JP4692408B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿をラインセンサで読み取る画像読取装置に係わり、特に、異なる解像度の画像データを一度のスキャンで得るための技術に関する。
紙文書の内容を光学的に読み取って電子データとして保存し管理する場合、多数の保存文書の中から目的の文書を迅速に精度よく検索する検索性と、紙文書の内容を視認可能に再現する見読性などが要求される。たとえば、カラー文書を電子化して保存する場合、読み取ったカラーの画像データと、この画像データにOCR(光学的文字認識装置:Optical Character Reader)処理を施して得たテキストデータとを関連付けて保存しておき、文書の検索にはテキストデータを、文書の表示や閲覧・印刷には画像データを使用することが行なわれる。
通常、OCR処理はモノクロ画像に対して行なうので、カラー文書の場合には、読み取ったカラー画像(RGB)の中のいずれかの単色を2値化してモノクロ画像を生成し、該モノクロ画像に対してOCR処理が行なわれる(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2002−335411号公報
検索性に直結するOCR処理による文字認識の精度を向上させるためには、OCR処理の対象となるモノクロ画像は高解像度であることが望ましい。しかし、カラー画像からモノクロ画像を分離抽出してOCR処理を行なう方法の場合、高解像度のモノクロ画像を得るためには、その元になるカラー画像を高解像度で読み取らなければならない。具体的には、図12に示すように、高解像度のカラー画像を読み取り(P1)、該カラー画像から高解像度のモノクロ画像を分離抽出して(P2)OCR処理を行なう(P3)一方、高解像度のカラー画像を主副走査とも低解像度のカラー画像に解像度変換し(P4)、OCRテキストと低解像度のカラー画像とを関連付けて保存する(P5)という動作が行なわれる。
このため、高解像度のカラー画像の生成、モノクロ画像を分離抽出、カラー画像の解像度変換などすべての処理において処理時間が長くかかり、文書の読み取り保存に係わる処理速度が低下するという問題があった。
一方、カラー画像を高解像度のまま保存すると、保存するデータ量が増大するほか、表示や出力の速度が低下し、運用面や使い勝手などにおいて支障を来たしてしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、読み取り後の解像度変換処理やモノクロ画像の分離抽出処理などを要することなく、一度の読み取りで解像度の異なる複数の画像データを得ることのできる画像読取装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]光学式文字読取処理用の画像データと保存用の画像データとを同時に取得する第1モードと、保存用の画像データを取得する第2モードの選択を受ける選択部と、
同一原稿を同時にスキャンするようになされた第1および第2のラインセンサを備えた読取部と、
前記第1および第2のラインセンサを駆動する駆動手段と
制御部と、
を有し、
前記駆動手段は、間引きにより解像度を相違させると共に、前記第1モードが選択された場合は第1のラインセンサは第1解像度の画像データを出力するように駆動しかつ第2のラインセンサは第1解像度より低解像度の第2解像度の画像データを出力するように駆動し、前記第2モードが選択された場合は第1、第2のラインセンサのうちのいずれか一方の選ばれたラインセンサを設定された解像度の画像データを出力するように駆動し、
前記制御部は、前記第1モードが選択された場合は、前記第1のラインセンサで取得した画像データを光学式文字読取処理用に、第2のラインセンサで取得した画像データを保存用に使用し、前記第2モードが選択された場合は、前記選ばれたラインセンサで取得した画像データを保存用に使用する
ことを特徴とする画像読取装置。
上記発明によれば、第1のラインセンサと第2のラインセンサとで同一原稿を同時にスキャンし、かつ少なくとも一方のラインセンサは間引きした画像データを出力する。これにより、ラインセンサが本来持っている解像度と異なる解像度の画像データを少なくとも一方のラインセンサから出力させることができ、間引き率を適宜に設定することで、一度の読み取りで解像度の異なる複数の画像データを得ることが可能になる。また、本来持っている解像度の異なるラインセンサから同じ解像度の画像データを得ることも可能になる。
光学式文字読取処理用の画像データと保存用の画像データとを同時に取得する第1モードと、保存用の画像データを取得する第2モードの選択を受ける選択部と、
同一原稿を同時にスキャンするようになされた第1および第2のラインセンサを備えた読取部と、
前記第1および第2のラインセンサを駆動する駆動手段と
制御部と、
有し、
前記駆動手段は、
前記第1のラインセンサに第1のシフトクロックを与え、該第1のシフトクロックに応じて前記第1のラインセンサから順次出力される画像信号を第1のサンプリングレートでサンプリングして第1の画像データを出力させ、
かつ前記第2のラインセンサに第2のシフトクロックを与え、該第2のシフトクロックに応じて前記第2のラインセンサから順次出力される画像信号を第2のサンプリングレートでサンプリングして第2の画像データを出力させると共に、
前記第1のシフトクロックに応じた前記第1のラインセンサからの画像信号の出力レートと前記第1のサンプリングレートとの比である第1の比率と、前記第2のシフトクロックに応じた前記第2のラインセンサからの画像信号の出力レートと前記第2のサンプリングレートとの比である第2の比率とを相違させることで解像度を相違させ、前記第1モードが選択された場合は第1のラインセンサは第1解像度の画像データを出力するように駆動しかつ第2のラインセンサは第1解像度より低解像度の第2解像度の画像データを出力するように駆動し、前記第2モードが選択された場合は第1、第2のラインセンサのうちのいずれか一方の選ばれたラインセンサを設定された解像度の画像データを出力するように駆動し、
前記制御部は、前記第1モードが選択された場合は、前記第1のラインセンサで取得した画像データを光学式文字読取処理用に、第2のラインセンサで取得した画像データを保存用に使用し、前記第2モードが選択された場合は、前記選ばれたラインセンサで取得した画像データを保存用に使用する
ことを特徴とする画像読取装置。
上記発明では、第1のラインセンサと第2のラインセンサとで同一原稿を同時にスキャンする。駆動手段は、各ラインセンサにシフトクロックを与えると共に、該シフトクロックに応じて順次出力される画像信号をサンプリングするためのサンプリングクロックを与える。このとき、第1のシフトクロックに応じて第1のラインセンサから出力される画像信号の出力レートと該画像信号をサンプリングする第1のサンプリングレートとの比(第1の比率)と、第2のシフトクロックに応じて第2のラインセンサから出力される画像信号の出力レートと該画像信号をサンプリングする第2のサンプリングレートとの比(第2の比率)とを相違させる。これにより、第1、第2のラインセンサが本来持っている解像度が同一であっても、一度の読み取りで解像度の異なる複数の画像データを得ることが可能になる。
なお、出力レートは、(シフトクロックの周波数)×(画像信号を転送するシフトレジスタの本数)で定まり、サンプリングレートは、(サンプリングクロックの周波数)×(1回のサンプリングクロックで取得するデータ数)で決まる。たとえば、シフトレジスタが4本あり、そのうちの2本からのみ画像信号をサンプリングする場合(1回のサンプリングクロックで取得するデータ数が「2」の場合)、シフトクロックの周波数とサンプリングクロックの周波数とが同一であれば、サンプリングレートは出力レートの半分になる。
]前記第1のラインセンサは、モノクロ画像読み取り用のラインセンサであり、
前記第2のラインセンサは、色要素毎にラインセンサを有するカラー画像読み取り用のラインセンサである
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像読取装置。
上記発明では、画像のカラー読み取りとモノクロ読み取りとを異なる解像度で同時に行なうことができる。
]前記第2のラインセンサから得られたカラーの画像データは、サムネイル表示に利用する
ことを特徴とする[]に記載の画像読取装置。
上記発明では、サムネイル表示は画像の縮小表示となるので、低解像度のカラー画像データをサムネイル表示に利用する。
]前記第2のラインセンサから得られるいずれか1つの色要素の画像データを前記サムネイル表示に利用する
ことを特徴とする[]に記載の画像読取装置。
上記発明では、サムネイル表示をモノクロで行なう場合でも、第1のラインセンサから得られた高解像度のモノクロ画像データを使用せず、第2のラインセンサから得られるいずれか1つの色要素の低解像度の画像データをサムネイル表示に使用する。
本発明に係わる画像読取装置によれば、一度の読み取りで解像度の異なる複数の画像データを読取部から直接得ることができるので、読み取り後に解像度変換処理やモノクロ画像の分離抽出処理などを別途行なう必要がなく、解像度の異なる複数の画像データを得る際のスキャン時間および画像生成時間を短縮することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係わる画像読取装置10が接続されたシステム環境を例示している。画像読取装置10は、LAN(Local Area Network)2を介してホストコンピュータなどの端末装置3と接続されている。また、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)4を介して他のドメインの端末装置5などとも接続される。
画像読取装置10は、原稿画像を読み取って、その内容を電子データとして保存する機能を備えている。この際、読み取った画像データにOCR処理を施してテキストデータ(以後、OCRテキストと呼ぶ。)を取得し、該OCRテキストと画像データとを関連付けて保存する。その後は、文書の検索にはOCRテキストを、文書の閲覧や表示・印刷にはカラーの画像データを使用するようになっている。
保存先は、自装置内部の記憶装置ほか、LAN2やWAN4を介して接続された他の端末装置3、5の記憶装置に設定することができる。電子データ化されて保存されている文書の検索や閲覧・利用などについても、画像読取装置10から直接行なうほか、LAN2やWAN4を介して、離れた場所の端末装置3、5から可能に構成されている。
図2は、画像読取装置10の概略構成を示している。画像読取装置10は、当該装置の動作を統括制御するCPU(Central Processing Unit)11を備え、該CPU11に、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、読取部30、表示部14、操作部15、入出力バッファ16、OCR処理部17、ハードディスク装置18、ネットワークI/F部19などがバス21を介して接続されている。
ROM12は、CPU11が実行するプログラムや固定データを格納する。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワークメモリなどに使用される。
読取部30は、原稿を光学的に読み取って対応する画像データを取り込む機能を果たす。読取部30は、原稿をその幅方向に1ライン分読み取る動作を、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に少しずつ移動させながら繰り返し行なって副走査方向にスキャンすることで、原稿を2次元画像として読み取るように構成されている。また、読取部30は、1度のスキャンでカラーでの画像読み取りとモノクロでの読み取りとを同時に行ない、カラーの画像データとモノクロの画像データの双方を出力するようになっている。読み取りの詳細は後述する。
図示省略の操作パネルには表示部14および操作部15が配置される。表示部14は液晶ディスプレイなどで構成され、各種の案内画面や操作画面を表示する。操作部15は、液晶ディスプレイ上に敷設されたタッチパネルやスイッチ類などで構成され、ユーザから各種の設定操作や指示操作を受け付ける。
入出力バッファ16は、読取部30で原稿画像を読み取って得た画像データや閲覧対象の画像データなどの一時保存に使用される。OCR処理部17は、読取部30で原稿を読みって得た画像データに対してOCR処理を行ない、認識した文字の文字コードで該原稿の内容を表わしたOCRテキストを生成する機能を果たす。ハードディスク装置18は、読取部30で読み取って得た画像データやOCR処理部17の出力するOCRテキストなどを蓄積保存する機能を果たす。ネットワークI/F部19は、LAN2やWAN4を介して外部の端末装置3、5などと各種のデータを送受信する機能を果たす。
図3は、画像読取装置10における、原稿の読み取りおよび保存に関するデータの流れを示している。読取部30は、モノクロで画像を読み取るための第1のラインセンサ32とカラー画像を読み取るための第2のラインセンサ33とを一体に有するラインセンサユニット31と、このラインセンサユニット31を駆動する駆動回路40(駆動手段)とを備えている。
第1のラインセンサ32はモノクロ(K)で画像を読み取るK色用のラインセンサである。第2のラインセンサ33は赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの色要素(R、G、B)でカラー画像を読み取るようになっており、R色用のラインセンサ33RとG色用のラインセンサ33GとB色用のラインセンサ33Bとを近接配置して備えている。本例では、第1のラインセンサ32および第2のラインセンサ33が持つ本来の解像度(出力可能な最高解像度)は共に600dpiになっている。
駆動回路40は、第1のラインセンサ32を駆動してモノクロの画像データ(第1の画像データ)を出力させると共に、第2のラインセンサ33を駆動してカラーの画像データ(第2の画像データ)を出力させる。また、第1のラインセンサ32と第2のラインセンサ33の一方はもしくは双方は、間引きした画像データが出力されるように駆動する。たとえば、第1のラインセンサ32については、間引きせずに600dpiの高解像度で出力させ(P11)、第2のラインセンサ33については半分に間引きした300dpiの低解像度で画像データを出力させる(P21)。
高解像度のモノクロ画像データは入出力バッファ16内のモノクロ画像バッファ16aに一時格納された後(P12)、OCR処理部17によってOCR処理が施されてOCRテキストが生成される(P13)。低解像度のカラー画像データは入出力バッファ16内のカラー画像バッファ16bに一時格納される(P22)。その後、OCR処理部17にて作成されたOCRテキストとカラー画像バッファ16bに一時格納されているカラー画像データとは関連付けされてハードディスク装置18などに保存される(P14、P23)。
図4は、ラインセンサユニット31の構成例を示している。第1のラインセンサ32は、受光した光を光電変換する1ライン分の受光部32aと、該受光部32aで得た1ライン分の画像信号(電荷)をラインの一端側に向けて順次転送するシフトレジスタ32bと、該シフトレジスタ32bの一端から順次出力される画像信号をサンプリングして外部へ画像データとして出力する出力部32cとを備えている。
シフトレジスタ32bは、m(mは1以上の整数)本並列に用意してあり、1ライン分の画素をm本のシフトレジスタ32bで分担して並列に転送するようになっている。駆動回路40から、各シフトレジスタ32bに第1のシフトクロック41が入力され、出力部32cにはサンプリングタイミングを制御するための第1のサンプリングクロック42が入力される。第1のシフトクロック41が1クロック入力される毎にm画素分の画像信号がm本のシフトレジスタ32bから出力部32cへ出力され、出力部32cは第1のサンプリングクロック42が1クロック入力される毎にm本のシフトレジスタ32bから出力される画像信号をサンプリングしてm画素分の画像データを出力するようになっている。
第2のラインセンサ33は、第1のラインセンサ32と略同一の構造をR色用のラインセンサ33RとG色用のラインセンサ33GとB色用のラインセンサ33Bのそれぞれに対して有している。すなわち、R色用のラインセンサ33Rは、受光部33Raと、n(nは1以上の整数)本のシフトレジスタ33Rbと、出力部33Rcとを備え、G色用のラインセンサ33Gは、受光部33Gaと、n(nは1以上の整数)本のシフトレジスタ33Gbと、出力部33Gcとを備え、B色用のラインセンサ33Bは、受光部33Baと、n(nは1以上の整数)本のシフトレジスタ33Bbと、出力部33Bcとを備えている。
駆動回路40からは、各シフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbに第2のシフトクロック43が共通に入力され、出力部33Rc、33Gc、33Bcにはサンプリングタイミングを制御するための第2のサンプリングクロック44が共通に入力される。第2のシフトクロック43が1クロック入力される毎にn画素分の画像信号がそれぞれのシフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbから対応する出力部33Rc、33Gc、33Bcへ出力され、出力部33Rc、33Gc、33Bcはそれぞれ、第2のサンプリングクロック44が1クロック入力される毎に画像信号をサンプリングしてn画素分の画像データを出力するようになっている。
シフトレジスタ32bからの画像信号の出力レートは、第1のシフトクロック41の周波数をfskとすると、fsk×mになる。また出力部32cによるサンプリングレートは、第1のサンプリングクロック42の周波数をfgkとすると、fgk×mになる。受光部32aの元の解像度をHskとすると、出力部32cから出力されるモノクロの画像データの解像度Hgkは、Hgk=((fgk×m)÷(fsk×m))×Hskになる。
同様に、第2のシフトクロック43の周波数をfsc、第2のサンプリングクロック44の周波数をfgc、R色用のラインセンサ33Rの元の解像度をHscとすると、出力部33Rcから出力されるR色の画像データの解像度Hgrは、Hgr=((fgc×n)÷(fsc×n))×Hgrになる。
駆動回路40は、第1のシフトクロック41、第1のサンプリングクロック42、第2のシフトクロック43、第2のサンプリングクロック44の周波数fsk、fgk、fsc、fgcを独立に設定可能になっている。そして、第1のシフトクロック41と第1のサンプリングクロック42との周波数の比率により、第1のラインセンサ32における画像データの間引き率を制御し、第2のシフトクロック43と第2のサンプリングクロック44との周波数の比率により、第2のラインセンサ33における画像データの間引き率を制御するようになっている。
たとえば、第1のシフトクロック41と第2のシフトクロック43とを同一周波数(fsk=fsc)にしたままで、第2のサンプリングクロック44の周波数fgcを第1のサンプリングクロック42の周波数fgkの半分にすれば、第2のラインセンサ33から出力されるカラー画像データの主走査方向の解像度を第1のラインセンサ32から出力されるモノクロの画像データの解像度の半分にすることができる。
ここで、第1のシフトクロック41の周波数fskと第1のサンプリングクロック42の周波数fgkとを同一にすれば、第1のラインセンサ32が持つ本来の解像度である600dpiの解像度のモノクロ画像データを得ることができ、第2のラインセンサ33からは本来の解像度の半分の300dpiの解像度のカラー画像データを得ることができる。
図5は、このように動作させた場合に第1のラインセンサ32から出力されるモノクロの画像データ(Black)の出力タイミングと、第2のラインセンサ33から出力されるR、G、B各色の画像データの出力タイミングとの関係を示している。R、G、B各色のカラー画像データにおいては、偶数番目の画素の画像データが間引かれて出力されている。
さらに、第1のラインセンサ32のシフトレジスタ32bから出力される画像信号の出力レートを第2のラインセンサ33のシフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbから出力される画像信号の出力レートのN倍にすれば、第2のラインセンサ33から1ライン分の画像データを出力させる間に、第1のラインセンサ32からNライン分の画像データを出力させることができ、副走査方向について、カラー画像データの解像度をモノクロ画像データの解像度のN分の1にすることができる。
たとえば、第2のシフトクロック43の周波数を第1のシフトクロック41の半分にすれば、副走査方向についてもカラー画像データの解像度はモノクロ画像データの解像度の半分になる。
また、第1のラインセンサ32のシフトレジスタ32bの本数mと第2のラインセンサ33の各シフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbの本数nとの比率を変えてもよい。たとえば、第1のラインセンサ32のシフトレジスタ32bの本数mを第2のラインセンサ33の各シフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbの本数nの2倍にすれば、シフトレジスタ32bからの画像信号の出力レートが第2のラインセンサ33の各シフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbにおける出力レートの2倍になる。
具体例を示すと、モノクロの第1のラインセンサ32側において第1のシフトクロック41の周波数が25MHzでシフトレジスタ32bが4本にあれば出力レートは100MHzになり、第2のラインセンサ33の各色において第2のシフトクロック43の周波数が25MHzでシフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbが各2本であれば、各色における出力レートは50MHzになる。
したがって、第2のラインセンサ33から1ライン分の画像データを出力させる間に、第1のラインセンサ32から2ライン分の画像データが出力されるようになり、副走査方向についても、カラーの画像データの解像度は、モノクロ画像データの解像度の半分になる。
このようにして読み取り動作において、副走査方向についても解像度の調整を行なうことで、原稿を1回スキャンするだけで、主走査・副走査ともに第1の解像度(たとえば600dpi)を持つモノクロ画像データと、主走査・副走査とも第2の解像度(たとえば300dpi)を持つカラー画像データとを同時に読取部30から直接得ることができる。
図6は、このように動作させた場合に第1のラインセンサ32から出力されるモノクロの画像データの出力タイミングと、第2のラインセンサ33から出力されるR色の画像データの出力タイミングとの関係を示している(G色、B色はR色と同様であり、図示省略する)。図6(b)は、図6(a)の先頭部分を拡大図示している。
第1のラインセンサ32と第2のラインセンサ33とは一体のラインセンサユニット31に収められ、原稿を同時にスキャンしているので、モノクロ2ライン分の画像データが出力される期間(T1)に、カラー1ライン分の画像データが出力される。これにより、実質的にカラー画像の副走査方向の解像度はモノクロ画像の半分になる。また主走査方向は、第2のラインセンサ33に対して、第2のシフトクロック43の周波数の2分の1の周波数を持つ第2のサンプリングクロック44を与えることで、第2のラインセンサ33が持つ本来の解像度の半分の解像度となるように間引かれている。
なお、主走査方向の間引きは、シフトクロックとサンプリングクロックとの比で定める以外に、シフトレジスタ32b、33bの本数と、出力部32c、33cでサンプリングの対象にするシフトレジスタの本数との比を1未満にすることでも可能である。たとえば、2本のシフトレジスタで画像信号が転送される場合に、そのうちの1本から出力されるデータはサンプリングの対象にせずに捨て去り、他方の1本から出力されるデータのみをサンプリングすれば、解像度が半分となるように間引くことができる。シフトクロックとサンプリングクロックの比による間引きとサンプリングの対象にするシフトレジスタの本数による間引きとを併用してもよい。
上記を考慮した場合、出力される画像データの解像度を定める一般式は以下になる。シフトクロックの周波数をfs、シフトレジスタの本数をTs、サンプリングクロックの周波数をfg、サンプリング対象にするシフトレジスタの本数をTg、ラインセンサの本来の解像度をHsとすると、出力される画像データの解像度Hgは、Hg=((fg×Tg)÷(fs×Ts))×Hs になる。
このように、1回の原稿スキャンにより希望の解像度でモノクロの画像データとカラーの画像データとをラインセンサユニット31から直接得ることができるので、画像バッファに格納された画像データに対して、解像度変換を行なったり、カラー画像データからモノクロ画像データを分離抽出したりする必要がなくなり、高解像度のモノクロ画像データと低解像度のカラー画像データとを短時間で得ることができる。これにより、高解像度のモノクロ画像データから文字認識精度の高いOCRテキストを取得して、保存される文書の検索性を高めることができる。また低解像でカラー画像データを保存するので、保存に要するメモリ容量が削減され、文書保存に関する運用を円滑に行なうことができる。
次に、画像読取装置10で文書を読み取って保存する際の設定操作の流れを説明する。
画像読取装置10の操作パネルには、図7に示すような文書モード選択画面50が表示され、ユーザは、文書を読み取り保存する際の動作モードを「e−文書モード」に設定(ON)するか否かを「ON」釦51もしくは「OFF」釦52のいずれかを操作して選択する。図7では、「ON」釦51が選択されている。「ON」釦51の選択後に「OK」釦53が押下されると、図8に示すe−文書モード第1設定画面60が表示される。
e−文書モード第1設定画面60でユーザは、保存用の解像度選択釦61とOCR用の解像度選択釦62とを操作し、保存用の画像データの解像度とOCR用の画像データの解像度とを設定する。図8の例では、保存用解像度として300dpiが、OCR用解像度として600dpiが選択されている。各解像度を選択後に「OK」釦63が押下されると、図9に示すe−文書モード第2設定画面70が表示される。
e−文書モード第2設定画面70でユーザは、選択肢がリスト表示される選択ボックス71、72を使用して、保存先の装置やサーバと保存先のフォルダ名とを選択し、さらに保存時のファイル名を入力ボックス73に設定する。各項目での選択および設定が完了した後に「OK」釦74が押下されると、e−文書モードでの読み取り保存に関する設定が終了し、原稿の読み取り保存動作が開始される。
図10は、ラインセンサユニット31および駆動回路40を用いて行なわれる画像データの読み取り処理の手順を示している。図7の文書モード選択画面50の設定でe−文書モードが選択されているか否かを判断する(ステップS101)。e−文書モードが選択されている場合は(ステップS101;Y)、図8のe−文書モード第1設定画面60で設定された保存用の解像度でカラー画像を読み取り、e−文書モード第1設定画面60で設定されたOCR用の解像度でモノクロ画像を読み取る(ステップS102〜S105)。この例では、図8のe−文書モード第1設定画面60において保存用の解像度は300dpiに、OCR用の解像度は600dpiに設定されているものとする。
詳細には、原稿のスキャン開始から終了まで(ステップS105;N)、第1のラインセンサ32については、シフトレジスタ32bから出力されるすべての画像信号をサンプリングして高解像度(600dpi)のモノクロ画像データを出力させる(ステップS102)。一方、第2のラインセンサ33の各色要素(R、G、B)のラインについては、第2のサンプリングクロック44が奇数クロックの場合は(ステップS103;Y)各シフトレジスタ33Rb、33Gb、33Bbから出力される画像信号をサンプリングし(ステップS104)、偶数クロックの場合はサンプリングしないように駆動する。図4に示す構成では、第2のサンプリングクロック44に対して第2のシフトクロック43の周波数を半分にすることで第2のシフトクロック43が奇数クロックのときだけ画像信号がサンプリングされるようになる。
e−文書モードが選択されていない場合は(ステップS101;N)、カラーでの読み取りか否かを判断し(ステップS106)、カラー読み取りの場合は(ステップS106;Y)、設定された解像度で第2のラインセンサ33により原稿をカラーでスキャンする(ステップS107、S108)。カラー読み取りでない場合は(ステップS106;N)、設定された解像度で第1のラインセンサ32により原稿をモノクロでスキャンする(ステップS109、S110)。 原稿が複数ページの場合は上記の動作をページ毎に繰り返す。
e−文書モードで原稿を読み取った場合には、第1のラインセンサ32で読み取った高解像度のモノクロ画像データはOCR処理部17によるOCR処理に利用される。一方、第2のラインセンサ33で読み取った低解像度のカラー画像データは文書の保存用に使用される。すなわち、文書の内容を表示・閲覧・印刷出力などするための画像データとして使用される。
また、低解像度のカラー画像データは、文書のサムネイル表示(縮小版で一覧表示する用途)に使用される。さらにサムネイル表示をモノクロで行なう場合には、低解像度のカラー画像データの中のいずれか1つの色要素の画像データをサムネイル表示に使用する。なお、保存完了後、モノクロ画像データは破棄される。
図11は、高解像度(600dpi)でカラー画像データを読み取った後、モノクロ画像データの分離抽出とカラー画像データの解像度変換(300dpiへ変換)を行なう従来方式と、本発明による読取方式との処理速度を比較したものである。
従来のスキャン時間91aに対して本実施の形態でのスキャン時間91bが半分になっているのは、モノクロ画像用の第1のラインセンサ32が画像信号を転送するためのシフトレジスタ32bを4本(カラー用のラインセンサの2倍)備えていることによる。解像度変換時間・画像生成時間は従来の所要時間92aに対して大幅に削減されている(時間92b)。これは、解像度変換時間がほぼゼロになったことと、カラー画像データを最初から低解像度で得ることによって画像データの転送や管理に関する処理量が低減したことなどによる。また、OCRテキスト抽出とカラー画像データとの関連付けに関する時間93a、93bについても、データ量の削減に応じて短縮されている。このように、ページ毎の処理時間は大幅に短縮され(削減時間94)、約半分になっている。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、読み取ったデータを画像読取装置10に保存し、画像読取装置10の操作パネルから検索・閲覧するほか、以下のようにしてもよい。(1)読み取ったデータをネットワークI/F部19を通じて外部の端末装置3、5に保存し、OCR処理、および後の閲覧・利用は外部のPCやおよびアプリケーションにて行なう。(2)読み取ったデータを画像読取装置10内のハードディスク装置18に保存しておき、端末装置3、5からネットワークI/F部19を介してアクセスしてOCR処理や閲覧、利用などを行なう。(3)画像読取装置10内部でOCR処理を行ない、ネットワークI/F部19を通じて外部データベースにその結果を保存する。(4)画像読取装置10内部でOCR処理を行ない、画像読取装置10内のハードディスク装置18にその結果を保存し、ホストコンピュータからネットワークI/F部19を介してアクセスして閲覧・利用する。
また、実施の形態では、第1のラインセンサ32をモノクロ画像読取用、第2のラインセンサ33をカラー画像読取用としたが、両者共にモノクロ用もしくはカラー用であってもかまわない。また、第1のラインセンサ32と第2のラインセンサ33とは本来の解像度が同一であっても、相違してもよい。要するに、すべてのラインセンサからそれぞれが本来持っている解像度のまま画像データを出力させるのではなく、一方もしくは双方のラインセンサから間引きされた画像データが出力されるように構成されればよい。
なお、シフトクロックの周波数とサンプリングクロックの周波数とを同一にする場合は、シフトレジスタから出力される画像信号を、出力部でサンプリングせずにそのまま画像データとして出力するように構成されてもよい。
また、実施の形態では画像信号をサンプリングする機能を果たす出力部32c、33Rc、33Gc、33Bcをラインセンサユニット31の中に配置したが、ラインセンサユニット31の外部に設けられてもよい。さらに、第1のラインセンサ32と第2のラインセンサ33とは一体のセンサユニットとして設けられる必要はなく、同一原稿を同時にスキャンするようになされた別体のラインセンサであってもかまわない。
本発明の実施の形態に係わる画像読取装置が接続されたシステム環境の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置における原稿の読み取り時のデータの流れを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置が有するラインセンサユニットの構成例を示すブロック図である。 第1のラインセンサから出力されるモノクロの画像データの出力タイミングと、第2のラインセンサから半分に間引いて出力されるR、G、B各色の画像データの出力タイミングとの関係を示す波形図である 主走査副走査とも600dpiの解像度を持つモノクロ画像データの出力タイミングと、主走査副走査とも600dpiから300dpiに間引かれたカラー画像データの出力タイミングとの関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置の操作パネルに表示される文書モード選択画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置の操作パネルに表示されるe−文書モード第1設定画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置の操作パネルに表示されるe−文書モード第2設定画面の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置が行なう画像データの読み取り処理の手順を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像読取装置と従来方式との処理速度を対比して例示した説明図である。 従来から使用されている画像読取処理におけるデータの流れを示す説明図である。
符号の説明
2…LAN
3…端末装置
4…WAN
5…端末装置
10…画像読取装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…表示部
15…操作部
16…入出力バッファ
16a…モノクロ画像バッファ
16b…カラー画像バッファ
17…OCR処理部
18…ハードディスク装置
19…ネットワークI/F部
21…バス
30…読取部
31…ラインセンサユニット
32…第1のラインセンサ
32a…受光部
32b…シフトレジスタ
32c…出力部
33…第2のラインセンサ
33B…B色用のラインセンサ
33Ba…B色用の受光部
33Bb…B色用のシフトレジスタ
33Bc…B色用の出力部
33G…G色用のラインセンサ
33Ga…G色用の受光部
33Gb…G色用のシフトレジスタ
33Gc…G色用の出力部
33R…R色用のラインセンサ
33Ra…R色用の受光部
33Rb…R色用のシフトレジスタ
33Rc…R色用の出力部
40…駆動回路
41…第1のシフトクロック
42…第1のサンプリングクロック
43…第2のシフトクロック
44…第2のサンプリングクロック
50…文書モード選択画面
51…「ON」釦
52…「OFF」釦
53…「OK」釦
60…e−文書モード第1設定画面
61…保存用の解像度選択釦
62…OCR用の解像度選択釦
63…「OK」釦
70…e−文書モード第2設定画面
71、72…選択ボックス
73…入力ボックス
74…「OK」釦

Claims (5)

  1. 光学式文字読取処理用の画像データと保存用の画像データとを同時に取得する第1モードと、保存用の画像データを取得する第2モードの選択を受ける選択部と、
    同一原稿を同時にスキャンするようになされた第1および第2のラインセンサを備えた読取部と、
    前記第1および第2のラインセンサを駆動する駆動手段と
    制御部と、
    を有し、
    前記駆動手段は、間引きにより解像度を相違させると共に、前記第1モードが選択された場合は第1のラインセンサは第1解像度の画像データを出力するように駆動しかつ第2のラインセンサは第1解像度より低解像度の第2解像度の画像データを出力するように駆動し、前記第2モードが選択された場合は第1、第2のラインセンサのうちのいずれか一方の選ばれたラインセンサを設定された解像度の画像データを出力するように駆動し、
    前記制御部は、前記第1モードが選択された場合は、前記第1のラインセンサで取得した画像データを光学式文字読取処理用に、第2のラインセンサで取得した画像データを保存用に使用し、前記第2モードが選択された場合は、前記選ばれたラインセンサで取得した画像データを保存用に使用する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 光学式文字読取処理用の画像データと保存用の画像データとを同時に取得する第1モードと、保存用の画像データを取得する第2モードの選択を受ける選択部と、
    同一原稿を同時にスキャンするようになされた第1および第2のラインセンサを備えた読取部と、
    前記第1および第2のラインセンサを駆動する駆動手段と
    制御部と、
    有し、
    前記駆動手段は、
    前記第1のラインセンサに第1のシフトクロックを与え、該第1のシフトクロックに応じて前記第1のラインセンサから順次出力される画像信号を第1のサンプリングレートでサンプリングして第1の画像データを出力させ、
    かつ前記第2のラインセンサに第2のシフトクロックを与え、該第2のシフトクロックに応じて前記第2のラインセンサから順次出力される画像信号を第2のサンプリングレートでサンプリングして第2の画像データを出力させると共に、
    前記第1のシフトクロックに応じた前記第1のラインセンサからの画像信号の出力レートと前記第1のサンプリングレートとの比である第1の比率と、前記第2のシフトクロックに応じた前記第2のラインセンサからの画像信号の出力レートと前記第2のサンプリングレートとの比である第2の比率とを相違させることで解像度を相違させ、前記第1モードが選択された場合は第1のラインセンサは第1解像度の画像データを出力するように駆動しかつ第2のラインセンサは第1解像度より低解像度の第2解像度の画像データを出力するように駆動し、前記第2モードが選択された場合は第1、第2のラインセンサのうちのいずれか一方の選ばれたラインセンサを設定された解像度の画像データを出力するように駆動し、
    前記制御部は、前記第1モードが選択された場合は、前記第1のラインセンサで取得した画像データを光学式文字読取処理用に、第2のラインセンサで取得した画像データを保存用に使用し、前記第2モードが選択された場合は、前記選ばれたラインセンサで取得した画像データを保存用に使用する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記第1のラインセンサは、モノクロ画像読み取り用のラインセンサであり、
    前記第2のラインセンサは、色要素毎にラインセンサを有するカラー画像読み取り用のラインセンサである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2のラインセンサから得られたカラーの画像データは、サムネイル表示に利用する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第2のラインセンサから得られるいずれか1つの色要素の画像データを前記サムネイル表示に利用する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
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