JP4685837B2 - 嚥下しやすい包装冷凍麺類およびその製造方法 - Google Patents
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嚥下困難者に対する食品としては、液状ないし流動状の食品が一般的であり、食品の種類や風味がかなり制約されている。固形状の食品は、食べやすい大きさにまでカットしたりして供されているが、粘り気や固さの調整が難しく嚥下しやすいとはいえない食品が多い。
また、特許文献2および3には、麺類と調味液または水とを包装容器内に収納して冷凍した包装冷凍麺類が記載されているが、これらの包装冷凍麺類は、歯応えがあってコシのある麺類であり、本発明の目的とする嚥下しやすい麺類とする工夫がなされているものではない。
本発明の対象とする麺類としては、特に制限されるものではなく、例えばうどん、日本そば、中華麺等が挙げられるが、うどんが好ましい。これらの麺類は、製法に制限されるものではなく、常法により製造されたものを用いることができる。
なお、本発明でいう「歩留」とは、原料穀粉の使用量を100質量部としたときに、該原料穀粉の質量部に対する得られる茹で麺類の質量部の割合であり、(茹で麺類の質量)/(使用した原料穀粉の質量)×100(%)により求めることができる。
歩留240〜330%に調整した茹で麺類は、より嚥下し易いように麺線を長さ0.5〜5cm程度に切断するのが好ましく、1〜4cm程度がより好ましい。また、該茹で麺類は、冷凍して冷凍麺類としてもよい。この茹で麺類の冷凍は、常法により行えばよく、急速冷凍でも緩慢冷凍でもよいが、急速冷凍が好ましい。
本発明において、水または栄養成分を含む水溶液には、必要に応じて各種調味料、だし等を適宜配合してもよく、これらを配合することで呈味性をよくすることができる。
尚、耐熱性包装容器内に入れる茹で麺類または冷凍麺類の量は、嚥下困難者の状態、所望される摂取量等により適宜決定することができる。通常は、一般的な一人前の量かそれより少ない量であり、例えば50〜200g程度である。また、離乳食の場合には、例えば20〜50g程度である。
加熱解凍後の麺類の歩留が430%未満であると、嚥下困難者にとってソフトさや嚥下しやすさが十分でない可能性が大きくなる。また、茹で麺類の歩留が500%を超えると、麺類表面に茹で溶けが多くなり、麺類としての価値を失いやすくなる。加熱解凍後の麺類の歩留は、冷凍前の茹で麺類に添加する水または栄養成分を含む水溶液の量、包装冷凍麺類の加熱解凍時間により適宜調整することができる。具体的には、冷凍前の茹で麺類の歩留から、加熱解凍後の麺類の歩留を430〜500%とするのに必要な量またはそれ以上の量の水または栄養成分を含む水溶液を添加すること、および加熱解凍時間を5〜30分間、好ましくは15〜25分間に調整する。なお、加熱解凍手段は、特に制限されるものではなく、例えば熱湯や蒸気による加熱解凍でも電子レンジによる加熱解凍でもよい。
小麦粉(「薫風」日清製粉株式会社製)100質量部を試験用ミキサー(新東京麺機株式会社製)に投入し、次いで予め食塩4質量部を水34質量部に溶かした食塩水を加えて混練後、複合および圧延を行って最終麺帯厚を2.2mmとした後、切刃♯14角刃で切り出し、麺長3cmの生うどんを得た。得られた生うどんを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん100gと水50gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)をうどん汁と共に丼に入れ、うどんの表面の状態および食感について表1に示す評価基準表に従ってパネラー数10人で評価した。その評価の平均の結果を表2に示す。
実施例1と同様の方法で歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gをそのまま耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋から取り出して、沸騰水中で約2分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留330%)について、うどんの表面の状態および食感について実施例1と同様にして評価した。その評価の平均の結果を表2に示す。
実施例1と同様の方法で歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん100gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋から取り出して、沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留450%)について、うどんの表面の状態および食感について実施例1と同様にして評価した。その評価の平均の結果を表2に示す。
実施例1と同様の方法で生うどんを得た。得られた生うどんを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約450%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍麺をビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留450%)について、うどんの表面の状態および食感について実施例1と同様にして評価した。その評価の平均の結果を表2に示す。
実施例1において、耐熱性ビニール袋に入れる水50gの代わりに、水溶性食物繊維(デキストリン、「ファイバーゾル2」松谷化学工業株式会社製)の10%水溶液50gを使用した以外は、実施例1と同様にして包装冷凍うどんを得た。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)をうどん汁と共に丼に入れ、うどんの表面の状態および食感について実施例1と同様にして評価した。その評価の平均の結果を表2に示す。
また、「平成11年4月26日 衛新第13号 厚生省生活衛生局食品健康課新開発食品保険対策室長通知」における食物繊維分析法(酵素−HPLC法)に従って解凍うどん中の水溶性食物繊維の量を測定し、水溶性食物繊維の添加量に対する残存率を算出した。この結果を表2に示す。
実施例2において水溶性食物繊維の10%水溶液50gの代わりに、水溶性食物繊維の20%水溶液50gを使用した以外は、実施例2と同様にして包装冷凍うどんを得た。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)について、実施例2と同様にして麺の表面の状態および食感について評価し、栄養成分としての水溶性食物繊維の添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
実施例1と同様にして歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん100gと水溶性食物繊維の10%水溶液50gを電子レンジ対応のビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま800Wの電子レンジで7分間加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)について、実施例2と同様にしてうどんの表面の状態および食感について評価し、栄養成分としての水溶性食物繊維の添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
小麦粉(「薫風」日清製粉株式会社製)100質量部を試験用ミキサー(新東京麺機株式会社製)に投入し、次いで予め食塩4質量部と水溶性食物繊維(デキストリン、「ファイバーゾル2」松谷化学工業株式会社製)5質量部を水34質量部に溶かした溶液を加え混練後、複合および圧延を行って最終麺帯厚を2.2mmとした後、切刃#14角刃で切り出し、麺長3cmの生うどんを得た。得られた生うどんを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留310%)について、実施例2と同様にしてうどんの表面の状態および食感について評価し、栄養成分としての水溶性食物繊維の添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
比較例4と同様にして歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋から取り出して、沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留467%)について、比較例4と同様にしてうどんの表面の状態および食感について評価し、栄養成分としての水溶性食物繊維の添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
小麦粉(「薫風」日清製粉株式会社製)100質量部と水溶性食物繊維(デキストリン、「ファイバーゾル2」松谷化学工業株式会社製品)10質量部を試験用ミキサー(新東京麺機株式会社製)に投入し、次いで予め食塩4質量部を水34質量部に溶かした溶液を加えて混練後、複合および圧延を行って製麺しようとしたが、途中で生地がつながらず製麺することができなかった。
実施例1において、ビニール袋に入れる水50gの代わりに、乳酸カルシウム(太平化学産業株式会社製)の8.2%水溶液50gを使用した以外は、実施例1と同様にして包装冷凍うどんを得た。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)をうどん汁と共に丼に入れ、うどんの表面の状態および食感について実施例1と同様にして評価した。
また、「平成11年4月26日 衛新第13号 厚生省生活衛生局食品健康課新開発食品保険対策室長通知」におけるカルシウムの分析方法(ICP発光分析法)に従って解凍うどん中のカルシウムの量を測定し、乳酸カルシウムの添加量に対する残存率を算出した。これらの結果を表2に示す。
実施例5において乳酸カルシウムの8.2%水溶液50gの代わりに、乳酸カルシウムの16.4%水溶液50gを使用した以外は、実施例5と同様にして包装冷凍うどんを得た。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋ごと沸騰水中で6分間解凍した。この解凍うどん(歩留465%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
実施例5において乳酸カルシウムの8.2%水溶液50gの代わりに、乳酸カルシウムの20.4%水溶液50gを使用した以外は、実施例5と同様にして包装冷凍うどんを得た。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
実施例1と同様にして歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん100gを通常の冷凍麺用トレーに取り、−40℃で冷凍した。冷凍後、この冷凍うどんと乳酸カルシウムの8.2%水溶液50gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、再度−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留465%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
小麦粉(「薫風」日清製粉株式会社製)100質量部を試験用ミキサー(新東京麺機株式会社製)に投入し、次いで予め食塩4質量部と乳酸カルシウム(太平化学産業株式会社製)8.4質量部(溶出がなければ実施例5の乳酸カルシウムと同質量になる理論値)を水34質量部に溶かした溶液を加え混練後、複合および圧延を行って最終麺帯厚を2.2mmとした後、切刃#14角刃で切り出し、麺長3cmの生うどんを得た。得られた生うどんを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gをそのまま耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留310%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態および食感を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
比較例7と同様にして歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋から取り出して、沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留450%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態および食感を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
比較例7において、乳酸カルシウム(太平化学産業株式会社製)8.4質量部の代わりに乳酸カルシウム16.9質量部(理論値の2倍量)を用いた以外は比較例7と同様にして、歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留310%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態および食感を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
比較例9と同様にして歩留約310%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋から取り出して、沸騰水中で約6分間茹でて加熱解凍した。この解凍うどん(歩留450%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態および食感を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
比較例7と同様にして生うどんを得た。得られた生うどんを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約450%の茹でうどんを得た。この茹でうどん150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封後、−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍うどんを袋ごと沸騰水中で約6分間解凍した。この解凍うどん(歩留450%)について、実施例5と同様にしてうどんの表面の状態および食感を評価し、栄養成分としてのカルシウムの添加量に対する残存率を測定・算出した。これらの結果を表2に示す。
小麦粉(「八福」日清製粉株式会社製)90質量部、澱粉(「No9」松谷化学株式会社製)10質量部、卵白粉1質量部、グルテン2質量部を試験用ミキサーに投入し、次いで予め粉末かん水(「赤」オリエンタル酵母工業株式会社製)1.5質量部、グアーガム(「ネオソフトG」太陽化学株式会社製)0.5質量部およびクチナシ色素0.15質量部を水35質量部に溶かした溶液を加えて混練後、複合および圧延を行って最終麺帯厚を1.5mmとした後、切刃♯20角刃で切り出し、麺長5cmの生中華麺を得た。得られた生中華麺を熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約270%の茹で中華麺を得た。この茹で中華麺80gと調味液150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封した後、沸騰水中で約10分間殺菌処理し、次いで−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍中華麺をビニール袋に入れたまま沸騰水中で約5分間茹でて加熱解凍した。この解凍中華麺(歩留460%)ついて、実施例1と同様にしての表面の状態および食感を評価した。その結果を表2に示す。
小麦粉(「雅」日清製粉株式会社製)70質量部、そば粉(「金寿」日穀製粉株式会社製)30質量部、卵白粉0.5質量部、グルテン3質量部をミキサーに投入し、次いで予め食塩1.2質量部を水30質量部に溶かした食塩水を加えて混練後、複合および圧延を行って最終麺帯厚を1.5mmとした後、切刃♯20角刃で切り出し、麺長5cmの生日本そばを得た。得られた生日本そばを熱湯中で茹で上げ、水洗・冷却し、歩留約250%の茹で日本そばを得た。この茹で日本そば80gと調味液150gを耐熱性ビニール袋に入れ、密封した後、沸騰水中で約10分間殺菌処理し、次いで−40℃で冷凍した。冷凍2週間後、この包装冷凍日本そばをビニール袋に入れたまま沸騰水中で約5分間茹でて加熱解凍した。この解凍日本そば(歩留455%)について、実施例1と同様にしての表面の状態および食感を評価した。その結果を表2に示す。
Claims (3)
- 歩留240〜330%に調製した茹で麺類と、水または栄養成分を含む水溶液とが、冷凍状態で耐熱性包装容器内に収納、密封されており、喫食する際に包装容器ごと加熱解凍して歩留430〜500%の麺類とすることを特徴とする嚥下しやすい包装冷凍麺類。
- 請求項1記載の包装冷凍麺類を製造する方法であって、麺類を茹で上げて歩留240〜330%に調製した茹で麺類質量に対し、加熱解凍後の歩留を430〜500%とし得る量の水または栄養成分を含む水溶液を、耐熱性包装容器内に入れ、密封し、冷凍することを特徴とする嚥下しやすい包装冷凍麺類の製造方法。
- 請求項1記載の包装冷凍麺類を製造する方法であって、麺類を茹で上げて歩留240〜330%に調製した茹で麺類を冷凍した冷凍麺類質量に対し、加熱解凍後の歩留を430〜500%とし得る量の水または栄養成分を含む水溶液を、耐熱性包装容器内に入れ、密封し、冷凍することを特徴とする嚥下しやすい包装冷凍麺類の製造方法。
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