JP4685646B2 - 基地局装置及び無線通信システム及び周波数割当方法 - Google Patents

基地局装置及び無線通信システム及び周波数割当方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局装置及び無線通信システム及び周波数割当方法に関する。
従来の無線通信システムでは、複数の無線通信システム毎に使用できる周波数帯域があらかじめ割り当てられており、各無線通信システムは、割り当てられた周波数帯域を用いて無線通信を実現している。ところが、現在無線通信システムの利用者は増加の一途にあり、割り当てられた周波数帯域だけでは、利用者の増加に対応することが困難になりつつある。
このような状況下における周波数の効率的な利用方法として、複数の無線通信システムが自己に割り当てられた専用周波数帯域を持つと共に、この専用周波数帯域とは別の周波数帯域を複数のシステム間で共有することで周波数利用効率の向上を図る方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、特許文献1では、専用周波数帯域の通信トラフィック量が増加した無線通信システムAは、共用周波数帯域を使用している他の無線通信システムBに対し、共用周波数帯域の使用を要求する。要求を受けた他の無線通信システムBは、自己の専用周波数帯域の通信トラフィック量が小さければ、共有周波数帯域を無線通信システムAに明け渡す。
このように、複数の無線通信システムが、各自の専用周波数帯域の通信トラフィック量に応じて共用周波数帯域を使用することで、周波数を効率的に利用している。
特開2003−333648公報(第16―18頁、図5)
しかしながら、上述した特許文献1に記載される発明では、共用周波数帯域を使用している無線通信システムBの専用周波数帯域の通信トラフィック量が大きい場合、無線通信システムBは共用周波数帯域を明け渡さず、無線通信システムAは、共用周波数帯域を使用することができない。このように、複数の無線通信システムの通信トラフィック量が増加すると、共用周波数帯域を使用できない無線通信システムでは、スループットの低下や通信要求の拒絶などが発生するという問題があった。さらに、無線通信システムAが共用周波数帯域を使用したとしても、通信トラフィック量が非常に増加すると、専用周波数帯域及び共用周波数帯域だけでは対応できなくなり、スループットの低下や通信要求の拒絶などが発生するという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、利用者数が増加し、これに伴い通信トラフィック量が増加しても、スループットの低下や通信要求の拒絶などが発生することなく、周波数資源を効率よく利用することが可能な基地局装置及び無線通信システム及び周波数割当方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の基地局装置は、複数の移動局と通信可能な基地局装置において、自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの第1の移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの第2の移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、かつ前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以下であると判断した場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の基地局装置は、複数の移動局と通信可能な基地局装置において、自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの第1の移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの第2の移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下であると判断した場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の基地局装置は、複数の移動局と通信可能な基地局装置において、自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの第1の移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの第2の移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段で検出された前記第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通知に使用されていない未使用第2周波数帯域が複数存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以上であると判断した場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記複数の未使用第2周波数帯域の中から最も帯域幅が広い未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムは、少なくとも1つの第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局と、前記第1の移動局および複数の第2の移動局と通信を行う基地局装置とを備え、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局は、前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して前記基地局装置と通信を行う第1の移動局側無線通信回路と、前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記基地局装置と通信を行う第2の移動局側無線通信回路とを備え前記基地局装置は、前記第1周波数帯域を使用して前記第1の移動局の前記第1の移動局側無線通信回路と通信を行う第1の基地局側無線通信回路と、前記複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つの第2の移動局の前記第2の移動局側無線通信回路と通信を行う複数の第2の基地局側無線通信回路と、前記複数の第2の基地局側無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、前記周波数検出記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、かつ前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以下であると判断した場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムは、少なくとも1つの第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局と、前記第1の移動局および複数の第2の移動局と通信を行う基地局装置とを備え、前記第1の移動局および少なくとも1つの第2の移動局は、前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して前記基地局装置と通信を行う第1の移動局側無線通信回路と、前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記基地局装置と通信を行う第2の移動局側無線通信回路とを備え前記基地局装置は、前記第1周波数帯域を使用して前記第1の移動局の前記第1の移動局側無線通信回路と通信を行う第1の基地局側無線通信回路と、前記複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つの第2の移動局の前記第2の移動局側無線通信回路と通信を行う複数の第2の基地局側無線通信回路と、前記複数の第2の基地局側無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、前記第1の移動局および前記少なくとも1つの第2の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、前記周波数検出記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下であると判断した場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の周波数割当方法は、基地局装置と少なくとも1つの第1の移動局との間で前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して通信中に、前記基地局装置と少なくとも1つの第2の移動局との間の通信に使用される前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域から未使用第2周波数帯域を検出して割り当てる方法であって、前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出し、検出した前記複数の第2周波数帯域の使用有無を履歴として周波数検出結果記憶手段に記憶し、前記第1の移動局および前記少なくとも1つの第2の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度を算出し、前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない前記未使用第2周波数帯域を検出し、かつ前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以下である場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域に割り当てることを特徴とする。
また、本発明の周波数割当方法は、基地局装置と少なくとも1つの第1の移動局との間で前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して通信中に、前記基地局装置と少なくとも1つの第2の移動局との間の通信に使用される前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域から未使用第2周波数帯域を検出して割り当てる方法であって、前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出し、検出した前記複数の第2周波数帯域の使用有無を履歴として周波数検出結果記憶手段に記憶し、前記第1の移動局および前記少なくとも1つの第2の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長を算出し、前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から前記少なくとも1つの第2の移動局との通信に使用されていない前記未使用第2周波数帯域を検出し、前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下である場合、前記第1の移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域に割り当てることを特徴とする。
本発明によると、利用者数が増加し、これに伴い通信トラフィック量が増加しても、スループットの低下や通信要求の拒絶などが発生することなく、周波数資源を効率よく利用することが可能な無線通信システム、基地局装置及び周波数割当方法を提供することができる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1乃至図14を用いて本発明の第1の実施例を説明する。まず、図1を用いて本実施例に係る無線通信システムの構成について説明する。図1に示す無線通信システムでは、基地局装置100は、通信エリアの範囲において複数の移動局201,202,・・・(図1では、移動局数は4である。)と、例えば時分割多重アクセス方式や周波数分割多重アクセス方式などの通信方式により無線通信を行う。
ここで、基地局装置100と移動局201,202との無線通信には、あらかじめこの無線通信システム(以下、第1無線通信システムと称する。)に割り当てられている周波数帯域を用いている。また、基地局装置100と移動局203,204との無線通信には、他の無線通信システム(以下、第2無線通信システムと称する。)に割り当てられている複数の周波数帯域のうち、後述するいくつかの条件を満たす周波数帯域を用いている。即ち、基地局装置100は複数の周波数帯域を用いて複数の移動局201,202,・・・と無線通信を行う。
ここで、図2を用いて上述した無線通信に用いる周波数帯域の詳細を説明する。図2の周波数帯域FCは、第1無線通信システムにあらかじめ割り当てられている周波数帯域である。また、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmは、第2無線通信システムに割り当てられている周波数帯域のうち、第2無線通信システムで常時使用されていないこと、第1無線通信システムの通信エリア範囲内及びその近傍において使用されていないこと、及び緊急性の高い用途に用いられていないことなどの条件を満たす周波数帯域である。なお、この周波数帯域F1,F2,・・・,Fmは、第1無線通信システムによりあらかじめ決定されている。
基地局装置100は、これらの周波数帯域FC,F1,F2,・・・,Fmを、無線通信に使用できる周波数帯域として、あらかじめ記憶しておき、状況に応じて移動局201,202,・・・との無線通信に使用する。なお本実施例では、周波数帯域FC,F1,F2,・・・,Fmは全て同じ周波数帯域幅のX[MHz]としている。
次に図3及び図8を用いて、本実施例に係る無線通信システムを構成する基地局装置100及び移動局201,202,・・・の構成例を説明する。
図3は、基地局装置100の構成例を示している。図3に示す基地局装置100は、周波数帯域FCに対応した第1の無線通信回路11、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmに対応した第2の無線通信回路12−1,・・・,12−N(N>m)、送信制御回路13、受信制御回路14、制御部15を備えている。
続いて各部の詳細な構成を説明する。第1の無線通信回路11は、送信用アンテナ111、受信用アンテナ112、送信用アンテナ111に接続される送信用無線処理回路113、受信用アンテナ112に接続される受信用無線処理回路114、上記送信制御回路13と送信用無線処理回路113の間に接続される変調回路115、受信用無線処理回路114と上記受信制御回路14の間に接続される復調回路116を有しており、周波数帯域FCを使用してデータの送受信を行う。また、第2の無線通信回路12−1は、第1の無線通信回路11の構成要素に加え、さらに上記制御部15に接続される周波数検出回路127−1を有しており、制御部15からの指示に従い、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmの中の1つの周波数帯域を使用してデータの送受信を行う。なお、第2の無線通信回路12−2,・・・,12−Nは、第2の無線通信回路12−1と同じ構成であるため説明は省略する。
次に制御部15は、周波数割当記憶部151、周波数検出結果記憶部152、及び通信状態記憶部153を有している。そして、制御部は、第1の無線通信回路11及び第2の無線通信回路12−1,・・・,12−Nの送受信の切り替えや制御データの生成を行うとともに、周波数帯域FC,F1,F2,・・・,Fmの使用状況等に応じて、基地局装置100と移動局201,202,・・・との間の通信に使用する周波数帯域を決定する。
続いて図4乃至図6を用いて周波数割当記憶部151、周波数検出結果記憶部152、及び通信状態記憶部153を説明する。まず、図4は周波数割当記憶部151のテーブルの一例を示す図である。このテーブルには、基地局装置100が通信を行っている移動局201,202,・・・を特定するIDと、この各移動局IDに対応して移動局201,202,・・・との通信に使用している使用周波数帯域154が格納されている。図4に示す例では、基地局装置100と通信を行っている移動局は5つあり、そのうち移動局ID「3」である移動局は、周波数帯域F2を用いて通信を行っており、残りの4つの移動局(ID「1」,「2」,「4」,「5」)は、周波数帯域FCを用いて通信を行っている。
次に、図5は周波数検出記憶部152のテーブルの一例を示す図である。このテーブルには、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmごとに、過去n回(nは任意の整数であり、図5ではn=5。)の周波数検出結果1〜n、この周波数検出結果1〜nを元に算出される周波数使用可能フラグ156、及び周波数使用状態フラグ157が格納される。
図5に示すテーブルでは、各周波数帯域F1,F2,・・・,Fmに対して行った過去5回の周波数検出の結果は、各周波数検出結果1〜5に格納される。最も新しい検出結果は、周波数検出結果1に格納され、最も古い検出結果は、周波数検出結果5に格納されている。この周波数検出結果1が「1」である周波数帯域(例えば、F1)は、第2無線通信システムがその周波数帯域を通信に使用しており、周波数検出結果1が「0」である周波数帯域(例えば、F3,Fm)は、第2無線通信システムがその周波数を通信に使用していないことを示している。また、周波数検出結果1が「N/A」である周波数帯域(例えば、F2)は、既に移動局201,202,・・・との通信に使用していることを示している。
また周波数使用可能フラグ156は、過去5回の周波数検出結果1〜5を元に基地局装置100が周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを使用して移動局201,202,・・・と通信可能か否か算出した結果を格納している。この周波数使用可能フラグ156が「1」である周波数帯域(例えば、F3)は、移動局201,202,・・・との通信に使用可能であり、「0」である周波数帯域(例えば、F1)は、移動局201,202,・・・との通信に使用不可であることを示している。この周波数使用可能フラグ156も周波数検出結果1〜5と同様に、既に基地局装置100と移動局201,202,・・・との通信に使用されている周波数帯域(例えば、F2)には「N/A」が書き込まれる。
また周波数使用状態フラグ157は、各周波数帯域F1,F2,・・・,Fmが基地局装置100と移動局201,202,・・・との間の通信に使用されているか否かを格納している。そして、周波数使用可能フラグ157が「1」である周波数帯域(例えば、F2)は、基地局装置100が移動局201,202,・・・との通信に使用しており、「0」である周波数帯域(例えば、F1,F3,Fm)は、移動局201,202,・・・との通信に使用していないことを意味している。
次に、図6は通信状態記憶部153のテーブルの一例を示す図である。このテーブルは、基地局装置100と各移動局201,202,・・・との間の通信状態として、各移動局固有のIDに対する平均通信頻度158と平均情報データ長159を記憶している。ここで、平均通信頻度158とは、所定の単位時間あたりの移動局201,202,・・・に対する情報データの送信回数であり、平均情報データ長159とは、アプリケーションデータ等の情報データの所定送信回数あたりの平均データ長のことである。
次に図7及び図8を用いて、移動局201,202,・・・の構成を説明する。基地局装置100と通信を行う複数の移動局201,202,・・・は同じ構成であるため、ここでは移動局201,202の構成を代表例200として説明する。
図7に示す移動局200は、第1の無線通信回路21、第2の無線通信回路22、送信制御回路23、受信制御回路24、及び制御部25を有している。第1の無線通信回路21は、図3に示す基地局装置100の第1の無線通信回路11と同じ構成である。また、第2の無線通信回路22も図3に示す基地局装置100の第2の無線通信回路12とほぼ同じ構成であるが、基地局装置100の第2の無線通信回路12が有している周波数検出回路127は有していない。また制御部25は、周波数割当記憶部251を有している。
図8は、この周波数割当記憶部251のテーブルの一例を示しており、基地局装置100との通信に使用している周波数帯域が記憶されている。図8の例では、移動局200は、周波数帯域FCを使用して通信を行っているため、図8の周波数割当記憶部251は、使用周波数帯域154として「FC」を記憶している。
続いて、図3乃至図14を用いて基地局装置100及び移動局201,202,・・・の動作を説明する。
まず図3を用いて基地局装置100がデータを送受信する場合の動作を説明する。アプリケーションデータ等の情報データを送信する場合、この情報データは上位レイヤから送信制御回路13に入力される。また、制御部15が生成する制御データを送信する場合も同様に、この制御データは、制御部15から送信制御回路13に入力される。以後、この情報データ及び制御データをあわせて送信データと称する。
送信制御回路13は、入力された送信データを第1の無線通信回路11又は第2の無線通信回路12−1,・・・,12−Nのいずれか1つへ出力する。この送信データを出力する無線通信回路12−k(kは1,2,3‥Nの1つ)は、制御部15からの通知により決定される。送信データが入力された無線通信回路の動作は、第1の無線通信回路11又は第2の無線通信回路12−kのいずれも同じであるため、ここでは、送信データが第1の無線通信回路11に入力された場合について説明する。
第1の無線通信回路11に入力された送信データは、まず変調回路115にて誤り訂正符号化等の処理が行われるとともに、所定の変調方式にて変調され、送信用無線処理回路113へ出力される。次に送信用無線処理回路113は、入力された変調後の送信データに対して、D/A変換、直交変調、アップコンバード、帯域制限、電力増幅等の無線処理を行い、無線信号を生成する。生成された無線信号は、送信用アンテナ111を介して移動局に送信される。なお、第2の無線通信回路12−kにて処理され送信される無線信号の周波数帯域は、制御部15からの通知により決定される。
次に、基地局装置100がデータを受信する場合について説明する。受信用アンテナ112又は受信用アンテナ122−1,・・・,122−Nにより受信された無線信号は、それぞれ受信用無線処理回路114,124−1,・・・,124−Nに入力される。受信用無線処理回路114,124−1,・・・,124−Nに入力された無線信号は、以降同様の処理が行われるため、ここでは、受信用無線処理回路114に入力された無線信号の処理について説明する。
受信用無線処理回路114は、入力された無線信号に対して電力増幅、帯域制限、ダウンコンバード、直交復調、A/D変換等の無線処理を行い、受信データを生成し、復調回路116へ出力する。次に復調回路116は、入力された受信データを復調するとともに、誤り訂正復号等の処理を行い、受信制御回路14へ出力する。次に、受信制御回路14は、受信した受信データのヘッダ部の判断から情報データであれば上位レイヤへ出力し、制御データであれば制御部15へ出力する。
ところで、移動局201,202,・・・と通信を行っている、又は周波数検出処理Aを行っている場合、制御部15は、第2の無線通信回路12−kを選択し、この第2の無線通信回路12−kに対し、受信される無線信号の周波数帯域を通知する。従って、選択された第2の無線通信回路12−kの受信用無線処理回路124−kは、通知があった周波数帯域にあわせて無線処理を行う。また、受信用無線処理回路124−kは、制御部15からの通知に従い、受信データを復調回路126−kまたは周波数検出回路127−kへ出力する。次に復調回路126−kは、入力された受信データを復調するとともに、誤り訂正復号等の処理を行い、受信制御回路14へ出力する。一方、周波数検出回路127−kは、入力された受信データに対して後述する周波数検出処理Aの一部として電力測定を行い、結果を制御部15へ出力する。
次に移動局201,202,・・・は、図3に示す基地局装置100と同様にしてデータの送受信を行うため、説明は省略する。ただし、移動局201,202,・・・は第2の無線通信回路22を1つしか有していないため、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを使用してデータの送受信を行う場合は、この第2の無線通信回路22を使用する。なお、第2の無線通信回路22から送受信される無線信号の周波数帯域は、制御部25からの通知により決定される。
(基地局装置100と移動局201との無線通信)
続いて、図9を用いて基地局装置100と移動局201,202,・・・との間で行われる無線通信について説明する。図9は、基地局装置100と移動局201,202の間の無線通信のシーケンスを示す図である。なお図9では、例えば移動局201が基地局装置100に対して無線通信開始を要求することで無線通信が開始される場合の例を示しているが、基地局装置100が移動局201に対して無線通信開始を要求してもよい。
まず基地局装置100は、移動局201と通信を開始する前に、移動局201との通信に使用する周波数帯域をあらかじめ設定しておく(501)。なお、設定される周波数帯域は、第1無線通信システムに割り当てられている周波数帯域FCのほかに、第2無線通信システムに割り当てられている周波数帯域F1,・・・,Fmも含まれる。また、設定とは、第2無線通信システムが常時利用している周波数帯域や緊急性の高い用途に利用されている周波数帯域を除いた周波数帯域を特定し、その中心周波数を決定することを意味する。
ただし、これらの周波数帯域を移動局201との通信に使用するためには、第2無線通信システムにより使用されていないことが条件となる。そこで、制御部15は、移動局201と通信中であるか否かにかかわらず、設定した周波数帯域に対して定期的に周波数検出処理Aを実行し、周波数帯域F1,・・・,Fm毎にその使用の有無を判断して周波数検出結果記憶部152を更新する(502)。
次に、移動局201と基地局装置100との間で無線通信を開始する場合、移動局201は、周波数帯域FCを用いて基地局装置100に無線通信開始を要求する(503)。要求を受け取った基地局装置100も同様に、周波数帯域FCを用いて、無線通信開始応答を移動局201に対して通知する(504)。これにより、移動局201と基地局装置100の間が電気的に接続され、無線通信が開始される。このとき、通信に使用される周波数帯域はFCであり、基地局装置100の周波数割当記憶部151及び移動局201の周波数割当記憶部251にはこの周波数帯域FCが記憶され、以後の通信にもこの周波数帯域FCが使用される(505)。
次に基地局装置100は、移動局201と通信を行いながら、定期的に周波数変更評価B1を実施し、この移動局201との通信に最適な周波数帯域の評価を行う(R1の506)。この周波数変更評価B1の詳細については後述する。この周波数変更評価B1を行った結果、現在の通信に使用している周波数帯域(図9では周波数帯域FC)を維持すべきと評価した場合、基地局装置100は、引き続き周波数帯域FCを使用して移動局201と通信を行う(R1の507)。
一方、周波数変更評価B1を実施により、現在通信に使用している周波数帯域FCから最適な周波数帯域(例えば、F3)に変更すべきと評価した場合は(R2の506)、基地局装置100の制御部15は、周波数帯域F3を使用して移動局201と通信を行うことを決定し、変更前の周波数帯域FCを用いて、移動局201に対して周波数帯域F3への変更を通知する(R2の508)。また、制御部15は、周波数割当記憶部151に記憶されている使用周波数帯域154をF3に更新するとともに、周波数検出結果記憶部152の周波数検出結1のF3を「N/A」に更新する。一方、その通知を受けた移動局201の制御部25は、それに従い周波数割当記憶部251の使用周波数帯域154を「F3」に変更するとともに、周波数帯域F3を用いて周波数変更通知応答を基地局装置100に対して通知する(R2の509)。これより以後、基地局装置100と移動局201は、周波数帯域F3を使用して通信が行われる(R2の510)。
(周波数検出処理A)
続いて図10のフローチャートを用いて、基地局装置100の制御部15が行う周波数検出処理Aを説明する。
制御部15は、一定の周期が経過する毎に周波数検出結果記憶部152を参照して、記憶されている周波数帯域F1,・・・,Fmの中から周波数検出処理Aを行っていない周波数帯域を1つ選択する(ステップS101)。ここでは周波数帯域F1を選択したものとする。次いで制御部15は、選択した周波数帯域F1の周波数使用状態フラグ157を参照し、この周波数帯域F1の周波数使用状態フラグ157が「0」であるか否か(即ち、周波数帯域F1が使用可能か否か)を判断する(ステップS102)。
この判断結果、周波数使用状態フラグ157が「1」(使用不可)である場合で、かつ全ての周波数帯域の処理が終了していなければ(ステップS102,S110のNo)、次の周波数帯域の判断のためステップS101に戻る。一方、この判断結果、周波数使用状態フラグ157が「0」(使用可)である場合(ステップS102のYes)、制御部15は、この周波数検出処理Aの実行中に、移動局201,202,・・・との通信に使用していない無線通信回路を、第2の無線通信回路12−1,・・・,12−Nの中から選択し、選択した第2の無線通信回路に対し周波数検出指示を与える。なお、ここでは、例えば第2の無線通信回路12−1が選択されたものとする。
選択された第2の無線通信回路12−1の受信用無線処理回路124−1は、アンテナ122−1を介して周波数帯域F1の無線信号を未使用を確認するため受信する。更に、周波数検出回路127−1にて受信信号の電力を測定し、結果を制御部15へ出力する(ステップS103)。次に制御部15は、周波数検出回路127−1から入力された電力測定結果とあらかじめ定めた閾値Th1とを比較する(ステップS104)。比較結果、電力測定結果が閾値Th1以上であれば(ステップS104のYes)、制御部15は、第2の無線通信システムが周波数帯域F1を使用していると判断し、周波数検出結果記憶部152の周波数検出結果1(図5参照)に検出結果「1」を記憶する(ステップS105)。一方、電力測定結果が閾値Th1より小さければ(ステップS104のNo)、制御部15は、第2の無線通信システムは周波数帯域F1を使用していないと判断し、周波数検出結果1に検出結果「0」を記憶する(ステップS106)。あわせて、制御部15は、周波数検出結果2〜Nの更新も行う。
次に制御部15は、更新後の周波数検出結果1〜Nを参照し、これら周波数検出結果1〜N全てが「0」であるか否かを判断する(ステップS107)。周波数検出結果1〜Nが全て「0」である場合は、周波数帯域F1を移動局201,202,・・・との通信に使用可能と判断し、周波数帯域F1の周波数使用可能フラグ156に「1」記憶する(ステップS108)。一方、周波数検出結果1〜Nのうち1つでも「1」が記憶されている場合は、周波数帯域F1は移動局201,202,・・・との通信に使用できないと判断し、周波数使用可能フラグ156に「0」を記憶する(ステップS109)。
以上が1つの周波数帯域に対する周波数検出処理であり、この処理を全ての周波数帯域F1,・・・,Fmに対して行ったか否かを判断し(ステップS110)、全ての周波数帯域F1,・・・,Fmに対して行った場合は、周波数検出処理を終了する。また、周波数検出処理を実行していない周波数帯域が存在する場合は、ステップS101に戻り、ステップS101乃至S110を実行する。
(周波数変更評価処理B1)
続いて、図11乃至図14のフローチャートを用いて基地局装置100の制御部15が行う周波数変更評価処理B1を説明する。図11は、周波数変更評価処理B1のフローチャートを示す。なお、この周波数変更評価処理B1は、基地局装置100が移動局201,202,・・・のいずれかと通信を行っている間に一定の周期の経過をもって実行される。
まず制御部15は、一定の周期が経過すると、無線通信を行っている移動局201,202,・・・の中から1つを選択し、通信状態記憶部153を参照し(ステップS111)、選択した移動局に対して後述する評価処理C1を実行する(ステップS112)。なお、以下では移動局201を選択したものとして説明する。
ステップS112の評価処理C1の結果、移動局201との通信に使用する周波数帯域を変更すると判断された場合には(ステップS113のYes)、制御部15は、周波数割当記憶部151に記憶される移動局201の使用周波数帯域154を更新する(ステップS114)。また、制御部15は、周波数検出結果記憶部152に記憶される変更対象の周波数帯域Fi(iは1,2,3‥m)の周波数使用状態フラグ157を「1」に更新する(ステップS115)。
以上が移動局201に対する周波数変更評価処理であり、この処理を基地局装置100と通信を行っている移動局201,202,・・・全てに対して行ったか否かを判断する(ステップS116)。そして、全て移動局201,202,・・・に対してこの処理を行った場合は、周波数変更評価処理B1を終了する。一方、まだ周波数変更評価処理を実行していない移動局が存在する場合は、ステップS111に戻り、ステップS111乃至S116を実行する。
(評価処理C1)
続いて、図12乃至図14を用いて上述した評価処理C1を説明する。なお、ここでは周波数変更評価処理に続いて移動局201に対して評価処理を行う場合について説明する。
図12に示す評価処理C1の場合、まず制御部15は、周波数割当記憶部151を参照し、移動局201に対して使用している周波数帯域が、第1無線通信システムに割り当てられている周波数帯域FCであるか否かを判断する(ステップS121)。使用周波数帯域154が「FC」でない場合は、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理を終了する。
一方、使用周波数帯域154が「FC」である場合、通信状態記憶部153を参照し、移動局201のIDに記憶される平均通信頻度158(図6参照)の値が、あらかじめ決定しておいた閾値Th2以上であるか否かを判断する(ステップS122)。平均通信頻度158の値が閾値Th2より小さい場合、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理を終了する。
一方、平均通信頻度158が閾値Th2以上の場合、再び通信状態記憶部153を参照し、移動局201のIDに記憶される平均情報データ長159(図6参照)の値が、あらかじめ決定しておいた閾値Th3以下であるか否かを判断する(ステップS123)。その判断結果、平均情報データ長159の値が閾値Th3より大きい場合、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理を終了する。
一方、平均情報データ長159が閾値Th3以下の場合、周波数検出結果記憶部152の周波数使用可能フラグ156を参照して、変更可能な周波数帯域が存在するか否かを判断する。即ち、全ての周波数帯域F1,・・・,Fmの周波数使用可能フラグ156を参照し、全ての周波数使用可能フラグ156が「0」であれば、変更可能な周波数帯域は存在せず、周波数使用可能フラグ156が「1」となっている周波数帯域が1つでもあれば、変更可能な周波数帯域が存在すると判断する(ステップS124)。
この判断結果、変更可能な周波数帯域が存在しない場合、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理を終了する。一方、変更可能な周波数帯域Fiが存在すると判断した場合、制御部15は、周波数帯域Fiの変更を決定する(ステップS125)。
このとき、図5に示すように、周波数使用可能フラグ156が「1」である周波数帯域FiがF3のみの場合は、制御部15は、周波数帯域F3を使用することを決定する。また、複数の周波数使用可能フラグ156が「1」となっている場合には、例えば第1無線通信システムに割り当てられた周波数帯域FCに最も近い周波数帯域Fiを選択し、制御部15は、移動局201との通信にこの周波数帯域Fiを使用することを決定する。
つまり、この評価処理C1では、移動局201,202,・・・の通信状態を評価し、少量の情報データを高い頻度で通信する移動局が存在する場合に、周波数帯域F1,・・・,Fmのいずれかを使用して通信を行うよう周波数帯域を変更する。
(評価処理C2)
次に、図13を用いて評価処理C1の変形例を説明する。図12に示す評価処理C1では、ステップS122において平均通信頻度158の値が閾値Th2以上であるか否かを判断しているが、図13に示す評価処理C2では、その代わりに平均通信頻度158の値が閾値Th4以下であるか否かを判断している点が異なっている(ステップS126)。つまり、この評価処理C2では、移動局201,202,・・・の通信状態を評価し、少量の情報データを低い頻度で通信する移動局が存在する場合に、周波数帯域F1,・・・,Fmのいずれかを使用して通信を行うよう周波数帯域を変更している。
(評価処理C3)
続いて、図14を用いて評価処理C2の別の変形例を説明する。図14に示す評価処理C3は、図13に示す評価処理C2とほぼ同じ処理を行っているが、評価処理C2のステップS123で行っている平均情報データ長159の値と閾値Th3の比較を行っていない点が異なっている。つまり、この評価処理C3では、移動局201,202,・・・の通信状態を評価し、平均通信頻度158の値が低い移動局が存在する場合に、周波数帯域F1,・・・,Fmのいずれかを使用して通信を行うよう周波数帯域を変更している。
以上のように第1の実施例によれば、第2無線通信システムに割り当てられている複数の周波数帯域F1,・・・,Fmを、基地局装置100と移動局201,202,・・・との間の通信に使用することで、第1無線通信システムの利用者数が増加や、これに伴う通信トラフィック量の増加に対応し、スループットの低下や通信要求の拒絶などが発生することなく、限りある周波数資源を効率よく利用することができる。また、基地局装置100と移動局201,202,・・・との間の通信に使用する周波数帯域FCを、第2無線通信システムが一定期間使用していないことを条件として周波数帯域F1,・・・,Fmの中から選択し、さらに選択した周波数帯域で通信を行う移動局201,202,・・・を、少量の情報データを高い頻度で通信する等、所定の条件を満たす移動局に限定することで、第2無線通信システムへ与える干渉を低減することができる。
次に、図15乃至図19を用いて本発明の第2の実施例を説明する。第2の実施例に係る第1及び第2無線通信システム、基地局装置100、及び移動局201,202,・・・の構成は、図1乃至図7に示す第1及び第2無線通信システム、基地局装置100、及び移動局201,202,・・・の構成と同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
続いて、図15乃至図19を用いて第2の実施例に係る基地局装置100の動作を説明する。本実施例では、基地局装置100の制御部15が行う周波数変更評価処理B2において、あらかじめ第1無線通信システムに割り当てられている周波数帯域FCの利用効率Eも考慮して周波数の変更を決定しているが、それ以外の基地局装置100の動作、及び移動局201,202,・・・の動作は、第1の実施例と同じであるため説明は省略する。
(周波数変更評価処理B2)
図15のフローチャートを用いて、本実施例に係る周波数変更評価処理B2を説明する。
基地局装置100と移動局201,202,・・・とが通信している間に一定の周期が経過すると、基地局装置100の制御部15は、周波数変更評価処理B2を開始する。まず制御部15は、通信状態記憶部153を参照して、周波数帯域FCに対する利用効率評価処理D1を行う(ステップS201)。この利用効率評価処理D1については後述する。
この利用効率評価処理D1の結果、第2無線通信システムに割り当てられた周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを使用すべきと判断された場合(ステップS202のNo)の周波数変更処理は、図11に示す周波数変更評価処理B1と同じであるため、同一符号(ステップS111乃至S116)を付して説明は省略する。
また、利用効率評価処理D1の結果、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmではなく周波数帯域FCを使用すべきと判断された場合は(ステップS202のYes)、制御部15は、周波数割当記憶部151を参照し(ステップS202)、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを用いて通信を行っている移動局201,202,・・・が存在するか否かを調べる(ステップS203)。その結果、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを用いて通信を行っている移動局201,202,・・・が存在しない場合、周波数変更評価処理B2を終了する。
一方、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを用いて通信を行っている移動局201,202,・・・が存在した場合(ステップS204のYes)、この移動局201,202,・・・に対する通信に使用する周波数帯域を「FC」に変更する(ステップS205)。次に、周波数割当記憶部151の使用周波数154を更新し(ステップS206)、次に周波数検出結果記憶部152の周波数使用状態フラグ157を更新する(ステップS207)。
(利用効率評価処理D1)
続いて図16乃至図19を用いて、周波数帯域FCに対する利用効率評価処理D1について説明する。図16には、制御部15が行う利用効率評価処理D1のフローチャートを示している。
まず制御部15は、通信状態記憶部153を参照し、通信に周波数帯域FCを使用している移動局を見つけ出す。次に、制御部15は、見つけ出した移動局における周波数帯域FCの利用効率Eを算出する(ステップS211)。ここで利用効率Eとは、各移動局ごとに平均通信頻度158の値と平均情報データ長159の値を掛け合わせたものを算出し、これを見つけ出した全移動局で合計したものである。そして、制御部15は、あらかじめ決定しておいた閾値Th5とこの利用効率Eを比較し(ステップS212)、利用効率Eが閾値Th5より大きければ、周波数帯域F1,F2,・・・,Fmの使用を決定して(ステップS213)終了し、小さければ決定せずに利用効率評価処理D1を終了する。
(利用効率評価処理D2)
次に、図17に示す利用効率評価処理D1の変形例である利用効率評価処理D2について説明する。この利用効率評価処理D2では、利用効率Eを算出する代わりに、通信に周波数帯域FCを使用している移動局の数をカウントし(ステップS214)、この移動局の数と、あらかじめ決定しておいた閾値Th6を比較している(ステップS215)点が図16に示す利用効率評価処理D1と異なる。
(利用効率評価処理D3)
続いて、図18及び図19を用いて、利用効率評価処理D1の別の変形例について説明する。利用効率評価処理D1の変形例である利用効率評価処理D3では、利用効率Eを算出する代わりに、各移動局の通信待ち頻度Fの合計を算出し(ステップS216)、この通信待ち頻度Fの合計と、あらかじめ決定しておいた閾値Th7を比較している(ステップS217)点が図16に示す利用効率評価処理D1と異なる。ここで、通信待ち頻度Fとは、移動局に対する送信データが存在するものの、周波数資源が他の移動局にて利用されているなどの理由により、送信データを送信できない状態がどれだけ続いているか、一定周期ごとにカウントしたものとする。なお、制御部15がこの利用効率評価処理D3を行う場合、図19に示すように、通信状態記憶部153は、図6の構成に加え、新たに通信待ち頻度Fを記憶できる構成をとる。
以上のように第2の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られるとともに、第1無線通信システムに割り当てられた周波数帯域FCの利用効率評価処理D1に基づき、周波数帯域FCを使用して通信を行うべきか否かを決定することで、必要以上に第2無線通信システムに割り当てられた周波数帯域を使用した場合に、第2無線通信システムへ過剰な干渉を与えてしまうという問題点を解消することができる。
次に、図20乃至図24を用いて第3の実施例について説明する。図20に示すように、第3の実施例では、第2無線通信システムに割り当てられている周波数帯域F1,F2,・・・,Fmの帯域幅が異なっている。そのため、図21に示すように、基地局装置100の周波数検出結果記憶部160は、図5に示す周波数検出結果記憶部152の構成に加え、さらに周波数帯域幅161を記憶する構成となっている。この周波数検出結果記憶部160以外の基地局装置100の構成及び移動局201,202,・・・の構成は、第1の実施例の構成と同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
続いて、図22乃至図24を用いて本実施例における基地局装置100及び移動局201,202,・・・の動作について説明する。第3の実施例における基地局装置100及び移動局201,202,・・・の動作は、第2無線通信システムに割り当てられた周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを用いて通信を行う際に、基地局装置100の制御部15及び移動局201,202,・・・の制御部25が各第2の無線通信回路12−1,・・・,12−N,22に通知する内容、及び基地局装置100の制御部15が行う周波数変更評価処理B1中の評価処理C4が異なるが、それ以外の動作は第1の実施例と同じであるため説明は省略する。
まず、図3及び図7を用いて制御部15,25の動作を説明する。
図3に示す基地局装置100の制御部15は、周波数帯域F1,・・・,Fmを用いて通信を行う際に、送受信に使用する第2の無線通信回路12−1,・・・,12−Nが有する無線処理回路123−1,124−1・・・,123−N,124−Nに対して、通信に使用する周波数帯域F1,・・・,Fmを通知するとともに、この周波数帯域F1,・・・,Fmの帯域幅も通知する。
また、図7に示す移動局201,202,・・・の制御部25も同様に、送受信に使用する第2の無線通信回路22が有する無線処理回路223,224に対して、通信に使用する周波数帯域F1,・・・,Fmを通知するとともに、この周波数帯域の帯域幅も通知する。
(評価処理C4)
次に、図22乃至図24を用いて基地局装置100の制御部15が行う周波数変更評価処理B1中の評価処理C4について説明する。図22に示す評価処理C4は、周波数帯域を変更すると決定した際に、少量の情報データを高い頻度で通信する移動局が存在する場合に周波数帯域の変更を決定する点は、図12に示す評価処理C1と同じであるため、同一符号(ステップS121乃至S124)を付して説明は省略する。この評価処理C4では、周波数帯域の変更が決定し、変更後の周波数帯域を選択する際に、変更可能な周波数帯域が複数存在した場合、帯域幅が最も狭い周波数帯域を選択する(ステップS301)。
(評価処理C5)
続いて、図23に示す評価処理C5を説明する。この評価処理C5は、移動局の通信状態を評価し、周波数帯域を変更すると決定した際に、少量の情報データを低い頻度で通信する移動局が存在する場合に周波数帯域の変更を決定する点は、図13に示す評価処理C2と同じであるため、同一符号(ステップS121、S126,S123,S124)を付して説明は省略する。この評価処理C5では、周波数帯域の変更が決定し、変更後の周波数帯域を選択する際に、変更可能な周波数帯域が複数存在した場合、帯域幅が最も小さい周波数帯域を選択する(ステップS302)。
(評価処理C5)
次に、図24に示す評価処理C6を説明する。なお、ここでは移動局201に対して評価処理C6を行う場合について説明する。図24に示す評価処理C6の場合、まず制御部15は、周波数割当記憶部151を参照し、移動局201に対して使用している周波数帯域が、第1無線通信システムに割り当てられている周波数帯域FCであるか否かを判断する(ステップS311)。使用周波数帯域154が「FC」でない場合は、制御部15は周波数帯域の変更は行わないと決定し処理C6を終了する。
一方、使用周波数帯域154が「FC」である場合、制御部15は通信状態記憶部153を参照し、移動局201のIDに記憶された平均通信頻度158(図6参照)の値が、あらかじめ決定しておいた閾値Th7以上であるか否かを判断する(ステップS312)。また、平均通信頻度158の値が閾値Th7より小さい場合は、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理C6を終了する。
一方、平均通信頻度158の値が閾値Th7以上の場合、制御部15は再び通信状態記憶部153を参照し、移動局201のIDに記憶された平均情報データ長159(図6参照)の値が、あらかじめ決定しておいた閾値Th8以上であるか否かを判断する(ステップS313)。その判断結果、平均情報データ長159の値が閾値Th8より小さい場合は、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理C6を終了する。
一方、平均情報データ長159が閾値Th8以上の場合は、制御部15は周波数検出結果記憶部152の周波数使用可能フラグ156を参照して、変更可能な周波数帯域が存在するか否かを判断する。即ち、全ての周波数帯域F1,・・・,Fmの周波数使用可能フラグ156を参照し、全ての周波数使用可能フラグ156が「0」であれば、変更可能な周波数帯域は存在せず、周波数使用可能フラグ156が「1」となっている周波数帯域が1つでもあれば、変更可能な周波数帯域が存在すると判断する(ステップS314)。この判断結果、変更可能な周波数帯域が存在しない場合、周波数帯域の変更は行わないと決定し処理C6を終了する。
一方、変更可能な周波数帯域が存在すると判断した場合、制御部15は、周波数帯域の変更を決定する(ステップS315)。このとき、図6に示すように、周波数使用可能フラグ156が「1」である周波数帯域Fiが「F3」のみの場合は、制御部15は、変更後、周波数帯域F3を使用することを決定する。また、複数の周波数使用可能フラグ156が「1」となっている場合には、制御部15は、周波数検出結果記憶部152を参照し、移動局201との通信に帯域幅が最も大きい周波数帯域Fiを使用することを決定する。
つまり、この評価処理C6では、移動局201,202,・・・の通信状態を評価し、大量の情報データを高い頻度で通信する移動局が存在する場合に、使用可能な周波数帯域の中から、最も帯域幅が大きい周波数帯域Fiを使用して通信を行うよう周波数帯域を変更している。
以上のように第3の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られるとともに、周波数帯域FCを使用して通信を行っている移動局が存在し、基地局装置100の制御部15が、この移動局との通信に使用する周波数帯域を複数の周波数帯域の中から1つ選択して変更すると決定した場合に、少量の情報データをやり取りしている移動局との通信には、帯域幅が最も小さい周波数帯域を選択し、大量の情報データを高い頻度でやり取りしている移動局との通信には、帯域幅が最も大きい周波数帯域を選択することで、第2無線通信システムに割り当てられた周波数帯域F1,F2,・・・,Fmを、長時間にわたって使用することを防ぎ、第2無線通信システムへ与える干渉をより低減することができる。
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る周波数帯域の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る基地局装置100の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る基地局装置100の周波数割当記憶部151の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る周波数検出記憶部152の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る通信状態記憶部153の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る移動局201の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る移動局201の周波数割当記憶部26の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る基地局装置100と移動局201の間の無線通信のシーケンスを示す図。 本発明の第1の実施例に係る周波数検出処理Aの流れを示すフローチャート。 本発明の第1の実施例に係る周波数変更評価処理B1の流れを示すフローチャート。 本発明の第1の実施例に係る評価処理C1の流れを示すフローチャート。 本発明の第1の実施例に係る評価処理C2を示すフローチャート。 本発明の第1の実施例に係る評価処理C3を示すフローチャート。 本発明の第2の実施例に係る周波数変更評価処理B2の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施例に係る利用効率評価処理D1の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施例に係る利用効率評価処理D2の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施例に係る利用効率評価処理D3の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施例に係る通信状態記憶部153の構成を示す図。 本発明の第3の実施例に係る周波数帯域の構成を示す図。 本発明の第3の実施例に係る周波数検出記憶部160の構成を示す図。 本発明の第3の実施例に係る評価処理C4の流れを示すフローチャート。 本発明の第3の実施例に係る評価処理C5の流れを示すフローチャート。 本発明の第3の実施例に係る評価処理C6の流れを示すフローチャート。
符号の説明
11,12−1,・・・,12−N,21,22・・・無線通信回路
13,14,23,24・・・制御回路
15,25・・・制御部
111,112,121−1,122−1,211,212,221,222・・・アンテナ
113,114,123−1,124−1,213,214,223,224・・・無線処理回路
115,125−1,215,225・・・変調回路
116,126−1,216,226・・・復調回路
127−1・・・周波数検出回路
151,251・・・周波数割当記憶部
152・・・周波数検出結果記憶部
153・・・通信状態記憶部

Claims (15)

  1. 複数の移動局と通信可能な基地局装置において、
    自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、
    自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、
    前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、
    前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、
    前記複数の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、
    前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、かつ前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の前記平均通信頻度が一定値以下であると判断した場合、前記移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段と
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  2. 複数の移動局と通信可能な基地局装置において、
    自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、
    自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、
    前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、
    前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、
    前記複数の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動
    局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、
    前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下であると判断した場合、前記移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段と を備えることを特徴とする基地局装置。
  3. 前記周波数変更制御手段は、前記未使用第2周波数帯域が複数存在した場合、当該第2周波数帯域の中から前記第1周波数帯域に近い帯域の未使用第2周波数帯域を選択して変更することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の基地局装置。
  4. 前記周波数変更制御手段は、前記複数の第2周波数帯域の周波数帯域幅がそれぞれ異なり、かつ前記未使用第2周波数帯域が複数存在した場合、当該第2周波数帯域の中から最も帯域幅が狭い未使用第2周波数帯域を選択して変更することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の基地局装置。
  5. 複数の移動局と通信可能な基地局装置において、
    自装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う少なくとも1つの第1の無線通信回路と、
    自装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して少なくとも1つの移動局と通信を行う複数の第2の無線通信回路と、
    前記複数の第2の無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、
    前記周波数検出手段で検出された前記第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、
    前記複数の移動局の通信中の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動
    局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、
    前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から使用されていない未使用第2周波数帯域が複数存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以上であると判断した場合、前記移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記複数の未使用第2周波数帯域の中から最も帯域幅が広い未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段と
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  6. 前記通信状態記憶手段に記憶された前記平均通信頻度及び前記平均データ長をもとに、前記第1周波数帯域の利用効率を算出する周波数利用効率評価手段をさらに備え、
    前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段が算出した前記利用効率が一定値以上と判断した場合、前記第1周波数帯域を使用して通信中の少なくとも1つの移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項5
    のいずれかに記載の基地局装置。
  7. 前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段が算出した前記利用効率が一定値より小さいと判断した場合、前記移動局との通信を前記未使用第2周波数帯域から前記第1周波数帯域へ戻すことを特徴とする請求項6に記載の基地局装置。
  8. 前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の数をカウントする周波数利用効率評価手段をさらに備え、
    前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段がカウントした前記移動局の数が一定値以上と判断した場合、前記第1周波数帯域を使用して通信中の少なくとも1つの移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項5のいずれかに記載の基地局装置。
  9. 前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段が算出した移動局の数が一定値より小さいと判断した場合、前記移動局との通信を前記未使用第2周波数帯域から前記第1周波数帯域へ戻すことを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記通信状態記憶手段は、前記複数の移動局の通信待ち頻度を当該移動局のIDと対応付けてさらに記憶し、
    前記通信状態記憶手段に記憶された前記通信待ち頻度の合計を算出する周波数利用効率評価手段をさらに備え、
    前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段が算出した前記通信待ち頻度の合計が一定値以上と判断した場合、前記第1周波数帯域を使用して通信中の少なくとも1つの移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項5のいずれかに記載の基地局装置。
  11. 前記周波数変更制御手段は、前記周波数利用効率評価手段が算出した通信待ち頻度の合計が一定値より小さいと判断した場合、前記移動局との通信を前記未使用第2周波数帯域から前記第1周波数帯域へ戻すことを特徴とする請求項10に記載の基地局装置。
  12. 複数の移動局と、前記移動局の少なくとも1つと通信を行う基地局装置とを備え、
    前記移動局は、
    前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して前記基地局装置と通信を行う第1の移動局側無線通信回路と、
    前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記基地局装置と通信を行う第2の移動局側無線通信回路とを備え
    前記基地局装置は、
    前記第1周波数帯域を使用して前記移動局の前記第1の移動局側無線通信回路と通信を行う第1の基地局側無線通信回路と、
    前記複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記移動局の前記第2の移動局側無線通信回路と通信を行う複数の第2の基地局側無線通信回路と、
    前記複数の第2の基地局側無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、
    前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、
    前記複数の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、
    前記周波数検出記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、かつ前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の前記平均通信頻度が一定値以下であると判断した場合、前記移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更制御手段とを備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  13. 複数の移動局と、前記移動局の少なくとも1つと通信を行う基地局装置とを備え、
    前記移動局は、
    前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して前記基地局装置と通信を行う第1の移動局側無線通信回路と、
    前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記基地局装置と通信を行う第2の移動局側無線通信回路とを備え
    前記基地局装置は、
    前記第1周波数帯域を使用して前記移動局の前記第1の移動局側無線通信回路と
    通信を行う第1の基地局側無線通信回路と、
    前記複数の第2周波数帯域の少なくとも1つを使用して前記移動局の前記第2の移動局側無線通信回路と通信を行う複数の第2の基地局側無線通信回路と、
    前記複数の第2の基地局側無線通信回路における前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して、前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出する周波数検出手段と、
    前記周波数検出手段で検出された前記複数の第2周波数帯域の使用有無が履歴として記憶される周波数検出結果記憶手段と、
    前記複数の移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長が当該移動局のIDと対応付けて記憶される通信状態記憶手段と、
    前記周波数検出記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から通信に使用されていない未使用第2周波数帯域が存在すると判断し、前記通信状態記憶手段を参照して前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下であると判断した場合、前記移動局との通信を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域へ変更する周波数変更手段とを備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  14. 基地局装置と少なくとも1つの移動局との間で前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して通信中に、前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域から未使用第2周波数帯域を検出して割り当てを変更する方法であって、
    前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出し、
    検出した前記複数の第2周波数帯域の使用有無を履歴として周波数検出結果記憶手段に記憶し、
    前記移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度を算出し、
    前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から通信に使用されていない前記未使用第2周波数帯域を検出し、かつ前記第1周波数帯域を使用して通信中の移動局の前記平均通信頻度が一定値以下である場合、前記移動局との通信に使用する周波数帯域を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域に変更する
    ことを特徴とする周波数割当方法。
  15. 基地局装置と少なくとも1つの移動局との間で前記基地局装置に優先的に割り当てられた第1周波数帯域を使用して通信中に、前記基地局装置以外に優先的に割り当てられた複数の第2周波数帯域から未使用第2周波数帯域を検出して割り当てを変更する方法であって、
    前記複数の第2周波数帯域の電力を定期的に検出して前記複数の第2周波数帯域の使用有無を検出し、
    検出した前記複数の第2周波数帯域の使用有無を履歴として周波数検出結果記憶手段に記憶し、
    前記移動局の単位時間あたりの情報データの平均通信頻度及び前記情報データの単位回数あたりの平均データ長を算出し、
    前記周波数検出結果記憶手段を参照して過去N回の使用有無の検出結果から通信に使用されていない前記未使用第2周波数帯域を検出し、前記第1周波数帯域を使用して通信中の第1の移動局の前記平均通信頻度が一定値以上であり、かつ前記平均データ長が一定値以下である場合、前記移動局との通信に使用する周波数帯域を前記第1周波数帯域から前記未使用第2周波数帯域に変更する
    ことを特徴とする周波数割当方法。
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