JP4687061B2 - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Description
基地局と通信を行っていない無線端末は、基地局間をハンドオフする場合、メモリに記憶されているハンドオフ前の基地局から報知された情報をハンドオフ後の基地局から報知される情報に更新する。無線端末は、基地局と通信を行っていない際には、自端末のバッテリの消費量を抑えるためSleepモードに遷移している。Sleepモード中は5秒に1回程度しか起動しないため、制御情報の送信周期とフローの送信サイクルが非同期の場合、制御情報を受信してからフローを視聴するまでに最大で1送信サイクル分の遅延が生じる。従って、制御情報の送信周期とフローの送信サイクルを同期化することにより、遅延が発生する問題を回避することができる。
プロセッサ510は、(式2)により、既存フローの送信スロット数と追加フローの送信スロット数の合計が送信サイクルの値以下であれば、追加フローの送信タイミングを決定し(ステップ1114)、当該フローの情報(フローID、物理データレート、送信スロット数、送信タイミング、送信サイクル)をフロー管理テーブルに追加する(ステップ1115)。尚、フローの追加に必要な条件は、(式2)に示す通り、1送信サイクル内で追加フローを割り当てる余裕があること、かつ追加フローを割り当てる時間帯は基地局間で同期がとれた時間帯でなければならない。又、プロセッサ510は、そのフローの情報を基地局101−iに送信する(ステップ1116)。又、ステップ1113において、既存フローの送信スロット数と追加フローの送信スロット数の合計が送信サイクルの値より大きければ、プロセッサ510は、当該フローの追加を拒否する(ステップ1117)。
ローの送信時間を、全て、標準で規定されたデータレート毎の送信時間の最小公倍数値γ
に固定することで課題を回避することも可能である。
101−i 基地局
102 通信制御装置
103 通信網
104 コンテンツ配信サーバ
300、510 プロセッサ
301、511 プログラム格納メモリ
302 コンテンツ格納データベース
303 入出力インタフェース
500、501、803 回線インタフェース部
502、804 呼処理部
503 装置制御部
512 データベース
513 フロー管理テーブル
800−i アンテナ
801−i 無線アナログ部
802 ディジタル信号処理部
805 基地局制御部
Claims (12)
- 無線端末と無線通信を行う複数の基地局と接続される無線通信装置であって、
前記基地局が前記無線端末に送信すべき、フローの送信サイクル、物理データレート及びアプリケーションデータレートを含む情報を記憶する第1の記憶部と、
前記基地局が、前記複数の無線端末に複数の通信情報をブロードキャストにより送信するサイクルを固定値として記憶する第2の記憶部と、
前記複数の基地局の何れかから前記通信情報の割当要求を受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記割当要求と前記第1の記憶部の情報とに基づいて、前記通信情報の送信時間を求めるとともに、前記固定値のサイクル内で前記通信情報を送信するタイミングを求める処理部と、
前記処理部により求めた前記通信情報の送信時間と送信タイミングの情報を前記基地局に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 無線端末と無線通信を行う複数の基地局と接続される無線通信装置であって、
前記基地局が前記無線端末に送信すべき、フローの送信サイクル、物理データレート及びアプリケーションデータレートを含む情報を記憶する第1の記憶部と、
前記基地局が、前記複数の無線端末に複数の通信情報を送信するサイクルを固定値として記憶する第2の記憶部と、
前記複数の基地局の何れかから前記通信情報の割当要求を受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記割当要求と前記第1の記憶部の情報とに基づいて、前記通信情報の送信時間を求めるとともに、前記固定値のサイクル内で前記通信情報を送信するタイミングを求める処理部と、
前記処理部により求めた前記通信情報の送信時間と送信タイミングの情報を前記基地局に送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 前記送信部は前記第2の記憶部に記憶された固定値のサイクルを前記基地局に送信することを特徴とする請求項2の無線通信装置。
- 無線端末と通信を行う基地局と、前記基地局を制御する通信制御装置とを有する無線通信システムであって、
前記通信制御装置は、
前記無線端末に送信する通信情報を決められた所定の送信サイクルで送信するための送信サイクル情報と、通信情報を割り当てるための情報を含む制御情報とを前記基地局に送信し、
前記基地局は、
前記通信制御装置から受信した送信サイクル情報を前記無線端末に送信するとともに、
前記通信制御装置から受信した制御情報に基づいて、決められた所定の送信サイクル内に通信情報を割り当てて前記無線端末に送信することを特徴とする無線通信システム。 - 前記決められた所定の送信サイクル内に割り当てて送信する通信情報は、前記無線端末から要求した情報であることを特徴とする請求項4の無線通信システム。
- 前記通信情報を割り当てるための情報は、通信情報の長さを示す送信スロット数と、通信情報が所定の送信サイクル内で割り当てられる区間を表す送信タイミングと、を含むことを特徴とする請求項4又は5の無線通信システム。
- 前記基地局は、前記無線端末に送信すべき複数の通信情報のいずれかを送信する必要がなくなった場合、送信サイクル内において送信不要となった通信情報が割り当てられていた区間の次の区間に割り当てられていた通信情報を、当該送信不要となった通信情報が割り当てられていた区間に前詰めして前記無線端末に送信することを特徴とする請求項4乃至6の無線通信システム。
- 複数の無線端末と通信を行う基地局と、前記基地局を制御する通信制御装置とを有する無線通信システムであって、
前記通信制御装置は、
前記複数の無線端末に送信する通信情報を決められた所定の送信サイクルで送信するための送信サイクル情報と、通信情報を多重化するための情報を含む制御情報とを前記基地局に送信し、
前記基地局は、
前記通信制御装置から受信した送信サイクル情報を前記複数の無線端末に送信するとともに、
前記通信制御装置から受信した制御情報に基づいて、決められた所定の送信サイクル内に通信情報を多重化して前記複数の無線端末に送信することを特徴とする無線通信システム。 - 前記決められた所定の送信サイクル内に多重化して送信する通信情報は、前記無線端末から要求した情報であることを特徴とする請求項8の無線通信システム。
- 前記通信情報を多重化するための情報は、通信情報の長さを示す送信スロット数と、通信情報が所定の送信サイクル内で割り当てられる区間を表す送信タイミングと、を含むことを特徴とする請求項8又は9の無線通信システム。
- 前記基地局は、前記複数の無線端末に送信すべき複数の通信情報のいずれかを送信する必要がなくなった場合、送信サイクル内において送信不要となった通信情報が割り当てられていた区間の次の区間に割り当てられていた通信情報を、当該送信不要となった通信情報が割り当てられていた区間に前詰めして前記複数の無線端末に送信することを特徴とする請求項8乃至10の無線通信システム。
- 前記通信制御装置は、前記無線端末からの送信要求に含まれる通信情報に対応する物理データレート及びアプリケーションデータレートに基づいて、所定の送信サイクル内で通信情報を送信するのに必要な送信スロット数を算出し、通信情報が所定の送信サイクル内で割り当てられる区間を表す送信タイミングを決定することを特徴とする請求項4乃至11の無線通信システム。
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