JP4680082B2 - ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents

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本発明は軟鋼、高張力鋼用、低温用鋼および低合金鋼用のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに関する。
近年、各種溶接構造物の建造において、鋼製外皮にフラックスを充填したフラックス入りワイヤの使用量が増大している。フラックス入りワイヤには、ガスシールドアーク溶接用、セルフシールドアーク溶接用やサブマージアーク溶接用などがあり、外皮に継ぎ目のあるもの或いは継ぎ目のないもの、充填されるフラックスも溶接対象鋼種、溶接姿勢、溶接部への要求性能等によって種々のタイプのものがあるが、一般に溶接速度が速く、溶接作業性が良好であることから、CO2、Ar−CO2などのシールドガスを用いた細径(1.2〜1.6mm)のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤが用いられている。
ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの鋼製外皮内に充填されるフラックスは、一般にスラグ剤、アーク安定剤、合金剤、脱酸剤などからなり鋼種、板厚、要求性能および全姿勢用、すみ肉用、高溶着用などの用途に応じて適宜調整されているが、より効果的な成分および成分系のフラックス原料が使用されている。
フラックス成分中、溶接金属の靭性を向上させる目的でBを添加する手法が一般に用いられている。例えば特開平5−77086号公報(特許文献1)、特開平7−164184号公報(特許文献2)、特開平9−277087号公報(特許文献3)、特開2002−331384号公報(特許文献4)などに開示されている。これらのフラックス入りワイヤは、Bをワイヤ全質量当たり0.001〜0.015質量%含有しており、いずれも溶接金属の靭性向上を目的として添加されている。
ところで、前記溶接金属の靭性向上を目的としたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに含有するBの原料は、一般にBを数質量%から20質量%程度含むFe−B合金粉の形で添加されている。
しかし、Fe−B合金は多量生産するために溶解して鋳型に鋳込んで固化すると非常に硬く粉砕できないので、Fe−B合金を溶融し溶湯をノズルより流出させ水流ジェットまたは圧縮ガスによって粉末化している。したがって、粒径が比較的大きくなり微粉を用いるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ用の原料としては製造歩留まりが低い。また製造コストが高いという問題もある。さらに、Fe−B合金は強磁性体であるので、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの低水素化に有利な外皮に継ぎ目のないガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを、特公平4−72640号公報(特許文献5)や特開平5−394号公報(特許文献6)などに提案の、鋼製帯鋼を管状体に成形する段階でフラックスを充填した後、鋼製帯鋼の合わせ目を高周波誘導加熱などによりシーム溶接して連続的に能率よく製造しようとした場合、管状体の溶接位置では溶接電流によって発生した磁場により管状体のエッジ部が磁極となり、フラックス中に強磁性体であるFe−B合金粉が含有されているとエッジ部に磁着しやすくなる。磁着したFe−B合金粉は微量でも接合部で溶融されて後工程の縮径時にFe−B合金粉が溶融した箇所から外皮割れが生じるという問題がある。この外皮割れは一度発生すると、最初は微小な割れでも、縮径サイズが小さくなるに従って長手方向に延びて、製品サイズではもはや無視できない程度の長さとなる。
特開平5−77086号公報 特開平7−164184号公報 特開平9−277087号公報 特開2002−331384号公報 特公平4−72640号公報 特開平5−394号公報
本発明は、粉砕性が良好で高能率に製造できるB含有合金粉をガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの原料として適用し、溶接金属の耐割れ性および靭性が良好で、さらに、外皮に継ぎ目のないガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを連続的に能率よく製造できるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなしたもので、B含有合金の粉砕性および磁性等について鋭意研究し、所定のMn及びBを含む鉄系Mn−B合金は、粉砕性が良好で、磁性も低いことを見出した。この鉄系Mn−B合金を鋳造後に粉砕した粉末をフラックス原料として用いてアーク溶接用フラックス入りワイヤを製造すると、外皮に割れがなく性能も良好なアーク溶接用フラックス入りワイヤを製造し得ることを見出して本発明を完成した。
本発明の要旨は、以下のとおりである。
(1) Bが1〜5質量%、Mnが65〜85質量%で残部はFeおよび不可避不純物である鉄系Mn−B合金粉を含むフラックスを鋼製外皮内に充填してなることを特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
(2) 充填フラックスに鉄系Mn−B合金粉を1〜10質量%含むことを特徴とする(1)記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
(3) 鉄系Mn−B合金粉のPは0.40質量%以下、Nは0.20質量%以下、Cは1%以下、Siは1.5%以下であることを特徴とする(1)または(2)記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
(4) 鉄系Mn−B合金粉の粒径は150μm以下であることを特徴とする(1)ないし(3)の内のいずれか1項に記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにある。
本発明のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤは、粉砕性が良好で多量生産可能で磁性の低い鉄系Mn−B合金粉を含有しているので、溶接により形成される溶接金属の耐割れ性および靭性に優れ、さらに外皮に継ぎ目のないフラックス入りワイヤも連続的に能率よく製造することができるという顕著な効果を奏する。
本発明者らは、前記課題を解決するために種々成分組成のB含有合金の粉砕性および磁性につき調査した。さらに、磁性の低い原料を、スラグ剤、アーク安定剤、合金剤および脱酸剤と混合し、特公平4−72640号公報に記載のようなガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの連続製造装置を用いて製造し、1.2mmの製品径まで縮径して外皮割れの有無および溶接金属性能を調査した。
その結果、適量のMnおよびBを含む鉄系Mn−B合金は、溶解−鋳込み−粉砕という多量生産によっても粉砕性が良好で歩留りが高く、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの原料に適用しても溶接金属性能に優れ、さらに、磁性が低いので、外皮に継ぎ目のないガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを連続的に製造しても外皮に割れが生じないことを見出した。
以下、本発明のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの成分組成の限定理由について説明する。
充填フラックスに含まれる鉄系Mn−B合金粉中のB含有量は、1〜5質量%(以下、%という。)とする。B含有量が1%未満であると、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ中の必要B量を得るために多量に鉄系Mn−B合金粉を添加することになり、他のスラグ剤、アーク安定剤、合金剤および脱酸剤との調整が困難となるとともに、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ中のP、S、Nなどの不純物成分も多くなり溶接金属の靭性向上の効果がなくなる。一方、B含有量が5%を超えると、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに添加して溶接した場合、溶接金属中にBが部分的に偏析して耐高温割れ性が悪くなる。また、合金粉製造時の粉砕性が悪くコスト高となる。
充填フラックスに含まれる鉄系Mn−B合金粉中のMn含有量は、65〜85%とする。Mn含有量が65%未満および85%を超えると、合金粉製造時の粉砕性が悪くなる。
充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉含有量は1〜10%とする。充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉含有量が1%未満であると、溶接金属中にBが安定して供給されにくく靭性が安定しない。一方、充填フラックスの鉄系Mn−B合金粉含有量が10%を超えると、他のスラグ剤、アーク安定剤、合金剤および脱酸剤との調整が困難となるとともに、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ中のP、S、Nなどの不純物成分も多くなり溶接金属の靭性向上の効果がなくなる。
また、充填フラックスに含まれる鉄系Mn−B合金粉中のP、Nは原料や製造工程から不可避的に含有される成分で少ないほうが好ましいが、P含有量は0.40%以下、Nは0.20%以下とする。Pが0.40%超およびNが0.20%超であると。ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤのPおよびN量が多くなり、Bを添加しても溶接金属の靭性向上の効果がなくなる。
なお、充填フラックスに含まれる鉄系Mn−B合金粉中のCおよびSiは、原料から不可避的に含有される成分であるが、合金粉製造時の溶解性を考慮して、C:1%以下、Si:1.5%以下の範囲で含有することができる。
充填フラックスに含まれる鉄系Mn−B合金粉の粒度は、150μm以下とする。鉄系Mn−B合金粉の粒径が150μm以下であるとガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ中に鉄系Mn−B合金粉の粒子が略均一に分布し充填フラックス成分の偏析防止に効果的で、溶接金属中にBが偏析することがない。一方、粒径が150μmを超えると、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ中に鉄系Mn−B合金粉の粒子が均一に分布されず、溶接金属中にBが部分的に偏析して、耐高温割れ性が悪くなる。
フラックスとしては、常法の成分のフラックスを用いることができ、スラグ剤、アーク安定剤、合金剤、脱酸剤やバインダー等を含有しているものを用いることができる。
また、特に外皮に継目のないガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを製造する場合、フラックス中に溶接金属の靭性向上の目的で添加するB源として磁性の低い鉄系Mn−B合金粉を好適に用いることができる。このようなフラックス入りワイヤは一般に、外皮のエッジ部は高周波誘導加熱によりシーム溶接されるので、フラックス中に強磁性体のB含有合金粉が存在すると、エッジ部に磁着し、縮径時に溶接部の割れを生じる原因となるが、本発明ではフラックス中に含有される鉄系Mn−B合金粉は磁性が低いので、シーム溶接中にエッジ部に付着することがなく、溶接部の外皮割れを生じることがない。更に、本発明のフラックス入りワイヤは、耐割れ性および靭性に優れた溶接金属を形成することができ、溶接性能も優れている。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
表1に示す合金成分の鋳片(厚さ10〜25mm)をジョークラッシャー粉砕機で粗粉砕し、さらにこれをロッドミルで微粉砕して、各種鉄系Mn−B合金粉を試作した。粉砕時の粉砕性と振動試料型磁力計で比透磁率(μ)を測定した。それらの結果も表1に示す。
Figure 0004680082
表1中合金No.S1〜S5が本発明のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに添加する合金粉例、合金No.S6〜S9は比較例である。本発明のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤに添加する合金粉例である合金No.S1〜S5は、BおよびMn量が適量であるので粉砕性が良好で、比透磁率も磁性を僅かに帯びる限界値である1.10μ以下であり良好な結果が得られた。
比較例中合金No.S6は、Bが低いが粉砕性は良好で比透磁率も1.10μ以下で良好な結果が得られた。
合金No.S7は、Bが高いので粉砕性が不良で歩留まりが悪かった。しかし、比透磁率は1.10μ以下で良好な結果が得られた。
合金No.S8は、Mnが低いので、また合金No.S9はMnが高いので、いずれも粉砕性が不良で歩留まりが悪かった。なお、比透磁率はいずれも1.10μ以下であった。
表1に示す合金粉の粒径および添加量を変えて、表3に示す各種用途別に充填フラックスに配合し、全姿勢用とすみ肉用(いずれも軟鋼および490N/mm2級高張力鋼用)については、フラックス入りワイヤの連続製造装置を用いて表3に示すガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを製造した。すなわち、表2に示す帯鋼記号Aの軟鋼製帯鋼を管状体に成形する段階で表3に示すフラックスをフラックス充填率13〜14%となるように供給した後、管状体の相対するエッジ面を高周波誘導加熱によりシーム溶接して、引き続き連続的にロール群によりワイヤ径3.2mmまで縮径、銅めっき処理して孔ダイス群で伸線を行い継ぎ目なしのフラックス入りワイヤ(ワイヤ径1.2mm)を試作した。シーム溶接は、管状体の外径20mm、入熱量140KVA、溶接速度35m/minで行った。また、縮径の途中で加工硬化緩和のための中間焼鈍を実施した。製品径(1.2mm)の段階で過流探傷試験により外皮割れの有無を調査した。
次に、高溶着用および低温鋼用(全姿勢)については、表2に示す帯鋼記号Bの軟鋼帯鋼を用いて、フラックスを12〜21%となるように充填し、継ぎ目有りの製品径(1.2mm)に仕上げた。
Figure 0004680082
Figure 0004680082
また、表3に示す試作したガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを用いて、図1に示す開先形状の片面継手溶接試験体(鋼種:KD36鋼および低温鋼用のみKE36鋼、板厚t:16mm、幅400mm、長さ500mm、開先角度θ:50°、ルート間隔G:4mm、裏面の拘束:3箇所)に、裏当て材(Al23−SiO2−MgO系)を当てて、表4に示す溶接条件で、半自動の下向および立向姿勢溶接で、初層パスの耐高温割れ性試験を行った。初層パスの高温割れ発生状況はX線透過試験により判定した。なお、用途がすみ肉用および高溶着用のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤは下向姿勢溶接のみ実施した。
Figure 0004680082
次に、初層パスで溶接作業性が不良であった試験体を除いて、表4に示す溶接条件により順次積層した。溶接後板厚中央部の溶接金属よりJIS Z3111に規定される衝撃試験片を採取して吸収エネルギーを調査した。
なお、衝撃試験における吸収エネルギーは、用途が全姿勢、すみ肉および高溶着用は試験温度0℃で54J(3本の平均値)以上、低温鋼用は−20℃で47J(3本の平均値)以上を合格とした。表5にこれらの結果をまとめて示す。
表3および表5中ワイヤ記号W1〜W8が本発明のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの例、ワイヤ記号W9〜W15は比較例である。
本発明例であるワイヤ記号W1〜W8は、充填フラックス中に含有する鉄系Mn−B合金粉S1〜S5のBおよびMn量が適量で、PおよびNが低く、粒径も微粉で添加量も適量であるので、継ぎ目無しワイヤ製造時の縮径後も外皮割れが生じず、下向および立向姿勢溶接のいずれの溶接試験においても高温割れが生じることなく溶接金属の吸収エネルギーも良好で、極めて満足な結果であった。
Figure 0004680082
比較例中ワイヤ記号W9は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S6のBが低いので、充填フラックスへの添加量が多くなり、ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤとしての成分組成のバランスが悪くなり、立向姿勢溶接において溶接作業性が不良となったので溶接を中止した。また、下向姿勢溶接においては、吸収エネルギーが低値であった。
ワイヤ記号W10は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S7のBが高いので、下向姿勢溶接の初層に高温割れが生じた。
ワイヤ記号W11は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S8の粒径が大きいので、初層に高温割れが生じた。さらに、Pが高いので、吸収エネルギーも低値であった。
ワイヤ記号W12は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S8のPが高いので、吸収エネルギーが低値であった。
ワイヤ記号W13は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S8の添加量が少ないので、初層に高温割れが生じた。さらに、Pが高いので、吸収エネルギーも低値であった。
ワイヤ記号W14は、充填フラックス中の鉄系Mn−B合金粉S9のNが高いので、吸収エネルギーが低値であった。
ワイヤ記号W15は、充填フラックスのB源としてFe−Bを添加したので、継ぎ目無しワイヤ製造時の縮径過程で外皮割れが生じたので溶接は中止した。
本発明の実施例に用いた下向片面継手溶接の開先形状および溶接状況を示す模式図で、(a)は開先形状、(b)は下向姿勢溶接の溶接状況、(C)は立向姿勢溶接の溶接状況を示す図である。
符号の説明
1 鋼板
2 裏当て材
3 裏ビード
4 溶接金属

Claims (4)

  1. Bが1〜5質量%、Mnが65〜85質量%で残部はFeおよび不可避不純物である鉄系Mn−B合金粉を含むフラックスを鋼製外皮内に充填してなることを特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
  2. 充填フラックスに鉄系Mn−B合金粉を1〜10質量%含むことを特徴とする請求項1記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
  3. 鉄系Mn−B合金粉中のPは0.40質量%以下、Nは0.20質量%以下、Cは1%以下、Siは1.5%以下であることを特徴とする請求項1または2記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
  4. 鉄系Mn−B合金粉の粒径は150μm以下であることを特徴とする請求項1ないし3の内のいずれか1項に記載のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
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