JP4674685B2 - インピーダンスセンシングによる鶏卵鮮度検出方法および装置 - Google Patents

インピーダンスセンシングによる鶏卵鮮度検出方法および装置 Download PDF

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本発明は、インピーダンスセンシング、特に静電容量センシングにより、鶏卵の鮮度を検出する方法と装置に関する。
鶏卵の鮮度については、最近、出荷日の偽装事件なども起こり、消費者の間からも、表示が義務付けられている「賞味期間」に対する信用性に疑問が投げかけられている現状がある。また、この「賞味期間」は、あくまで鶏卵の「味」を保障する目安になる出荷から一定を過ぎた期間であって、鶏卵の安全性を保障する期間ではなく、実際にはその期間を過ぎても食品としての利用は可能である。
このような背景から、鶏卵の鮮度を消費者が簡単、迅速に知ることが出来る方法および装置が求められている。
鶏卵の鮮度を知る方法として従来より、鶏卵を割って、中身を調べる、いわゆる破壊検査方法があるが、この方法では消費者が簡単、迅速に知るという目的には沿わない。したがって、この目的に合致させるには、非破壊検査方法でなくてはならない。
従来から知られている鶏卵の非破壊による鮮度検査方法としては、光を卵に透して判断する透光検卵法や、濃度10%の食塩水に入れて浮き沈みをみる比重測定法が知られている。 しかしながら、これらの検査方法は一般に手数がかかり、簡単、迅速とはいえない。また、透光検卵法でもこれを自動的に行う方法も多数考え出され、実行されているが、光を使うために、検査を行うのは、ある程度以上暗い場所でないといけない、といった制約がある。
例えば、特開2001−17020号公報に示されている自動的な透光検卵法では、採卵後、日数が経過するにつれて、気室のサイズがだんだん大きくなるので、暗所で卵に光を斜め上方から当てることにより気室を見やすくして、CCDイメージセンサを用いた気室測定器などによって気室の寸法の測定を行うことにより、鮮度のランク付けをすることができることが記載されている。卵の賞味期限は、冷蔵庫に保管した場合、採卵から保管までの時間により季節によって異なるが、17〜60日であり、卵を生で美味しく食すには、採卵後約10日以内に使うことが望ましいので、2週間後の気室のサイズが採卵後の気室の約1.5倍より未満の生食できる鮮度を最良、良に分類し、約1.5倍を超える大きさの気室は、安全を見込んで加熱して食するようにすることがよいことが記載されている。
また、特開 H06−317528号公報には、紫外線を発生させる光源を用いて、卵外殻に紫外線を照射し、卵殻最外部に存在する微量のプロトポルフィリンを励起して、発生する赤色の蛍光を受光素子にて受光し、その強度を測定する方法が記載されている。鶏卵が新鮮な場合は蛍光強度は強く、古くなって鮮度の落ちた卵では、蛍光強度は弱まるので、このことを利用して鶏卵の鮮度を判定すること、測定に際しては、ノイズを少なくするため、暗視野で行うことが望ましいことが記載されている。
上記の各従来技術においては、自動的な透光検卵法を採用しているが、いずれも照度を一定以上落とした雰囲気中で、検査判定を行わなければならないので、通常の明るい場所での使用ができないという欠点があった。
本発明の目的は、鶏卵を割らず、簡単、迅速にその鮮度を判別することにある。
更に、本発明の目的は、照度の高い明るい雰囲気においても、鶏卵の鮮度を判別できるようにすることにある。
上記課題を解決するために本発明においては、鶏卵の鮮度が変化してくると、それに伴い鶏卵の一部において、静電容量が変化する現象を検出して、鶏卵の鮮度の判定を行うようにした。
請求項1の発明は、鶏卵の中の気室が存在する部分で測定された静電容量と、該気室が存在しない部分で測定された静電容量との比が、所望に定めた値より大きい場合を鮮度良とし、小さい場合を鮮度不良とする、鶏卵の鮮度判定方法を特徴とする。
請求項2の発明は、比が、所望に定めた値より大きい場合を鮮度良とし、小さい場合を鮮度不良とする、前記鶏卵の鮮度判定方法を、該比と、前記気室が存在しない部分で測定された静電容量を変換した電圧との積によって決定された差動増幅器の基準電圧を用いて行うことを特徴とする請求項1記載の鶏卵の鮮度判定方法を特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1〜2記載の鶏卵の鮮度判定方法を用いる鶏卵の鮮度判定装置を特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の鶏卵の鮮度判定装置において、静電容量を測定する手段が、支持板の上に設けた電極と、その電極の上に設けた弾力性体であることを特徴とする。
図1は、本発明の基本構成を示す図であり、鶏卵1を凹部などを利用して、採卵から日数が経って生じて来る気室2が上部に来るように、縦方向に設置させる。3は、鶏卵1の気室2側の傾斜した上側面に接触配置される1対の電極であり、その1つは、判定回路7の1入力端、例えば後述する図5のLCR9を通して比較回路8の測定入力端子に接続される。4は、同じく鶏卵1の気室2と反対側の傾斜した上側面に接触配置される1対の電極であり、その1つは、判定回路7の比較入力端、例えば後述する図5のLCR10を通して前記比較回路8の制御入力端子に接続される。1対の電極3の間に形成される存在する静電容量をC1とし、1対の電極4の間に形成される静電容量をC2とする。
採卵から日数が経つと、気室2がだんだん大きくなり、それに伴い、電極3の間の容量C2が小さくなって来る。理由は詳しくは後述するが、気室の中を閉めている空気の比誘電率が、卵の中の白身のそれよりはるかに小さいからである。 一方、電極4の間の静電容量C1は、採卵から日数が経っても変化しない。そこで、鶏卵における気室がある側とその逆側とのインピーダンスの比、具体的には、静電容量C2と静電容量C1との比、C2/C1を判定回路7で検出して、その検出結果に従って鶏卵の鮮度の判定を行う。具体的には、例えば後述する「発明を実施するための最良の形態」における実施態様によれば、その値が0.86〜0.90より大きいときは、生食のできる、或いは加工のできる鮮度であると判定する。
図2は、鶏卵の採卵から日数が経つにつれて、気室の大きさが変化してゆく様子を示している。卵は気室を通して呼吸をしている。そして、日数が経つにつれて卵殻の表面にあいた小さな穴(気孔)から内部の水分が徐々に蒸発し、それに伴って気室が大きくなって行く。この場合、卵の中の卵白の比誘電率が8000ほどであるのに対して、空気のそれは約1であるから、比誘電率の影響を大きく受ける静電容量の値も大きく影響を受ける。すなわち、気室の側の静電容量であるC1は、採卵から日数が経って、気室の大きさが大きくなるにつれて、だんだん小さくなって行く。
一方、気室と逆側の静電容量であるC2は、採卵から日数が経っても殆ど変化はしない(卵白の比誘電率の値は、卵の鮮度の低下による影響は殆ど無いことが知られている)。よって、C2/C1の値を測定することにより、卵の鮮度を判定することができる。
次に、鶏卵における気室がある側とその逆側とのインピーダンスの比と鮮度との関系を数式的に検証する。
図3(a)は、鶏卵の外部および内部の各静電容量とそれらの間の互いの関係とを、模式的及び近似的な等価回路として表しており、この図にしたがって気室が無い場合とある場合との静電容量値の違いを以下のようにして求める。
は卵の外側の卵殻の静電容量であり、その厚みと比誘電率とをdとεで表す。Cは卵の中の卵白と気室とを合わせた部分の静電容量であり、その厚みと比誘電率とをdとεで表す。2箇所の卵殻の静電容量Cx、卵の中の静電容量Cyとの総合静電容量をCと表す。
Cは、2つのCxとCyとの直列接続と看做されるので、次の式が成り立つ。
Figure 0004674685
これより、
Figure 0004674685
ここで、真空の誘電率をεo、電極の面積をSとすると、CxとCyは近似的に次のように表される。
Figure 0004674685
ところで、卵殻は成分の大部分が炭酸カルシウムでできているために、比誘電率εxは1.58であり、一方、εyは、卵の中が空気の場合1、中が卵白の場合は約8000となる。そして、卵殻の厚さdxを約0.3mm、電極間の距離(厚み)dyを20mmという代表的な値を仮定し、かつ、
Figure 0004674685
とすると、
もし、卵の中が空気の場合(εy=1)、
Figure 0004674685
なので、上式と前記(数1)とから、Cは以下のようになる。
Figure 0004674685
一方、もし、卵の中が卵白の場合(εy=8000)、
Figure 0004674685
なので、上式と前記(数2)とから、Cは以下のようになる。
Figure 0004674685
以上から、もし、殆どを気室で占められている場合の、図1の気室側静電容量C1は、前記(数2)より、
Figure 0004674685

であり、
一方、図1の逆側静電容量C2は、前記(数8)より、
Figure 0004674685
である。
即ち、採卵時の卵の中に気室が無い状態の時のC1は52.3Aであるが、その後日数が経って、C1の測定領域が殆ど気室で占められる状態になると、C1は徐々に減って、約Aまで低下することが理解される。
このことを、更にC1/C2の変化で見ると、C1は採卵日当初、C1=52.3A=C2であり、これがC1=Aまで低下するので、C1/C2は1から1/52.3まで低下することになる。図3(b)は、この様子を表したグラフである。
従来、鶏卵の鮮度をインピーダンスそのもの、或いは静電容量そのものの測定により判別することも試みられたが、その際に、図3(a)に示されているように、卵殻の静電容量が直列に挿入されるために、この卵殻の静電容量による影響が大きく、いわばこの卵殻の静電容量がマスクをする効果が生じ、このために卵の中のインピーダンス測定の精度が向上せず、うまく行かなかった。しかし、本発明のように、卵の中の気室部分に着目した場合には、マスク効果にもかかわらず、上述したような静電容量の大きな変化を捉えることが出来、これを鮮度の判定に利用することが出来る。
また、鶏卵のインピーダンス値を測定する場合は温度の影響が出るためC1とC2の値そのものは温度の違いで異なってくるが、C1/C2は温度の影響が相殺されるため、鮮度の判定に温度の影響を受けない、という利点もある。
本発明においては、鶏卵を割らずに、簡単、迅速にその鮮度を判別することできる。また、本発明においては、照度の高い明るい雰囲気においても、鶏卵の鮮度を判別をすることが出来る。更に、本発明においては、卵殻のマスク効果を抑えて、インピーダンス測定を利用した精度の高い鶏卵の鮮度判定を行うことが出来、また、温度の影響を受けずに卵の鮮度の判定を行うことができる。
図4は、図1に示した本発明に用いられる電極3,4とその周囲に配置される支持板5と弾力性導電体6の構成を示す。
判定回路7の各入力端にワイヤーで接続される電極3,4は、支持板6、代表的には縦幅25mm、横幅32mm、高さ5mmのアクリル板の中央上部に、蒸着、スパッタリング、接着その他の方法により、直径約7mmの円形状に設けられる。電極3,4の上には、弾力性導電体6、代表的には、矩形状の導電性のシリコンゴムを設けて、その先端部を鶏卵の傾斜した上側面に接触させる。鶏卵の曲面状の卵殻への接触面積を大きくするために、弾力性導電体は柔らかいものを用いたほうが良い。
図5は、図1に示した本発明における判定回路7の構成を示す。判定回路7は、主として、比較回路8と2つのLCR9,10と鮮度表示部11とから成る。比較回路8は、例えば、差動増幅回路などであり、測定入力端子と制御入力端子の2つの入力端子を有する。比較回路8の測定入力端子には、鶏卵1の気室側に配置される2つの電極3の内の1つがLCR9を通して接続される。比較回路8の制御入力端子10には、鶏卵1の気室と逆側に配置される2つの電極4の内の1つがLCR10を通して接続される。
LCR9及び10は、例えばブリッジ回路に代表されるような、インピーダンスの変化を、電圧値の変化に変換する回路である。したがって、電極3,4からの静電容量値の変化は、LCR9,10によって電圧値の変化に変換される。
比較回路8の中では、LCR10を通して制御入力端子に加わった逆側の電極4からの電圧値に基づいて基準電圧が作られる。さらに、LCR9を通して測定入力端子9に加わった気室側の電極3からの電圧値は、この基準電圧と比較されて、その比較結果出力が鮮度表示部11に加えられる。比較結果出力は、ハイレベルかローレベルのどちらかの直流レベル信号である。
鮮度判定部11においては、入力されたハイレベルかローレベルかのどちらかの信号に応じて、鮮度の表示を行う。例えば、鮮度良(例えば生食が可の場合)の場合は緑色のLED12を点灯させ、また鮮度不良の場合は赤色のLED13を点灯させる。
鶏卵選別器のような多数の鶏卵の鮮度判定に利用する場合は、鶏卵ケースの蓋の部分と底の部分に多数の電極3,4を配置し、判定回路7では、C1/C2を巡回的に検出してそれぞれを記憶装置で一時記憶させるようにし、鮮度表示部においては、多数のLEDを配置した装置、或いは液晶パネルのようなディスプレイ装置で一括表示させてもよい。
鶏卵の日数が経って来ると、気室2が拡大して来て、気室側の静電容量C1が減少して来るが、そのC1の減少が或る所まで進むまでを、鮮度良とし、それ以上に減少した場合を鮮度不良とする。
このような、気室側の静電容量C1の減少の程度を測定するために、それと気室と逆側の静電容量C2との比、C1/C2を測定して、この比の値が或る値より大きい場合を鮮度良とし、小さい場合を鮮度不良とする。後述する実施態様では、この比率は例えば0.88の辺りが好ましいとしているが、例えば、C1/C2が0.88より上であれば良であるし、C1/C2がそれより下であれば不良であると判定する。
このような、比率C1/C2の検出をどのようにして、前記比較回路8において行うか、について次に述べる。
好ましいC1/C2の比率の範囲の最低値をRとし、図1の気室と逆側の電極4から入力され、比較回路8の制御入力端子へ加えられるC2の変換電圧をAとすると、比較回路8の中で作られる基準電圧が“RA”となるように回路の工夫をすれば良い。そうすると、図1の気室側の電極3から入力され、比較回路8の測定入力端子へ加えられるC1の変換電圧、例えばBは、“RA”に一致した時に、比較回路8からハイレベルかローレベルの信号が出ることになる。つまり、この時、B=RAであるから、
B/A=R、即ち、C1/C2=Rとなり、C1/C2を所定の値、例えばR=0.88を閾値とする判定回路を実現できる。
比較回路8の中において、基準電圧が“RA”となるようにする回路の工夫は、どのような形でも行なえる。例えば、比較回路8を、一般に知られている差動増幅回路として、そのエミッタまたはソース回路を、複数の定抵抗と可変抵抗との組み合わせとして実現できるし、また、そのベースまたはゲート回路を同様な複数の定抵抗と可変抵抗との組み合わせとして実現しても良い。
図6(a)は、気室側の静電容量C1の実際の卵の日数による変化を測定したものであり、図6(b)は、気室と逆側の静電容量C2の同じ卵の日数による変化を測定したものである。どちらも横軸は「賞味期限」後の日数であるが、鶏卵の「賞味期限」は採卵後2週間(本測定を行った時の期間)であるから、図に表示された日数に14日を加えたものが実際の採卵後の日数である。 図6(b)のC2の場合は、変化が無いが、図6(a)のC1の場合は日数が経つにつれ徐々に減少している。
図7は、C1/C2の卵の日数による変化を示す。これも同じく、「賞味期限」後の日数なので、14日を加えたものが実際の採卵後の日数である。卵を生で食べられる期間は25度保存で約20日以内(厚い時期と寒い時期とではこれと異なるが)とされていることを考慮すると、図7におけるC1/C2の比は、0.88より大きい範囲において卵を生で食べられるとするのが好ましいといえる。したがって、卵を生で食べられるようにする場合の判定回路7は、C1/C2を0.88より大きい範囲とするのが良い。
さらに、もっと新鮮な良い味で生の卵を食べられる、C1/C2の範囲を定めることもできる。この場合は、例えば、0.9より大きい範囲とすることも考えられる。
また、採卵から日数の経った卵でも、加工を行って食べることのできるC1/C2の範囲を定めることも考えられる。この場合は、もっと範囲を下げて、例えば0.86より大きい範囲とすることもできる。
本発明によるインピーダンスセンシングによる鶏卵鮮度検出方法および装置は、多数の鶏卵を一度に判別処理する一般の鶏卵選別器として利用するなどの他に、鮮度判定が簡単、迅速、明るい場所で行えることを生かして、鶏卵を販売する場所において消費者に手軽に鮮度判定ができる装置として利用して貰うこともできる。また、一般家庭用の卵鮮度判定装置として利用することもできるであろう。
本発明の基本構成を示す図である。 鶏卵中の気室が日数と共に大きくなって行く様子を示す図である。 本発明の原理を数式を用いて示すための模式図とグラフである。 電極とその回りの各配置を示す図である。 本発明における判定回路の構成を示す図である。 実際の鶏卵の気室側と逆側の各静電容量の日数変化を示すグラフである。 実際の鶏卵の気室側と逆側の各静電容量の比の日数変化を示すグラフである。
符号の説明
1 鶏卵
2 気室
3 電極
4 電極
5 弾力性導電体
6 支持板
7 判定回路
8 比較回路
9 LCR
10 LCR
11 鮮度表示部
12 緑色LED
13 赤色LED

Claims (1)

  1. 鶏卵の中の気室が存在する部分で測定された静電容量と、該気室が存在しない部分で測定された静電容量との比が、所望に定める値より大きい場合を鮮度良とし、小さい場合を鮮度不良とする、鶏卵の鮮度判定方法。
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