JP4680724B2 - 住宅用残存化粧型枠 - Google Patents

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Description

この発明は、住宅の建造において基礎の施工の際に用いられ、化粧モルタルの代わりとなる住宅用残存化粧型枠に関する。
木造住宅等の建造物を建築する際、建物を建てるべき部位の外殻部や内殻部にコンクリート製の基礎を作り、その上に木材の土台を固定して木製土台の上に柱を立て、柱の上に梁を載せるという手法がある。このような手法は、伝統的な日本建築の手法であり、木造住宅の建築において広く採用されている。
図11は、従来の基礎の施工方法を示す断面図である。この基礎は、いわゆる布基礎と呼ばれるものである。
図11に示すように、基礎を作製する際には、まず、建物を建てるべき部位の外殻部や内殻部を所定の幅掘り下げた後、平らにし、その上に割栗石101と言われる大きめの石を敷き、割栗石101の間に砕石といわれる砂利を敷き詰める。
次に、割栗石101の上に、捨てコンクリート102と言われるコンクリートを打設する。捨てコンクリート102とは、基礎の最下部にあたる下地のコンクリートをいう。捨てコンクリート102は、できるだけ平らにしておく。この捨てコンクリート102の上に、スペーサブロック104aを介して鉄筋103を配筋していくが、図11に示すように、鉄筋103は、捨てコンクリート102に略平行な鉄筋103aと垂直な鉄筋103bとを設ける。
この後、さらにコンクリートを形成するが、捨てコンクリート102に平行な鉄筋103aは、捨てコンクリート102の上に形成する基礎のベース部104に埋設され、捨てコンクリート102に垂直な鉄筋103bは、ベース部104の上に形成される立ち上がり部106(以下においては、基礎コンクリートということとする)に埋設され、これらのコンクリートが鉄筋103a、103bにより強化される。
ここで、本発明の対象となる基礎コンクリート106の形成方法をさらに詳しく説明する。まず、基礎コンクリート106を形成するための空間が形成されるように、硬化したベース部104上に、対向する2枚の型枠105を立設し、型枠105の上下をコの字状の巾止金具107で固定する。なお、型枠105がしっかりと固定されるように、型枠105の下に設ける巾止金具107は、釘110を用いてベース部分104に固定する。
この後、原料コンクリート(以下、生コンクリートという)を型枠に流し込み、数日放置して固化させることにより、基礎コンクリート106が形成される。この基礎コンクリート106には、アンカーボルト(図示せず)の一部が埋設され、他の部分が突出した状態で固定される。
基礎コンクリート106を形成した後、基礎コンクリート106の上面には、基礎パッキンを介して木製土台が載置され、アンカーボルトにより固定されるが、木製土台は、床や外壁材、内壁材を設ける際のベースとなるものである。従って、基礎コンクリート106の上面は、正確に水平に形成されている必要があり、そのために、基礎コンクリート106の上面にレベリング剤を流し込んで水平面を確保する場合もある。
この後、通常は、基礎コンクリート106の外側面にモルタルを塗工することにより、基礎部分の外側面に化粧を施し、基礎部分の施工工程が終了する。
なお、図11に示した基礎では、割栗石101や捨てコンクリート102は、基礎コンクリート106の下に所定の幅で設けられており、その他の部分にコンクリートは設けられていないが、最近では防湿も兼ねて、ベタ基礎と呼ばれる建物を建てる部分全体にコンクートを打設する方法も採用されている。
ベタ基礎の施工を行う場合には、建物を建てる部分及びその外縁を含む部分全体に割栗石及び砕石を水平に敷き詰め、その上に捨てコンクリートを打設し、さらにその上に鉄筋を含むベース部のコンクリートを形成する。この後、上述と略同様の施工方法をとり、基礎コンクリートを形成する。ただし、排水等を考慮し、割栗石及び捨てコンクリートは、外縁部分を一段低くし、内側の高い部分との間には、内側から外側に向かって次第に低くなるようにスロープが形成される。
このような基礎の施工方法における最終工程では、通常、上述したように、基礎コンクリート106の外側面に化粧モルタルを形成するが、最近、人手がかからないように化粧モルタルの形成工程を省略しようとする動きがある。
すなわち、基礎コンクリート106を形成する際に使用される型枠を、コンクリートと一体化させてそのまま残し、この型枠に化粧モルタルの役目をも果たさせる、いわゆる残存化粧型枠と言われるものが提案されており、例えば、特許文献1には、リサイクル材のアルミ又は産業廃棄物利用のプラスチックを使用した残存化粧型枠が開示されている。
図12は、この残存化粧型枠を用いた基礎コンクリートの形成方法を模式的に示す斜視図である。
この残存化粧型枠111は、矩形状の板状体112と、その周囲に設けられた枠113と、内部にその強度を確保するために形成された中縦リブ118とから構成され、外側は、化粧面114となっている。
この残存化粧型枠111を用いた基礎の施工方法においては、単管パイプ115、巾止金具116、フォームタイ117、六角ジョイントナット119等を用いて、残存化粧型枠111と対向する内側型枠121との間に所定の空間が確保されるように、両者が固定される。そして、残存化粧型枠111と内側型枠121の間に、生コンクリートが流し込まれ、硬化することにより基礎コンクリート120が形成される。
実開2001−271364号公報
しかしながら、上記した基礎の施工方法においては、巾止金具116、フォームタイ117、六角ジョイントナット119等を用いて型枠を固定しているため、化粧面114に巾止金具116が残存してしまい、見栄えがよくなく、住宅用には向いていないという問題があった。
また、中縦リブ118は幅が狭く、長さ方向に形成されているのみであるため、残存化粧型枠111自体の強度が不充分であり、また、中縦リブ118のコンクリートとの接触面積が小さく、コンクリートとの密着性に劣るという問題があった。
さらに、残存化粧型枠111を有する住宅用の基礎コンクリートを形成する際には、基礎コンクリート上にパッキンや土台を載置する必要があり、型枠との段差があると土台を載置しにくいため、生コンクリートを型枠の最上部まで流し込むか、レベリング剤をコンクリートの上に流し、基礎コンクリートの上面を型枠の最上部と同じにする必要がある。しかしながら、生コンクリートやレベリング剤が型枠の上から溢れ出た場合には、化粧面114をコンクリートで汚してしまうという問題があった。
そこで、本発明者は、これらの問題を解決するために、基礎コンクリートの上面が水平面となるように、生コンクリート等を型枠の上部まで流し込んでも、化粧面が汚れるおそれのない住宅用残存化粧型枠、コンクリートとの密着性に優れ、形成した基礎コンクリートが充分な強度を有するとともに、基礎コンクリートと完全に一体化することが可能な住宅用残存化粧型枠等を提供することを目的とした出願を先に行った。
この後、さらに検討を重ねた結果、上記住宅用残存化粧型枠等をさらに改良することにより、組み立てられた型枠の上面が完全に水平にならない場合であっても、生コンクリート等を型枠の上部まで流し込んだ際、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれのない住宅用残存化粧型枠、及び、長さ方向(基礎コンクリートの延びる方向)に連結した際に、継ぎ目に少しの隙間が形成されても、見栄えに影響しない住宅用残存化粧型枠を提供することができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)打設されるコンクリートと一体となって残存する型枠として用いられる住宅用残存化粧型枠であって、
最上部には、打設されるコンクリート上面の高さを調節するための高さ調整リブが立設されていることを特徴とする住宅用残存化粧型枠。
(1)の発明によれば、最上部に高さ調整リブが立設されているので、組み立てられた型枠の上面が完全に水平にならず、生コンクリート等を型枠の上部まで流し込んだ際、コンクリートの上面の一部が上部壁の最上部より高くなっても、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれがなく、化粧面の美観を保つことができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)記載の住宅用残存化粧型枠であって、
上記高さ調整リブの最下部には、コンクリートが固まった後、上記高さ調整リブを折り曲げて除去することが可能なように、切り欠きが形成されていることを特徴とする住宅用残存化粧型枠。
(2)の発明によれば、上記高さ調整リブの最下部に切り欠きが形成されているので、打設されたコンクリートが固まった後、上記高さ調整リブを折り曲げて除去することが可能であり、コンクリート上面から高さ調整リブが突出するのを防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の住宅用残存化粧型枠であって、
所定幅を有する化粧面の左右の端部に沿って、少なくともその一部に、幅方向に向かう突部、又は、切り欠きが形成されるとともに、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、上記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されていることを特徴とする住宅用残存化粧型枠。
(3)の発明によれば、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、端部における組み合わせが、上記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されているので、コンクリートの重みやその他の理由から、継ぎ目に少しの隙間が形成されても、上記突部でカバーすることができ、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 打設されるコンクリートと一体となって残存する型枠として用いられる住宅用残存化粧型枠であって、
所定幅を有する化粧面の左右の端部に沿って、少なくともその一部に、幅方向に向かう突部、又は、切り欠きが形成されるとともに、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、上記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されていることを特徴とする住宅用残存化粧型枠。
(4)の発明によれば、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、端部における組み合わせが、上記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されているので、コンクリートの重みやその他の理由から、継ぎ目に少しの隙間が形成されても、上記突部でカバーすることができ、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる。
本発明によれば、組み立てられた型枠の上面が完全に水平にならない場合であっても、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれがなく、化粧面の美観を保つことができる住宅用残存化粧型枠、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、上記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されているので、コンクリートの重みやその他の理由から、継ぎ目に少しの隙間が形成されても、上記突部でカバーすることができ、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる住宅用残存化粧型枠を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
図1(a)は、本発明に係る住宅用残存化粧型枠を用いた布基礎を模式的に示す断面図であり、(b)は、(a)に示した住宅用残存化粧型枠において、Aで示す最上部付近を拡大した拡大断面図である。図2(a)〜(e)は、上記住宅用残存化粧型枠を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は、背面図である。なお、○で囲った部分は、その部分の拡大して示している。
図3(a)は、図2においてBで示す部分の拡大水平断面図であり、図3(b)は、Cで示す部分の拡大水平断面図である。図4は、本発明に係る布基礎の施工に用いられる巾止接合用金具を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。図5(a)は、本発明に係る布基礎の施工に用いられる角材固定用金具の一例を示す側面図であり、(b)は別の角材固定用金具を示す側面図である。
図1に示すように、布基礎の施工の際には、まず、建物を建てるべき部位の外殻部や内殻部を所定の幅掘り下げた後、平らにし、その上に割栗石101を敷き、割栗石101の間に砕石を敷き詰める。
次に、割栗石101の上に、平らになるように捨てコンクリート102を打設する。この捨てコンクリート102の上に、スペーサブロック104aを介して、捨てコンクリート102に略平行な鉄筋103aと垂直な鉄筋103bとからなる鉄筋103を配筋する。
この後、捨てコンクリート102に平行な鉄筋103aが埋設されるように、ベース部104となるコンクリートを打設し、その上に捨てコンクリート102に垂直な鉄筋103bが埋設されるように、立ち上がり部となる基礎コンクリート106を打設する。
本発明では、この基礎コンクリート106を打設する際に、本発明に係る住宅用残存化粧型枠10を用いて基礎コンクリート106を形成する。住宅用残存化粧型枠10は、形成された基礎コンクリート106と一体化した状態となり、化粧モルタルの代わりに基礎コンクリート106の外表面に残存する。
まず、本発明に係る住宅用残存化粧型枠について説明する。
図1、2に示すように、この住宅用残存化粧型枠10は、外側表面11bに化粧が施された型枠本体11と、型枠本体11の左右の端部に設けられた左側壁12及び右側壁13と、上部及び下部に設けられた上部壁14及び下部壁15と、これら周壁と連結するリブ16(水平方向に形成された横リブ16a及び鉛直方向に形成された縦リブ16b)とからなる。
図1に示す型枠本体11は、下にいくに従って外に拡がるように段部が形成されているが、型枠本体の形状は、図1に示す形状に限られず、平板等により構成されていてもよい。
型枠本体11の外表面11bには、見栄えがよいように化粧が施されている。型枠本体11の外表面11bは、見栄えをよくするため、色彩、模様、凹凸形状等やこれらを結合したものが施されていてもよく、単に平面であってもよい。
本発明の住宅用残存化粧型枠の材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、金属材料、樹脂材料等を挙げることができる。金属材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス、鋳鉄等を挙げることができる。セラミックを用いることとしてもよい。樹脂材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル、ナイロン等を挙げることができる。また、樹脂材料として、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料を挙げることができる。これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、上述の樹脂材料に加え、例えば、炭酸カルシウム、ガラス繊維等のフィラーを混合したものを用いてもよい。
住宅用残存化粧型枠10の厚さは、コンクリートの打設圧に充分耐え得る程度の強度となる厚さが望ましく、この厚さは材料によっても異なるが、通常、最大厚みで10〜100mm程度が望ましい。
住宅用残存化粧型枠10の上部壁14には、水平に延びる溝14aが形成されており、生コンクリートを長し込んだ際、生コンクリートの一部が上面から溢れ出しても、溢れ出した液等が14a溝に流れ込み、外側の化粧面を汚さず、化粧面の美観を保つことができるようになっている。
この溝14aの幅は、3mm程度以上であることが望ましく、その深さは、幅との関係で決定すればよいが、深い方が望ましい。具体的には、3mm程度以上であることが望ましい。住宅用残存化粧型枠10の主成分として樹脂を用いた場合には、押出成形により容易に溝を形成することができる。従って、住宅用残存化粧型枠10は、主成分が樹脂からなるものが望ましい。
上部壁14の上部の溝14aよりコンクリート側には、コンクリート上面の高さを調節するための高さ調整リブ17が立設されている(図1(b)参照)。この住宅用残存化粧型枠10には、高さ調整リブ17が立設されているので、組み立てられた住宅用残存化粧型枠10の上面が完全に水平にならない場合であっても、生コンクリート等を住宅用残存化粧型枠10の上部まで流し込んだ際、コンクリートの上面の一部が上部壁14の最上部より高くなっても、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれがなく、化粧面の美観を保つことができる。
高さ調整リブ17の高さは、10〜50mm程度が望ましく、15〜35mm程度がより望ましい。
高さ調整リブ17の最下部には、コンクリートが固まった後、高さ調整リブ17を折り曲げて除去することが可能なように、切り欠き17aが形成されている。従って、打設されたコンクリートが固まった後、高さ調整リブ17を折り曲げて除去することが可能であり、これにより、コンクリート上面から高さ調整リブ17が突出するのを防止することができる。高さ調整リブ17がコンクリート上面より突出していると、基礎コンクリート106の上に基礎パッキン等を載置することができない場合があるので、除去することが望ましい。
周壁と連結するように形成された横リブ16a及び縦リブ16bは、互いに交差するように形成されており、そのため、この住宅用残存化粧型枠10自体の強度が高く、コンクリートとの密着性にも優れ、基礎コンクリート106が充分な強度を有することとなる。
図1に示した住宅用残存化粧型枠10では、横リブ16a及び縦リブ16bは、水平方向と垂直方向に形成されているが、リブの形成方向は、上記態様に限定されるものではなく、一方又は両方が傾斜するように形成されていてもよい。
この住宅用残存化粧型枠10は、形成した基礎コンクリート106と完全に一体化し、住宅用残存化粧型枠10が外側表面の化粧板の役割を果たすため、化粧モルタルを形成する必要がなくなる。
型枠本体11の左右の端部に設けられた左側壁12及び右側壁13には、円と楕円とを連結した形状のジョイント用貫通孔18が形成されている。このジョイント用貫通孔18は、複数の住宅用残存化粧型枠10を連結する際に用いられる。
図6(a)は、住宅用残存化粧型枠10を連結する際に用いられるジョイントレバーを示す平面図であり、(b)は、その正面図である。
このジョイントレバー40は、縦長の本体41とその一端に本体41に垂直に設けられた突起42と突起42の先端に設けられた係止部43とからなる。
住宅用残存化粧型枠10を連結する際には、例えば、まず、一の住宅用残存化粧型枠10の右側壁13と他の住宅用残存化粧型枠10の左側壁14とがほぼ密着するように、両者を配置する。
上記のように配置すると、一の住宅用残存化粧型枠10の右側壁13のジョイント用貫通孔18と他の住宅用残存化粧型枠10の左側壁14のジョイント用貫通孔18が丁度重なる。そこで、図6に示したジョイントレバー40の突起42をジョイント用貫通孔18に挿通し、突起42を中心としてジョイントレバー40を回転させると、ジョイントレバー40の係止部43と本体41とで一の住宅用残存化粧型枠10の右側壁13と他の住宅用残存化粧型枠10の左側壁14を挟持した状態となる。このようなジョイントレバー40のよる連結を複数の箇所で行うことより、二つの住宅用残存化粧型枠10が側壁を介して連結されることとなる。
また、図3(a)に示すように、外側表面11bの端部(図3(a)右上部分)には、切り欠き11cが形成されている。また、図3(b)に示すように、外側表面11bの反対側の端部(図3(b)左上部分)には、幅方向(図3(b)上下方向)に向かう突部11dが形成されている。この切り欠き11c及び突部11dは、外側表面11bの左右の端部の図示する一定範囲に形成されている。
図2では、型枠本体11の最上部から最下部より少し上の部分まで形成されており、型枠本体11の端部の長さのおよそ80%の部分に形成されているが、本発明において、切り欠き11c及び突部11dの長さは特に限定されるものではなく、型枠本体11の端部の全体に形成されていてもよく、図2に示した長さよりも短くても良い。
切り欠き11c及び突部11dは、一の住宅用残存化粧型枠10に形成された切り欠き11cと、連結する他の住宅用残存化粧型枠10に形成された突部11dとの組み合わせになるように構成されており、突部11dの長さと切り欠き11cの長さとは同じになっており、同じ箇所から始まって同じ場所で終了している。
上述のジョイントレバー40を用いて複数の住宅用残存化粧型枠10を幅方向に連結し、コンクリートを流し込んで固めた際、コンクリートの重さ等に起因して継ぎ目に少しの隙間が形成されてしまう場合があるが、そのような場合においても、突部11dで隙間部分をカバーすることができるので、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる。
図2に示した住宅用残存化粧型枠10では、一方の端部に突部11dが形成されており、他方の端部に切り欠き11cが形成されているが、両方の端部に切り欠きが形成されていてもよく、両方の端部に突部が形成されていても良い。ただし、突部が形成された住宅用残存化粧型枠の端部に隣り合う別の住宅用残存化粧型枠の端部には切り欠きが形成されている必要があり、切り欠きが形成された住宅用残存化粧型枠の端部に隣り合う別の住宅用残存化粧型枠の端部には、突部が形成されている必要がある。
本発明の住宅用残存化粧型枠では、側部、上部のほかに、下部にも壁面が形成されているが、下部には、壁面が存在しなくてもよい。
本発明に係る基礎の施工方法においては、ベース部104の上に基礎コンクリート106を形成する際、ベース部104上に、住宅用残存化粧型枠10と内側型枠108との間に所定の空間が確保されるように、住宅用残存化粧型枠10及び内側型枠108を載置し、コの字状の巾止金具107を用いることにより固定して枠組みを行う。
その際、住宅用残存化粧型枠10及び内側型枠108の下に設ける巾止金具107は、釘110を用いてベース部分104に固定する。住宅用残存化粧型枠10の上部壁14には溝14aが形成され、生コンクリートが溢れた際に、溝14aに流れ込むようにしているため、住宅用残存化粧型枠10の高さは、内側型枠108の高さよりも低く設定されており、このままでは固定が難しい。そこで、上部を巾止金具107で固定する際には、図4に示すような巾止接合用金具20を用いる。
図4に示したように、巾止接合用金具20は、帯状の平板に種々の加工を施して形成したものであり、上部は巾止金具107に係合が可能なように、2度直角に屈曲させることにより係合部22が形成され、下部には、住宅用残存化粧型枠10の溝14aに嵌合させるための嵌合部21が形成されている。なお、長さ方向には、強度を高めるために、溝加工が施されている。
従って、係合部22が外側になるようにして、巾止接合用金具20の嵌合部21を住宅用残存化粧型枠10の溝14aに嵌合させることにより、巾止接合用金具20を住宅用残存化粧型枠10の上部に固定し、その上から巾止金具107をかぶせるように設置することにより、住宅用残存化粧型枠10と内側型枠108とをしっかりと固定することができる。内側型枠108としては、従来より広く使用されている既存の断面視矩形状の型枠を使用することができる。
上述のように、住宅用残存化粧型枠10は、ジョイントレバー40を用いることにより、横方向に連結されてはいるものの、強度が充分とは言えないので、生コンクリートを流し込んだときの圧力に耐えることができるよう、住宅用残存化粧型枠10の外側に水平方向に角材を掛け渡し、住宅用残存化粧型枠10にずれが生じないように固定する。
そのための治具として、図5に示すような角材固定用金具を用いる。
図5(a)に示す角材固定用金具25は、住宅用残存化粧型枠10の上部外側に角材を固定するための治具で、帯状の金具を屈曲加工したものであり、その上部に上部壁係合部26が形成され、下部に角材受け部27が形成されている。従って、上部壁係合部26を住宅用残存化粧型枠10の上部壁14に係合し、角材受け部27で角材109を受けることにより、角材109を住宅用残存化粧型枠10の外側上部表面に固定することができる。
図5(b)に示す角材固定用金具30は、住宅用残存化粧型枠10の下部外側に角材を固定するための治具で、同様に帯状の金具を屈曲加工したものであり、上部右側に係合部31が形成され、上部左側に角材受け部32が形成されている。
図2に示すように、住宅用残存化粧型枠10の左側下部には、別の切り欠きが形成され、この切り欠きに角材固定用金具30を係合するための角材固定用金具係合部11aが形成されている。従って、図1に示すように、この角材固定用金具係合部11aに角材固定用金具30の係合部31を引っ掛けて固定し、角材固定用金具30の角材受け部32で角材109を受けることにより、角材109を住宅用残存化粧型枠10の外側下部表面に固定することができ、住宅用残存化粧型枠10の変形やずれを防止することができる。
次に、住宅用残存化粧型枠を用いた基礎の施工方法をさらに詳しく説明する。
上述したように、ジョイントレバー40を用いることにより、住宅用残存化粧型枠10を連結することができる。ただし、布基礎を形成する際、布基礎の屈曲している部分をどのように連結するかが問題となる。
布基礎が内側に引っ込むように直角に屈曲している場合には、図7に示す形状の住宅用残存化粧型枠50、60を用い、布基礎が外側に突出するように直角に屈曲している場合には、図8に示す形状の住宅用残存化粧型枠70を用いる。
図7は、内側に引っ込むように直角に屈曲した型枠を形成する際に使用される2つの住宅用残存化粧型枠を示す図で、図7(a)は、上記2つの住宅用残存化粧型枠を連結した状態を示す平面図であり、図7(b)、(c)は、それぞれの住宅用残存化粧型枠を示す正面図であり、図7(d)、(e)は、図7(b)、(c)に示した図面においてD、Eで示す部分の拡大水平断面図である。
図7に示すように、住宅用残存化粧型枠50は左側壁52が型枠本体51に対して135°傾いて形成されており、住宅用残存化粧型枠60は右側壁63が型枠本体61に対して135°傾いて形成されている。従って、ジョイントレバー40を用いて住宅用残存化粧型枠50と住宅用残存化粧型枠60とを接合させると、図7(a)に示すように、内側に屈曲した住宅用残存化粧型枠を組み立てることができる。
また、住宅用残存化粧型枠50、60の上部壁54、64には、コンクリート上面の高さを調節するための高さ調整リブ57、67が立設されている。このように、住宅用残存化粧型枠50、60に、高さ調整リブ57、67が立設されているので、組み立てられた住宅用残存化粧型枠50、60の上面が完全に水平にならない場合であっても、生コンクリート等を住宅用残存化粧型枠50、60の上部まで流し込んだ際、コンクリートの上面の一部が上部壁54、64の最上部より高くなっても、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれがなく、化粧面の美観を保つことができる。
さらに、住宅用残存化粧型枠50、60とも、上述した側壁と反対側の側壁は、型枠本体51、61に対して垂直に形成されており、図2に示した住宅用残存化粧型枠10と同様に構成されている。
そして、図7(d)に示すように、外側表面51bの端部(図7(d)左上部分)には、幅方向(図7(d)に上下方向)に向かう突部51dが形成されている。また、図7(e)に示すように、外側表面61bの端部(図7(e)右上部分)には、切り欠き61cが形成されている。
このように、住宅用残存化粧型枠50の外側表面51bの端部には、突部51dが形成されており、住宅用残存化粧型枠60の外側表面61bの端部には、切り欠き61cが形成されているため、住宅用残存化粧型枠50及び住宅用残存化粧型枠60を連結して内側に引っ込むように直角に屈曲した型枠とし、その幅方向に複数の住宅用残存化粧型枠を連結する際、継ぎ目に少しの隙間が形成されていても、突部51dでカバーすることができ、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる。
図8(a)〜(e)は、外側に突出するように直角に屈曲した型枠を必要とする際に使用される住宅用残存化粧型枠を示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は背面図である。
図8に示すように、住宅用残存化粧型枠70は外側に突出するように直角に屈曲した部分の近傍のみから構成されており、図9に示すように屈曲部分に嵌め込むように設置する。
すなわち、型枠本体71は、外表面が外側に突出するように直角に屈曲しているが、屈曲部分には、R面取りが施され、曲面となっており、一方、上部壁74は直角に屈曲し、上部壁74に形成された溝74aも直角に屈曲している。
左側壁72及び右側壁73は、住宅用残存化粧型枠10と同様に形成されており、ジョイントレバー40を用いて連結することができるようになっており、(d)、(e)に示すように、角材固定用金具係合部71aも形成されており、角材固定用金具30を用いることにより、角材109でこれらの住宅用残存化粧型枠を固定することができるようになっている。
従って、図9に示したような屈曲形状を有する基礎コンクリートを形成する際にも、上述した構成の住宅用残存化粧型枠10、50、60、70を組み合わせ、連結することにより、対応することができる。
また、住宅用残存化粧型枠70の上部壁74には、コンクリート上面の高さを調節するための高さ調整リブ77が立設されている。このように、住宅用残存化粧型枠70に、高さ調整リブ77が立設されているので、組み立てられた住宅用残存化粧型枠70の上面が完全に水平にならない場合であっても、生コンクリート等を住宅用残存化粧型枠70の上部まで流し込んだ際、コンクリートの上面の一部が上部壁74の最上部より高くなっても、コンクリート等により化粧面が汚れるおそれがなく、化粧面の美観を保つことができる。
さらに、住宅用残存化粧型枠10と同様に、外側表面71bの端部には、幅方向に向かう突部、及び、切り欠きが形成されており、図8(c)、(d)においてF、Gで示す水平断面図は、図7(d)、(e)と同様となる。また、複数の住宅用残存化粧型枠70を幅方向に連結する際、切り欠きと突部との組み合わせになるように構成されている。従って、図9に示したような屈曲形状を有する型枠の幅方向に複数の住宅用残存化粧型枠を連結する際、継ぎ目に少しの隙間が形成されていても、突部でカバーすることができ、見栄えに影響せず、化粧面の美観を保つことができる。
図10は、本発明に係る住宅用残存化粧型枠を用いてベタ基礎の施工を行っている様子を示す断面図である。
ベタ基礎の施工方法については、背景技術の項でも説明したように、建物を建てるべき部分の全体に割栗石及び捨てコンクリートを形成するが、図10に示すように、割栗石81及び捨てコンクリート82は、外縁部分を一段低くし、内側の高い部分との間には、内側から外側に向かって次第に低くなるようにスロープが形成されている。
ベース部84は、捨てコンクリート82の上に、建物を建てるべき部位全体が平らになるように、コンクリートを形成するため、ベース部84の高さが、布基礎の施工方法の場合に比べて高くなり、住宅用残存化粧型枠10の最下部がベース部84の上面より低くなるように住宅用残存化粧型枠10を設ける必要がある。
そこで、図10に示すように、住宅用残存化粧型枠10の中段部分に形成された横リブ16bに、巾止金具107を係止するための係止部(係止孔)160bを形成し、この係止部160bに巾止金具107を係止することにより、住宅用残存化粧型枠10と内側型枠85との間に所定の空間が確保されるように、住宅用残存化粧型枠10及び内側型枠85を巾止金具107で固定することができる。なお、上部は、本発明に係る布基礎の施工方法の場合と同様に巾止接合用金具20を用い、巾止金具107により固定する。
係止部(係止孔)160bは、住宅用残存化粧型枠10の幅方向に所定間隔で複数設けられていてもよい。必要な寸法が半端である際には、住宅用残存化粧型枠10を縦方向に切断して使用する場合があるが、係止部(係止孔)160bを所定間隔で複数設けた場合には、分割された複数の分割片のいずれにも係止部(係止孔)160bを存在させることができ、巾止金具107により固定することができるからである。
なお、中側に形成する基礎コンクリートについては、図9に示すように、従来と全く同様の方法で形成するので、ここでは、その説明を省略する。
上述のようにして住宅用残存化粧型枠及び内側型枠を固定した後、生コンクリートを流し込み、硬化させることにより、基礎コンクリート106は、住宅用残存化粧型枠10と完全に一体化し、外面に化粧面を有する基礎コンクリート106を形成することができ、化粧モルタル等を形成する必要がない。
この住宅用残存化粧型枠は、上述した構成の異なる部分を除き、図1〜3に示した住宅用残存化粧型枠10と同様に構成されており、最上部には、打設されるコンクリート上面の高さを調節するための高さ調整リブ17が立設されるとともに、外側表面11bの端部には、幅方向に向かう突部11d、及び、切り欠き11cが形成されている。
(a)は、本発明に係る住宅用残存化粧型枠を用いた布基礎を模式的に示す断面図であり、(b)は、(a)に示した住宅用残存化粧型枠において、Aで示す最上部付近を拡大した拡大断面図である。 (a)〜(e)は、上記住宅用残存化粧型枠を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は、背面図である。 (a)は、図2に示した図面のBで示す部分の拡大水平断面図であり、(b)は、図2に示した図面のCで示す部分の拡大水平断面図である。 本発明に係る布基礎の施工に用いられる巾止接合用金具を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 (a)は、本発明に係る布基礎の施工に用いられる角材固定用金具の一例を示す側面図であり、(b)は別の角材固定用金具を示す側面図である。 (a)は、ジョイントレバーを示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 内側に引っ込むように直角に屈曲した型枠を形成する際に使用される2つの住宅用残存化粧型枠を示す図であり、(a)は、上記2つの住宅用残存化粧型枠を連結した状態を示す平面図であり、(b)、(c)は、それぞれの住宅用残存化粧型枠を示す正面図である。(d)、(e)は、それぞれD、Eで示す部分の拡大水平断面図である。 (a)〜(e)は、外側に突出するように直角に屈曲した型枠を必要とする際に使用される住宅用残存化粧型枠を示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は背面図である。 屈曲部分を有する布基礎の形成状態を示す斜視図である。 本発明に係る住宅用残存化粧型枠を用いてベタ基礎の施工を行っている様子を示す断面図である。 従来の基礎の施工方法を示す断面図である。 残存化粧型枠を用いて基礎コンクリートを形成する方法を示す斜視図である。
符号の説明
10、50、60、70 住宅用残存化粧型枠
11、51、61、71 型枠本体
11a、71a 角材固定用金具係合部
11b、51b、61b、71b 外側表面
11c、61c 切り欠き
11d、51d 突部
12、52、72 左側壁
13、63、73 右側壁
14、74 上部壁
14a 溝部
15 下部壁
16a 縦リブ
16b 横リブ
17、57、67 高さ調整リブ
17a 切り欠き
18 ジョンイト用貫通孔
20 巾止接合用金具
21 嵌合部
22 係合部
25、30 角材固定用金具
26 上部壁係合部
27、32 角材受け部
31 係合部
40 ジョイントレバー
81、101 割栗石
82、102 捨てコンクリート
83a、83b、103a、103b 鉄筋
84、104 ベース部
106 基礎コンクリート
107 巾止金具
108 内側型枠
109 角材
110 釘
160b 係止部

Claims (4)

  1. 打設されるコンクリートと一体となって残存する型枠として用いられる住宅用残存化粧型枠であって、
    最上部には、打設されるコンクリート上面の高さを調節するための高さ調整が立設され、
    該住宅用残存化粧型枠は、主成分が樹脂からなり、
    該高さ調整の最下部には、コンクリートが固まった後、前記高さ調整を折り曲げて除去することが可能なように、住宅用残存化粧型枠の外側面側に切り欠きが形成されることを特徴とする住宅用残存化粧型枠。
  2. 住宅用残存化粧型枠上部壁の高さ調整よりコンクリート側と反対側に、水平に延びる溝が所定の長さとなるように仕切壁で区画されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の住宅用残存化粧型枠。
  3. 所定幅を有する化粧面の左右の端部に沿って、少なくともその一部に、幅方向に向かう突部、又は、切り欠きが形成されるとともに、複数の住宅用残存化粧型枠を幅方向に連結する際、前記突部と切り欠きとの組み合わせになるように構成されている請求項1又は2に記載の住宅用残存化粧型枠。
  4. 住宅用残存化粧型枠左側壁及び右側壁に非円形状のジョイント用貫通孔が形成され、一の住宅用残存化粧型枠の右側壁のジョイント用貫通孔と他の住宅用残存化粧型枠の左側壁のジョイント用貫通孔を重ね、縦長の本体とその一端に本体に垂直に設けられた突起と該突起の先端に設けられた係止部とからなるジョイントレバーの突起をジョイント用貫通孔に挿通し、該突起を中心としてジョイントレバーを回転させると、 該係止部と該本体とで一の住宅用残存化粧型枠の右側壁と他の住宅用残存化粧型枠の左側壁を挟持した状態となり、二つの住宅用残存化粧型枠を側壁を介して連結することができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の住宅用残存化粧型枠。
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