JP4698362B2 - 弾性表面波共振器及び弾性表面波装置並びに通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば携帯電話等の移動体通信機器に用いられる弾性表面波フィルタや弾性表面波共振器等の弾性表面波装置及びこれを備えた通信装置に関する。
従来、携帯電話や自動車電話等の移動体通信機器のRF段に用いられる周波数選択フィルタとして、弾性表面波フィルタが広く用いられている。一般に、周波数選択フィルタに求められる特性としては、広通過帯域、低損失、高減衰量などの諸特性が挙げられる。近年、特に移動体通信機器における受信感度の向上、低消費電力化のために、さらに弾性表面波フィルタに対する低損失化の要求が高まっている。その理由として、近年、移動体通信機器において、小型化のためアンテナが従来のホイップアンテナから誘電体セラミックス等を用いた内蔵アンテナに移行してきており、そのためアンテナのゲインを充分に得ることが難しくなってきており、弾性表面波フィルタに対してさらに挿入損失の改善への要求が増大していることがある。
このような広帯域化を実現するために、例えば、圧電基板上に3つのIDT電極(Inter Digital Transducer)を設け、縦1次モードと縦3次モードを利用した2重モード弾性表面波共振器フィルタが提案されている。
図5(b)に従来の共振器型弾性表面波フィルタの電極構造の平面図を示す。また、図5(a)は、(b)の共振器型弾性表面波フィルタの各電極の位置(横軸)と電極指のピッチ(縦軸)との関係を示すグラフである。圧電基板202上に配設された複数の電極指を有するIDT電極204は、互いに対向させるとともに噛み合わせた状態の一対の櫛歯状電極からなり、この一対の櫛歯状電極に電界を印加し弾性表面波を生じさせるものである。IDT電極204の一方の櫛歯状電極に接続された入力端子215から電気信号を入力することにより、励振された弾性表面波がIDT電極204の両側に配置されたIDT電極203,205に伝搬する。また、IDT電極203,205のそれぞれを構成する一方の櫛歯状電極からIDT電極206,209を通じて出力端子216,217へ電気信号が出力される。
なお、図5中の210,211,212,213はそれぞれ反射器電極である。このように、共振器電極パターンを2段縦続接続させることにより、1段目と2段目の定在波の相互干渉により、帯域外減衰量を高減衰化し、フィルタ特性の帯域外減衰量を向上させることができる。即ち、同様の特性をもつ弾性表面波フィルタを2段縦続接続の構成とすることで、1段目で減衰された信号が2段目でさらに減衰され,帯域外減衰量を約2倍に向上させることができる。
ここで、IDT電極204に接続された入力端子215に電気信号を入力することにより、弾性表面波を励振させ、この弾性表面波がIDT電極204の両側に位置するIDT電極203,205に伝搬され、IDT電極207,208に接続された出力端子216,217から電気信号が出力される。また、IDT電極203〜205の両端及びIDT電極206〜209の両端に位置する反射器電極210,211,212,213により弾性表面波が反射され、両端の反射器電極210,211,212,213間で定在波となる。
この定在波のモードには、3つのIDT電極(例えばIDT電極203,204,205)により1次モードとその高次(3次)モードが含まれる。これらのモードで発生する共振により通過特性が得られるため、これらのモードで発生する共振周波数の周波数の間隔を制御することにより通過帯域を広くすることができる。従来、共振周波数の間隔を制御するために、IDT電極の端部に狭ピッチ部を設けることにより、表面波がバルク波に変換されるときのバルク波の放射損失を低減させて広帯域化を図っていた。また、他の方法としてIDT電極間の間隔dの制御により、共振周波数の間隔を制御していた。また、さらに他の手段として、出力用のIDT電極に容量を付加させて共振周波数の間隔を制御していた。
以上により、従来の2重モード弾性表面波共振器フィルタでは、圧電基板としてよく使用されるLiTaO基板を用いて2段縦続した場合、比帯域幅(中心周波数に対する通過帯域幅の値)は約0.4%(例えば特許文献1参照)、また、容量の付加を行った場合でも高々2%程度しか得られないものであった(例えば特許文献2参照)。また、IDT電極間の間隔dを制御した場合、最大の帯域幅3.7%が得られているが(例えば特許文献3参照)、フィルタとしては温度変動を考慮しなければならず、また製造された電極形状のばらつきにより周波数が変動することから、広い通過帯域幅が必要な携帯電話等の通信装置器への適用には無理があった。
そこで、隣り合うIDT電極の端部に電極指の狭ピッチ部を設けることにより、IDT電極間におけるバルク波の放射損を低減して、共振モードの状態を制御することにより広帯域化及び挿入損失の改善が図られていた(例えば特許文献4,5参照)。
また、広帯域、低損失で高域側の帯域外減衰量の大きな弾性表面波フィルタを提供するために、IDT電極間に反射器電極を挿入する構成も提案されている(例えば特許文献6参照)。
特開平1−231417号公報 特開平4−40705号公報 特開平7−58581号公報 特開2002−9587号公報 特表2002−528987号公報 特開平8−250969号公報
しかしながら、特許文献4,5に開示されている弾性表面波装置では、IDT電極の端部に狭ピッチ部を設けると、弾性表面波が結合した状態で電極指ピッチが異なる部分が存在するため、通過帯域におけるフィルタ特性のリップルが大きくなり、肩特性が劣化して通過帯域の平坦な特性が得られない。また、IDT電極の端部に狭ピッチ部を設けるだけでは、弾性表面波の励振に利用できる基本的な共振モードの数が縦1次モードと縦3次モードに限定され、他の共振モードが利用できないので、設計の自由度が小さくなっていた。そのため、通過帯域におけるフィルタ特性の平坦性を向上させ、広帯域化しつつ、挿入損失を向上させるには不充分であった。
また、特許文献6に開示されているような弾性表面波装置では、IDT電極間に反射器電極を挿入しただけでは伝搬路長が長くなるため、伝搬損失が大きくなり、フィルタ特性においては挿入損失が増大し、通過帯域幅が減少して好ましくない。
なお、充分な帯域幅を確保するために3つのIDT電極に代えて5つのIDT電極を用いることも考えられるが、やはり同様に弾性表面波の伝搬路長が長くなるため、伝搬損失が大きくなり、フィルタ特性においては挿入損失が増大し、さらには弾性表面波フィルタのサイズが大きくなり好ましくない。
このように、従来、挿入損失を向上させ、広帯域化するため用いられてきた手段としては、隣接するIDT間の距離を短くするか、IDT電極の端部に狭ピッチ部を設けていたが、単に電極指ピッチが短い部分をIDT電極の端部に設けただけでは、通過帯域において発生する共振モードの周波数位置を最適に配置調整することができないため、通過帯域におけるフィルタ特性の通過帯域幅を広帯域に保ったまま、さらに挿入損失及び平坦性を向上させることが充分にできていなかった。
一般に共振器型の弾性表面波フィルタは、弾性表面波の振幅の分布が共振モードの現れる周波数を決めており、弾性表面波の振幅分布は、IDT電極の配置及びIDT電極の電極指ピッチを適切に選択することにより制御可能となる。特に、IDT電極の電極指ピッチを適切に選択した場合、特定の弾性表面波の振幅分布の出現を抑制したり、増加させたりすることができるので、通過帯域における共振ピークを最適な周波数位置に配置調整することができる。
従って、本発明は、上述した従来の諸問題に鑑み提案されたものであり、その目的は、挿入損失の劣化(挿入損失の増大)を生じず、通過帯域幅の広い優れたフィルタ特性を有し、高品質な平衡型弾性表面波フィルタとしても機能する弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の弾性表面波共振器は、1)圧電基板上に、該圧電基板上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、該伝搬方向に対して直交する方向に長い電極指を多数本有する複数のIDT電極を配設してなるとともに、前記複数のIDT電極のうち隣り合う2つのIDT電極がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と前記残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され、前記第1の部分の電極指ピッチの平均値が前記第2の部分の電極指ピッチより短く形成されているとともに前記第1の部分の電極指ピッチが前記隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、前記境界上が電極指ピッチの極小部であるとともに該極小部の両側の前記第1の部分にそれぞれ電極指ピッチの極大部を有することを特徴とするものである。
また、本発明の弾性表面波装置は、2)上記1)の構成において、弾性表面波共振器を構成する前記隣り合う2つのIDT電極において、一方のIDT電極の前記第2の部分の電極指ピッチが他方のIDT電極の前記第2の部分の電極指ピッチよりも長く、前記一方のIDT電極の前記第1の部分の電極指ピッチの平均値が前記他方のIDT電極の前記第1の部分の電極指ピッチの平均値よりも短いことを特徴とするものである。
また、本発明の弾性表面波装置は、3)上記1)または2)の構成において、本発明の弾性表面波共振器を構成する前記IDT電極に対して、直列または並列に、IDT電極と該IDT電極を挟む反射器とから成り、1つ以上のモード共振を発生させる共振子を接続したことを特徴とするものである。
また、本発明の弾性表面波装置は、4)上記1)または2)の各構成において、本発明の弾性表面波共振器を2段縦続接続したことを特徴とするものである。
また、本発明の通信装置は、5)上記1)または2)の各構成において、本発明の弾性表面波共振器を有する、受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の通信装置は、6)上記3)または4)の各構成において、本発明の弾性表面波装置を有する、受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備えたことを特徴とするものである。
本発明の弾性表面波装置によれば、複数のIDT電極のうち隣り合う2つのIDT電極がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と前記残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され、第1の部分の電極指ピッチの平均値が第2の部分の電極指ピッチより短く形成されているとともに第1の部分の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、境界上が電極指ピッチの極小部であるとともに極小部の両側の第1の部分にそれぞれ電極指ピッチの極大部を有することにより、隣接するIDT電極間に複数の弾性表面波の共振モードを発生させ、その弾性表面波の共振モードを適切に配置して、ある程度以上の間隔をあけて共振周波数を配置することが可能となり、即ち広帯域特性に適した共振周波数の配置が容易となり、結果として広帯域化するのに有利となる。
また、特定の弾性表面波の振幅分布の出現を抑制したり、増加させたりすることができるので、通過帯域における複数の共振ピークを最適な周波数位置に配置制御することができ、結果としてフィルタ特性において、広帯域化しつつ平坦性及び挿入損失を向上させることができる。
本発明の弾性表面波共振器は好ましくは、上記構成において、隣り合う2つのIDT電極において、一方のIDT電極の第2の部分の電極指ピッチが他方のIDT電極の第2の部分の電極指ピッチよりも長く、一方のIDT電極の第1の部分の電極指ピッチの平均値が他方のIDT電極の第1の部分の電極指ピッチの平均値よりも短いことにより、隣り合うIDT電極間において、発生する弾性表面波の共振ピークを選択する自由度が増し、共振ピークを適切に配置制御することができ、さらに弾性表面波のバルク波へのモード変換時の放射損を最適に防ぐことが可能となり、通過帯域のフィルタ特性を広帯域化しつつ平坦性及び挿入損失を向上させることができる。
また、本発明の弾性表面波装置は、上記各構成において、弾性表面波共振器を構成するIDT電極に対して、直列または並列に、IDT電極とそのIDT電極を挟む反射器とから成り、1つ以上のモード共振を発生させる弾性表面波共振子を接続したことにより、インピーダンス整合がとれるようになり、弾性表面波共振子を接続することで減衰極を形成することが可能であり、帯域外減衰量が高減衰で要求される仕様を満たすように特性を制御できる。
また、本発明の弾性表面波装置は、上記構成の弾性表面波共振器を2段縦続接続したことにより、例えば1段目から2段目につながる経路を増やすことができ、発生する弾性表面波の共振モードを重ね合わせて通過帯域の設計の自由度が増し、帯域外減衰量を高減衰にすることができ、より効果的に広い通過帯域幅を保ったまま平坦性及び挿入損失を向上させることができる。
また、例えば、弾性表面波共振器におけるIDT電極の一部の共通電極を分割してそれぞれを出力の平衡信号へと接続される電極とすることにより、不平衡−平衡信号の変換器の機能を有した弾性表面波装置を提供できる。
本発明の通信装置は、上記いずれかの本発明の弾性表面波共振器または弾性表面波装置を有する、受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備えたことを特徴とするものである。
そして、本発明の通信装置によれば、以上のような本発明の弾性表面波共振器または弾性表面波装置を通信装置に用いることにより、従来より要求されていた厳しい挿入損失を満たすことができるものが得られ、感度が格段に良好な通信装置を実現することができる。
本発明の弾性表面波装置の実施の形態について図面を参照にしつつ以下に詳細に説明する。また、本発明の弾性表面波装置について、簡単な構造の共振器型の弾性表面波フィルタを例にとり説明する。
なお、以下に説明する図面において同一部位には同一符号を付している。また、各電極の大きさや電極間の距離等、電極指の本数や間隔等については、説明のために模式的に図示している。
図1(b)に本発明の弾性表面波共振器の電極構造についての平面図を示す。また、一例として、図1(a)に図1(b)で示した本発明の弾性表面波共振器の電極構造のA部(隣り合うIDT電極のそれぞれの第1の部分)におけるIDT電極の電極指ピッチの変化の線図を示す。
図1(b)に示すように、本発明の弾性表面波共振器は、圧電基板1上に、この圧電基板1上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、伝搬方向に対して直交する方向に長い電極指を多数本有する複数のIDT電極2〜7(図1の例では、3つのIDT電極2,3,4と、3つのIDT電極5,6,7とを配設している)を配設してなるとともに、複数のIDT電極のうち隣り合う2つのIDT電極(IDT電極2,3、IDT電極3,4、IDT電極5,6及びIDT電極6,7)がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と上記残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され(この例では、図(a)のL1部とL4部が第1の部分に該当し、L2部とL3部が第2の部分に該当する)、第1の部分の電極指ピッチの平均値が第2の部分の電極指ピッチより短く形成されている(この例では、第1の部分L2部とL3の電極指ピッチの平均値が、それぞれ第2の部分L1部とL4部の電極指ピッチより短い)とともに第1の部分の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、境界上が電極指ピッチの極小部であるとともにその極小部の両側の第1の部分にそれぞれ電極指ピッチの極大部を有する(この例では、図1(a)に示すように、IDT電極3とIDT電極4の境界上が電極指ピッチの極小部B部であり、この極小部Bの両側のIDT電極3とIDT電極4の第1の部分に、それぞれ電極指ピッチの極大部Cを有する)。
また、第1の弾性表面波共振器(図1(b)では上側の弾性表面波共振器)の2つのIDT電極2,4がそれぞれ、第2の弾性表面波共振器(図1(b)では下側の弾性表面波共振器)の2つのIDT電極5,7と縦続接続されている。
この構成により、弾性表面波の共振モードを適切に配置して、ある程度以上の周波数の間隔をあけて共振周波数を配置することが可能となり、即ち広帯域特性に適した共振周波数の配置が容易となり、結果として広帯域化するのに有利となる。また、特定の弾性表面波の振幅分布の出現を抑制したり、増加させたりすることができるので、通過帯域における共振ピークを最適な周波数位置に配置するよう制御することができ、結果として広帯域化しつつ通過帯域の平坦性及び挿入損失を向上させるといったフィルタ特性の制御を行うのに有利になる。
たとえばGSM(Global System for Mobile Communications)に本発明の弾性表面波装置を適用した場合、本発明において、第1の部分L2部とL3の電極指ピッチの平均値が、それぞれ第2の部分L1部とL4部の電極指ピッチより短いが、第1の部分L2部の電極指ピッチの平均値は1.8μm〜2.4μm程度、第1の部分L3部の電極指ピッチの平均値は1.8μm〜2.2μm程度、第2の部分L1部の電極指ピッチは2.1μm〜2.4μm程度、第2の部分L4部の電極指ピッチは2.0μm〜2.2μm程度である。
また、IDT電極3とIDT電極4の境界は、IDT電極3とIDT電極4との間の隙間の中心を意味する。
また、電極指ピッチの極小部Bは、電極指ピッチが1.8μm〜2.0μm程度である。極小部Bの両側の電極指ピッチの極大部Cは2.0μm〜2.15μm程度である。この場合、IDT電極3側の極大部Cの電極指ピッチと、IDT電極4側の極大部Cの電極指ピッチとは、同じであってもよいが、異なっていてもよく、異なっていると励振される弾性表面波の共振モードの選択の自由度を増すことができ、弾性表面波装置の通過帯域における挿入損失を向上させる上でよい。
極小部Bとその両側の電極指ピッチの極大部Cとの間の距離は3.8μm〜8.2μmがよく、3.8μm未満では励振される弾性表面波に異なる共振モードを発現させることとなり、8.2μmを超えると励振される弾性表面波の共振ピークを適切な周波数位置に配置制御することが難しくなる。
また、極小部Bとその両側の電極指ピッチの極大部Cとの間における電極指ピッチの変化は、図1(a)に示すように、円弧状等の軌跡を描くように滑らかであるのがよい。この場合、弾性表面波のバルク波へのモード変換時の放射損を最適に防ぐことが可能となり、通過帯域のフィルタ特性を広帯域化しつつ平坦性及び挿入損失を向上させることができる。
また、上記構成において好ましくは、隣り合う2つのIDT電極(図1(b)ではIDT電極2,3、IDT電極3,4、IDT電極5,6及びIDT電極6,7)において、一方のIDT電極の第2の部分の電極指ピッチが他方のIDT電極の第2の部分の電極指ピッチよりも長く(図1(a)に示すように、IDT電極3側の第2の部分L1がIDT電極4側の第2の部分L4より電極指ピッチが長い)、一方のIDT電極の第1の部分の電極指ピッチの平均値が他方のIDT電極の第1の部分の電極指ピッチの平均値よりも短い(図1(a)に示すように、IDT電極4の第1の部分L3の電極指ピッチの平均値が、IDT電極3の第1の部分L2部の電極指ピッチの平均値よりも短い)。
上記の構成により、隣り合うIDT電極間において、発生する弾性表面波の共振ピークを選択する自由度が増し、共振ピークを適切に配置制御することができ、さらに弾性表面波のバルク波へのモード変換時の放射損を最適に防ぐことが可能となり、通過帯域のフィルタ特性を広帯域化しつつ平坦性及び挿入損失を向上させることができる。
さらに、図2に本発明の弾性表面波装置の電極構造についての平面図を示す。
図2に示すように、上記構成の弾性表面波共振器において、弾性表面波共振器を構成するIDT電極3に対して、直列または並列に(図2の場合は直列に)、IDT電極とIDT電極を挟む反射器とから成り、1つ以上のモード共振を発生させる共振子(弾性表面波共振子)12を接続したことにより、インピーダンス整合が良好にとれるようになり、弾性表面波共振子12を接続することで減衰極を形成することが可能となり、帯域外減衰量が高減衰において要求される仕様を満たすように特性を制御できる弾性表面波装置を実現しできる。
また、上記構成の弾性表面波共振器を2段縦続接続したことにより、段間の縦続接続により、共振モード選択の自由度が大きくなり、そのため弾性表面波の振幅分布の制御の自由度が増し、フィルタ特性の制御に利用することが可能となる。共振モード選択の自由度が大きいと、ある程度以上の周波数の間隔をあけて共振周波数を配置することが可能となる。つまり、1段目から2段目につながる経路を増やすことができ、発生する弾性表面波の共振モードを重ね合わせて通過帯域の設計の自由度が増し、帯域外減衰量を高減衰にすることができ、より効果的に広い通過帯域幅を保ったまま通過帯域の平坦性及び挿入損失を向上させた弾性表面波装置を提供できる。
なお、IDT電極2〜7、反射器電極8〜11、共振子12の電極指の本数は数本〜数100本にも及ぶので、簡単のため、図においてはそれらの形状を簡略化して図示している。なお、13は入力端子であり、14,15は出力端子である。
また、弾性表面波フィルタ用の圧電基板1としては、36°±3°YカットX伝搬タンタル酸リチウム単結晶、42°±3°YカットX伝搬タンタル酸リチウム単結晶、64°±3°YカットX伝搬ニオブ酸リチウム単結晶、41°±3°YカットX伝搬リチウム単結晶、45°±3°XカットZ伝搬四ホウ酸リチウム単結晶は電気機械結合係数が大きく、かつ、周波数温度係数が小さいため圧電基板1として好ましい。また、これらの焦電性圧電単結晶のうち、酸素欠陥やFe等の固溶により焦電性を著しく減少させた基板であれば、デバイスの信頼性上良好である。圧電基板1の厚みは0.1〜0.5mm程度がよく、0.1mm未満では圧電基板1が脆くなり、0.5mm超では材料コストと部品寸法が大きくなり使用に適さない。
また、IDT電極及び反射器電極は、AlもしくはAl合金(Al−Cu系、Al−Ti系)からなり、蒸着法、スパッタリング法、またはCVD法等の薄膜形成法により形成する。電極厚みは0.1〜0.5μm程度とすることが弾性表面波フィルタとしての特性を得る上で好適である。
さらに、本発明に係る弾性表面波フィルタの電極及び圧電基板1上の弾性表面波伝搬部に、SiO,SiN,Si,Alを保護膜として形成して、導電性異物による通電防止や耐電力向上を図ることもできる。
また、本発明の弾性表面波フィルタを通信装置に適用することができる。即ち、少なくとも受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備え、これらの回路に含まれるバンドパスフィルタとして用いる。例えば、送信回路から出力された送信信号をミキサでキャリア周波数にのせて、不要信号をバンドパスフィルタで減衰させ、その後、パワーアンプで送信信号を増幅して、デュプレクサを通ってアンテナより送信することができる送信回路を備えた通信装置、または、受信信号をアンテナで受信し、デュプレクサを通った受信信号をローノイズアンプで増幅し、その後、バンドパスフィルタで不要信号を減衰して、ミキサでキャリア周波数から信号を分離し、この信号を取り出す受信回路へ伝送するような受信回路を備えた通信装置に適用可能である。従って、本発明の弾性表面波装置を採用すれば、感度が向上した優れた通信装置を提供できる。
さらに、図3に本発明の弾性表面波装置の電極構造についての平面図を示す。この例では、2段目の弾性表面波共振器の中央のIDT電極6の一方の共通電極を2つに分割することにより、2つの平衡出力端子14,15へ接続される電極とすることにより、不平衡−平衡信号の変換器の機能を有した弾性表面波装置を構成している。
以上により、優れた特性の弾性表面波共振器または弾性表面波装置を有する受信回路や送信回路を備え、それら感度が格段に良好な優れた通信装置を提供できる。
なお、上述した実施の形態の説明では、簡単のために圧電基板1上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、この伝搬方向に対して直交する方向に長い電極指を多数本有する3つのIDT電極を配設した例を示したが、これに限定されるものではなく、IDT電極を複数配設するようにしてもよく、その他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することは可能である。
本発明の実施例について以下に説明する。
図1(b)に示す弾性表面波装置を具体的に作製した実施例について説明する。38.7°YカットのX方向伝搬とするLiTaO単結晶の圧電基板1(母基板)上に、Al(99質量%)−Cu(1質量%)による微細電極パターン(IDT電極2〜7及び反射器電極8〜11の電極パターン)を形成した。そして、各隣り合うIDT電極間のIDT電極の電極指ピッチは、図1(a)に示すようなIDT電極3,4の電極指ピッチのプロファイルを有する。IDT電極3側の第1の部分L2部の電極指ピッチの平均値は、2.03μmであり、第2の部分L1部の電極指ピッチは、2.13μmとした。また、IDT電極4側の第1の部分L3部の電極指ピッチの平均値は、2.00μmであり、第2の部分L4部の電極指ピッチは、2.10μmとした。また、図1(a)に示すように、2つのIDT電極3,4の境界上に電極指ピッチの極小部Bがあり、この極小部Bの両側に極大部Cが存在する。
そして、2つの弾性表面波共振器がIDT電極2と5及びIDT電極4と7により縦続接続されている。
また、各電極のパターン作製には、スパッタリング装置、縮小投影露光機(ステッパー)、及びRIE(Reactive Ion Etching)装置によりフォトリソグラフィを施すことにより行った。
まず、圧電基板1をアセトン,IPA(イソプロピルアルコール)等によって超音波洗浄し、有機成分を落とした。次に、クリーンオーブンによって充分に圧電基板1の乾燥を行った後、各電極となる金属層の成膜を行った。金属層の成膜にはスパッタリング装置を使用し、金属層の材料としてAl(99質量%)−Cu(1質量%)合金を用いた。このときの金属層の膜みは約0.33μmとした。
次に、金属層上にフォトレジストを約0.5μmの厚みにスピンコートし、縮小投影露光装置(ステッパー)により、所望形状にパターニングを行い、現像装置にて不要部分のフォトレジストをアルカリ現像液で溶解させ、所望パターンを表出させた。その後、RIE装置により金属層のエッチングを行い、パターニングを終了し、弾性表面波装置を構成する各電極のパターンを得た。
この後、各電極を含む圧電基板1上の所定領域上に保護膜を形成した。即ち、CVD(Chemical Vapor Deposition)装置により、各電極のパターン及び圧電基板1上にSiOを約0.02μmの厚みで形成した。
その後、フォトリソグラフィによりパターニングを行い、RIE装置等でフリップチップ用の窓開け部のエッチングを行った。その後、この窓開け部に、スパッタリング装置を使用してAlを主体とする電極パッドを成膜した。このときの電極パッドの厚みは約1.0μmとした。その後、フォトレジスト及び不要箇所のAlをリフトオフ法により同時に除去し、弾性表面波装置を外部回路基板等にフリップチップするための導体バンプを形成するための電極パッドを形成した。
次に、上記電極パッド上にAuからなるフリップチップ用の導体バンプをバンプボンディング装置を使用して形成した。導体バンプの直径は約80μm、その高さは約30μmであった。
次に、圧電基板1(母基板)に分割線に沿ってダイシング加工を施し、各弾性表面波装置(チップ)ごとに分割した。その後、各チップをフリップチップ実装装置にて電極パッドの形成面を下面にしてセラミック製のパッケージ内に収容し接着した。その後、N雰囲気中でベーキングを行い、パッケージ化された弾性表面波装置を完成した。パッケージは、セラミック層を多層積層して成る2.5×2.0mm角の積層構造のものを用いた。
また、比較例のサンプルとして、図1(b)に示すような基本構成であって、隣り合う2つのIDT電極のそれぞれについて電極指ピッチが一定な弾性表面波装置を、上記と同様の工程で作製した。各弾性表面波共振器の両側に配設した反射器電極8〜11の平均電極指ピッチは、2.13μmとした。
次に、本実施例及び比較例の弾性表面波装置のそれぞれについて特性測定を行った。0dBmの信号を入力し、周波数780〜960MHz、測定ポイントを800ポイントの条件として測定した。サンプル数は30個、測定機器はマルチポートネットワークアナライザ(アジレントテクノロジー社製「E5071A」)を用いた。
通過帯域近傍の周波数特性のグラフを図4に示す。図4は、フィルタの伝送特性を表す挿入損失の周波数依存性を示すグラフである。図4の実線に示すように、本実施例品の挿入損失は1.13dB、リップルは0.40dB、比帯域幅は4.7%であった。
一方、図4の破線に示すように、比較例品の挿入損失は1.44dB、リップルは1.26dB、比帯域幅は3.8%であった。
このように本実施例では、通過帯域を広帯域に保ちながら平坦性及び挿入損失を向上させた弾性表面波装置を実現することができた。
本発明の弾性表面波装置について実施の形態の1例を示し、(a)は隣り合うIDT電極における各電極の位置と電極指ピッチとの関係を示すグラフ、(b)は各電極のパターンを示す弾性表面波装置の平面図である。 本発明の弾性表面波装置について実施の形態の1例を示す平面図である。 本発明の弾性表面波装置について実施の形態の他例を示す平面図である。 本発明の実施例及び比較例の弾性表面波装置の通過帯域及びその近傍における挿入損失の周波数特性をそれぞれ示すグラフである。 (a)は従来の共振器型弾性表面波フィルタの各電極の位置と電極指のピッチとの関係を示すグラフ、(b)は従来の共振器型弾性表面波フィルタの電極構造を示す平面図である。
符号の説明
1:圧電基板
2〜7:IDT電極
8〜11:反射器電極
12:共振子

Claims (6)

  1. 圧電基板上に、該圧電基板上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、該伝搬方向に対して直交する方向に長い電極指を多数本有する複数のIDT電極を配設してなるとともに、前記複数のIDT電極のうち隣り合う2つのIDT電極がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と前記残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され、前記第1の部分の電極指ピッチの平均値が前記第2の部分の電極指ピッチより短く形成されているとともに前記第1の部分の電極指ピッチが前記隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、前記境界上が電極指ピッチの極小部であるとともに該極小部の両側の前記第1の部分にそれぞれ電極指ピッチの極大部を有することを特徴とする弾性表面波共振器。
  2. 前記隣り合う2つのIDT電極において、一方のIDT電極の前記第2の部分の電極指ピッチが他方のIDT電極の前記第2の部分の電極指ピッチよりも長く、前記一方のIDT電極の前記第1の部分の電極指ピッチの平均値が前記他方のIDT電極の前記第1の部分の電極指ピッチの平均値よりも短いことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波共振器。
  3. 請求項1または2記載の弾性表面波共振器を構成する前記IDT電極に対して、直列または並列に、IDT電極と該IDT電極を挟む反射器とから成り、1つ以上のモード共振を発生させる共振子を接続したことを特徴とする弾性表面波装置。
  4. 請求項1または2記載の弾性表面波共振器を2段縦続接続したことを特徴とする弾性表面波装置。
  5. 請求項1または2記載の弾性表面波共振器を有する、受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備えたことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項3または4記載の弾性表面波装置を有する、受信回路及び送信回路の少なくとも一方を備えたことを特徴とする通信装置。

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