JP4677932B2 - 動画像符号化方法及び動画像符号化装置とプログラムならびに媒体 - Google Patents
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Description
・時間的に異なる別のフレーム(参照フレーム)から予測信号を生成するインター予測と、
・当該ブロックと同一のフレームから生成するイントラ予測と、
の二つのタイプがある。
・2枚のフレームから作成された予測画像を合成する双方向(Bタイプ)予測、
がある。
・予測タイプ(イントラ、インター)、
・予測パラメータ(サブブロック分割モード、動きベクトル、イントラ予測モード)
を適切に選択することが重要である。
・入力画像に類似した予測画像が生成され、かつ、
・予測パラメータの符号化に要するビット数も少ない、
予測モードの選択が必要である。
・・・(1)
Dは、予測画像と入力画像の差分を評価する指標であり、JMでは、予測画像と入力画像間における信号差分の絶対値の総和(SAD:差分絶対値和)が用いられる。
Rは、予測パラメータを符号化するために必要なビット数であり、サブブロック分割モード、動きベクトル、イントラ予測モードを表現するための符号量を含む。
λは、RをDに換算するための係数であり、量子化ステップサイズに依存して設定される。
(a)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化とインター符号化のいずれか一方を選択し、
(b)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択された場合、イントラタイプに関する第2の符号化コストを計算し、
(c)前記ステップ(b)で得られた第2の符号化コストの値と、インタータイプで符号化する場合の前記第1の符号化コスト値から、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
(d)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップする場合は、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択し、
(e)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップしない場合には、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算し、
(f)ステップ(e)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(b)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コスト値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択し、
(g)前記ステップ(a)で前記優先符号化タイプとしてインタータイプが選択された場合、インタータイプに関する第2の符号化コストを計算し、
(h)前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、イントラタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コスト値から、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
(i)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択し、
(j)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算し、
(k)前記ステップ(j)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コスト値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する。
イントラ符号化が前記優先符号化タイプとして選択された場合、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記制御手段は、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と、前記第1のインター符号化コストパラメータ決定手段による前記第1の符号化コストの値とから、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
前記判定の結果、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとして、イントラを選択し、
前記判定の結果、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による前記第2の符号化コストの値と、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプを選択し、
前記優先符号化タイプとして、インタータイプが選択された場合、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と前記第1のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第1の符号化コストの値とから、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
前記判定の結果、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択し、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプを選択する、制御を行う。
前記小ブロックを符号化する際、
インター及びイントラの各々のタイプで符号化する場合の第1の符号化コストを計算し、
得られた第1の符号化コストの結果に基づき優先符号化タイプを1つ選択する処理と、
前記優先符号化タイプで符号化される場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
得られた結果に基づいて前記優先符号化タイプ以外のタイプに関する第2の符号化コスト計算をスキップするか否か判定し、判定の結果、前記第2の符号化コスト計算をスキップする場合には、前記小ブロックを、選択された前記優先符号化タイプで符号化する処理と、
を実行させるプログラムよりなる。前記各々のタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの算出に要する計算量が、前記第2の符号化コストの算出に要する計算量よりも少ない。
(a)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化とインター符号化のいずれか一方を選択する処理と、
(b)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択された場合、イントラタイプに関する第2の符号化コストを計算する処理と、
(c)前記ステップ(b)で得られた第2の符号化コストの値と、インタータイプで符号化する場合の前記第1の符号化コスト値から、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定する処理と、
(d)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップする場合は、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する処理と、
(e)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップしない場合には、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
(f)前記ステップ(e)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(b)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コスト値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する処理と、
(g)前記ステップ(a)で前記優先符号化タイプとしてインタータイプが選択された場合、インタータイプに関する第2の符号化コストを計算する処理と、
(h)前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、イントラタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コスト値から、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定する処理と、
(i)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択する処理と、
(j)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
(k)前記ステップ(j)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コスト値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する処理と
を前記コンピュータに実行させるプログラムよりなる。
前記小ブロックの符号化に利用可能な計算量又は処理時間の割当に応じて、前記制御パラメータを調整することで、符号化に要する計算量を制御する処理を前記コンピュータに実行させるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態を説明する。説明を具体的にするため、H.264方式baseline方式に基づく動画像符号化を行う装置を想定するが、同様にインター予測とイントラ予測により動画像を符号化する装置であれば、他の符号化方式を利用していても本実施形態は適用可能である。
・・・(2)
DIFFは入力画像内で水平方向に隣接する画素同士の差分と、垂直方向に隣接する画素の差分に関して、絶対値の総和を計算した値である。
θINTRA1は、正の重み係数である。
λは、式(1)のRD_costと同じ値である。
Rは、イントラマクロブロックのヘッダ長平均値である。
(I)輝度16×16画素単位のイントラ予測モード探索、
(II)輝度4×4画素単位のイントラ予測モード探索、
(III)輝度イントラ予測のブロックサイズ選択、
(IV)色差8×8画素単位のイントラ予測モード探索、
の順で探索を行う。
β1は、0付近の値が設定される制御パラメータである。
・・・(4)
αINTRA_SKIP(>0)とβINTRA_SKIPは、スキップ率を制御するパラメータである。αINTRA_SKIPまたはβINTRA_SKIPを大きくすると、スキップ率が増加する。
・・・(5)
・・・(6)
・・・(7)
・・・(7a)
手順2:インター優先→スキップ無し→インター符号化
手順3:インター優先→スキップ無し→イントラ符号化
手順4:イントラ優先→スキップ無し→インター符号化
手順5:イントラ優先→スキップ無し→イントラ符号化
手順6:イントラ優先→スキップ →イントラ符号化
図1のステップS104またはS109で必要とする計算量をCINTER、
図1のステップS105またはS108で必要とする計算量をCINTRAとする。
C1 + CINTER+ CINTRA=CFULLとおく。
CINTER= CINTRA=C2
とする。
αINTER_SKIP、
βINTER_SKIP、
αINTRA_SKIP、
βINTRA_SKIP
により調整することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る動画像符号化装置は第1実施形態に類似した構成である。図5に示す符号化手段を備え、図1に示すフローでマクロブロックの符号化処理が実行される。
手順2:インター優先→スキップ無し→インター符号化
手順3:インター優先→スキップ無し→イントラ符号化
手順4:イントラ優先→スキップ無し→インター符号化
手順5:イントラ優先→スキップ無し→イントラ符号化
手順6:イントラ優先→スキップ →イントラ符号化
+(P(T,3)+ P(T,5)+ P(T,6))×CINTRA_FULL
−P(T,1)×CINTRA−P(T,6)×CINTER
・・・(10)
本発明の第3実施形態を説明する。本発明の第3実施形態に係る動画像符号化装置は、前記した第2実施形態に類似した構成であり動作も類似しているため、相違点のみを説明する。
P(T+1,N)≒P(T,N)
であることを仮定して予測が行われる。
QINTER(T)=P(T,1)+ P(T,2)+ P(T,3),
QINTRA(T)=P(T,4)+ P(T,5)+ P(T,6)
・・・(13)
である。
502 小ブロック分割手段
504 ローカルデコード画像蓄積手段
505 制御手段
506 第1インター符号コスト・パラメータ決定手段
507 第1インター符号コスト・パラメータ決定手段
508 インター符号化手段
509 第1イントラ符号コスト・パラメータ決定手段
510 第2イントラ符号コスト・パラメータ決定手段
511 イントラ符号化手段
512 符号化タイプ選択部
Claims (18)
- 動画像を小ブロックに分割しイントラ符号化とインター符号化のいずれかを用いて符号化する動画像符号化方法であって、前記小ブロックを符号化する際、
インター及びイントラの各々のタイプで符号化する場合の第1の符号化コストを計算し、
得られた第1の符号化コストの結果に基づき優先符号化タイプを1つ選択し、
前記優先符号化タイプで符号化される場合の第2の符号化コストを計算し、
得られた結果に基づいて前記優先符号化タイプ以外のタイプに関する第2の符号化コスト計算をスキップするか否か判定し、判定の結果、前記第2の符号化コスト計算をスキップする場合には、前記小ブロックを、選択された前記優先符号化タイプで符号化する、ことを特徴とする、動画像符号化方法。 - 前記各々のタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの算出に要する計算量が、前記第2の符号化コストの算出に要する計算量よりも少ない、ことを特徴とする、請求項1に記載の動画像符号化方法。
- (a)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化とインター符号化のいずれか一方を選択し、
(b)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択された場合、イントラタイプに関する第2の符号化コストを計算し、
(c)前記ステップ(b)で得られた第2の符号化コストの値と、インタータイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの値から、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
(d)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップする場合は、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択し、
(e)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップしない場合には、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算し、
(f)前記ステップ(e)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(b)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択し、
(g)前記ステップ(a)で前記優先符号化タイプとしてインタータイプが選択された場合、インタータイプに関する第2の符号化コストを計算し、
(h)前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、イントラタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの値から、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
(i)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択し、
(j)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算し、
(k)前記ステップ(j)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する、ことを特徴とする、請求項1に記載の動画像符号化方法。 - 前記第2の符号化コスト計算のスキップ率と相関を持つスキップ率制御パラメータを、符号化タイプ毎に備え、
前記小ブロックの符号化に利用可能な計算量又は処理時間の割当に応じて、前記制御パラメータを調整することで、符号化に要する計算量を制御する、ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一に記載の動画像符号化方法。 - 符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で、第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で、第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数カウンタで計測し、前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第1の手順と前記第6の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用する、ことを特徴とする、請求項4に記載の動画像符号化方法。 - 符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数とを計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数カウンタで計測し、前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第3の手順と前記第4の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記優先符号化タイプの選択条件を修正に利用する、ことを特徴とする、請求項4に記載の動画像符号化方法。 - 動画像を小ブロックに分割しイントラ符号化とインター符号化のいずれかを用いて符号化する動画像符号化装置であって、
インター符号化する場合の第1及び第2の符号化コストをそれぞれ計算する第1及び第2のインター符号化コストパラメータ決定手段と、
イントラ符号化する場合の第1及び第2の符号化コストをそれぞれ計算する第1及び第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段と、
前記小ブロックをインター符号化するインター符号化手段と、
前記小ブロックをイントラ符号化するイントラ符号化手段と、
制御手段と、
を備え、
前記小ブロックを符号化する際、
前記制御手段は、前記第1インター符号化コストパラメータ決定手段と前記第1イントラ符号化コストパラメータ決定手段での各第1の符号化コストの結果に基づき、優先符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択し、
前記第2インター符号化コストパラメータ決定手段と前記第2イントラ符号化コストパラメータ決定手段のうち選択された前記優先符号化タイプに対応する一方が第2の符号化コストを計算し、
得られた第2の符号化コストの計算結果に基づいて、前記第2インター符号化コストパラメータ決定手段と前記第2イントラ符号化コストパラメータ決定手段のうち前記優先符号化タイプとして選択されなかった他方のタイプに対応する他方による第2の符号化コスト計算をスキップするか否か判定し、判定の結果、前記第2の符号化コスト計算をスキップする場合には、前記第2インター符号化コストパラメータ決定手段と前記第2イントラ符号化コストパラメータ決定手段のうち前記優先符号化タイプとして選択されなかった他方のタイプに対応する他方による第2の符号化コスト計算を省略して、前記小ブロックを、前記優先符号化タイプである、インター又はイントラタイプに対応した符号化手段で符号化する、ことを特徴とする、動画像符号化装置。 - 前記第1の符号化コストの算出に要する計算量が、前記第2の符号化コストの算出に要する計算量よりも少ない、ことを特徴とする、請求項7に記載の動画像符号化装置。
- 前記制御手段は、前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化とインター符号化のいずれか一方を選択し、
イントラ符号化が前記優先符号化タイプとして選択された場合、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記制御手段は、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と、前記第1のインター符号化コストパラメータ決定手段による前記第1の符号化コストの値とから、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
前記判定の結果、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとして、イントラを選択し、
前記判定の結果、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による前記第2の符号化コストの値と、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプを選択し、
前記優先符号化タイプとして、インタータイプが選択された場合、前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と前記第1のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第1の符号化コストの値とから、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定し、
前記判定の結果、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択し、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段にて第2の符号化コストを計算し、
前記第2のイントラ符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値と前記第2のインター符号化コストパラメータ決定手段による第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプを選択する、ことを特徴とする、請求項7に記載の動画像符号化装置。 - 前記制御手段は、前記第2の符号化コスト計算のスキップ率と相関を持つスキップ率制御パラメータを、符号化タイプ毎に備え、前記小ブロックの符号化に利用可能な計算量又は処理時間の割当に応じて、前記制御パラメータを調整することで、符号化に要する計算量を制御する、ことを特徴とする、請求項7乃至9のいずれか一に記載の動画像符号化装置。
- 前記制御手段は、符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で、第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数カウンタで計測し、前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第1の手順と前記第6の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用する、ことを特徴とする、請求項10に記載の動画像符号化装置。 - 前記制御手段は、符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数とを計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数カウンタで計測し、前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第3の手順と前記第4の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記優先符号化タイプの選択条件を修正に利用する、ことを特徴とする、請求項10に記載の動画像符号化装置。 - 動画像を小ブロックに分割しイントラ符号化とインター符号化のいずれかを用いて符号化する動画像符号化装置を構成するコンピュータに、
前記小ブロックを符号化する際、
インター及びイントラの各々のタイプで符号化する場合の第1の符号化コストを計算し、
得られた第1の符号化コストの結果に基づき優先符号化タイプを1つ選択する処理と、
前記優先符号化タイプで符号化される場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
得られた結果に基づいて前記優先符号化タイプ以外のタイプに関する第2の符号化コスト計算をスキップするか否か判定し、判定の結果、前記第2の符号化コスト計算をスキップする場合には、前記小ブロックを、選択された前記優先符号化タイプで符号化する処理と、
を実行させるプログラム。 - 前記各々のタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの算出に要する計算量が、前記第2の符号化コストの算出に要する計算量よりも少ない、ことを特徴とする請求項13記載のプログラム。
- 請求項13記載のプログラムにおいて、
(a)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化とインター符号化のいずれか一方を選択する処理と、
(b)前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択された場合、イントラタイプに関する第2の符号化コストを計算する処理と、
(c)前記ステップ(b)で得られた第2の符号化コストの値と、インタータイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの値から、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定する処理と、
(d)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップする場合は、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する処理と、
(e)前記ステップ(c)での判定の結果、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップしない場合には、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
(f)前記ステップ(e)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(b)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する処理と、
(g)前記ステップ(a)で前記優先符号化タイプとしてインタータイプが選択された場合、インタータイプに関する第2の符号化コストを計算する処理と、
(h)前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値と、イントラタイプで符号化する場合の前記第1の符号化コストの値から、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップするか否か判定する処理と、
(i)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップする場合には、前記小ブロックの符号化タイプとしてインタータイプを選択する処理と、
(j)前記ステップ(h)の判定の結果、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストの計算をスキップしない場合には、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コストを計算する処理と、
(k)前記ステップ(j)で得られたイントラタイプに関する第2の符号化コストの値と、前記ステップ(g)で得られたインタータイプに関する第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター又はイントラ符号化を選択する処理と
を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項13乃至15のいずれか一に記載のプログラムにおいて、
前記第2の符号化コスト計算のスキップ率と相関を持つスキップ率制御パラメータを、符号化タイプ毎に備え、
前記小ブロックの符号化に利用可能な計算量又は処理時間の割当に応じて、前記制御パラメータを調整することで、符号化に要する計算量を制御する処理を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項16に記載のプログラムにおいて、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で、第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数を計数した結果を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数カウンタで計測し、前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第1の手順と前記第6の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記スキップ率制御パラメータの制御に利用する処理を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項16に記載のプログラムにおいて、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされた小ブロックの個数と、を計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
符号化タイプに関し、そのタイプが優先符号化タイプとして選択された小ブロックの個数と、優先タイプとして選択された上で第2の符号化コスト計算がスキップされず、そのタイプと異なるタイプで符号化された小ブロックの個数とを計数した結果を利用して、前記優先符号化タイプの選択条件を修正し、
前記優先符号化タイプとしてインター符号化が選択され、イントラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第1の手順と、
インター符号化が優先符号化タイプとして選択され、インタトラタイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値と、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとしてインター符号化を選択する第2の手順、又はイントラ符号化を選択する第3の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップし、前記小ブロックの符号化タイプとしてイントラ符号化を選択する第4の手順と、
前記優先符号化タイプとしてイントラ符号化が選択され、インタータイプで符号化する場合の第2の符号化コスト計算をスキップせず、インタータイプに関する前記第2の符号化コストの値と、イントラタイプに関する前記第2の符号化コストの値とに基づいて、前記小ブロックの符号化タイプとして、インター符号化を選択する第5の手順、又はイントラ符号化を選択する第6の手順について、
それぞれの前記手順を通過した前記小ブロックの個数を、フレーム単位やあるいは所定個数の小ブロック単位で計数する処理と、
前記手順のパスを通過して符号化された前記小ブロックの個数の割合より1フレームの符号化に要する平均計算量を導出し、
前記第1の手順1から第6の手順をそれぞれ通過した小ブロックの個数を計数し、前記第3の手順と前記第4の手順を通過した小ブロックの個数の割合を、前記優先符号化タイプの選択条件を修正に利用する処理と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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