソートした表を表示することが出来る。
又、図2に更にデータベースで相互に関連付けられた他の表示の列を追加することも出来る。例えば、解析情報の解析者ID(解析者に付与された固有の識別子(解析者識別子))、解析情報の解析者名の列を更に追加することが出来る。
【0135】
例えば、P患者の胸部レントゲン写真(預り品IDは1985243)は、物(有体物)であり(欄205)、当該胸部レントゲン写真を変換した画像データ(無体物)も存在する(欄206)。胸部レントゲン写真の保管場所は物の倉庫115のM006−008であり(倉庫の中の番地に相当する。)、画像データの保管場所は格納部(電子倉庫)113のE089−253Bである。電子倉庫の保管場所とは、当該画像データを記録した記録媒体(例えば光ディスク、ハードディスク装置等)の保管場所を意味する(欄207)。
レントゲン写真は1999年11月25日に預かっている(欄208)。
このレントゲン写真を電子変換した画像データが1999年12月3日に生成され、2000年12月3日に画像データの閲覧がされている(欄209)。このレントゲン写真の検査対象は患者IDが6073899(欄210)の患者であるP氏(欄211)である。
【0136】
又、当該レントゲン写真に基づいて、預かり品IDが7354625(欄203)である解析情報(欄204)がデータで(欄205)生成されており、保管場所E95−361C(欄207)に格納されている。当該解析情報のデータは、2000年6月3日に預けられており(欄208)、同日に顧客により閲覧されている(欄209)。
なお、解析情報(預かり品ID7354265)がP患者の胸部レントゲン写真(預かり品ID1985243)の解析情報であることは、両者がデータベースで連結されている故に(図2には表示していない。)、容易に知ることが出来る。
更に、解析情報は、解析情報を生成した解析者の氏名、解析者ID等ともデータベースで連結されている(図2には表示していない。)。
【0137】
[検査情報解析者リスト要求書の説明(図3)]
図3は、顧客がレントゲン写真等の検査情報を解析する解析者のリストを管理センタ110に要求する要求書である、実施例の検査情報解析者リスト要求書のディスプレイ表示を示す。
顧客(例えばA病院105)は、管理センタに保管を委託している検査情報又は顧客が所有している検査情報の解析を外部の解析者に依頼するために、管理センタ110に検査情報解析者リスト要求書(図3)を送付する。
顧客が管理センタ110の顧客登録をすると同時に、顧客は管理センタからブランクの検査情報解析者リスト要求書とその生成用ソフトウエアを受け取っている故に、顧客は、各欄に必要事項を書き込むことにより、当該検査情報解析者リスト要求書を完成させることが出来る。
【0138】
検査情報解析者リスト要求書(図3)の記載内容を説明する。
301は顧客名(例えばA病院)、302は顧客ID(例えば3528643)、303は患者名(例えばP氏)、304は患者ID(例えば6073899)、305は検査情報の表示(例えば胸部レントゲン写真のような一般名称、又はP氏の胸部レントゲン写真等の様に固有名詞を含んだ表示等)、306は検査情報のID(実施例においては預り品ID(図2)を意味する。)、307は専門分野の表示(例えば肺×レントゲン写真)、308は解析者リストの表示項目の選択(例えば全項目の表示)、条件1(309)、条件2(310)等は顧客が解析者リストに付する条件(例えば即時に解析を行い、解析情報を生成する解析者であること、及び同一患者の検査情報を解析した経験を有する解析者であること)を意味する。
【0139】
顧客は全ての欄に記載する必要はない。例えば、図3において顧客はリスト要求時に検査情報を自ら所有しており管理センタに保管を委託していない故に、当該検査情報に検査情報ID(預り品ID)は付与されていない(種々のIDは管理センタが付与する。)。それ故に、検査情報ID306が未記入のまま検査情報解析者リスト要求書が管理センタに送付される。
患者の秘密を守るために患者名303を空欄のまま検査情報解析者リスト要求書を送付することが出来る。もっとも、患者名303を記入すれば、後述するように、患者IDに基づいて関連する情報を検索することが出来る故に、記入することが好ましい場合もある。同姓同名の患者の間で混同が生じないように、好ましくは患者の住所も当該要求書に記載する。
【0140】
専門分野307は、解析者リストに表示する解析者の専門分野を指定する。管理センタ110は、指定された専門分野の解析者のみを解析者リストに表示する。
図3の専門分野307の表示(肺×レントゲン写真)は、「肺」と「レントゲン写真」との両方を専門分野に含む解析者の解析者リストを要求している。
「×」はAND論理(論理積)を意味する。
同様に、「+」はOR論理(論理和)を意味する。例えばA+Bの条件は、A又はBの何れか一方を専門分野に含む解析者の解析者リストを要求している。
他の実施例においては、専門分野307の欄はなく、管理センタは例えば検査情報305の記載(例えば胸部レントゲン写真)に基づいて、当該検査情報を専門分野に含む解析者の解析者リストを生成する。
【0141】
表示項目の選択欄308の選択により、項目(図4の解析者リストの各列)の全てを表示することも出来るし、一部の項目のみを表示することも出来る。
顧客が生成される解析者リストに条件を付する場合は(条件1等)、実施例においては当該条件に合致する解析者を解析者リスト上で優先して表示する(リスト上で、条件に合致する解析者を条件に合致しない解析者より上に表示する。)。他の実施例においては当該条件に合致する解析者のみを解析者リスト上に表示し、当該条件に合致しない解析者は解析者リストに表示しない。
顧客がパーソナルコンピュータのディスプレイを見ながら検査情報解析者リスト要求書を完成させると、顧客はメッセージボックス(「リスト要求書の送付」と書かれたボックス)の「はい(Y)」をクリックして、検査情報解析者リスト要求書をインターネットを通じて管理センタ110に送付する。
【0142】
実施例の検査情報解析者リスト要求書はHTML(又はXML等)で記述されており、顧客は通信回線107を通じてインターネットで検査情報解析者リスト要求書を管理センタ110(図3においては、メディカルサービス株式会社である。)に送付する。
下記に、HTMLで記述された検査情報解析者リスト要求書の概略を示す。
顧客は、HTMLで記述された検査情報解析者リスト要求書の中のTextコントロール、Checkboxコントロール、RadioButtonコントロール、Multiple Selection等により表示された各欄に必要事項を記入することにより、検査情報解析者リスト要求書を完成させることが出来る。
【0143】
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>検査情報解析者リスト要求書</TITLE>
</HEAD>
<SCRIPT LANGUAGE=VBScript>
MsgBox ”リスト要求書を送付しますか?”, VbYesNo
</SCRIPT>
<H1>検査情報解析者リスト要求書</H1>
【0144】
<FORM name=フォーム名の定義>
<TABLE>
<TR>
<TD>顧客名</TD><TD><NAME=”A病院”></TR>
<TR>
<TD>顧客ID</TD><TD><NAME=”3528643”></TR>
<TR>
<TD>患者名</TD><TD><NAME=”P氏”></TR>
<TR>
<TD>患者ID304から専門分野307までの同様の表示</TR>
</TABLE>
【0145】
<P>
表示項目
<INPUT TYPE=CHECKBOX NAME=”全項目” CHECKED>全項目<BR>
<INPUT TYPE=CHECKBOX NAME=”単価”>単価<BR>
<INPUT TYPE=CHECKBOX 他の表示項目の表示><BR>
【0146】
<P>
条件1
<SELECT NAME=”条件1” size=”1”>
<OPTION selected value=”納期:即時解析”>納期:即時解析</OPTION>
<OPTION value=”納期:1週間以内”>納期:1週間以内</OPTION>
<OPTION value=その他の条件を記載</OPTION>
</SELECT>
(条件2以下も同様に表示する。)
<P>
要求先<BR>
メディカルサービス株式会社<BR>
</FORM>
</HTML>
【0147】
[解析者リストの説明(図4)]
図4は、管理センタ110であるメディカルサービス株式会社が、顧客から送付された検査情報解析者リスト要求書に応じて、顧客に送付した解析者リストのディスプレイ表示の一例である。図4は、図3に示す検査情報解析者リスト要求書に対応する解析者リストである。
上述の様に、実施例においては、管理センタ110は解析者リスト(図4)をデータベースの形式で顧客に送付する故、顧客は受信した解析者リストを任意の表示形式、又は任意のソートの優先順位等に基づいてパーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示することが出来る。
但し、管理センタ110が顧客に送付したデータベースは、顧客が指定した条件に基づいて高い優先順位を与えられた解析者を優先的に表示する設定になっている。
実施例においては、MODEMを具備するパーソナルコンピュータが当該検査情報の管理システムの顧客側の端末を構成している。
【0148】
図4において、401は優先表示される項目(図3の条件1(309)及び条件2(310)に対応する。)、402は解析者リストの専門分野の表示(図3の専門分野307に対応する。)、403は履歴情報の欄(412〜417)に表示する履歴の調査対象である患者名(図3の条件2(310)及び患者名303に対応する。)、404はその患者の患者ID(図3の条件2(310)及び患者ID304に対応する。)、405は解析者ID(解析者に付与された固有の識別子(解析者識別子))、406は解析者名、407は1個の検査情報に関する解析情報の単価(実施例においては、解析者によって単価が異なる。)、408は各解析者の稼動時間、409は検査情報を受け取ってから解析情報を生成して管理センタに(又は直接顧客に)送付するまでの納期、410は正診率、411は各解析者が顧客(図4においてはA病院)の登録保険医であるか否かの表示、412〜417は履歴情報である。
【0149】
図4の履歴情報412〜417は、患者であるP氏(患者P(欄403)、患者ID6073899(欄404))の検査情報の解析に関する各解析者の履歴情報を示している。
412は解析者が患者Pの検査情報の解析情報(解析書)を管理センタ110に送付した日時、413は解析情報ID(解析情報に付与された固有の識別子(解析情報識別子))、414は解析情報の解析対象である検査情報の名称、415は解析情報の解析対象である検査情報の検査情報ID、416は当該解析を依頼した顧客名、417はその顧客の顧客IDを示す。
【0150】
例えば、解析者ID5126358(欄405)であるL医師(欄406)は、検査情報(図4においては胸部レントゲン写真)の解析を単価4000円(欄407)で行う。L医師は9時から12時までの時間、及び13時から17時までの時間に稼動する(検査情報の解析を行う。)(欄408)。
図4のデータベースは各解析者の休日、曜日によって変化する稼動時間も記憶しており、例えば、顧客が日曜日に解析者リストを要求した場合には、日曜日に休む解析者の欄408は「日曜日は休診」と表示される。
図4の実施例は日本にいる顧客が入力する解析者リストであって、解析時間(欄408)は日本の標準時で表示している。例えば、米国のニューヨーク市に住むM医師(解析者ID1963812)は、米国東部標準時刻で朝9時から12時までの時間及び13時から17時までの時間に稼動するが、欄408においては米国の東部標準時刻を日本標準時刻に変換して表示している。
米国東部標準時刻から日本標準時刻への変換においては、米国の東部標準時刻が夏時間であるか冬時間があるかも考慮される。
【0151】
例えば患者の病状が切迫しており、図3及び図4のように顧客が「納期:即時解析」を条件(309)として検査情報の解析を要求する場合は、顧客が解析者リストを要求した時点、又は顧客に解析者リストを送付する時点において稼動中である解析者(顧客が解析者リストを要求した時点、又は顧客に解析者リストを送付する時点が顧客の稼動時間に含まれる解析者)を優先して表示する。
「納期:即時解析」は、解析の依頼書と検査情報を受け取ると直ぐに解析を開始し、直ぐに(一般にはその日のうちに)解析書を生成して、解析書を管理センタに(又は直接顧客に)送付することを意味する。
【0152】
図4の実施例においては、条件1「納期:即時解析」(309)を満たす解析者を優先して表示している。即ち、直ぐに解析を実行して解析情報の納期が早いと考えられる解析者を、そうでない解析者よりも上に表示する。
例えば顧客が13時に解析者リストを要求し、図4の解析者リストを入手したとする。顧客が納期が1日(欄409)であるL医師に解析を依頼すれば、顧客はその日のうちに解析情報を入手する可能性が有る。もし顧客が納期が1日(欄409)であるM医師に解析を依頼すれば、M医師はその日の夜の22時から次の日の朝6時までに検査情報の解析を実行すると考えられるので、顧客は次の日の朝6時までにおそらく解析情報を入手するであろう。しかし、顧客が納期が3日(欄409)であるK医師に解析を依頼すれば、K医師は解析情報を生成するのに3日かかる故に、早くても明後日でなければ顧客は解析情報を入手出来ない。
従って、図4においては、L医師、M医師、K医師の順番で解析者を表示している。
実施例の管理センタは24時間無休で稼動している故に、当該管理センタの稼動停止によって解析情報の送付が遅延することはない。
【0153】
例えば、解析者が通常は9時から12時までの時間と13時から17時までの時間に稼動する(検査情報の解析を行う)が、特別な単価を適用することを条件として(例えば通常の稼動時間に解析情報を生成する場合の単価の1.5倍の単価)解析者が17時から21時までに稼動する場合は、当該17時から21時までの延長時間と特別な単価をデータベースに組み込むことも出来る。
【0154】
図4において、同一患者の検査情報の解析の経験者であることも、優先表示の条件となっている。一般的に顧客は、以前に検査情報を解析してもらった解析者と同一の解析者に解析を依頼することを好む。同一の患者の経過を同じ判断基準で解析した解析情報が得られること、以前に正しい解析情報を生成したという実績等に基づいて顧客が当該解析者を信頼していること等による。
図4において、L医師は、顧客ID3528643(欄417)である顧客のA病院(欄416)の依頼を受けて、検査情報ID1985243(欄415)である検査情報の胸部レントゲン写真(欄414)を解析して解析情報(その解析情報IDは7354265(欄413))を生成し、1999年12月3日(欄412)に解析書を管理センタに送付している。
同様に、L医師は、顧客ID3528643(欄417)である顧客のA病院(欄416)の依頼を受けて、検査情報ID2193844(欄415)である検査情報の胸部レントゲン写真(欄414)を解析して解析情報(その解析情報IDは9332488(欄413))を生成し、2000年8月10日(欄412)に解析書を管理センタに送付している。
【0155】
M医師、K医師等は患者であるP氏の検査情報を解析して解析情報を生成した履歴を有していない。
図4の表示を受信した顧客であるA病院は、条件1及び条件2を満たすL医師を容易に発見することが出来る故、A病院はL医師に検査情報の解析を依頼する可能性が高い。A病院が他の医師(例えばM医師)に検査情報の解析を依頼することも出来る。
実施例において、条件1「納期:即時解析」309と条件2「同一患者の検査情報の解析経験者」310とが互いに競合する場合は、条件1を優先して表示する。
【0156】
複数の解析者が患者であるP氏の検査情報の解析履歴を有する場合は、解析依頼を受けた日時又は解析情報を管理センタ(又は直接顧客に)送付した日時が新しい解析者を優先して表示する。
従って、条件2「同一患者の検査情報の解析経験者」310だけに注目すれば、例えば最も現時点に近い時にP氏の検査情報の解析情報を出力した解析者が、解析者リストの1番上に表示される。
【0157】
他の実施例においては、日付412は、解析者が解析依頼を受けた日時である。
図4の実施例において、履歴調査対象403及び404を変えることにより、履歴情報412〜417には他の表示を表示することも出来る。
例えば履歴調査対象を、顧客名がA病院で顧客IDが3528643に設定することにより、履歴情報412〜417には各解析者がA病院の依頼に基づいて検査情報を解析した履歴が表示される。
この場合は、例えば履歴情報412〜417の表示の中の顧客名欄416に顧客名に代えて患者氏名が表示され、顧客ID欄417に顧客IDに代えて患者IDが表示される。
【0158】
本実施例においては、顧客は依頼する解析者を知らない場合がほとんどである。顧客は、患者の生死にも影響を与える解析情報の信頼性に重大な関心を有する。そこで、欄410に表示される正診率は、顧客が各解析者の解析能力を客観的に判断する上で参考になる指標を提供する。
管理センタ110は、各顧客から送られた検査情報を入力し、各解析者に当該検査情報を送付する。又、各解析者から送られた当該検査情報の解析情報を入力し、各顧客に送付する。
しかし、管理センタ110は、仲介したそれぞれの解析情報が正しかったのか否かを知ることが出来ない。
【0159】
そこで、本実施例においては、管理センタは、顧客からの解析依頼の仲介の合間に、時々解析結果の知られた検査情報を解析者に送付して、解析者からの当該検査情報の解析結果を入力する。
管理センタ110は、管理センタが知っている解析結果と解析者から送付された解析情報とを比較し、解析者が生成した解析情報が正しいか間違っているかを判断する。
その結果(検査日時、使用した検査情報、解析者の解析結果が正しかったか否かの情報等)を、各解析者のデータベースに格納する。
【0160】
顧客が解析者リストを要求すると、管理センタは各解析者毎に正診率を計算し、欄410に表示する。
正診率(欄410)は下記の式で計算される。
正診率=(解析結果が正しかった場合の数/解析結果の知られた検査情報の解析を依頼した回数)×100[%]
なお、正診率はあくまで参考資料であって、その取り扱いには注意すべきである。例えば、解析結果の知られた検査情報の解析を依頼した回数が一定回数以上の場合にのみ正診率を表示すること(回数が少ないと、正診率が極端に良い値になったり極端に悪い値になったりして、顧客を惑わし、解析者に迷惑を掛ける恐れがある。)、一定以上古いデータは計算に入れないこと(あまりに昔のデータを組み入れた正診率は、経験を積んだ解析者の現在の実力とかけ離れた値になる場合がある。)等の配慮をすることが好ましい。
【0161】
欄410には、上記の正診率に代えて、任意の観点から見た解析情報が正しかった率を表示しても良い。例えば、各解析者が生成した解析情報の感度、特異度、偽陽性率、偽陰性率、陽性適中率、陰性適中率等のいずれかの情報又はこれらを組み合わせた情報である。
解析者リストにおいて、顧客は、欄410に表示された例えば各解析者が生成した解析情報の感度に基づいて、解析情報の感度が高い(解析情報が正しかった率が高い)解析者を優先して表示することが出来る。
好ましくは、顧客は欄410に表示する解析情報が正しかった率の種類(全ての解析情報の中の正しかった解析情報の割合、特異度、偽陽性率、偽陰性率、陽性適中率、陰性適中率等)を選択することが出来る。
【0162】
他の実施例においては、管理センタは、上記の検査情報の解析の仲介サービスを実施した後、一定期間経過後、顧客に解析情報が正しかったか否かを問い合わせる。
顧客から送られた解析情報が正しかったか否かという情報を入力し、当該解析情報を生成した解析者の履歴情報として格納部113に格納する。
複数の解析者が生成した解析情報が正しかったか否かの情報を複数の顧客から入手し、各解析者の履歴情報を生成する。
顧客から解析者のリストを要求された時に、それまでに生成された履歴情報に基づいて、正しい解析情報を生成した確率が高かった解析者を当該リストに優先して表示することが出来る。
【0163】
顧客(例えばA病院)が顧客の登録保険医でない解析者(例えばK医師)に検査情報の解析を依頼した場合、患者が医療費を支払う段になって患者は一時的にせよ大きな金銭的負担を負うことになる。
そこで、本実施例においては、欄411に各解析者が顧客の登録保険医であるか否かを表示する。各顧客毎に登録保険医は異なる故に、管理センタ110の管理部111は、解析者リスト要求書を入力すると、顧客の顧客IDに基づいてデータベースを検索し、各解析者が解析者リストを要求した顧客の登録保険医であるか否かのデータ(欄411)を生成し、生成されたデータベースを当該顧客に送付している。
顧客は、欄411の表示を見ることにより、各解析者が当該顧客の登録保険医であるか否かを確認することが出来る。
【0164】
さらに、本実施例においては、顧客(例えばA病院)が顧客の登録保険医でない解析者(例えばK医師)に検査情報の解析を依頼した場合、自動的に解析者(例えばK医師)を顧客(例えばA病院)の健康保険の登録医として登録する申請書を生成し、健康保険医の登録機関(例えば厚生省)に当該登録申請書を送付する。
医師の保険医登録は審査を要するものではなくて単なる登録申請である故に、かかるサービスを提供することにより患者の金銭的負担を軽減することが出来る。
図4において、米国の医師免許のみを有するM医師は日本の保険医登録をすることが出来ない。それ故に、M医師の欄411には「不可」の表示が示されている。欄411に「不可」と表示された解析者については、保険医登録の申請を実施しない。
【0165】
図4の表示に、例えば各解析者の履歴書、専門分野の表示等の他の表示を追加することも出来る。
又、上述の様に、顧客のパーソナルコンピュータは図4のデータをデータベースの形式で入力する故に、顧客の入力指令(例えばキーボード等による入力)に基づいて異なる表示をすることが出来る。
例えば、顧客が単価(欄407)について降順にソーティングすることを指令したとすれば、表の上から単価の安い順番であるK医師、L医師、M医師の順に表示される。
【0166】
他の実施例においては、図4のような表形式の解析者リストの表示ではなく、解析者を1画面に1人ずつ表示する。1人の解析者についてのデータを表示するのに画面全体を使用出来る故に、画面上により多くの情報を掲載することが出来る。例えば、解析者の顔写真等を画面上に掲載することが出来る。
当該他の実施例においては、優先順位が最も高い解析者を最初に画面に表示する。顧客がパーソナルコンピュータの例えばPage Downキーを押す度に、優先順位が高い解析者から低い解析者に向かって、各解析者を順番に画面に表示する。顧客がパーソナルコンピュータの例えばPage Upキーを押す度に、優先順位が低い解析者から高い解析者に向かって、各解析者を順番に画面に表示する。
【0167】
[検査情報解析注文書の説明(図5)]
図5は、顧客が解析者を指定して検査情報の解析を管理センタ110に注文する注文書である、実施例の検査情報解析注文書のディスプレイ表示を示す。
顧客(例えばA病院105)は、管理センタに保管を委託している検査情報又は顧客が所有している検査情報の解析を指定の解析者に依頼するために、管理センタ110に検査情報解析注文書(図5)を送付する。
顧客が検査情報(例えば胸部レントゲン写真)を保持している場合には、当該検査情報も検査情報解析注文書とともに管理センタに送付する。
実施例においては、顧客は、最初に図4の解析者リスト上でカーソルを解析を依頼しようとしている解析者の解析者ID405の欄又は解析者氏名406の欄に移動させる。そこでマウスを左クリックすることにより、一定の種類の指令が呼び出される。一定の種類の指令の中から検査情報解析注文書の生成コマンドを選択して実行することにより、図5の検査情報解析注文書が自動的に生成される。
【0168】
図5の検査情報解析注文書の自動生成プログラムは、管理センタが各顧客に提供しており、当該自動生成プログラムが各顧客のパーソナルコンピュータにインストールされている。
図5の検査情報解析注文書上のデータは、ほとんど図4の解析者リストから入力される。図5の検査情報解析注文書において、顧客は、顧客名501及び顧客ID502のみを手動で(キーボード等を操作して)入力する。支払条件512、及び注文先(メディカルサービス株式会社)は、管理センタによって自動生成プログラムの中に組み込まれている。注文日の欄(2000年8月30日)は、パーソナルコンピュータが内蔵する時計から読み込まれる。顧客が手動で注文日を書き込むようにしても良い。
【0169】
検査情報解析注文書(図5)の記載内容を説明する。
501は顧客名(例えばA病院)、502は顧客ID(例えば3528643)、503は患者名(例えばP氏)、504は患者ID(例えば6073899)、505は検査情報の表示(例えば胸部レントゲン写真)、506は検査情報のID(例えば7963584。実施例においては預り品ID(図2)を意味する。)、507は指定した解析者の氏名(例えばL医師)、508は解析者ID(例えば5126358)、509は1個の検査情報の解析の単価(例えば4000円)、510は条件(例えば即時に解析を行うこと及び同一患者の検査情報の解析経験者であること)、511は納期(例えば1日以内)、512は支払条件(例えば翌月15日支払い)である。
【0170】
顧客は全ての欄に記載する必要はない。例えば、図5において顧客は解析者リストを要求すると同時に検査情報を管理センタに送付した故に、当該検査情報に検査情報ID(預り品ID)7963584(欄506)が付与されてるが、顧客は検査情報解析注文書を管理センタに送付すると同時に検査情報を管理センタに送付する場合は当該検査情報IDはブランクのまま残される。
又、上述の様に、患者の秘密を守るために患者名503を空欄のまま検査情報解析注文書を送付することが出来る。
【0171】
顧客がパーソナルコンピュータのディスプレイを見ながら検査情報解析注文書を完成させると、顧客はメッセージボックス(「解析注文書の送付」と書かれたボックス)の「はい(Y)」をクリックして、検査情報解析注文書をインターネットを通じて管理センタ110に送付する。
検査情報解析注文書に含まれる指定した解析者の氏名507(例えばL医師)は、解析者の選択指令である。
【0172】
実施例の検査情報解析注文書はHTML(又はXML等)で記述されており、顧客は通信回線107を通じてインターネットで検査情報解析注文書を管理センタ110(図5においては、メディカルサービス株式会社である。)に送付する。
下記に、HTMLで記述された検査情報解析注文書の概略を示す。
顧客は、HTMLで記述された検査情報解析注文書の中のTextコントロール等により表示された各欄に必要事項を記入することにより、検査情報解析注文書を完成させることが出来る。
【0173】
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>検査情報解析注文書</TITLE>
</HEAD>
<SCRIPT LANGUAGE=VBScript>
MsgBox ”解析注文書を送付しますか?”, VbYesNo
</SCRIPT>
<H1>検査情報解析注文書</H1>
【0174】
<FORM name=フォーム名の定義等>
<TABLE>
<TR>
<TD>顧客名</TD><TD><NAME=”A病院”></TR>
<TR>
<TD>顧客ID</TD><TD><NAME=”3528643”></TR>
<TR>
<TD>患者名</TD><TD>P氏</TR>
<TR>
<TD>患者ID504から支払条件512までの同様の表示</TR>
</TABLE>
【0175】
<P>
注文先<BR>
メディカルサービス株式会社<BR>
2000年8月30日<BR>
</FORM>
</HTML>
【0176】
[検査情報解析依頼書の説明(図6)]
図6は、管理センタが解析者に送付する検査情報解析依頼書のディスプレイ表示を示す。
管理センタ110は、顧客が送付した検査情報解析注文書(図5)に基づいて、検査情報解析依頼書(図6)を自動生成する。
管理センタ110は、検査情報解析依頼書と顧客から送付された検査情報(例えば胸部レントゲン写真)とを指定された解析者(図6においてはL医師)に送付する。
図6の検査情報解析依頼書は、ほとんど図5の検査情報解析注文書と同じである。
【0177】
図6の検査情報解析依頼書は、図5の検査情報解析注文書と比べて、TEXTコントロール等が通常のテーブル表示に変更されていること、患者の秘密を守るために患者の氏名の欄がないこと、及び支払条件が顧客が管理センタに支払う支払条件(図5)から管理センタが各解析者に支払う支払条件(図6)に変更されていることの3点の相違点を有する。
検査情報604の欄に患者の氏名が含まれてる場合は(例えば「患者Pの胸部レントゲン写真」)、手作業で一般名称(例えば「胸部レントゲン写真」)に置き換えられる。
他の実施例の検査情報解析依頼書においては、単価609の欄に顧客が管理センタに支払う金額から管理センタの手数料を差し引いた金額が表示される。
【0178】
検査情報解析依頼書(図6)の記載内容を説明する。
601は顧客名(例えばA病院)、602は顧客ID(例えば3528643)、603は患者ID(例えば6073899)、604は検査情報の表示(例えば胸部レントゲン写真)、605は検査情報のID(例えば7963584)、606は解析依頼書ID(解析者に作成を依頼する解析依頼書に付与された固有の識別子(解析依頼書識別子))、607は指定した(依頼書の送付先である)解析者の氏名(例えばL医師)、608は解析者ID(例えば5126358)、609は1個の検査情報の解析の単価(例えば4000円)、610は条件(図6においては、メディカルサービス株式会社である。)(例えば即時に解析を行うこと及び同一患者の検査情報の解析経験者であること)、611は納期(例えば1日以内)、612は支払条件(例えば翌月20日支払い)である。
【0179】
実施例の検査情報解析依頼書はHTML(又はXML等)で記述されており、管理センタ(図6においては、メディカルサービス株式会社である。)は通信回線107を通じてインターネットで検査情報解析依頼書を各解析者に送付する。
下記に、HTMLで記述された検査情報解析依頼書の概略を示す。
なお、図6の検査情報解析依頼書は、全て通常の文字のみを含む故に、TEXT文書、又はワードプロセッサ・ソフトウエア(例えばWord(マイクロソフト社の登録商標)又は一太郎(ジャストシステム社の登録商標))により作成された文書であっても良い。
【0180】
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>検査情報解析依頼書</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>検査情報解析依頼書</H1>
【0181】
<TABLE>
<TR>
<TD>顧客名</TD><TD><A病院></TR>
<TR>
<TD>顧客ID</TD><TD><3528643></TR>
<TR>
<TD>患者ID</TD><TD>6073899</TR>
<TR>
<TD>以下、検査情報604から支払条件612までの同様の表示</TR>
</TABLE>
【0182】
<P>
添付の検査情報の解析を依頼したく、よろしくお願い申し上げます。<BR>
メディカルサービス株式会社<BR>
2000年8月30日<BR>
</BODY>
</HTML>
【0183】
[解析者から管理センタに送付する解析書送付連絡書の説明(図7)]
図7は、解析者が管理センタに送付する解析書送付連絡書のディスプレイ表示を示す。
管理センタは、各解析者に解析書送付連絡書の自動生成プログラムを配布している。配布された解析書送付連絡書の自動生成プログラムは、各解析者のパーソナルコンピュータにロードされている。
各解析者は、管理センタから送付された検査情報解析依頼書(図6)及び検査情報に基づいて、検査情報の解析書(解析情報)を生成し、生成した解析書と解析書送付連絡書(図7。上記の自動生成プログラムを使用して生成する。)とを管理センタに送付する。
【0184】
解析書(解析情報)とは、検査情報の解析結果を含む。例えば、患者の右肺上葉に粒状陰影が認められるという胸部レントゲン写真の解析結果である。検査情報の種類等に応じて、解析書の記載内容は多種多様である。
上述の様に、解析書は紙で書かれた物(有体物)でもよく、文書ファイル(例えばTEXT形式で生成された文書データ又はWordで生成された文書データ等)であっても良い。
【0185】
解析書送付連絡書(図7)の記載内容を説明する。
701は顧客名(例えばA病院)、702は顧客ID(例えば3528643)、703は患者ID(例えば6073899)、704は検査情報の表示(例えば胸部レントゲン写真)、705は検査情報のID(例えば7963584)、706は解析依頼書ID(例えば3628441)、707は解析者の氏名(例えばL医師)、708は解析者ID(例えば5126358)である。
【0186】
実施例の解析書送付連絡書はHTML(又はXML等)で記述されており、各解析者(例えばL医師)は通信回線107を通じてインターネットで解析書送付連絡書と電子ファイルで生成された解析書とを管理センタに送付する。
解析書送付連絡書は例えばTEXT形式で生成された文書ファイル又はWordで生成された文書ファイルであっても良いが、HTML(又はXML等)で記述されてる方が好ましい。管理センタが、入力した解析書送付連絡書に基づいて、顧客に送付する解析書送付連絡書を自動生成すること、及び管理センタのデータベースを自動変更することを容易に実行出来るからである。
下記に、HTMLで記述された解析書送付連絡書の概略を示す。
【0187】
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>解析書送付連絡書</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>解析書送付連絡書</H1>
【0188】
<TABLE>
<TR>
<TD>顧客名</TD><TD><A病院></TR>
<TR>
<TD>顧客ID</TD><TD><3528643></TR>
<TR>
<TD>患者ID</TD><TD>6073899</TR>
<TR>
<TD>以下、検査情報704から解析依頼書ID706までの同様の表示</TR>
</TABLE>
【0189】
<P>
上記検査情報の解析書を生成しましたので、お送りします。<BR>
<P>
メディカルサービス株式会社御中<BR>
<P>
<TR>
<TD>解析者</TD><TD><L医師></TR>
<TR>
<TD>解析者ID</TD><TD><5126358></TR>
2000年8月30日<BR>
</BODY>
</HTML>
【0190】
検査情報が画像情報である場合、好ましくは、解析者は、解析書送付連絡書と、解析書と、解析した検査情報に解析者の署名をしたものとを管理センタに送付する。
図9に解析者が検査情報に署名を記載する方法を示す。
図9(a)は顧客が管理センタに送付する画像情報である検査情報、図9(b)は解析者が管理センタに送付する解析者の署名入りの画像情報である検査情報である。
【0191】
以下、図9の説明をする。
901は画像情報である検査情報の主要部である患者の胸部レントゲン写真、902は顧客ID(例えば3528643)、903は顧客名(例えばA病院)、904は預り品ID(例えば2193844)、905は検査情報の名称(例えば患者Pの胸部レントゲン写真)、906は患者ID(例えば6073899)、907は患者名(例えばP氏)、908は顧客ID902等の情報を含むバーコードである。
顧客ID902から患者名907の項の一部は顧客(病院A等)が記載し(例えば患者名)、他の一部は管理センタが記載する(例えば預り品ID)。
【0192】
検査情報等の取り違えは患者の生命にも影響を及ぼす重大な結果を生じる故に、膨大な量の検査情報を取り扱う管理センタにとって、検査情報の取り違え事故の防止は極めて重要な課題である。
そこで、実施例においては、検査情報の流通、保管をコンピュータによって管理するとともに、検査情報そのものに顧客ID902等の情報を記載することにより、手にした検査情報が求めている検査情報に間違いないことをいつでも視覚的に直接確かめることが出来る。
顧客は、例えば図9(a)の胸部レントゲン写真を管理センタに送付する。
しかし、例えば患者名907を記載した検査情報をそのまま解析者に送付すると、解析者が患者の秘密を知ることになり、好ましくない。
【0193】
実施例においては、管理センタは、図9(a)の検査情報(例えばレントゲン写真等の有体物)をコピーして、当該コピーの中から患者名907を削除し、検査情報の名称905から「患者P」の固有名称を削除した後、検査情報(図9(b)からL医師の署名909を除いたもの)を解析者に送付する。
又は、管理センタ110の電子変換部114は、図9の検査情報(例えばレントゲン写真等の有体物)を電子スキャナによりビットマップ画像に変換し、ビットマップ画像の中から患者名907を削除し、検査情報の名称905の記載を「胸部レントゲン写真」(「患者P」の固有名称を含まない。)に置き換えた後、当該電子情報に変換された検査情報を解析者に送付する。
【0194】
解析者であるL医師は、送付された検査情報(例えばレントゲン写真等の有体物)を解析して解析情報を生成した後、送付された検査情報に署名し(図9(b)の署名909)、署名入りの検査情報(図9(b))を解析書等とともに管理センタに(又は直接顧客に)送付する。
送付された検査情報がビットマップ画像である場合は、解析者であるL医師は、送付された検査情報を解析して解析情報を生成した後、送付された検査情報に電子署名をし(図9(b)の署名909)、署名入りの検査情報を解析書等とともに管理センタに(又は直接顧客に)送付する。
電子署名は、電子透かしの技術によって(好ましくは可視透かしである。)ビットマップ画像に含まれても良く、又は暗号化された電子署名であっても良い。
例えば解析者が管理センタに登録した公開鍵によって、電子署名の透かしを除去出来ること、又は暗号化された電子署名を復号化出来ることにより、管理センタは、入力した電子署名が当該解析者自身の署名であることを確認することが出来る。
【0195】
[管理センタから顧客に送付する解析書送付連絡書の説明(図8)]
図8は、管理センタが顧客に送付する解析書送付連絡書のディスプレイ表示を示す。
図8の解析書送付連絡書(管理センタから顧客に送付)は、図7の解析書送付連絡書(各解析者から管理センタに送付)に、一部の変更を加えている。
【0196】
解析書送付連絡書(図8)の記載内容を説明する。
801は顧客名(例えばA病院)、802は顧客ID(例えば3528643)、803は患者名(例えばP氏)、804は患者ID(例えば6073899)、805は検査情報の表示(例えば胸部レントゲン写真)、806は検査情報のID(例えば7963584)、807は解析者名(例えばL医師)、808は解析者ID(例えば5126358)、809は解析依頼書ID(例えば3628441)、810は解析情報ID(例えば7153249。又は解析書IDとも言う。)、811は注文日(例えば2000年8月30日)である。
上述の図2〜図8の各情報は、必要なデータ(例えば顧客名であるA病院、顧客IDである3528643等)を一貫して相互に伝達している。
【0197】
実施例の解析書送付連絡書はHTML(又はXML等)で記述されている。管理センタは通信回線107を通じてインターネットで解析書送付連絡書と解析書とを顧客に送付する。
解析書送付連絡書はTEXT形式等で生成されても良いが、顧客が解析書送付連絡書に含まれるデータを顧客のコンピュータで使用する場合には、HTML(又はXML等)で記述されている方が当該コンピュータにデータをデータベースで取り込みやすい。
検査情報が画像情報である場合、好ましくは、管理センタは、解析書送付連絡書と、解析書と、解析した検査情報に解析者の署名をしたものとを顧客に送付する。
【0198】
好ましくは、管理センタは、各顧客の電子ファイル形式を顧客の識別子(例えば顧客ID番号)等に関連付けて記憶している(格納部113に格納している。)。管理センタが解析者から解析情報等を受け取ると、解析情報の生成を依頼した顧客の顧客IDと同一の顧客IDに関連付けられた電子ファイル形式を選択する。管理センタは、解析書送付連絡書及び解析書を選択した電子ファイル形式の電子ファイルに変換し、各顧客に当該電子ファイルを送付する。
このように、解析書送付連絡書及び解析書の少なくとも一方のファイル形式が顧客自身が有するデータベース等に合致したファイル形式に変換され、変換されたファイル形式の解析書送付連絡書及び解析書が顧客に送付される。
顧客は、入力した解析書送付連絡書及び解析書に基づいて、顧客自身が有するデータベース等を更新する。
HTMLで記述された図8の解析書送付連絡書の概略は、HTMLで記述された図7の解析書送付連絡書の概略とほぼ同様である(技術的な差異はないので、記載を省略する。)。
【0199】
検査情報は、患者のカルテ(患者を検査した結果を含むカルテ。電子カルテを含む。)であってもよい。
又、管理センタ110は、顧客105等からカルテ(患者を検査した結果を含んでもよく、含まなくても良い。電子カルテを含む。)を預って、格納部(電子倉庫)113又は物の倉庫115に格納することも出来る。
必要に応じて、管理センタは、検査情報(例えば胸部レントゲン写真)とカルテとをリンクして解析者に送付する。
解析者は、カルテを参考にして、検査情報を解析することが出来る。
カルテは、例えば患者の性別、年齢、既往症、医師の所見等を含む。顧客による病歴要約、又は顧客から解析者への解析依頼事項等を含んでも良い。
好ましくは、カルテには患者の氏名等が記載されておらず、カルテに含まれるデータにより、第三者が患者を特定することが出来ない。
【0200】
《実施例2》
図10は実施例2の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、顧客が、検査情報を解析するために必要な知識に係る専門分野(例えば胸部、腹部等の患部に関する専門分野、又はレントゲン写真等の検査情報の形態に関する専門分野等の専門分野)の情報を含む解析者リスト要求書を出力する。管理センタは、当該解析者リスト要求書を入力する(ステップ1001)。
次に、管理センタは、当該専門分野に属する解析者のリストを生成し、顧客に当該解析者リストを伝送する(ステップ1002)。
【0201】
次に、顧客は当該解析者リストの中から1人以上の解析者を選択し、解析者の選択指令と解析の対象である検査情報とを管理センタに送付する。管理センタは、当該解析者の選択指令(解析注文書に含まれる。)と検査情報とを入力する(ステップ1003)。
次に、管理センタは、解析者の選択指令に基づいて、選択された解析者に解析依頼書(管理センタが生成する。)と検査情報とを伝送する(ステップ1004)。
次に、解析者は、伝送された検査情報を解析し、解析結果である解析情報(解析書)を生成する。解析者は解析情報を管理センタに伝送し、管理センタは当該解析情報を入力する(ステップ1005)。
管理センタは、入力した解析情報を顧客に伝送する(ステップ1006)。
【0202】
管理センタ(又は顧客)が検査情報を追記型の光ディスクに記録し、それを解析者に送付することも出来る。解析者が同一の光ディスクに解析情報を書き込み、当該光ディスクを管理センタ(又は顧客)が管理し又は顧客に送付することにより、検査情報と解析情報とは物理的に同じ記録媒体上に記録されている故に、例えば光ディスクに付与されている固有情報に基づいて、解析情報の取り違え自己を防止することが出来る。
例えば光ディスクはDVDディスクであり、DVDディスクのBCA(Burst Cutting Area)に記録された各DVDディスクに固有の識別子に基づいて、解析者に送付したDVDディスクと、解析者から送付されたDVDディスクとが同一のディスクであることを確かめることが出来る。
【0203】
他の実施例においては、上記の追記型の光ディスクに代えて、記録型の(消去可能な)光ディスクを使用する。
記録型の光ディスクは、消去して他の情報を記録出来る故に、再利用が可能である(運用コストが低い。)。
当該光ディスクに記録された情報が不正に書き換えられる恐れがある場合は、不正に情報が書き換えられたことを識別可能にする手段(例えば電子署名等)を用いることが好ましい。
【0204】
《実施例3》
図11は実施例3の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と検査情報とを入力する(ステップ1101)。
次に、管理センタは、当該解析注文書と検査情報とを格納する(ステップ1102)。
次に、管理センタは、解析注文書又は検査情報に記載された情報に基づいて、専門分野に属する解析者のリストを生成する(ステップ1103)。
次に、管理センタは、顧客に当該解析者リストを伝送する(ステップ1104)。
【0205】
次に、顧客は入力した当該解析者リストの中から1人以上の解析者を選択し、解析者の選択指令(解析注文書に含まれる。)を管理センタに送付する。管理センタは、当該解析者の選択指令を入力する(ステップ1105)。
次に、管理センタは、解析者の選択指令に基づいて、選択された解析者に解析依頼書(管理センタが生成する。)と検査情報とを伝送する(ステップ1106)。
次に、解析者は、伝送された検査情報を解析し、解析結果である解析情報(解析書)を生成する。解析者は解析情報を管理センタに伝送し、管理センタは当該解析情報を入力する(ステップ1107)。
管理センタは、入力した解析情報を顧客に伝送する(ステップ1108)。
【0206】
図10及び図11において、更に管理センタが、送付した解析情報が正しかったか否かの問い合わせを顧客に送付することが出来る。
顧客は、送付した解析情報が正しかったか否かの情報を管理センタに送付し、管理センタは当該情報を入力して、格納部に格納する。
これを累積することにより、各解析者の解析情報が正しかったか否かの履歴情報を生成することが出来る。
当該履歴情報を使用して、顧客から解析者のリストを要求された場合は、解析情報が正しかった確率の高い解析者を優先して表示するリストを生成することが出来る。
【0207】
他の実施例においては、ステップ1107において、解析者は、伝送された検査情報を解析し、解析結果である解析情報(解析書)を生成する。解析者は解析情報及び解析の対象の検査情報(管理センタから解析者に送付した検査情報)を管理センタに伝送し、管理センタは当該解析情報及び解析の対象の検査情報を入力する。
【0208】
管理センタは、ステップ1102において格納した検査情報と、解析者から受け取った検査情報(解析の対象の検査情報)とが同一であることを確かめる。
これにより、解析者が、間違いなく送付した検査情報を解析して解析情報を生成したことの確証を得る。
管理センタは、解析者から受け取った解析情報と検査情報とを蓄積する(格納する)(ステップ1107)。
これにより、顧客から要求があればいつでも、管理センタは、解析者から受け取った検査情報が管理センタが解析者に送付した検査情報(又は顧客が管理センタに送付した検査情報)と同一であることを証明することが出来る。
【0209】
特に、解析情報及び検査情報がいずれも電子ファイルであれば、解析情報及び検査情報を、日時のデータを対応付けて記憶装置(例えば光ディスク、ハードディスク等)に蓄積することにより、特定の検査情報が、確かに解析者が解析情報と一緒に管理センタに送付した検査情報であることの証明が出来、解析者が管理センタに解析情報と一緒に送付した検査情報が、顧客が管理センタに送付した検査情報と同一であることの証明が出来る。
【0210】
顧客が管理センタに送付した検査情報がデータ圧縮された情報(例えばJPEG方式によりデータ圧縮された胸部レントゲン写真)であれば、管理センタはステップ1102においてデータ圧縮された検査情報を格納し、ステップ1106において選択された解析者にデータ圧縮された検査情報を送付し、ステップ1107において解析者から送付されたデータ圧縮された検査情報を入力し、データ圧縮された検査情報をそのまま格納する。
管理センタは、ステップ1107において、解析者が解析した対象の検査情報が確かに管理センタが解析者に送付した検査情報であることを確かめる。両者が同じものであれば、両者は完全に一致するので確認は容易である。
【0211】
又、顧客が要求すればいつでも、解析者が解析した検査情報が、管理センタが解析者に送付した検査情報(又は顧客が管理センタに送付した検査情報)と同一であることを、管理センタは、両者が完全に同一である(両者は、データ圧縮された同一のデータである。)ことに基づいて証明する。
【0212】
《実施例4》
図12は実施例4の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、解析依頼書と、正しい解析結果が既知である検査情報とを解析者であるM医師に伝送する(ステップ1201)。
次に、解析者は、伝送された検査情報を解析し、解析結果である解析情報(解析書)を生成する。解析者は解析情報を管理センタに伝送し、管理センタは当該解析情報を入力する(ステップ1202)。
【0213】
管理センタは、内蔵する格納部に格納するデータベースから、解析者(M医師)が作成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績の情報である履歴情報を読み出す(ステップ1203)。実施例においては、履歴情報は、これまでに各解析者(例えばM医師)に対して行った実施例4と同様のテストの結果を集積した情報であって、正しい解析情報が知られている検査情報を解析者に送付した日付け及び累計の送付回数n、M医師の解析情報(解析結果)が正しかった回数mを含む。
履歴情報は、M医師が生成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績を判断する客観的な材料になり得る任意の情報を含むことが出来る。
【0214】
次に、M医師が送付した解析情報(解析結果)と既知の解析結果とを比較して、M医師の解析情報が正しいか否かを判断する(ステップ1204)。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しければ、ステップ1206に進む。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しくなければ、ステップ1205に進む。
ステップ1205において、正しい解析情報が知られている検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
【0215】
ステップ1206において、M医師の解析情報(解析結果)が正しかった回数mを1だけインクリメントし(m=m+1)、正しい解析情報が知られている検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
ステップ1207において、M医師の新しい履歴情報(正しい解析情報が知られている検査情報を解析者に送付した日付(今回の日付)、新たな累計の送付回数n、M医師の解析情報(解析結果)が正しかった新たな回数mを含む。)を、内蔵する格納部に書き込む(格納部に格納されているデータベースを更新する。)。
顧客からの解析者のリストの送付を要求されて、M医師を含む解析者のリストを送付する際、M医師の欄にM医師の正診率を提示する(ステップ1208)。
正診率は、下記の式を用いて算出する。
正診率=(解析結果が正しかった場合の回数/解析結果の知られた検査情報の解析を依頼した回数)×100[%]
【0216】
実施例4において、正診率に代えて、任意の種類の解析者が生成した解析情報が正しかった情報(1種類の情報でも良く、複数の種類の情報でも良い。)を蓄積(格納)しても良い。
例えば、感度、特異度、偽陽性率、偽陰性率、陽性適中率、陰性適中率等の情報である。
【0217】
例えば管理センタが感度(真に病気であった患者の中の、陽性と解析された患者の割合)の情報を蓄積する場合には、実施例4のステップ1203以下を下記の様に変更する。
ステップ1203において、管理センタは、内蔵する格納部に格納するデータベースから、解析者(M医師)が作成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績の情報である履歴情報を読み出す。履歴情報は、これまでに各解析者(例えばM医師)に対して行った同様のテストの結果を集積した情報であって、真に陽性である(正しい解析情報が知られている)検査情報を解析者に送付した日付け及び真に陽性である検査情報の累計の送付回数n、その中でM医師が陽性の解析情報(解析結果)を生成した回数(正しかった回数)mを含む。
履歴情報は、M医師が生成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績を判断する客観的な材料になり得る任意の情報を含むことが出来る。
【0218】
次に、M医師に送付した検査情報の真の解析結果が陰性であれば、ステップ1208に進む。M医師に送付した検査情報の真の解析結果が陽性であれば、M医師が送付した解析情報(解析結果)と既知の解析結果とを比較して、M医師の解析情報が正しいか(陽性の解析情報)否か(陰性の解析情報)を判断する(ステップ1204)。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しければ、ステップ1206に進む。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しくなければ、ステップ1205に進む。
【0219】
ステップ1205において、真に陽性である検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
ステップ1206において、M医師の解析情報(解析結果)が正しかった回数mを1だけインクリメントし(m=m+1)、真に陽性である検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
【0220】
ステップ1207において、M医師の新しい履歴情報(真に陽性である検査情報を解析者に送付した日付(今回の日付)、真に陽性である検査情報を解析者に送付した新たな累計の送付回数n、その中でM医師が陽性の解析情報(解析結果)を生成した新たな回数(正しかった回数)mを含む。)を、内蔵する格納部に書き込む(格納部に格納されているデータベースを更新する。)。
顧客からの解析者のリストの送付を要求されて、M医師を含む解析者のリストを送付する際、M医師の欄にM医師の感度を提示する(ステップ1208)。
感度は、下記の式を用いて算出する。
感度=(その中で陽性の解析情報を生成した(解析結果が正しかった)場合の回数/真に陽性の(解析結果の知られた)検査情報の解析を依頼した回数)×100[%]
【0221】
同様に、例えば管理センタが特異度(真に病気でなかった患者の中の、陰性と解析された患者の割合)の情報を蓄積する場合には、実施例4のステップ1203以下を下記の様に変更する。
ステップ1203において、管理センタは、内蔵する格納部に格納するデータベースから、解析者(M医師)が作成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績の情報である履歴情報を読み出す。履歴情報は、これまでに各解析者(例えばM医師)に対して行った同様のテストの結果を集積した情報であって、真に陰性の(正しい解析情報が知られている)検査情報を解析者に送付した日付け及び真に陰性である検査情報の累計の送付回数n、その中でM医師が陰性の解析情報(解析結果)を生成した回数(正しかった回数)mを含む。
履歴情報は、M医師が生成した解析情報が正しかったか否かに関する過去の実績を判断する客観的な材料になり得る任意の情報を含むことが出来る。
【0222】
次に、M医師に送付した検査情報の真の解析結果が陽性であれば、ステップ1208に進む。M医師に送付した検査情報の真の解析結果が陰性であれば、M医師が送付した解析情報(解析結果)と既知の解析結果とを比較して、M医師の解析情報が正しいか(陰性の解析情報)否か(陽性の解析情報)を判断する(ステップ1204)。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しければ、ステップ1206に進む。
ステップ1204においてM医師の解析情報が正しくなければ、ステップ1205に進む。
【0223】
ステップ1205において、真に陰性である検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
ステップ1206において、M医師の解析情報(解析結果)が正しかった回数mを1だけインクリメントし(m=m+1)、真に陰性である検査情報を解析者に送付した累計の送付回数nを1だけインクリメントし(n=n+1)、ステップ1207に進む。
【0224】
ステップ1207において、M医師の新しい履歴情報(真に陰性である検査情報を解析者に送付した日付(今回の日付)、真に陰性である検査情報を解析者に送付した新たな累計の送付回数n、その中でM医師が陰性の解析情報(解析結果)を生成した新たな回数(正しかった回数)mを含む。)を、内蔵する格納部に書き込む(格納部に格納されているデータベースを更新する。)。
顧客からの解析者のリストの送付を要求されて、M医師を含む解析者のリストを送付する際、M医師の欄にM医師の特異度を提示する(ステップ1208)。
特異度は、下記の式を用いて算出する。
特異度=(その中で陰性の解析情報を生成した(解析結果が正しかった)場合の回数/真に陰性の(解析結果の知られた)検査情報の解析を依頼した回数)×100[%]
【0225】
感度及び特異度の両方の履歴情報を生成し、感度、特異度、正診率(感度及び特異度から導出することが出来る。)の中の任意の履歴情報を解析者リストに表示出来るようにしてもよい。
【0226】
《実施例5》
図13は実施例5の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された顧客名及び患者の氏名を含む解析注文書と検査情報とを入力する(ステップ1301)。
ステップ1302において、顧客が新規の顧客であれば、顧客は新規登録申請書を管理センタに提出して、当該顧客名を新規登録する。管理センタは、新規登録された顧客の顧客名に対応させて顧客IDを決定し登録する。
患者が新規の患者であれば、管理センタは、当該患者の氏名を新規登録し、新規登録された患者の氏名に対応させて患者IDを決定し登録する。患者IDの新規登録は、解析注文書の記載の基づいて自動的に実行する。
検査情報が未登録の検査情報であれば、管理センタは、当該検査情報を新規登録し、新規登録された検査情報に対応させて検査情報IDを決定し登録する。検査情報IDの新規登録は、解析注文書の記載の基づいて自動的に実行する。
又、解析依頼書IDも登録する。
【0227】
次に、ステップ1303において、管理センタが、顧客ID、患者ID、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析依頼書と、検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する。
解析依頼書は患者の氏名を含まない。又、検査情報が画像情報であって、画像情報中に患者を特定する情報を含む場合には、当該患者を特定する部分を除いた画像情報を解析者に送付する。
検査情報にリンクさせて患者のカルテを送付する場合には、当該患者を特定する部分を除いたカルテを送付する。
【0228】
これにより、解析者は患者IDを用いて例えば同一患者の他の検査情報を送付する様に管理センタに要求することが出来るが、患者が具体的に誰であるかを知ることが出来ない。
次に、解析者は、伝送された検査情報を解析し、解析結果である解析情報(解析書)を生成する(ステップ1304)。又、検査情報が画像情報である場合には、解析者は当該画像情報に署名をする。画像情報がレントゲン写真等の有体物であれば、解析者は当該レントゲン写真等の上に署名し、画像情報がビットマップ画像情報等の無体物であれば、解析者は当該ビットマップ画像情報等の上に電子署名を行う。又は電子透かしにより解析者の署名を行う。
【0229】
次に、解析者は、顧客ID、患者ID、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析書送付連絡書と、解析情報(解析報告書)と、解析者の署名を含む検査情報(検査情報が画像情報である場合)とを管理センタに送付する(ステップ1305)。
管理センタは、入力した解析書送付連絡書に含まれる患者ID又は検査情報IDに基づいて、データベースを使用して患者の氏名を検索する(ステップ1306)。
【0230】
次に、管理センタは、顧客名、顧客ID、患者の氏名、患者ID、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析書送付連絡書と、解析情報と、解析者の署名を含む検査情報とを顧客に送付する(ステップ1307)。
これにより、顧客は、送付された解析情報がどの患者の検査情報の解析結果であるかを、患者の氏名によって容易に知ることが出来る。
【0231】
《実施例6》
図14は実施例6の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された顧客名及び患者の氏名を含む解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1401)。
次に、管理センタは、顧客ID、患者ID、検査情報の名称、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析依頼書と、検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ1402)。
【0232】
次に、解析者は、伝送された検査情報を解析する上で、同一患者の他の検査情報(例えば、過去の同種の検査情報、又は他の種類の検査情報等である。)又は同一患者の履歴情報(例えばカルテに記載されたこれまでの治療経過、患者の既往症等)を見ることを希望する(両方を要求しても良い)。そこで、解析者は、解析依頼書に記載された患者IDと同一の患者IDに対応付けられた他の検査情報又は履歴情報の送付要求書を管理センタに送付する(ステップ1403)。
【0233】
管理センタは、同一患者の他の検査情報又は履歴情報の送付の許諾依頼書を顧客に送付する(ステップ1404)。
顧客が、同一患者の他の検査情報又は履歴情報の送付の許諾書を管理センタに送付する(ステップ1405)。
ステップ1404及び1405をステップ1403の後でなく事前に実行することも出来る。
管理センタは、データベースを利用して、管理センタの内部に格納された検査情報の中から同一の患者IDに対応付けられた他の検査情報又は履歴情報を検索し、当該他の検査情報又は履歴情報を解析者に送付する(ステップ1406)。ステップ1403及び1404の実行時に、管理センタから顧客に当該他の検査情報又は履歴情報の送付要求書を転送し、これに応じて顧客から管理センタに送付された他の検査情報又は履歴情報を解析者に送付することも出来る。
【0234】
解析者は、送付された他の検査情報又は履歴情報を参照して、解析依頼の対象の検査情報の解析結果である解析情報(解析書)を生成する。解析者は、患者ID、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析書送付連絡書と、解析情報(解析報告書)とを管理センタに送付する(ステップ1407)。
管理センタは、入力した解析書送付連絡書に含まれる患者ID又は検査情報IDに基づいて、データベースを使用して患者の氏名を検索する。
次に、管理センタは、顧客名、顧客ID、患者の氏名、患者ID、検査情報ID及び解析依頼書IDを含む解析書送付連絡書と、解析情報とを顧客に送付する(ステップ1408)。
患者IDを介して、解析者は同一患者の他の検査情報を参照することが出来る。
【0235】
ステップ1402において、管理センタが解析者に送付する情報に、患者IDを含めないことも出来る。
その場合は、ステップ1403において、下記の処理を行う。
解析者は、解析依頼書に記載された検査情報の名称、検査情報ID又は解析依頼書ID(解析情報の識別子)に関連する患者に対応付けられた他の検査情報又は履歴情報の送付要求書を管理センタに送付する。
管理センタは、解析依頼書に記載された検査情報ID又は解析依頼書IDに関連する患者の患者IDを検索する。
以下、ステップ1404と同様の方法により、同様の効果が得られる。
【0236】
《実施例7》
図15は実施例7の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1501)。
次に、管理センタは、解析依頼書と、患者の検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ1502)。
解析者は、検査情報の解析結果である解析情報(電子ファイル)を生成し、当該解析情報を第1の暗号化鍵により暗号化する。解析者は、解析書送付連絡書と、第1の暗号化鍵により暗号化された解析情報とを、インターネットを通じて管理センタに送付する(ステップ1503)。
【0237】
管理センタは、入力した暗号化された解析情報を、第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵によって復号する(ステップ1504)。解析者は第1の暗号化鍵(解析者が第1の暗号化鍵を決定する。)に対応する復号化鍵を事前に管理センタに郵送等の方法で送付する。又は、管理センタは第1の暗号化鍵(管理センタが第1の暗号化鍵を決定する。)に対応する暗号化鍵を事前に解析者に郵送等の方法で送付する。
郵送等の方法とは、暗号化鍵又は復号化鍵を第三者に知られる恐れがない方法である。インターネット等の様に暗号化鍵又は復号化鍵を第三者に知られる恐れがある方法を除く。
管理センタは解析情報を第2の暗号化鍵(第2の暗号化鍵は第1の暗号化鍵と異なる。)によって暗号化する(ステップ1505)。第2の暗号化鍵は、管理センタ又は顧客によって決定される。
【0238】
管理センタは、解析書送付連絡書と、第2の暗号化鍵により暗号化された解析情報とを、インターネットを通じて顧客に送付する(ステップ1506)。
顧客は、入力した暗号化された解析情報を、第2の暗号化鍵に対応する復号化鍵によって復号する(ステップ1507)。顧客は第2の暗号化鍵(顧客が第2の暗号化鍵を決定する。)に対応する暗号化鍵を事前に管理センタに郵送等の方法で送付する。
又は、管理センタは第2の暗号化鍵(管理センタが第2の暗号化鍵を決定する。)に対応する復号化鍵を事前に顧客に郵送等の方法で送付する。
【0239】
《実施例8》
図16は実施例8の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1601)。
次に、管理センタは、解析依頼書と、患者の検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ1602)。
次に、解析者は、検査情報の解析結果である解析情報(電子ファイル)を生成し、当該解析情報に電子署名(第1の電子署名)をする。第1の電子署名は、第1の暗号化鍵により暗号化されている。解析者は、解析書送付連絡書と、第1の電子署名と、解析情報とを、インターネットを通じて管理センタに送付する(ステップ1603)。好ましくは、第1の電子署名は解析情報に付されており、両者は一体化された電子ファイルを構成する。
【0240】
次に、管理センタは、入力した第1の電子署名を第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵によって復号することにより、第1の電子署名が依頼した解析者の真正の署名か否かを判断する(ステップ1604)。第1の電子署名が依頼した解析者の真正の署名であると判断すれば、入力した解析情報は依頼した解析者により生成された真正の解析情報であると判断する。解析者は第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵を事前に管理センタに郵送等の方法で送付する。
もし第1の電子署名が依頼した解析者の真正の署名であれば、ステップ1607に進む。もし第1の電子署名が依頼した解析者の真正の署名でなければ、ステップ1606に進む(ステップ1605)。
【0241】
ステップ1606において、入力した解析情報は依頼した解析者が生成したものでない故に、入力した解析情報を捨てる。処理を終了する。
ステップ1607において、管理センタの管理者は、当該解析情報が依頼した解析者により生成された真正の解析情報であることを記載した証明書を生成し、当該証明書に当該管理者の暗号化された電子署名(第2の電子署名)を付加する。第2の電子署名は、第2の暗号化鍵により暗号化されている。管理センタは、解析書送付連絡書と、第2の電子署名(第2の電子署名は、前記証明書と一体化されている。)と、解析情報とを、インターネットを通じて顧客に送付する。
【0242】
ステップ1608において、顧客は、入力した第2の電子署名を第2の暗号化鍵に対応する復号化鍵によって復号することにより、第2の電子署名が管理センタの管理者の真正の署名か否かを判断する。顧客は、第2の電子署名が管理センタの管理者の真正の署名であると判断すれば、入力した解析情報は依頼した解析者により生成された真正の解析情報であると判断する。管理センタは、第2の暗号化鍵に対応する復号化鍵を事前に顧客に郵送等の方法で送付する。処理を終了する。
実施例8においては、第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵を顧客に教えることなく、顧客は、入力した解析情報が依頼した解析者により生成された真正の解析情報であることを判断することが出来る。
もっともこれに加えて、第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵を顧客に教え、顧客が、第1の電子署名を第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵で復号することにより、第1の電子署名が依頼した解析者の真正の署名であるか否かを判断しても良い。
【0243】
《実施例9》
図17は実施例9の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1701)。
次に、管理センタは、解析依頼書と、患者の検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ1702)。
次に、解析者は、検査情報を解析し、検査情報の解析結果である解析情報(電子ファイル)を生成し、当該解析情報に電子署名(第1の電子署名)をする。第1の電子署名は、公開鍵方式である第1の暗号化鍵により暗号化されている。解析者は、解析書送付連絡書と、第1の電子署名と、解析情報とを、インターネットを通じて管理センタに送付する(ステップ1703)。第1の電子署名は解析情報に付されており、両者は一体化された電子ファイルを構成する。
【0244】
次に、解析者は、第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵(公開鍵)を管理センタに郵送等の方法で送付する(ステップ1704)。
次に、管理センタは、解析書送付連絡書と、第1の電子署名と、解析情報とを、インターネットを通じて顧客に送付する(ステップ1705)。
次に、管理センタは、当該公開鍵が真正の復号化鍵であることの宣言書を生成し、解析者から送付された公開鍵と当該宣言書とを顧客に郵送等の方法により送付する(ステップ1706)。
【0245】
次に、顧客は、入力した第1の電子署名を送付された公開鍵によって復号することにより、第1の電子署名が解析を依頼した解析者の真正の署名か否かを判断する。顧客は、第1の電子署名が解析を依頼した解析者の真正の署名であると判断すれば、入力した解析情報は依頼した解析者により生成された真正の解析情報であると判断する(ステップ1707)。処理を終了する。
管理センタがTTPの役割を果たすことにより、顧客は入手した公開鍵が真正の復号化鍵であることを知ることが出来る。
ステップ1703において、解析者は、解析情報等を管理センタに送付する代わりに直接顧客に送付することも出来る(この場合は、ステップ1705は不要である。)。
【0246】
《実施例10》
図18は実施例10の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1801)。
次に、管理センタは、解析依頼書と、患者の検査情報とを顧客が指定した複数の解析者に送付する(ステップ1802)。
次に、管理センタが、パスワードを知らなければ参加することが出来ない排他的なインターネット会議を開く。管理センタは、当該インターネット会議を開催したことと、当該インターネット会議に参加するためのパスワードとを、当該複数の解析者に通知する(ステップ1803)。
管理センタは、顧客が複数の解析者に解析を依頼したことを、当該複数の解析者に通知し、当該複数の解析者から要求されればインターネット会議を開くようにすることも出来る。
【0247】
複数の解析者が当該インターネット会議により議論を行う(ステップ1804)。
複数の解析者がそれぞれ解析情報を生成し、又は複数の解析者の中の1人の解析者が解析情報を生成する(ステップ1805)。
解析者は、解析書送付連絡書と、解析情報とを管理センタに送付する(ステップ1806)。
次に、管理センタは、解析書送付連絡書と、解析情報とを顧客に送付する(ステップ1807)。
【0248】
《実施例11》
図19は実施例11の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された解析注文書と患者の検査情報とを入力する(ステップ1901)。
次に、管理センタは、解析情報を暗号化するための暗号化鍵と復号化鍵とを決定する(ステップ1902)。
次に、管理センタは、復号化鍵を顧客に郵送等の方法により送付する(ステップ1903)。
次に、管理センタは、暗号化鍵及び復号化鍵を解析者に郵送等の方法により送付する(ステップ1904)。
【0249】
次に、管理センタは、解析依頼書と、患者の検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ1905)。
次に、解析者は、検査情報の解析結果である解析情報(電子ファイル)を生成し、当該解析情報を当該暗号化鍵で暗号化する。解析者は、解析書送付連絡書と、暗号化された解析情報とを、インターネットを通じて管理センタに送付する(ステップ1906)。
次に、管理センタは、解析書送付連絡書と、暗号化された解析情報とを、インターネットを通じて顧客に送付する(ステップ1907)。
次に、顧客は、暗号化された解析情報を前記復号化鍵によって復号する(ステップ1908)。
【0250】
《実施例12》
図20は実施例12の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、顧客から送付された専門分野の情報を含む解析者リスト要求書を入力する(ステップ2001)。
次に、管理センタは、専門分野に属する解析者のリストを生成し、顧客に当該リストを伝送する(ステップ2002)。
次に、管理センタは、顧客から解析者の選択指令を含む解析注文書と、検査情報とを入力する(ステップ2003)。
次に、管理センタは、選択された解析者に解析依頼書と検査情報とを送付する(ステップ2004)。
【0251】
次に、管理センタは、データベースを検索して、選択された解析者が選択した顧客の登録保険医であるか否かをチェックする(ステップ2005)。
次に、選択された解析者が選択した顧客の登録保険医であればステップ2008に進む。選択された解析者が選択した顧客の登録保険医でなければステップ2007に進む(ステップ2006)。
ステップ2007において、管理センタは、選択した顧客である病院等について選択された解析者の保険医登録の申請書を自動的に生成し且つ申請機関に送付する(ステップ2007)。
次に、解析者は、検査情報の解析結果である解析情報を生成する。解析者は、解析書送付連絡書と、解析情報とを管理センタに送付する(ステップ2008)。
次に、管理センタは、解析書送付連絡書と、解析情報とを、顧客に伝送する(ステップ2009)。
【0252】
《実施例13》
図21は実施例13の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、顧客は検査情報を第1の暗号化鍵で暗号化する(ステップ2101)。
管理センタが第1の暗号化鍵を決定する場合は、管理センタが、第1の暗号化鍵及びそれに対応する復号化鍵を事前に顧客に郵送等の方法で送付する。
次に、顧客は、解析注文書と、第1の暗号化鍵で暗号化された検査情報とをインターネットを通じて管理センタに送付する(ステップ2102)。
【0253】
次に、顧客は第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵を管理センタに郵送等の方法で送付する(ステップ2103)。管理センタが第1の暗号化鍵を決定する場合はステップ2103は不要である。
次に、管理センタは、第1の暗号化鍵で暗号化された検査情報を、第1の暗号化鍵に対応する復号化鍵で復号化する(ステップ2104)。
次に、管理センタは、検査情報を第2の暗号化鍵(第1の暗号化鍵と異なる暗号化鍵)で暗号化する(ステップ2105)。解析者が第2の暗号化鍵を決定する場合は、解析者が、第1の暗号化鍵及びそれに対応する復号化鍵を事前に管理センタに郵送等の方法で送付する。
次に、管理センタは、第2の暗号化鍵に対応する復号化鍵を郵送等の方法で解析者に送付する(ステップ2106)。解析者が第2の暗号化鍵を決定する場合は、ステップ2106は不要である。
【0254】
次に、管理センタは、解析依頼書と、第2の暗号化鍵で暗号化された検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ2107)。
次に、解析者は、第2の暗号化鍵で暗号化された検査情報を、第2の暗号化鍵に対応する復号化鍵で復号化する(ステップ2108)。
次に、解析者は、検査情報を解析し、解析結果である解析情報を生成する(ステップ2109)。
次に、解析者は、解析書送付連絡書と、解析情報とを直接顧客に送付する(ステップ2110)。
【0255】
《実施例14》
図22は実施例14の検査情報の管理方法を示すフローチャートである。
最初に、管理センタは、検査情報を暗号化するための暗号化鍵と復号化鍵とを決定する(ステップ2201)。
次に、管理センタは、暗号化鍵及び復号化鍵を顧客に郵送等の方法により送付する(ステップ2202)。
次に、管理センタは、復号化鍵を解析者に郵送等の方法により送付する(ステップ2203)。
次に、顧客は、検査情報を前記暗号化鍵で暗号化する(ステップ2204)。
次に、顧客は、解析注文書と、暗号化された検査情報とを管理センタに送付する(ステップ2205)。
【0256】
次に、管理センタは、解析依頼書と、暗号化された検査情報とを顧客が指定した解析者に送付する(ステップ2206)。
次に、解析者は、暗号化された検査情報を復号化鍵で復号化する(ステップ2207)。
次に、解析者は、検査情報を解析し、解析結果である解析情報を生成する(ステップ2208)。
次に、解析者は、解析書送付連絡書と、解析情報とを直接顧客に送付する(ステップ2209)。
【0257】
【発明の効果】
本発明によれば、検査情報の解析を希望する顧客と、検査情報との解析者との仲介サービスを行う検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
顧客は、個々の解析者と交渉をすることなく、管理センタに解析者を指定して解析を注文し、管理センタから解析情報(解析結果)を受け取ることが出来る。解析者は、自ら営業活動をすることなく管理センタから解析業務の注文を受け、管理センタに解析情報を送付することにより対価を得ることが出来る。
本発明によれば、顧客及び解析者の双方に利益を与える検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0258】
本発明によれば、信頼される管理センタが仲介することにより、患者のプライバシー保護の保証をした上で、顧客(各病院等)が見知らぬ解析者に検査情報の解析を依頼することを可能にする検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0259】
本発明の検査情報の管理方法は、緊急に解析情報の入手を希望する顧客に、緊急の解析情報の作成が可能である解析者を表示し又は優先的に表示する。本発明によれば、顧客に迅速に解析情報を提供する検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
本発明は、特に検査情報及び解析情報が電子ファイル等の情報である場合に、特に効果がある。
【0260】
本発明によれば、顧客のコンピュータシステムに適合した解析情報を提供できる検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0261】
本発明によれば、顧客(病院等)が解析を依頼した解析者が顧客の登録保険医でなければ、当該解析者を自動的に顧客の保険医に登録する検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0262】
本発明によれば、解析情報の信頼性に関する客観的な情報を顧客に提供する検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0263】
本発明によれば、前回依頼した解析者を解析者のリストに優先して表示することにより、顧客が希望する解析者を検索する手間及び時間を削減する検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0264】
本発明によれば、複数の解析者の間に排他的な電子会議を設けることにより、より客観的で信頼性のある解析情報を得ることが出来る検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
本発明によれば、解析者は解析を依頼された検査情報に係る患者と同一の患者の他の検査情報を参照出来る故に、より信頼性のある解析情報を得ることが出来る検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0265】
本発明によれば、顧客が依頼した解析者により検査情報の解析が実行されたことを直接的に確認できる画像情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0266】
本発明によれば、患者の秘密を保持した状態で、顧客と解析者との間の情報交換を可能にする検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
又、本発明によれば、顧客が知己でない解析者に検査情報の解析を依頼した結果患者のプライバシーが顧客の知らない人(解析者)に漏れることを防止し、且つ顧客及び解析情報の秘密が第三者に流れることを防止する検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0267】
本発明によれば、わずかな手間で、解析情報の秘密が保持できる検査情報の管理方法を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、見知らぬ顧客に解析情報の復号化鍵を教えることに対する解析者の心理的な抵抗を解消することが出来る検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0268】
本発明によれば、入手した解析情報が間違いなく依頼した解析者により生成された解析情報であるという確信が持てる検査情報の管理方法、又は入手した解析情報が間違いなく依頼した解析者により生成された解析情報であるという証明が可能な検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【0269】
本発明によれば、わずかな手間で、検査情報の秘密が保持できる検査情報の管理方法を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、見知らぬ解析者に検査情報の復号化鍵を教えることに対する顧客の心理的な抵抗を解消することが出来る検査情報の管理方法を実現出来るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の検査情報の管理装置(管理センタ)のブロック図
【図2】実施例の管理センタが有するデータベースの一部を表形式でディスプレイ上に表示した図
【図3】顧客が管理センタに送付する実施例の検査情報解析者リスト要求書のディスプレイ表示を示す図
【図4】管理センタが顧客に送付した実施例の解析者リストのディスプレイ表示を示す図
【図5】顧客が管理センタに送付する実施例の検査情報解析注文書のディスプレイ表示を示す図
【図6】管理センタが解析者に送付する実施例の検査情報解析依頼書のディスプレイ表示を示す図
【図7】解析者が管理センタに送付する実施例の解析書送付連絡書のディスプレイ表示を示す図
【図8】管理センタが顧客に送付する実施例の解析書送付連絡書のディスプレイ表示を示す図
【図9】図9(a)は顧客が管理センタに送付した胸部レントゲン写真を示す図、図9(b)は解析者が管理センタに送付した胸部レントゲン写真を示す図
【図10】実施例2の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図11】実施例3の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図12】実施例4の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図13】実施例5の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図14】実施例6の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図15】実施例7の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図16】実施例8の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図17】実施例9の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図18】実施例10の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図19】実施例11の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図20】実施例12の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図21】実施例13の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【図22】実施例14の検査情報の管理方法を示すフローチャート
【符号の説明】
101、102、103、104 患者
105、106 顧客
107 通信回線
108、109 解析者
110 検査情報の管理センタ
111 管理部
112 入出力部
113 格納部(電子倉庫)
114 電子変換部
115 物の倉庫
116 バスライン
117 郵送等の輸送手段
Claims (6)
- 患者等の検査情報を生成する顧客及び検査情報の解析を行う解析者との間で情報の入出力を行う入出力部と、この入出力部との間で検査情報等の伝送を行うとともに情報の管理を行いかつ格納部への情報の格納及び取り出しを行う管理部とを有し、前記顧客及び解析者と通信回線を通じて接続されるとともに前記検査情報を管理する管理センタを備え、
前記顧客に設置されたコンピュータからの入力に基づき前記管理センタの格納部に格納されている解析者のリストの情報を要求する第1のステップと、
前記第1のステップに基づき、前記管理部は、前記格納部に格納されている解析者のデータベースから検査情報の専門分野に属する解析者を抽出して、検査情報の専門分野に属する解析者のリストを出力し、前記顧客のコンピュータに送付する第2のステップと、
前記第2のステップにより前記顧客のコンピュータに送付される解析者のリストから、顧客が少なくとも1人の解析者を選択してコンピュータに入力する第3のステップと、
前記第3のステップに基づき、前記選択された解析者に検査情報解析依頼及び検査情報を送付する第4のステップと、
前記第4のステップに基づき、前記解析者が前記検査情報解析依頼及び検査情報を受け取り、解析後、前記検査情報の解析情報を管理センタに送付する第5のステップと、を有し、
かつ前記管理センタは、前記解析者の解析情報が正しいか否かの履歴情報を各解析者のデータベースに格納するように構成され、前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが解析結果の知られた検査情報を解析者に送付して、管理センタが知っている解析結果と、前記解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較し、解析者が生成した解析情報が正しいか間違っているかを判断して生成する、ことを特徴とする検査情報の管理方法。 - 前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが知っている解析結果と解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較して生成するステップに代えて、前記管理センタが解析者の解析情報が正しかったか否かの問い合わせを顧客に送付し、顧客から送付されてくる解析情報が正しかったか否かの情報を累積することにより生成することを特徴とする請求項1に記載の検査情報の管理方法。
- 前記解析者のデータベースに解析者の勤務時間が登録されており、前記第2のステップにおいて、前記第1のステップの実行時の時刻に稼働中の解析者を優先してリストに出力することを特徴とする請求項1に記載の検査情報の管理方法。
- 前記解析者のデータベースに顧客が過去に依頼した履歴情報が登録されており、前記第2のステップにおいて、前記第1のステップの実行時に顧客が過去に依頼した解析者を優先してリストに出力することを特徴とする請求項1に記載の検査情報の管理方法。
- 患者の検査情報を生成する顧客及び前記検査情報の解析を行う解析者との間で情報の入出力を行う入出力部と、この入出力部との間で検査情報等の伝送を行うとともに解析者に関する情報の管理を行いかつ格納部への解析者に関する情報の格納及び取り出しを行う管理部とを有し、前記顧客及び解析者と通信回線を通じて接続されるとともに前記検査情報を管理する管理センタを備え、
前記顧客に設置されたコンピュータからの入力に基づいて、前記管理センタの格納部に格納されている解析者のリストの要求情報、及び患者の検査情報を前記管理部が受信する第1のステップと、
前記第1のステップに基づき、前記管理部は、前記格納部に格納されている解析者に関する情報から前記検査情報の専門分野に属する解析者を抽出して、検査情報の専門分野に属する解析者のリストを形成し、前記入出力部から前記顧客のコンピュータに送付する第2のステップと、
前記第2のステップにより前記顧客のコンピュータに送付された解析者のリストから顧客が選択した少なくとも1人の解析者に関する検査情報解析注文書を受信する第3のステップと、
前記第3のステップに基づき、前記選択された解析者に関する検査情報解析依頼書を作成し、前記選択された解析者に前記検査情報を添付して送付する第4のステップと、
前記第4のステップに基づく前記検査情報解析依頼書及び前記検査情報により前記解析者が実行した解析結果を示す解析書を受信する第5のステップと、
前記第5のステップに基づいて、前記検査情報解析注文書に基づき前記顧客に対する解析書送付連絡書を作成し、受信した前記解析書とともに前記顧客に送信する第6のステップと、を有し、
かつ前記管理センタは、前記解析者の解析情報が正しいか否かの履歴情報を各解析者のデータベースに格納するように構成され、前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが解析結果の知られた検査情報を解析者に送付して、管理センタが知っている解析結果と、前記解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較し、解析者が生成した解析情報が正しいか間違っているかを判断して生成する、ことを特徴とする検査情報の管理方法。 - 前記解析情報が正しいか否かの履歴情報は、管理センタが知っている解析結果と解析結果の知られた検査情報に対する解析者の解析情報とを比較して生成するステップに代えて、前記管理センタが解析者の解析情報が正しかったか否かの問い合わせを顧客に送付し、顧客から送付されてくる解析情報が正しかったか否かの情報を累積することにより生成することを特徴とする請求項5に記載の検査情報の管理方法。
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