JP4694629B2 - カレントトランスおよび電力計 - Google Patents

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Description

本出願は、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許商標庁において2005年11月9日に出願された仮出願第60/734,789号の利益を主張する。
本発明は、所望の精度レベル内で、正弦波交流電流および正弦半波整流電流を検出するカレントトランス、ならびに、正弦波交流電流および正弦半波整流電流が、こうしたカレントトランスに関して、入力され、組み込まれるスタティック形電力計に関する。
電力計を使用して、家庭および産業における電気機械および機器の電力消費が計算される。電気機械形電力計とスタティック形電力計の両方が一般に使用される。しかし、スタティック形電力計は、電子部品に関する技術の進歩によって、幅広く使用されるようになってきた。スタティック形電力計では、交流負荷電圧値と交流負荷電流値の両方を検出することが必要である。
スタティック形電力計で使用するためのカレントトランスは、交流負荷電流がそこを通過する1次巻線の1巻、ならびに、検出用抵抗器が、並列に接続される2次巻線の数百巻または数千巻を備える磁気コアを含む。抵抗器は、2次巻線の抵抗を表す。カレントトランスの測定精度は、振幅誤差F(I)と位相誤差φによって評価される。相応して、値は、求めた値より低くあるべきである。
振幅誤差F(I)は、以下の式
Figure 0004694629
によって求められる。ここで、
Cuは、抵抗器の抵抗(Ω)であり、2次巻線の抵抗を表し、
は、検出用抵抗器の抵抗(Ω)であり、
δは、磁気コアの損失角(ラジアン)であり、
ω=2πfは、角周波数(ラジアン/秒)であり、
は、2次巻線のインダクタンス(H)である。
2次巻線のインダクタンスLは、以下の式
Figure 0004694629
によって求められる。ここで、
μは、磁気コアの増分相対透磁率であり、
μは、真空の透磁率、4π×10−7(H/m)であり、
は、磁気コアの有効断面積(m)であり、
は、2次巻線の巻数であり、
は、磁気コアの平均磁気経路長(m)である。
先に示した式(1)および式(2)から、以下の式(3)が導出されることができる。
Figure 0004694629
移動誤差φは、以下の式
Figure 0004694629
によって求められる。
式(2)および式(4)を使用して、以下の式が得られることができる。
Figure 0004694629
式(3)および式(5)によって示すように、振幅誤差F(I)および位相誤差φを減少させるために、高い値の増分相対透磁率μを備える磁気コアを使用することが効果的である。この概観から、優れたカレントトランスを作るために、10,000より大きな増分相対透磁率を備える80%ニッケルパーマロイでできた磁気コアおよびナノ結晶合金でできた磁気コアを使用することが有利である。これらのカレントトランスは、規格IEC 62053−22に準拠する、産業用途のスタティック形電力計において広く使用されることができる。産業用機器では、負荷電流値が100Arms以上のように大きいため、外部の特別な変圧器によって低減された、完全ゼロ対称正弦波交流電流のわずかな量だけが、スタティック形電力計に入力される。
しかし、10,000より大きな増分相対透磁率を有する80%ニッケルパーマロイまたはナノ結晶合金でできた磁気コアを組み込むカレントトランスは、家庭用途の場合または比較的小さい負荷の産業用途の場合、負荷電流が直接入力されるスタティック形電力計に適さない。これらの用途では、現行の電子デバイスまたは機器で使用される半波整流器回路または位相制御回路によってもたらされる直流成分を含むゼロ非対称交流負荷電流が、電力計に直接入力される。増分相対透磁率が高い磁気コア材料を組み込むカレントトランスは、ゼロ対称正弦波交流電流だけを受け入れるように設計される。直流成分を含むゼロ非対称交流入力電流が、こうしたカレントトランスの1次巻線に入力されると、ゼロ非対称交流入力電流の入力は、磁気コアを飽和させ、電流検出を偽る。
精度範囲の測定および正弦半波整流電流を測定する試験方法は、家庭用途および比較的小さい負荷の産業用途の場合、負荷電流が直接入力されるスタティック形電力計に関する、代表的な規格IEC 62053−21、8.2および付録/Aに記載される。規格IEC 62053−21は、ある性能仕様を有するスタティック形電力計が、このIEC規格によって規定される精度範囲内で、最大実効電流値Imax(Arms)を有する正弦波交流電流を測定し、実効電流値Imax・20.5(Arms)を有する正弦半波整流電流を測定することを要求する。そのため、波高20.5・Imax(Aop)は、このIEC規格によって規定される精度範囲内に入る。正弦半波整流電流は、波高の1/π倍の値を有する直流成分を含むため、実効電流値Imax・20.5(Arms)または波高20.5・Imax(Aop)を有する半波整流波形の直流成分の値は、(20.5/π)・Imax(ADC)である。こうした大きな値の直流成分を含む電流が、たとえ1次巻線に入力されても、スタティック形電力計において交流電流測定についての所望の精度を満たす、Co基アモルファスコアを組み込むカレントトランスが、米国特許第6,563,411B1号に提案される。同様に、Co基アモルファス合金VITROVAC(登録商標)(Vacuumschmelze GmbH & Co.KG、Hanau、Germany)6030Fまたは6150Fでできたトロイダルコアを組み込むカレントトランスが、Vacuumschmelze GmbH & Co.KG(以降で、VACとして短縮される)によって提供される。
米国特許第6,563,411B1号で提案された、または、VACによって提供されたCo基合金VITROVAC(登録商標)6030Fまたは6150Fでできたコアは、住宅用途または比較的小さな負荷の産業用途用のスタティック形電力計のために使用されると、正弦波交流電流および正弦半波整流電流が、それぞれ入力されるときの、これらのスタティック形電力計における電力測定について所望の精度を満たす。しかし、米国特許第6,563,411B1号で提案された、または、Co基合金VITROVAC(登録商標)6030Fまたは6150Fでできたコアを使用すると、これらのスタティック形電力計について所望の電気的仕様を達成するのに必要とされるコアおよびカレントトランスのサイズが大き過ぎる。
たとえば、スタティック形電力計用の6つの種類のカレントトランスが「電子積算電力計用のカレントトランス(Current Transformers for Electronic Watthour Meters)」(http://www.vacuumschmelze.de/dynamic//docraot/mediallb/documents/broschueren/kbbrosch/Pb−cteng.pdf)の表2に示される。5つの種類のカレントトランスは、新しい規格IEC 62053−21に匹敵する規格IEC 61036に準拠する、正弦波交流電流に関して、それぞれ、20Arms、40Arms、60Arms、100Arms、および120Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有する。表2に示すように、5つの種類のカレントトランスは、同じ表に示すように、それぞれ、正弦半波整流電流に関して、それぞれ、36Aop、72Aop、80Aop、113Aop、および158Aopの定格最大ピーク値20.5・Imax(Aop)を有する。
これらのカレントトランスで使用される磁気コアの仕様は、「電子電力計用カレントトランス用のコア(Cores for Current Transformers for Electronic Energy Meter)」(http://www.vacuumschmelze.de/dynamic//en/home/products/coresampinductivecomponents/applications/cores/coresforcurrenttransformersforelectronicenergymeter.php)に記載される。これらの仕様に基づいて、Co基アモルファス合金VITROVAC(登録商標)6030Fでできたトロイダルコアが、正弦波交流電流に関して20Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有するカレントトランスで使用され、Co基アモルファス合金VITROVAC(登録商標)6150Fでできたトロイダルコアが、他のカレントトランスで使用されることが理解される。
IEC規格に準拠する、正弦波交流電流に関して、それぞれ、20Arms、40Arms、60Arms、100Arms、および120Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有するカレントトランスは、正弦半波整流電流に関して、それぞれ、28.3Aop、56.6Aop、84.9Aop、141Aop、および170Aopの定格最大ピーク値20.5・Imax(Aop)を有するべきである。そのため、厳密に言えば、正弦波交流電流に関して、60Arms、100Arms、および120Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有するカレントトランスは、定格最大実効電流値Imax(Arms)によって決定され、規格IEC 62053−21の下で設計されるスタティック形電力計のアプリケーションに適切でない。正弦波交流電流に関して、それぞれ、20Armsおよび40Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有するカレントトランスだけが、定格最大実効電流値Imax(Arms)によって決定され、規格IEC 62053−21の下で設計されるスタティック形電力計について使用されてもよい。
たとえば、IEC規格で規定された正弦波交流電流に関して60Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有する上述したものから選択されたカレントトランスを、スタティック形電力計について適用するために、正弦波交流電流に関して100Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有するカレントトランスが使用されなければならない。さらに、IEC規格によって決定された正弦波交流電流に関してIEC規格によって決定された120Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有する上述したカレントトランスのどれもが、スタティック形電力計について選択することができない。さらに、正弦波交流電流に関して、それぞれ、20Armsおよび40Armsの定格最大実効電流値Imax(Arms)を有する上述したカレントトランスは、正弦半波整流電流に関して、それぞれ、36Aopおよび72Aopの最大ピーク値20.5・Imax(Aop)を有するため、過剰性能(excess performance)である。しかし、IEC規格に準拠して、これらの値は、それぞれ、28.3Aopおよび56.6Aopであるべきである。そのため、これらのカレントトランスのサイズは、述べたサイズと比較して低減されるべきである。
上述したように、スタティック形電力計について、IEC規格IEC62053−21に十分に適合した磁気コアおよびカレントトランスの電磁仕様および設計方法を提供することが望ましい。米国特許第6,563,411B1号は、IEC(IEC61036と同じであるIEC1036、IEC62053−21に相当する古い規格)の下で規定された、スタティック形電力計に組み込まれるカレントトランスおよび磁気コアについての一部の定量的要件を説明するが、IEC規格IEC 1036によって決定される、スタティック形電力計について適用される磁気コアおよびカレントトランスを設計するための定量的指針を提供するのに十分でない。
本発明のさらなる態様および/または利点は、以下に続く説明に一部は述べられ、また、一部は、説明から明らかになり、または、本発明の実施によって学ばれるであろう。
本発明の実施形態によれば、サイズの小さいカレントトランスは、正弦波交流電流および/または正弦半波整流電流をたとえ含んでいても、所望の精度範囲内で電流値を測定することができる。正弦波交流電流と正弦半波整流電流の両方が、サイズの小さいカレントトランスに入力されるスタティック形電力計によって、所望の精度範囲内で、電力消費が測定されることができる。
上述の問題を解決するために、1次巻線において、最大実効電流値Imax(Arms)および周波数f(Hz)を有する正弦波交流電流ならびに最大ピーク値Ipeak(Aop)および周波数f(Hz)を有する正弦半波整流電流を検出するカレントトランスであって、1巻の1次巻線と検出用抵抗器が接続される複数巻の2次巻線を有する少なくとも1つの磁気コアからなる、カレントトランスが設けられる。本発明の実施形態によるカレントトランスは、磁気コアの有効断面積Aが、
≧Ae(min) (m)であって、
Figure 0004694629
であり、ここで、
は、磁気コアの飽和磁束密度(T)であり、
は、2次巻線の巻数であり、
Cuは、2次巻線の抵抗(Ω)であり、
は、検出用抵抗器の抵抗(Ω)である、A≧Ae(min) (m)と、
≧Ae(min) **(m)であって、
Figure 0004694629
であり、
0.75×10−3≦a≦1.25×10−3(m/A0.5
であり、
8.0×10−3≦b≦12.0×10−3(m)
であり、ここで、
i(min)は、磁気コアの内径の最小値(m)であり、
μは、磁気コアの増分相対透磁率であり、
μは、真空の透磁率、4π×10−7(H/m)であり、
φは、カレントトランスの位相誤差(ラジアン)である、A≧Ae(min) **(m)として求められ、
平均磁気経路長lは、
≧le(min) (m)であって、
Figure 0004694629
であり、ここで、
T=1/f:期間(s)である、l≧le(min) (m)と、
≧le(min) **(m)であって、
e(min) **=π(Di(min)+1.5×10−3)(m)である、l≧le(min) **(m)とを満たす。
本発明の実施形態によるカレントトランスは、正弦波交流電流および正弦半波整流電流をたとえ含んでいても、所定の精度範囲内で電流値を検出することができる。さらに、本発明の実施形態によれば、1次巻線の正弦半波整流電流の最大ピーク値Ipeak(Aop)は、1次巻線の最大実効電流値Imax(Arms)および周波数f(Hz)を有する正弦波交流電流の半波整流によって得られる値20.5・Imax(Aop)に等しい。これは、比較的サイズの小さなスタティック形電力計について、カレントトランスが、代表的な規格IEC 62053−21によって決定される、家庭および産業で使用される負荷電流の直接入力を受容するのに十分に適合することを保証する。
本発明の実施形態によれば、磁気コアの有効断面積Aは、
≧cAe(min) (m
および
≧cAe(min) **(m
を満たし、ここで、
1.0≦c≦1.25
であり、
また、平均磁気経路長lは、
≧dle(min) (m)
および
≧dle(min) **(m)
を満たし、ここで、
1.0≦d≦1.25
である。
こうした状況下で、カレントトランスのサイズは、測定精度を落とすことなく最小化されることができる。そのため、所望の精度範囲内で電力消費を測定し、正弦波交流電流と正弦半波整流電流を含む負荷電流の直接入力を受容することが可能なスタティック形電力計が、上述したサイズの小さなカレントトランスに組み込まれることができる。
本発明のこれらの、かつ/または、他の態様および利点は、添付図面に関連して考えられる実施形態の以下の説明から、明らかになり、より容易に理解されるであろう。
ここで、その例が添付図面に示される本発明の実施形態が詳細に参照されることになり、図面では、同じ参照は全体を通して同じ要素を指す。図を参照することによって本発明を説明するために、実施形態が以下で述べられる。
本発明の実施形態は、カレントトランスに関しており、カレントトランスによって、電流が、代表的な規格IEC 62053−21に準拠する正弦波交流電流と正弦半波整流電流をたとえ含んでも、所望の精度範囲内で電流値が測定されることができ、カレントトランスが、負荷電流が直接入力される家庭用途および産業用途用の比較的サイズが小さいスタティック形電力計を規定する。
図1に示すカレントトランスの動作は、実効電流Ip(rms)(Arms)および周波数fを有するゼロ対称正弦波交流電流が、1次巻線2の1巻に流れる場合、以下のように説明される。
ここで、磁気コア1のB−Hループは線形であり、励起電流は、1次巻線2において実効電流値Ip(rms)(Arms)を有する正弦波交流電流と比較して、無視できるほど小さいと仮定する。磁気コア1が飽和していない場合、以下の式が、等アンペアターン則を満たす。
p(rms)=N・Is(rms)(A) (25)
:2次巻線3の巻数
そのため、式(25)で求められる実効電流値Is(rms)を有するゼロ対称正弦波交流電流が、2次巻線3に流れる。
一方、こうした場合に2次巻線に誘導される電圧Vの有効値Vs(rms)は、以下の式、
s(rms)=Is(rms)・(RCu+R) (26)
によって規定される。
Cu:2次巻線3の巻線抵抗5(Ω)
:検出用抵抗器4の抵抗(Ω)
以下の式は、式(25)および(26)から導出されることができる。
Figure 0004694629
図2は、不飽和磁気コア1の動的B−Hループの概念図を示し、ゼロ対称正弦波交流電流が、カレントトランスの1次巻線2に入力され、
s(rms)=4.44・f・N・A・B(V) (28)
であり、ここで、
:磁気コア1の有効断面積(m)であり、
:磁気コア1の動作磁束密度(T)である。
そのため、式(28)に基づいて、磁気コア1の有効断面積Aは、以下の式によって求められる。
Figure 0004694629
式(29)は、磁気コア1が飽和していないときに得られる。この状況下で、磁気コア1の有効断面積Aは、1次巻線2に流れる正弦波交流電流の最大実効電流値がImax(Arms)であるとき、以下の条件によって求められるべきである。
≧Ae(min) (m) (6)
Figure 0004694629
磁気コア1の内径の最小値Di(min)(m)は、1次巻線2の線径、2次巻線3についての巻回用空間、1次巻線2と2次巻線3との間の絶縁試験用の空間、および磁気コア1用のケースおよび絶縁被覆について必要な空間によって決定される。磁気コアの内径は、1次巻線2の線径によって決定される1次巻線2の1巻用の空間および巻回用の空間を可能にすべきであるが、正弦波交流電流の最大実効電流値Imax(Arms)のルート値の0.75倍〜1.25倍の値に等しいとして径Di(min)を規定することで、実用的に十分であると判断された。しかし、2次巻線3の巻回用の空間、1次巻線と2次巻線との間の絶縁用の空間、および、樹脂ケースの厚さ、樹脂被覆の厚さ、絶縁ケースの厚さ、または絶縁被覆層の厚さを考慮したケースまたは絶縁被覆層用の空間を持つために、必要な空間は、8mm〜12mmの値として維持されれば、実用的に十分であると判断された。
上述の制限があるため、磁気コア1の最小値Di(min)は、以下の式
を満たすべきである。
Figure 0004694629
ここで、
0.75×10−3≦a≦1.25×10−3(m/A0.5) (11)
8.0×10−3≦b≦12.0×10−3(m) (12)
である。
先に規定した磁気コアの最小値Di(min)、および、工場で製造されることができ、かつ、信頼性がある、コアの最小厚を考慮した実用的に最小の径1.5mmを使用して、磁気コアの平均磁気経路長の最小値l **は、以下の式
**=π(Di(min)+1.5×10−3)(m) (18)
によって求めることができる。
式(5)に基づいて、カレントトランスの位相誤差は、以下の式によって求めることができる。
Figure 0004694629
式(30)のcosδは、カレントトランスで使用される磁気コアの場合、約1であるため、以下の式を得ることができる。
Figure 0004694629
位相誤差φを必要とされる値の範囲に制限するために、磁気コア1の有効断面積A **は、以下の式によって求められる。
Figure 0004694629
その後、式(18)および(32)から、以下の式を導出することができる。
Figure 0004694629
磁気コア1の有効断面積A **を求めるための以下の条件は、カレントトランスを製造し、また、測定精度を所望の値の範囲に制限するために所定の値以下に位相誤差を減少させる実用的な要件に基づいて得ることができる。
≧Ae(min) **(m) (8)
Figure 0004694629
ここで、
0.75×10−3≦a≦1.25×10−3(m/A0.5) (11)
8.0×10−3≦b≦12.0×10−3(m) (12)
である。
周波数fを有する正弦波交流電流の半波整流によって得られるピーク値Ip(op)を有する正弦半波整流電流が1次巻線2の1巻に流れる場合の、図1に示すカレントトランスの動作は、以下のように述べられる。B−Hループは、線形であると仮定し、励起電流は、1次巻線2においてピーク電流値Ip(op)を有する正弦半波整流電流と比較して、無視できるほど小さい。
ピーク電流値Ip(op)を有する正弦半波整流電流の瞬時値は、以下のように、電流のフーリエ展開によって時間t依存関数i(t)として表すことができる。
Figure 0004694629
式(34)から理解されるように、ピーク電流値Ip(op)を有する正弦半波整流電流は、直流成分Ip(op)/πを含む。磁気コア1は、以下の式(35)によって規定される直流磁界HDCbiasによって直接バイアスされ、式(34)で表される他の交流電流成分が重ね合わされる。この動作は、図3で概念的に示される。
Figure 0004694629
直流磁界HDCbiasに相当する直流磁束密度BDCbiasは、以下の式によって表すことができる。
Figure 0004694629
この場合、最大磁界Hおよび最大磁束密度Bは、以下の式で記述することができる。
Figure 0004694629
したがって、式(37)から導出される以下の式が、磁気コア1を飽和させることなく、満たされるべきである。
Figure 0004694629
2次巻線3の端子電圧Vの波形は、ピーク値Ip(op)を有する正弦半波整流電流が、カレントトランスの1次巻線に流れ、かつ、磁気コア1が飽和しないとき、図4に概念的に示される。ここで、図4に示す端子電圧変動ΔVは、2次巻線3の電流変動ΔIに応じて以下の式によって表すことができる。
ΔV=ΔI(RCu+R)(V) (40)
この電流変動ΔIは、等アンペアターン則に従って、以下の式によって規定されることができる。
Figure 0004694629
式(40)および(41)を使用して、端子電圧変動ΔVについての式が、以下のように規定されることができる。
Figure 0004694629
2次巻線3の端子電圧は、以下のように時間(t)依存関数v(t)によって、図4に示す時間範囲0〜T/2において、
Figure 0004694629
として、また、時間範囲T/2〜Tにおいて、
Figure 0004694629
として表すことができる。
図4に示す時間TVs0における2次巻線3の端子電圧は、式(43)から導出することができる。
Figure 0004694629
以下の式は、式(45)から得られる。
Figure 0004694629
図4に示すように、電圧v(t)がゼロになるときの時間TVs0は、以下の式によって求めることができる。
Figure 0004694629
図5に示すvの概念的な波形に示すように、v(t)は、TVs0〜(T/2)−TVs0の時間範囲で正であり、(T/2)−TVs0〜T+TVs0の時間範囲で負である。
磁束密度の変動ΔBは、これらの2つの期間で同じであるはずであるため、以下の式が満足されるべきである。
Figure 0004694629
以下の式は、式(47)を解くことによって得られる。
Figure 0004694629
磁束密度の変動ΔBに対応する磁界の変動ΔHは、以下の式によって求めることができる。
Figure 0004694629
式(37)および(49)を使用して、最大磁界Hが、以下の式に従って求められる。
Figure 0004694629
したがって、ピーク値Ip(op)を有する正弦半波整流電流が、磁気コア1を飽和させることなく、カレントトランスの1次巻線2に流れるときに電流を測定することができる制限条件は、以下の式によって求めることができる。
Figure 0004694629
ここで、Hは、式
Figure 0004694629
によって求められる飽和磁界である。
磁気コア1の飽和磁界H、有効断面積A、および平均磁気経路長lが与えられると、磁気コア1を飽和させることなく測定される正弦半波整流電流の最大値Ipeakは、式(51)から導出される以下の式によって表すことができる。
Figure 0004694629
さらに、磁気コア1を飽和させることなく、最大ピーク値Ipeakを有する正弦半波整流電流を測定するのに必要とされる平均磁気経路長の最小値le(min)は、以下の式によって表すことができる。
Figure 0004694629
表1に指定された正弦波交流電流および正弦半波整流電流を検出するカレントトランスが、上述した解析結果に従って調査された。表2に示す磁気特性を有するFeベースアモルファス金属でできた磁気コア1が使用された。
Figure 0004694629
Figure 0004694629
磁気コア1の最小有効断面積Ae(min) は、磁気コア1を飽和させることなく、正弦波交流電流の最大値Imaxを測定するために、先の式(7)から導出される以下の式によって表すことができる。
Figure 0004694629
有効断面積Ae(min)は、式(7)および(53)を考慮して、以下の式を満たすものとする。
≧Ae(min) =1.55mm (54)
磁気コア1の最小径Di(min)は、式(10)から導出される以下の式を満たすものとする。
Figure 0004694629
式(11)においてaの中間値1.0×10−3を、また、式(12)においてbの中間値10×10−3を使用して、最小径Di(min)について以下の値を得ることができる。
i(min)=7.75a+b=7.75×1.0×10−3+10×10−3=17.7×10−3m (56)
実用的に必要とされる磁気コア1の最小断面積Ae(min) **は、Di(min)(=17.7×10−3m)ならびに表1および表2からの他の定数を式(9)に代入することによって得ることができる。
Figure 0004694629
有効断面積は、式(8)および(58)から導出される以下の条件を満たすものとする。
≧Ae(min) **=9.41mm (58)
そのため、磁気コア1の有効断面積は、9.41mmであり、式(54)と式(58)を共に満たす最小値である。
磁気コア1を飽和させることなく、正弦半波整流電流の最大ピーク値Ipeakを測定するのに必要な磁気コア1の平均磁気経路長の最小値le(min) は、以下のように導出することができる。2次巻線3の端子電圧がゼロになる時間TVs0は、式(18)から導出される以下の式によって求めることができる。
Figure 0004694629
先のTVs0=1.03msならびに表1および表2からの他の定数を式(14)に代入することによって、平均磁気経路長の最小値を、以下の式で表すことができる。
Figure 0004694629
したがって、磁気コア1の平均磁気経路長lは、式(13)および(60)から導出される以下の条件を満たすものとする。
≧le(min)=58.6mm (61)
式(18)で記述される平均磁気経路長の最小値le(min) **は、式(56)においてDi(min)=17.7×10−3mを使用することによって、以下に従って修正することができる。
**=π(Di(min)+1.5×10−3)=π(17.7×10−3+1.5×10−3)=60.3mm (62)
したがって、磁気コア1の平均磁気経路長l は、式(17)および式(62)から導出される以下の表現を満たすものとする。
≧le(min) **=60.3mm (63)
上述した条件下で、平均磁気経路長l は、60.3mmであると判断され、60.3mmは、式(61)および式(63)を満たす最小値である。
上述した解析によって設計された磁気コア1の仕様は、表3に示される。
Figure 0004694629
表3に記載する寸法と磁気特性、1次巻線2の1巻、55Ωの抵抗と12.5Ωの検出用抵抗を有する2次巻線の2,500巻を有する磁気コア1を備える図1に示すカレントトランスが、表1に示す仕様を満たすことが確認された。
式(6)および(8)によって規定される有効断面積Ae(min)について実用的に許容される上限、ならびに、式(13)および(17)によって規定される平均磁気経路長lについて実用的に許容される上限が調査された。調査によって確認されたところによれば、上限が、式(6)および(8)ならびに式(13)および(17)によってそれぞれ規定された、有効断面積Ae(min)の値の1.25倍および平均磁気経路長lの値の1.25倍としてそれぞれ規定される場合、10年間にわたり120℃の温度で使用するための実用的に信頼性のあるカレントトランスを生産することができる。
さらに、式(14)によって得られるピーク値が、最大実効電流値Imax(Arms)および周波数f(Hz)を有する正弦波交流電流の整流によって得られる値20.5・Imax(Aop)に等しい場合、規格IEC 62053−21に十分に適合するように、カレントトランスのサイズが最小化されることができることを確認することができる。
上記説明から理解されるように、例のカレントトランスは、正弦波交流電流と正弦半波整流電流の両方を検出するのに、また、正弦波交流電流と正弦半波整流電流の両方が直接入力される、サイズの小さいスタティック形電力計に組み込まれるのに有利である。
本発明の少数の実施形態が、示され述べられたが、その範囲が特許請求の範囲およびその等価物によって規定される本発明の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施形態において変更が行われてもよいことが当業者によって理解されるであろう。
本発明の実施形態によるカレントトランスの回路を示すブロック図である。 ゼロ対称正弦波交流電流が、本発明の実施形態によるカレントトランスの1次巻線2に入力される、不飽和磁気コア1の動的B−Hループを示す概念図である。 正弦半波整流電流が、本発明の実施形態によるカレントトランスの1次巻線2に入力される、不飽和磁気コア1の動的B−Hループを示す概念図である。 正弦半波整流電流が本発明の実施形態によるカレントトランスの1次巻線2に入力されるときの、2次巻線3の端子電圧の波形を示す概念図である。 正弦半波整流電流が本発明の実施形態によるカレントトランスの1次巻線2に入力されるときの、2次巻線3の端子電圧の波形を詳細に示す概念図である。

Claims (6)

  1. 1次巻線において、最大実効電流値Imax(Arms)および周波数f(Hz)を有する正弦波交流電流ならびに最大ピーク値Ipeak(Aop)および周波数f(Hz)を有する正弦半波整流電流を検出するカレントトランスであって、
    1巻の1次巻線および検出用抵抗器が並列に接続される複数巻きの2次巻線を有し、有効断面積Aを有する少なくとも1つの磁気コアを備え、前記磁気コアの有効断面積Aは、
    ≧Ae(min) (m
    Figure 0004694629
    ここで、
    は、前記磁気コアの飽和磁束密度(T)
    は、前記2次巻線の巻数
    Cuは、前記2次巻線の抵抗(Ω)
    は、前記検出用抵抗器の抵抗(Ω)
    と、
    ≧Ae(min) **(m
    Figure 0004694629
    0.75×10−3≦a≦1.25×10−3(m/A0.5
    8.0×10−3≦b≦12.0×10−3(m)
    ここで、
    i(min)は、前記磁気コアの内径の最小値(m)
    μは、前記磁気コアの増分相対透磁率
    μは、真空の透磁率、4π×10−7(H/m)
    φは、カレントトランスの位相誤差(ラジアン)
    とによって決定され、
    平均磁気経路長lが、
    ≧le(min) (m)
    Figure 0004694629
    ここで、
    T=1/f:期間(s)
    と、
    ≧le(min) **(m)
    e(min) **=π(Di(min)+1.5×10−3)(m)
    とを満たすカレントトランス。
  2. 前記1次巻線の前記正弦半波整流電流の前記最大ピーク値Ipeak(Aop)は、前記1次巻線の最大実効電流値Imax(Arms)および周波数f(Hz)を有する前記正弦波交流電流の半波整流によって得られる値20.5・Imax(Aop)に等しい請求項1に記載のカレントトランス。
  3. 前記磁気コアの有効断面積Aは、
    ≧cAe(min) (m
    および
    ≧cAe(min) **(m
    を満たし、ここで、
    1.0≦c≦1.25
    であり、
    また、平均磁気経路長lは、
    ≧dle(min) (m)
    および
    ≧dle(min) **(m)
    を満たし、ここで、
    1.0≦d≦1.25
    である請求項1または2に記載のカレントトランス。
  4. 正弦波交流電流および正弦半波整流電流が入力され、請求項1に記載のカレントトランスが組み込まれたスタティック形電力計。
  5. 正弦波交流電流および正弦半波整流電流が入力され、請求項2に記載のカレントトランスが組み込まれたスタティック形電力計。
  6. 正弦波交流電流および正弦半波整流電流が入力され、請求項3に記載のカレントトランスが組み込まれたスタティック形電力計。
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