JP4677621B2 - 異常検出システムおよび異常検出方法 - Google Patents

異常検出システムおよび異常検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、異常検出システムおよび異常検出方法に関するものである。
従来、予め被写体を撮像した参照画像と、現時点での被写体を撮像した計測画像とを比較して、被写体に発生した異常状況を検出する技術が知られている。例えば、特許文献1には、生産分野で、参照画像と計測画像との差分を計算することにより、被写体の試料に対する外観検査を行える旨が記載されている。また、非特許文献1には、医療分野において、参照画像と計測画像との差分を計算することにより、異常検出を行える旨が記載されている。
特開2006−308372号公報 日本医学放射線学会雑誌第64巻第1号、「経時的差分画像法を用いた胸部びまん性病変の経時変化の検出に関するROC解析」
しかしながら、例えば特許文献1や非特許文献1を始めとする従来技術では、静止した被写体に対する外観検査や異常検出については考慮されているものの、動作している被写体に対しては考慮されていない。このため、動作している被写体に対して、上記の従来技術をそのまま適用した場合には、参照画像と計測画像との差分が正常動作時といえども著しく大きくなり、適切な外観検査や異常検出を行うことが困難である。
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたもので、被写体が動作している場合においても、適切な異常検出を行うことが可能な異常検出システムおよび異常検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の異常検出システムは、撮像装置、画像保存装置、および異常検出装置を備え、所定の動作を行う機械システムである被写体の異常動作を検出する異常検出システムであって、前記撮像装置は、前記被写体を撮像するものであり、前記画像保存装置は、前記撮像装置が前記被写体の正常動作時に撮像した画像を保存するものであり、前記被写体の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、前記被写体の動作部分を含む領域をマスク領域として設定するマスク設定手段と、前記マスク設定手段により前記マスク領域が設定された前記画像、および前記マスク設定手段が設定した前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を保存する保存手段と、を備え、前記異常検出装置は、前記被写体の異常動作を検出するものであり、前記撮像装置が前記被写体を撮像した画像を計測画像として前記撮像装置より受信する計測画像受信手段と、前記被写体の動作部分を含む領域がマスク領域としてフレームごとに設定された画像を参照画像として前記画像保存装置より受信し、且つ前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を前記画像保存装置より受信する参照画像受信手段と、前記計測画像受信手段が受信した前記計測画像と、前記参照画像受信手段が受信した前記参照画像との間のフレーム同期をとる同期手段と、前記同期手段によりフレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分であって、前記マスク領域特定情報により特定された前記マスク領域以外の領域に対する差分を計算する差分計算手段と、前記差分計算手段が計算した前記差分が閾値以上である場合に、前記被写体の異常動作を検出する異常検出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の異常検出方法は、所定の動作を行う機械システムである被写体を撮像する撮像装置と、撮像装置が被写体の正常動作時に撮像した画像を保存する画像保存装置と、被写体の異常動作を検出する異常検出装置と、を備えた異常検出システムにおける異常検出方法であって、前記撮像装置が、前記被写体を撮像する撮像ステップと、前記画像保存装置のマスク設定手段が、前記被写体の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、前記被写体の動作部分を含む領域をマスク領域として設定するマスク設定ステップと、前記画像保存装置の保存手段が、前記マスク設定手段により前記マスク領域が設定された前記画像、および前記マスク設定手段が設定した前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を保存する保存ステップと、異常検出装置の計測画像受信手段が、撮像装置が被写体を撮像した画像を計測画像として撮像装置より受信する計測画像受信ステップと、異常検出装置の参照画像受信手段が、被写体の動作部分を含む領域がマスク領域としてフレームごとに設定された画像を参照画像として画像保存装置より受信し、且つマスク領域を特定するマスク領域特定情報を画像保存装置より受信する参照画像受信ステップと、異常検出装置の同期手段が、計測画像受信手段が受信した計測画像と、参照画像受信手段が受信した参照画像との間のフレーム同期をとる同期ステップと、異常検出装置の差分計算手段が、同期手段によりフレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分であって、マスク領域特定情報により特定されたマスク領域以外の領域に対する差分を計算する差分計算ステップと、異常検出装置の異常検出手段が、差分計算手段が計算した差分が閾値以上である場合に、被写体の異常動作を検出する異常検出ステップと、を備えることを特徴とする。
このような本発明の異常検出システムおよび異常検出方法によれば、被写体の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、被写体の動作部分を含む領域がマスク領域として設定されている。マスク領域は、画像のフレームごとに設定されているため、被写体の動作に合わせて時間的に変化するものである。そして、異常検出装置が、マスク領域以外の領域に対して、つまり被写体の動作部分ではない部分に対して、フレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分を計算して異常検出を行う。このように、被写体の動作部分に対しては差分計算を行わないため、被写体が動いたことによって差分計算の誤差が発生することを防止することができる。したがって、被写体が動作している場合でも、適切な異常検出を行うことが可能となる。
また、本発明における保存手段は、被写体の動作部分の位置を特定するための第1位置情報を画像のフレームごとに保存しても良い。
また、本発明においては、計測画像受信手段は、被写体の動作部分の位置を特定するための第2位置情報を計測画像のフレームごとに被写体より受信し、参照画像受信手段は、参照画像のフレームごとに保存された被写体の動作部分の位置を特定するための第1位置情報を画像保存装置より受信し、同期手段は、計測画像受信手段が受信した第2位置情報と参照画像受信手段が受信した第1位置情報とを照合することにより、計測画像受信手段が受信した計測画像と参照画像受信手段が受信した参照画像との間のフレーム同期をとっても良い。
この発明によれば、計測画像受信手段が計測画像における第2位置情報を被写体より受信し、参照画像受信手段が参照画像における第1位置情報を画像保存装置より受信すると、同期手段が、当該第2位置情報および第1位置情報に基づいて、計測画像と参照画像との間のフレーム同期をとる。第2位置情報および第1位置情報は、例えば、被写体の機械システムに設けられたモータの位置情報であっても良く、被写体の機械システムに付されたマーカの位置情報であっても良く、被写体の動作部分に対する速度情報または加速度情報であっても良い。同期手段は、例えば、計測画像の一つのフレームにおける第2位置情報に最も近い第1位置情報を有する参照画像のフレームを選ぶことにより、計測画像と参照画像との間のフレーム同期をとることができる。
また、本発明は、撮像装置の撮像環境の誤差レベルに応じて、参照画像受信手段が受信した参照画像に設定されたマスク領域の大きさを調整するマスク領域調整手段を備えても良い。
この場合には、例えば計測画像の撮像位置と参照画像の撮像位置との間のずれなどの、撮像環境の変化に柔軟に対応することができる。例えば撮像環境に変化が発生したことにより撮像環境の誤差レベルが増加した場合には、差分計算を行わない部分を拡大することができる。このことにより、撮像環境での誤差が差分計算結果に影響を与えることを防止することができる。
本発明によれば、被写体が動作している場合においても、適切な異常検出を行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明にかかる異常検出システムおよび異常検出方法の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
まず、本発明の一実施形態に係る異常検出システム1の全体構成について説明する。図1は、異常検出システム1の構成概要図である。図1に示すように、異常検出システム1は、撮像装置10、画像保存装置20および異常検出装置30を備えている。異常検出システム1は、所定の繰り返し動作を行う機械システムである被写体40の異常動作を検出するものである。被写体40は、例えば生産工程におけるロボットである。被写体40で発生する異常動作としては、例えばアーム41により組み立てられるパーツ42が所定の場所にマウントされずにアーム41から何らかの理由で飛び出したりすること等が挙げられる。以下、異常検出システム1の各構成要素について詳細に説明する。
撮像装置10は、入射する光信号を電気信号に変換することで被写体40を撮像するものであり、本実施形態においては、高速かつ高解像度で動画を連続的に撮像可能なビデオカメラである。撮像装置10は、2×2[ピクセル]の画素領域を有し、Y[FPS]でビデオ撮像を行い、1ピクセルあたりの諧調数はM[bit]である。以下、本実施形態においては、例えば、N=10と設定され、Y=1000と設定され、M=10と設定されている。撮像装置10は、例えば周知のTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)シリアル通信により、撮像した画像データをフレーム単位で画像保存装置20および異常検出装置30に送信する。
画像保存装置20は、撮像装置10が被写体40の正常動作時に撮像した画像を保存するものである。画像保存装置20は、物理的には、CPU、メモリ、通信インタフェイス等を備えた通常のコンピュータシステム内に設けられることができる。画像保存装置20は、機能的には、図1に示されるように、送受信部210、マスク設定部220(マスク設定手段)および保存部230(保存手段)を備えて構成される。
送受信部210は、撮像装置10が被写体40の正常動作時に撮像した画像(以下、「正常撮像画像」と記載する。)を撮像装置10より受信する。図2は、被写体40の正常撮像画像の一つのフレームをイメージした図である。1024×1024ピクセルの1フレームには、被写体40が撮像されている。被写体40は、動作部分410と、非動作部分420とで構成される。非動作部分420は、フレーム内における背景部分(被写体40が撮像されてない部分)を含む。一つのフレームにおいては、最左上のピクセルを基準点(0,0)とするhv座標を用いて、各ピクセルを表すことができる。すなわち、最右上のピクセルはhv座標上で(1023,0)に相当し、最左下のピクセルはhv座標上で(0,1023)に相当し、最右下のピクセルはhv座標上で(1023,1023)に相当する。以下、時刻uでの正常撮像画像の一つのフレームをJ(h,v)と記載する。送受信部210は、撮像装置10より受信した正常撮像画像をフレーム単位でマスク設定部220に出力する。
図1に戻り、送受信部210は、被写体40が正常動作時に撮像される際の、被写体40の動作部分の位置を特定するための情報(第1位置情報)を被写体40より受信する。第1位置情報は、フレーム単位の情報であって、例えば、被写体40の機械システムに設けられたモータの位置情報であっても良く、被写体40の機械システムに付されたマーカの位置情報であっても良く、被写体40の動作部分に対する速度情報または加速度情報であっても良い。本実施形態においては、第1位置情報は、被写体40に設けられたモータの位置情報、および被写体40に付されたマーカの位置情報である。以下、時刻uでの正常撮像画像の一つのフレームJ(h,v)における第1位置情報をqと記載する。送受信部210は、被写体40より受信した第1位置情報をフレーム単位で保存部230に出力する。
マスク設定部220は、正常撮像画像のフレームごとに、被写体40の動作部分410を含む領域をマスク領域として設定するものである。図3は、被写体40の正常撮像画像の一つのフレームに、マスク設定部220がマスク領域Mを設定したことをイメージした図である。このマスク領域Mは、被写体40の動作部分410を表す画素領域より例えば数画素大きい画素領域である。このマスク領域Mを特定するためのマスク領域特定情報として、本実施形態では関数m(h,v)を用いる。すなわち、時刻uでの正常撮像画像の一つのフレームに設定されたマスク領域Mに含まれた領域内の画素ではm(h,v)=0であり、マスク領域Mに含まれていない領域内の画素ではm(h,v)=1である。マスク設定部220は、例えば、一つのフレーム内の各画素にm(h,v)の値を書き込むことにより、フレームごとにマスク領域Mを設定することができる。マスク設定部220は、マスク領域Mを設定した正常撮像画像をフレーム単位で保存部230に出力する。
図1に戻り、保存部230は、正常撮像画像における第1位置情報をフレーム単位で送受信部210より入力し、マスク領域Mが設定された正常撮像画像をフレーム単位でマスク設定部220より入力する。保存部230は、入力した第1位置情報を該当する正常撮像画像のフレームの例えばヘッダ情報に書き込んで、当該書き込み後の正常撮像画像を保存する。保存部230に保存された正常撮像画像は、前述した送受信部210により、異常検出装置30に送信される。
異常検出装置30は、被写体40の異常動作を検出するものであって、物理的には、例えば通常のFPGA(Field Programmable Gate Array)ボード上に組み込まれることができる。このFPGAボードは、CPU、メモリ、通信インタフェイス、表示インタフェイス等を備えた通常のコンピュータシステム内に設けられることができる。異常検出装置30は、機能的には、計測画像受信部310(計測画像受信手段)、参照画像受信部320(参照画像受信手段)、同期部330(同期手段)、マスク拡大部340(マスク領域調整手段)、差分計算部350(差分計算手段)および異常検出部360(異常検出手段)を備えて構成される。以下、異常検出装置30の各構成要素について詳細に説明する。
計測画像受信部310は、撮像装置10が被写体40の動作時に撮像した画像を「計測画像」として撮像装置10より受信する。「計測画像」は、被写体40の異常状況を検出するために、被写体40の通常の動作の様子を撮像した画像である。以下、時刻tでの計測画像の一つのフレームをI(h,v)と記載する。計測画像受信部310は、撮像装置10より受信した計測画像をフレーム単位で同期部330に出力する。
また、計測画像受信部310は、動作中の被写体40が撮像される際の、被写体40の動作部分の位置を特定するための情報(第2位置情報)を被写体40より受信する。第2位置情報は、フレーム単位の情報であって、例えば、被写体40の機械システムに設けられたモータの位置情報であっても良く、被写体40の機械システムに付されたマーカの位置情報であっても良く、被写体40の動作部分に対する速度情報または加速度情報であっても良い。本実施形態においては、第2位置情報は、被写体40に設けられたモータの位置情報、および被写体40に付されたマーカの位置情報である。以下、時刻tでの計測画像の一つのフレームI(h,v)における第2位置情報をpと記載する。計測画像受信部310は、被写体40より受信した第2位置情報をフレーム単位で同期部330に出力する。
参照画像受信部320は、マスク領域Mが設定されており、且つ第1位置情報が例えばヘッダ情報に書き込まれた正常撮像画像をフレーム単位で画像保存装置20より受信する。この正常撮像画像は、後述するように、「参照画像」として採択されるための候補である。参照画像受信部320は、画像保存装置20より受信した正常撮像画像をフレーム単位で同期部330に出力する。
同期部330は、計測画像受信部310より入力した計測画像と、参照画像受信部320より入力した正常撮像画像との間のフレーム同期をとるものである。同期部330は、計測画像受信部310より入力した第2位置情報と、参照画像受信部320より入力した正常撮像画像の例えばヘッダ情報に書き込まれた第1位置情報とを照合することにより、計測画像と正常撮像画像との間のフレーム同期をとることができる。
具体的に、計測画像の一つのフレームI(h,v)における第2位置情報pに最も近い第1位置情報qを有する正常撮像画像の一つのフレームを選ぶことにより、計測画像と正常撮像画像との間のフレーム同期をとることができる。このとき、同期部330は、例えば、下記の式(1)を使用することができる。
u=near(p,q)…(1)
ただし、関数near(p,q)は、第2位置情報pに最も近い値をもつ第1位置情報qを決定し、当該第1位置情報qが書き込まれた正常撮像画像における時刻uを返す関数である。同期部330は、式(1)を使用して、時刻tの計測画像I(h,v)に対する「参照画像」として、時刻uの正常撮像画像J(h,v)を採択することができる。「参照画像」は、被写体40の異常状況を検出するための判断基準となる画像であって、被写体40の正常時の動作を撮像した画像のうちで、計測画像とのフレーム同期がとれたものである。同期部330は、採択した参照画像J(h,v)をマスク拡大部340に出力し、計測画像I(h,v)を差分計算部350に出力する。
マスク拡大部340は、同期部330により採択した参照画像J(h,v)を入力し、必要に応じて、当該参照画像J(h,v)に設定されたマスク領域Mを拡大して設定するものである。マスク拡大部340は、例えば計測画像の撮像位置と参照画像の撮像位置との間のずれが発生した場合など、撮像装置10の撮像環境の誤差レベルが増加した場合に、参照画像J(h,v)に設定されたマスク領域Mを拡大して設定する。マスク拡大部340は、例えば、マスク領域Mとして設定されている画素の周辺の画素について、m(h,v)=0と変更することにより、マスク領域Mを拡大して設定することができる。マスク拡大部340は、マスク領域Mを拡大して設定した参照画像J(h,v)を差分計算部350に出力する。なお、撮像装置10の撮像環境に変化が無かった場合には、マスク拡大部340は、同期部330により入力た参照画像J(h,v)をそのまま差分計算部350に出力する。
差分計算部350は、同期部330より入力した計測画像I(h,v)と、マスク拡大部340より入力した参照画像J(h,v)との間の差分を計算するものである。差分計算部350は、特に、マスク領域M以外の領域に対する差分を計算する。差分計算のために、差分計算部350は、まず、例えば下記の式(2)〜(4)を使用して差分画像を取得する。
(h,v)=J(h,v) and m(h,v)…(2)
(h,v)=I(h,v) and m(h,v)…(3)
(h,v)=|K(h,v)−L(h,v)|…(4)
ただし、K(h,v)は参照画像J(h,v)においてマスク領域M以外の領域を表し、L(h,v)は計測画像I(h,v)においてマスク領域M以外の領域を表し、M(h,v)はK(h,v)とL(h,v)との間の差分画像を表す。
次に、差分計算部350は、上記の式(2)〜(4)を使用して取得した差分画像M(h,v)に対して、周知のラベリング処理を行う。差分計算部350によるラベリング処理においては、差分画像M(h,v)内の各画素に対して、関数N(h,v)を用いる。すなわち、ラベリングされた画素ではN(h,v)=1であり、ラベリングされてない画素ではN(h,v)=0である。ここで、ラベル番号i=1,2,3,…,nであり、nはラベリングされた画素の総数である。差分計算部350は、各ラベルにおける0次モーメントOを下記の式(5)を使用して計算する。
Figure 0004677621
差分計算部350は、上記の式(5)を使用して計算した各ラベルの0次モーメントOを、計測画像I(h,v)と参照画像J(h,v)との間の差分であって、マスク領域M以外の領域に対する差分として、異常検出部360に出力する。
異常検出部360は、差分計算部350による差分計算結果を入力し、当該差分計算結果である0次モーメントOが所定の閾値Θ以上である場合に、当該ラベルにおける時点で被写体40に異常状況が発生したことを検出するものである。異常検出部360は、被写体40の異常動作を検出した場合(O≧Θ)に、当該ラベルにおけるh軸に関しての1次モーメントP、v軸に関しての1次モーメントQ、および重心(Rih,Riv)を下記の式(6)〜(8)を使用して計算する。
Figure 0004677621
異常検出部360は、上記の0次モーメントO、h軸の1次モーメントP、v軸の1次モーメントQ、および重心(Rih,Riv)を異常物体のサイズや異常位置として所定の出力装置に出力し、異常検出を完了する。なお、異常物体は、例えば、所定の場所にマウントされずに被写体40のアーム41から何らかの理由で飛び出したパーツ42等である。
続いて、異常検出システム1により行われる動作(異常検出方法)について、図4〜5を参照しながら説明する。まず、参照画像として採択されるための候補である正常撮像画像が画像保存装置20に保存される際の動作について、図4を参照しながら説明する。図4は、当該動作を示すフローチャートである。
最初に、画像保存装置20の送受信部210が、正常撮像画像を撮像装置10よりフレーム単位で受信してマスク設定部220に出力する。(ステップS101)。
ステップS101と並行して、画像保存装置20の送受信部210が、正常撮像画像における第1位置情報を被写体40よりフレーム単位で受信して保存部230に出力する(ステップS102)。
次に、画像保存装置20のマスク設定部220が、正常撮像画像のフレームごとに、被写体40の動作部分410を含む領域をマスク領域として設定する。マスク設定部220は、マスク領域を設定した正常撮像画像を保存部230に出力する(ステップS103)。
次に、画像保存装置20の保存部230が、ステップS102にて入力した第1位置情報をステップS103にて入力したマスク領域Mが設定された正常撮像画像の例えばヘッダ情報に書き込んで、当該書き込み後の正常撮像画像を保存する(ステップS104)。
続いて、被写体40における異常状況を検出するために異常検出システム1にて行われる動作について、図5を参照しながら説明する。図5は、当該動作を示すフローチャートである。
最初に、異常検出装置30の計測画像受信部310が、撮像装置10が被写体40の動作時に撮像した画像を計測画像として撮像装置10よりフレーム単位で受信して同期部330に出力する(ステップS201、計測画像受信ステップ)。
ステップS201と並行して、異常検出装置30の計測画像受信部310が、計測画像における第2位置情報を被写体40よりフレーム単位で受信して同期部330に出力する(ステップS202)。
ステップS201およびステップS202と並行して、異常検出装置30の参照画像受信部320が、マスク領域が設定されており、且つ第1位置情報が例えばヘッダ情報に書き込まれた正常撮像画像をフレーム単位で画像保存装置20より受信して同期部330に出力する(ステップS203、参照画像受信ステップ)。
次に、異常検出装置30の同期部330が、計測画像受信部310より入力した計測画像と、参照画像受信部320より入力した正常撮像画像との間のフレーム同期をとる。このとき、同期部330は、例えば、前述した式(1)を使用することができる。同期部330は、フレーム同期がとれた参照画像をマスク拡大部340に出力し、計測画像を差分計算部350に出力する(ステップS204、同期ステップ)。
次に、異常検出装置30のマスク拡大部340が、例えば計測画像の撮像位置と参照画像の撮像位置との間のずれが発生した場合など、撮像装置10の撮像環境の誤差レベルが増加した場合に、ステップS204にて入力した参照画像に設定されたマスク領域を拡大して設定する。マスク拡大部340は、マスク領域Mを拡大して設定した参照画像を差分計算部350に出力する。なお、撮像装置10の撮像環境に変化が無かった場合には、マスク拡大部340は、同期部330により入力た参照画像をそのまま差分計算部350に出力する(ステップS205)。
次に、異常検出装置30の差分計算部350が、ステップS204にて同期部330より入力した計測画像と、ステップS205にてマスク拡大部340より入力した参照画像との間の差分を計算する。このとき、差分計算部350は、例えば、前述した式(2)〜(5)を使用することができる。差分計算部350は、前述した式(2)〜(5)を使用して計算した各ラベルの0次モーメントを、計測画像と参照画像との間の差分であって、マスク領域以外の領域に対する差分として、異常検出部360に出力する(ステップS206、差分計算ステップ)。
次に、異常検出装置30の異常検出部360が、ステップS206にて差分計算部350により入力した差分計算結果である0次モーメントが所定の閾値以上である場合に、当該ラベルにおける時点で被写体40に異常状況が発生したことを検出する。異常状況を検出した場合に、異常検出部360は、前述した式(6)〜(8)を使用して計算した0次モーメント、h軸の1次モーメント、v軸の1次モーメント、および重心を異常物体のサイズや異常位置として所定の出力装置に出力し、異常検出を完了する(ステップS207、異常検出ステップ)。
続いて、本実施形態にかかる異常検出システム1の作用及び効果について説明する。本実施形態の異常検出システム1によれば、被写体40の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、被写体40の動作部分410を含む領域がマスク領域として設定されている。マスク領域は、画像のフレームごとに設定されているため、被写体40の動作に合わせて時間的に変化するものである。そして、異常検出装置30が、マスク領域以外の領域に対して、つまり被写体40の動作部分410ではない部分に対して、フレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分を計算して異常検出を行う。このように、被写体40の動作部分410に対しては差分計算を行わないため、被写体40が動いたことによって差分計算の誤差が発生することを防止することができる。したがって、被写体40が動作している場合でも、適切な異常検出を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、計測画像受信部310が計測画像における第2位置情報を被写体40より受信し、参照画像受信部320が参照画像における第1位置情報を画像保存装置20より受信すると、同期部330が、当該第2位置情報および第1位置情報に基づいて、計測画像と参照画像との間のフレーム同期をとる。第2位置情報および第1位置情報は、例えば、被写体40の機械システムに設けられたモータの位置情報であっても良く、被写体40の機械システムに付されたマーカの位置情報であっても良く、被写体40の動作部分410に対する速度情報または加速度情報であっても良い。同期部330は、例えば、計測画像の一つのフレームにおける第2位置情報に最も近い第1位置情報を有する正常撮像画像のフレームを選ぶことにより、計測画像と参照画像との間のフレーム同期をとることができる。
また、本実施形態によれば、例えば計測画像の撮像位置と参照画像の撮像位置との間のずれなどの、撮像環境の変化に柔軟に対応することができる。例えば撮像環境に変化が発生したことにより撮像環境の誤差レベルが増加した場合には、差分計算を行わない部分を拡大することができる。このことにより、撮像環境での誤差が差分計算結果に影響を与えることを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、異常検出装置30が例えば通常のFPGAボード上に組み込まれているが、これに限られることなく、異常検出装置30が例えば画像処理専用のLSIに組み込まれていても良く、また通常のPCとして構成されていても良い。
また、第1位置情報および第2位置情報として、被写体の機械システムに設けられたレーザー変位計の位置情報を更に用いても良い。つまり、第1位置情報および第2位置情報としては、機械システムの位置、速度、加速度などをリアルタイムで知ることのできる何れのデバイスを使っても構わない。
異常検出システム1の構成概要図である。 被写体40の正常撮像画像の一つのフレームをイメージした図である。 被写体40の正常撮像画像の一つのフレームにマスク領域Mが設定されたことをイメージした図である。 異常検出システム1により行われる動作を示すフローチャートである。 異常検出システム1により行われる動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…異常検出システム、10…撮像装置、20…画像保存装置、210…送受信部、220…マスク設定部、230…保存部、30…異常検出装置、310…計測画像受信部、320…参照画像受信部、330…同期部、340…マスク拡大部、350…差分計算部、360…異常検出部、40…被写体。

Claims (5)

  1. 撮像装置、画像保存装置、および異常検出装置を備え、所定の動作を行う機械システムである被写体の異常動作を検出する異常検出システムであって、
    前記撮像装置は、前記被写体を撮像するものであり、
    前記画像保存装置は、前記撮像装置が前記被写体の正常動作時に撮像した画像を保存するものであり、
    前記被写体の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、前記被写体の動作部分を含む領域をマスク領域として設定するマスク設定手段と、
    前記マスク設定手段により前記マスク領域が設定された前記画像、および前記マスク設定手段が設定した前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を保存する保存手段と、
    を備え、
    前記異常検出装置は、前記被写体の異常動作を検出するものであり、
    前記撮像装置が前記被写体を撮像した画像を計測画像として前記撮像装置より受信する計測画像受信手段と、
    前記被写体の動作部分を含む領域がマスク領域としてフレームごとに設定された画像を参照画像として前記画像保存装置より受信し、且つ前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を前記画像保存装置より受信する参照画像受信手段と、
    前記計測画像受信手段が受信した前記計測画像と、前記参照画像受信手段が受信した前記参照画像との間のフレーム同期をとる同期手段と、
    前記同期手段によりフレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分であって、前記マスク領域特定情報により特定された前記マスク領域以外の領域に対する差分を計算する差分計算手段と、
    前記差分計算手段が計算した前記差分が閾値以上である場合に、前記被写体の異常動作を検出する異常検出手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出システム。
  2. 前記保存手段は、
    前記被写体の前記動作部分の位置を特定するための第1位置情報を前記画像のフレームごとに保存することを特徴とする請求項1記載の異常検出システム
  3. 前記計測画像受信手段は、前記被写体の前記動作部分の位置を特定するための第2位置情報を前記計測画像のフレームごとに前記被写体より受信し、
    前記参照画像受信手段は、前記参照画像のフレームごとに保存された前記被写体の前記動作部分の位置を特定するための第1位置情報を前記画像保存装置より受信し、
    前記同期手段は、前記計測画像受信手段が受信した前記第2位置情報と前記参照画像受信手段が受信した前記第1位置情報とを照合することにより、前記計測画像受信手段が受信した前記計測画像と前記参照画像受信手段が受信した前記参照画像との間のフレーム同期をとることを特徴とする請求項記載の異常検出システム
  4. 前記撮像装置の撮像環境の誤差レベルに応じて、前記参照画像受信手段が受信した前記参照画像に設定された前記マスク領域の大きさを調整するマスク領域調整手段を備えることを特徴とする請求項記載の異常検出システム
  5. 所定の動作を行う機械システムである被写体を撮像する撮像装置と、前記撮像装置が前記被写体の正常動作時に撮像した画像を保存する画像保存装置と、前記被写体の異常動作を検出する異常検出装置と、を備えた異常検出システムにおける異常検出方法であって、
    前記撮像装置が、前記被写体を撮像する撮像ステップと、
    前記画像保存装置のマスク設定手段が、前記被写体の正常動作時に撮像された画像のフレームごとに、前記被写体の動作部分を含む領域をマスク領域として設定するマスク設定ステップと、
    前記画像保存装置の保存手段が、前記マスク設定手段により前記マスク領域が設定された前記画像、および前記マスク設定手段が設定した前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を保存する保存ステップと、
    前記異常検出装置の計測画像受信手段が、前記撮像装置が前記被写体を撮像した画像を計測画像として前記撮像装置より受信する計測画像受信ステップと、
    前記異常検出装置の参照画像受信手段が、前記被写体の動作部分を含む領域がマスク領域としてフレームごとに設定された画像を参照画像として前記画像保存装置より受信し、且つ前記マスク領域を特定するマスク領域特定情報を前記画像保存装置より受信する参照画像受信ステップと、
    前記異常検出装置の同期手段が、前記計測画像受信手段が受信した前記計測画像と、前記参照画像受信手段が受信した前記参照画像との間のフレーム同期をとる同期ステップと、
    前記異常検出装置の差分計算手段が、前記同期手段によりフレーム同期がとれた計測画像と参照画像との間の差分であって、前記マスク領域特定情報により特定された前記マスク領域以外の領域に対する差分を計算する差分計算ステップと、
    前記異常検出装置の異常検出手段が、前記差分計算手段が計算した前記差分が閾値以上である場合に、前記被写体の異常動作を検出する異常検出ステップと、
    を備えることを特徴とする異常検出方法。
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