JP4694866B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
以上から十分に転写電界をかけて転写を行い、さらに余剰な放電を減らす事が重要である。転写残も逆転写も減らすためには、転写ニップの入り口や出口にバイアス印加装置を配置し、トナー極性とは同極性バイアスによる電界を与える事が重要である。
これには、2つの理由が考えられる。第1は、特許文献2のように、出口剥離箇所にカウンタバイアスを印加しても、抵抗の電圧依存性が高いような中間転写ベルトでは、電界の印加が無くなると同時に高抵抗化が生じてしまい、除電した電位部への電流も少なくなり、ベルトの電位も下がらない電流を流せなくなる。この場合は、機械的なニップの出口で除電を行なっているため、除電が不足すると考えられる。
第2は、中抵抗部材内に残る残留電荷は、表面への除電が完了しても、内部にはまだ残ってしまいがちである。これを除電するには、ACチャージ放電を使用するのが良いが、DCチャージなどによる除電は困難である。このような場合は除電時間が重要である。ここでは、機械的なニップの出口端部で除電を行っているため、除電時間が不足してしまう。
本発明の画像形成装置では、表面にトナー像を形成して回動する像担持体と、前記像担持体に接触しながら同方向に回動し、前記像担持体からトナー像を転写させるベルト状の一次転写体と、当該一次転写体に対して前記像担持体とは反対側にあり、上流位置と下流位置でトナーと同極性バイアスを与える複数のバイアス印加部材と、当該バイアス印加部材に挟まれた領域にあって、前記トナーと異極性のバイアスを与えるバイアス印加部材からなる転写ステーションとを有する画像形成装置において、前記転写ステーションには、前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材の汚れとを除去するクリーニング部材を備え、前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材とを一対として、その対を回転させることにより、前記クリーニング部材が各バイアス印加部材の汚れを除去することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材を一対として、その対を複数有しており、複数の対を回転させることによりバイアス印加させるバイアス印加部材対の切り換えを行うことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材とを一対として、その一対のバイアス印加部材の回転動作に連動して該バイアス印加部材の前記一次転写体との接触部分がクリーニング部材と接触するとともに、該バイアス印加部材の前記一次転写体との接触部分が滑剤塗布ローラと接触することを特徴とする。
本発明によれば、バイアス印加部材と一次転写体との接触部分に経時的に汚れが蓄積せず接触部分の抵抗値が安定し電界の変化が少なく、良好な転写率とちりや中抜けといった異常画像が防止できる。
本発明によれば、バイアス印加部材が回転することでバイアス印加部材の一次転写体との接触部分に経時的に汚れが蓄積しにくくなり接触部分の抵抗値が安定し、バイアス印加部材による電界の変化が少なく良好な転写率と、ちりや中抜けといった異常画像が防止できる。
本発明によれば、バイアス印加部材の一次転写体との接触部分が積極的にクリーニングされるため接触部分の抵抗値が安定し、バイアス印加部材による電界の変化が少なく良好な転写率と、ちりや中抜けといった異常画像が防止できるとともに、複数のバイアス印加部材の対を切り替えて使うことにより実質的に部品寿命を長くできる。
本発明によれば、バイアス印加部材の一次転写体との接触部分を積極的にクリーニングし、更にその後バイアス印加部材の一次転写体との接触部分に滑剤を塗布するため接触部分の抵抗値が安定し、バイアス印加部材による電界の変化が少なく良好な転写率と、ちりや中抜けといった異常画像が防止できるとともに、経時的にバイアス印加部材、及び一次転写体の摩耗を防止できる。
本発明によれば、複数のバイアス印加部材を設けた場合でも転写バイアスであるトナー異極性のバイアス印加部材の一次転写体との接触部分の抵抗値が安定するため良好な転写率と、ちりや中抜けといった異常画像が防止できるとともに、経時的にバイアス印加部材、及び一次転写体の摩耗を防止できる。
図1に基づいて本実施形態における画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の構成及び動作概要を説明する。
カラー複写機1は、装置本体中央部に位置する画像形成部1Aと、該画像形成部1Aの下方に位置する給紙部1Bと、画像形成部1Aの上方に位置する原稿搬送部1Cと、スキャナ部1Dとを有している。
本実施形態では、バイアス印加をブレードにより行っており、ブレード対を回転させることによってブレード先端をクリーニングしている。図2は、ブレード対が一対の場合の構成であり、ブレードを対で反時計方向に回転させる動作によりクリーニングブラシ75との接触でブレード先端をクリーニングし、更に反時計方向に回転させる動作により滑剤塗布ローラ76との接触でブレード先端の摩擦係数を低減させている。図3、4、5は複数のブレード対の構成における説明図であり、作用・動作は同一であるため詳細な作用・動作は図3、4、5により説明する。
感光体3上に作像された図示しないトナー像は、中間転写ベルト21上に転写される。トナー像は中間転写ベルト21に近接していくに従って、中間転写ベルト21の電位に影響される。感光体3上のトナー像を中間転写ベルト21上に忠実に転写するためには、中間転写ベルト21の電位によって転写ニップより前の位置で転写されてしまう「プレ転写」を防止する必要がある。
本発明の(+)転写バイアスブレード71a、及び出口側(−)バイアスブレード72aは固定ブレードであるため、中間転写ベルト21との摺動によりどうしても摩耗は避けられない大きな課題である。そこで本実施形態では、所定のタイミングで(+)転写バイアスブレード71a、及び出口側(−)バイアスブレード72aを図4に示すように反時計方向に解除する構成になっている。
所定の時間だけブレード先端クリーニング、及び滑剤塗布が終了した時点で再びブレードホルダ73が回転することにより、今度は(+)転写バイアスブレード71b、及び出口側(−)バイアスブレード72bが一次転写部材として機能する。ここでの作用・動作は、上記図3における(+)転写バイアスブレード71a、及び出口側(−)バイアスブレード72aの作用・動作と同一である。
1A 画像形成部
1B 給紙部
1B1 給紙トレイ
1B2 搬送ローラ対
1B3 レジストローラ対
1C 原稿搬送部
1D スキャナ部
2A 従動ローラ
2B 駆動ローラ
3 感光体
4 帯電装置
5 書き込み装置
6,10 クリーニング装置
7 一次転写装置
8 現像装置
11 定着装置
12 排出ローラ
13 排出トレイ
15 レジストローラ対
20 転写対向ローラ
21 中間転写ベルト
22 二次転写ローラ
71a,71b (+)転写バイアスブレード
72a,72b 出口側(−)バイアスブレード
73 ブレードホルダ
74 入口側(−)バイアスローラ
75 クリーニングブラシ
76 滑剤塗布ローラ
P 用紙
Claims (3)
- 表面にトナー像を形成して回動する像担持体と、前記像担持体に接触しながら同方向に回動し、前記像担持体からトナー像を転写させるベルト状の一次転写体と、当該一次転写体に対して前記像担持体とは反対側にあり、上流位置と下流位置でトナーと同極性バイアスを与える複数のバイアス印加部材と、当該バイアス印加部材に挟まれた領域にあって、前記トナーと異極性のバイアスを与えるバイアス印加部材からなる転写ステーションとを有する画像形成装置において、
前記転写ステーションには、前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材の汚れとを除去するクリーニング部材を備え、
前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材とを一対として、その対を回転させることにより、前記クリーニング部材が各バイアス印加部材の汚れを除去する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材を一対として、その対を複数有しており、複数の対を回転させることによりバイアス印加させるバイアス印加部材対の切り換えを行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記トナーと同極性を与えるバイアス印加部材の少なくとも一部と前記トナーと異極性を与えるバイアス印加部材とを一対として、その一対のバイアス印加部材の回転動作に連動して該バイアス印加部材の前記一次転写体との接触部分がクリーニング部材と接触するとともに、該バイアス印加部材の前記一次転写体との接触部分が滑剤塗布ローラと接触する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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- 2005-03-18 JP JP2005078545A patent/JP4694866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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