JP4670556B2 - 通信装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置および方法に関し、特に、有線通信を行う有線通信モジュールを接続して外部の無線通信装置と通信を行う通信装置および方法に関する。
近年、近接通信を利用した定期券、プリペイドカード、電子マネー、IDカードなどのサービスが普及してきている。近接通信の規格としては、例えば、NFC(Near Field Communication, ISO/IEC 18092)などがある。近接通信は、通信装置間の通信距離が短いことに特徴があり、通信装置を他の通信装置に近づけるだけで、通信相手を決定して通信を開始することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−215255号公報
ところで、近年、1台の近接通信を行う無線通信装置により、複数のサービスを享受できるようにすることが望まれている。その実現方法の1つとして、例えば、所定のサービスに対応した有線で通信を行う有線通信モジュールを無線通信装置に接続し、無線通信装置を介して、外部の無線通信装置(例えば、リーダライタ、NFCの規格に準拠した通信装置など)と有線通信モジュールとの間の通信を行うことができるようにすることが考えられる。これにより、ユーザは、必要に応じて有線通信モジュールを交換することにより、1台の無線通信装置を用いて複数のサービスを享受することができるようになる。
また、そのような有線通信モジュールを無線通信装置に一度に複数接続して使用することができれば、享受するサービスに応じて、有線通信モジュールを交換する手間を省くことができる。さらに、無線通信装置に接続されている有線通信モジュール同士で通信を行うことができれば、例えば、電子マネーのサービスに対応した有線通信モジュール間で、電子マネーのデータ(金額)を容易に移し替えることができるようになるなど、利便性が向上する。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線通信を行う通信装置に接続されている複数の有線通信を行う有線通信モジュールと外部の無線通信装置の間、および、通信装置に接続されている複数の有線通信モジュール間の通信を容易に行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の通信装置には、無線通信装置と無線通信を行う通信手段と、前記無線通信装置からの第1の信号を前記通信手段を介して取得し、有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される複数の第2の信号を取得し、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力する中継手段と、前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する出力手段とが含まれ、前記通信手段は、前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信する
それぞれの前記有線通信モジュールにおいて、前記中継手段に信号を出力する伝送路と、前記出力手段から信号が入力される伝送路とが独立しているようにすることができる。
前記無線通信装置からのデータを優先して出力するように設定されている場合に前記無線通信装置からデータが送信されてきているとき、前記中継手段には、前記第1の信号を前記出力手段に出力させ、前記出力手段には、前記第1の信号を複数の前記有線通信モジュールに出力させることができる。
複数の前記有線通信モジュールが前記無線通信装置とのみ通信するように設定されている場合、前記中継手段には、前記第1の信号を前記出力手段に出力させ、前記出力手段は、前記第1の信号を複数の前記有線通信モジュールに出力させることができる。
前記通信手段には、前記無線通信装置からの前記第1の信号を復調し、復調した前記第1の信号を前記中継手段に出力させ、前記出力手段は、前記第2の論理和信号に基づいて所定の搬送波を変調した信号を出力させることができる。
前記通信手段には、前記無線通信装置との距離が近づくことにより前記無線通信装置との通信を開始する近接通信を行わせることができる。
本発明の一側面の通信方法は、中継手段により実行される、無線通信装置からの第1の信号を前記無線通信装置と無線通信を行う通信手段を介して取得し、有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される複数の第2の信号を取得し、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力するステップと、前記通信手段により実行される、前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信するステップと、出力手段により実行される、前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力するステップとを含む。
本発明の一側面によれば、中継手段により、無線通信装置からの第1の信号が前記無線通信装置と無線通信を行う通信手段を介して取得され、有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される複数の第2の信号が取得され、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号が生成されて出力され、前記通信手段により、前記第1の論理和信号が前記無線通信装置に送信され、出力手段により、前記第2の論理和信号が複数の前記有線通信モジュールに出力される。
以上のように、本発明の一側面によれば、無線通信を行う通信装置に接続されている有線通信を行う有線通信モジュールと外部の無線通信装置とが通信することができる。また、本発明の一側面によれば、無線通信を行う通信装置に接続されている複数の有線通信モジュールと外部の無線通信装置の間、および、通信装置に接続されている複数の有線通信モジュール間の通信を容易に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の通信装置(例えば、図1の通信装置1)は、無線通信装置(例えば図1の無線通信装置2)と無線通信を行う通信手段(例えば、図1の無線通信インタフェースモジュール12)と、前記無線通信装置からの第1の信号を前記通信手段を介して取得し、有線通信を行う複数の有線通信モジュール(例えば、図1の有線通信モジュール3−1乃至3−3)から出力される複数の第2の信号を取得し、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力する中継手段(例えば、図1の入力信号合成選択部13)と、前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する出力手段(例えば、図1の有線用信号出力部14)とを含み、前記通信手段は、前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信する。
本発明の一側面の通信方法は、中継手段(例えば、図1の入力信号合成選択部13)により実行される、無線通信装置(例えば、図1の無線通信装置2)からの第1の信号を前記無線通信装置と無線通信を行う通信手段(例えば、図1の無線通信インタフェースモジュール12)を介して取得し(例えば、図2のステップS3)、有線通信を行う複数の有線通信モジュール(例えば、図1の有線通信モジュール3−1乃至3−3)から出力される複数の第2の信号を取得し、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力する(例えば、図2のステップS8,S9またはステップS12,S13)ステップと、前記通信手段により実行される、前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信する(例えば、図2のステップS10)ステップと、出力手段により実行される、前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する(例えば、図2のステップS14)ステップとを含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した通信装置の一実施の形態の構成例を示している。
本発明を適用した通信装置1は、アンテナ2Aを有する外部の無線通信装置2との間で、単一の周波数の搬送波を使用した、電磁誘導による近接通信(NFC(Near Field Communication))を行う。通信装置1および無線通信装置2が使用する搬送波の周波数としては、例えば、ISM(Industrial Scientific Medical)バンドの13.56MHzなどを採用することができる。また、近接通信とは、通信する装置どうしの距離が、数10cm以内となって可能となる通信を意味し、通信する装置同士(の筐体)が接触して行う通信も含まれる。
なお、通信装置1と無線通信装置2は、パッシブモードとアクティブモードの2つの通信モードによる通信が可能である。
パッシブモードでは、従来のICカードシステムと同様に、通信装置1と無線通信装置2のうちの一方の通信装置である、例えば、通信装置1が、自身が発生する電磁波(に対応する搬送波)を変調することにより、他方の通信装置である無線通信装置2にデータを送信し、無線通信装置2が、通信装置1が発生する電磁波(に対応する搬送波)を負荷変調することにより、通信装置1にデータを送信する。
一方、アクティブモードでは、通信装置1と無線通信装置2のいずれも、自身が発生する電磁波(に対応する搬送波)を変調することにより、データを送信する。
ここで、電磁誘導による近接通信を行う場合、最初に電磁波を出力して通信を開始し、いわば通信の主導権を握る装置を、イニシエータと呼ぶ。イニシエータは、通信相手にコマンドを送信し、その通信相手は、そのコマンドに対するレスポンスを返す形で、近接通信が行われるが、イニシエータからのコマンドに対するレスポンスを返す通信相手を、ターゲットと呼ぶ。
例えば、いま、通信装置1が電磁波の出力を開始して、無線通信装置2との通信を開始したとすると、通信装置1がイニシエータとなり、無線通信装置2がターゲットとなる。
そして、パッシブモードでは、イニシエータである通信装置1が電磁波を出力し続け、通信装置1は、自身が出力している電磁波を変調することにより、ターゲットである無線通信装置2に、データを送信するとともに、無線通信装置2は、イニシエータである通信装置1が出力している電磁波を負荷変調することにより、通信装置1に、データを送信する。
一方、アクティブモードでは、イニシエータである通信装置1は、自身がデータを送信する場合に、自身で電磁波の出力を開始し、その電磁波を変調することにより、ターゲットである無線通信装置2に、データを送信する。そして、通信装置1は、データの送信終了後は、電磁波の出力を停止する。ターゲットである無線通信装置2も、自身がデータを送信する場合に、自身で電磁波の出力を開始し、その電磁波を変調することにより、ターゲットである無線通信装置2に、データを送信する。そして、無線通信装置2は、データの送信終了後は、電磁波の出力を停止する。
また、通信装置1には、必要に応じて、所定のサービス(例えば、定期券、プリペイドカード、電子マネー、IDカードなどのサービス)の処理を行う構成要素(例えば、装置、部品、または、回路など)である有線通信モジュールが接続される。有線通信モジュールは、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)などのICカードにより構成され、ユーザは、通信装置1に有線通信モジュールを接続(装着)することにより、接続した有線通信モジュールが対応するサービスを、通信装置1を用いて享受することができる。なお、図1においては、3つの有線通信モジュール3−1乃至3−3が通信装置1に接続されている例が示されているが、本発明において、接続する有線通信モジュールの数は、任意の数とすることができる。
通信装置1は、アンテナ11、無線通信インタフェースモジュール12、入力信号合成選択部13、および、有線用信号出力部14を含むように構成される。
アンテナ11は、閉ループのコイルを構成しており、このコイルに流れる電流が変化することで、電磁波を出力する。また、アンテナ11としてのコイルを通る磁束が変化することで、アンテナ11に電流が流れる。
無線通信インタフェースモジュール12は、アンテナ11に流れる電流を受信し、同調と検波を行い、検波することにより得られる信号を復調する。無線通信インタフェースモジュール12は、復調した信号としての、例えばマンチェスタ符号などをデコードし、そのデコードの結果得られる、無線通信装置2から送信されてきたデータ(以下、受信データとも称する)に基づいて、所定の処理を行う。
また、無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2に送信すべきデータ(以下、送信データと称する)を入力信号合成選択部13から取得する。無線通信インタフェースモジュール12は、取得した送信データを、例えば、マンチェスタ符号などにエンコードする。
通信モードがアクティブモードである場合、または、通信モードがパッシブモードであり、かつ、通信装置1がイニシエータとなっている場合、無線通信インタフェースモジュール12は、アンテナ11から、所定の単一の周波数の搬送波(の電磁波)を放射させるための電流を、アンテナ11に流す。無線通信インタフェースモジュール12は、アンテナ11に流す電流としての搬送波を、送信データをエンコードすることにより得られた信号(以下、エンコード信号とも称する)に従って変調する。これにより、アンテナ11からは、送信データにしたがって搬送波を変調した電磁波が放射される。
通信モードがパッシブモードであり、通信装置1がターゲットとなっている場合、無線通信インタフェースモジュール12は、外部からアンテナ11としてのコイルを見たときのインピーダンスを、エンコード信号にしたがって変化させる。無線通信装置2が搬送波としての電磁波を出力することにより、アンテナ11の周囲にRFフィールド(磁界)が形成されている場合、アンテナ11としてのコイルを見たときのインピーダンスが変化することにより、アンテナ11の周囲のRFフィールドも変化する。これにより、無線通信装置2が出力している電磁波としての搬送波が、エンコード信号にしたがって変調され、送信データが、電磁波を出力している無線通信装置2に送信される。
無線通信インタフェースモジュール12における変調方式としては、例えば、振幅変調(ASK(Amplitude Shift Keying))を採用することができる。ただし、無線通信インタフェースモジュール12における変調方式は、ASKに限定されるものではなく、PSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)その他を採用することが可能である。また、振幅の変調度についても8%から30%、50%、100%等数値に限定されることはなく、好適なものを選択すれば良い。
また、無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2からの受信データを入力信号合成選択部13に出力する。具体的には、無線通信インタフェースモジュール12は、ハイ(H)レベルとロー(L)レベルの2値からなる信号を入力信号合成選択部13に出力する。無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2からデータを受信した場合、受信データ(復調後のデータ)に従って、入力信号合成選択部13に出力する信号のレベルを変動させることにより、入力信号合成選択部13に受信データを出力する。一方、無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2からデータを受信していない場合、入力信号合成選択部13に出力する信号をHレベルに保つ。
また、無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2から受信した搬送波の強度が所定の閾値以上である場合のみ、受信データに基づいて、出力信号を変動させるようにし、搬送波の強度が所定の閾値未満である場合、出力信号をHレベルに固定する。これにより、無線通信装置2と実際に通信を行っていないにも関わらず、アンテナ11により構成される閉ループのコイルを通過する磁束の変動に伴い、入力信号合成選択部13への出力信号のレベルが変動することが防止される。
入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力される信号を取得する。なお、有線通信モジュール3−1乃至3−3は、無線通信インタフェースモジュール12と同様に、HレベルとLレベルの2値からなる信号を入力信号合成選択部13に出力する。そして、有線通信モジュール3−1乃至3−3は、出力する信号のレベルを変動させることにより、入力信号合成選択部13にデータを出力し、出力するデータがない場合、出力する信号をHレベルに保つ。すなわち、無線通信インタフェースモジュール12および有線通信モジュール3−1乃至3−3から入力信号合成選択部13に出力される信号は、Hレベルを基準として、各モジュールから出力されるデータに従って、そのレベルが変動する。
また、入力信号合成選択部13は、無線通信インタフェースモジュール12または有線通信モジュール3−1乃至3−3から入力される信号(データ)の論理和である合成信号を生成する。なお、例えば、無線通信インタフェースモジュール12または有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力されるデータに、送信元を識別する情報を含むようにすることにより、後で合成信号を解析して、送信元に基づいてデータを分離することが可能となる。
さらに、入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力されたデータの論理和であり、無線通信装置2に送信する送信データに基づく合成信号を、無線通信インタフェースモジュール12に出力する。
また、入力信号合成選択部13は、ユーザなどにより予め設定されている優先順位に従って、無線通信インタフェースモジュール12からの信号、または、無線通信インタフェースモジュール12および有線通信モジュール3−1乃至3−3から入力される信号の合成信号のうちいずれか一方を選択して、有線用信号出力部14に出力する。
有線用信号出力部14は、入力信号合成選択部13から入力される信号を負荷変調のための変調信号として、所定の周波数の搬送波を変調する。有線用信号出力部14は、変調した信号を有線通信モジュール3−1乃至3−3に出力する。
なお、有線通信モジュール3−1乃至3−3と入力信号合成選択部13の間の伝送路と、有線通信モジュール3−1乃至3−3と有線用信号出力部14との間の伝送路とは独立しており、有線通信モジュール3−1乃至3−3に入力される信号、および、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力される信号は、それぞれ独立して制御される。従って、有線通信モジュール3−1乃至3−3に入力される信号、および、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力される信号をプッシュプル式のドライブ回路により制御することができ、消費電力および不要輻射の低減、並びに、信号レベルの変動の高速化(通信速度の高速化)を実現することができる。
次に、図2のフローチャートを参照して、通信装置1により実行される通信処理を説明する。
ステップS1において、入力信号合成選択部13は、外部の通信装置と通信するように設定されているか否かを判定する。有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置(例えば、無線通信装置2など)と通信するように設定されていると判定された場合、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、無線通信インタフェースモジュール12は、外部の通信装置からの搬送波の強度が所定の閾値以上であるか否かを判定する。無線通信インタフェースモジュール12は、外部の通信装置(いまの場合、無線通信装置2)から送信される搬送波によりアンテナ11に流れる電流の強度に基づいて、外部の通信装置からの搬送波の強度が所定の閾値以上であると判定した場合、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、無線通信インタフェースモジュール12は、入力信号合成選択部13に信号を出力する。具体的には、無線通信インタフェースモジュール12は、無線通信装置2から送信される搬送波によりアンテナ11に流れる電流の同調と検波を行い、検波することにより得られる信号を復調する。無線通信インタフェースモジュール12は、復調した信号としての、例えばマンチェスタ符号などをデコードし、そのデコードの結果得られる受信データに従って、入力信号合成選択部13に出力する信号のレベルを変動させる。
ステップS4において、入力信号合成選択部13は、無線通信インタフェースモジュール12から入力される信号に基づいて、無線通信装置2からデータ(例えば、各種のコマンドなど)が送信されてきているか否かを判定する。無線通信装置2からデータが送信されてきていると判定された場合、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、入力信号合成選択部13は、外部の通信装置とのみ通信するように設定されているか否かを判定する。有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置(例えば、無線通信装置2など)とのみでなく、他の有線通信モジュールとも通信するように設定されていると判定された場合、処理はステップS6に進む。
なお、例えば、有線通信モジュール3−1乃至3−3に外部の通信装置との間の処理だけを実行させたい場合、通信装置1は、外部の通信装置とのみ通信するように設定される。この設定は、任意のタイミングで変更することが可能である。
ステップS6において、入力信号合成選択部13は、外部の通信装置からのデータを優先して出力するように設定されているか否かを判定する。入力信号合成選択部13は、ユーザなどにより予め設定されている優先順位に基づいて、外部の通信装置(例えば、無線通信装置2など)からのデータを優先して出力するように設定されていると判定した場合、処理はステップS7に進む。
ステップS5において、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置とのみ通信するように設定されていると判定された場合、ステップS6の処理はスキップされ、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、入力信号合成選択部13は、外部の通信装置からのデータを有線用信号出力部14に出力する。具体的には、入力信号合成選択部13は、無線通信インタフェースモジュール12から入力される信号、すなわち、外部の通信装置(いまの場合、無線通信装置2)から受信したデータに基づく信号を選択して、有線用信号出力部14に出力する。その後、処理はステップS14に進む。
ステップS4において、無線通信装置2からデータが送信されてきていないと判定された場合、処理はステップS8に進む。
ステップS8において、入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−1乃至3−3からの信号を合成する。具体的には、入力信号合成選択部13は、各有線通信モジュール3−1乃至3−3から入力される信号の論理和である合成信号を生成する。
ステップS9において、入力信号合成選択部13は、ステップS8において合成した信号を無線通信インタフェースモジュール12に出力する。
ステップS10において、無線通信インタフェースモジュール12は、有線通信モジュール3−1乃至3−3からのデータを無線通信装置2に送信する。具体的には、無線通信インタフェースモジュール12は、ステップS9において取得した合成信号を、例えば、マンチェスタ符号などにエンコードする。
通信モードがアクティブモードである場合、または、通信モードがパッシブモードであり、かつ、通信装置1がイニシエータとなっている場合、無線通信インタフェースモジュール12は、アンテナ11から、所定の単一の周波数の搬送波(の電磁波)を放射させるための電流を、アンテナ11に流す。無線通信インタフェースモジュール12は、アンテナ11に流す電流としての搬送波を、合成信号をエンコードしたエンコード信号に従って変調する。これにより、アンテナ11からは、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力された信号(データ)の論理和にしたがって搬送波を変調した電磁波が放射される。
通信モードがパッシブモードであり、通信装置1がターゲットとなっている場合、無線通信インタフェースモジュール12は、外部からアンテナ11としてのコイルを見たときのインピーダンスを、エンコード信号にしたがって変化させる。無線通信装置2が搬送波としての電磁波を出力することにより、アンテナ11の周囲にRFフィールド(磁界)が形成されている場合、アンテナ11としてのコイルを見たときのインピーダンスが変化することにより、アンテナ11の周囲のRFフィールドも変化する。これにより、無線通信装置2が出力している電磁波としての搬送波が、エンコード信号にしたがって変調され、有線通信モジュール3−1乃至3−3から出力された信号(データ)の論理和が、電磁波を出力している無線通信装置2に送信される。
その後、処理はステップS12に進む。
ステップS2において、外部の通信装置からの搬送波の強度が所定の閾値未満であると判定された場合、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、上述したステップS5の処理と同様に、外部の通信装置とのみ通信するように設定されているか否かが判定される。有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置とのみでなく、他の有線通信モジュールとも通信するように設定されていると判定された場合、処理はステップS12に進む。
ステップS6において、外部の通信装置からのデータを優先して出力するように設定されていないと判定された場合、処理はステップS12に進む。
ステップS1において、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置と通信するように設定されていないと判定された場合、すなわち、他の有線通信モジュールとのみ通信するように設定されている場合、処理はステップS12に進む。
なお、例えば、有線通信モジュール3−1乃至3−3に他の有線通信モジュールとの間の処理だけを実行させたい場合、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置と通信を行わないように設定される。この設定は、任意のタイミングで変更することが可能である。
ステップS12において、入力信号合成選択部13は、各モジュールからの信号を合成する。具体的には、入力信号合成選択部13は、無線通信インタフェースモジュール12および各有線通信モジュール3−1乃至3−3から入力される信号の論理和である合成信号を生成する。
ステップS13において、入力信号合成選択部13は、ステップS12において合成した信号を有線用信号出力部14に出力する。
ステップS14において、有線用信号出力部14は、各有線通信モジュール3−1乃至3−3に信号を出力する。具体的には、有線用信号出力部14は、ステップS7において取得した無線通信装置2から送信されてきたデータに基づく信号、または、ステップS13において取得した合成信号に従って、所定の周波数の搬送波を変調する。有線用信号出力部14は、変調した信号を有線通信モジュール3−1乃至3−3に出力する。すなわち、全ての有線通信モジュール3−1乃至3−3に、無線通信装置2からのデータ、または、無線通信装置2および有線通信モジュール3−1乃至3−3からのデータ(を合成したデータ)が入力される。
その後、処理はステップS1に戻り、上述したステップS1以降の処理が実行される。
ステップS11において、外部の通信装置とのみ通信するように設定されていると判定された場合、処理はステップS1に戻り、上述したステップS1以降の処理が実行される。
このようにして、有線通信モジュール3−1乃至3−3と外部の通信装置、および、有線通信モジュール間の通信を容易に行うことができる。また、有線通信モジュール3−1乃至3−3を、外部の通信装置および他の有線通信モジュールの両方、または、いずれか一方のみと通信させるようにすることができる。さらに、外部の通信装置から受信したデータを優先して有線通信モジュール3−1乃至3−3に入力するようにすることができる。
また、各モジュールからの信号を合成して、無線通信インタフェースモジュール12または各有線通信モジュールに出力するので、出力する信号の数を削減することができ、消費電力を低減することができる。
さらに、無線通信インタフェースモジュール12の通信方式を有線通信モジュールに合わせて変更する必要がないため、本発明を適用した通信装置を、従来の無線通信の通信規格に準拠させることができる。
次に、図3乃至図5を参照して、通信装置1(無線通信インタフェースモジュール12)、無線通信装置2、および、有線通信モジュール3−1乃至3−3の間におけるデータの流れの例を説明する。
なお、以下、通信装置1の処理時間を所定の長さのタイムスロットに分割し、1つのタイムスロットにおいて、有線通信モジュール3−1乃至3−3のうちいずれか1つのみがデータを出力することができるものとする。
また、図3乃至図5において、無線通信装置2の入力を示すライン上に、通信装置1(無線通信インタフェースモジュール12)から無線通信装置2に入力(送信)されるデータが示され、無線通信装置2の出力を示すライン上に、無線通信装置2から通信装置1(無線通信インタフェースモジュール12)に出力(送信)されるデータが示される。さらに、無線通信インタフェースモジュール12の入力1を示すライン上に、無線通信装置2から無線通信インタフェースモジュール12に入力(送信)されるデータが示され、無線通信インタフェースモジュール12の出力1を示すライン上に、無線通信インタフェースモジュール12から無線通信装置2に出力(送信)されるデータが示され、無線通信インタフェースモジュール12の入力2を示すライン上に、入力信号合成選択部13から無線通信インタフェースモジュール12に入力されるデータが示され、無線通信インタフェースモジュール12の出力1を示すライン上に、無線通信インタフェースモジュール12から入力信号合成選択部13に出力されるデータが示される。また、有線通信モジュール3−1乃至3−3の各入力を示すライン上に、有線用信号出力部14から有線通信モジュール3−1乃至3−3に入力される各データが示され、有線通信モジュール3−1乃至3−3の各出力を示すライン上に、有線通信モジュール3−1乃至3−3から有線用信号出力部14に出力される各データが示される。
図3は、無線通信装置2からポーリングコマンドが送信され、有線通信モジュール3−2および3−3が応答する場合のデータの流れの例を示している。なお、このとき、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置と他の有線通信モジュールの両方と通信するように設定されているものとする。
タイムスロット#0において、無線通信装置2からポーリングコマンドが送信された場合、アンテナ11を介して、無線通信インタフェースモジュール12にポーリングコマンドが入力される。無線通信インタフェースモジュール12は、入力されたポーリングコマンドを入力信号合成選択部13に出力する。入力信号合成選択部13は、入力されたポーリングコマンドを有線用信号出力部14に出力する。有線用信号出力部14は、入力されたポーリングコマンドを有線通信モジュール3−1乃至3−3に出力する。従って、タイムスロット#0において、無線通信装置2から送信されたポーリングコマンドが、全ての有線通信モジュールに入力される。
タイムスロット#1において、有線通信モジュール3−2が、ポーリングコマンドに対する応答コマンドを出力した場合、入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−2から入力された応答コマンドを無線通信インタフェースモジュール12および有線用信号出力部14に出力する。無線通信インタフェースモジュール12は、入力された応答コマンドを、アンテナ11を介して無線通信装置2に送信する。有線用信号出力部14は、入力された応答コマンドを有線通信モジュール3−1乃至3−3に出力する。従って、タイムスロット#1において、有線通信モジュール3−2から出力された応答コマンドが、無線通信装置2により受信され、出力元である有線通信モジュール3−2を含む全ての有線通信モジュールに入力される。
タイムスロット#2において、有線通信モジュール3−3が、ポーリングコマンドに対する応答コマンドを出力した場合、タイムスロット#1における場合と同様に、有線通信モジュール3−3から出力された応答コマンドが、無線通信装置2により受信され、出力元である有線通信モジュール3−3を含む全ての有線通信モジュールに入力される。
図4は、有線通信モジュール3−2からポーリングコマンドが出力され、有線通信モジュール3−1および3−3が応答する場合のデータの流れの例を示している。なお、このとき、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置と他の有線通信モジュールの両方と通信するように設定されているものとする。
タイムスロット#0において、有線通信モジュール3−2からポーリングコマンドが出力された場合、図3のタイムスロット#1または#2における場合と同様に、有線通信モジュール3−2から出力されたポーリングコマンドが、無線通信装置2により受信され、出力元である有線通信モジュール3−2を含む全ての有線通信モジュールに入力される。
タイムスロット#1において、有線通信モジュール3−1が、ポーリングコマンドに対する応答コマンドを出力した場合、図3のタイムスロット#1または#2における場合と同様に、有線通信モジュール3−1から出力された応答コマンドが、無線通信装置2により受信され、出力元である有線通信モジュール3−1を含む全ての有線通信モジュールに入力される。
タイムスロット#2において、有線通信モジュール3−3が、ポーリングコマンドに対応する応答コマンドを出力した場合、図3のタイムスロット#1または#2における場合と同様に、有線通信モジュール3−3から出力された応答コマンドが、無線通信装置2により受信され、出力元である有線通信モジュール3−3を含む全ての有線通信モジュールに入力される。
図5は、有線通信モジュール3−2からポーリングコマンドが出力され、無線通信インタフェースモジュール12が応答する場合のデータの流れの例を示している。なお、このとき、有線通信モジュール3−1乃至3−3が、外部の通信装置とのみ通信するように設定されているものとする。
タイムスロット#0において、有線通信モジュール3−2からポーリングコマンドが出力された場合、入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−2から入力されたポーリングコマンドを無線通信インタフェースモジュール12に出力する。無線通信インタフェースモジュール12は、入力された応答コマンドを、アンテナ11を介して無線通信装置2に送信する。一方、入力信号合成選択部13は、有線通信モジュール3−2から入力されたポーリングコマンドを有線用信号出力部14に出力しない。従って、タイムスロット#0において、有線通信モジュール3−2から出力されたポーリングコマンドが、無線通信装置2のみにより受信される。
タイムスロット#1において、無線通信装置2が、ポーリングコマンドに対する応答コマンドを送信した場合、アンテナ11を介して、無線通信インタフェースモジュール12に応答コマンドが入力される。無線通信インタフェースモジュール12は、入力された応答コマンドを入力信号合成選択部13に出力する。入力信号合成選択部13は、入力された応答コマンドを有線用信号出力部14に出力する。有線用信号出力部14は、入力された応答コマンドを有線通信モジュール3−1乃至3−3に出力する。従って、タイムスロット#1において、無線通信装置2から送信された応答コマンドが、全ての有線通信モジュールに入力される。
以上のように、中継手段により、無線通信装置からの信号を無線通信装置と無線通信を行う通信手段を介して取得し、有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される信号を取得し、無線通信装置からの信号または有線通信モジュールからの信号を出力し、通信手段により、中継手段から出力される有線通信モジュールからの信号を無線通信装置に送信し、出力手段により、中継手段から出力される無線通信装置からの信号または有線通信モジュールからの信号を全ての有線通信モジュールに出力する場合には無線通信を行う通信装置に接続されている有線通信を行う有線通信モジュールと外部の無線通信装置とが通信することができる。また、無線通信を行う通信装置に接続されている有線通信モジュールと外部の無線通信装置の間、および、通信装置に接続されている複数の有線通信モジュール間の通信を容易に行うことができる。
なお、以上では、近接通信の方式として、NFCを用いる例を示したが、ISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission) 14443やFeliCa(登録商標)などの非接触ICカードの規格に基づく通信方式、IrDA(Infrared Data Association)などの赤外線通信の規格に基づく通信方式などを適用することも可能である。
また、Bluetooth、Wireless LAN(Local Area Network)、Wireless USB(Universal Serial Bus)などの無線通信の規格に基づく通信装置を、例えば、送受信する電力を絞ることにより近接通信を行うようにするようにした通信装置にも適用することが可能である。
なお、本発明は、無線通信を行う専用の通信装置だけでなく、無線通信の機能の有する装置(例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)、携帯電話、腕時計、ペン等)に適用することが可能である。
さらに、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した通信装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1の通信装置により実行される通信処理を説明するためのフローチャートである。 データの流れの例を示す図である。 データの流れの他の例を示す図である。 データの流れのさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 通信装置, 2 無線通信装置, 3 有線通信モジュール, 12 無線通信インタフェースモジュール, 13 入力信号合成選択部, 14 有線用信号出力部

Claims (7)

  1. 無線通信装置と無線通信を行う通信手段と、
    前記無線通信装置からの第1の信号を前記通信手段を介して取得し、有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される複数の第2の信号を取得し、複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力する中継手段と、
    前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する出力手段と
    を含み、
    前記通信手段は、前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信する
    通信装置。
  2. それぞれの前記有線通信モジュールにおいて、前記中継手段に信号を出力する伝送路と、前記出力手段から信号が入力される伝送路とが独立している
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記無線通信装置からのデータを優先して出力するように設定されている場合に前記無線通信装置からデータが送信されてきているとき、前記中継手段は、前記第1の信号を前記出力手段に出力し、前記出力手段は、前記第1の信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 複数の前記有線通信モジュールが前記無線通信装置とのみ通信するように設定されている場合、前記中継手段は、前記第1の信号を前記出力手段に出力し、前記出力手段は、前記第1の信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記通信手段は、前記無線通信装置からの前記第1の信号を復調し、復調した前記第1の信号を前記中継手段に出力し、
    前記出力手段は、前記第2の論理和信号に基づいて所定の搬送波を変調した信号を出力する
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記通信手段は、前記無線通信装置との距離が近づくことにより前記無線通信装置との通信を開始する近接通信を行う
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 中継手段により実行される、
    無線通信装置からの第1の信号を前記無線通信装置と無線通信を行う通信手段を介して取得し、
    有線通信を行う複数の有線通信モジュールから出力される複数の第2の信号を取得し、
    複数の前記第2の信号の論理和である第1の論理和信号、または、前記第1の信号および複数の前記第2の信号の論理和である第2の論理和信号を生成して出力する
    ステップと、
    前記通信手段により実行される、
    前記第1の論理和信号を前記無線通信装置に送信する
    ステップと、
    出力手段により実行される、
    前記第2の論理和信号を複数の前記有線通信モジュールに出力する
    ステップと
    を含む通信方法。
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