JP4676460B2 - 音声通信装置 - Google Patents
音声通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4676460B2 JP4676460B2 JP2007136740A JP2007136740A JP4676460B2 JP 4676460 B2 JP4676460 B2 JP 4676460B2 JP 2007136740 A JP2007136740 A JP 2007136740A JP 2007136740 A JP2007136740 A JP 2007136740A JP 4676460 B2 JP4676460 B2 JP 4676460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- transmission
- gain
- speaker
- voice communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
第1の構成は、受話側の通信装置における受話音の出力音量の計算値を予め設定された受話音量を過剰と感じる度合いのしきい値と比較して送話音量の過剰度合いを判定し、この送話音量の過剰度合いの判定結果に基づいて送話者に対し送話音量の調整を促すための刺激を与えるように構成したものである。
したがって、送話音量が不足している場合だけでなく、送話音量が過剰な場合にも送話者に対し送話音量の調整を促すための刺激が与えられるため、送話音量をさらに適切なレベルに調整させることが可能となる。
したがって、送話側の通信装置又は受話側の通信装置において話者が送話利得又は受話利得をボリューム操作により手動調整された場合や、受話側の通信装置の周囲騒音レベルが変化した場合には、その変化をパラメータに反映することができる。
このように構成すると、例えば話者が会議室や病室等のように大きな声を出すことができない場所で通話を行っている場合に、受話側の通信装置における受話音量不足を解消することが可能となる。
このように構成すると、例えば地声の大きい話者が通話を行っている場合に、受話側の通信装置における受話音量の過剰を抑えることが可能となる。
したがって、例えばマルチコール機能により三者間で会議通話を行っている場合に、送話者は相手話者ごとにその受話品質を把握することが可能となり、これにより個々の相手話者向けの送話音量を適宜調整することが可能となる。
このようにすると、送話音量の調整を促すための刺激を視覚的提示手段に頼らずに送話者に与えることが可能となる。この結果、通話中に話者が電話機に設けられた表示器を見ない場合でも、また携帯電話機やコードレス電話機のように通話中に話者が自身の電話機の表示器を視認することが不可能な場合でも、送話者に対し送話音量の調整を促すための刺激を確実に与えることが可能となる。
図1は、この発明の一実施形態に係わる音声通信システムの概略構成図である。このシステムは、複数の音声通信装置TMa,TMbを通信ネットワークNWを介して互いに接続して音声通信を可能としたものである。音声通信装置TMa,TMbには、例えば固定電話機、携帯電話機又はコードレス電話機が用いられる。通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えばDSL(Digital Subscriber Line)や光伝送路を使用する有線加入者網、LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動通信網、専用線網、CATV(Cable Television)網が用いられる。
すなわち、この音声通信装置TMa,TMbは携帯電話機からなり、その筐体1の前面部にはキー入力部11と、液晶等を用いた表示器12と、受話器としてのスピーカ13と、送話器としてのマイクロホン14が配設されている。一方筐体1の背面部には、周囲騒音を検出するための騒音検出用マイクロホン15と、刺激発生制御スイッチ16と、刺激発生ユニットが配設されている。
UnableL=(Noiseb/Gainb)+pa−Outb
により計算する。ただし、Outbは相手側の通信装置TMbから出力される受話音量であり、自装置TMaにおける話者の送話音量をInaとしたとき、
Outb=Ina×Gaina×Volb
により計算できる。
また、刺激量決定部224は、先に計算された相手側通信装置TMbにおける受話音量Outbの値を、記憶ユニット40に記憶されたしきい値rbと比較する。そして、rb<Outbの場合に、自装置TMaの話者に対し与えるべき刺激量Saを決定する。
なお、ここでは音声通信装置TMaが音声通信装置TMbと通話を行う場合を例にとって説明を行う。また、しきい値pa,qa,rbは、しきい値設定部222において事前に最適値が設定されて記憶ユニット40に記憶されているものとする。
音声通信装置TMa,TMb間に通信リンクが確立されると、音声通信装置TMaの制御ユニット22は、通話が行われていない期間(無音区間)を利用して定期的にパラメータの設定制御を以下のように実行する。図4はその制御手順制御内容を示すフローチャートである。
以上のパラメータ設定制御は、通話期間中において定期的に繰り返し行われる。
制御ユニット22は、話者による送話音声の入力を監視しており、送話音声が入力されると聞き取り難さの度合いに応じた送話者への刺激付与制御を次のように実行する。図5はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
UnableL=(Noiseb/Gainb)+pa−Outb
により計算できる。
Outb=Ina×Gaina×Volb
通信相手の音声通信装置TMbから出力される受話音量Outbを算出する。
制御ユニット22は、上記聞き取り難さの度合いに応じた送話者への刺激付与制御に加え、通話相手において受話音量がうるさいと感じる度合いに応じた刺激発生制御も実行する。図6はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
以上、図4乃至図6にて説明した発話支援制御は、音声通信装置TMa,TMb間の通話動作が終了するまで繰り返し実行される。また、上記発話支援動作は、音声通信装置TMaばかりでなく通信相手側の音声通信装置TMbにおいても同様に行われる。
Claims (10)
- 相手側装置との間で通信ネットワークを介して音声通信を行う音声通信装置であって、
自装置の送話利得、前記相手側装置の受話利得、前記相手側装置の周囲騒音レベル及び当該騒音レベルの下で相手話者が識別可能な受話出力音量の必要値をパラメータとして記憶するパラメータ記憶手段と、
自装置の話者による送話音の入力音量を検出する手段と、
前記検出された送話音の入力音量と、前記記憶された自装置の送話利得及び相手側装置の受話利得とをもとに、相手側装置における受話音の出力音量を計算する手段と、
前記記憶された相手側装置の受話利得、相手側装置の周囲騒音レベル及び受話出力音量の必要値と、前記計算された相手側装置における受話音の出力音量とをもとに、相手側装置における受話音の聞き取り難さの度合いを計算する手段と、
前記聞き取り難さの度合いの計算値を、予め設定した聞き取り難さの度合いのしきい値と比較して、自装置における送話音量の不足度合いを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段による送話音量の不足度合いの判定結果に基づいて、前記送話者に対し送話音量の調整を促すための刺激を与える刺激付与手段と
を具備することを特徴とする音声通信装置。 - 前記相手側装置における受話音の出力音量の計算値を、予め設定した受話音量を過剰と感じる度合いのしきい値と比較して、自装置における送話音量の過剰度合いを判定する第2の判定手段を、さらに具備し、
前記刺激付与手段は、前記第1の判定手段による送話音量の不足度合いの判定結果と、前記第2の判定手段による送話音量の過剰度合いの判定結果に基づいて、前記送話者に対し送話音量の調整を促すための刺激を与えることを特徴とする請求項1記載の音声通信装置。 - 前記自装置の送話利得を検出すると共に、前記相手側装置から受話利得及び周囲騒音レベルの検出値を前記通信ネットワークを介して取得し、この送話利得の検出値及び相手側装置の受話利得及び周囲騒音レベルの検出値をもとに前記パラメータ記憶手段に記憶されたパラメータを更新する手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の音声通信装置。
- 自装置が送話利得の可変手段を備える場合に、前記第1の判定手段による送話音量の不足度合いの判定結果に基づいて、前記送話利得の可変手段の利得を増加させるべく可変制御する手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の音声通信装置。
- 自装置が送話利得の可変手段を備える場合に、前記第2の判定手段による送話音量の過剰度合いの判定結果に基づいて、前記送話利得の可変手段の利得を減少させるべく可変制御する手段を、さらに具備することを特徴とする請求項2記載の音声通信装置。
- 自装置が同時に複数の相手側装置との間で音声通信を行っている場合に、
前記第1及び第2の判定手段はそれぞれ、前記複数の相手側装置の各々について送話音量の不足度合い及び過剰度合いを判定し、
前記刺激付与手段は、前記第1及び第2の判定手段の判定結果に基づいて、前記各相手側装置に対応付けて異なる刺激を送話者に与えることを特徴とする請求項2記載の音声通信装置。 - 前記刺激付与手段は、送話音量の調整を指示するために送話者の聴覚を刺激する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の音声通信装置。
- 前記刺激付与手段は、送話音量の調整を指示するために送話者の触覚を刺激する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の音声通信装置。
- 前記刺激付与手段は、送話音量の調整を指示するために送話者の嗅覚を刺激する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の音声通信装置。
- 前記刺激付与手段は、送話音量の調整を指示するために送話者の味覚を刺激する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の音声通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007136740A JP4676460B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 音声通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007136740A JP4676460B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 音声通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008294640A JP2008294640A (ja) | 2008-12-04 |
JP4676460B2 true JP4676460B2 (ja) | 2011-04-27 |
Family
ID=40168938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007136740A Expired - Fee Related JP4676460B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 音声通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4676460B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61253960A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Takashi Watanabe | 音のない電話機 |
JPH05110637A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電話機 |
JPH10210117A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Saitama Nippon Denki Kk | 携帯電話機 |
JPH11163977A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Sharp Corp | 携帯電話機 |
JP2003218781A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-31 | Toshiba Corp | 通信端末およびネットワーク制御装置 |
JP2006345885A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Ace Denken:Kk | 遊技競技システム |
-
2007
- 2007-05-23 JP JP2007136740A patent/JP4676460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61253960A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Takashi Watanabe | 音のない電話機 |
JPH05110637A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電話機 |
JPH10210117A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Saitama Nippon Denki Kk | 携帯電話機 |
JPH11163977A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Sharp Corp | 携帯電話機 |
JP2003218781A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-31 | Toshiba Corp | 通信端末およびネットワーク制御装置 |
JP2006345885A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Ace Denken:Kk | 遊技競技システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008294640A (ja) | 2008-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8526649B2 (en) | Providing notification sounds in a customizable manner | |
US7191127B2 (en) | System and method for speech enhancement | |
US20080254753A1 (en) | Dynamic volume adjusting and band-shifting to compensate for hearing loss | |
EP1385324A1 (en) | A system and method for reducing the effect of background noise | |
CN101552823B (zh) | 音量管理系统及方法 | |
JP2008135991A (ja) | 携帯電話機および音声出力制御方法 | |
US20160088403A1 (en) | Hearing assistive device and system | |
WO2001075863A1 (en) | A method of transmitting voice information and an electronic communications device for transmission of voice information | |
JP4676460B2 (ja) | 音声通信装置 | |
US10483933B2 (en) | Amplification adjustment in communication devices | |
JP2007135155A (ja) | 聴覚補助機能付電話機 | |
US20050176384A1 (en) | Communication device and communication device ringing method | |
EP1139337A1 (en) | A method of transmitting voice information and an electronic communications device for transmission of voice information | |
US20070032259A1 (en) | Method and apparatus for voice amplitude feedback in a communications device | |
JP4269019B2 (ja) | 携帯通信端末機 | |
WO2001033813A1 (fr) | Terminal de communication | |
WO2012144887A1 (en) | Voice immersion smartphone application or headset for reduction of mobile annoyance | |
TW201530537A (zh) | 電話語音輸出之方法及耳機 | |
CN113660572B (zh) | 耳机通话控制方法、装置、耳机设备及存储介质 | |
JP2004242050A (ja) | 無線端末及びその受話音量調節方法 | |
KR101482420B1 (ko) | 난청자용 휴대폰 단말기의 음향 처리 장치 및 그 방법 | |
JP2003060737A (ja) | 携帯電子機器及びその制御プログラム | |
KR100810702B1 (ko) | 음량 자동 조절 방법과 장치 및 이를 이용하는 이동통신단말기 | |
TWI425818B (zh) | 音量管理系統及方法 | |
TW201642675A (zh) | 通訊裝置及其音量調整方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110127 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |