JP4671825B2 - ガス発生器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の人員拘束装置に使用するガス発生器に関する。
車両乗員拘束装置や歩行者保護装置においてエアバッグを膨張させるガス発生器では、ガス排出口にエアバッグを接続するため、ガス排出口近傍にバッグ接続に障害となる着火用リードワイヤが接続される点火器等が存在しない構造が好ましい。
特許文献1では、加圧ガスを用いたガス発生器であり、点火器とガス排出口が離れたものが開示されている。加圧ガスを使用するガス発生器では、ガス排出口を閉塞するために閉塞手段となる破裂板を使用するが、作動時にはこの破裂板を開裂させて、ガス排出経路を開放する必要がある。特許文献1では、点火手段の作動で発生する高温高圧のガスで作動させたロッドにより、破裂板を開裂させる構造が採用されている。
特許文献1の発明では、壁14にシール80が一体に形成されており、断面がV字型の溝82、84である脆弱部が形成されている。そしてロッド74がスクイブ44、ならびにガス発生剤34の作動で移動し、V字溝82、84の部分からシールを破壊する。したがってこのような構造のガス発生器では、確実にシールを開裂するために、V字型の溝を形成する必要がある。
USP 3,856,180明細書
特許文献1のガス発生器では、V字溝82、84を形成する必要があり、製造や部品の加工が複雑になるため、コストアップの原因となる。またシールを開裂するために、V字溝82、84の深さや幅などを厳密に管理する必要が出てくるため、品質保証の観点から部品の管理が煩雑となる。
本発明は、点火器とガス排出口が離れた位置に設けられ、ガス排出口に至るガス排出経路の閉塞手段をロッドで破壊する構造のガス発生器であり、前記閉塞手段を確実に開裂させ、ガスを排出してエアバッグを膨張できるガス発生器を提供することを課題とする。
本発明は、課題の解決手段として、
2つの開口部を有する筒状ハウジングと、前記筒状ハウジングの一つの開口部に接続された点火手段室と、前記筒状ハウジングの他の開口部に接続された、ガス排出口を有するディフューザ部とを有しており、
前記筒状ハウジングと前記点火手段室の間が第1閉塞手段で閉塞され、前記筒状ハウジングと前記ディフューザ部との間が第2閉塞手段で閉塞され、前記筒状ハウジング内には加圧ガスが充填されており、
前記筒状ハウジング内には、作動時において前記第2閉塞手段を破壊してディフューザ部への通路を開放するためのロッドが、根本部が第1閉塞手段に対向し、先端部が第2閉塞手段に対向して配置されており、
前記ロッドが、前記第2閉塞手段に対向した平面を有する先端部と、前記先端部と前記根本部を除く中心部からなり、前記中心部の外径よりも前記先端部の外径が大きく形成されているガス発生器を提供する。
ガス発生器の作動時において、第1閉塞手段が点火手段により破壊されてロッドが推進され、第2閉塞手段がそのロッドにより破壊されて、ガス排出口に至るガス排出経路が開放される結果、エアバッグが膨張される。このような動作において、
要件(a)第2閉塞手段が確実に破壊されること、
要件(b)第2閉塞手段が破壊された後、ガス流路にガス流を阻害するような抵抗が発生することなく、瞬時に加圧ガスが排出されること、の2つが特に重要となる。
加圧ガスがガス発生器から排出されるとき、ガス発生器内部に形成されるガス流路には、その流れに抵抗となる部分が発生し、特にガス流路の断面積が小さくなるほど抵抗が大きくなる。このため、外径の大きなロッドを用い、できるだけ大きな面積で第2閉塞手段を破壊することが考えられるが、第2閉塞手段の破壊後、ロッド自体がガス流路を狭くして、大きな抵抗を発生させることが考えられる。このような場合には、上記した要件(a)、(b)の両方を満たすことができなくなる。
本発明では、第2閉塞手段を破壊するロッドとして、根本部、中心部、平面を有する先端部からなり、中心部の外径よりも先端部の外径が大きく形成されたものを用いる。このため、ロッド先端部面の衝突によるせん断力によって第2閉塞手段が破壊されることから、ガス発生器の作動環境によらず、常に第2閉塞手段の開裂状態が一定となるとと共に、ロッド中心部の外径が小さいことから、ガス流路を狭くしてガス流を阻害する抵抗が発生することが抑制される。また、中心部を細くすることで、ロッド全体が軽量化され、点火手段により推進されやすくなる。
ロッドの中心部と先端部の断面形状は円形が好ましいが、多角形であってもよい。また中心部と先端部は別部材で形成し、組立時に両者を接合する以外にも、両者を一体に形成することもできる。
ロッドの先端部(拡径部)と中心部(縮径部)は外径を不連続に形成してもよく、連続的に変化するように形成してもよい。
筒状ハウジングは、外形が筒状であるが、2つの開口部の位置は限定されず、2つの開口部が両端に設けられていてもよいし、周面に設けられていてもよいし、端部と周面に設けられていてもよい。
第1閉塞手段と第2閉塞手段は、筒状ハウジング内の圧力に耐えて、気密状態に維持できればよく、ハイブリッドタイプのガス発生器等で用いられているステンレス等の円板からなる破裂板を用いることができる。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記第2閉塞手段が、前記筒状ハウジングと前記ディフューザ部との間に形成されたガス流路を閉塞しており、前記ロッドの先端部面の外径(B)と前記ガス流路の直径(A)との関係が1/2A≦B<Aである請求項1記載のガス発生器を提供する。
ロッドの先端部面の外径(B)とガス流路の直径(A)との関係を上記範囲にすることにより、要件(a)の充足が容易になる。
第2閉塞手段は、せん断力により、ロッド先端部の形状と略同一形状に打ち抜かれて、中心部分が一塊となって抜け、それ以外の周縁部は脱落しない。その後、脱落した中心部分は、ロッド先端部とディフューザ部内面との間に挟まれた状態で保持されるため、BとAが上記式の関係であれば、脱落した中心部分がガス流路を閉塞することがない。
ロッドは、ロッド先端部の中心と第2閉塞手段の中心が同一線上になるように配置される。ロッドの先端部面の外径(B)(先端部面が多角形の場合は、対向する頂点間の長さ)は、ガス流路の断面直径(A)の75%以上で100%未満であることが好ましい。
またロッドが移動するとき、先端部がガス流路と接触しても、その動きに影響を与えないように、ロッド先端部にテーパーを形成することができる。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記ロッド中心部の外径(B)と前記ガス流路の直径(A)との関係が、B≦1/2Aである請求項1又は2記載のガス発生器を提供する。
ロッド中心部の外径(B)とガス流路の直径(A)との関係を上記範囲に設定することにより、上記した要件(b)の充足が容易になる。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記ディフューザ部が、周壁部に複数のガス排出口を有するカップ形状であり、前記ロッドにより前記第2閉塞手段が破壊された後、前記先端部面が前記ガス排出口を閉塞しないように前記ディフューザ部の底面に当接される、請求項1〜3のいずれかに記載のガス発生器を提供する。
ロッド先端部が第2閉塞手段の中心部分を貫通し、ディフューザ部まで達したとき、ロッド先端部面と閉塞端面(ディフューザ部底面)との間に抜け落ちた中心部分が挟み込まれて保持される。また、ロッド先端部が平面であるため、ロッド先端部がディフューザ部底面に衝突したとき、力が分散されるのでロッドが貫通することがない。よって、ディフューザ部底面の厚さを厚くする必要がなく、部品の加工が容易になる。
更にディフューザ部の周壁部に形成された複数のガス排出口のうち、閉塞端面近傍に形成されるガス排出口は、少なくともロッド先端部の厚さ以上だけ閉塞底面から離して形成しておくことで、ロッド先端部面がディフューザ部底面と当接したときにも、ディフューザ周壁部のガス排出口の全てが開放されるようにすることができる。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記ロッド中心部がガス流路となる溝を有している、請求項1〜4のいずれかに記載のガス発生器を提供する。
このようにロッド中心部にガス流路となる溝を形成することで、ガス流が阻害されることがなくなり、上記した要件(b)の充足が容易になる。
溝は、ガス流を阻害しないものであれば、ロッド根本部からロッド先端部にかけて連続した溝でもよいし、不連続な溝でもよい。溝は、1本でも複数本でもよく、螺旋状の溝でもよく、直線状の溝でもよい。
このように溝を形成した場合は、直径方向の断面を見た場合、円周方向に複数の凹凸が形成される形となり、そのうちの凹部がガス流路となると共に、凸部がロッドを補強するリブの働きをするため、ロッドを長くした場合でも、たわみ等の変形が防止される。
溝は、ロッド中心部の全域に形成されていてもよく、一部分に形成されていてもよい。一部分に形成するときは、ロッドの移動後にディフューザ部への通路に位置する部分に形成する。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記ロッド根本部の前記第1閉塞手段に対向する面の面積が、前記ロッド中心部の断面積よりも大きい、請求項1〜5のいずれかに記載のガス発生器を提供する。
ロッド根本部は、点火手段(電気式点火器)から発生する衝撃波や圧力波等の燃焼生成物を受ける部分であるため、ロッド根本部面は中心部よりも径が大きく形成されていることが好ましい。
本発明のガス発生器によれば、第2閉塞手段が確実にかつ大きな面積で破壊されてガス流路が解放され、第2閉塞手段が破壊された後には瞬時に加圧ガスが排出され、エアバッグが膨張される。
(1)図1、図2のガス発生器
図1のガス発生器は、エアバッグの膨張手段として加圧ガスを用いるストアード式のものである。図1は、軸方向の断面図、図2は、図1の部分拡大図を示す。
筒状ハウジング20は、両端側に2つの開口部を有しており、一端側の開口部に接続された点火手段室30と、他端側の開口部に接続されたディフューザ部40とを有している。これらはステンレス又はアルミニウムからなるもので、それぞれの接合部において溶接固定されている。
筒状ハウジング20の内部空間22内は気密に維持されており、アルゴン、ヘリウム、窒素等の単体又はそれらの混合ガスが充填(充填圧は約35,000〜70,000kPa)されている。加圧ガスは、0℃、1気圧(101.325kPa)で400m/sec以上の音速を有するものが好ましい。加圧ガスは、充填孔から充填した後、ピン23で閉塞する。ピン23は筒状ハウジング20に対して溶接される。
点火手段室30は、点火手段室ハウジング32により外殻が形成されている。点火手段室ハウジング32の内部には、点火薬を備えた電気式の点火器36が収容されている。点火器36は、コネクタ及びリードワイヤ(いずれも図示せず)を介して車両の電源供給回路に接続される。点火器36には、着火薬としてジルコニウムと過塩素酸カリウムを主成分とする着火薬が260mg含まれているものを使用している。
筒状ハウジング20(内部空間22)と点火手段室30の間の第1通路37は、ステンレス製の第1破裂板38で閉塞されており、点火手段室30の内部は常圧となっている。第1破裂板38は、周縁部が、点火手段室ハウジング32の内表面に設けられた第1環状段差面33に溶接固定されている。
ディフューザ部40は、ディフューザハウジング42により外殻が形成されており、ディフューザハウジング42には、加圧ガスを外部に排出する複数のガス排出口46が均等配置されている。
筒状ハウジング20(内部空間22)とディフューザ部40の間の第2通路44は、ステンレス製の第2破裂板48で閉塞されており、ディフューザ部40の内部は常圧となっている。第2破裂板48は、その周縁部が、ディフューザハウジング42に溶接固定されている。
筒状ハウジング20内には、第2破裂板48を開裂するためのロッド24が配置されている。ロッド24は、円盤状の根本部24a、中心部(軸部)24b、先端部24cからなるもので、各部は一体になっており、ステンレス、アルミニウム等の金属製である。ロッドの先端部24cのうち、第2破裂板48に面する側は円盤状になっている。
ロッドの根本部24aは、点火手段室ハウジング32の内表面に設けられた第2環状段差面34に当接されている。図1では、第1破裂板38と根本部24aは別部材であるが、根本部24aと第1破裂板38は一体に形成されたものでもよく、更に根本部24aが第1破裂板38を兼ねるようにしたものでもよい。
リテーナ50が、筒状ハウジング20の内壁面21とディフューザハウジング42に接触した状態で嵌め込まれ(又は圧入され)、更にロッド24の中央部24bのうち、先端部24cに近い部分を保持している。
このようにして、リテーナ50と点火手段室ハウジング32によって、ロッド24が所定位置で固定されており、外部からの振動などによりロッド24のガタツキが防止される。
筒状ハウジング20と第2通路44とを閉塞する第2破裂板48に対して、ロッド24の先端部24cが離れた状態で対向配置されている。第2通路44がガス流路になり、その内径(A)は、ロッド先端部24cの先端部面の外径(B)よりも大きく、図2では、BはAの90%の大きさに設定されている。
リテーナ50は、筒状ハウジング20内に嵌め込まれ、ロッド先端部24cの先端部面24dの中心が、第2通路44の中心と同一線上になるようにロッド24を固定している。
リテーナ50の周縁部51は、ディフューザハウジング42に当接され、周面部52は筒状ハウジング20の内壁面21に当接されている。
次に、図1、図2で示されるガス発生器10を自動車のエアバッグシステムに組み込んだ場合の動作を説明する。なお、ガス発生器10は、リードワイヤを引き出す点火器36とエアバッグを取り付けるガス排出口46が反対側に位置しているので、エアバッグの取り付け作業時にリードワイヤが邪魔になることはない。
自動車が衝突して衝撃を受けたとき、コントロールユニットからの作動信号を受け、点火器36が作動点火して生じた衝撃波ならびに圧力波により、第1破裂板38が破壊され、第1通路37が開放される。第1通路37を破壊した衝撃波、あるいは圧力波は、続いてロッド円盤部(根元部)24aに衝突してロッド24を第2破裂板48側へ押圧する。
その結果、ロッド24が軸方向に移動して、ロッド先端部24cの先端部24cが第2破裂板48に衝突し、せん断力によって第2破裂板48は先端部面24dと略同一の形状で打ち抜かれて脱落し、先端部面24dとディフューザ部40の底面53との間で挟まれた状態となる。このとき、先端部24cの厚さCと、ディフューザ部40に形成されたガス排出口46のうち、ディフューザ底面53に最も近い排出口との距離Dの関係をD>Cとしておけば、ロッド24が移動した後でもガス排出口46が閉塞されることがない。
なお、必要に応じて、作動後にロッド24が移動するのを防止する(先端部24cとディフューザ底面53とが接触した状態を維持する)固定手段を設けてもよい。
ロッド24の移動の際に、ロッド先端部24cと第2通路44を形成するディフューザ40の角部40aとの干渉を抑制するために、ロッド先端部24cにテーパーを形成しても良い。
(2)図3のガス発生器
図3は、図1とは別形態のガス発生器である。図3は、軸方向の部分断面図である。図3と図1のガス発生器は、ロッド及びリテーナのみが異なるものである。
図3のロッド54は、図1のロッド24と同様に、根元部(図示せず)、中心部54b、先端部54c、先端部面54dを有するものであるが、中心部54bにおいてガス流路を形成するための螺旋状の溝(木ネジ状の溝)54eを有している。溝54eの凹部がガス流路となり、凸部が補強部となる。
ロッド先端部面54dは円形であり、その外径は第2通路44の内径の90%の大きさである。中心部54bの凸部間の径は、ロッド先端部面54dの径と同等以下である。
リテーナ50は、ロッド先端部54c外周面をより広い範囲で保持できるように折り返しのフランジ50aを有している。
(3)図4のガス発生器
図4は、図1とは別形態のガス発生器である。図4は、軸方向の部分断面図である。図4と図1のガス発生器は、ロッド及びリテーナのみが異なるものである。
図4のロッド64は、図1のロッド24と同様に、根元部(図示せず)、中心部64b、先端部64c、先端部面64dを有するものであるが、中心部64bにおいてガス流路を形成するための螺旋状の溝(ドリル状の溝)64eを有している。溝64eの凹部がガス流路となり、凸部が補強部となる。
ロッド先端部面64dは円形であり、その外径は第2通路44の内径の90%の大きさである。中心部64bの凸部間の径は、ロッド先端部面64dの径と同等以下である。
リテーナ50は、ロッド先端部64c外周面をより広い範囲で保持できるように折り返しのフランジ50aを有している。
ガス発生器の縦断面図。 図1のガス発生器の部分拡大図。 別形態のロッドを使用したガス発生器の縦断面図。 更に別形態のロッドを使用したガス発生器の縦断面図。
符号の説明
10 ガス発生器
20 筒状ハウジング
24 ロッド
30 点火手段室
32 点火手段室ハウジング
38 第1破裂板
40 ディフューザ部
42 ディフューザハウジング
46 ガス排出口
48 第2破裂板
50 リテーナ

Claims (5)

  1. 2つの開口部を有する筒状ハウジング(20)と、前記筒状ハウジング(20)の一つの開口部に接続された点火手段室(30)と、前記筒状ハウジング(20)の他の開口部に接続された、閉塞端面(53)と複数のガス排出口(46)が形成された周壁部とを有するディフューザ部(40)とを有しており、
    前記筒状ハウジング(20)と前記点火手段室(30)の間が第1閉塞手段(38)で閉塞され、前記筒状ハウジング(20)と前記ディフューザ部(40)との間が第2閉塞手段(48)で閉塞され、前記筒状ハウジング(20)内には加圧ガスが充填されており、
    前記筒状ハウジング(20)内には、作動時において前記第2閉塞手段(48)を破壊してディフューザ部(40)内部に形成された第2通路(44)を開放するためのロッド(24)が、根本部(24a)が第1閉塞手段(38)に対向し、先端部(24c)が第2閉塞手段(48)に対向して配置されており、
    前記ロッド(24)が、前記第2閉塞手段(48)に対向した平面を有する厚さCの先端部(24c)と、前記先端部(24c)と前記根本部(24a)を除く中心部(24b)からなり、前記中心部(24b)の外径よりも前記先端部(24c)の外径が大きく形成されており、
    ロッド(24)の先端部(24c)面の外径(B 1 )と第2通路(44)の直径(A)との関係が1/2A≦B 1 <Aであり、
    ディフューザ部(40)において、周壁部に形成された複数のガス排出口(46)のうち、閉塞端面(53)に最も近いガス排出口が閉塞端面(53)と距離Dをおいて形成されており、ロッド(24)の先端部(24c)の厚さCと前記距離Dが、D>Cの関係を満たしているガス発生器。
  2. 前記ロッド中心部の外径(B2)と前記ガス流路の直径(A)との関係が、B2≦1/2Aである請求項記載のガス発生器。
  3. 前記ディフューザ部が、周壁部に複数のガス排出口を有するカップ形状であり、前記ロッドにより前記第2閉塞手段が破壊された後、前記先端部面が前記ガス排出口を閉塞しないように前記ディフューザ部の底面に当接される、請求項1又は2記載のガス発生器。
  4. 前記ロッド中心部がガス流路となる溝を有している、請求項1〜のいずれか1項に記載のガス発生器。
  5. 前記ロッド根本部の前記第1閉塞手段に対向する面の面積が、前記ロッド中心部の断面積よりも大きい、請求項1〜のいずれか1項に記載のガス発生器。
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