JP4668506B2 - 電気通信同期非同期検出用の制御パラメータ取得 - Google Patents
電気通信同期非同期検出用の制御パラメータ取得 Download PDFInfo
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Description
(発明が属する技術分野)
本発明はセルラ無線通信ネットワークに関し、特に、ユーザ装置ユニット(UE)との接続状態が同期非同期検出手法によって検出されるセルラ通信ネットワークに関する。
【0002】
(関連技術及び他の検討)
一般的なセルラ無線システムにおいて、移動ユーザ装置(UE)は無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つ又は2つ以上のコアネットワークと通信する。ユーザ装置ユニット(UE)は移動電話機(”セルラ”電話機)及び移動機(mobile termination)を有するラップトップであってよく、従って、例えば、音声及び/又はデータを無線アクセスネットワークと通信するポータブル、ポケット、ハンドヘルドコンピュータ内蔵の、又は自動車に搭載された移動デバイスであってもよい。
【0003】
無線アクセスネットワーク(RAN)は、それぞれが基地局によってサービス提供を受ける、セル領域に分割された地理的領域をカバーする。セルは、基地局サイトの無線基地局装置によって無線カバレッジが提供される地理的領域である。各セルは独自のIDによって識別され、このIDはセル内で同報される。基地局はエアインタフェース(例えば、無線周波数)を介して、その基地局の範囲内のユーザ装置ユニット(UE)と通信する。無線アクセスネットワーク(RAN)において、いくつかの基地局が通常(例えば地上回線又はマイクロ波によって)無線ネットワークコントローラ(RNC)に接続される。基地局コントローラ(BSC)とも呼ばれる無線ネットワークコントローラは、接続される複数の基地局の様々なアクティビティを管理及び調整する。無線ネットワークコントローラは一般に1つ又はそれより多いコアネットワークに接続される。
【0004】
無線アクセスネットワークの一例は、UMTS(Universal Mobile Telecommunications)陸上無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは欧州で開発された、GSM(Global System for Mobile communications)として知られる無線アクセス技術に立脚した第3世代システムである。UTRANは本質的に広帯域符号分割多元アクセス(W−CDMA)システムである。
【0005】
当業者が理解するように、W−CDMA技術においては、共通の周波数帯がユーザ装置ユニット(UE)と複数の基地局との同時通信を可能にする。共通周波数帯を占有する信号は受信局において、高速な、疑似雑音(PN)符号の利用に基づくスペクトル拡散CDMA波形特性を通じて弁別される。これらの高速PN符号は基地局及びユーザ装置ユニット(UE)から送信される信号の変調に用いられる。異なるPN符号(又は時間的にずれたPN符号)を用いる送信機局は、受信局において個別に復調可能な信号を生成する。高速PN変調はさらに、送信された信号のいくつかの識別可能な伝播経路を合成することにより、受信局が1つの送信局から受信した信号を有利に生成することを可能にする。従って、CDMAにおいて、ユーザ装置ユニット(UE)は、あるセルから別のセルへ接続のハンドオフがなされる際も周波数を切り替える必要がない。その結果、宛先セルは開始セルがその接続に対するサービスを継続している最中に同じ接続をサポートすることができる。ユーザ装置ユニット(UE)はハンドオーバの間、常に少なくとも1つのセルを通じて通信を行っているため、呼の中断は生じない。従って、”ソフトハンドオーバ”と呼ぶ。ハードハンドオーバと対照的に、ソフトハンドオーバは”メイクビフォアブレーク(make-before-break)”切替動作である。
【0006】
UMTS陸上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、回線交換接続及びパケット交換接続の両方に対応する。この点に関し、UTRANにおいては回線交換接続が、移動通信交換局(MSC)と通信する無線ネットワークコントローラ(RNC)を含み、MSCは例えば公衆交換電話網(PSTN)及び/又は統合サービスディジタル網(ISDN)であるかもしれない、コネクション型の外部コアネットワークと通信する。一方、UTRANにおいて、パケット交換接続はサービスGPRSサポートノード(SGSN)と通信する無線ネットワークコントローラを含み、SGSNはバックボーンネットワーク及びゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を通じてパケット交換網(例えば、インターネット、X.25外部ネットワーク)へ接続される。
【0007】
UTRANにはいくつかの関心のあるインタフェースがある。無線ネットワークコントローラ(RNC)とコアネットワークの間のインタフェースは”Iu”インタフェースと呼ばれる。無線ネットワークコントローラ(RNC)及びその基地局(BS)との間のインタフェースは”Iub”インタフェースと呼ばれる。ユーザ装置ユニット(UE)と基地局の間のインタフェースは”エアインタフェース”又は”無線インタフェース”として知られている。ある場合に、接続は在圏又はソースRNC(SRNC)及び、目標又はドリフトRNC(DRNC)の両方を含み、SRNCはこの接続を制御するが、接続の1つ又はそれより多いダイバーシチレグはDRNCによって処理される(この点に関しては、いずれも本明細書に参照と組み込まれる、1998年3月6日に出願された米国特許出願第09/035,821号、”通信中継測定転送(Telecommunications Inter-Exchange Measurement Transfer)”及び、1998年3月6日に出願された米国特許出願第09/35,788号、”通信中継輻輳制御(Telecommunications Inter-Exchange Congestion Control)”を参照されたい)。SRNCとDRNCの間のインタフェースは”Iur”インタフェースと呼ばれる。
【0008】
現在のUMTS仕様(3GPP TS25.214バージョン3.4.0を参照)においては、移動局、すなわちユーザ装置ユニット(UE)との接続が、通信に十分な受信品質を有しているか否かを検出するために規定されたアルゴリズム又は手法が存在する。この手法は同期非同期(in-and-out-of synchronization)と呼ばれる。同期非同期の検出は、ダウンリンク(DL)、すなわちネットワークからUTへの方向における、電力制御コマンドの共通生成を有する無線リンクとして規定されるソフター合成無線リンク(softer combined radio link)の検出に基づく。アルゴリズムは多くのパラメータによって制御される。
【0009】
3GPP TS25.214に定められているUL同期非同期検出アルゴリズムは、ソフター合成無線リンク(無線リンクセット)上で動作する。これは、基地局におけるアクティブな無線リンクセットに対する制御パラメータの1セットが無くてはならないことを意味する。現時点で合意に達しているアプローチはパラメータをセル単位で設定するものである。しかし、特定の無線リンクセットに対して固有の制御パラメータを設定するための方法は現在存在しない。
【0010】
(発明の概要)
本発明によれば、無線リンクセット(合成無線リンクのセット)に対する同期非同期検出アルゴリズム/手法のための制御パラメータを、対応するセル単位のパラメータから得る。無線リンクセット(合成無線リンクのセット)に対する同期非同期検出アルゴリズムのためのパラメータを対応するセル単位のパラメータからどのようにして得ることができるかについての方法には様々なものが存在する。例えば、動的に、すなわち無線リンクが無線リンクセットへ追加された際、あるいは除去された際に行っても、準静的に(semi-statically)、すなわち基地局内の任意のセルに対する制御パラメータが変更された際に行っても、動的及び準静的方法を組み合わせて行ってもよい。
【0011】
本発明の上述の目的及び他の目的、特徴及び利点は、以下の、参照数字が様々な図面を通じて同一の部分を参照する添付図面に示される好ましい実施形態についてのより詳細な説明から明らかになるであろう。図面は必ずしも縮尺されておらず、本発明の原理を説明するために強調がなされている。
【0012】
(発明の詳細な説明)
以下の記述において、限定ではなく説明を目的として、特定のアーキテクチャ、インタフェース、方法等といった特定の詳細が本発明の完全な理解を提供するために説明される。しかし、本発明がこれら特定の詳細を離れた他の実施形態においても実施可能であることは当業者にとって明らかであろう。他の事例において、周知の装置、回路及び方法の詳細な説明は、不必要な詳細によって本発明の記述が曖昧にならないよう、省略されている。
【0013】
本発明は、図1に示される、非限定的な、例示としてのUMTS(universal mobile telecommunications)10において説明される。雲形12として示される代表的コネクション型の外部コアネットワークは例えば公衆交換電話網(PSTN)及び/又は統合サービスディジタル網(ISDN)であってよい。雲形14として示される代表的コネクションレス型の外部コアネットワークは例えばインターネットであってよい。両コアネットワークは対応するサービスノード16に接続される。PSTN/ISDNコネクション型ネットワーク12は、回線交換サービスを提供する移動通信交換局(MSC)ノード18として示されるコネクション型サービスノード18に接続される。インターネットコネクションレス型ネットワーク14は、在圏GPRSサービスノード(SGSN)とも呼ばれる、パケット交換型サービスを提供するようにあつらえられた汎用パケット無線サービス(GPRS)ノード20に接続される。
【0014】
コアネットワークサービスノード18及び20の各々は、Iuインタフェースと呼ばれる無線アクセス網(RAN)インタフェースを介してUMTS地上無線アクセス網(UTRAN)24に接続される。UTRAN24は1つ又はそれより多い無線ネットワークコントローラ(RNC)26を含む。単純化のために、図1のUTRAN24は2つのRNCノード、具体的にはRNC261及びRNC262のみとともに示されている。各RNC26は複数の基地局(BS)28に接続される。例えば、これもまた単純化のために、2つの基地局ノードが各RNC26に接続されて示されている。この点に関し、RNC261は基地局281-1及び基地局281-2にサービスを提供し、一方RNC262は基地局282-1及び基地局282-2にサービスを提供する。ここで、異なる数の基地局が各RNCによってサービス提供されうること、RNCが同一数の基地局にサービスを提供する必要がないことは理解されるであろう。さらに、図1はRNCがIurインタフェースを介して、URAN24内の1つ又はそれより多いRNCに接続されうることを示している。
【0015】
図1に示すユーザ装置ユニット(UE)30のようなユーザ装置ユニット(UE)は、無線又はエアインタフェース32を介して1つ又はそれより多い基地局(BS)28と通信する。無線インタフェース32、Iuインタフェース、Iubインタフェース及びIurインタフェースの各々は、図1において一点鎖線(dash-dotted line)で示されている。
【0016】
好ましくは、無線アクセスは、個々の無線チャネルがCDMA拡散符号を用いて割り振られる広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)に基づく。もちろん、他のアクセス方法を用いることもできる。WCDMAはマルチメディアサービス及び他の高伝送速度要求のためのみならず、ダイバーシチハンドオフ及びRAKE受信器といった、高品質を保証するためのロバストな特性のためにも広帯域を提供する。各ユーザ移動局又は装置ユニット(UE)30は、基地局28がその特定のユーザ装置ユニット(UE)からの伝送を特定するためのみならず、ユーザ装置ユニット(UE)が基地局28からそのユーザ装置ユニット(UE)へ宛てられた伝送を、同一領域中に存在する他の全ての伝送及びノイズから特定するために、自らのスクランブル符号が割り当てされている。
【0017】
異なるタイプの制御チャネルが、基地局28の1つと複数のユーザ装置ユニット(UE)30との間に存在しうる。例えば、下り(forward)又はダウンリンク方向において、様々な他のタイプの制御メッセージをユーザ装置ユニット(UE)へ与えるための汎用報知チャネル(BCH)、一斉呼出しチャネル(PCH)、共通パイロットチャネル(CPICH)及び下りアクセスチャネル(FACH)を含む、数タイプの同報チャネルが存在する。上り(reverse)又はアップリンク方向において、位置登録、発呼、呼び出し応答及び他のタイプのアクセス操作を行うためにアクセスが必要な際には常にランダムアクセスチャネル(RACH)がユーザ装置ユニット(UE)に用いられる。ランダムアクセスチャネル(RACH)はまた、所定のユーザデータ、例えばウェブブラウザアプリケーションのための例えばベストエフォートパケットデータの搬送にも用いられる。トラフィックチャネル(TCH)はユーザ装置ユニット(UE)との実体的な音声通信を搬送するために割り当てされるであろう。
【0018】
当業者は、所定のRAN−UE接続に関し、RNCが在圏RNC(SRNC)又はドリフトRNC(DRNC)のいずれかの役目を果たすことができることを理解する。あるRNCが在圏RNC(SRNC)であれば、そのRNCはユーザ装置ユニット(UE)との接続を受け持ち、例えば、無線アクセスネットワーク(RAN)内の接続の全制御権を有する。在圏RNC(SRNC)はコアネットワークへ接続される。一方、あるRNCがドリフトRNC(DRNC)であれば、ユーザ装置ユニット(UE)との接続に必要な(そのドリフトRNC(DRNC)によって制御されるセル内の)無線リソースを供給することにより、在圏RNC(SRNC)をサポートする。
【0019】
無線アクセスネットワーク(RAN)とユーザ装置ユニット(UE)との間の接続が確立されると、無線アクセスネットワーク(RAN)はどのRNCが在圏RNC(SRNC)となるべきか及び、必要であれば、どのRNCがドリフトRNC(DRNC)となるべきかを決定する。通常、その接続が最初に確立された際にユーザ装置ユニット(UE)が位置しているセルを管理するRNCが在圏RNC(SRNC)として最初に選択される。ユーザ装置ユニット(UE)が移動するにつれ、無線通信ブランチ又はレグを、他のRNCが制御するセルであるかもしれない新しいセルを介して確立することによって、その接続は維持される。これら他のRNCはRAN−UE接続のためのドリフトRNC(DRNC)になる。
【0020】
これらのことを説明するため、また本発明の説明の前置きとして、図2に示される状況を参照する。図2はユーザ装置ユニット(UE)30に係る接続の初期セットアップにおける、ユーザ装置ユニット(UE)30のためのRNC役割の割り当て例を示す。図2において、ユーザ装置ユニット(UE)30は基地局(BS)281-1によって制御されるセル内に存在するため、無線ネットワークコントローラ(RNC)261はユーザ装置ユニット(UE)30との接続のための在圏RNC(SRNC)として振る舞う。図2において、ユーザ装置ユニット(UE)30との接続は(コアネットワーク16から、無線ネットワークコントローラ(RNC)261及び基地局281-1を通り、ユーザ装置ユニット(UE)30へ伸びる)破線(broken line)361Aによって示される。
【0021】
ユーザ装置ユニット(UE)30が図2において矢印34で示される右方向に移動したものとすると、最終的には基地局(BS)281-1によって制御されるセルを離れ、基地局281-2、282-1及び282-2によって制御されるセルを通って連続的に移動する。ユーザ装置ユニット(UE)30が新しいセルに入る都度、ハンドオーバが発生する。ユーザ装置ユニット(UE)30が基地局282-2の制御するセルに到達した時点を図3に示す。図3に示されるような時刻において、無線ネットワークコントローラ(RNC)262はユーザ装置ユニット(UE)30に対してドリフトRNC(DRNC)として振る舞うが、無線ネットワークコントローラ(RNC)261は依然として在圏RNC(SRNC)として振る舞う。換言すれば、無線ネットワークコントローラ(RNC)262はユーザ装置ユニット(UE)30が現時点で存在するセルに関する接続のためのリソースを提供するが、無線ネットワークコントローラ(RNC)261は依然としてユーザ装置ユニット(UE)30との接続の制御権を有する。ユーザ装置ユニット(UE)30との接続は図3において破線361Bによって示される。
【0022】
本発明によれば、実行可能な2形式の合成が存在する。第1形式の合成はソフト合成(soft combining)であり、第2形式の合成はソフター合成(softer combining)である。
【0023】
ソフト合成はRNC(SRNC又はDRNC)もしくは基地局において実施される選択合成(selection combining)である。選択合成はトランスポートブロックについてのBER(Bit Error Rate)又はCRC(Cyclic Redundancy Check)のような品質情報に基づく。トランスポートブロックは1つ又は2以上のビットを含み、3GPP仕様TS25.302においてその例が示されている。例えば、ソフト合成においては最良のトランスポートブロックの選択がなされる。
【0024】
一方、合成の第2形式(ソフター合成)は基地局でのマクロダイバーシチ合成を含む。マクロダイバーシチ合成はシンボル又はチップに関連する品質情報(シンボルの加重平均)に基づく。
【0025】
無線リンクは1つのセル内におけるUEと無線アクセスネットワーク(RAN)との間の接続を表す。無線リンクセットは基地局においてソフター合成(最大比合成)された無線リンクのセットを表す。無線リンクセットの現在の定義は、ダウンリンク(DL)において、送信電力制御(TCP)コマンドの共通した生成を有する1つ又はそれより多い無線リンクのセットである。
【0026】
図4は、全てのユーザ装置ユニット(UE)が2つの無線リンクを有するものとして、すなわち2つのセルを介してネットワークに接続されるものとして示している。UE301及びUE302の場合、無線リンクはSRNC(UE301についてはRNC261、UE302についてはRNC262)に与えられており、これら無線リンクは基地局で合成されていない。これは、UE301及びUE302がセル毎に1つずつ、さらに2つの無線リンクセットを有することを意味する。UE303の場合、2つの無線リンクは基地局282-2において(ソフター)合成されており、これら2つの無線リンクは従って同一の無線リンクセットに属する。
【0027】
図5Aは代表例として、基地局282-2がデータ処理及び制御部37を有する場合を示している。データ処理及び制御部37によって制御される装置部分は、1つ又は複数のアンテナ39に接続される複数の無線送受信器38を含む。例えば、無線送受信器381及びアンテナ391は、基地局282-2によってサービスを提供されるセルC2-2-1に用いられ、無線送受信器382及びアンテナ392は、基地局282-2によってサービスを提供されるセルC2-2-2に用いられ、そして、同様にしてセルC2-2-Nに至る。
【0028】
図5Aはさらに、本発明に従って、基地局282-2がソフターハンドオーバ及び同期検出機能99を含むことを示している。ソフターハンドオーバ及び同期機能99には、基地局282-2に存在する無線リンクセットについて、基地局282-2でマクロダイバーシチ合成を行うソフターハンドオーバコンバイナ100が含まれる。同期非同期検出器102はソフターハンドオーバコンバイナ100とともに、移動局、すなわちユーザ装置ユニット(UE)との接続が、通信のために十分良い受信品質を有するか否かを検出及び決定するために動作する。同期非同期検出器102は現在のUMTS仕様に従って動作するアルゴリズム又は手法である(3GPP TS25.214バージョン3.4.0を参照)。この手法は同期非同期法と呼ばれる。同期非同期の検出は、ダウンリンク(DL)、すなわちネットワークからUEへの方向における電力制御コマンドの共通生成を有する無線リンクとして定義されたソフター結合された無線リンクの検出に基づく。このアルゴリズムは複数のパラメータによって制御される。
【0029】
3GPP TS25.214で規定されるアップリンク(UL)同期非同期検出アルゴリズムは、ソフター合成された無線リンク(無線リンクセット)上で動作する。これは、基地局において、アクティブ無線リンクセットについての制御パラメータの1セットが存在していなければならないことを意味する。現在合意されているアプローチはパラメータをセル毎に設定するようになっている。しかし、特定の無線リンクセットに対して制御パラメータを独自に設定する方法は現在存在しない。
【0030】
本発明によれば、同期非同期検出アルゴリズム用の制御パラメータが無線リンクセット(合成された無線リンクのセット)に対して独自に決定及び設定される。無線リンクセットに対する制御パラメータは、対応する、セルに基づくパラメータから得る。図5Aはソフターハンドオーバ及び同期機能99に含まれ、本発明の原理及び手法に従って決定される制御パラメータを格納し、そのように決定されたパラメータを同期非同期検出器102へ供給する制御パラメータメモリ104を示している。
【0031】
本発明の別の実施形態において、無線リンクセットに対する制御パラメータを決定又は設定するための機能106は別の方法で実施することができる。図5の実施形態に対しては、無線リンクセットに対する制御パラメータを決定する機能106Aは無線ネットワーク制御(RNC)ノード262に設けられている。図5Bの実施形態においては、無線リンクセットに対する制御パラメータを決定する機能106Bは、例えば基地局に接続され、ローカル又はリモートに設けられたメンテナンス端末を用いて、基地局自身において制御パラメータを構成することを可能にする。この点に関し、図5Bの無線リンクセットに対する制御パラメータを決定する機能106Bはデータ処理及び制御部37の一部として含まれるものと概念化することが可能である。図5Cの実施形態において、無線リンクセットに対する制御パラメータを決定する機能106Cは、その少なくとも一部が、基地局に接続される他の装置108に設けられている。無線リンクセットに対する制御パラメータを決定する機能106の全ての変形物は、本明細書において機能106という参照によって包含され、上述の実装は単なる例示に過ぎないことが理解される。
【0032】
制御パラメータメモリ104に格納され、機能106によって決定又は導かれるパラメータは、同期非同期検出器102を制御するために用いられるパラメータである。現行の3G TS25.214に基づく、これら制御パラメータの例を、表1に示す。図9は、3G TS25.214に従って同期非同期検出器102により実行される同期非同期アルゴリズムに含まれる基本状態及び状態遷移を示す。
【0033】
図9に示される、同期非同期検出器102によって実行される同期非同期アルゴリズムに含まれる基本状態は、初期状態S1、同期状態S2及び非同期状態S3である。図9に示される状態遷移は初期状態S1から同期状態S2へ遷移する遷移T1、同期状態S2から非同期状態S3へ遷移する遷移T2及び、非同期状態S3から同期状態S2への遷移T3である。
【0034】
基本的に図9に図示される同期非同期検出アルゴリズムの状態遷移に関し、N_INSYNC_IND連続同期表示が受信された場合、無線リンクセットの状態は同期へと変化する(即ち、初期状態S1から同期状態S2への遷移T1が生じる)。N_OUTSYNC_IND連続非同期表示が受信されると、タイマがスタートする(T_RLFAILURE)。タイマが満了すると、無線リンクセットの状態は非同期へと変化する(即ち、同期状態S2から非同期状態S3への遷移T2が生じる)。N_INSYNC_IND連続同期表示がタイマの動作中に受信された場合に、タイマはリセットされ、無線リンクセットの状態は同時状態を維持する。非同期状態S3になった後、N_INSYNC_IND連続同期表示が受信されると、無線リンクセットの状態は同期へ変化する(即ち、非同期状態S3から同期状態S2への遷移T3が生じる)。
【0035】
【表1】
【0036】
本発明はまた、無線リンクセット(合成された無線リンクのセット)に対する同期非同期検出アルゴリズムのための制御パラメータを、対応するセル単位でのパラメータから無線リンクセットに対する制御パラメータを決定するための機能106によってどのようにして取得もしくは決定することが可能であるかに関する方法の様々なモードを提供する。例えば、制御パラメータの決定は動的に、例えば、無線リンクが無線リンクセットに追加されたか除去された際に行うことも、準静的に、例えば基地局内の任意のセルに対する制御パラメータが変更された際に実行することも、又は動的又は準静的な方法の組み合わせにおいて行うことも可能である。
【0037】
(制御パラメータ決定の動的モード)
本発明の動的モードにおいて、同期非同期検出のための制御パラメータは(無線リンクセットに対する制御パラメータを決定又は設定するための機能106によって)計算/再計算される。
【0038】
・無線リンクが無線リンクセットに追加される毎
・無線リンクが無線リンクセットから除去される毎
・無線リンクセット内のいずれかの無線リンクをサポートするセルについての制御パラメータが変更される毎
動的モードにおける計算は結果として、無線リンクセット(制御パラメータ毎に1行)に対して有効な表2のようになる。あるセルについて、1つの制御パラメータが変化した場合、表2の全てではなく、そのパラメータに対応する行を再計算すれば十分である。無線リンクセットに無線リンクが追加されたり、除去された場合には、テーブル全体を再計算する必要がある。
【0039】
【表2】
【0040】
図6Aは動的モードに対する制御パラメータ決定機能104に関する所定の基本ステップ又は動作を図示する。動作6A−1のように、無線リンクセットについての制御パラメータの決定又はセッティングのための機能106は、変化が起きたか、例えば、ソフターハンドオーバコンバイナ部100で取り扱いされる特定の無線リンクセットの構成に変化が存在するか、又はあるセルに対する制御パラメータの1つが変化したかを確認する(例えば、判別するか、通知される)。無線リンクが無線リンクセットに追加又は除去されると、動作6A−2のように機能106はアクティブ無線リンクセットに対する新しい制御パラメータを決定する。アクティブ無線リンクセットに対する新しい制御パラメータは、表3にリストされたa)からd)のいずれか1つの方法に従って決定することが可能である。一方、動作6A−1において、セルについての制御パラメータの1つが変化したと判定された場合、動作6A−3のように、機能106は、好ましくは、表4に従って、アクティブ無線リンクセットについて変化したパラメータのみを再計算する。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
従って、動的モードについて、アクティブ無線リンクセットに対する制御パラメータは、(表3及び表4にリストされた)a)〜d)の任意の方法/手法に従い、その無線リンクセットに対する制御パラメータの決定又はセッティングのための機能106によって得られるか、あるいはセル単位で定義された対応する制御パラメータから得られる。
【0044】
(制御パラメータ決定の第1の準静的モード)
第1の準静的モードにおいて、アクティブ無線リンクセットに対する制御パラメータは基地局内で可能性のある全ての無線リンクセットに共通な方法で決定又は導出される。さらに、第1の準静的モードにおいて、無線リンクセットの確立又は無線リンクセット内の構成に何らかの変化がある場合、機能106によって以前に導出又は計算された制御パラメータは、その後も引き続きその無線リンクセットに対して用いられる。従って、第1の準静的モードにおいて制御パラメータは無線リンクセットの構成のいかなる変化にも影響されない。
【0045】
図6Bは準静的モード用の、無線リンクセットに対する制御パラメータ決定又はセッティングのための機能106によって実行される所定の基本ステップ又は動作を図示する。動作6B−1のように、機能106は、変化が起きたか、例えば、ソフターハンドオーバコンバイナ部100で取り扱いされる特定の無線リンクセットの構成に変化が存在するか、又はあるセルに対する制御パラメータの1つが変化したかを確認する(例えば、判別するか、通知される)。動作6B−1として、セルについての制御パラメータの1つが変化したと判定された場合、動作6B−2のように、機能106は無線リンクセットに対する制御パラメータを計算する。無線リンクセットに対する新しい制御パラメータは、表5にリストされた1)から4)のいずれか1つの方法に従って決定することが可能である。その後、ステップ6B−3のように、機能106は新しい制御パラメータを全てのアクティブ無線リンクセットに対して設定する。
【0046】
一方、動作6B−1として、無線リンクセットが確立されたか、無線リンクが無線リンクセットに追加又は除去されたことが判別されると、動作6B−4のように機能106は以前に計算した制御パラメータ値を新しい、又は構成の変化した無線リンクセットに対して使用する。以前に計算された制御パラメータ値の利用は、動作6B−2を最後に実行した間に計算された制御パラメータ値の利用を含む。
【0047】
【表5】
【0048】
基地局内の任意のセルに対する制御パラメータの値が変化した場合、上述の手法は例えば上述した方法に従って制御パラメータを再計算することによって適用可能である。
【0049】
従って、第1の準静的モードにおいて、同期非同期検出のための制御パラメータは、基地局内のセルに対する何らかの制御パラメータが変化する毎に計算/再計算される。基地局内のどの無線リンクセットも同期非同期検出用の同じ制御パラメータを使用しているため、基地局には利用可能な1組の制御パラメータが用意されている。計算の結果、基地局内の全ての無線リンクセットのための、上述の表2と似た表(制御パラメータ毎に一行)が得られる。セルに対する制御パラメータの1つが変化した際には、表全体ではなく、そのパラメータに対応する表を再計算すれば足りる。
【0050】
(制御パラメータ決定の第2の準静的モード)
第2の準静的モードにおいて、同期非同期検出のための制御パラメータは、基地局内のセルに対する何らかの制御パラメータが変化する毎に計算/再計算される。計算は機能106によってBS内の可能性のある無線リンクセット毎、すなわち、無線リンクセットをサポートしうるセルの組み合わせ毎に実施される。ここで用いられるように、”可能性のある無線リンクセット”は、1つの無線リンクセットをサポートしうる、基地局内の1つ又はそれより多い任意のセルの組み合わせに対する総称である。3つのセル(例えば、セルA、セルB及びセルC)を有する基地局を考えると、各制御パラメータについて機能106による計算が実施され、表6に似た表が生じる。別のモードと同様、セルについての1つの制御パラメータが変化した場合、表の全てではなく、そのパラメータに対応する表を再計算すれば足りる。
【0051】
【表6】
【0052】
図6Cは第2の準静的モードに対する機能106に関する所定の基本ステップ又は動作を図示する。動作6C−1のように、制御パラメータ機能106は、変化が起きたか、例えば、ソフターハンドオーバコンバイナ部100で取り扱いされる特定の無線リンクセットの構成に変化が生じたか、又はあるセルに対する制御パラメータの1つが変化したかを確認する(例えば、判別するか、通知される)。動作6C−1として、セルについての制御パラメータの1つが変化したと判定された場合、動作6C−2のように、機能106は、可能性のある無線リンクセットに対する制御パラメータを決定(例えば、計算)する。可能性のある無線リンクセットに対する新しい制御パラメータは、表7にリストされたi)からiv)のいずれか1つの方法に従って決定することが可能である。
【0053】
【表7】
【0054】
動作6C−3のように、機能106は、アクティブな無線リンクセットのいずれかが、変化した制御パラメータを有するセルのいずれかでサポートされているかを判定する。動作6C−3の判定が否であれば、本質的に何も変化しない。しかし、動作6C−3の判定が是であれば、動作6C−4のように、機能106は影響を受けるアクティブな無線リンクに対し、新しい制御パラメータを設定する。
【0055】
同様に、動作6C−1として、無線リンクセットが確立されたか、無線リンクセットに対して無線リンクが追加もしくは除去されたと判定された場合には、動作6C−4が実施される。機能106は、新しい、又は構成の変化した無線リンクセットに対し、表6に格納された、以前に計算された制御パラメータを用いる。しかし、表6からどの特定な値が用いられるかは、どのセルがその無線リンクセットをサポートするかに依存する。換言すれば、各制御パラメータについて、そのパラメータに対して表6中の新しい行が選択され、行の選択はどのセルがその無線リンクセットをサポートしているかに依存する。従って、動的モードにおいても第2の準静的モードにおいても、アクティブな無線リンクセットのために用いられる制御パラメータは、無線リンクセットの構成に依存する。
【0056】
上述の方法は、基地局内の任意のセルに対する制御パラメータの値が変化した場合、上述した方法に従って制御パラメータを再計算することによって適用可能となる。
【0057】
(制御パラメータ決定の組み合わせモード)
組み合わせモードにおいては、上述の方法a)、b)、c)、1)、2)、3)、i)、ii)及びiii)の任意の組み合わせを、3GPP TS25.214に記述される制御パラメータのような制御パラメータを決定するのに用いられる。例えば、制御パラメータN_OUTSYNC_INDは動的モードを用いる機能106によって生成又は決定される。一方、他の制御パラメータは第1の準静的モードを用いて生成又は決定される。しかし、このような組み合わせを生成する際には、時刻T_RLFAILURE内で連続同期を示すN_INSYNC_INDを受信できるように、パラメータT_RLFAILUREとT_RLFAILUREとに密接な関係が存在していることが必要である。さもなくば、タイマR_RLFAILUREはゼロに成り得る。好ましくは(しかし必須ではない)、N_INSYNC_IND及びT_RLFAILUREは本発明の同一のモードによって設定される。
【0058】
図7は、非限定的な様態で、本発明の代表的かつ非限定的な実施形態による例示的な基地局(BS)ノード28のさらなる詳細を示す。図7の実施形態において、基地局(BS)ノード28は、基地局(BS)ノード28の他の構成要素を相互接続する役目を果たすスイッチ220を有する交換型(switched-based)ノードである。このような他の構成要素は拡張端子(extension terminal)222、BS主プロセッサ240及びインタフェース基板242を含む。拡張端子(ET)222は基地局(BS)ノード28を無線ネットワークコントローラ(RNC)26に接続詞、それによってIubインタフェースを構成する。少なくとも一部の実施形態において、拡張端子(ET)222は、セルの異なるプロトコルに関して、多重化及び多重分離及び(オプションで)待ち行列に入れる機能性を含むことが可能である。
【0059】
加えて、基地局はソフターハンドオーバ及び同期機能99を司る。上述の通り、ソフターハンドオーバ及び同期機能99はソフターハンドオーバ部100、同期非同期検出器102及び制御パラメータメモリ104を含む。ソフターハンドオーバ及び同期機能99は(図7に示すように、スイッチコア120に接続されて)別個の装置として含まれても良い。代わりに、ソフターハンドオーバ及び同期機能99は、基地局を構成する他の好適な装置又は基板に含まれても良い。例えば、他の実装において、1つ又はそれより多いソフターハンドオーバ及び同期機能99が基地局の他の場所、例えばデータ処理及び制御部37や、例えば主プロセッサ240の内部に含まれるようにすることも可能である。しかし、1つ又はそれより多いこれらの機能は、他の実施形態において、別個のハードウェア回路を用いたり、ソフトウェア機能を適切にプログラムされたディジタルマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータとともに用いたり、特定用途向け集積回路(ASIC)及び/又は1つ又はそれより多いディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を用いるなどの他の方法によって実施されても良いことを理解すべきである。
【0060】
図7に示される基地局(BS)ノード28の実施形態は複数のサブラックを有するラックに収容される。各サブラックはそれに実装された1つ又はそれより多い基板、例えば回路基板を有する。第1のサブラック250は、拡張端子222、BS主プロセッサ240及びインタフェース基板242の各々のための基板を含んでいる。インタフェース基板242の各々は、他のサブラック上の基板、例えば送信機基板260の1つ又は受信機基板270の1つと接続される。各受信機基板270は、対応する送信機基板260内の所定の送信機/受信器リソースを共有するため、増幅器及びフィルタ基板280の対応する1つと接続されている送信機基板260と接続される。増幅器及びフィルタ基板280は適切なアンテナに接続される。例えば、インタフェース基板2421-Tは送信機基板2601に接続され、一方インタフェース基板1-Rは受信機基板2701に接続される。送信機基板2601及び受信機基板2701は交代で増幅器及びフィルタ基板2801に接続される。同様の接続は、それぞれインタフェース基板2422-Tとインタフェース基板2422-Rをインタフェースする送信機基板2602と受信機基板2702の第2の組み合わせに対しても存在する。このようにして、図2の各送受信機38の各々は、送信機基板260、受信機基板270及び増幅器及びフィルタ基板280を含むサブラックを有する。
【0061】
一実施形態において、基地局(BS)ノード28は、様々なATMインタフェース機能を実行するインタフェース基板260を有するATMベースのノードである。送信機基板260及び受信機基板270の各々は、いくつかの装置を有する。例えば、各送信機基板260は対応するインタフェース基板242、符号化器、変調器及びベースバンド送信機に接続されるインタフェースといった図示されない要素を含む。さらに、送信機基板260は、受信機基板270と共有する、無線周波数送信機を含む送信機/受信機ソースを含む。各受信機基板270はその対応するインタフェース基板242、復号化器、復調器及びベースバンド受信機等に接続されるインタフェース等の図示しない要素を含む。各増幅器及びフィルタ基板280はMCPA及びLMA増幅器と言った増幅器を含む。
【0062】
図8は、本発明の、例示的かつ非限定的なRNCノード26のいくらかの詳細を示す。図8のRNCノード26がスイッチ120を有する交換ベースのノードであることは良くあることである。スイッチ120はRNCノード26の他の構成要素を互いに接続する役目を果たす。そのような他の構成要素には、拡張端子1221から122nまでのみならず、拡張端子124が含まれる。121nから122nまでの拡張端子は、基本的にRNCノード26をRNCノード26によってサービスを提供される基地局ノード28に接続する機能を果たし、拡張端子124はRNCノード26をIuインタフェースを横断してコアネットワークへ接続する。
【0063】
RNCノード26のさらに別の構成要素はダイバーシチハンドオーバ部126、コーデックス(codex)130、タイミング部132、データサービスアプリケーション部134、及び主プロセッサ140を含む。図5Aの実施形態について、無線リンクセットに対する制御パラメータを決定するための機能106Aは、例えば主プロセッサ140内に配置されても良い。
【0064】
本明細書において様々な意味で用いられているように、”アルゴリズム”という語は、コンピュータプログラム形式のアルゴリズムであるものとして厳格に制限解釈される訳ではない。例えば、”同期非同期検出アルゴリズム”と言う語は、同等の目的を達成するための幅広く任意の技術又は構成を参照し、個々のハードウェア回路、ASIC、DSP等を含む。
【0065】
本発明を現時点で最も現実的かつ好ましいと考えられる実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は開示された実施形態に限定されるべきものではなく、むしろ添付された特許請求の範囲の精神及び範囲を含むことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を好適に実施可能であろう移動通信システムの例を示す図である。
【図2】 ユーザ装置ユニット(UE)との接続設定において、図1のシステムに対するRNCの役割割り当て例を示す図である。
【図3】 ユーザ装置ユニット(UE)との接続の一連のハンドオーバ後のRNCの役割割り当て例を示す図である。
【図4】 無線アクセスネットワークにおける、無線リンク及び無線リンクセットの例を示す図である。
【図5A】 本発明の第1の実施形態による例示的な基地局ノードの一部を示す図である。
【図5B】 本発明の第2の実施形態による例示的な基地局ノードの一部を示す図である。
【図5C】 本発明の第3の実施形態による例示的な基地局ノードの一部を示す図である。
【図6A】 制御パラメータ決定の動的モードにおいて実行される所定の基本ステップ又は動作を示すフローチャートである。
【図6B】 制御パラメータ決定の第1の準静的モードにおいて実行される所定の基本ステップ又は動作を示すフローチャートである。
【図6C】 制御パラメータ決定の第2の準静的モードにおいて実行される所定の基本ステップ又は動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施形態によるATMベースの基地局ノードの例を示す模式図である。
【図8】 本発明の一実施形態によるRNCノードの例を示す模式図である。
【図9】 本発明によって用いられる同期非同期検出アルゴリズムに関する、様々な状態及び状態遷移を示す状態図である。
Claims (45)
- 同期非同期検出アルゴリズム(102)を制御するための制御パラメータを得るステップを含む、電気通信システムの無線アクセスネットワークに用いる方法であって、
前記制御パラメータが、ソフター合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用に、対応するセル単位のパラメータから得られ、
前記制御パラメータは、ソフター合成された無線リンクの各セットに対して独自に設定されることを特徴とする方法。 - 合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期検出アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータが、基地局(28)内の合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)の個々の無線リンクのセルの、対応するセル単位のパラメータから得られることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記制御パラメータが、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期検出アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータが、前記基地局内の全てのセルの、前記対応するセル単位のパラメータから得られることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 前記制御パラメータが、請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の方法に従って得られることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期検出アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータが、基地局内の任意の可能性のある無線リンクセットの、前記対応するセル単位のパラメータから得られることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項12記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項12記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項12記載の方法。
- 前記制御パラメータが、請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項12記載の方法。
- 合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期検出アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータが、請求項2、請求項7及び請求項12のいずれかに記載の方法の組み合わせを用い、前記対応するセル単位のパラメータから得られるパラメータによって、個々に制御されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項17記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項17記載の方法。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項17記載の方法。
- 前記制御パラメータが、請求項18乃至請求項20のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項17記載の方法。
- 移動ユーザ装置ユニットとの接続の受信品質を判定する同期非同期検出器(102)を含む電気通信システムの無線アクセスネットワーク内の装置であって、
前記同期非同期検出器に用いられる制御パラメータを決定する制御パラメータ決定機能(106)を有し、
前記制御パラメータ決定機能が、ソフター合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記制御パラメータを、対応するセル単位のパラメータから決定し、
前記制御パラメータは、ソフター合成された無線リンクの各セットに対して独自に設定されることを特徴とする装置。 - 前記制御パラメータ決定機能が、合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期検出器を制御するための前記制御パラメータを、基地局(28)内の合成された複数の無線リンク(無線リンクセット)の個々の無線リンクのセルの、対応するセル単位のパラメータから得ることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項23記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項23記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項23記載の装置。
- 前記制御パラメータが、請求項24乃至請求項26のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項23記載の装置。
- 前記制御パラメータ決定機能が、合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータを、前記基地局内の全てのセルの、前記対応するセル単位のパラメータから得ることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項28記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項28記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項28記載の装置。
- 前記制御パラメータが、請求項29乃至請求項31のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項28記載の装置。
- 前記制御パラメータ決定機能が、合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータを、基地局内の任意の可能性のある無線リンクセットの、前記対応するセル単位のパラメータから得ることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項33記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項33記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項33記載の装置。
- 前記制御パラメータが、請求項34乃至請求項36のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項33記載の装置。
- 前記制御パラメータ決定機能が、合成された複数の無線リンクのセット(無線リンクセット)用の前記同期非同期アルゴリズムを制御するための前記制御パラメータを、請求項23、請求項28及び請求項33のいずれかに記載の方法の組み合わせを用い、前記対応するセル単位のパラメータから得ることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最大値を取得することによって得られることを特徴とする請求項38記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの最小値を取得することによって得られることを特徴とする請求項38記載の装置。
- 前記制御パラメータが前記対応するセル単位のパラメータの加重又は非加重平均値を取得することによって得られることを特徴とする請求項38記載の装置。
- 前記制御パラメータが、請求項39乃至請求項41のいずれかに記載の方法に従って個々に得られることを特徴とする請求項38記載の装置。
- 前記同期非同期検出器が前記無線アクセスネットワークの基地局に設けられていることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータ決定機能が前記無線アクセスネットワークの無線ネットワークコントローラ(RNC)ノード(26)に設けられていることを特徴とする請求項22記載の装置。
- 前記制御パラメータ決定機能が、前記無線アクセスネットワークの基地局(28)に設けられていることを特徴とする請求項22記載の装置。
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