JP4673554B2 - バーナーに使用する着脱自在な点火室埋め具 - Google Patents

バーナーに使用する着脱自在な点火室埋め具 Download PDF

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Description

本発明は高温工業炉に用いられるようなバーナーの改良に関する。本発明は、特に、NOx放出低減を達成することが可能な改良された構造のバーナーに関する。
大型炉やボイラーで使用されるバーナーから放出される汚染物質を削減させようという近年の関心の結果,バーナーの構造はかなり変化した。過去において、バーナー構造の改良は主として熱分配を改善する目的とされた。ますます厳しい環境規則は、規制される汚染物質を最小にすることにバーナー構造の焦点をシフトさせた。
窒素酸化物(NOx)は空気中において高温で形成される。しかし、これらの化合物は酸化窒素と二酸化窒素を含むが、これらだけに限られるものではない。NOxの放出の削減は大気汚染を減少させ、政府規則を満たす必要な目標である。近年、NOxを放出するさまざまな可動及び固定放出源が調査の結果増えてきて規制されるようになってきた。
NOxの低放出レベルを達成するための1つの戦略は炉の排気流を処理するためにNOx還元触媒を付設することである。選択的接触還元(SCR:Selective Catalytic Reduction)として知られているこの戦略は、より厳しい規則を満たすことにおいて有効であり、バーナー構造の代替的改良の要求をそれほど引き起こすものではないが、非常にコストが高い。
大型工業炉で使用されるバーナーは液体燃料かガス燃料のどちらかを使用することができる。液体燃料バーナーは、より完全な燃焼を可能にするために、燃焼の前に蒸気に燃料を混ぜ、かつ、燃焼ゾーンにおいて燃料に燃焼のための空気を混ぜる。
ガス燃焼式バーナーは、空気と燃料を合成するのに使用される方法によって、プリミックスバーナーか生ガスバーナーのいずれかに分類される。これらの2つのバーナーはまた、構成と、使用されるバーナーチップのタイプにおいて異なる。
生ガスバーナーは燃料を直接空気流に注ぐので、燃料と空気の混入は燃焼と同時に起こる。気流は燃料流に対してさほど変化しないので、自然通風バーナーのエアレジスタの設定は、発火速度が変化した後に、変えられなければならない。したがって、米国特許No.
4,257,763において詳細に説明されるように、頻繁な調整が必要であるかもしれない。さらに、多くの生のガスバーナーは輝炎を発生させる。
プレミックスバーナーは、燃焼の前に、燃料の一部又は全てを燃焼用空気の一部又は全てに混ぜる。予混合が燃料流に存在するエネルギを使用することによって実行されるので、気流は燃料流に十分に比例する。その結果、したがって、調整がより少なくてすむ。燃料と空気を予混合することはまた、必要な火炎特性を達成することを容易にする。これらの特性のために、プレミックスバーナーは様々な水蒸気分解炉の構成にしばしば適合する。
床燃焼式プレミックスバーナーは多くの蒸気クラッカーと蒸気改質装置で使用される。その主な理由は、このバーナーが炉の背の高い放射部において比較的一定の熱分布プロフィールを作る能力を備えるためである。炎が非発光であるので、金属管の温度管理を容易にしている。したがって、プレミックスバーナーはそのような炉のための選択されるバーナーである。プレミックスバーナーはまた、特別な熱分布プロフィールか他のタイプの炉において必要とされる火炎形状のために設計されうる。
産業上広く受け入れられるようになったNOxを低減する1つのテクニックは段階燃焼として知られている。段階燃焼では、一次火炎帯は空気が不十分(多燃料)であるか燃料が不十分(希薄燃料)のどちらかである。バランスをとるための空気か燃料が二次火炎帯又は燃焼室のほかの場所でバーナーに注がれる。周知のとおり、多燃料状態又は希薄燃料状態の燃焼帯は、より化学量論に近い空燃比よりもNOxを形成しない。段階燃焼は一次火炎帯におけるピーク温度を低減し、NOxを削減させるように燃焼速度を変えることが判明した。NOxの形成がガス温度に関して指数関数的に増えるので、たとえそれが小さくてもピーク火炎温度を低下させることにより、NOxの放出を劇的に抑えることができる。しかしながら、このことは、火炎温度の低下に従って放射伝熱が減るという事実とバランスをとらなければならず、一方、一酸化炭素(CO)の放出、すなわち、不完全燃焼の示唆はもちろん実際に増加する。
プレミックスバーナーに関しては、用語「一次空気」は燃料と予混合された空気のことを意味し、「二次空気」、あるケースにおいては「三次空気」は適切な燃焼に必要であるバランスのための空気のことを意味する。生ガスバーナーにおいては、一次空気は、燃料により近い位置で協働する空気であり、二次及び三次空気は燃料により離れた位置で協働する空気である。可燃上限は火炎が伝播されうる最大の燃料濃度を含む混合物(多燃料)のことを意味する。
米国特許No.4,629,413は低NOxプレミックスバーナーを開示し、プレミックスバーナーの利点とNOxを低減する方法を論じている。米国特許No.4,629,413のプレミックスバーナーは、二次空気を火炎に混ぜることを遅延させること及び何らかの冷たい燃焼排ガスを二次空気と共に再循環させることによってNOx放出量を低くしている。開示されるバーナーが開始時に点火する方法やNOx放出に関する影響に関しては触れられていない。
米国特許No.5,286,849は、一次空気と燃料の点火された可燃混合物を炉燃焼室に放出する点火室と、高速の二次空気流を炉燃焼室内へ向ける複数のノズルポートを有する炉燃焼室のためのバーナーシステムを開示する。このシステムは燃料供給器と、別個に制御される一次空気供給ライン及び二次空気供給ラインを含む。米国特許No.5,286,849は火炎ホルダー内に角度をなして突出する点火器の使用を開示する。
米国特許No.5,269,679は、空気、燃料及び再循環された燃焼排ガスを混合する空気駆動のジェットポンプを利用するガス燃焼式バーナーを開示する。このバーナーは、燃焼空気を段階的に導入するように構成されて多燃料燃焼帯と、希薄燃料燃焼帯を与える。ディフューザ内で空気と燃料の混合物を点火させるパイロットフレームが管を介して供給される。スキャナ管を介して燃焼を観察することができる。バーナーは、加熱された燃焼空気を使用する高温の応用においてNOx放出レベルの低減を達成することができるといわれている。
米国特許No.5,092,761は、燃焼排ガスを再循環させることによって、プレミックスバーナーからのNOxの放出を低減する方法と装置を開示する。燃焼排ガスは、炉からパイプまでバーナー管のベンチュリ管部分を通り抜ける燃料ガスと燃焼用空気の吸引効果によって、パイプを介して、引っ張られる。燃焼排ガスは、燃焼の前に、一次空気室内の燃焼用空気に混ざり、一次空気室内の燃焼用空気の酸素(O)濃度を希釈して火炎温度を下げ、その結果、NOxの放出を抑える。燃焼排ガス再循環システムは既存のプレミックスバーナーに組み込むことができ、あるいは、新品の低NOxバーナーに組み込むこともできる。
NOx低減の見地からは、米国特許No.5,092,761のバーナーと関連する欠点は、バーナーを点火するために必要な点火室の構成に関する。この点火室の構成は、点火を達成するのに効果的であるが、運転の際に局部的な高NOx産生源となることが判明した。他のバーナー構造も同様な局部的なNOx産生源を有する。なぜならば、他のバーナー構造に関する同様な構成が存在することが知られており、そのうちのいくつかは上で説明した。
当該技術分野におけるこれらの進歩にもかかわらず、増加しつつある厳しいNOx放出規制を満たす好ましい熱分布プロフィールを有し、かつ、許容できるFGダクト温度を生じさせるバーナーを望む要請が存する。
本発明は、1局面において、炉内で燃料を燃焼させるバーナーに関するものであり、このバーナーは、
(a)下流端及び上流端を有するバーナー管と、
(b)前記炉の第1開口に隣接するバーナー先端であって、該バーナー先端の下流において前記燃料の燃焼が生じるバーナー先端と、
(c)炉の第1開口に隣接する点火室と、
(d)前記点火室に置かれたときに、前記点火室を実質的に満たすことができる形状を有する着脱自在の点火室埋め具とを、
含んでなる。
本発明は、別の局面において、炉の内部に設置されるバーナーに使用する着脱自在な点火室埋め具に関する。この点火室埋め具は(a)前記炉の内部にさらされた面と、(b)取付ロッドとを含み、前記面は高温にさらされても支障のないセラミック又は耐火材料を含む。
更なる別の局面において、本発明は、炉のバーナーにおいて燃料を燃焼させる方法に関し、該方法は、
(a)所定位置において燃料と、空気、燃焼排ガス又は空気と燃焼排ガスの混合物とを一緒にし、
(b)前記バーナーのバーナー先端に隣接する点火室内に挿入された点火器を用いて燃料に点火し、
(c)前記所定位置の下流の燃焼ゾーンにおいて前記燃料を燃焼させ、
(d)前記点火室内に着脱自在な点火室埋め具を挿入することにより前記点火室を塞ぐ、
ことを含んでなる。
本発明の方法は、オプションとして、燃料オリフィスから出て前記燃焼ゾーンへ流れる燃焼していない燃料の吸気効果に応答して、燃焼排ガス流を前記炉から引っ張るステップを含むことができる。
添付の図面(これらは発明の種々の実施の形態を非限定的な実施例として示す)を参照して、発明を以下にさらに説明する。
本発明を炉又は工業炉に使用するバーナーについて説明するが、本発明の教示は、例えば、ボイラーといった他の処理のための要素に適用できることは、当業者にとって明白である。したがって、ここにおいて、用語「炉」は炉、ボイラー及びその他の使用可能な処理のための要素を意味することを理解すべきである。
ここで図1乃至4に言及すると、第1実施の形態において、プレミックスバーナー10は、炉床14に設けたウェル内に位置する自立型のバーナー管12を含む。バーナー管12は上流端16と、下流端18と、ベンチュリ管部分19を含む。バーナー先端20はバーナー管12の下流端18に設けられており、環状のタイル22によって囲まれている。燃料オリフィス11(これはガススパッド24内に位置することができる)は前記上流端16に位置して燃料をバーナー管12に導入する。新鮮な空気又は周囲空気が可変ダンパー28を介して一次空気室の中に導入されてバーナー管12の上流端16において燃料と混合される。燃料と新鮮空気の燃焼はバーナー先端20の下流において生じる。バーナー10はさらに水蒸気噴射管15を含むことができる。水蒸気噴射管はNOx放出量の低減及びガスベンチュリ管部分19を流れるマスの流量を高めることに役立つ。
視認・点火管50はバーナー内に設けられ、点火室60を介してバーナーに点火するためのアクセスを与える。図示のように、視認・点火管50は、炉の第1開口に隣接する点火室と一直線上にある。点火室60はバーナーの点火に有効な距離バーナー先端20から離れたところに位置する。当業者であれば容易に理解できるように、米国特許No.5,092,761に開示されるタイプの点火要素(図示省略)は本発明の運転に有益である。
複数の空気口30は二次空気室32において始まり、炉床14を通って炉内に通じる。新鮮な空気又は周囲空気は可変ダンパー34を介して二次空気室32に入り、そして、米国特許No.
4,629,413で説明されるように段階空気口30を介して炉内に入り、二次燃焼、即ち、段階燃焼がなされる。
燃焼排ガスを炉から一次空気室26へ再循環させるために、ダクト又は管36,38はそれぞれ、炉の床の開口40,42からそれぞれバーナー10の開口44,46まで延伸する。例えば、0乃至15%のO、好ましくは5乃至15%のO、より好ましくは2乃至10%のO、最も好ましくは2乃至5%のOを含有する燃料ガスは、バーナー管12のベンチュリ管部分19を通過する燃料の吸引(通気)効果によって、管36,38を介して引っ張られる。このように、一次空気と燃料ガスは、燃焼ゾーンの手前である一次空気室において混合される。故に、燃料と混合される不活性材料が火炎温度を下げ、その結果、NOxの放出を低減する。ダンパー28を完全に又は部分的に閉じることで、一次空気室26内に引っ張られる新鮮な空気の量を制限し、それにより、燃焼排ガスを炉床から引っ張るのに必要な真空を与える。
ダンパー34を介して二次空気室32に入り空気口30を通って炉内に入った、まだ混合されていない低温の周囲空気はまた、ベンチュリ管部分19を通る燃料の吸引効果によって、空気口30から引っ張られて管36,38を通り一次空気室内に入る。周囲空気は上で述べたように新鮮な空気(例えば、外気)とすることができる。段階空気又は二次空気を燃焼排ガスに混ぜることで、管36,38内を流れる高温の燃焼排ガスの温度を下げることができ、その結果、実質的に管36,38の寿命を延ばし、この種のバーナーを使用して炉の放射部において1040℃(1900°F)以上の燃焼排ガス温度を有する高温熱分解炉におけるNOx放出量を低減することができる。
20%から80%の燃焼排ガスと20%から80%の周囲空気の混合物が管36と38を通して引っ張られることが好ましい。50%の燃焼排ガスと50%の周囲空気の混合物を用いることが特に好ましい。当業者にとって容易に理解されるように、燃焼排ガスと周囲空気の望ましい混合比は、空気口30に対して管36,38を適当なサイズにし、適当に配置し及び/又は適当な構造とすることによって達成することができる。即ち、空気口のバーナー管からの距離、空気口の数及びサイズを含み(但し、これらに限定されるものではない)空気口の幾何学的条件を変えて燃焼排ガスと周囲空気の所望のパーセントを得ることができる。
図1,2及び4に示すように、バーナー管20とバーナータイル22の間に非常に小さいギャップが存在する。このギャップを小さく保つことで、バーナー管20のすぐ炉側に位置する一次燃焼帯からいくらかの距離隔てたところに位置する段階空気口30を介して二次空気を炉内に押し入れることができる。
バーナー管20とバーナータイル22の間のギャップを大きくすると全体的なNOx量を増加させるが、また、火炎を全体的に安定させることが試験により判明した。この環状ギャップのサイズは、NOxを最小にするように十分に小さく、かつ、火炎の安定性を適当に維持するのに十分に大きなものでなければならない。これに関して、点火室60に問題があるように思われる。加えられる空気が通るための意義のある流れ断面積を与える点火室60の存在により創成されるNOx放出量に関する影響を実質的になくすために、点火室60内に置かれたときに点火室60を実質的に満たすことができる形状を有する着脱自在な点火室埋め具62が提供される。
本発明のバーナーを運転するために、バーナーに火入れするために一次燃焼帯とバーナー先端20に隣接している点火室60に視認・点火管50を通してトーチ又は点火器が挿入される。点火に続いて、常時運転のために、着脱自在な点火室埋め具62を視認・点火管50を通して点火室60に挿入することによって点火室60を塞ぎ、一次燃焼帯に隣接する高酸素濃度のゾーンをなくして、それにより、バーナーから出るNOx量を抑える。取付を容易にするために、点火室埋め具62を取付ロッド66に付けて、視認・点火管50を通して点火室60に挿入される点火室埋め具アセンブリ68を形成することとしてもよい。着脱自在な点火室埋め具アセンブリ68の構造により、取付ロッド66のバーナープレナム52への従来の機械的な取付を介して、バーナープレナム52への簡易取付を可能にする。
着脱自在な点火室埋め具62とアセンブリは炉の中の高温環境に対して適切な材料から構成される。着脱自在な点火室埋め具62の面64(これは、炉に露出される面であり、バーナータイル22内にフィットするものである)は、図1に示されるように、バーナータイル22の軸対称図形の延伸部を形成し、その結果バーナータイル22に面一取付けされるような断面形とされる。点火室埋め具62は、炉のバーナータイルとして典型的な1430−1980℃(2600−3600°F)の範囲の温度に適するセラミック、または、高温耐火材から作られるべきである。本発明の実施において有用性を有する1つの材料は、米国アトランタ州ジョージアのThermal Ceramics Corporationから商的量で入手することができるKaowool(登録商標)Ceramic Fiber Blanketなどのような、セラミック繊維ブランケットである。
理解されうるように、断熱性をあたえるためにバーナープレナムを鉱質綿及びワイヤメッシュスクリーン54で覆うこととしてもよい。
本発明の着脱自在な点火室埋め具をまた図5−7に示すタイプの低NOxバーナー構造に使用してもよくて、ここでは、同様な番号は同様なパーツを示す。図1−4の実施の形態のように、プレミックスバーナー10は炉床14のウエルに位置する自立型のバーナー管12を含んでいる。バーナー管12は下流端18、上流端16、ベンチュリ管部分19を含んでいる。バーナー先端20は下流端18に位置して、環状タイル22によって囲まれている。燃料オリフィス11(ガススパッド24の中に位置してもよい)は上流端16に位置して、バーナー管12に燃料ガスを導入する。新鮮な空気又は周囲空気は可変ダンパー28を介して一次空気室26に導入されてバーナー管12の上流端16で燃焼排ガスに混ぜられる。燃料ガスと新鮮な空気の燃焼はバーナー先端20の下流で生じる。
視認・点火管50は点火要素(図示省略)がバーナー10の内部へアクセスすることを可能にする。図1−4に示す本発明の実施の形態のように、米国特許No.5,092,761で明らかにされるタイプの点火要素は本発明のこの実施の形態において有用性を有する。視認・点火管50はバーナーアセンブリの内部点検と、点火室60を通してバーナーに火入れするためのアクセスを可能にする。視認・点火管50は、炉の第1開口に隣接する点火室60に対して直線上に並べられている。点火室60はバーナー点火に有効な距離バーナー先端20から離れたところに位置する。
当業者が理解できるように、図1−4に示す点火要素よりむしろ口火が使用される場合、環状プラグを用いて口火の周りの環状ギャップを効果的に満たすことができる。この場合、環状ギャップ領域に通常存在する高酸素帯を除去することよって同様な利点を達成することができる。
複数の空気口30は二次空気室32に始まり、炉床14を通って炉に通じている。新鮮な空気は可変ダンパー34を通して二次空気室32に入り、二次、即ち、段階燃焼を供給するために段階空気口30を通って炉の中に入る。
燃焼排ガスを炉から一次空気室まで再循環させるように燃焼排ガス再循環流路76が炉床14に形成されて一次空気室26に達するので、開口80からダンパー28を介して一次空気室に引っ張られた燃焼排ガスは新鮮な空気に混ぜられる。例えば0〜15%のO、望ましくは5〜15%のO、より望ましくは2〜10%O、最も望ましくは2〜5%Oを含む燃焼排ガスは、バーナー管12のベンチュリ管部分19を通り抜ける燃料ガスの吸気効果によって、引っ張られて流路76を通る。図1−4の実施の形態のように、一次空気と燃焼排ガスは、燃焼ゾーンの手前に位置する一次空気室26で混ぜられる。ダンパー28を完全または部分的に閉じると、一次空気室26に引っ張られる新鮮な空気の量が制限され、炉床から燃焼排ガスを得るのに必要な真空は提供される。
図1−4の実施の形態のように、20〜80%の燃焼排ガスと20〜80%の周囲空気の混合物は燃焼排ガス再循環流路76を通って引っ張られる。燃焼排ガスと周囲空気の必要な割合は、燃焼排ガス再循環流路76と空気口30を適切なサイズにし、配置し、及び/又は構造とすることによって達成することができる。すなわち、空気口の幾何学条件と位置を変えて燃焼排ガスと周囲の空気の必要な割合を得ることができる。
示されるように、点火室60の存在はさらなる空気が通り過ぎるための流れの意義ある断面積を与える。実質的に点火室60の領域において生成されるNOx放出量を抑えるために、点火室60の中に置かれると点火室60を実質的に満たすのに有効な形状を有する着脱自在な点火室埋め具62が提供される。
図5−7のバーナーを運転するために、バーナー点火のため一次燃焼帯とバーナー先端20に隣接する点火室60にトーチまたは点火器が視認・点火管50を介して挿入される。点火に続いて、通常運転のために、着脱自在な点火室埋め具62を視認・点火管50を通して点火室60に挿入することによって点火室60を塞ぎ、一次燃焼帯に隣接する高酸素濃度帯を排除し、その結果、バーナーから放出されるNOx量を抑える。取付を容易にするために、点火室埋め具62を取付ロッド66に取り付けて点火室埋め具62アセンブリ68を形成することとしてもよい。アセンブリ68は視認・点火管50を通して点火室60に挿入される。着脱自在な点火室埋め具アセンブリ68の構造は、バーナープレナム52への取付ロッド66の従来の機械的な取付を介してバーナープレナム86への簡易取付けを可能にする。
図1−4の実施の形態のように、着脱自在な点火室埋め具62をKaowool(登録商標)などの炉の中での高温環境に対応できる適切な材料から作り、炉に露出された面64においてバーナータイル22の軸対称図形の延伸部を形成する断面形とすることができる。
ここにおいて図8−9を参照して説明されるように、フラットフレームバーナーにおいても同様の利点が達成される。プレミックスバーナー110は炉床114のウエルに位置する自立型のバーナー管112を含んでいる。バーナー管112は上流端116、下流端118、およびベンチュリ管部分119を含んでいる。バーナー先端120は下流端118に位置して、周囲タイル122によって囲まれている。燃料オリフィス111(ガススパッド124の中に位置してもよい)は上流端116に位置してバーナー管112に燃料ガスを導入する。新鮮な空気又は周囲空気は、バーナー管112の上流端116で燃料ガスに混ぜるために一次空気室126に導入される。燃料ガスと新鮮な空気又は周囲空気の燃焼はバーナー先端120で起こる。新鮮又は周囲の二次空気はダンパー134を通して二次空気室132に入る。
燃焼排ガスを炉から一次空気室まで再循環させるように燃焼排ガス再循環流路176が炉床114に形成され一次空気室126に達するので、燃焼排ガスは開口180からダンパー128を介して一次空気室に引っ張られた新鮮な空気に混ぜられる。例えば、0〜15%のOを含有する燃焼排ガスは、バーナー管112のベンチュリ管部分119を通り抜ける燃料ガスの吸気効果によって引っ張られて流路176を通る。一次空気と燃焼排ガスは、燃焼ゾーンの手前に位置する一次空気室126で混ぜられる。
図9に示すように、空気ギャップ170はバーナー先端120とバーナータイル122の間に存在している。このギャップを適切に設計することによって、バーナー先端120のすぐ炉側に位置する一次燃焼帯から何らかの距離に位置する段階空気口(図示省略)を通して二次段階空気を炉内に押し入れることができる。
さらに図8を参照して、運転において、燃料オリフィス111(ガススパッド124に位置してもよい)はバーナー管112の中に燃料を排出し、そこでは、燃料が一次空気及び再循環燃焼排ガスに混ざる。燃料ガス、再循環燃焼排ガス、および一次空気の混合物は次にバーナー先端120から排出される。バーナー管112のベンチュリ管部分119の中の混合物は多燃料可燃限界以下で維持され、すなわち、ベンチュリ管の中には燃焼を支持するためには不十分な量の空気しか存在しない。段階空気、即ち、二次空気は、燃焼に必要である残りの空気を提供するために加えられる。段階空気の大部分はバーナー先端120から有限距離離れた位置において段階空気口(図示省略)を介して加えられる。しかしながら、段階二次空気の一部はバーナー先端120と周囲タイル122の間を通り、サイドポート172を出る燃料に直ちに利用可能である。示されるように、サイドポート172は燃料の一部を周囲タイル122の表面を横切るように指向させ、一方、メインポート174は燃料の大部分を炉の中に向ける。
2個の燃焼帯が確立される。サイドポート172の領域で燃焼された燃料ガスから発して周囲タイル122の表面を横切る小さい燃焼帯が確立されるとともに、メインポート174からの燃焼された燃料ガスから発して炉の火室に突出するはるかに大きい燃焼帯が確立される。サイドポート172と周囲タイル122に隣接する燃焼帯は火炎の安定性を保証するのに重要である。適切な火炎の安定性を提供するために、この燃焼帯中の空気/燃料混合物(これはバーナー先端120のサイドポート172を出る空気/燃料混合物と、バーナー先端120と周囲タイル122の間を通る空気を含んでなる)は多燃料可燃限界以上でなければならない。
サイドポート172と周囲タイル122に隣接する燃焼帯における多燃料可燃限界以上の混合物は良好なバーナーの安定性を保証するが、この燃焼帯における燃焼はより大きい燃焼帯と比較して比較的高いNOxレベルを発生させる。このより小さい燃焼帯で燃焼される燃料の割合を最小にすることによって、NOx総放出量を抑えることができる。これは、良好なバーナーの安定性を保証しNOxの高放出となるような高酸素濃度なしに十分に多燃料可燃限界以上である混合物により、この燃焼帯の中で燃焼が生じるように気流がバーナー先端120と周囲タイル122の間を流れることを保証することによって達成される。
バーナー先端120とバーナータイル122の間のギャップを増すとNOx総量を増加させるが、また全体的な火炎の安定性を高めることが発見された。周囲ギャップのサイズは、NOxを最小にすることができるくらい小さく、かつ、適切な火炎の安定性を維持することができるくらい大きくあるべきである。この点で、点火室160は問題を有するように思われる。さらなる空気が通るための意義のある流れの断面積を提供する点火室160の存在によって生成されるNOx放出の効果を実質的に排除するために、点火室160の中に置かれると点火室160を実質的に満たすのに有効な形状を有する着脱自在な点火室埋め具162が提供される。
図8と9のバーナーを運転するために、一次燃焼帯とバーナー先端120に隣接する点火室160に視認・点火管150を通してトーチまたは点火器を挿入してバーナーに点火する。点火に続いて、常時運転のために、着脱自在な点火室埋め具162を視認・点火管150を通して点火室160に挿入することによって点火室160を塞ぎ、一次燃焼帯に隣接する高酸素濃度帯を排除し、それにより、バーナーからのNOx放出を抑える。取付けを容易にするために、点火室埋め具162を取付ロッド166に付けて点火室埋め具アセンブリ168を形成することとしてもよい。このアセンブリ168は視認・点火管150を通して点火室160に挿入される。着脱自在な点火室埋め具アセンブリ168の構造は、バーナープレナム152への従来の機械的な取付けを通して簡易取付けを可能にする。
前の実施の形態のように、着脱自在な点火室埋め具162およびアセンブリ168をKaowool(登録商標)といった炉の中の高温環境に耐える適切な材料で構成し、炉にさらされるプラグ162の表面164をバーナータイル122の形状の延伸部を構成する断面形としてバーナータイル122に面一取付けすることができる。
先の構造と異なり、以下の実施例によって示されるように、本発明の点火室埋め具の使用は、バーナー先端に近い領域においてでNOx高放出源を実質的に最小にする。
当業者であれば理解できるように、本発明の点火室埋め具を多様な他のバーナー構造に使用することができる。例えば、生ガスバーナー、非プレミックス段階空気バーナー、燃焼排ガス再循環を使用しないバーナー、段階燃料バーナー等に関しても同様な利点が達成される。
ここで説明される点火室埋め具はまた、伝統的な生ガスバーナにおいて、また、入口において燃料ガスに燃焼排ガスだけが混ぜられるバーナプリミックスバーナー構成を有する生ガスバーナーにおいても有用性を有することが理解されるだろう。事実、ここで詳細に説明されるタイプのプレミックス段階空気バーナーは一次空気ダンパードアを閉じた状態で運転され、非常に満足できる結果を生じていることがわかった。
希釈剤としての燃焼排ガスの使用に加えて、希釈により低い火炎温度を獲得する別のテクニックは水蒸気噴射の使用である。(図2と図7の水蒸気噴射管15と、図8の水蒸気噴射管184を参照)。水蒸気噴射は二次空気室又は一次空気室の中で行うことができる。望ましくは、水蒸気はベンチュリ管の上流で噴射される。
実施例1
本発明の利点を査定するために、数値流体力学(CFD)を用いて、以下に説明するように、構成を評価した。CFD解析は基本的な制御方程式を解いて解領域のあらゆる点における流体速度、種別、燃焼反応、圧力、熱伝達、および温度値を提供する。分析を実行するためにFluent
Inc.( Fluent, Inc.、米国ニューハンプシャー州03766−1442、レバノン、センテラ・リソース・パーク、キャベンディッシュ・コート10)のソフトウェア「FLUENT」(登録商標)を使用した。
本発明の利点を示すために、米国特許No. 5,092,761(該特許の図5に示されるように)で説明されるタイプの燃焼排ガス再循環を使うプリミックスバーナーの運転を「FLUENT」ソフトウェアパッケージを使用してシミュレートして基本データを確立した。基本バーナーに関する数値計算流体力学ソフトウェア「FLUENT」を使用することで計算された詳細な物質とエネルギーのバランスに関して達成される温度プロフィールについて結果が得られる。
実施例2
実施例2において、本発明のバーナー点火室埋め具は、実施例1の既存のバーナーと同じように、同じ物質バランスに関してシミュレートされた。詳細な物質エネルギーバランスに関する温度プロフィールは、数値流体力学ソフトウェア「FLUENT」を使用することで得られた。得られた結果はより均質な温度プロフィールを見せた。これがバーナーのNOx放出を抑えることが予期されることが経験により理解される。
実施例3
本発明の利点をさらに示すために、米国特許No.5,092,761(該特許の図5で示されるように)で説明されるタイプの燃焼排ガス再循環を用いるが、本発明の点火室埋め具なしのプリミックスバーナーを30%のH、70%の天然ガスを含む燃料ガスを使用し、水蒸気の噴射速度を0lb/h、および196lb/hとし、600万BTU/hの燃焼速度で運転した。NOx放出量は、それぞれ88ppmと、49ppmであった。
実施例4
Kaowool(登録商標)Ceramic Fiber Blanketからなる本発明の点火室埋め具を実施例 3のプリミックスバーナーに取り付けた。バーナーをH30%、天然ガス70%の燃料ガスを使用し、水蒸気の噴射速度を0lb/h、および195lb/hとし、600万BTU/hの燃焼速度で運転した。NOxのそれぞれの放出量は73ppmと、37ppmであった。
当業者であれば理解できるように、本発明を新しいバーナーに取り入れることもでき、また、既存のバーナーに組み入れることもできる。
説明のためのいくつかの実施の形態を示し説明してきたが、この開示に広範囲の変更、変形、および代替を行うことができ、そして、いくつかの例では、実施の形態のいくつかの特徴を他の特徴の対応する使用することなくして適用することができる。従って、添付の請求項がここで明らかにされる実施の形態の範囲よりも広く、かつ、該範囲に一致した方法で解釈されることは適切である。
本発明のバーナーの実施の形態の一部断面側面図である。 図1の2−2線に沿う一部断面側面図である。 図1の3−3線に沿って見た平面図である。 図1の4−4線に沿って見た平面図である。 図6の5−5線に沿って見た平面図である。 図7の6−6線に沿って見た平面図である。 図6の7−7線に沿って見た一部断面側面図である。 バーナーがフラットフレームバーナーである第3の実施の形態の一部断面側面図である。 図8のバーナーの平面図である。

Claims (16)

  1. 炉内において燃料を燃焼させるバーナーであって、
    (a)上流端及び前記炉の第1開口内に設けられた下流端を有するバーナー管と、
    (b)前記下流端の先端に設けられたバーナー先端であって、該バーナー先端の下流において前記燃料の燃焼が生じるバーナー先端と、
    (c)前記炉の前記第1開口に隣接する点火室と、
    (d)前記点火室に置かれることができる形状を有する着脱自在の点火器と、
    )前記点火室に前記点火器の代わりに置かれたときに前記点火室を実質的に満たして塞ぐことができる形状を有する着脱自在の点火室埋め具とを、
    含んでなるバーナー。
  2. 前記バーナーの内壁内に位置して前記点火室と一直線上に配列された視認・点火管をさらに含んでなる請求項1のバーナー。
  3. 前記点火室埋め具に取り付けられ、前記視認・点火管を介して前記点火室に挿入される点火室埋め具アセンブリを形成する取付ロッドをさらに含んでなる請求項2のバーナー。
  4. 前記バーナー管の前記上流端は、燃料と、空気、燃焼排ガス又は空気と燃焼排ガスの混合物とを受ける請求項1ないし3のいずれか1つに記載のバーナー。
  5. 前記点火室はバーナータイルから形成されている請求項1ないしのいずれか1つに記載のバーナー。
  6. 前記着脱自在な点火室埋め具は、前記炉の内部にさらされる面であって、前記バーナータイルに面一取付けされる面を有する請求項のバーナー。
  7. 前記面はセラミック又は高温耐火材料から作られている請求項のバーナー。
  8. 前記着脱自在な点火室埋め具はセラミックファイバーブランケット材料から作られている請求項1ないしのいずれか1つに記載のバーナー。
  9. 前記バーナーはプレミックスバーナー又はフラットフレームバーナーである請求項1ないしのいずれか1つに記載のバーナー。
  10. 炉のバーナーにおいて燃料を燃焼させる方法であって、
    (a)所定位置において燃料と、空気、燃焼排ガス又は空気と燃焼排ガスの混合物とを一緒にし、
    (b)前記バーナーのバーナー先端に隣接する点火室内に挿入された着脱自在の点火器を用いて燃料に点火し、
    (c)前記所定位置の下流の燃焼ゾーンにおいて前記燃料を燃焼させ、
    (d)点火に続いて常時運転のために、前記点火器の代わりに、前記点火室内に着脱自在な点火室埋め具を挿入することにより前記点火室を塞ぐ、
    ステップを含んでなる方法。
  11. 前記燃焼ゾーンに向かって流れるまだ燃焼していない燃料の吸気効果に応答して、前記炉から燃焼排ガスの流れを引っ張って、該燃焼排ガスを前記燃焼ゾーンの上流の前記所定位置において前記空気に混ぜるステップ(e)をさらに含んでなる請求項10の方法。
  12. 前記燃焼排ガスの流れを引っ張るステップ(e)は、前記燃焼していない燃料をベンチュリ管内に流して、該ベンチュリ管内を流れる該燃焼していない燃料の前記吸気効果により前記燃焼排ガスを前記ベンチュリ管内に引っ張ることを含んでなる請求項11の方法。
  13. 前記燃焼排ガスよりも低い温度の空気を前記ステップ(e)において引っ張られる前記燃焼排ガスの流れに混入させ、該低い温度の空気と該燃焼ガスとの混合物を前記所定位置へ引っ張って、前記引っ張られた燃焼排ガスの温度を下げるステップ(f)をさらに含んでなる請求項11又は12の方法。
  14. 前記バーナーはプレミックスバーナー又はフラットフレームバーナーである請求項10ないし13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記炉は水蒸気分解炉である請求項10ないし14のいずれか1つに記載の方法。
  16. 前記着脱自在な点火室埋め具を耐火材料又はセラミック材料から形成することをさらに含んでなる請求項10ないし15のいずれか1つに記載の方法。
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