JP4672146B2 - データを担うディスクの出所を決定する方法及び装置 - Google Patents

データを担うディスクの出所を決定する方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、コンパクトディスク(CD)及びディジタルバーサタイルディスク(DVD)のような、データを担うディスクの出所を決定するための方法及び装置に関する。
【0002】
伝統的なCDは、読出し専用蓄積媒体である。元来CDは音楽と他のオーディオデータの蓄積に使用された。しかし、CD−ROMのようなフォーマットが、コンピュータ及び他のディジタル装置で使用するデータの信頼性ある蓄積を容易にするために開発された。CD−ROMフォーマットは非常に普及し、且つコンピュータプログラムと他のファイルの大量データ蓄積媒体となった。
【0003】
CDは、約74分の高品質ステレオ音声又は、約650メガバイトのデータ又は、その組合せを蓄積できる。エンドユーザへのCDの価値は、蓄積されているデータの価値により、典型的には、その物理的なコストよりも非常に高い。これが偽造者を引きつけ、大きな利益を得るために、標準的なコストでオリジナルCDの複製を作成し、そして、複製をデータの市場価格で販売する。
【0004】
オーディオテープやビデオカセットのような配布媒体では、偽造コピーの品質は、コピー処理中のアナログ信号の劣化によりオリジナルよりも低い。しかし、CDのようなディスクの場合には、全ての情報がディジタル的に蓄積されているので、このような劣化は無い。従って、偽造者は、CDの偽造コピーを元の又は真正のCDからほとんど区別できない偽造CDのコピーを製造できる。
【0005】
元の又は真正のCDと偽造を区別することが可能であれば、偽造から生じる問題は実質的に減少する。例えば、当局は、偽造コピーを識別する手段を得て、そして、更に容易に捜索状を得て起訴することができるであろう。CDがプログラムを担う場合には、プログラムを真正の元のCDからロードされたものであるかをチェックするのに使用され得る。
【0006】
本発明は、偽造CDと他のデータを担うディスクを識別することを求めるものである。
【0007】
本発明の第1の特徴に従って、データを担うディスクの出所を決定する方法であって、ディスクから未訂正データを読み出すステップと、読み出されたデータからエラーに関する情報を抽出するステップと、データを担うディスクが既知のソースから製造されたか否かを決定するために、エラー情報と、既知のソースから製造されたデータを担うディスクを特徴付ける特徴的なエラー情報とを比較するステップとを有する方法が提供される。
【0008】
CDのようなデータを担うディスクの製造処理は、マスタの製造で開始し、マスタの物理的製造プロセスでは、マスタに、特徴的な物理的特性を与え且つデータにエラーを発生する変化が導入される。マスタは、ディスクの世代を形成するのに使用され、そして、マスタの物理的特徴は、世代に渡される。従って、同じソースから製造されたディスクのグループは、マスタの物理的な特性を一貫して示し、それらの物理的な特徴は”指紋”として又は、ソースの識別のために使用され得る。本発明は、CD及びCDVD(ディジタルバーサタイルディスク)及び他の光ディスクのような全てのデータを担うディスクに関連している。物理的な製造プロセスから生じるデータ内のエラーの場所が、同じソースから発する全てのディスクで一貫して再生される。
【0009】
このように、本発明の方法では、抽出されたエラー情報は、物理的な製造プロセスから生じるエラーを示し、且つ、製造プロセス中の特定の既知のソースの指紋として働く。
【0010】
本発明の方法の実施例は、ディスクから抽出されたエラー情報が、既知の且つ本物のソースからの特徴的なエラー情報と相関があるときには、データを担うディスクは本物であると識別するのに使用され得る。同様に、エラー情報と特徴的なエラー情報の間に相関がない場合には、データを担うディスクは、偽造であると認識されるのに使用され得る。
【0011】
音楽又はコンピュータプログラムを担うCDは、例えば、異なる国の製造工場からの幾つかのマスタから由来し得る。更に、各マスタは直接CDを形成するのに使用されない。各マスタは、市場で販売されるディスクを製造するのに使用される幾つかのスタンパーの製造に使用される。従って、1つのマスタの指紋はその子孫内に明らかであるが、処理の各段階もそれらの段階が使用されているソースからの指紋を導入する。従って、本発明の方法の実施例で抽出されるエラー情報が1つの本物のソースからの特徴的なエラー情報のみと比較される場合には、それらに相関はない。例えば、特徴的なエラー情報が1つのマスタから生じるがしかし、本物のCDが幾つかのマスタの1つから製造された場合には、それらに相関は無く、そして、テスト下のディスクが偽造であることを意味しない。従って、比較に使用される特徴的なエラー情報が、単一の且つマスタのみの特徴であると知られていないならば、幾つかのマスタ又は他のソースからの特徴的なエラー情報を蓄積することが一般的には必要である。
【0012】
エラー情報と比較される特徴的なエラー情報は、既知のソースの製造中に生じたエラーを表しても良い。更に及び/又は代わりに、ディスクが製造されたソースが、ディスクは本物のソースからであることを示すためのコピー保護信号を提供するために、特徴的なエラー情報で記される。
【0013】
抽出されたエラー情報と比較される特徴的なエラー情報は、例えば、実時間でエラー情報として抽出される、その出所が既知のディスクから読まれてもよい。そして、テスト下のディスクが偽造である見込みを決定するために、抽出されたエラー情報と、既知の且つ本物のディスクから抽出された特徴的なエラー情報の間で相関がとられる。
【0014】
好適な実施例では、例えば、共通の及び本物のマスタから又は、共通の且つ本物のスタンパーから製造されたことが全て知られている、特徴的なエラー情報は共通のソースからのディスクのグループから得られる。グループ内の各ディスクに共通なエラー情報は、テスト下のディスクからのエラー情報と比較される特徴的なエラー情報を提供するために、抽出され且つ蓄積される。
【0015】
本発明の方法は、ディスクが本物か又は偽造かを決定するのに使用され得る。代わりに、本方法は、テスト下のディスクと既知のソースからのディスクの間の類似性の程度を確立するのに使用され得る。
【0016】
CD及びDVDのようなデータを担うディスクが読まれたときに、ディジタル通常の出力にエラーがないようにエラーを訂正するためにデータは処理される。
【0017】
エラー訂正処理は種々の段階で行われる。このように、ディスクがレーザにより読まれたときに、ビットストリームが形成され、そしてそれは、例えば、ブロックに分割され、そのブロックは、バイトそしてフレームに変換され、フレームはエラー訂正を受け、そして、セクタに集められて符号化される。符号化されたデータはサブチャネルに分割される。
【0018】
本発明の方法では、データを担うディスクから読み出された未訂正情報は生成されるデータのどの段階又はレベルからも得られ得る。本方法は、読み出されたデータが、物理的な製造プロセスから生じたエラーを表すことを要求する。このように、読み出されたデータは、一般的には、重要なエラー訂正が行われる。
【0019】
代わりに、通常の読出し処理は、データを担うディスクからの未訂正情報を抽出するために変更されうる。
【0020】
明らかに、各段階又はレベルでデータが読み出され且つエラー情報が抽出されることを可能とするために適切な処理手段が使用される。
【0021】
CD又はDVDのリーダでは、例えば、ディスク状のセクタに対してレーザを位置決めする駆動手段があり、そのような駆動手段で使用される位置決めデータにはエラーがある。本発明の方法の好適な実施例では、データを担うディスクから読み出された位置決めデータからのエラー情報を抽出することが提案される。
【0022】
ディスクがCDである場合には、本発明の方法はエラー情報の抽出を可能とするために、Q−サブチャネルブロックのデータを読むことが好ましい。
【0023】
特にCDとそれらのリーダに関連する本発明の方法の実施例では、CDのQ−サブチャネルブロックを読出すステップと、どのQ−サブチャネルブロックが壊れているか又は失われているかを決定するステップと、壊れているか又は失われているブロックのリストを、壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストと比較するステップを更に有する。
【0024】
壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストは、共通のソースからCDのグループを読み出すことにより生成され、各ディスクに対して壊れているか又は失われているブロックのリストを決定し、そして、前記グループの全てのCDに共通な壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストを形成する。
【0025】
実施例では、本物のCDのグループから得られた幾つかの特徴的なリストが蓄積され、そして、テスト下でディスクから抽出されたエラー情報が全ての特徴的なリストと比較され、それにより、CDは本物かどうかが決定される。
【0026】
本発明は、データを担うディスクの出所を決定することを可能とする装置であって、前記装置は、データを担うディスクから未訂正データを読み出すためのディスクリーダと、読み出されたデータからエラーに関する情報を抽出し、且つ、読出しデータを担うディスクが既知のソースから製造されたか否かを決定するために、エラー情報と、既知のソースから製造されたデータを担うディスクを特徴付ける特徴的なエラー情報とを比較する処理手段とを有する装置にも拡張する。
【0027】
実施例では、前記装置は、ディスクから抽出されたエラー情報が、既知の且つ本物のソースからの特徴的なエラー情報と相関があるときには、データを担うディスクは本物であると識別する手段を有する。
【0028】
実施例では、前記装置は、幾つかの既知のソースからの特徴的なエラー情報を蓄積する手段を更に有する。
【0029】
更に及び/又は代わりに、前記装置は、既知のソースについて記される特徴的なエラー情報を蓄積する手段を有する。
【0030】
処理手段は、エラー情報が抽出されたときに、抽出されたエラー情報を、出所が知られているディスクから読み出された特徴的なエラー情報と比較するようになされる。
【0031】
本発明の更なる特徴に従って、データを担うディスクの出所を決定することを可能とする装置であって、データを担うディスクからデータのブロックを読み出すディスクリーダと、壊れているか又は失われているデータのブロックを識別し且つリストを作成する処理手段と、既知のソースから製造されたディスクを特徴付ける壊れているか又は失われているデータブロックの特徴的なリストを蓄積するための手段と、前記ディスクが前記既知のソースから製造されたかどうかを決定するために、識別されたリストと、特徴的なリストとを比較する手段とを有する装置が提供される。
【0032】
ディスクリーダは、壊れているか又は失われている位置決めデータのブロックがリストされるように且つ壊れているか又は失われている位置決めデータブロックの特徴的なリストと比較されることが可能なように、位置決めデータのブロックを読み出すようになされているのが好ましい。
【0033】
実施例では、ディスクはCDであり、前記ディスクリーダは、エラー情報を抽出するために、Q−サブチャネルブロックを読み出すように成されているのが好ましい。
【0034】
実施例では、処理手段はどのQ−サブチャネルブロックが壊れているか又は失われているかを決定し且つ、壊れているか又は失われているブロックのリストと壊れているか又は失われているブロックの前記特徴的なリストを比較するように構成される。
【0035】
壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストは、共通のソースからCDのグループを読み出すことにより生成され、各ディスクに対して壊れているか又は失われているブロックのリストを決定し、そして、前記グループの全てのCDに共通な壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストを形成する。
【0036】
実施例では、前記装置は、本物のディスクのグループから得られる幾つかの特徴的なリストを蓄積する蓄積手段を有し、且つ、前記処理手段は、識別されたリストと全ての特徴的なリストを比較し、それによりテスト下のディスクが本物であるかを決定する。
【0037】
上述の方法と装置は、本物と偽造のディスクが識別されることを可能とし、例えば、全ての本物のディスクは共通のソースから由来し、それらの全ては共通のソースの唯一の指紋を担う。しかし、ディスクのグループに対して、1つ以上の本物のソースがある場合には、試験者が全ての本物のソースからの特徴的なエラー情報又は指紋にアクセスしなければ、テストディスクの出所の決定はある疑義が残る。このように、テスト結果は、蓄積された指紋情報と相関がないのでこのディスクは偽造であろうということになる。
【0038】
このように、特徴的な指紋又は、唯一の識別するエラー情報を本物のディスク上にそれが作られたときに、記すことが好ましい。
【0039】
本発明の更なる特徴に従って、識別するエラー情報を、データを担うディスクに統合する方法であって、データを担うディスクはマスタから直接的に又は間接的に物理的に製造され、マスタは処理手段により制御される製造プロセスにより製造され、前記識別するエラー情報がマスタへその形成中に統合されるように、識別するエラーデータを前記処理手段へ供給するステップを有する方法が提供される。
【0040】
このように、独占的なオーディオ素材又は、ソフトウェアの全ての製造工場は、その素材に対する唯一の識別するエラー情報が設けられ、その識別するエラー情報はマスタに記され、そして、それゆえに、製造中にそこからコピーがなされる。ディスクの出所を決定するための本発明の方法及び装置はそれにより、信頼性を持って全ての本物のディスクと偽造を識別できる。
【0041】
本発明の方法と装置は本物と偽造ディスクを識別するだけでなく、偽造ディスク上のデータへのアクセスも否定できる。
【0042】
本発明の実施例を、図を参照して例により説明する。
【0043】
上述で明らかなように、本発明は、物理的な製造プロセスから生じるディスク上のデータ内のエラーが同じソースから由来する全てのディスクに対して一貫性のある、どのようなデータを担うディスクでも使用できる。特に、本発明は、CDとDVDに対して使用され得る。
【0044】
良く知られているように、CD又はDVDは、ディスクが主軸上で回転しながらレーザによりカットされるガラスマスタより発する。レーザビーム強度は記録されるデータにより変調される。各マスタは、スタンパを作るのに使用されるニッケルコピーを作るのに使用される。商用のCDとDVDは、これらのスタンパーで製造される。各マスタは、物理的に唯一であり、ガラス基板又はフォトレジストコーティング内の不完全さ、及び、例えば、主軸の回転速度やレーザの移動からの変化から生じるエラーを有する。これらのエラーは、マスターに生得的な指紋を生じる。同様に、スタンパーを生成するためのコピーの世代として、そして、CD/DVDディスクが直接作られ及びマスタから間接的に作られ、更なる唯一の指紋が各世代のコピーで重ねられる。データを壊し又はデータ内にエラーを起こし得る物理的特性であるこれらの指紋は、コピーの連続する世代に送られる。もちろん、各世代は、それを製造するのに使用される製造プロセスのために、それ自身のエラーの組み又は、それ自身の指紋を有する。このように、各CDとDVDは重ねられた指紋を有し、その1つはその先祖のそれぞれに属する。
【0045】
本発明の方法及び装置と共に、共通のソースからのディスクのグループは、例えば、同じスタンパーにより形成された全ては分析され、そして、そのグループの全てのディスクに共通のエラーが識別される。これらの共通のエラーはスタンパーの指紋を表し、そして、テストディスクが同じグループに属するか否かを決定するために、テスト下のディスク内のエラーと比較される。
【0046】
この発明で、データ内のエラーは、ディスクの指紋を決定するためにアクセスされる。CDのデータフォーマットがDVDのデータフォーマットと異なることは理解されよう。簡単のために、本発明では、CDを特に参照して説明する。しかし、本発明は、DVDデータフォーマットで、エラーが検出されるレベルは異なるが、そして、変更されたDVDデータがエラーにアクセスするのに要求され得るが、DVDにも適用可能である。
【0047】
従って、更に本発明の特定の実施例を説明するために、CDのデータフォーマットを簡単に説明する。
【0048】
データは、国際規格ISO/IEC10149に従ってCDに記録される。データは、CDの反射材料の長さが変化するピットのシーケンスとしてCD上に存在する。図1に示すように、これらのピットは、反射部分の中央の近くからCD6の反射部分の外側に連続するらせん4上にある。CDリーダーは、らせんに沿って走査するのにレーザを使用し、そして、走査するディスクの反射率を測定することによりピットのエッジを検出する。ピットの存在は光の反射を減少する。
【0049】
レーザは、ディスク6から反射される光のビームを生じ、フォトディテクタでその強度が測定される。フォトディテクタは、らせんに沿ってディスクの反射率が識別されるアナログ信号である。この信号は、増幅器されそして、各エッジが検出されたときにセットされるゼロのビットのストリームを生じるように変換される。これは、EFM(8−14変調)ストリームと呼ばれディスクからの最初のディジタル信号である。
【0050】
EFMストリームは、24ビットの同期パターンにより分離されたブロックへ分割される。同期パターンは3つの”マージン”ビットが続き、そして、各々に3つの”マージン”ビットが続く14ビットワードが33個続く。14ビットワードは、8ビットのバイトへ変換するEFM復調器(例えば、ルックアップテーブル)を通過する。24ビットの同期パターンにより分離された各EFMブロックは、図2に示すように33バイトの”フレーム”に変換される。各フレームの1バイとは”サブコード”として使用され、そして残りの32バイトはC1とC2デコーダへ送られ、エラー訂正が行われる。
【0051】
エラー訂正されたデータは、24バイトブロックで復号器から現れる。これらのブロックは順次集められ、98の時点で、2352バイトのセクとなる。これらの2352バイトは、オーディオデータを符号化するが、しかし、コンピュータデータはその上に他のエラー訂正の層を有し、ユーザデータとして2048バイトが残る。サブコードバイトは、垂直に98集められたときに、図3に示すようにサブコードブロックとなる。第1の2つのサブコードバイトは、同期バイトであり、残りのバイトは、P,Q,R,S,T,U,V及び、Wサブチャネルへ分割される。P−サブチャネルは96非同期サブコードバイトの高次ビットよりなる。Q−サブチャネルブロックは、同じバイトの第2の高次ビットからなる。
【0052】
図4は、Q−サブチャネルブロックの一般的なデータフォーマットを示す。示すように、Q−サブチャネルブロックの最初の4バイトは、”コントロール”フィールド8、第2の4つは”ADR”フィールド10を構成する。72のDATA−Qビット12が続き、その翻訳はADRフィールドの値に依存する。そして、16ビットCRC14が3つの前のフィールドに続く。CRCはエラーを検出するが、しかし訂正はしない。
【0053】
Q−サブチャネルブロックの数とほぼ同じ数のセクタがCD上にある。Q−サブチャネルブロックは1対1でセクタに対応するがしかし、C1とC2復号器はバーストエラーを扱う目的で数バイトの遅延があるのでこれは完全に正しくはない。
【0054】
Q−サブチャネルブロックはセクタ内のデータと同じレベルのエラー訂正ではない。これは、ディスク上の非常に少ないサブチャネルブロックが有効なCRCを持たず且つそれゆえにマスタリング中及び一般的な摩耗や傷で発生する自然のエラーにより壊されたことを意味する。
【0055】
通常は、Q−サブチャネルブロックはCDに亘って操作するためにCDリーダのドライブにより使用される。”ADR”フィールドが”0001”を含むなら、DATA−Qビットはディスクの先頭からのトラック内のブロックの位置を符号化する。それゆえ、各Q−サブチャネルブロックは、単調に増加する唯一のアドレスを有する。
【0056】
Q−サブチャネルブロックは、実効的にはバーコード又はDIN−31−621に定義されるようなISRCであるUPC/EANのような他の情報を記録するのに使用できる。これらのQ−サブチャネルブロックは多くの位置データを有しないので、ドライブを操作するにはあまり有益でない。それらは、規則的に配置されるが、しかし、CDドライブのナビゲーションの要求を妨げないようにするには、Q−サブチャネル内でかなり大きな間隔である。
【0057】
強力なエラー訂正手順は、セクタデータが常に正しいことを保証するので、セクタデータを読むことによってはCD上のエラーを検出することはできない。しかし、Q−サブチャネルには、エラー訂正は与えられない。更に、Q−サブチャネルは、位置情報を提供するので、従来のCDリーダにより読むことができる。これは、ディスクからエラー情報を読むために必要な特別なハードウェアは必要く、且つ従来の処理手段はエラー情報を抽出するのにデータ読み出しを使用できることを意味する。
【0058】
本発明の方法で、レーザピックアップはCD上の特定の位置に移動される。Q−サブチャネル読出し命令に応答し、レーザピックアップを最も最近に通過したQ−サブチャネルブロック読み出される。この処理は、CD上のQ−サブチャネルブロックの全てが読み出されるまで、順次繰り返される。
【0059】
全体のディスクが順次読まれると、どの失われたQ−サブチャネルブロックも識別され且つリストされる。これらは、壊れたデータを含むQ−サブチャネルブロックである。これらは、ブロックの最後に記録されているCRCとドライブにより計算されたCRCを比較することにより検出される。CRCが同じでなければ、Q−サブチャネルブロックは壊れておりそして失われているとリストされる。
【0060】
上述のように、例えば、同じスタンパーからのディスクの組みが共通のエラーを有するので、失われたブロックのリストは各ディスクに対して唯一である。図5は、Q−サブチャネルブロックが壊れた幾つかのエラーEを有するCD6の概略を示す。エラーEの位置は、以下に示すように、エラーリストLを形成するために、リストされる。
【0061】
図6は、CDの出所を決定する装置の実施例を示す。この装置は処理手段22に接続されたCDリーダ21を有する。処理手段22は、データメモリ23と通信し、そして、出所決定処理に関する情報を視覚的に示すのに使用されうるディスプレイ24も有する。
【0062】
上述のように、テストされるディスク6はCDリーダ21へ挿入され、マイクロプロセッサ22の制御のもとで、CDが順次読まれる。Q−サブチャネルブロックの各々のCRCがブロックの内容に対してチェックされ、そして、マイクロプロセッサ22は、有効なCRCを有しないQ−サブチャネルブロックのリストLを蓄積又は表示する。壊れた又は失われたブロックのリストは、CDの出所を決定するためにのみ使用される。更に加えて、必要ならば、UPC/EAN又はISRCを有するQ−サブチャネルブロックが検出されそして、マイクロプロセッサ22によりメモリに書込まれ又は表示される。
【0063】
マイクロプロセッサ22は、必要ならば、CD上のデータのチェックサムを計算し、そして、計算された値を蓄積し又は表示する。
【0064】
これに加えて又はこれに代えて、C1とC2復号器からのエラーフラグをモニタすることが可能である。これは、セクタの抽出されるべきリスト及び、復号器によりエラーが検出されたセクタ内の位置のリストを可能とする。C1とC2復号器は、エラーを検出するだけでなく、エラーの訂正も行い、これは、エラーが訂正されることが必要ならば、どの復号器がエラー検出したか及びどの復号器がエラーを訂正したかに関する情報と共に抽出もできる。全てのこれらの手段により、マイクロプロセッサ22は、CDから、出所を決定するのに使用されるエラー情報を抽出できる。このエラー情報は、特徴的なエラー情報と比較される。
【0065】
比較のための特徴的なエラー情報を得るために、前述した同じエラー情報を抽出するために、同じ一群からのディスクが、図6に示される装置を使用して読み出される。これに関して、そのグループ内の全てのディスクは、マスタ又はスタンパの指紋により起こされるエラーを有すると仮定すると、読み出される一群のグループは、全てが同じマスタ又はスタンパから製造される。グループ内の全てのディスクからのデータは各ディスクに共通なエラー情報を識別するために比較される。エラー情報の特徴的なリストが形成され、そして、マイクロプロセッサに22により蓄積され、又は、表示される。そして、テストに際しディスクから抽出されたエラー情報は、特徴的なリストと比較され、そして、その比較により、特徴的なリストを作るのに使用されたディスクと同じグループから由来するディスクであるかどうかを決定することが可能である。
【0066】
テスト下のディスクは、特徴的なリストの全てのエラーを有するということを単純にチェックすることが可能であろう。しかし、テストディスクからのデータと特徴的なエラーデータが、相関がとられて類似の程度が計算されることが好ましい。これは、データの2つの組みを相互に参照し、共通の特徴を識別し、そして、偶然により純粋に生じる共通の統計的確率を使用することにより計算されることによりなされる。異なる製造者からのディスクである確率の計算が行われ得る。ある確率が、特定のしきい値とされ、これより上では、仮定が受け入れられる。
【0067】
使用される統計的方法を、要求により選択できる。現在は、ベイズの統計法が好ましい。
【0068】
エラーの特徴の特徴的なリストがディスクのグループから得られ且つ蓄積されたときには、その蓄積されたリストに対して幾つかのディスクを順次テストすることが可能である。テスト下のディスクのエラーが予想される部分を識別するために、蓄積されたリストを使用することにより、そして、テストディスクの全体を読むよりもその部分のみを読むことにより、処理の速度を上げることができる。
【0069】
なお、参考例として、既知の位置の特定のQ−サブチャネルブロックのCRCを意図的に壊すことにより、既知の失われたQ−サブチャネルブロックを伴なうガラスマスタを発生することが可能である。この方法により、意図的に失われたQ−サブチャネルブロックの位置は、ガラスマスタが作られそして、その上にデータが記録される前に知られる。ガラスマスタがこの処理を使用して製造される場合には、既知の失われたQ−サブチャネルブロックを識別するためにディスク上を検索することによりディスクが合法的であるかをチェックすることが可能である。失われていると考えられるどのブロックも実際に存在する場合には、CDが偽造であるとの決定がなされ、この情報は、必要ならば、ディスクの再生を停止するのに使用できる。逆に、失われていると予想されたブロックが失われている場合には、ディスクは本物であると決定され、そして、普通に使用できる。
【0070】
図7は、例えば、失われたQ−サブチャネルブロックの既知の特徴的なリストのような、既知の識別するエラー情報を伴なうマスターを記録する装置を示す。図7に示す装置は、従来のマスターを製造する装置と非常に似ている。装置は、システムを制御するための、メモリを伴なう処理手段34を有する。特にプロセッサ34はディスク20上に書き込むレーザ32を制御する。データ蓄積媒体37は、ディスク20上に符号化されるデータを有し、マイクロプロセッサ34に接続され、そして、それによりデータは信号符号化回路33に送られ、ここで、データはレーザ強度変調信号で符号化される。この信号は、必要な変調を伴なうレーザ光を発生するレーザ32へ送られる。光はレーザ焦点光学系31を通り、ディスク20の正しい部分にレーザ光が焦点を結ぶ。
【0071】
処理手段34は、書き込みヘッドサーボ35により、焦点光学系31の位置を制御する。処理手段34は、ディスク20が取り付けられている主軸の回転速度を制御するスピンドルコントローラ36により、ディスク20の回転速度も制御する。
【0072】
識別するエラー情報をマスタとそれから生成される全ての世代のコピーに付加するために、データ蓄積媒体37内に、必要とされる識別するエラーデータを供給することのみが必要である。識別するエラーデータは、識別するエラーデータ内の識別される特徴を導入するために変更されるべきレーザ強度変調信号上へ符号化されたユーザデータのストリームを発生する。ディスクがガラスマスタの場合には、それから物理的に作られる全てのスタンパとディスクは同じ識別するエラーデータを有する。そのようなCDがその出所を識別するために本発明の方法を受ける場合には、製造中にマスタへ供給された識別するエラーデータと強い相関があるエラー情報を生じるであろう。
【0073】
マスタに付加された識別するエラーデータが上述のようにQ−サブチャネルブロックを意図的に壊すものである場合には、合法的なディスクの組みは、その組みに対する共通の失われたQ−サブチャネルブロックのリストを発生するのに使用できる。そして、各テストディスクが、合法的なディスクが失われたQ−サブチャネルブロックを有する部分で、Q−サブチャネルブロックを有するかをテストしさえすれば良い。失われていると考えられるブロックの識別は、CDが偽造であることを示す。
【0074】
本発明の変形や変更は本発明の範囲内でなされ得ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 らせんトラックを有するデータを担うディスクの概略を示す図である。
【図2】 CDから読まれたデータのフレームフォーマットを示す図である。
【図3】 CDから読まれたデータのサブコードブロックのフォーマットを示す図である。
【図4】 Qサブチャネルの一般のデータフォーマットを示す図である。
【図5】 データエラーの位置のリストの構成を示す図である。
【図6】 CDの出所を決定する本発明の実施例の装置のブロック図である。
【図7】 CDへ識別するエラー情報を統合する装置を示す図である。

Claims (10)

  1. データを担う第1のディスクの出所を決定する方法であって、
    前記ディスクの物理的製造プロセスの結果として、前記ディスク上のデータにはエラーが意図的でなく生得的に発生し、データは通常、前記エラーを訂正するように構成された通常の読み出しプロセスにより前記ディスクから読み出され、
    前記方法は、
    前記データを担う第1のディスクから未訂正の形式でデータを読み出すステップと、
    前記ディスク上のデータ中のエラーに関する情報を未訂正の形式のデータから抽出するステップと、
    特徴的エラー情報を供給するステップと、
    前記抽出されたエラー情報を前記特徴的なエラー情報と比較するステップと、を有し、
    前記特徴的なエラー情報は既知の供給源で生産された全てのデータを担うディスクに共通の意図的でない生得的なエラーのリストを含み、
    前記比較するステップによりデータを担う前記第1のディスクも前記既知の供給源で生産されたかどうかを決定でき
    前記第1のディスクはCDであり、前記エラーはQ−サブチャネルにおけるエラーであることを特徴とする方法。
  2. ディスクから抽出されたエラー情報が、既知の且つ本物の供給源からの特徴的なエラー情報と相関があるときには、データを担う前記第1のディスクは本物であると識別され、抽出されたエラー情報と特徴的なエラー情報の間に相関がない場合には、データを担う前記第1のディスクは、偽造であると認識される請求項1に記載の方法。
  3. 既知の且つ本物のディスクから、前記抽出されたエラー情報と比較される特徴的なエラー情報を読み出し、テスト下のディスクが偽造である見込みを決定するために、抽出されたエラー情報と既知の且つ本物のディスクからの特徴的なエラー情報との間の相関を取るステップをさらに有する請求項1に記載の方法。
  4. それぞれ同じ既知の供給源で生産された複数のディスクから特徴的なエラー情報を得るステップと、
    前記複数のディスクの各々に共通のエラー情報を抽出し且つ格納してテスト下の前記第1のディスクからのエラー情報が比較される特徴的なエラー情報を提供するステップと、をさらに有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記通常読み出しプロセスによりディスクから読み出された位置決めデータから、前記データを担うディスクからのエラー情報を抽出するステップと、
    記通常読み出しプロセスは前記CDからデータのQ−サブチャンネルブロックを読み出して処理し、前記方法は、エラー情報の抽出を可能とするために、データのQ−サブチャネルブロックを読み出すステップとをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. CDのQ−サブチャネルブロックを読み出すステップと、どのQ−サブチャネルブロックが壊れているか又は失われているかを決定して壊れているか又は失われているブロックのリストを作るステップと、前記壊れているか又は失われているブロックのリストを、壊れているか又は失われているブロックの特徴的なリストと比較するステップを更に有する請求項5に記載の方法。
  7. データを担う第1のディスクの出所を決定可能とする装置であって、
    前記ディスクの物理的製造プロセスの結果として、前記ディスク上のデータにはエラーが意図的でなく生得的に発生し、データは通常、前記エラーを訂正するように構成された通常の読み出しプロセスにより前記ディスクから読み出され、
    前記装置は、
    前記データを担う第1のディスクから未訂正の形式でデータを読み出すように構成されたディスクリーダと、
    前記ディスクから読み出した未訂正の形式のデータからエラーに関する情報を抽出する処理手段とを有し、
    前記処理手段は、特徴的なエラー情報を有し、前記抽出されたエラー情報を前記特徴的なエラー情報と比較し、
    前記特徴的なエラー情報は既知の供給源で生産された全てのデータを担うディスクに共通の意図的でない生得的なエラーのリストを含み、
    前記比較によりデータを担う前記第1のディスクも前記既知の供給源で生産されたかどうかを決定でき
    前記第1のディスクはCDであり、前記エラーはQ−サブチャネルにおけるエラーであることを特徴とする装置
  8. 出所が知られているディスクから特徴的エラー情報を読み出すように構成された抽出手段をさらに有し、
    前記処理手段は、前記抽出手段により特徴的なエラー情報が供給されたとき、前記第1のディスクから読み出した抽出されたエラー情報を、前記特徴的なエラー情報と比較するように構成されている請求項7に記載の装置。
  9. 前記ディスクリーダはデータを担うディスクからデータのブロックを読み出すように構成され、
    前記処理手段は壊れているか又は失われているデータのブロックを識別し且つリストを作成し、
    前記装置は、既知の供給源で製造されたディスクを特徴付ける壊れているか又は失われているデータブロックの特徴的なリストを格納するための格納手段を有し、
    前記処理手段は前記識別されたリストを前記格納された特徴的なリストと比較して、前記ディスクが前記既知の供給源で製造されたかどうかを決定する、請求項7に記載の装置。
  10. 記ディスクリーダは、壊れているか又は失われている位置決めデータのブロックがリストされるように且つ壊れているか又は失われている位置決めデータブロックの特徴的なリストと比較されることが可能なように、位置決めデータのブロックを読み出すようになされ、
    前記ディスクリーダは、エラー情報を抽出するために、Q−サブチャネルブロックを読み出す請求項9に記載の装置。
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