JP4685451B2 - 時間遅延が時間制限より良いか否かを評価する方法 - Google Patents

時間遅延が時間制限より良いか否かを評価する方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、実施依存パラメータとしての時間遅延が、統計的に決定されたソフト時間制限より良いか否かを評価する方法に係る。本発明は、特に、システムシミュレータにより生成されるセル品質スワップから、例えば、移動局であるユーザ機器により生成される登録メッセージまでの時間遅延を測定する測定分野に適用される。移動通信システムでは、移動局(ユーザ機器)は、現在のセルの現在の基地局との通信品質(セル品質)が低下し、別のセルの別の基地局との通信品質が、現在の基地局の品質に対して増加する場合は、セル再選択、又は、別の通信セルの別の基地局へのハンドオーバを行うべきである。
符号分割多元接続(CDMA)を用いた第3世代の移動システム用の幾つかの基地局を有する通信システムにおいて移動局により処理されるそのようなソフトハンドオーバは、例えば、米国特許第5,267,261号から公知である。
通信規格は、スワップセル品質から、別の基地局に登録するために登録メッセージをユーザ機器が生成する時間までの最大遅延時間を決定する。しかし、この時間遅延TDは、ハード制限(hard limit)ではなくソフト時間制限(soft time limit)として決定される。ハード制限とは、即ち、ユーザ機器は、遅延時間が時間制限を一回限り越えてもテストには、不合格とはならないことであり、ソフト時間制限とは、即ち、ユーザ機器は、反復測定において、特定の割合(例えば、90%)の場合に対して、テスト要件を満たすべきであるということである。テスト機器の合格/不合格決定(pass fail decision)は、例えば、3%の誤決定リスク(wrong decision risk)である特定の品質で行われるべきである。
現状の技術では、反復テストに対しそのような統計的に決定されたソフト時間制限を処理する方法は知られていない。
そのようなテストは、時間がかかる。このことは、以下の例に示される。この例における成功率SRは、90%である。この例における時間制限は、8sである。統計的有意性のためには、10の測定において9の成功を観察することは十分ではない。統計的有意性のためには、200*10の測定において200*9の成功を観察することが通常である。このテストは、4.5時間かかる。
本発明は、統計的に決定されたソフト時間制限に対して、特に、反復時間遅延測定で合格/不合格決定を行う効率的な方法を提供することを目的とする。
本発明は更に、統計的有意性を維持しながら最小可能テスト時間内に合格/不合格決定を行う効率的な方法を提供することを目的とする。
この目的は、請求項1、2、、又はの特徴により解決される。
従属項は、本発明の更なる発展に係わる。請求項16乃至19は、デジタル記憶媒体、コンピュータプログラム、及びコンピュータプログラムプロダクトにそれぞれ係る。
本発明は更に、図面に基づいて説明する。
図1は、スワップと、時間遅延の測定のシナリオを示す。図2は、各測定セットアップを示す。
システムシミュレータSSは、セルラ携帯電話通信システムの2つのセル1及びセル2をシミュレートする。ユーザ機器UE(移動局)は、セルラ携帯電話通信システムのセルのうちの1つに登録される。システムシミュレータSSは、特定の周期時点T1及びT2においてセル品質をスワップする。時間T1から時間T2までは、セル1が、セル2に比べてより良いセル品質を有する。例えば、セル1からユーザ機器UEにより受信される磁界の強さは、セル2から受信されるよりも3dB高い。時間T2から時間T1までは、セル2のセル品質は、セル1のセル品質と同じくらい良い。ユーザ機器UEは、セルスワップCSを認識し、そして、登録メッセージRMを生成することによりセルスワップCSに反応すべきである。登録メッセージRMにより、ユーザ機器UEは、より良いセル品質を供するセルに登録する。ユーザ機器UEは、セルスワップCSを評価し且つ認識し、また、登録メッセージRMによってそれに反応するために、特定の時間遅延TDを必要とする。この時間遅延TDは、システムシミュレータSSにより特定数のテストで測定され、その結果は、図2に示すようにコントローラCOに転送される。本発明の方法では、時間遅延TDが測定される。各時間遅延TDは、時間制限より悪いか又は良いかハード的に決定される。次に、遅延は、90%の場合において時間制限より良いか否か評価される。十分な反復後、例えば、3%の誤決定リスクで全体的な合格/不合格決定が、最小可能テスト時間内で行われる。
以下の具現化を使用する。
測定された全遅延における悪い遅延の発生は、統計的に独立であるか、又は、登録イベント後に十分なリカバリ時間を挿入することにより、容易に統計的に独立にすることが可能である。統計的に独立のイベントは、任意のエラー率(エラー率ER=1−SR成功率)に対し2項分布により決定される。
小さいエラー率には、2項分布は、ポアソン分布により近似される。両方の分布を用いることにより、意味のある結果が与えられる。ポアソン分布は、テスト時間と、小さいエラー率に対する統計的有意性に関して最適な結果を与え、また、ポアソン分布は、数学ソフトウェアツールにおいて良くサポートされている。
高いエラー率には、ポアソン分布は最適下限の結果を与える。結果は、テスト時間が最適より長い(悪い)、誤決定リスクは、所定より低い(良い)という点において保守的である。
2項分布は、テスト時間と、任意のエラー率に対する統計的有意性という点において最適である。しかし、2項分布は、標準的な数学ソフトウェアツールにおいてあまりサポートされていない。両方の導出を、以下に説明する。
本発明では、考えられる範囲で最悪の(worst possible)尤度分布PDhigh及び/又は考えられる範囲で最良の(best possible)尤度分布PDlowが、請求項1又は2、及び、請求項7又は8にそれぞれ与えられた式により得られる。これらの尤度分布から、平均数NEhigh又はNElowが得られ、NElimitとそれぞれ比較される。NElimitが、平均数NEhighより大きい、又は、平均数NElowより小さい場合、テストは停止され、装置は、早期に合格となった、又は、早期に不合格となったとそれぞれ決定される。テストの際に、予備のER段に対しシングルステップ誤決定確率(single step wrong decision probability)を用いることが可能であり、これは、テスト全体に対する確率より小さい。
本発明に用いられることが好適であるポアソン分布は、少数の「悪い遅延時間」に最良に適応される。「悪い時間遅延」は、時間制限を超過した遅延時間として定義する。例えば、8sの時間制限を超過した測定時間遅延は、「悪い時間遅延」であり、更に、「エラー」とも称する。例えば、8sである時間制限未満の測定時間遅延TDは、「良い時間遅延」である。
以下に、早期不合格条件及び早期合格条件を有するテスト手順を、数学的な方法で導き出す。
ERテスト手順は、反復処理である。遅延TDの数nsとエラーの数neは、予備ER(エラー率)を計算するようテストの始まりから累積される。次のエラーまでの時間遅延TDは、次の予備ERを計算するよう過去の時間遅延TDと共に使用される。各予備ERは、早期合格又は早期不合格限界に対してテストされる。早期合格又は早期不合格条件を得るための式は、シングルステップ誤決定確率Dを含む。この確率は、1つの特定の予備ER段にのみ有効である。しかし、テスト全体に対して誤決定確率F(F>D)を有することに意味がある。本願は、テスト全体に対する確率よりも小さいシングルステップ誤決定確率Dを使用することを提案し、また、所与のFからDを得る方法を提案する。
テストの性質、即ち、離散的なエラーイベントにより、悪い時間遅延の分数<1が、早期の停止制限を計算するために使用されるときは、早期の停止条件は、有効でないと宣言されている。本願は、この不確定の領域においてテストを行う方法についての提案を含む。これらの提案は、保守的(リスクはない)である。ER制限上のDUTは、任意の早期の停止条件を達成しない。本願は、特定数K(例えば、200)の悪い時間遅延において無条件にテストを停止することを提案する。この提案は、様々な測定品質を含むので、この欠点を解決する追加の提案をする。
予備ER段pERsにおける測定に基づいて、この測定のまわりの信頼範囲CRが得られる。これは、この範囲において実際の結果が高い確率で見つかるという特性を有する。
信頼範囲CRは、特定のER制限と比較される。その結果から、早期不合格及び早期合格条件を含む図が得られる。
限定された数の遅延nsにより、確定的なエラー率ERを厳密に決定することはできない。限定された数の遅延nsを適用することにより、悪い時間遅延の数neが測定される。ne/ns=erは、予備エラー率である。
予備ER段pERsにおけるテストでは、限定された数nsの測定時間遅延TDが適用され、悪い時間遅延の数neが測定される。neは、ポアソン分布における特定の差分確率に関連付けられる。予備ER段pERsにおいてテストを1回だけ行う分布における確率及び位置は、既知ではない。
このテストを無限回繰り返し、同じnsを繰り返し適用すると、完全なポアソン分布が得られる。悪い時間遅延の平均数(平均値)は、NEである。NE/nsは、DUTにおける実際のERである。ポアソン分布は、変数neを有し、平均又は平均値であるパラメータNEにより特徴付けられる。2つの制限間のneを見つける実確率は、そのような2つの制限間で積算することにより計算される。ポアソン分布の幅は、SQR(NE)に比例して増加し、これは、幅が絶対的に増加するが、相対的に減少することを意味する。
予備ER段pERsにおけるテストにおいて、ns個の時間遅延TDが適用され、ne個の悪い時間遅延が測定される。結果は、それぞれ別のパラメータNEにより特徴付けられる様々なポアソン分布の一部となることが可能である。これらのうちの2つを以下に示す。
確率Dで測定neを含む考えられる範囲で最悪の分布NEhighは、逆累算的演算
Figure 0004685451
により与えられる。この例では、Dは、0.002=0.2%である。PDhighは、変数niを有する望まれるポアソン分布である。neは、測定された悪い時間遅延の数である。
確率Dで測定neを含む考えられる範囲で最良の分布NElowは、逆累積演算
Figure 0004685451
により与えられる。この例では、Dは、Dと等しく、D=D=D=0.002=0.2%である。
NElowとNEhighの範囲の意味を説明するために、図3を参照されたい。図3は、測定された悪い時間遅延の数neの関数としての尤度密度PDを示す。この例では、時間遅延TDの測定数nsにおける悪い時間遅延の実際に検出された数neは、10である。悪い時間遅延の尤度分布は、既知ではない。全ての可能な尤度分布下で考えられ得る最悪の尤度分布PDhighと、全ての可能な尤度分布下で考えられ得る最良の尤度分布PDlowが示される。考えられる範囲で最悪の尤度分布PDhighは、0からne=10までの積分は、D=0.002の全確率を与えることを特徴とする。考えられる範囲で最良の尤度分布PDlowは、ne=10から∞までの積分は、D=0.002の全確率を与えることを特徴とする。好適な実施例では、Dは、Dに等しく、即ち、D=D=0.002=0.2%である。式(1)及び(2)から尤度分布PDhigh及びPDlowを得た後、尤度分布PDhighの平均値NEhighと、尤度分布PDlowの平均値NElowを得ることができる。平均値NElowとNEhighとの間の範囲が、図3に示す信頼範囲CRである。
測定値neが、あまり一般的ではない結果である場合(この例では、たった0.2%の確率)でも、実際の結果NEは、依然として信頼範囲CRと称するこの範囲内にある。
式(1)及び(2)における確率D及びDは、独立であることも可能だが、これらは、依存し等しい(D=D=D)ことが好適である。
ポアソン分布について、NElow及びNEhighは、上述した逆累積演算の結果であり、それぞれ、式(3)及び(4)に示す。入力は、テストにおいて測定された悪い時間遅延の数neと、確率D及びC=1−Dである。出力は、ポアソン分布の平均を示すパラメータであるNEである。
以下の例は、図3に示す(D=D=D)。
Figure 0004685451
例:
悪い時間遅延の数:ne=10
確率:D=0.002 C=0.998
結果:
NElow=3.26
NEhigh=22.98
解釈:
予備ER段pERsとのテストにおいて、ne=10個の測定された悪い時間遅延を有すると、低い確率D=0.002において、このテストにおける悪い時間遅延の平均数NEは、3.26から22.98の範囲外であり、又は、高い確率C=0.998では、3.26から22.98の範囲内である。
ポアソン分布の幅と同様に、信頼範囲CRは、SQR(ne)に比例して増加し、これは、範囲が絶対的に増加するが、相対的に減少することを意味する。
1つの結果neから計算された全信頼範囲CRが、特定されたNElimitの良い側(NElimit>NEhigh)にある場合、以下のことが言える:高い確率Cで、最終結果NEは、NElimitより良い。NElimitは、以下の式により与えられる。
Figure 0004685451
ERlimitは、装置に対して許容可能であり、無限の大きい数nsの時間遅延TDを用いた理想的に長いテストにより得られたエラー率である。
1つの結果neから計算された全信頼範囲CRが、特定されたNElimitの悪い側(NElimit<NElow)にある場合、以下のことが言える:高い確率Cで、最終結果NEは、ER制限より悪い。
各新しい時間遅延TDにより、全ての前の結果を再使用する、新しいテストが考慮される。各新しいテストにより、ns、ne、及びerの予備データが更新される。各新しいテストに対して、信頼範囲CRが計算され、NElimitに対して確認される。
全信頼範囲CRが、特定された制限の良い側(NElimit>NEhigh)にあるとすぐに、早期の合格(early pass)が可能にされる。全信頼範囲CRが、特定された制限の悪い側(NElimit<NElow)にあるとすぐと、早期の不合格(early fail)が可能にされる。この信頼範囲CRが、特定された制限の両側にある場合(NElow<NElimit<NEhigh)、これは、早期にDUTを合格としない又は不合格としないことは明らかである。
図3は、上述した条件を示す。当然ながら、NElimitは、テストの間に変化しない固定値であるが、NElow及びNEhigh並びに信頼範囲CRは、テストの間に変化する。しかし、説明のために、一定のNElimitに対する信頼範囲CRの可能な位置のうちの3つの可能性を、図3の同じ例に対し示す。
上述は、以下の式により説明することが可能である。
時間遅延TDの現在の数nsは、予備エラー率erと予備の悪い時間遅延の数neから計算される。
er=ne/ns (6)
時間遅延の数nsと悪い時間遅延の数NEにより表現される特定のERは、
ERlimit=NElimit/ns (7)
であり、式における省略のために、
ernorm=er/ERlimit=ne/NElimit (8)
(正規化されたer)
早期の合格は、以下を要求する:
NEhigh<NElimit (9)
早期の不合格は、以下を要求する:
NElow>NElimit (10)
早期の合格制限の式は、
Figure 0004685451
である。これは、neの関数としてernormを示す図4における下の曲線(ernorm pass(ne,C))である。
早期の不合格制限の式は、
Figure 0004685451
である。これは、図4における上の曲線(ernorm fail(ne,D))である。
早期の合格制限は、ne=0(これは、標準的に、良いDUTに対するテストの極めて始まりにおける場合である)に対しては決められていないので、第1の測定時間遅延TDと共に人為的な悪い時間遅延イベントを導入することが可能である。実際の第1の悪い時間遅延イベントが起きると、この人為的な悪い時間遅延は、この実際の悪い時間遅延イベントによって置換えられる。これは、理想的に良いDUTに対し可能な限り最短の測定時間を与える。例えば、ERlimit=0.1及び確率D=D=D=0.2%に対してns=50(6分20秒)である。
早期の不合格制限は、端数のエラー(fractional error)における決定問題により、小さいne<k(この例では、k=5未満)に対しNElow<1を使用するので、ne=kにおける早期の不合格制限は、上方向の垂直線により拡張される。このことは、非常に悪いDUTが、幾つかの遅延、この例では、約10の遅延(1分20秒)後にどの場合においても早期の不合格制限に当たること確実にする。即ち、テストは、neがkより小さい限り停止されない。
各新しい時間遅延TDにより、全ての前の結果を再使用する、新しいテストが考慮される。各新しいテストにより、ns、ne、及びerの予備データと、ernormが更新され、ernorm/ne座標が、ernorm図に入力される。これは、図5に示す。軌跡が早期不合格制限(ernorm(ne,D))又は早期合格制限(ernorm(ne,C))を交差するとすぐにテストは停止され、早期不合格又は早期合格の結論が、この瞬間に基づいて出され得る。
図5は、早期不合格及び早期合格の曲線を示す。ernormは、悪い時間遅延の数neの関数として示す。図5において示す単純な例について、ERlimit=0.2=1/5及び最終エラー率ER=0.25(1/4)である。テストは、エラー(悪い時間遅延)は検出されない第1の時間遅延TDで始まる。第2の時間遅延TDに対して、第1のエラー(悪い時間遅延)が検出され、予備エラー率er=ne/ns=1/2及びernorm=er/ERlimitは、1/2:1/5=5/2となる。第2の時間遅延TD後のernormは、図5中、×印が付される。第3の、第4の、及び第5の時間遅延TDに対して、更なるエラー(悪い時間遅延)は起きず、ernormは続けて、それぞれ、5/3、5/4、及び5/5となる。これらは、それぞれ、図5中、×印b、c、及びdが付される。第6の時間遅延TDは、新しいエラー(悪い時間遅延)をもたらし、neは2となる。従って、er=ne/nsは、2/6となり、ernormは、10/6となる。この状況は、図5中、×印eにより示す。第7の、第8の、及び第9の遅延TDには、更なるエラー(悪い時間遅延)は起きず、第7の、第8の、及び第9の遅延TD後の状況は、図5中、それぞれ、×印f、g、及びhにより示す。第10の時間遅延TDは、第3のエラー(悪い時間遅延)をもたらす。従って、erは、3/10となり、ernormは、15/10となる。この状況は、図5中、×印iにより示す。図5から分るように、軌跡は、テストの始まりにおいて、早期不合格曲線と早期合格曲線との間にあるが、約40のエラーの後には早期不合格曲線と交差する線zに収束する。従って、40エラー後、テストされたDUTは、テストを早期不合格したと決定可能である。
上述の計算は、小さいエラー率/高い成功率に対するテスト時間に関して最適な結果を与える。そうではない場合でも、ポアソン分布を用いたアプローチは依然として用いることが可能である。任意のエラー率/成功率に対して、2項分布は有効である。ポアソン分布は、等価の2項分布より広い。従って、信頼範囲がより広く、従って、早期合格と早期不合格制限間の空間もより広く、従って、結果は、テスト時間に関しては最適ではないが、テスト時間は、最適より長く、誤決定リスクは、所定より低いという点で保守的である。
高いエラー率/低い成功率に対しても最適な結果を得るために、2項分布は、以下のように適用されなければならない。
2項分布は、以下の形式を有する。
dbinom(ne,ns,ER)
ne:検出されたエラー(悪い時間遅延)の数
ns:測定された時間遅延TDの数
(ne/ns=予備のエラー率er)
ER:分布の平均値は、エラー率である。
測定されたer=ne/nsに対する考えられる範囲で最悪の分布は、以下の逆累積演算
Figure 0004685451
により決定される。ここで、Dは、誤決定リスクであり、niは、積分変数であり、neは、同時に積分制限である、現在検出されるエラー(悪い時間遅延)の数であり、nsは、現在測定される時間遅延TDの数であり、ERhighは、積分を一貫させるために、合わせられるべきパラメータである。これは、望まれる値である。結果は、ERhigh=qbinom(C,ne,ns)の形式を有し、C=1−Dであり、補完的な誤決定リスクは、信頼レベルと等しい。
考えられる範囲で最良の分布は、逆累積演算
Figure 0004685451
により決定される。ここで、neは、同時に積分制限である、現在検出されるエラー(悪い時間遅延)の数であり、nsは、同時に積分制限である、現在測定される時間遅延TDの数であり、ERlowは、積分を一貫させるために、合わせられるべきパラメータである。これは、望まれる値である。結果は、ERlow=qbinom(D,ne,ns)の形式を有する。
上述した以外の別の逆累積的反転が、しばしば標準数学ソフトウェアツールと共に提供される。形式は似ている。即ち、qbinom(D,少なくとも1つの上述以外の別のパラメータ)。
信頼範囲は、ERhighとERlowの間の範囲である。正規化されたernormは、ERlimitにより割り算される、測定された(予備の)er=ne/nsである。
早期の合格は、以下を要求する:
ERhigh<ERlimit
早期の不合格は、以下を要求する:
ERlow>ERlimit
ポアソンアプローチと同様に、早期の不合格制限は、
ernorm fail=er/ERlow (15)
早期の合格制限は、
ernorm pass=er/ERhigh (16)
以下の検討事項は、ポアソンアプローチ及び2項アプローチの両方に有効である。
以下の条件:
ne>=K (17)
の有効後に、早期の停止が起きなければ、ERテストは停止され得、DUTは、nsが十分に高ければ、合格とされ得る。Kは、エラー(悪い時間遅延)の最大数である。例えば、Kは、200であることが可能である。
K個(例えば、200)のエラー(悪い時間遅延)が起きた後、軌跡が、早期不合格曲線又は早期合格曲線を交差しない場合、DUTは、確定的に合格にされることが可能である。しかし、DUTが、幾分良いか又は幾分悪い場合は、K=200個のエラー(悪い時間遅延)が起きるずっと前に、もっと早めにテストを停止することが可能である。これは、テスト全体時間を顕著に短くする。
上の実施例では、早期の不合格とは、特定の予備ER段を通過したDUTは、不合格とされ、それがER制限より実際に良い0.2%の確率が容認されたことを意味する。更に、早期の合格とは、特定の予備ER段を通過したDUTは、合格とされ、それがERlimitより実際に悪い0.2%の確率が容認されたことを意味する。テストが、200のエラー(悪い時間遅延)において停止されると、DUTは、任意の早期不合格又は早期合格条件なく、任意に合格にされる。それは、様々な高さにおいて図4における垂直200エラー線を交差することが可能である。
各高さは、特定の統計的解釈に関連付けられる。図7に、ER制限より良い(悪い)DUTを有する確率を示す。図7の垂直線は、テストの終わりにおける図4における位置を示す。図7の水平線は、各々の確率を示す。従って、このようなテストは、様々な品質を有し、早期合格制限及び早期不合格制限においてより良い品質であり、200のエラーでの無条件の停止において、悪い及び可変の品質である。
以下の実施例は、この欠点を解決し、更に、テストを加速する。これは、早期不合格制限を維持しながらの早期合格制限の意味のある再決定により行われる。今度は、早期合格は、特定の予備ER段を通過したDUTは、合格とされ、それが特定のER制限より実際にはM倍(M>1)悪い0.2%の確率が受容されるということを意味する。これは、悪いDUT ER制限である。これは、図6に示すように、図4における早期合格制限を上方向にシフトする。図4におけるernorm pass(ne,C)は、図6におけるernormbad pass(ne,C)となる。ernorm fail(ne,D)は、変わらない。従って、
ポアソンについて、 NElimit,M=ERlimit・M・ns であり、
2項について、 ERlimit,M=ERlimit・M であり、
早期合格は、
NElimit・M=NElimit,M>NEhigh.(ポアソン)
ERlimit・M=ERlimit,M>ERhigh (2項) (18)
の場合に、許可される。
テストのために3つの高レベル入力パラメータがある。即ち、
−例えば、10%である特定されるエラー制限
−テスト全体において誤決定をする確率(提案:F=3%)
−悪いDUTの決定(ERlimit・M)
これから、作業パラメータが得られる。即ち、1つのテスト段階の誤決定リスクであるDは、テスト全体の誤決定リスクであるFから得られる。これを行う方法を以下に説明する。
Dを用いて、早期合格制限及び早期不合格制限を、式11、12、15、16に従って計算することが可能である。
早期合格制限及び早期不合格制限の交差座標は、エラー(悪い時間遅延)の最大数と、エラー率テスト制限TL(特定されるエラー制限<TL<M*特定されるエラー制限)である。
様々なテスト品質に伴う上述した欠点を解決する無限大の可能性がある。
上述した例では、早期合格制限と早期不合格制限間の開いた端は、もともとは合格と宣言され、時間は、早期合格制限をM(M>1)で乗算することにより抑えられ、それにより、それを早期不合格曲線と早期合格曲線とが、200のエラー(200の悪い時間遅延:例えば、上から)において交差するよう上方向にシフトさせる。従って、高い確率で悪いDUTのみが不合格とされる(顧客リスク)。
補完的な方法は、早期合格制限と早期不合格制限間の開いた端は、不合格として宣言され、時間は、早期不合格制限をm(0<m<1)で乗算することにより抑えられ、それにより、それを、早期不合格曲線と早期合格曲線とが、200のエラー(200の悪い時間遅延:例えば、上から)において交差するよう下方向にシフトさせる。従って、高い確率で良いDUTのみが合格とされる(製造元リスク)。
折衷の方法は、早期合格制限と早期不合格制限間の開いた端は、任意の割合で分割される。上部は、不合格として宣言され、下部は、合格として宣言される。時間は、早期不合格制限をm(0<m<1)で乗算し、従って、それを下方向にシフトし、早期合格制限をM(M>1)で乗算し、従って、それを上方向にシフトすることにより抑えられる。従って、早期不合格曲線及び早期合格曲線は、200のエラー(200の悪い時間遅延:例えば、上から)において交差する。
所与のD及びDで、図5及び図4又は図6における早期不合格曲線及び早期合格曲線は、テストが開始される前に計算可能である。テストの間には、ernorm=ne/NElimit(2項については:ernorm=er/ERlimit)を計算され、図5及び図6に対して説明したように早期合格制限及び早期不合格制限と比較すればよいだけである。従って、集中的な計算が、テストの間に行われる必要がない。
上述のD及びDは、早期停止無しで通過したDUTの特定の予備ER段に対するシングルステップ誤決定確率を示す。実際のテストには、テスト全体に対する誤決定確率Fを事前に決定することが好適である。各段階について、DUTの一部は、シングルステップ誤決定確率Dによって統計的全体性から離れる。これは、量F>Dまで累積する。
以下の方法により、Dを、Fから導き出すことを提案する。
統計的独立に基づいて、ER制限上のERを有するDUT(制限−DUT)及びM*ERを有するDUT(悪いDUT)の大きい集合は、シミュレートされ、制限−DUT集合と悪いDUT集合に対するテスト全体は、自由D−パラメータ(D及びD)で、早期合格限界及び早期不合格限界に対してシミュレーションにより実行される。シミュレーションは、その大きい集合の特定の一部分F(D<F<1)は、誤って不合格とされ(制限−DUT)、又は誤って合格とされる(悪いDUT)ことを示す。これは、テスト全体に対する誤決定確率Fを表す。Dは、Fが、所定の誤決定確率に対応するよう合わせられる。
最初に述べた誤決定リスク3%は、シミュレーションの結果、式及び図面に適用される0.2%のシングルステップ誤決定リスクに相当する。
後から考えてみるに、分布は、このシミュレーションをもはや正確に適用しているわけではない。DUTは、早期不合格又は早期合格により統計的全体性を離れるとすぐに、次の分布が変更される。その限りにおいて、最初に選択された分布は、テストの始まりにおいてのみに意図する有効性を有する。早期合格及び早期不合格により、分布は、テストの終わりに近づくに連れて一層切り捨てられる。この切れた分布は、もはや分析的に取り扱うことができず、従って、Dを、Fから分析的に導き出すことは不可能となる。各次の分布を、数値的方法により導き出すことが可能である。それにより、Dを、Fから数値的に導き出すことが可能である。上に提案する処理では、正しい分布のセットではなく、一意の初期分布のみが、近似として適用される。正しい分布のセットを使用することにより、Dを、Fから、
F=1−(1−D)ne (19)
により計算することが可能である。
一般的に、
F>D1−(1−F)1/ne (20)
と考えることができる。
この式は、方法が初期分布を用いたシミュレーションに基づく場合は、Dの下限として作用することが可能である。
セルスワップと遅延時間の測定のシナリオを示す図である。 測定セットアップを示すブロック図である。 本発明の方法を説明する図である。 測定されたエラーneの関数として基準のエラー率ernormを示す図である。 本発明の第1の実施例を用いた測定を説明するための図である。 本発明の第2の実施例を用いた測定を説明するための図である。 確率の関数として本発明の方法の第1の実施例を用いたテストの終わりにおける位置を示す図である。

Claims (17)

  1. テスト対象装置の要求に対する応答までの時間遅延に基づいて該テスト対象装置をテストする方法であって、
    前記テスト対象装置の前記時間遅延をns個、測定し、測定された前記ns個の時間遅延のうち、予め設定された特定の時間制限を越えるエラー時間遅延個数neを検出する段階と、
    許容すべき予め設定された誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容する誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布である方法。
  2. テスト対象装置の要求に対する応答までの時間遅延に基づいて該テスト対象装置をテストする方法であって、
    前記テスト対象装置の前記時間遅延をns個、測定し、測定された前記ns個の時間遅延のうち、予め設定された特定の時間制限を越えるエラー時間遅延個数neを検出する段階と、
    許容すべき予め設定されたシングルステップ誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布であり、
    前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dは、許容すべきテスト全体の誤決定確率Fより小さく設定されている方法。
  3. 前記シングルステップ誤決定確率Dは、
    Figure 0004685451
    の範囲にあることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. ne=0の不確定の状況を回避するために、前記テストを人為的なエラー時間遅延個数ne=1で開始し、特定のエラーが発生するときにエラー時間遅延個数neを増加しないことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の方法。
  5. テスト対象装置の要求に対する応答までの時間遅延に基づいて該テスト対象装置をテストする方法であって、
    前記テスト対象装置の前記時間遅延をns個、測定し、測定された前記ns個の時間遅延のうち、予め設定された特定の時間制限を越えるエラー時間遅延個数neを検出する段階と、
    許容すべき予め設定された誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの前記テスト対象装置を不合格とするための分布を与える尤度分布をPDlow(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容する誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowより小さい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを不合格となったと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowより大きい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布である方法。
  6. テスト対象装置の要求に対する応答までの時間遅延に基づいて該テスト対象装置をテストする方法であって、
    前記テスト対象装置の前記時間遅延をns個、測定し、測定された前記ns個の時間遅延のうち、予め設定された特定の時間制限を越えるエラー時間遅延個数neを検出する段階と、
    許容すべき予め設定された誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの前記テスト対象装置を不合格とするための分布を与える尤度分布をPDlow(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容する誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowより小さい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを不合格となったと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NElowより大きい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDlow(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布であり、
    前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dは、許容すべきテスト全体の誤決定確率Fより小さく設定されている方法。
  7. 前記シングルステップ誤決定確率Dは、
    Figure 0004685451
    の範囲にあることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. ne<k(kは、小さい数の悪い時間遅延)に対し不確定の状況を回避するために、neがkより小さい限り、前記テストを停止しないことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項記載の方法。
  9. 更に、許容すべき予め設定された誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容する誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布である請求項5乃至8のいずれか一項記載の方法。
  10. 更に、許容すべき予め設定された誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容する誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit,M=ERlimit・M・ns(M>1)
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布である請求項5乃至8のいずれか一項記載の方法。
  11. 前記シングルステップ誤決定確率D、Dは、等しい(D=D)であることを特徴とする請求項9又は10記載の方法。
  12. 更に、許容すべき予め設定されたシングルステップ誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit=ERlimit・ns
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimitが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布であり、
    前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dは、許容すべきテスト全体の誤決定確率Fより小さく設定されている請求項5乃至8のうちいずれか一項記載の方法。
  13. 更に、許容すべき予め設定されたシングルステップ誤決定確率をD、固定数の時間遅延のサンプルにおける時間遅延の個数niの、前記テスト対象装置を合格させるための分布を与える尤度分布をPDhigh(ni,NE)、前記測定されたエラー時間遅延の個数neに対して与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighとしたとき、検出された前記エラー時間遅延個数ne及び予め設定された前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dを与えることにより、
    Figure 0004685451
    に基づいて前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを得る段階と、
    許容すべき限界として予め設定されるエラー率をERlimitとしたとき、前記エラー率ERlimit及び前記測定された時間遅延個数nsを与えることにより、許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit
    NElimit,M=ERlimit・M・ns(M>1)
    により得る段階と、
    前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighを、前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mと比較する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより大きい場合、前記テストを停止し、前記テスト対象装置が前記テストを合格したと決定する段階と、
    前記許容すべき限界値として与えられるエラー時間遅延の平均個数NElimit,Mが、前記検出されたエラー時間遅延個数neに対して前記尤度分布により与えられるエラー時間遅延の平均個数NEhighより小さい場合、前記テストを続行し、それにより、前記時間遅延個数nsを増加させる段階と、
    を含み、
    前記尤度分布PDhigh(ni,NE)は、ポアソン分布、又は、二項分布であり、
    前記許容すべきシングルステップ誤決定確率Dは、許容すべきテスト全体の誤決定確率Fより小さく設定されている請求項5乃至8のうちいずれか一項記載の方法。
  14. 前記許容すべきテスト全体の誤決定確率F、Fは、等しい(F=F)であることを特徴とする請求項12又は13記載の方法。
  15. ne=0の不確定の状況を回避するために、前記テストを人為的なエラー時間遅延個数ne=1で開始し、特定のエラーが発生したときにエラー時間遅延個数neを増加しないことを特徴とする請求項5乃至14のうちいずれか一項記載の方法。
  16. コンピュータ又はデジタル信号プロセッサに、請求項1乃至15のうちいずれか一項記載の各段階を実行させるプログラムが記憶されたコンピュータ又はデジタル信号プロセッサにより読み取り可能なデジタル記憶媒体。
  17. 請求項1乃至15のうちいずれか一項記載の方法を実行するコンピュータプログラムが記録された記録媒体。
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