JP4684702B2 - 眼光学特性測定方法及び眼光学特性測定装置 - Google Patents

眼光学特性測定方法及び眼光学特性測定装置 Download PDF

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Description

本発明は眼光学特性を測定する為の眼光学特性測定方法、及び眼光学特性測定装置に関するものである。
従来、眼の光学特性を高精度に測定する為、測定光束を発する点光源と、被検眼瞳を通し被検眼眼底に点光源像を投影する投影系と、この点光源像を眼底から被検眼瞳を通して光電検出器上に測定光束像を投影する受光系とを設け、前記光電検出器上に形成された測定光束像の光量分布特性から眼の光学特性であるMTF等を測定する眼光学特性測定装置が知られている。
この種の眼光学特性測定装置に於いては、点光源からの測定光束は被検眼角膜・水晶体を通過して被検眼眼底上に点光源像を形成(第1の光路)し、被検眼眼底から反射された測定光束は第1の光路とは逆方向から水晶体・角膜とを通り、光電検出器上に第2の点光源像を形成(第2の光路)するものである。そして、前記光電検出器上の測定光束像の光量分布関数から被検眼の眼光学特性関数を測定し、この眼光学特性関数に基づき特定の視標が被検眼眼底にどの様な像として形成されるかのシミュレーション画像を演算・表示するものである。
然し乍ら、従来の眼光学特性測定装置では、角膜から眼底に至る第1の光路での測定光束が通過する領域と、眼底から角膜に至る第2の光路での測定光束が通過する領域とは同一ではなく、被検眼光軸を中心とした対称な領域となる。その為、被検眼の眼光学特性が軸対称の収差特性を持っている場合には問題がないが、軸対称でない収差特性を持っている場合は、前記シミュレーション画像に反映させることができないという問題点を有している。
そこで、本出願人は特許文献1に於いて、被検眼が軸対称でない収差特性を持っている場合でも、収差特性をシミュレーション画像に反映させることがでる眼光学特性測定装置を提案した。
特許文献1の眼光学特性測定装置では、第1の光路及び第2光路のそれぞれに第1の絞りと第2の絞りを配置し、その両絞りを同開口径の絞りに設定した時の光電検出器上の光量分布特性に基づいて被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTFを算出し、前記両絞りの一方だけを所定の微小開口径にした時の光電検出器上の光量分布特性に基づいて被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFを算出し、これらの周波数伝達関数MTF及び位相伝達関数PTFから被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFを演算し、この光学伝達関数OTFに基づいて被検眼眼底に形成されるシミュレーション画像を演算する様にしている。
然し乍ら、この眼光学特性測定装置では、第1の絞りと第2の絞り内、一方の絞りを微小開口径にして測定を行っており、一方の絞りを微小開口径にした場合、投影光束のNA(開口数)は小さくなる為、被検眼眼底に形成される点光源像、或は、光電検出器上の第2次点光源像が回折の影響で広がり、被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFは高周波領域で信頼性がないという問題が生じる。
その結果として被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTF値が高周波で信頼性のある値を得ることが困難となるという問題を有していた。
又、信頼性のある低い周波数でのPTFから所定量高い周波数でのPTFを推定し、この推定PTFと測定されたMTFとから推定OTFを算出し、この推定OTFを再度MTFとPTFとに分解し、この分解されたMTFと測定MTFとを比較して両値が一致する迄推定PTFを変えて繰返し演算を行い、信頼性のあるPTFを算出する試みがなされている。
然し乍ら、信頼性を有するOTFに収束させる為の演算に膨大な時間が掛かり、高速で眼光学特性を演算することが困難であるという欠点を有するものである。
特開2005−58322号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、求められる光学伝達関数OTF値の高い周波数での信頼性を高めると共に高速で眼光学特性を求める様にするものである。
又本発明は、光電検出器上の光量分布特性に基づいて演算される被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTFだけからも、被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFを演算することができる様にするものである。
本発明は、被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFの所定第1の周波数での実数部値と虚数部値とから該第1の周波数より所定量高い第2の周波数での光学伝達関数OTFの実数部値と虚数部値とを推定する為の第1のステップと、該第1のステップで推定した実数部値と虚数部値とから第2の周波数に於ける推定周波数伝達関数MTF値を算出し、該推定周波数伝達関数MTF値と予め測定された被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTF値との比較に基づき前記第1のステップで推定した実数部値と虚数部値を補正して確定する為の第2のステップとを有する眼光学特性測定方法に係るものである。
又本発明は、前記所定第1の周波数での実数部値と虚数部値は、予め測定された前記被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFから算出する眼光学特性測定方法に係り、又前記被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFは、被検眼眼底に点光源像を投影する為の入射瞳径と、点光源像からの反射光束で第2次点光源像を形成する為の射出瞳径のどちらか一方の瞳径を所定の微小開口径に設定した時の、第2次点光源像の光量分布特性から測定される眼光学特性測定方法に係り、又前記被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTFは、所定の入射瞳径で被検眼眼底に点光源像を投影し、その点光源像からの反射光束で前記入射瞳径と同じ射出瞳径を介して形成される第2次点光源像の光量分布特性から測定される眼光学特性測定方法に係り、又前記第1のステップと前記第2のステップとを周波数を所定量高くしながら、順次繰返すことにより広い周波数に於ける光学伝達関数OTFを算出する眼光学特性測定方法に係り、又前記光学伝達関数OTFを逆フーリエ変換し、視標の光量分布関数とコンボルーション積分することで、被検眼眼底に投影される視標のシミュレーション画像を演算する第3のステップを有する眼光学特性測定方法に係るものである。
又本発明は、測定光束を発する光源と、被検眼眼底に向けて測定光束を投影する為の投影系と、被検眼眼底から反射された測定光束を光電検出器上に投影する受光系と、前記投影系の光束及び前記受光系の光束を制限することで少なくとも2つの設定条件を設定可能な設定手段とを有する光学部と、前記少なくとも2つの設定条件で前記光電検出器から得られるそれぞれの光量分布特性に基づき周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFを演算すると共に高周波域の位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFに基づき演算して推定位相伝達関数PTFを演算し、該推定位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTFを基に補正する制御演算部とを具備する眼光学特性測定装置に係るものである。
本発明によれば、被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFの所定第1の周波数での実数部値と虚数部値とから該第1の周波数より所定量高い第2の周波数での光学伝達関数OTFの実数部値と虚数部値とを推定する為の第1のステップと、該第1のステップで推定した実数部値と虚数部値とから第2の周波数に於ける推定周波数伝達関数MTF値を算出し、該推定周波数伝達関数MTF値と予め測定された被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTF値との比較に基づき前記第1のステップで推定した実数部値と虚数部値を補正して確定する為の第2のステップとを有するので、高周波域での光学伝達関数OTFの信頼性を向上させ、眼光学特性測定の精度を向上させ、又複雑な演算をする必要がないので、高速で測定が可能である。
又本発明によれば、測定光束を発する光源と、被検眼眼底に向けて測定光束を投影する為の投影系と、被検眼眼底から反射された測定光束を光電検出器上に投影する受光系と、前記投影系の光束及び前記受光系の光束を制限することで少なくとも2つの設定条件を設定可能な設定手段とを有する光学部と、前記少なくとも2つの設定条件で前記光電検出器から得られるそれぞれの光量分布特性に基づき周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFを演算すると共に高周波域の位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFに基づき演算して推定位相伝達関数PTFを演算し、該推定位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTFを基に補正する制御演算部とを具備するので、高周波域での光学伝達関数OTFの信頼性を向上させ、眼光学特性測定の精度を向上させ、又複雑な演算をする必要がないので、高速で測定が可能である等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、図1に於いて本発明が実施される眼光学特性測定装置の基本的な構成について説明する。該眼光学特性測定装置は、主に光学部36及び制御演算部40を有している。
図1中、1は被検眼、2は投影光学系、3は受光光学系、10は前記投影光学系2の投影光軸、12は前記受光光学系3の受光光軸を示している。
前記投影光学系2は被検眼1の眼底1aと共役な位置になる様に光軸に沿って移動可能である光源5、該光源5から発せられた測定光束4(赤外光)を投影する為の投影レンズ6、該投影レンズ6の前記投影光軸10上には被検眼1の瞳1bと略共役な位置に配置された第1絞り板9、該第1絞り板9を透過した前記測定光束4が入射する偏光ビームスプリッタ8が配設されている。
該偏光ビームスプリッタ8は、前記測定光束4の第1の偏光成分(例えばP直線偏光成分)を前記受光光軸12に沿って被検眼1に向け反射し、第2の偏光成分(例えばP直線偏光に対して偏光方向が90°異なるS直線偏光成分)を透過する様になっている。
前記受光光軸12の前記偏光ビームスプリッタ8の反射光軸側には対物レンズ11、1/4波長板13が配設され、前記光源5からの前記測定光束4は前記偏光ビームスプリッタ8でP直線偏光成分が反射され、前記対物レンズ11、1/4波長板13を経て被検眼1の眼底1aに投影される様になっている。
前記受光光学系3は、前記偏光ビームスプリッタ8、前記対物レンズ11、1/4波長板13を前記投影光学系2と共用しており、前記受光光軸12の前記偏光ビームスプリッタ8の反射光軸側には対物レンズ11、1/4波長板13が配設され、前記偏光ビームスプリッタ8の透過光軸側には被検眼1の瞳1bと略共役位置に配置された第2絞り板19、結像レンズ20、光電検出器21が配設されている。該光電検出器21は前記光源5の移動に連動して前記受光光軸12に沿って移動可能となっている。前記結像レンズ20は被検眼眼底1aと共役な位置にあり、前記測定光束4は前記1/4波長板13を2度透過することで、S直線偏光となり、前記偏光ビームスプリッタ8を透過し、前記第2絞り板19を経て、前記結像レンズ20により前記光電検出器21に結像される。
前記第1絞り板9、第2絞り板19について説明する。
前記第1絞り板9、第2絞り板19は同一のものが使用され、図3に示される様に円板に微小基準絞り開口31,31,31…と測定絞り開口32a,32b,32c…とが同一円周上に、等角度間隔で交互に穿設されている。
前記微小基準絞り開口31は、前記測定光束4が被検眼1の瞳1b上で、被検眼1の瞳1bと同径となる孔、例えば1mmの直径の孔であり、前記測定絞り開口32a,32b,32c…は前記微小基準絞り開口31より大径の孔で、測定時の被検眼1の瞳1b上で前記測定光束4が瞳孔に相当する径となる孔であり、例えば、1.5mm〜6mmの直径を有する孔であり、所要回転方向に1.5mm,2mm,3mm,…と漸次径が大きくなっている。又、前記微小基準絞り開口31と前記測定絞り開口32が穿設されている円周は、前記投影光軸10に合致しており、前記微小基準絞り開口31、測定絞り開口32の中心は前記投影光軸10に合致する様になっている。
前記第1絞り板9、第2絞り板19は、それぞれ第1絞り用回転モータ33、第2絞り用回転モータ34により独立して回転される様になっている。前記第1絞り用回転モータ33、第2絞り用回転モータ34には回転角の制御が可能なステッピングモータ、或はサーボモータが使用される。
尚、前記第1絞り板9、第2絞り板19は短冊形状とし、前記微小基準絞り開口31、前記測定絞り開口32を直線的に等ピッチで穿設し、リニアモータ、ステッピングシリンダ等で直線的に移動させる様にしてもよい。
又、前記第1絞り板9、第2絞り板19に電子絞り装置を用いてもよい。即ち、電子絞り装置は、透明板に設けられた液晶によって構成され、液晶の通電状態によって透明部分、即ち微小基準絞り開口31、測定絞り開口32が形成され、液晶への通電状態を制御することで、前記微小基準絞り開口31、測定絞り開口32に変更される様にしたものである。
前記光電検出器21からの受光信号は信号処理部26を介して記憶部27に記憶される。該記憶部27には周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTF、光学伝達関数OTF等を演算する演算プログラム、前記光電検出器21からの信号を基に画像処理、或は画像から光量分布等を演算するデータ処理プログラム、測定を実行する為のシーケンスプログラム、前記第1絞り用回転モータ33、第2絞り用回転モータ34等の駆動制御、測定時のシーケンス制御等の制御を行う制御プログラム、各種視標像のイメージデータ、該視標像の光量分布特性(光量分布関数)、視標の周波数伝達関数等、測定に必要なプログラム及びデータが格納されている。
前記信号処理部26から前記記憶部27へのデータの書込みは制御部28によって制御され、該制御部28は前記記憶部27に記憶されたデータから演算プログラム、データ処理プログラムに基づき所要の演算をし、又演算結果を表示部29に表示する。
尚、ここで周波数とは、1mmの間隔に等間隔で記された黒線の本数を意味する。例えば、1mmの間隔に10本の黒線が記された状態では周波数は10である。
前記制御部28には駆動制御部30が接続されており、該駆動制御部30は前記制御部28からの指令に基づき前記第1絞り用回転モータ33、前記第2絞り用回転モータ34の駆動を制御する様になっている。
以下、第1の実施の形態に於ける測定作用について説明する。
測定作用は2モードで行われる。先ず、第1測定モードでは制御プログラムに従って前記駆動制御部30を介して前記第1絞り用回転モータ33及び前記第2絞り用回転モータ34が駆動され、前記第1絞り板9で被検眼1の瞳1bの径より小さな所定径の測定絞り開口32、例えば、眼光学特性を測定する瞳径を4mmとする場合には、直径が4mmの測定絞り開口32dが前記投影光軸10上に位置する様前記第1絞り板9が回転位置決めされる。
又、同様に前記第2絞り用回転モータ34が駆動され、前記第2絞り板19で測定絞り開口32、例えば直径が4mmの測定絞り開口32dが前記投影光軸12上に位置する様、前記第2絞り板19が回転位置決めされる。
前記投影光学系2より前記測定光束4が、前記測定絞り開口32dを通して被検眼1の眼底1aに投影され、被検眼1の眼底1aに点光源像が形成される。即ち、前記光源5からの前記測定光束4は前記投影レンズ6を透過して前記偏光ビームスプリッタ8に至り、該偏光ビームスプリッタ8でP直線偏光成分が反射され、前記対物レンズ11、1/4波長板13を経て被検眼1の眼底1aに投影され、被検眼1の眼底1a上に第1モード第1視標像が結像される。
前記測定光束4に関して、前記1/4波長板13を透過することで、1/4波長板の偏光軸との関係で、例えば、P直線偏光は右円偏光となり、次に前記測定光束4が被検眼1の眼底1aで全反射されると、左円偏光となる。更に、前記測定光束4の左円偏光は前記1/4波長板13を再度透過することで、前記P直線偏光とは偏光方向が90°異なるS直線偏光となる。
被検眼1の眼底1aで反射された反射測定光束4′は、前記対物レンズ11により前記偏光ビームスプリッタ8に導かれる。該偏光ビームスプリッタ8はP直線偏光を反射し、S直線偏光を透過するので、前記反射測定光束4′は全て前記偏光ビームスプリッタ8を透過し、前記第2絞り板19の測定絞り開口32dを通して前記結像レンズ20により前記光電検出器21上に第1モード第2視標像として結像される。
前記光電検出器21に結像された像は、被検眼1の眼光学特性が軸非対称の収差成分を有している場合、軸非対称の収差の影響を受けた像となっている。
次に、第2測定モードでの測定が行われる。第2測定モードでの測定は図2に示される。
前記第1絞り用回転モータ33が駆動され、前記測定絞り開口32dに隣接する前記第1絞り板9の前記微小基準絞り開口31が選択され、前記第2絞り板19については前記測定絞り開口32dが保持される。
前記微小基準絞り開口31が選択されることで、被検眼1に投影される前記測定光束4は、光軸近傍に限定された光束幅となる。前記投影光学系2から投影された前記測定光束4は第1測定モードと同様にして被検眼1の眼底1a上に第2モード第1視標像として結像される。前記測定光束4が光軸近傍の光束幅に限定されて被検眼1に投影されることから、第2モード第1視標像は被検眼1の眼光学特性の軸非対称の収差の影響を略受けることがない。
被検眼1の眼底1aで反射された反射測定光束4′は、第1測定モードと同様にして前記光電検出器21に第2モード第2視標像として結像される。
前記光電検出器21は、上記2つの測定モードで得られた第1モード第2視標像、第2モード第2視標像をそれぞれ電子データに変換し、該電子データは前記信号処理部26を介してそれぞれ前記記憶部27に保存される。前記制御部28は、各視標像のデータを基にそれぞれ光量分布特性を演算し、更に該光量分布特性は前記記憶部27に保存される。
以下、被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFの演算について説明する。
被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFの演算は、先ず第1測定モードの結果に基づき、被検眼1の眼光学特性の周波数伝達関数MTF(u)を演算する。該周波数伝達関数MTF(u)は周波数uの関数であり、ここで演算された周波数伝達関数を meansMTF(u)とする。
次に、第2測定モードの結果に基づき被検眼1の眼光学特性の位相伝達関数PTF(u)を演算し、最後に周波数伝達関数 meansMTF及び位相伝達関数PTF(u)から被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTF(u)が演算される。但し、第2測定モードの結果に基づき得られる位相伝達関数PTF(u)は、所定値以下の低周波数では信頼性があるが、所定値を越えた場合は、信頼性に乏しいので、所定値を越えた範囲の位相伝達関数PTF(u)については、所定値以下の低周波数の位相伝達関数PTF(u)に基づき演算により求める。
位相伝達関数PTF(u)が、所定値を越えた場合に信頼性が乏しくなるのは、被検眼1の眼底1aに投影される光束が、前記第1絞り板9により光軸近傍に制限されることで、被検眼1の眼底1aに形成される点光源像が回折により広がる為である。
尚、位相伝達関数PTF(u)は、前記反射測定光束4′を前記第2絞り板19で光軸近傍に制限しても、同様に演算できるが、この場合も前記光電検出器21上での受光像が回折により広がる為に、周波数が所定値を越えた場合は信頼性に乏しくなる。
先ず第1測定モードに於いて、所定の瞳径に於ける被検眼1の角膜から眼底1aに至る光学系の振幅透過率をP(x)とすると、眼底1aから再度被検眼眼球光学系を透過する際の振幅透過率はP(−x)と表され、その時に前記光電検出器21に形成された反射測定光束4′の光束の光量分布関数をI(x)とすると、I(x)は下記(1式)で表される。ここで※はコンボルーション積分である。
I(x)=P(x)※P(−x) …(1式)
更に、被検眼眼球光学系の周波数伝達関数 meansMTF(u)は下記(2式)で演算できる。
meansMTF(u)=√[FT(I(x))] …(2式)
次に、第2測定モードについて説明する。尚、以下位相伝達関数PTFはPTF、周波数伝達関数MTFはMTF、光学伝達関数OTFはOTFと称す。
被検眼1の眼底1aに投影する際の充分小さな有効径での眼球光学系の振幅透過率をPd(x)とすると、眼底1aから再度被検眼眼球光学系を透過する際の振幅透過率は、前述と同様にP(−x)と表され、その場合の前記光電検出器21で形成される光束の光量分布関数をId(x)とすると、Id(x)は下記(3式)で表される。
Id(x)=Pd(x)※P(−x) …(3式)
更に、Id(x)を基に被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTF(u)は下記(4式)で演算できる。
PTF(u)=tan−1{Im[FT(Id(x))]/Re[FT(Id(x))]} …(4式)
又、被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTF(u)は、下記(5式)で表される。
OTF(u)= meansMTF(u)×ePTF(u) …(5式)
上記(2式)、(4式)を利用し、OTF(u)を逆フーリエ変換し、実際の視標の光量分布関数とをコンボリューション積分することで、被検眼1の眼底1aに投影されるイメージのシミュレーション画像S(x)を演算することができる。
上記演算により求められるOTF(u)、イメージのシミュレーション画像S(x)は、所定周波数以下では信頼性が高いがそれ以上ではPTF(u)の信頼性が乏しい。従って、所定周波数以上については信頼性のある値の周波数u0 を基に、下記の演算によりPTF(u)を推定するものである。
前述の測定された meansMTF(u)、及び、PTF(u)に基づいて、光学伝達関数OTF(u)を下記式で算定する。
前述した様にOTF(u)は(5式)で表される様に
OTF(u)= meansMTF(u)×ePTF(u)であり、このOTF(u)を、実数部Re(u)と虚数部Im(u)に分け、実数部Re(u)と虚数部Im(u)を測定された meansMTF(u)と共に図示したのが図4である。
ここで、前述した様に、PTF(u)は前記測定光束4を前記第1絞り板9により光軸近傍に制限して測定していることから、回折の影響によりある所定周波数より高い周波数の値に関しては信頼性がない為、図4に示す、OTF(u)の実数部Re(u)と虚数部Im(u)は、所定周波数u0 より高い周波数の値に関しては信頼性がないことになる。一方、前記 meansMTF(u)は光束を光軸近傍に制限することなく測定しているので、高い周波数となっても信頼できる。
従って、信頼性のある値の周波数u0 を基に、それより高い周波数の周波数uの値を、 meansMTF(u)の値を参照して演算により推定し、正しい値に補正するものである。
先ず、信頼性のある実数値Re(u0 )と虚数値Im(u0 )とから、Δuだけ高い周波数u1 (u0 +Δu)での、実数値Re(u1 )と虚数値Im(u1 )を推定する。この推定値の決め方としては、u0 でのそれぞれの曲線の傾斜角度に基づいて直線近似をして実数値Re(u1 )と虚数値Im(u1 )を推定する方法、或は、変曲点からu0 に至る曲線の傾斜角度の平均値での傾斜角度に基づいて直線近似をして、実数値Re(u1 )と虚数値Im(u1 )を推定する方法があるが、後者の方がノイズ除去の上ではメリットがある。この方法で推定した実数値Re(u1 )と虚数値Im(u1 )とを、それぞれ、provRe(u1 )、provIm(u1 )とする。
次に、この推定値provRe(u1 )、provIm(u1 )を、測定された meansMTF(u1 )に基づき補正し、その値を確定する方法に関して以下述べる。
推定値provRe(u1 )、provIm(u1 )に基づいて算出されるMTFを、provMTF(u1 )として、このprovMTF(u1 )の二乗と、測定されたMTFである meansMTF(u1 )の二乗との差を、provGap(u1 )とする。
provGap(u1 )= meansMTF(u1 )−provMTF(u1 )
= meansMTF(u1 )−[provRe(u1 )+provIm(u1 )] …(6式)
ここで、provGap(u1 )には+と−が存在する。
又、provGap(u1 )を下記(7式)、(8式)に基づいて実数部、虚数部に振分ける。
provGap_re(u1 )=provGap(u1 )×provRe(u1 )/(provRe(u1 )+provIm(u1 )) …(7式)
provGap_im(u1 )=provGap(u1 )×provIm(u1 )/(provRe(u1 )+provIm(u1 )) …(8式)
而して、周波数u0 +ΔuでのprovGap_re(u1 )とprovGap_im(u1 )により、provRe(u1 )、provIm(u1 )を求め、更にOTFの実数部分の確定値[ reconRe(u1 )]と虚数部分の確定値[ reconIm(u1 )]を算出する。 reconRe(u1 )、 reconIm(u1 )は下記(9式)、(10式)により表される。
reconRe(u1 )=[provRe(u1 )/│provRe(u1 )│]√[provRe(u1 )+provGap_re(u1 )] …(9式)
reconIm(u1 )=[provIm(u1 )/│provIm(u1 )│]√[provIm(u1 )+provGap_im(u1 )] …(10式)
上記(4式)より、 reconRe(u1 )、及び reconIm(u1 )に基づきPTF(u1 )が求められ、上記(5式)より周波数u1 での reconOTFが求められる。
更に、確定された reconOTFを基に上記したと同様なステップで、順次周波数を高めて、高めた周波数毎に reconRe(u1 )、及び reconIm(u1 )によりOTFを求めることで、高周波成分迄信頼性のあるOTFを求めることができる。
尚、上記の演算は一次元で行ったが、この演算を各経線で行い、最終的には二次元でのOTFを確定する。更に、このOTFを逆フーリエ変換し、実際の視標の光量分布関数とコンボルーション積分することで、被検眼1の眼底1aに投影されるシミュレーション画像を演算することができる。
上記第1の実施の形態では、眼光学特性測定装置によりPTFを測定し、この値に基づき高周波域でのOTFを確定しているが、この値に基づき他の演算方法で所定の周波数迄信頼できるOTFを求めておき、その信頼できる周波数を始点とし更に高周波域でのOTFを確定してもよい。又、更にPTFの測定を省略することもできる。以下、図4を参照してPTFの測定を省略した第2の実施の形態を説明する。
図4中で示すMTFの曲線は、測定されたMTFを示すもので、第2の実施の形態では測定されたMTFに基づきOTFを求める。
図4中、周波数が0の点では、OTF(u)の実数部Re(u)と虚数部Im(u)は、それぞれA点、B点に合致するが、その点だけからは実数部Re(u)と虚数部Im(u)の曲線がどのような傾斜となっているかを推定することができない。その為、A点から所定のステップ幅(周波数幅Δu)で複数の初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)を決めて、それぞれの初期傾斜角度を基に第1の実施の形態と同様に、(5式)乃至(10式)で示した演算を行い、それぞれの初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)に基づいて、各初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)に対応した複数のOTFを算出する。尚、初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)の各値については、過去の測定データ、被検眼1の症状等から予想される眼光学特性より推察して適宜決定する。
算出したそれぞれのOTFに基づき点像強度分布PSFを算出し、座標軸とPSF曲線とで囲まれる面積について評価を行う。例えば、図5に示すようなPSF曲線と座標軸間で形成される全面積値と、プラスの領域だけの面積値(評価面積値)との比を評価関数として、各PSF曲線での評価値を求める。尚、図5中マイナスの領域は、投影像が虚解像となる状態を示しており、評価の対象から除去される。従って、マイナスの領域が少ないPSF曲線がより実際に近いPSF曲線を示すものと判断される。
各PSFについての評価値を、図6に示す様にプロットし、そのプロットにより決定される評価曲線38の最大値(好ましくは極大値)、即ち、最適な初期傾斜角度を決定する。最適な初期傾斜角度は、最大値に最も近い初期傾斜角度を選択してもよいし、或は評価曲線38から求めてもよい。決定した初期傾斜角度に基づいて、再度演算して、最も信頼性のあるOTFを決めることができる。
而して、順次周波数幅Δu毎に初期傾斜角度を設定して同様に、周波数幅Δu毎に順次OTFを演算することで高周波に至る迄信頼性の高いOTFを求めることができる。
尚、前述の実施の形態に於いては、推定した実数部と虚数部に基づいてMTFを測定し、そのMTFと測定されたMTFとの差を、実数部と虚数部に振分けて、両値を補正して確定しているが、所定閾値を決め、最初に推定した実数部と虚数部の一方の値が所定閾値を越えた場合には、閾値を越えた値に関しては補正せずに、閾値内の一方の値のみ補正する様に構成することも可能である。
前記閾値については、初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)を設定した場合と同様、過去の測定データ、被検眼1の症状等に基づき決定される。
尚、上記第2の実施の形態に於いて、周波数が0の点から初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)を設定して、順次OTFを演算したが、過去のデータ或は他の方法で演算される等、所定の周波数迄信頼できるOTFが求められていれば信頼できる周波数を始点とし、初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 ,…)を設定して、順次OTFを演算してもよい。
本発明が実施される眼光学特性測定装置の概略構成図である。 該眼光学特性測定装置に於ける眼光学特性測定時の状態を示す概略構成図である。 該眼光学特性測定装置に使用される絞り板を示す図である。 周波数と光学伝達関数OTFの実数部と虚数部との関係を示す線図である。 演算で得られたPSF曲線を示す図である。 所定周波数で初期傾斜角度(α1 ,α2 ,α3 …)を設定して得られた評価曲線である。
符号の説明
1 被検眼
2 投影光学系
5 光源
9 第1絞り板
19 第2絞り板
21 光電検出器
26 信号処理部
27 記憶部
28 制御部
36 光学部
38 評価曲線
40 制御演算部

Claims (7)

  1. 被検眼眼球光学系の光学伝達関数OTFの所定第1の周波数での実数部値と虚数部値とから該第1の周波数より所定量高い第2の周波数での光学伝達関数OTFの実数部値と虚数部値とを推定する為の第1のステップと、該第1のステップで推定した実数部値と虚数部値とから第2の周波数に於ける推定周波数伝達関数MTF値を算出し、該推定周波数伝達関数MTF値と予め測定された被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTF値との比較に基づき前記第1のステップで推定した実数部値と虚数部値を補正して確定する為の第2のステップとを有することを特徴とする眼光学特性測定方法。
  2. 前記所定第1の周波数での実数部値と虚数部値は、予め測定された前記被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFから算出する請求項1の眼光学特性測定方法。
  3. 前記被検眼眼球光学系の位相伝達関数PTFは、被検眼眼底に点光源像を投影する為の入射瞳径と、点光源像からの反射光束で第2次点光源像を形成する為の射出瞳径のどちらか一方の瞳径を所定の微小開口径に設定した時の、第2次点光源像の光量分布特性から測定される請求項1の眼光学特性測定方法。
  4. 前記被検眼眼球光学系の周波数伝達関数MTFは、所定の入射瞳径で被検眼眼底に点光源像を投影し、その点光源像からの反射光束で前記入射瞳径と同じ射出瞳径を介して形成される第2次点光源像の光量分布特性から測定される請求項1の眼光学特性測定方法。
  5. 前記第1のステップと前記第2のステップとを周波数を所定量高くしながら、順次繰返すことにより広い周波数に於ける光学伝達関数OTFを算出する請求項1の眼光学特性測定方法。
  6. 前記光学伝達関数OTFを逆フーリエ変換し、視標の光量分布関数とコンボルーション積分することで、被検眼眼底に投影される視標のシミュレーション画像を演算する第3のステップを有する請求項5の眼光学特性測定方法。
  7. 測定光束を発する光源と、被検眼眼底に向けて測定光束を投影する為の投影系と、被検眼眼底から反射された測定光束を光電検出器上に投影する受光系と、前記投影系の光束及び前記受光系の光束を制限することで少なくとも2つの設定条件を設定可能な設定手段とを有する光学部と、前記少なくとも2つの設定条件で前記光電検出器から得られるそれぞれの光量分布特性に基づき周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFを演算すると共に高周波域の位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTF、位相伝達関数PTFに基づき演算して推定位相伝達関数PTFを演算し、該推定位相伝達関数PTFを低周波域の周波数伝達関数MTFを基に補正する制御演算部とを具備することを特徴とする眼光学特性測定装置。
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