JP4698631B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に係る発明であって、特に、適応変調を行う通信装置に関するものである。
適応変調を行う従来の通信装置は、シンボル位置を区別することなく受信信号の伝送品質を検出し、当該結果から適応変調に用いる最適な多値数を決定していた。例えば、特許文献1の端末では、受信側から送信側に順に、受信側フィルタと、FFTと、復調器と、MAC層と、変調器と、IFFTと送信側フィルタとを有している。加えて、特許文献1の端末では、ブロードキャスト(検知情報)検出部と、サブキャリア電力検出回路とを有している。MAC層中には、記憶手段とタイミング抽出回路とが含まれ、タイミング抽出回路は、遅延時間測定回路を有している。このように、特許文献1では、シンボル位置を区別してデータの伝送品質を検出する構成を有していない。
つまり、適応変調を行う従来の通信装置では、伝送するシンボルの先頭に付加されたプリアンブル等の制御シンボルを利用して、各種伝送路特性をリカバリーしたり、送受信タイミングを制御したりしていた。
特開2003−304214号公報
しかし、適応変調を行う従来の通信装置では、伝送路の時間変動やクロック再生における残留誤差の影響があるため、プリアンブル直後のシンボルとプリアンブルから離れたシンボルとの間で受信信号の伝送品質が大きく異なる可能性があった。これに対して、従来の通信装置では、シンボル先頭のプリアンブル等の位置に固定され受信信号の伝送品質を検出したり、連続したシンボルの平均を利用して受信信号の伝送品質を検出したりすることで適応変調に用いる最適な多値数を決定していた。そのため、従来の通信装置では、シンボル間での伝送品質の差異を考慮することができず、受信信号の伝送品質が劣化したシンボルで誤りを生成し、通信効率を劣化させることがあった。
また、単純にシンボル毎に受信信号の伝送品質を検出し、シンボル毎に適応変調に用いる最適な多値数を決定するだけでは、多数のシンボル分の多値数を記憶させるためにハードウェアの規模を増大させる必要もあった。
そこで、本発明は、ハードウェアの規模の増大を抑えつつ、通信効率の劣化を改善できる適応変調を行う通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、受信信号の伝送品質をシンボル毎に検出する伝送品質検出部と、伝送品質検出部から出力されたシンボル毎の伝送品質に基づき、シンボル毎に最適な変調多値数を検出する変調多値数検出部と、変調多値数検出部から出力されたシンボル毎の変調多値数から最大伝送シンボル数を決定する最大伝送シンボル数決定部と、変調多値数検出部で検出したシンボル毎の変調多値数の情報と、最大伝送シンボル数決定部で決定した最大伝送シンボル数の情報とを含む送信信号を生成する送信信号生成部と、受信した信号データに含まれる、通信相手が検出したシンボル毎に最適な変調多値数の情報に基づいて送信信号の変調多値数をシンボル毎に制御を行うマップ部と、受信した信号データに含まれる、通信相手が検出した最大伝送シンボル数の情報に基づいて送信信号の伝送シンボル数の制御を行うシンボルデータ生成部とを備える。
本発明に記載の通信装置は、受信信号の伝送品質をシンボル毎に検出する伝送品質検出部と、シンボル毎に変調多値数を検出する変調多値数検出部と、最大伝送シンボル数を決定する最大伝送シンボル数決定部とを備えるので、ハードウェアの規模の増大を抑えつつ、通信効率の劣化を改善できる適応変調を行う効果を有している。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態に係る通信装置のブロック図を示す。図1に示す通信装置は、適応変調を行う通信装置である。本実施の形態では、適応変調としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いる場合について以下に説明するが、本発明に係る通信装置はOFDM方式に限定するものではない。
まず、図1に示す通信装置では、受信信号がAFE(アナログフロントエンド)部11に入力される。AFE部11に入力された受信信号は、AFE部11内の増幅器やバンドパスフィルタによってゲイン調整や帯域制限の処理が行われ、A/D変換部12に供給される。A/D変換部12では、AFE部11より供給された信号に対してデジタル変換処理を行い、デジタル化された信号を直交復調部13に供給する。
直交復調部13では、A/D変換部12より供給された信号が複素ベースバンド信号I,Q(In-phase,Quadrature-phase)に変換され、FFT部14に供給される。FFT部14では、直交復調部13より供給された複素ベースバンド信号I,Qを時間軸の信号から周波数軸の信号に変換し、伝送路補正部15に供給する。伝送路補正部15では、FFT部14で変換された周波数軸の信号から、伝送路による劣化を推定し、当該劣化を補正した信号をデマップ部16に供給する。デマップ部16では、伝送路補正部15で補正された信号から、受信信号における変調多値数(例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying),QPSK(Quadrature Phase Shift Keying),16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)など)に基づき、受信データを復元する。
次に、シンボル毎伝送品質検出部17は、OFDM信号である受信信号の伝送品質を各サブキャリアに対してシンボル毎に検出し、当該結果をシンボル毎変調多値数検出部18に供給する。シンボル毎伝送品質検出部17では、実際にAFE部11で受信し、A/D変換部12〜伝送路補正部15で信号処理された受信信号と、デマップ部16で復元された受信データから想定される受信信号との誤差を電力比で表したS/N(信号電力対誤差信号電力比)値等を受信信号の伝送品質として算出している。また、本実施の形態に係るシンボル毎伝送品質検出部17は、受信信号の伝送品質を、受信信号の第1シンボル目から順次、1シンボルずつ検出する構成を採用しているが、本発明はこれに限られない。但し、シンボル毎伝送品質検出部17は、1シンボルずつ検出する構成の場合、全シンボルを同時に検出する場合に比べて、メモリ等のハードウェアの構成を小さくすることができる。
シンボル毎変調多値数検出部18では、シンボル毎伝送品質検出部17より供給された受信信号の伝送品質を予め決められた閾値と比較して、各シンボルに対応する変調多値数をサブキャリア毎に決定し、当該結果を最大伝送シンボル数決定部19に供給する。最大伝送シンボル数決定部19では、シンボル毎変調多値数検出部18より供給された各サブキャリアにおけるシンボル毎の変調多値数から、伝送される最大のシンボル数(最大伝送シンボル数)を決定する。
次に、シンボル毎変調多値数検出部18から出力される変調多値数と、最大伝送シンボル数決定部19から出力される最大伝送シンボル数とを一部に含む送信データが、シンボルデータ生成部20に入力される。また、シンボル毎変調多値数検出部18から出力される変調多値数はデマップ部16にも供給され、新たな変調多値数を用いて受信信号の処理が行われる。シンボルデータ生成部20では、受信信号から受け取った受信データの一部に存在する最大伝送シンボル数と各サブキャリアの変調多値数に基づいて送信する1回分の送信データに対してシンボルデータ生成処理を行い、処理後の送信データをマップ部21に供給する。なお、本実施の形態に係る通信装置は、放送のような連続的にデータを送信する構成ではなく、バースト的にデータを送信する構成であり、大量のデータを送信する場合は複数回にデータを分けて送信する。
マップ部21では、同様に受信信号から受け取った受信データの一部に存在する各サブキャリアのシンボル毎の変調多値数に基づいて、シンボル毎に周波数軸の送信信号を生成し、IFFT部22に供給する。IFFT部22では、複素ベースバンド信号I,Qである周波数軸の送信信号を時間軸の送信信号に変換し、その結果を直交変調部23に供給する。直交変調部23では、時間軸に変換された2軸の複素ベースバンド信号I,Qを1軸の実信号に変換し、その結果をD/A変換部24に供給する。D/A変換部24では、実信号に変換されたデジタル信号の送信信号をアナログ変換し、その結果をAFE部25に供給する。AFE部25では、アナログ変換された送信信号に対して、増幅器やバンドパスフィルタによってゲイン調整,帯域制限を行い、伝送路を通して通信相手に送信する。通信相手は、送信信号を受信することによって、送信データ中に含まれている変調多値数や最大伝送シンボル数を用いて通信を行うことが可能となる。なお、本実施の形態に係る通信装置では、シンボルデータ生成部20,マップ部21,IFFT部22,直交変調部23,D/A変換部24,及びAFE部25が送信信号生成部を構成している。
次に、最大伝送シンボル数決定部19は、図2に示すように、シンボル毎ビット数算出部191と、最大伝送シンボル数更新部192とを備えている。シンボル毎ビット数算出部191は、シンボル毎変調多値数検出部18の出力である各サブキャリアの変調多値数を同一シンボル内で全て加算し、シンボル毎の伝送ビット数を算出する。最大伝送シンボル数更新部192は、シンボル毎ビット数算出部191の出力であるシンボル毎の伝送ビット数に基づき最大伝送シンボル数を更新するか否かを判定する。本実施の形態に係る最大伝送シンボル数決定部19では、シンボル毎ビット数算出部191と、最大伝送シンボル数更新部192とを備えることで、最大伝送シンボル数を決定している。
さらに、本実施の形態に係る通信装置で送受信を行う信号の構成例を図3に示す。なお、上述したように本実施の形態に係る通信装置では、OFDM方式を採用している。本実施の形態に係る通信装置で送受信される信号は、図3に示すように、制御シンボルS1とデータシンボルS2とにより構成されている。制御シンボルS1は、伝送路推定等の各種リカバリーを行うために付加された既知のシンボルや、データの送受信に必要な制御データを含むシンボル等の1つ或いは複数のシンボルで構成され、適応変調による通信の対象外である。一方、データシンボルS2は、伝送したい所望のデータであり、1つ或いは複数のシンボルで構成され、適応変調による通信の対象となる。
本実施の形態に係る通信装置で送受信を行う信号が、図3に示すように、制御シンボルS1とデータシンボルS2とを含んでいる場合、最大伝送シンボル数更新部192はシンボル毎ビット数算出部191からの出力であるシンボル毎の伝送ビット数と、制御シンボルS1の数(以下、制御シンボル数ともいう)とに基づいて、データシンボルS2の最大伝送シンボル数を更新するか否かを判定する。例えば、制御シンボル数をKとした場合、データシンボルS2の1シンボル目の伝送ビット数とNシンボル目の伝送ビット数とをN=1から順に比較する。その結果、Nシンボル目の伝送ビット数の(K+1)倍の値が1シンボル目の伝送ビット数の値よりも大きい場合には、最大伝送シンボル数をNシンボルと更新し、小さい場合には、最大伝送シンボル数を更新せず、以降の伝送ビット数の比較処理と最大伝送シンボル数の更新処理を停止する。
また、本実施の形態に係る通信装置では、シンボル毎伝送品質検出部17が受信する全シンボルに対してシンボル毎の伝送品質を同時に検出するが、本発明はこれに限られず、特定のシンボル位置の伝送品質を受信のたびに算出し、複数回受信した結果を平均化し、且つ各シンボル位置での伝送品質を順次検出する構成でも良い。
以上のように、本実施の形態に係る通信装置では、受信信号の伝送品質をシンボル毎に検出するシンボル毎伝送品質検出部17と、シンボル毎に変調多値数を検出するシンボル毎変調多値数検出部18と、最大伝送シンボル数を決定する最大伝送シンボル数決定部19とを備えるので、ハードウェアの規模の増大を抑えつつ、通信効率の劣化を改善できる適応変調を行う効果を有している。
(実施の形態2)
図4に、本実施の形態に係る通信装置のブロック図を示す。図4に示す通信装置では、図1に示す通信装置の構成とほぼ同じであるが、全シンボル共通変調多値数決定部26を備えている点で異なる。全シンボル共通変調多値数決定部26は、シンボル毎変調多値数検出部18の出力であるシンボル毎の変調多値数と、最大伝送シンボル数決定部19の出力である最大伝送シンボル数とに基づいて、サブキャリア毎に全シンボル共通の変調多値数を決定する。本実施の形態に係る通信装置では、実施の形態1のようにシンボル毎の変調多値数を記憶させる必要がないので大量のメモリを確保する必要がなく、且つシンボル毎の変調多値数を扱う演算を減らすことができるので、ハードウェアの規模を小さくすることができる。全シンボル共通変調多値数決定部26で決定された全シンボル共通の変調多値数と、最大伝送シンボル数決定部19の出力である最大伝送シンボル数とを一部に含む送信データは、シンボルデータ生成部20に入力される。なお、図4に示す通信装置において、図1に示す通信装置と同じ構成要素については同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態に係る通信装置では、シンボル毎変調多値数検出部18が、各サブキャリアにおいて、Nシンボル目の最適な変調多値数をN−1シンボル目に検出した変調多値数以下に制限するように構成しても良い。
さらに、全シンボル共通変調多値数決定部26は、最大伝送シンボル数決定部19の出力である最大伝送シンボル数がNシンボルとなった場合、各サブキャリアにおける全シンボル共通の変調多値数を、シンボル毎変調多値数検出部18から出力されたNシンボル目の変調多値数に更新する構成でも良い。これにより、全シンボル共通変調多値数決定部26は、シンボル毎変調多値数検出部18が、Nシンボル目の最適な変調多値数をN−1シンボル目に検出した変調多値数以下に制限しておくことで、各サブキャリアにおいて、1〜Nシンボル内で最小の変調多値数を選ぶことが可能となる。なお、当該構成を採用することで、1〜Nシンボル内を全て記憶させて最小の変調多値数を選ぶ構成に比べて、構成を簡略化でき、且つハードウェアの構成を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係る通信装置でも、最大伝送シンボル数決定部19を図2に示すように、シンボル毎ビット数算出部191と最大伝送シンボル数更新部192とを備えても良い。つまり、シンボル毎ビット数算出部191では、シンボル毎変調多値数検出部18の出力である各サブキャリアの変調多値数を同一シンボル内で全て加算し、シンボル毎の伝送ビット数を算出する。最大伝送シンボル数更新部192では、シンボル毎ビット数算出部191の出力であるシンボル毎の伝送ビット数に基づき最大伝送シンボル数を更新するか否かを判定する。
ここで、本実施の形態に係る通信装置で送受信を行う信号が、図3に示すように、制御シンボルS1とデータシンボルS2とを含んでいる場合、最大伝送シンボル数更新部192は、データシンボルS2の(N−1)シンボル目の伝送ビット数とNシンボル目の伝送ビット数とをN=2から順に比較する。そして、本実施の形態に係る通信装置では、Nシンボル目の伝送ビット数のN倍の値が、(N−1)シンボル目の伝送ビット数の(N−1)倍の値よりも大きい場合、最大伝送シンボル数更新部192は、最大伝送シンボル数をNシンボルに更新し、小さい場合、最大伝送シンボル数を更新せずに、以降の伝送ビット数の比較処理と、最大伝送シンボル数の更新処理とを停止する。つまり、最大伝送シンボル数更新部192は、伝送シンボル数が増えているが、伝送するデータ数が減少する状況が起こらないように最大伝送シンボル数を決定している。これにより、最大伝送シンボル数更新部192の構成を簡略化できる。
また、最大伝送シンボル数更新部192は、シンボル毎ビット数算出部191から出力されたシンボル毎の伝送ビット数と、受信信号に含まれる制御シンボル数とに基づいて、データシンボルSの最大伝送シンボル数を更新するか否かを判定する構成でも良い。つまり、最大伝送シンボル数更新部192は、伝送ビット数の少ないシンボルを多数送信するよりも、伝送ビット数の多いシンボルを少数送信するように最大伝送シンボル数を決定している。これにより、上記構成の最大伝送シンボル数更新部192を含む通信装置は、効率の良い通信が可能となる。
例えば、最大伝送シンボル数更新部192は、シンボル毎ビット数算出部191の出力結果であるシンボル毎の伝送ビット数を全て記憶している。そして、最大伝送シンボル数更新部192は、制御シンボル数をK、データシンボルSの数をNとしてK+Nシンボルの通信を行う場合に、最大伝送シンボル数をM(M<N−K)シンボルとして複数回に分けてデータシンボルSを伝送する際に送信可能となるデータシンボル数Pmを算出する。
そして、最大伝送シンボル数更新部192は、M<N−Kの条件が成り立ち、且つNシンボル目の伝送ビット数のN倍の値がMシンボル目の伝送ビット数のPm倍の値よりも大きい場合、最大伝送シンボル数をNシンボルに更新し、小さい場合、最大伝送シンボル数を更新せず、以降の伝送ビット数の比較処理と最大伝送シンボル数の更新処理を停止する。
以上のように、本実施の形態に係る通信層では、全シンボル共通の変調多値数を検出する全シンボル共通変調多値数決定部を備えているので、ハードウェアの規模の増大を抑えつつ、通信効率の劣化を改善できる適応変調を行う効果を有している。
また、本実施の形態に係る通信装置でも、実施の形態1と同様に、シンボル毎伝送品質検出部17が受信する全シンボルに対してシンボル毎の伝送品質を同時に検出するのではなく、特定のシンボル位置の伝送品質を受信のたびに算出し、複数回受信した結果を平均化し、且つ各シンボル位置での伝送品質を順次検出しても良い。
なお、実施の形態1及び実施の形態2では、OFDM信号によるマルチキャリアを用いた通信装置について説明したが、本発明はこれに限られず、シングルキャリアを用いた通信装置に適用しても良い。また、本発明に係る通信装置は、電力線通信装置や無線LAN等の送受信装置に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る通信装置のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る最大伝送シンボル数決定部のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る送受信される信号の構成を示した模式図である。 本発明の実施の形態2に係る通信装置のブロック図である。
符号の説明
11 AFE部、12 A/D変換部、13 直交復調部、14 FFT部、15 伝送路補正部、16 デマップ部、17 シンボル毎伝送品質検出部、18 シンボル毎変調多値数検出部、19 最大伝送シンボル数決定部、20 シンボルデータ生成部、21 マップ部、22 IFFT部、23 直交変調部、24 D/A変換部、25 AFE部、26 全シンボル共通変調多値数決定部、191 シンボル毎ビット数算出部、192 最大伝送シンボル数更新部。

Claims (10)

  1. 受信信号の伝送品質をシンボル毎に検出する伝送品質検出部と、
    前記伝送品質検出部から出力されたシンボル毎の伝送品質に基づき、シンボル毎に最適な変調多値数を検出する変調多値数検出部と、
    前記変調多値数検出部から出力されたシンボル毎の前記変調多値数から最大伝送シンボル数を決定する最大伝送シンボル数決定部と、
    前記変調多値数検出部で検出したシンボル毎の前記変調多値数の情報と、前記最大伝送シンボル数決定部で決定した前記最大伝送シンボル数の情報とを含む送信信号を生成する送信信号生成部と
    受信した信号データに含まれる、通信相手が検出したシンボル毎に最適な前記変調多値数の情報に基づいて前記送信信号の変調多値数をシンボル毎に制御を行うマップ部と、
    受信した信号データに含まれる、通信相手が検出した前記最大伝送シンボル数の情報に基づいて前記送信信号の伝送シンボル数の制御を行うシンボルデータ生成部とを備える通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記最大伝送シンボル数決定部は、
    前記変調多値数検出部から出力された1つあるいは複数のキャリアの前記変調多値数をシンボル毎に全て加算して、シンボル毎の伝送ビット数を算出する伝送ビット数算出部と、
    前記伝送ビット数算出部から出力されたシンボル毎の前記伝送ビット数より、最大伝送シンボル数の更新を行う最大伝送シンボル数更新部とを備えることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記最大伝送シンボル数決定部は、
    前記変調多値数検出部から出力された1つあるいは複数のキャリアの前記変調多値数をシンボル毎に全て加算して、シンボル毎の前記伝送ビット数を算出する伝送ビット数算出部と、
    前記伝送ビット数算出部から出力されたシンボル毎の前記伝送ビット数と、前記受信信号に含まれる制御シンボル数とに基づいて、最大伝送シンボル数の更新を行う最大伝送シンボル数更新部とを備えることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置であって、
    前記最大伝送シンボル数更新部は、前記受信信号に含まれるデータシンボルの第1シンボル目の前記伝送ビット数と第Nシンボル目の前記伝送ビット数とをN=1から順に比較し、第Nシンボル目の前記伝送ビット数を(前記制御シンボル数+1)倍した値が第1シンボル目の前記伝送ビット数の値よりも大きい場合に、前記最大伝送シンボル数をNシンボルと更新し、小さい場合に、前記最大伝送シンボル数を更新せず、以降の比較処理及び更新処理を停止することを特徴とする通信装置。
  5. 受信信号の伝送品質をシンボル毎に検出する伝送品質検出部と、
    前記伝送品質検出部から出力されたシンボル毎の伝送品質に基づき、シンボル毎に最適な変調多値数を検出する変調多値数検出部と、
    前記変調多値数検出部から出力されたシンボル毎の前記変調多値数から最大伝送シンボル数を決定する最大伝送シンボル数決定部と、
    前記変調多値数検出部で検出したシンボル毎の前記変調多値数と、前記最大伝送シンボル数決定部で決定した前記最大伝送シンボル数とに基づいて、全シンボル共通の前記変調多値数を検出する全シンボル共通変調多値数決定部と、
    前記全シンボル共通変調多値数決定部で検出した全シンボル共通の前記変調多値数の情報と、前記最大伝送シンボル数決定部で決定した前記最大伝送シンボル数の情報とを含む送信信号を生成する送信信号生成部と
    受信した信号データに含まれる、通信相手が検出した全シンボル共通の前記変調多値数の情報に基づいて前記送信信号の変調多値数を全シンボル共通に制御を行うマップ部と、
    受信した信号データに含まれる、通信相手が検出した前記最大伝送シンボル数の情報に基づいて前記送信信号の伝送シンボル数の制御を行うシンボルデータ生成部とを備える通信装置。
  6. 請求項5に記載の通信装置であって、
    前記変調多値数検出部は、第Nシンボル目の前記変調多値数を第(N−1)シンボル目の前記変調多値数以下になるように構成することを特徴とする通信装置。
  7. 請求項6に記載の通信装置であって、
    前記全シンボル共通変調多値数決定部は、前記最大伝送シンボル数決定部で決定した前記最大伝送シンボル数がNシンボルとなる場合、前記変調多値数検出部で検出した第Nシンボル目の前記変調多値数を全シンボル共通の前記変調多値数に更新することを特徴とする通信装置。
  8. 請求項6に記載の通信装置であって、
    前記最大伝送シンボル数更新部は、前記受信信号に含まれるデータシンボルの第(N−1)シンボル目の前記伝送ビット数と第Nシンボル目の前記伝送ビット数とをN=2から順に比較し、第Nシンボル目の前記伝送ビット数をN倍した値が第(N−1)シンボル目の前記伝送ビット数を(N−1)倍した値よりも大きい場合に、前記最大伝送シンボル数をNシンボルと更新し、小さい場合に、前記最大伝送シンボル数を更新せず、以降の比較処理及び更新処理を停止することを特徴とする通信装置。
  9. 請求項6に記載の通信装置であって、
    前記最大伝送シンボル数更新部は、シンボル毎の伝送ビット数を全て記憶し、前記最大伝送シンボル数をM(M<N−制御シンボル数)シンボルとして、制御シンボル数及びNシンボルのデータシンボルの通信を複数回に分けて伝送する際に送信可能なデータシンボル数を算出し、M<N−制御シンボル数の条件において、第Nシンボル目の前記伝送ビット数をN倍した値が第Mシンボル目の前記伝送ビット数を(前記伝送可能なデータシンボル数)倍した値よりも大きい場合、前記最大伝送シンボル数をNシンボルに更新し、小さい場合、前記最大伝送シンボル数を更新せず、以降の比較処理及び更新処理を停止することを特徴とする通信装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の通信装置であって、
    前記伝送品質検出部は、第1シンボル目から順次、前記伝送品質を1シンボルずつ検出することを特徴とする通信装置。
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