JP4671319B2 - Run flat tire - Google Patents
Run flat tire Download PDFInfo
- Publication number
- JP4671319B2 JP4671319B2 JP2001137503A JP2001137503A JP4671319B2 JP 4671319 B2 JP4671319 B2 JP 4671319B2 JP 2001137503 A JP2001137503 A JP 2001137503A JP 2001137503 A JP2001137503 A JP 2001137503A JP 4671319 B2 JP4671319 B2 JP 4671319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- rubber layer
- hardness
- tread
- base rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレッド部と、補強ゴムにより補強されたサイドウォール部とを有するランフラットタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
ランフラットタイヤとは、パンク等によりタイヤの空気が抜けた状態になっても、継続して走行性能を維持することのできるタイヤである。かかるランフラットタイヤとして特開平11−310019号公報に開示されるタイヤがあり、その構成を図4に示す。
【0003】
図4において、タイヤ1は、路面に接触するトレッド部2と、側面に位置するサイドウォール部3と、リムストップ部4とを有する。また、タイヤ軸方向に一対のビード部5を有し、一対のビード部5の間に架け渡されるようにカーカス層6を有する。カーカス層6は、第1カーカスプライ6aと第2カーカスプライ6bとからなり、各カーカスプライ6a,6bは、タイヤ赤道線Cに対して所定の角度をなして巻き付けたカーカスコードにより構成される。
【0004】
また、カーカス層6のタイヤ半径方向のすぐ外側にはベルト層7を有しており、半径方向内側の第1ベルトプライ7aと、この第1ベルトプライ7aの外側に重ねて配置される第2ベルトプライ7bとを有している。
【0005】
さらに、サイドウォール部3には、断面形状が略三日月形の補強ゴム層8を設け、タイヤ1に空気抜けが生じた場合(タイヤの内圧がゼロの場合) にでも、サイドウォール部3の屈曲変形量を抑えている。これにより、ランフラット性能を維持しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サイドウォール部3の補強ゴム層8のみでは補強効果を十分にあげることができない。つまり、タイヤに空気抜けが生じた場合に、サイドウォール部3の屈曲変形を抑制できたとしても、図5に示すようにバックリング現象が起こる。バックリングとは、トレッド部2の幅方向中央部が浮き上がるように変形する現象をいい、バックリングの発生はタイヤの屈曲変形量を大きくし、ランフラット性能を低下させる原因となる。したがって、ランフラット性能を向上させるためには、サイドウォール部の変形のみならず、トレッド部の変形も抑制できるようにしなければならない。
【0007】
上記従来技術に開示されるタイヤにおいては、トレッド部2がトレッド内層ゴムとトレッド外層ゴムにより形成されており、外層ゴムの硬度がJIS Aで60であり、内層ゴムの硬度が30〜60までのものが実施例として開示されている。バックリングを抑制するためにはトレッド部を構成するゴムの硬度に関して改善する余地があると考えられる。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、トレッド部を構成するゴムの選択を適切に行うことにより、バックリングを抑制することのできるランフラットタイヤを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係るランフラットタイヤは、
トレッド部と、
補強ゴムにより補強されたサイドウォール部とを有するランフラットタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ半径方向内側に位置するベースゴム層と、タイヤ半径方向外側に位置するキャップゴム層とを有し、前記ベースゴム層を構成するゴムの硬度が、キャップゴム層を構成するゴムの硬度よりも高く、JIS Aで78〜95であることを特徴とするものである。
【0010】
この構成によると、トレッド部は、ベースゴム層とキャップゴム層を有しており、ベースゴム層を構成するゴムの硬度をJIS Aで78〜95としている。つまり、ベースゴム層として高硬度のゴムを使用している。これにより、タイヤの空気抜けが発生して内圧がゼロになったとしても、トレッド部の変形を抑制することができる。その結果、バックリングを抑制することのできるランフラットタイヤを提供することができる。なお、硬度は、JIS K6253デュロメータ硬さ試験のタイプAデュロメータによるものである。
【0011】
なお、ゴムの硬度が78に満たない場合は、バックリングを抑制する効果がなく、硬度が95を超えると破壊特性が悪化し実用的ではなくなる。
【0012】
本発明の好適な実施形態として、前記ベースゴム層の厚みが0.5mm〜5mmであるものがあげられる。
【0013】
かかる範囲の厚みを選択することにより、効果的にバックリングを抑制することができる。なお、ベースゴム層の厚みが0.5mmよりも薄いと、バックリングを抑制する効果がほとんどなくなる。ベースゴム層の厚みが5mmを超えると、乗り心地性が悪化する。
【0014】
本発明の別の好適な実施形態として、前記ベースゴム層のタイヤ軸方向に沿った幅寸法が、前記トレッド部の幅寸法の40%〜100%であるものがあげられる。
【0015】
ベースゴム層の幅寸法が、トレッド部の幅寸法の40%に満たない場合は、幅が狭すぎるためにバックリングを抑制することが難しくなる。また、トレッド部の幅寸法の100%を超えると、バットレスのクラック性が悪化する。
【0016】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記ベースゴム層は短繊維により強化されているものがあげられる。
【0017】
繊維により強化することで、内圧がゼロになった場合でも、トレッド部の変形をより効果的に抑制することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるランフラットタイヤの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、ランフラットタイヤの断面図である。なお、タイヤ1はタイヤ幅方向に対称であるので、タイヤ赤道線Cの右半分を図示している。
【0019】
このタイヤ1は、路面に接触するトレッド部2と、側面に位置するサイドウォール部3と、リムストップ部4とを有する。また、タイヤ軸方向に一対のビード部5を有し、一対のビード部5の間に架け渡されるようにカーカス層6を有する。カーカス層6は、第1カーカスプライ6aと第2カーカスプライ6bとからなり、各カーカスプライ6a,6bは、タイヤ赤道線Cに対して所定の角度をなして巻き付けたカーカスコードにより構成される。カーカスコードの素材としては有機繊維が主として用いられる。
【0020】
カーカス層6は、ビード部5において内側から外側に向けて折り返されるように設けられており、この内側部分60と、折り返された外側部分61とを有している。この内側部分60と外側部分61に挟まれるように、ビードエーペックスゴム10と、補強ゴム層8が設けられている。補強ゴム層8は、JIS A硬度が60゜〜80゜であり、断面形状が略三日月形である。補強ゴム層8により、サイドウォール部3が補強される。
【0021】
タイヤのパンク等によりタイヤ内の空気が抜けて内圧がゼロになると、タイヤのたわみ変形が大きくなる。この変形を抑制するために、サイドウォール部3に補強ゴム層8を設けており、これにより、サイドウォール部3のたわみ変形を抑えることができる。補強ゴム層8を設けているので、タイヤ1のリムライン位置より、同位置と最大幅位置の間の1/3だけ上部となる位置でのタイヤ厚みをH1、タイヤ最大幅位置におけるタイヤ厚みをH2とすると、H2はH1に対して、60%〜140%となる。なお、厚みを測定する方向は、タイヤ内面のR形状に対して垂直な方向である。
【0022】
また、カーカス層6のタイヤ半径方向のすぐ外側にはベルト層7を有しており、半径方向内側の第1ベルトプライ7aと、この第1ベルトプライ7aの外側に重ねて配置される第2ベルトプライ7bとを有している。各ベルトプライ7a,7bは、例えばスチール製のコードをタイヤ赤道線Cに対して15゜〜35゜の角度をなして配列したものである。なお、第1ベルトプライ7aにおけるコードの配列と、第2ベルトプライ7bにおけるコードの配列とは、互いに交差するようになっている。
【0023】
トレッド部2は、タイヤ半径方向の内側に位置するベースゴム層20と、タイヤ半径方向の外側に位置するキャップゴム層21とを有している。キャップゴム層21の外表面には所定のトレッドパターンが形成されている。ベースゴム層2 0を構成するゴムの硬度は、JIS Aで78〜95となっており、キャップゴム層21よりも高硬度のゴムが使用される。これにより、パンク等によりタイヤ1に空気抜けが生じたとしても、図5に示されるようなバックリング (トレッド部2の変形) を抑制することができる。なお高硬度ベースゴム使用による乗り心地の悪化を改良するため、キャップトレッドゴム層を複数層とし、路面と直接接しない内層のキャップトレッドゴム層を軟らかくすることもできる。
【0024】
<実施例>
図2に示す<表>に、高硬度ゴムにより構成されるベースゴム層20を設けた場合の実施例(1〜5) と高硬度ゴム層がない場合のタイヤ (比較例) との比較結果を示す。なお使用したタイヤの種類は205/50R16である。なお、表に示されるタイヤは、すべてサイドウォール部に補強ゴム層を備えている。
【0025】
表において、最大幅サイド部厚み比率とは、リムフランジ上端でのビード部厚み (図1のH1参照) に対する、タイヤ最大幅位置におけるサイドウォール部の厚み(H2)の比率(%)をいう。両方の厚みが等しいときは100%となる。サイドウォール部3を断面三日月形の補強ゴム層8により補強している場合は、サイドウォール部の厚み、すなわち比率が大きくなる。
【0026】
高硬度ベースゴム層とは、上記説明したベースゴム層20のことである。硬度はJIS K6253デュロメータ硬さ試験のタイプAデュロメータによるものである。厚みは図1においてtで示される。幅指数(%)は、トレッド幅に対する比率をいう。ここで、トレッド幅とはトレッド部2の外形とサイドウォール部3の外形との交点P(図1では1箇所しか示されていないが、タイヤ幅方向に2箇所ある)における幅寸法W1のことをいう。ベースゴム層20のタイヤ幅方向に沿った幅寸法をW2とすれば、幅指数は、
W2/W1×100(%)で示される。
【0027】
ベースゴム層20の幅寸法W2がトレッド幅W1に等しい場合には、幅指数は100となる。幅指数が小さくなるとベースゴム層20の幅も小さくなる。
【0028】
次に、タイヤたわみ指数について説明する。図3に示すように、ビード部の外形形状に合わせて接線L1,L2を引く。そして、タイヤに作用する垂直荷重が0、タイヤ内圧が2kg/cm2 の場合における、接線L1,L2の交点からトレッド部表面までの高さをAとし、タイヤに作用するか垂直荷重が440kg、タイヤ内圧が0(パンク時)の場合における、上記交点からトレッド部表面までの高さをBとする。この場合のたわみはA−B=δである。このたわみを比較タイヤと比較した場合の比率がタイヤたわみ指数である。指数が100であれば、比較タイヤと同じ量だけたわむことを示す。指数が100よりも小さくなればなるほど、たわみが小さくランフラット性能が優れていることを示す。
【0029】
表からも分かるように、トレッド部2のベースゴム層20を高硬度ゴムにより構成することにより、比較例に比べてタイヤたわみ指数が小さくなっており、ランフラット性能が改善されていることが分かる。ベースゴム層20に使用するゴムの硬度は、JIS A硬度で78〜95が好ましい。ゴムの硬度が78よりも低くなると、タイヤたわみ指数の改善が図れない。また、ゴムの硬度が95を超えると、ゴムの破壊特性が悪化し、実用的ではなくなる。
【0030】
次に,ベースゴム層20の厚みtに着目する。実施例のタイヤは実施例5を除いて1.5mm、実施例5が4mmである。なお、好ましい厚みの範囲は0.5〜5mmであり、0.5mmよりも薄くなると、補強効果がほとんど現われなくなる。また、高硬度ゴムの厚みが5mmを超えると、乗り心地性が悪くなるという欠点がある。
【0031】
次に、ベースゴム層20の幅指数に着目する。幅指数については、幅の広いほうがタイヤたわみ指数が小さくなる (例えば、実施例2と3を比較) 。つまり、幅寸法が大きいほど補強効果があることが分かる。好ましいベースゴム層の幅寸法(W2)は、トレッド幅寸法(W1)の40〜100%になるように設定されていることである。幅がトレッド幅寸法の40%よりも幅が狭くなると、高硬度ゴム層を設けたにもかかわらず補強効果が薄くなる。また、トレッド幅寸法よりも幅が大きくなると、バットレス部のクラック性が悪化するからである。
【0032】
<別実施形態>
ベースゴム層に短繊維を混入してFRP特性を持たせても良い。これにより、ベースゴム層をより強化することができ、ランフラット性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランフラットタイヤの断面図
【図2】比較例と実施例のランフラット性能を比較した表
【図3】タイヤたわみ指数を説明する図
【図4】従来技術にかかるランフラットタイヤの断面図
【図5】 バックリング現象を示す図
【符号の説明】
1 タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
8 補強ゴム層
20 ベースゴム層
21 キャップゴム層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a run flat tire having a tread portion and a sidewall portion reinforced with a reinforcing rubber.
[0002]
[Prior art]
A run-flat tire is a tire that can continuously maintain running performance even when the tire is in a state where air is removed due to puncture or the like. As such a run-flat tire, there is a tire disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-310019, and its configuration is shown in FIG.
[0003]
In FIG. 4, the
[0004]
The
[0005]
Further, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the reinforcing effect cannot be sufficiently obtained only by the reinforcing
[0007]
In the tire disclosed in the prior art, the
[0008]
This invention is made | formed in view of the said situation, The subject is providing the run flat tire which can suppress a buckling by selecting the rubber | gum which comprises a tread part appropriately. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a run flat tire according to the present invention is:
The tread part,
A run flat tire having a sidewall portion reinforced with a reinforced rubber,
The tread portion has a base rubber layer located on the inner side in the tire radial direction and a cap rubber layer located on the outer side in the tire radial direction, and the hardness of the rubber constituting the base rubber layer constitutes the cap rubber layer. It is higher than the hardness of rubber, and is 78 to 95 according to JIS A.
[0010]
According to this configuration, the tread portion has a base rubber layer and a cap rubber layer, and the hardness of the rubber constituting the base rubber layer is 78 to 95 according to JIS A. That is, high hardness rubber is used as the base rubber layer. As a result, even if the tires lose air and the internal pressure becomes zero, deformation of the tread portion can be suppressed. As a result, a run flat tire capable of suppressing buckling can be provided. The hardness is based on a type A durometer of JIS K6253 durometer hardness test.
[0011]
When the hardness of the rubber is less than 78, there is no effect of suppressing buckling, and when the hardness exceeds 95, the fracture characteristics are deteriorated and become impractical.
[0012]
As a preferred embodiment of the present invention, a base rubber layer having a thickness of 0.5 mm to 5 mm can be mentioned.
[0013]
By selecting a thickness within such a range, buckling can be effectively suppressed. If the thickness of the base rubber layer is thinner than 0.5 mm, the effect of suppressing buckling is almost lost. When the thickness of the base rubber layer exceeds 5 mm, riding comfort deteriorates.
[0014]
As another preferred embodiment of the present invention, one in which the width dimension of the base rubber layer along the tire axial direction is 40% to 100% of the width dimension of the tread portion.
[0015]
When the width dimension of the base rubber layer is less than 40% of the width dimension of the tread portion, it is difficult to suppress buckling because the width is too narrow. Moreover, when it exceeds 100% of the width dimension of a tread part, the crack property of a buttress will deteriorate.
[0016]
As still another preferred embodiment of the present invention, the base rubber layer is reinforced with short fibers.
[0017]
By strengthening with fibers, deformation of the tread portion can be more effectively suppressed even when the internal pressure becomes zero.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of a run flat tire according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view of a run-flat tire. Since the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
When the air in the tire escapes due to tire puncture or the like and the internal pressure becomes zero, the deflection deformation of the tire increases. In order to suppress this deformation, the reinforcing
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
<Example>
Comparison results between the examples (1-5) in the case where the
[0025]
In the table, the maximum width side portion thickness ratio means the ratio (%) of the thickness (H2) of the sidewall portion at the tire maximum width position to the bead portion thickness (see H1 in FIG. 1) at the upper end of the rim flange. When both thicknesses are equal, it is 100%. When the
[0026]
The high hardness base rubber layer is the
It is indicated by W2 / W1 × 100 (%).
[0027]
When the width dimension W2 of the
[0028]
Next, the tire deflection index will be described. As shown in FIG. 3, tangent lines L1 and L2 are drawn in accordance with the outer shape of the bead portion. When the vertical load acting on the tire is 0 and the tire internal pressure is 2 kg / cm 2 , the height from the intersection of the tangents L1 and L2 to the surface of the tread portion is A, and the vertical load acting on the tire is 440 kg. Let B be the height from the intersection point to the surface of the tread when the tire internal pressure is 0 (during puncture). The deflection in this case is A−B = δ. The ratio when this deflection is compared with the comparative tire is the tire deflection index. If the index is 100, this means that the same amount of deflection as the comparative tire is applied. The smaller the index is, the smaller the deflection and the better the run flat performance.
[0029]
As can be seen from the table, by forming the
[0030]
Next, attention is paid to the thickness t of the
[0031]
Next, attention is focused on the width index of the
[0032]
<Another embodiment>
Short fibers may be mixed into the base rubber layer to give FRP characteristics. Thereby, a base rubber layer can be strengthened more and run flat performance can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a run-flat tire. FIG. 2 is a table comparing the run-flat performance of a comparative example and an example. FIG. 3 is a diagram illustrating a tire deflection index. Sectional view [Fig. 5] Diagram showing buckling phenomenon [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
補強ゴムにより補強されたサイドウォール部とを有するランフラットタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ半径方向内側に位置するベースゴム層と、タイヤ半径方向外側に位置するキャップゴム層とを有し、前記ベースゴム層を構成するゴムの硬度が、キャップゴム層を構成するゴムの硬度よりも高く、JIS Aで78〜95であることを特徴とするランフラットタイヤ。The tread part,
A run flat tire having a sidewall portion reinforced with a reinforced rubber,
The tread portion has a base rubber layer located on the inner side in the tire radial direction and a cap rubber layer located on the outer side in the tire radial direction, and the hardness of the rubber constituting the base rubber layer constitutes the cap rubber layer. A run flat tire characterized by being higher in hardness than rubber and having a JIS A of 78 to 95.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137503A JP4671319B2 (en) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Run flat tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137503A JP4671319B2 (en) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Run flat tire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331812A JP2002331812A (en) | 2002-11-19 |
JP4671319B2 true JP4671319B2 (en) | 2011-04-13 |
Family
ID=18984599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001137503A Expired - Fee Related JP4671319B2 (en) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Run flat tire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4671319B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019176445A1 (en) | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 横浜ゴム株式会社 | Runflat tire |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5027482B2 (en) * | 2006-11-07 | 2012-09-19 | 住友ゴム工業株式会社 | Pneumatic tire |
FR2938791B1 (en) * | 2008-11-27 | 2011-12-02 | Michelin Soc Tech | PNEUMATIC BANDAGE WHOSE TOP HAS A WATER BARRIER LAYER |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5695708A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Bridgestone Corp | Penumatic safety tire improved in run-flat and wet performance |
-
2001
- 2001-05-08 JP JP2001137503A patent/JP4671319B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5695708A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Bridgestone Corp | Penumatic safety tire improved in run-flat and wet performance |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019176445A1 (en) | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 横浜ゴム株式会社 | Runflat tire |
JP2019156372A (en) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 横浜ゴム株式会社 | Run-flat tire |
RU2745302C1 (en) * | 2018-03-16 | 2021-03-23 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Runflat tyre |
JP7031397B2 (en) | 2018-03-16 | 2022-03-08 | 横浜ゴム株式会社 | Run flat tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002331812A (en) | 2002-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2412827C2 (en) | Tire safe as-punctured | |
JP6581574B2 (en) | Pneumatic radial tire for passenger cars | |
KR101477317B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP6605460B2 (en) | Pneumatic radial tire for passenger cars | |
JP4971700B2 (en) | Run flat tire | |
JP4608108B2 (en) | Run flat tire | |
JP4648560B2 (en) | Run flat tire | |
WO2016189795A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP2007045334A (en) | Flat pneumatic radial tire for heavy load | |
WO2012042873A1 (en) | Pneumatic tyre | |
JPH08175107A (en) | Pneumatic tire | |
WO2010070887A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP2000108617A (en) | Pneumatic tire | |
WO2017043003A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP2009279951A (en) | Pneumatic tire | |
JP2006282161A (en) | Run-flat tire | |
JP4671319B2 (en) | Run flat tire | |
JP2009126347A (en) | Run flat tire | |
JP4535430B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
WO2021260995A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP2009255619A (en) | Pneumatic tire | |
JP2006076374A (en) | Run-flat tire | |
JP2014118062A (en) | Pneumatic tire | |
JP4671318B2 (en) | Run flat tire | |
JP2006193126A (en) | Pneumatic tire |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101222 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20101222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4671319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |