JP4686418B2 - 薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック - Google Patents
薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック Download PDFInfo
- Publication number
- JP4686418B2 JP4686418B2 JP2006232425A JP2006232425A JP4686418B2 JP 4686418 B2 JP4686418 B2 JP 4686418B2 JP 2006232425 A JP2006232425 A JP 2006232425A JP 2006232425 A JP2006232425 A JP 2006232425A JP 4686418 B2 JP4686418 B2 JP 4686418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- block
- valve
- chemical liquid
- chemical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
Description
従来、特許文献1乃至特許文献3のような薬液用マニホールドが使用されている。それぞれは異なる課題を挙げて課題の解決方法を示しているが、特許文献1乃至特許文献3のいずれも、同種の、或いは類似したバルブをブロックに付けて直列に並べ、単純な制御によって流体を供給している点では同じである。
ここでは、説明の都合上、出願人の従来技術であり、特許文献1乃至特許文献3と同様にブロックを直列に連結した、図17及び図18に示すような薬液用マニホールドについて説明を行う。図17は、薬液用マニホールドの正面図であり、図18は、図17のGGを切り取った断面図である。
マニホールド103には、薬液を供給するための共通流路104が形成されており、マニホールド103の上面には、ピストン102を備えるパイロット弁である開閉弁101が取り付けられている。また、各開閉弁101には、出力ポート105が接続している。そして、ピストン102を上下に移動させることにより、開閉弁101の開閉制御を行ない、共通流路104と出力ポート105との連通と遮断を切り換えている。
複雑な薬液供給のためのバルブモジュールの一例を特許文献4の例として図19に示す。又、その回路図を図20に示す。
特許文献1のバルブモジュールは薬液を半導体製造工程に供給するための装置であり、半導体製造工程を純水で洗浄する作業も行っている。
図19に示すように、第1NC弁203、第2NC弁204、チェック弁205、は全てブロック210に取り付けられている。さらに、薬液インポート201、薬液リターンポート202、アウトポート208、及び純水インポート207は同じく、ブロック210に取り付けられている。
(1)図17に示す従来技術では、複雑な機能を有するバルブモジュールを構成することができないという問題があった。
基本的に、図17に示すようなバルブモジュールは直列に接続されているために、図19に示すような複雑な流体回路を組むことが出来ない。したがって、従来は、図19に示すような複雑な流体回路を構成する場合には、1つのブロックに複雑な加工を施した専用のブロックを設けるか、継ぎ手とチューブ等で接続することで任意に流体回路を構成するという方法が採られていた。
しかし、図19に示す従来技術では、ブロックの構造が複雑となるため、機能に合わせてその都度形状を設計しなければならず煩雑であった。さらに、ブロックの加工に時間がかかり、コストが高くなる問題があった。
また、継ぎ手とチューブ等で接続する場合でも、任意な流体回路を構成できるものの、継ぎ手をそれぞれに設けてチューブ等で接続するという構成になるために、スペース効率が悪くコストがかかるという問題があった。
半導体製造工程では、このようにスラリー液を用いるケースも多々あり、スラリー液を扱う場合にはチェック弁部分が機能低下しないように定期的に点検するなどメンテナンスにコストをかける必要があった。
また、チェック弁の機能低下により、スラリー液が純水側に逆流すると、純水がスラリー液に汚染されてしまい、最悪ライン停止等の問題が起きる虞があった。
(1)上面に第1流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第1ポートが形成され、第2側面に第1流路接続部を構成する、第1流路第1凸部、又は第1流路第1凹部が形成され、第3側面に第2流路接続部を構成する、第2流路第1凸部、又は第2流路第1凹部が形成された第1ブロックと、上面に第2流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第2ポートが形成され、第2側面に前記第1流路接続部を構成する、前記第1流路第1凸部と嵌合する第1流路第2凹部、又は前記第1流路第1凹部と嵌合する第1流路第2凸部が形成された第2ブロックと、上面に第3流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第3ポートが形成され、第2側面に前記第2流路接続部を構成する、前記第2流路第1凸部と嵌合する第2流路第2凹部、又は前記第2流路第1凹部と嵌合する第2流路第2凸部が形成された第3ブロックと、を有することを特徴とする薬液用バルブモジュール。
ここでいうNCタイプ開閉弁とは、ノーマルクローズタイプの開閉弁であり、通常は弁閉状態で、例えばエア駆動タイプであれば操作エアを供給した時に弁開状態となる開閉弁のことを示している。また、ここでいうNOタイプ開閉弁とは、ノーマルオープンタイプの開閉弁であり、通常は弁開状態で、例えばエア駆動タイプであれば操作エアを供給した時に弁閉状態となる開閉弁のことを示している。
(6)(3)乃至(5)のいずれかに記載する薬液用バルブモジュールにおいて、前記第4ポートにチェック弁を収納するチェック弁ブロックが取り付けられていることを特徴とする。
(7)(3)又は(6)に記載する薬液用バルブモジュールにおいて、前記第1ブロック及び前記第3ブロックは、取付プレートの上に上面側からボルトで固定され、前記第2ブロックは前記第1ブロックの第2側面に形成されたボルト穴に対してボルトで固定され、前記第4ブロックは前記第3ブロックの第3側面に形成されたボルト穴に対してボルトで固定されていることを特徴とする。
(10)(9)に記載する薬液供給回路において、前記薬液入力部と前記薬液リターン部との間に、NOタイプ開閉弁が設けられ、前記薬液入力部に圧力検出手段を設けたことを特徴とする。
ここでいう圧力検出手段とは、例えば圧力計に代表されるような流体の圧力を検出可能な機器を指している。なお、この圧力検出手段は流路に流体が流れているかどうかを検出する目的で備えられているので、流体が流れていることを検出することができる手段であれば代用可能である。例えば流量センサー等でも代用可能であるし、薬液に色が付いている等の一定の条件が整えばカラーセンサーや光電管等で代用することも考えられる。
本発明は、(a)上面に第1流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第1ポートが形成され、第2側面に第1流路接続部を構成する、第1流路第1凸部、又は第1流路第1凹部が形成され、第3側面に第2流路接続部を構成する、第2流路第1凸部、又は第2流路第1凹部が形成された第1ブロックと、(b)上面に第2流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第2ポートが形成され、第2側面に第1流路接続部を構成する、第1流路第1凸部と嵌合する第1流路第2凹部、又は第1流路第1凹部と嵌合する第1流路第2凸部が形成された第2ブロックと、(c−1)上面に第3流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第3ポートが形成され、第2側面に第2流路接続部を構成する、第2流路第1凸部と嵌合する第2流路第2凹部、又は第2流路第1凹部と嵌合する第2流路第2凸部が形成された第3ブロックと、を有する構成の薬液用バルブモジュールである。
なお、上記薬液用バルブモジュールにおいて、第1流体制御機器が第3NCタイプ開閉弁であっても、同様に複雑な流体回路をブロックモジュールで実現することが可能となるので、複雑な流体回路を低コストで作成が可能となる。このような複雑な流体回路は、ユーザー毎に異なるタイプの流体回路を要望するケースが多いが、ブロックモジュールとすることで柔軟な対応が可能となる。
例えば、第1ポートから薬液を供給し、第2ポート又は第3ポートに選択的に出力する構成であって、第4ポートが純水入力部であれば、この位置にチェック弁を設けたことにより、チェック弁は第1ポートから第2ポート又は第3ポートに流れる薬液に接触することがない。薬液がスラリー液であれば、チェック弁にスラリー液中の固形物が付着して、チェック弁の逆止機能が低下するようなことも考えられ、その結果、純水がスラリー液側に逆流を許す虞があるが、その様な問題を回避しうる。
ここで言う径方向シール部材とは、例えば特許第3780277号に記載されるような環状シールによる接続部シール構造に示されるように、流路に対して径方向に作用するようなシール手段のことを指している。
また、第1ポートが薬液入力部であり、第2ポートが薬液リターン部であり、第3ポートが出力部であり、第4ポートが純水入力部であるので、常時薬液を流通する状態にすることが出来るので薬液が滞留することが無くなる。
まず、初めに本発明の第1実施例の構成について説明する。
(第1実施例)
図1に、第1実施例の薬液用バルブモジュールの上面視図を示す。また、図2に、第1実施例の薬液用バルブモジュールの備えるそれぞれのブロックの接続構成図を示す。
薬液用バルブモジュール10は、図1に示すように、第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14、第4ブロック15、チェック弁ブロック16、及び取付プレート11から構成されている。
そして、図2に示すように第1ブロック12には、第1流路凸部12a及び第2流路凸部12bと、薬液供給ポート12cが形成されている。また、第2ブロック13には、第1流路凸部12aと嵌合する第1流路凹部13aと、薬液戻りポート13bが形成されている。また、第3ブロック14には、第2流路凸部12bと嵌合する第2流路凹部14a、及び第3流路凸部14bと、出力ポート14cが形成されている。また、第4ブロック15には、第3流路凸部14bと嵌合する第3流路凹部15aと、第4流路凸部15bが形成されている。また、チェック弁ブロック16には、第4流路凸部15bと嵌合する第4流路凹部16aと、純水供給ポート16bが形成されている。
なお、薬液供給ポート12c、薬液戻りポート13b、出力ポート14c、純水供給ポート16bは、説明の都合上、筒状の流路を示した形状をしているが、実際にはこの部分に継ぎ手を設けたり、継ぎ手を取り付けるための雌ネジ穴等を設けたりしてもよい。
図3は、図1に示すAA断面を示している。ただし、圧力計の内部構造については、断面とはせず説明を省略している。また、図4は図1に示すBB断面を、図5は図1のCC断面を、図6は図1のDD断面を示している。なお、図5のCC断面においても、圧力計20の内部構造は示していない。
これら図3乃至図6の断面図に示される薬液用バルブモジュール10のブロックとブロックに取り付けられる流体機器について、以下にブロックごとに説明する。
図3に示す第1ブロック12及び第3ブロック14は、組み付けられた状態で、取付プレート11に取り付けられている。第1ブロック12は、上面に機器取付面を備え、圧力計20が取り付けられている。この圧力計20は、薬液供給ポート12cから流入する液体の圧力を検出するために設けられている。
弁体にはダイアフラム弁体42を用い、ダイアフラム膜42aを備えている。このダイアフラム弁体42は薬液を流路内に流通させるためPTFE等の耐食性のある樹脂で形成されている。ダイアフラム弁体42はピストン43に接続され、操作エアポート46に操作エアを供給することで、ダイアフラム弁体42が弁座45から離間して薬液を流通させることが出来る。第1NCタイプ開閉弁40はノーマルクローズタイプであるため、バネ44を備えてピストン43の弁閉方向に付勢しており、操作エアポート46への操作エアの供給を止めると、バネ44の弾性力によってダイアフラム弁体42は弁座45に当接し、流体を遮断する。バネ44の備えられる空間には、吸排気ポート47が設けられており、空気の通り孔となっている。
弁体には、ダイアフラム弁体32を用い、ダイアフラム膜32aを備えている。このダイアフラム弁体32は薬液を流路内に流通させるためPTFE等の耐食性のある樹脂で形成されている。ダイアフラム弁体32はピストン33に接続され、操作エアポート36に操作エアを供給することで、ダイアフラム弁体32が弁座35に当接して薬液を遮断することが出来る。第1NOタイプ開閉弁30はノーマルオープンタイプであるため、バネ34を備えて、ピストン33の弁開方向に付勢しており、操作エアポート36への操作エアの供給を止めると、バネ34の弾性力によってダイアフラム弁体32は弁座35から離間し、流体を連通する。バネ34の備えられる空間には、吸排気ポート37が設けられており、空気の通り孔となっている。
なお、第4ブロック15には、純水供給ポート16bに接続される流路内に逆止弁体62及びバネ61を備えるチェック弁60を内蔵するために、チェック弁ブロック16が接続されており、純水供給ポート16bから流入する純水の逆流を防止することが可能な構成となっている。
図1乃至図6に示したように薬液用バルブモジュール10は構成され、その流体回路は図7に示すように構成される。
薬液供給ポート12cから流入する薬液は、初期状態では第1NOタイプ開閉弁30が流路を連通し、第1NCタイプ開閉弁40が流路を遮断しているので、第1流路18aを通過して、薬液戻りポート13bに薬液は戻されている。そして、薬液を出力ポート14cに供給する場合には第1NOタイプ開閉弁30と第1NCタイプ開閉弁40に操作エアを供給して、第1NOタイプ開閉弁30の流路を遮断し、第1NCタイプ開閉弁40の流路を連通する。
こうすることで、薬液は第2流路18bを通過して出力ポート14cに供給されることになる。この時、第2NCタイプ開閉弁50には操作エアを供給していないので弁閉状態にあり、基本的には第3流路18cを通過して純水供給ポート16b側に薬液が流れることはないが、仮に純水供給ポート16bが弁開状態であったとしても、チェック弁60が備えられているので、純水供給ポート16b側に薬液が流れ込むことはない。
一方、純水供給ポート16bからの純水供給時には、第2NCタイプ開閉弁50に操作エアを供給し、弁開して第1NCタイプ開閉弁40の操作エアを解放して弁閉状態として、出力ポート14cから純水によって薬液を洗い流す。
図8は、説明の都合上、第1ブロック12の切断レベルと、第2ブロック13及び第3ブロック14の切断レベルと、第4ブロック15及びチェック弁ブロック16の切断レベルはそれぞれ異なる。
つまり、第1ブロック12の切断レベルよりも、第2ブロック13及び第3ブロック14は取付プレート11より遠い位置で切断しており、第4ブロック15及びチェック弁ブロック16は更に取付プレート11より遠い位置で切断している。なお、この切断位置は、図5及び図6にEEで示す一点鎖線で表している。
そして、薬液の種類を変える場合は、純水供給ポート16bから純水を供給し、弁室51を通過し、第3流路18cを介して弁室41の内部についた薬液を洗い流し、出力ポート14cから排出することになる。
まず、第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14、第4ブロック15、及びチェック弁ブロック16は、単純形状のブロックであり加工が容易である。これは、略直方体のブロックを6面何れかからアプローチして切削加工すれば良く、汎用加工機で加工ができるためある。よって、特許文献4のように複雑な流路ブロックを加工する必要がなくコストダウンに貢献する。また、流体回路を変更したい場合でも、流路ブロックの何れかを交換したり組み合わせを変更したりすることで簡単に流路を変更できる。そのためユーザーのニーズに合わせて回路を設計でき、それを容易に実現することが可能となる。
また、第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14、第4ブロック15、及びチェック弁ブロック16の組み立ては、第1流路凸部12a、第2流路凸部12b、第3流路凸部14b、第4流路凸部15b等にOリング17が備えられているので、差し込むだけで流路が構成でき、取付プレート11にボルトで固定することができる。
また、薬液用バルブモジュール10には、チェック弁60も備えられており、チェック弁ブロック16を付けることによって内蔵されている。このように、必要な機器を必要なだけブロックとして組み合わせ可能であり、複雑な流体回路をコンパクトに構成することに貢献することが可能である。
図22に、従来技術の薬液弁、チェック弁、及び配管材を用いた回路構成図を示す。
このように、従来は第1薬液弁301と第2薬液弁302、そしてチェック弁303を配管とチーズ304で薬液回路を構成する必要があった。第1薬液弁301の薬液供給ポート301aから流入した薬液は、チーズ304を通過して二次側に薬液を供給している。そして、この回路をパージする場合には、第2薬液弁302の備える純水供給ポート302aから純水を供給し、チェック弁303を通過して二次側に純水を排出することで流路内を洗浄する。
しかし、図22に示された構成では、第1薬液弁301等は配管材によって接続されている為に、純水によってパージされない薬液滞留部310を作ってしまう。第1薬液弁301の備える弁室301bとチーズ304を接続する流路305と、弁室301bの内部が、純水によってパージされずに薬液滞留部310となり、純水供給ポート302aから純水を供給しても流路壁面や弁室301bには薬液が滞留する結果となる。
したがって、図22に示す構成で、二次側に薬液供給から超純水供給に切り換える使い方をしたくとも、純水供給ポート302aから超純水を供給すると、薬液滞留部310の存在によって超純水に薬液の混入が起きてしまい、チーズ304部分以降は超純水ではなくなってしまうという問題がある。
図22に示す構成では、同じ使い方をしたい場合、チーズ304よりも二次側に更に薬液弁を設け、超純水供給用の流路を設けてやる等の工夫が必要となるが、第1実施例に示す薬液用バルブモジュール10では、薬液用バルブモジュール10だけで、薬液供給と超純水供給の切り換えが可能であるため、他に流体回路を設ける必要がなくなり、省スペース低コストを実現できるというメリットがある。
第1NOタイプ開閉弁30及び第1NCタイプ開閉弁40を開閉させて第1流路18a及び第2流路18bを切り換えることで、常にスラリー液が流れている状態となるので、スラリーが溜まりにくく、純水供給ポート16b及び出力ポート14cを上側に、薬液供給ポート12c及び薬液戻りポート13bが下側に来るように薬液用バルブモジュール10を設置すれば、スラリーが溜まる部分が殆ど無い状態での使用が可能である。
なお、さらに図9及び図10のような構成にすれば、スラリーがより溜まりにくい構造とすることが出来る。
図9及び図10は、第1実施例の流路断面を示す図8の変形例である。
図9の流路では、第4ブロック15の弁室51の下側に、第3ブロック14の弁室41と接続する流路を持ってくるため、弁室51の下側の部分がスラリーの溜まるポケット(液体の流れが少ない部分)となりにくい構造となっている。
第2NCタイプ開閉弁50は弁閉状態であり、チェック弁60も備えていることから、空間に満たされている液体、又は気体の存在によって、スラリー液が弁室51に入り込む量は僅かなものだと考えられるが、ポケットを作ってしまうとスラリーが溜まる要因となるので、図9のように弁室全体に液体の流れができるような構造を採用することで、より弁室51にスラリーが溜まりにくくすることが可能となる。
薬液用バルブモジュール10は、図1に示されるように、取付プレート11に対して、第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14、第4ブロック15はボルト19で組み付けられている。したがって、ボルト19と、第1ブロック12乃至第4ブロック15の備えるボルト穴のクリアランス分だけ、ガタが生じることになる。組み付け時にはこのようなことが内容に組み付けが行われるが、作業環境の悪い現場での組み付けでは、このような状況が発生する虞がある。
これを最も悪い条件で組み付けられた状態を示したものが図14であり、図6と比較すると、クリアランスa1分だけガタが生じる可能性があることを示している。しかしながら、第3ブロック14と第4ブロック15は、第3流路凸部14bと嵌合する第3流路凹部15aによって接合されており、Oリング17の存在により径方向にシールが成されているため、図14に示すような条件の悪い組み付け状態であっても、Oリング17によってシールされているため漏れが発生することがない。
薬液用バルブモジュール10に対して流体圧力の高い液体を流通させる場合は、流路内の圧力によって、例えば図14に示すように、第3ブロック14と第4ブロック15はお互いに離れようとする力が働くことになるが、そのような場合であっても、第3流路凸部14bと第3流路凹部15aによって接合される径方向シールの構造を採用することで漏れにくい構造を実現している。
このように、従来技術ではマニホールドブロックは、締結ボルト119によって、図6の第3ブロック14に相当するブロック114と、第4ブロック15に相当するブロック115を左右で締め付ける構造とし、流路の周りにOリング117を用いてシールを行っていた。このような従来技術の構造は安価に行え、締結ボルト119によってブロック114とブロック115が締め付けられ、Oリング117によって接合部をシールするので、接合部から漏れが発生しにくいというメリットがあるが、締結ボルト119で側面方向から締め付ける必要があるので、第1実施例の図1に示すような、第1ブロック12に対して第2ブロック13と第3ブロック14が直角に配置されるような構造はとることが困難となる。
第1実施例ではこのような複雑な回路にも対応できるように、取付プレート11上に第1ブロック12乃至第4ブロック15が配置し、ボルト19で上から締め付けて構成しており、例えば図6に示すような、第3流路凸部14bと嵌合する第3流路凹部15aによって、径方向シールにより接合される構造となるので、図14に示すクリアランスa1が発生したとしても、液体の漏れを防ぐことを可能な構造を実現している。
(1)上面に第1流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に薬液供給ポート12cが形成され、第2側面に第1流路18aの接続部を構成する第1流路凸部12aが形成され、第3側面に第2流路18bの接続部を構成する第2流路凸部12bが形成されている第1ブロック12と、上面に第2流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に薬液戻りポート13bが形成され、第2側面に第1流路18aの接続部を構成する第1流路凸部12aと嵌合する第1流路凹部13aが形成された第2ブロック13と、上面に第3流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に出力ポート14cが形成され、第2側面に第2流路18bの接続部を構成する第2流路凸部12bと嵌合する第2流路凹部14aが形成された第3ブロック14と、を有することを特徴とする薬液用バルブモジュール10である。
上記(1)に係る発明によれば、これらの第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14の各ブロックは、個体では上面流体制御機器を取り付けるための機器取付面がある他、側面に凸部、凹部、又はポートが形成されている比較的単純な形状であるため、加工に時間がかからず、低コストの薬液用バルブモジュール10を提供することができる。
また、第1流路接続部及び第2流路接続部が凹部と凸部により嵌合されているので、接続部での漏れが発生しにくい他、第1流路接続部及び第2流路接続部には継ぎ手等を用いることなく薬液用バルブモジュール10を構成できるので、コンパクトな薬液用バルブモジュール10を実現できる。
例えば薬液がスラリー液であれば、チェック弁60にスラリー液中の固形物が付着して、チェック弁60の逆止機能が低下するようなことも考えられ、その結果、純水がスラリー液側に逆流する虞があるが、チェック弁60をチェック弁ブロック16に内蔵することで、その様な問題を回避しうる。
(5)第1NCタイプ開閉弁40の第1ポートが薬液供給ポート12c及び薬液戻りポート13bに連通し、第2ポートが出力ポート14cに連通し、第2NCタイプ開閉弁50の第1ポートが出力ポート14cに連通し、第2ポートがチェック弁60を介して、純水供給ポート16bに連通するので、例えば薬液がスラリー液であった場合、チェック弁60が、スラリー液と接触することがないため、チェック弁60にスラリー液中の固形物が付着して、チェック弁60の逆止機能が低下し、純水がスラリー液側に逆流する虞がない。
(第2実施例)
図11は、第2実施例の薬液用バルブモジュールの側面図であり、図1の薬液供給ポート及び薬液戻りポート側からの側面図を示している。
第2実施例の薬液用バルブモジュール10は基本的に第1実施例の薬液用バルブモジュール10とその構成は同じである。ところで、図11中に矢印で示すように、薬液供給ポート12cに薬液を流すことで、薬液用バルブモジュール10内に内圧が発生し、第1ブロック12及び第2ブロック13が離れようとする力が発生すると考えられる。
薬液供給ポート12cから供給する薬液の流体圧が低いうちは特に問題とはならないが、流体圧が高くなると、第1実施例に示したように取付プレート11に対して、第1ブロック12乃至第4ブロック15、及びチェック弁ブロック16を同一方向からネジで締めて固定するような方法では、図11に示す矢印方向の力によって薬液の漏れが発生する虞がある。また、大きな力が働かない場合であっても、第1ブロック12と第2ブロック13を締結するボルト19の締結トルクに差が生じることで、片側が沈み込むと、Oリング17のシール力が均等に発生しないために漏れが発生する虞がある。
図12は、第2実施例の薬液用バルブモジュールの、図11と同じ方向からの、ボルトの位置を示した側面図である。また、図13は、第2実施例の薬液用バルブモジュールの、図12に示す矢視F方向からのボルトの位置を示した側面図である。
ボルト19は、図12に示すように、第1ブロック12側から、第2ブロック13側に貫通するように備えられ、第1ブロック12と第2ブロック13の横方向の締結力を発生させる。これによって、部分的に断面を見せている、第2流路凸部12bと第1流路凹部13aの固定がしっかりなされ、Oリング17によるシールが有効に働くため、接続部から漏れが発生する虞がない。なお、図示しないが、第3ブロック14と第4ブロック15についても同様に固定される。
このように第1ブロック12と第2ブロック13、及び第3ブロック14と第4ブロック15を横方向からボルト19で締結することで、第1流路凸部12aと第1流路凹部13a、及び第3流路凸部14bと第3流路凹部15aのシール機能を高めることができ、それぞれのブロック間で発生する漏れを防止することが可能となる。
(1)上面に第1流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に薬液供給ポート12cが形成され、第2側面に第1流路18aの接続部を構成する第1流路凸部12aが形成され、第3側面に第2流路18bの接続部を構成する第2流路凸部12bが形成されている第1ブロック12と、上面に第2流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に薬液戻りポート13bが形成され、第2側面に第1流路18aの接続部を構成する第1流路凸部12aと嵌合する第1流路凹部13aが形成された第2ブロック13と、上面に第3流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に出力ポート14cが形成され、第2側面に第2流路18bの接続部を構成する第2流路凸部12bと嵌合する第2流路凹部14aが形成された第3ブロック14と、を有することを特徴とする薬液用バルブモジュール10である。
上記(1)に係る発明によれば、これらの第1ブロック12、第2ブロック13、第3ブロック14の各ブロックは、単体では上面流体制御機器を取り付けるための機器取付面がある他、側面に凸部、凹部、又はポートが形成されている比較的単純な形状であるため、加工に時間がかからず、低コストの薬液用バルブモジュール10を提供することができる。
また、第1流路接続部及び第2流路接続部が凹部と凸部により嵌合されているので、接続部での漏れが発生しにくい他、第1流路接続部及び第2流路接続部には継ぎ手等を用いることなく薬液用バルブモジュール10を構成できるので、コンパクトな薬液用バルブモジュール10を実現できる。
(第3実施例)
図15に、第3実施例の薬液バルブモジュールの上面視図を示す。また、図16に、図15のA’A’断面の断面図を示す。
第3実施例では、第1実施例の圧力計20の代わりに、第1ブロック12に第1NCタイプ開閉弁40と同じ構造の第3NCタイプ開閉弁70を組み付けている。また、第4ブロック15にはチェック弁ブロック16を付けずに、純水供給ポート15cを備えている。また、第1ブロック12と第3ブロック14の接合部分の凹凸が逆になっている。
それ以外の構成については、第1実施例と同じであるため、説明を省略する。第3NCタイプ開閉弁70についても、第1実施例で説明する第1NCタイプ開閉弁40と構造が同じであるため、説明を省略する。
第3実施例の薬液用バルブモジュール10では、第1実施例の圧力計20の代わりに第3NCタイプ開閉弁70を備えた流路構成となっている。第3NCタイプ開閉弁70を追加することで、薬液供給ポート12cから供給する薬液の流通を止めることができる。このようにすることで、第1実施例では流通する液体がスラリー等の常に流れている状態をつくる必要のある薬液を想定していたが、第3実施例ではそこまでする必要のない薬液を用いる場合に有効となる。
つまり、第3NCタイプ開閉弁70を追加することで、薬液の供給を止めることが可能となるので、薬液を無駄に使用しないで済むというメリットが生まれる。
(1)上面に第3NCタイプ開閉弁70が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に薬液供給ポート12cが形成され、第2側面に第1流路接続部を構成する、第1流路第1凸部、又は第1流路第1凹部が形成され、第3側面に第2流路接続部を構成する、第2流路第1凸部、又は第2流路第1凹部が形成された第1ブロック12と、上面に第1NOタイプ開閉弁30が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第2ポートが形成され、第2側面に第1流路接続部を構成する、第1流路第1凸部と嵌合する第1流路第2凹部、又は第1流路第1凹部と嵌合する第1流路第2凸部が形成された第2ブロック13と、上面に第1NCタイプ開閉弁40が取り付けられる機器取付面が形成され、第1側面に第3ポートが形成され、第2側面に第2流路接続部を構成する、第2流路第1凸部と嵌合する第2流路第2凹部、又は第2流路第1凹部と嵌合する第2流路第2凸部が形成された第3ブロック14と、を有することを特徴とする薬液用バルブモジュール10である。
また、第1流路接続部及び第2流路接続部が凹部と凸部により嵌合されているので、接続部での漏れが発生しにくい他、第1流路接続部及び第2流路接続部には継ぎ手等を用いることなく薬液用バルブモジュールを構成できるので、コンパクトな薬液用バルブモジュールを実現できる。
例えば、第1NOタイプ開閉弁30、第1NCタイプ開閉弁40、及び第2NCタイプ開閉弁50の開閉弁の駆動方式は、明細書中ではエア駆動方式としているが、特にこれに限定するものではなく、例えば電磁弁やモーター駆動の弁や或いは手動弁としても構わない。これは、流体回路の運用をこのような思想で行うことで、複雑な流体回路のブロックモジュール化が可能であるという一実施例を示したに過ぎないからである。
また、第1実施例乃至第3実施例では、凸部の外周面にシール溝を備えて、Oリング17をシール部材として採用しているが、例えばX型パッキン、Y型パッキン、又はダルマ型パッキン等を用いても良い。要は凹部と勘合した際に、凹部の内周面に対して径方向に潰れてシール力を発揮できればよい。
11 取付プレート
12 第1ブロック
12a 第1流路凸部
12b 第2流路凸部
12c 薬液供給ポート
13 第2ブロック
13a 第1流路凹部
13b 薬液戻りポート
14 第3ブロック
14a 第2流路凹部
14b 第3流路凸部
14c 排出ポート
15 第4ブロック
15a 第3流路凹部
15b 第4流路凸部
16 チェック弁用ブロック
16a 第4流路凹部
16b 純水供給ポート
17 Oリング
Claims (7)
- 上面に第1流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、
第1側面に第1ポートが形成され、
第2側面に第1流路接続部を構成する、
第1流路第1凸部、又は第1流路第1凹部が形成され、
第3側面に第2流路接続部を構成する、
第2流路第1凸部、又は第2流路第1凹部が形成された第1ブロックと、
上面に第2流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、
第1側面に第2ポートが形成され、
第2側面に前記第1流路接続部を構成する、
前記第1流路第1凸部と嵌合する第1流路第2凹部、
又は前記第1流路第1凹部と嵌合する第1流路第2凸部が形成された第2ブロックと、
上面に第3流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、
第1側面に第3ポートが形成され、
第2側面に前記第2流路接続部を構成する、
前記第2流路第1凸部と嵌合する第2流路第2凹部、
又は前記第2流路第1凹部と嵌合する第2流路第2凸部が形成された第3ブロックと、を有することを特徴とする薬液用バルブモジュール。 - 請求項1に記載する薬液用バルブモジュールにおいて、
前記第1ブロックに形成される第2側面に、前記第1流路第1凸部が、第3側面に、前記第2流路第1凸部が形成され、
前記第2ブロックに形成される第2側面に、
前記第1流路第1凸部と嵌合する前記第1流路第2凹部が形成され、
前記第3ブロックに形成される第2側面に、
前記第2流路第1凸部と嵌合する前記第2流路第2凹部が形成されていることを特徴とする薬液用バルブモジュール。 - 請求項1又は請求項2に記載する薬液用バルブモジュールにおいて、
前記第3ブロックの第3側面に、第3流路接続部を構成する第3流路第1凸部、又は第3流路第1凹部が形成され、
上面に第4流体制御機器が取り付けられる機器取付面が形成され、
第1側面に第4ポートが形成され、
第2側面に前記第3流路接続部を構成する、
前記第3流路第1凸部と嵌合する第3流路第2凹部、
又は前記第3流路第1凹部と嵌合する第3流路第2凸部が形成された第4ブロックを有することを特徴とする薬液用バルブモジュール。 - 請求項3に記載する薬液用バルブモジュールにおいて、
前記第4ポートにチェック弁を収納するチェック弁ブロックが取り付けられていることを特徴とする薬液用バルブモジュール。 - 請求項3又は請求項4に記載する薬液用バルブモジュールにおいて、
前記第1ブロック及び前記第3ブロックは、取付プレートの上に、上面側からボルトで固定され、
前記第2ブロックは前記第1ブロックの第2側面に形成されたボルト穴に対してボルトで固定され、
前記第4ブロックは前記第3ブロックの第3側面に形成されたボルト穴に対してボルトで固定されていることを特徴とする薬液用バルブモジュール。 - 請求項1に記載する薬液用バルブモジュールを使用する薬液供給回路において、
第1NCタイプ開閉弁の第1ポートが薬液入力部及び薬液リターン部に連通し、第2ポートが出力部に連通し、
第2NCタイプ開閉弁の第1ポートが前記出力部に連通し、第2ポートがチェック弁を介して、純水入力部に連通することを特徴とする薬液供給回路。 - 請求項6に記載する薬液供給回路において、
前記薬液入力部と前記薬液リターン部との間に、NOタイプ開閉弁が設けられ、
前記薬液入力部に圧力検出手段を設けたことを特徴とする薬液供給回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006232425A JP4686418B2 (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006232425A JP4686418B2 (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008057579A JP2008057579A (ja) | 2008-03-13 |
JP4686418B2 true JP4686418B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=39240593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006232425A Expired - Fee Related JP4686418B2 (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4686418B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2017229191B2 (en) | 2016-03-07 | 2019-05-23 | Bobst Mex Sa | Device for gas and/or vacuum distribution, suction unit, feeder, sheet processing machine and method for piloting a device for gas and/or vacuum distribution |
CN107165878B (zh) * | 2017-06-16 | 2018-06-19 | 四川宏华石油设备有限公司 | 一种液压装置 |
FR3069905B1 (fr) * | 2017-08-03 | 2019-09-06 | Alcrys Fluid Control & Services | Module pour un kit de distribution et de regulation d’un gaz sous pression, kit et systeme de distribution et de regulation associes |
KR20220150391A (ko) * | 2020-03-09 | 2022-11-10 | 버슘머트리얼즈 유에스, 엘엘씨 | 제한된 체적 동축 밸브 블록 |
US11976740B2 (en) | 2020-03-09 | 2024-05-07 | Versum Materials Us, Llc | Limited volume coaxial valve block |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002276837A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Advance Denki Kogyo Kk | マニホールド弁構造体 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433447Y2 (ja) * | 1985-07-12 | 1992-08-11 | ||
JPS63163002A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Kuroda Precision Ind Ltd | 流体制御要素の連結ユニツト |
-
2006
- 2006-08-29 JP JP2006232425A patent/JP4686418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002276837A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Advance Denki Kogyo Kk | マニホールド弁構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008057579A (ja) | 2008-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4686418B2 (ja) | 薬液用バルブモジュール、薬液供給回路、薬液用バルブモジュール接続構造、及び薬液用バルブブロック | |
US6889709B2 (en) | Manifold valve | |
JP2007032831A (ja) | マニホールド形電磁弁集合体 | |
US20110315905A1 (en) | Gasket type orifice and pressure type flow rate control apparatus for which the orifice is employed | |
JP5096696B2 (ja) | 流体機器ユニット構造 | |
JPS5850370A (ja) | 同軸二方向スプ−ル弁 | |
EP2025981B1 (en) | Fluid device unit structure | |
KR20090015105A (ko) | 유체 시스템 | |
US5911243A (en) | Multiport conversion system for butterfly valve | |
WO1995026476A1 (fr) | Vanne distributrice regulatrice commandee par pression de reference et dispositif de commande a cylindre | |
AU2012338359B2 (en) | Fluid contamination prevention system | |
US7198063B2 (en) | Multi-path joint and manufacturing method thereof | |
JP2006234110A (ja) | ガス供給ユニット及びガス供給システム | |
JP2013100847A (ja) | 油路の接続構造 | |
RU2407939C2 (ru) | Универсальный корпус клапана | |
US20080265199A1 (en) | Zero leakage balance valve system | |
KR100449004B1 (ko) | 수력교점용3방향밸브 | |
JP4557932B2 (ja) | 流体デバイスどうしの接続構造 | |
JP2008133838A (ja) | 流体制御機器のマニホールド構造 | |
JP2008267528A (ja) | 流体制御弁及び流体制御用モジュールユニット | |
US11226049B2 (en) | Fluid supply system | |
US11015719B2 (en) | Electromagnetic valve manifold | |
KR200254120Y1 (ko) | 관체 연결용 니플 | |
KR200387266Y1 (ko) | 역류방지용 연결밸브 | |
KR200310690Y1 (ko) | 수도 계량기용 역류방지 밸브 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110214 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |