JP4667842B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
関連特許
本出願は、先行出願した、現在同時係属中の、「グラフィックインターフェースアンチクリッピングカラー画像修正」についての米国特許出願シリアル番号10/277,384(出願日2002年10月21日)の一部を継続するものである。この先行出願に基づく適切な優先権を主張する。
発明の背景および概要 序文
本発明は、選択したカラー画像の印刷前(pre-printing),複数パラメータ,アンチクリッピング(anti-clipping)カラー補正を、ユーザによって実行できるようにする、コンピュータをベースとするシステムおよび方法に関するものである。より具体的には、本発明は、グラフィックインターフェースを通してユーザに制御されて動作するシステムおよび方法に関するものである。なお、このグラフィックインターフェースは、このような画像の印刷を制御するために採用されるプリントドライバが提供するものである。ここでいう「発明」は、多数の開示がなされた、認識可能な実施形態および熟練の方法を含む複数の意味を有している。
コンピュータおよび簡便なコンピュータ処理が、人々の日常生活に次第に恒常的に関与するようになっており、それによって写真画像処理などの自分で出来るカラー画像処理に対する関心が急速に高まってきている。実際、コンピュータを簡単に使える知識の普及により、非常に質素で簡単なカラー処理のみでなくそれ以上のことを自分で実行し、実際に、色調クリッピングの混乱や不出来を避けるための難しい「学習段階(learning curve)」を経る必要なく、非常に高レベルの処理を実行したいという個人の要望が増してきている。
ここに開示する本発明は、特にその最良モード構成において、高レベルのカラー画像処理を実行することについてのユーザの目下高まりつつある関心について、簡単で、汎用性があり、精巧な環境を効果的に提案し、カラーおよび/または色調スケールクリッピングなどの望ましくない不出来を抑制するものである。このようなクリッピングは、キーカラーパラメータが許容可能な強度値範囲(コンピュータスケール範囲0−255)外となるピクセル値を生成する場合に生じるものであり、あまりにも簡単かつ不意に発現する可能性がある。なぜなら、様々な、カラーに影響を及ぼすパラメータは、相互に関連しており、複雑に、相互拡大的に(cross-magnifying)、かつ、時には分かり難く相互依存しているからである。
本発明のシステムおよびそれに関連する方法の好ましい形態および最良モードによると、本発明は、カラー画像印刷設定を提供するものであり、ユーザに対して、プリントドライバのグラフィックインターフェース内に、一群の異なる仮想スライダ(virtual-slider)、すなわち、スライダ調整のどのような形態に対しても、上記したような種類のクリッピングが生じる可能性のない、「広範囲の」パラメータ値調整を可能にするカラーパラメータ制御器を提供するものである。これらの制御器または制御は、ここでは値調整器、変更値カラー制御、カラー調整制御およびカラーパラメータ制御とも呼ばれる。適応される特定のパラメータには、(1)レッドオフセット(ΔR)、(2)グリーンオフセット(ΔG)、(3)ブルーオフセット(BΔ)、(4)彩度(c)(サチュレーション)、(5)明度オフセット(ΔL)および(6)ガンマ(G)(コントラスト)が含まれる。仮想スライダを具体的に示したが、様々な仮想型の補正制御器を同じように使用してもよい。さらに、ドライバは、ユーザに、プレビューサブ画面を提供する。このプレビューサブ画面に、処理および印刷のために選択した画像のオリジナルの全ピクセル版の限定ピクセル総数サブサンプル(limited-pixel-count sub-sample)が表示される。
これらの制御器により、0〜100の正の入力範囲内で、関連付けられたパラメータ値調整を、プレビュー画像サブサンプルにおいて視覚的に行える。この範囲は、後で説明するように、0〜255の従来のコンピュータスケール範囲またはこのスケール範囲の少なくとも一部に対して数式で関連付けられている(equation-related)。上記0〜100の入力範囲は、わかり易くて便利なように、本発明の最良モードの実施用に選択されている。しかしながら、当業者は、異なる制御器スケールを採用してもよいことを確実に認識するであろう。各パラメータについて、関連付けられている入力およびコンピュータスケール範囲は、いずれの場合にも線形性であるというわけではないが、定義され、補正されたパラメータコード値範囲と直接的に関連しており、この範囲内から、本発明に基づいて作成されるプレビュー画像サブサンプルの評価補正(assessment-modification)のために、出力ピクセル値が計算される。ガンマパラメータ以外の全てのパラメータが、線形性の範囲関係を有する。パラメータのための制御器スライダが0〜100の入力範囲に渡って「動かされる」につれて、(制御器からの)新しいパラメータ出力値がこの動きに連動し、関連付けられたパラメータコード値範囲から値が得られる。計算された関連するカラー変更が、画像サブサンプルに表示される。
全ての言及した6つのパラメータのうち、最も有害なクリッピング問題に関連しているのは彩度パラメータである。それゆえ、本発明の実施では、既述の6個のパラメータ全てを集合的に処理する結果として生じる最終的なピクセル出力強度値を生成する前に、特別な予備的な方法(preliminary manner)(第1段階の処理(first level attention))で、このパラメータの調整を行う。彩度値を、以下に説明し図示するように、まず、レッド、グリーンおよびブルーの3色のそれぞれに対する特別な3×3数学的マトリックスにおいて処理する。このマトリックスは、予想されるカラーサチュレーションを増加または減少する彩度ユーザ設定のニュートラルカラー(neutral colors)を保持している。
次に、これらのマトリックス処理した彩度値は、(本発明の異なる2つの実施形態に基づく)異なる2つの方法のどちらかを用いて、ここでは漸近的管理方法(asymptotic-like governance manner)と呼ばれる特別なアンチクリッピングアルゴリズム(または機構)で他の5つのパラメータ値と適切に「組み合わされる」(第2段階の処理(second level attention))。このアンチクリッピングアルゴリズム(または機構)は、アルゴリズム出力ピクセル値を、0〜255の所望のコンピュータスケール範囲を上回らないように制御する。
従って漸近的限定機構としての機能を果たすこのアルゴリズムにより、出力パラメータ値は、0〜255範囲限度に円滑に近づき、これに達することはあっても、これを上回ることはない。本発明の上記の2つの異なる実施形態の1つでは、選択されマトリックス処理された彩度値が、単純かつ直接的に、上記したアルゴリズムの一部を形成する2つの異なる「引き数」の項として挿入される。他の実施形態では、このような選択されマトリックス処理された彩度値は、上記した2つの「引き数」と同様に、(アルゴリズムにおいて2度現れる)新しい3次式の項の構成要素として挿入される。このことは、最初に言及したアルゴリズム実施形態では採用されていない。この追加された3次式の項は、アルゴリズム処理時間を僅かに増加させることになるものの、最終的なアルゴリズム出力値が漸近的に変化する様子を強調するために、特定の場合においては有効である。言及したマトリックスおよびアルゴリズムは、出力制御機構を集合的に構成する。
画像調整/修正作業時に、制御器出力パラメータ値の各設定を、計算によって、プレビューサブ画面に表示された画像に適用する。なお、このプレビューサブ画面は、プリントドライバが、関連付けられているグラフィックユーザーインターフェースに提供するものである。このような値が適用されると、パラメータが変更された後の予測される効果をユーザに知らせるため、プレビュー画像のカラー特性が変更される。
このようにして表示された補正後のサブサンプル画像の見映えにユーザが満足したら、制御器スライダをそのときのそれらの位置に固定したままにし、アンチクリッピングアルゴリズムを他の目的のために採用する。より具体的には、この他の目的とは、満足したユーザが印刷命令を発するときに生じるものである。このことが生じるとき、3色用の演算時間を短縮する適切な一次元のルックアップテーブルが生成される。このことは、各色の1セットの出力値を、選択したコード値数の範囲(例えば、−250から+500まで)に渡って、順次計算するために、アンチクリッピングアルゴリズムを採用することによってなされる。なお、上記1セットの出力値は、アルゴリズム中の構成変数(constituent variables)の1つを進める(stepping)こと(すなわち入力(input))の結果として生じるものである。これらの範囲数は、それぞれ、彩度マトリックス出力値の(アルゴリズム中の)上記場所に、任意の代数(arbitrary surrogate)として存在している。任意のカラーのためにこのように計算されたアルゴリズム出力値は、アルゴリズム「入力(input)」値Xnに対するこのピクセルカラーのための補正出力値がYnであることを効果的に「提示する」。これらの計算されたアルゴリズム出力値は、ルックアップテーブルを形成する。これらの値は、当然、ユーザが予め決めておいた適切なΔR、ΔG、ΔB、ΔLおよびG制御器値を直接考慮したものである。(上記したように、所望のΔR、ΔG、ΔB、ΔLおよびG制御器値は、ルックアップテーブル生成の期間は一定のままである)。
このように作成されたルックアップテーブルによって、完全なオリジナル画像(全ピクセル)は、彩度マトリックスと、カラールックアップテーブルとの双方を効果的に通過する(run through)。このとき、彩度マトリックスは、仮想スライダーパラメータ制御器の評価動作の間に確立された、予め事前設定された彩度パラメータ値(c)を採用する。この「通過する(run-through)」情報は、最終的なカラー補正画像出力印刷のために、適切な印刷デバイスの印刷制御器へ送信される。
このように、本発明は、コンピュータをベースとするプリントドライバ制御されたシステムおよび方法であって、プリントドライバのグラフィックインターフェースにおいて、(1)レッド、グリーン、ブルーおよび/または明度オフセット、(2)ガンマ(コントラスト)、および、(3)彩度(サチュレーション)を変化させるための仮想制御器(例えば、「掴み調整(grab-and-adjust)」操作可能なスライダ)を、ユーザに提供するシステムおよび方法論を提供する。プリントドライバは、さらに、画像プレビューサブ画面を提供する。この画像プレビューサブ画面において、パラメータ評価の予測される効果を観察できる。
事前マトリックス彩度調整の関係では、全ての他のパラメータ変化値は、最終的にピクセル毎に、カラーおよび/またはトーンスケールクリッピングを避けるために、漸近的な方法で処理される。これらの最終値は、レッド、グリーンおよびブルーの3色に関する上記した3つの一次元ルックアップテーブルの効果的な形態において使用するために準備される。印刷前に、ドライバが提供したプレビュー画像サブ画面に、ユーザが実施したカラー補正(修正)が表示される。これにより、当然、ユーザは、印刷を始める前に、印刷されることとなる画像の予測される「補正された」結果を簡単に是認できる。ユーザがこのようなプレビューのなんらかの点が望ましくないと気づいたら、ユーザは、本発明に基づいてプリントドライバグラフィックインターフェースが提供する仮想制御スライダを介して、補正制御を繰り返し続けてもよい。このように、本発明は、ユーザによるクリッピングの無い対話型決定およびカラー補正の手段を提供する。
以下に続く説明的なテキストおよび図では、特定の語句および記号を以下のように使用する:
R−オリジナル画像レッドピクセル値
G−オリジナル画像グリーンピクセル値
B−オリジナル画像ブルーピクセル値
R’−彩度マトリックス処理されたレッドピクセル値
G’−彩度マトリックス処理されたグリーンピクセル値
B’−彩度マトリックス処理されたブルーピクセル値
ΔR−スライドバー制御器で変更されたレッドオフセットピクセル値
ΔG−スライドバー制御器で変更されたグリーンオフセットピクセル値
ΔB−スライドバー制御器で変更されたブルーオフセットピクセル値
ΔL−スライドバー制御器で変更された明度オフセットピクセル値
G−スライドバー制御器補正されたガンマピクセル値
c−提供された仮想彩度パラメータスライドバー制御器を使用することによって生じ、数学的な彩度マトリックスへ供給され、この数学的な彩度マトリックスにおいて処理される、調整されたレッド、グリーンまたはブルー彩度値
Input−漸近的なアンチクリッピングアルゴリズムへ供給され、この漸近的なアンチクリッピングアルゴリズムにおいて処理される、レッド、グリーンまたはブルーの彩度マトリックス処理されたピクセル値
本発明のシステムおよび方法により提供されるこれらおよび他の重要な特徴および利点は、添付の図に関するこれらについての以下の説明によって、より完全に明らかとなるであろう。
図の簡単な説明
図1は、本発明に基づいて構成した好ましいシステムと、このシステムが提供する方法を実行する好ましい手法との双方を示す、適切にテキストを付けたブロック/概略図である。
図2は、パラメータ調整作業と関連する制御器および出力コード値範囲を示す表(表I)を示している。
図3は、ユーザが実行した彩度パラメータ値変更に対応するために、本発明の第1の方法(primary manner)に基づいて使用される、ここでは数学的な彩度マトリックスと呼ばれる表(表II)を示す図である。
図4は、アンチクリッピング漸近的処理アルゴリズムの一実施形態を説明するさらに他の表(表III)を示している。なお、このアルゴリズムは、選択された印刷可能なカラー画像に関連する、カラーに影響を及ぼす複数のパラメータのうちの選択した1つをユーザが実行することに基づいて、最終的なピクセル強度値を作成するときに採用されるものである。
図5は、アンチクリッピング漸近的処理アルゴリズムの他の実施形態を説明するさらに他の表(表IV)を示す図である。なお、このアルゴリズムは、図4のアルゴリズムに関して、アルゴリズムの特定の漸近的な変化を増強するために使用される一組の3次式の項を含むように変更したものである。
発明の詳細な説明
図に戻って、まず図1を参照すると、ここには、全体に10で示すコンピュータをベースとするシステムと、関連する方法とが示されている。このシステムと関連する方法とにより、ユーザは、印刷可能なカラー画像と関連する、カラーに影響を及ぼす複数のパラメータを、選択的に操作および補正できる。図1に示すように、システム10は、デジタルコンピュータ12(一点鎖線で断片的に示す)と、印刷デバイス13(破線で示す)とを備えている。なお、この印刷デバイス13は、本発明の実施に基づいてユーザによってパラメータ補正されたカラー画像を最終的に印刷するものである。コンピュータ12に、例えばカラー画像作成および/または運用アプリケーション14がインストールされている。このカラー画像作成および/または運用アプリケーション14には、オリジナルカラー画像16が収容されている。なお、オリジナルカラー画像16は、(選択された)出力印刷のために印刷デバイス13へ最終的に送信されるものである。
コンピュータ12のアプリケーション14と関連付けられているのは、プリントドライバ18である。このプリントドライバ18は、選択したカラー画像(例えば、画像16)に関して、複数の異なる重要な、カラーに影響を及ぼすパラメータのユーザ補正を提供し、許可するように本発明に基づいて構成されている。プリントドライバ18が、画像16を印刷するための準備に関連する使用のために起動されている場合、このドライバは、コンピュータと関連する表示画面にグラフィックインターフェースを表示する。このインターフェースは、プレビュー画像サブサンプラー19およびプレビューサブ画面20を提供する。このプレビューサブ画面20により、ユーザは、最終的に印刷される画像(画像16から生じる)が印刷されたらどのようになるのかを非常に正確に見ることができる。画像サブサンプラーは、フルピクセル総数R,G,B画像データパッケージを、画像16から受け取り、より低いピクセル総数R,G,Bサブサンプル画像データパッケージを、サブ画面20と、これから説明するプリントドライバにある仮想パラメータ制御器の特定セットとに表示する。本発明では、プリントドライバ18も、そのグラフィックインターフェースに、彩度(c)制御器22、レッドオフセット(ΔR)制御器24、グリーンオフセット(ΔG)制御器26、ブルーオフセット(ΔB)制御器28、明度オフセット(ΔL)制御器30およびガンマ(G)制御器32を含む、仮想(スライダ)制御器(ここでは合計6個)のこのちょうど言及したセットを表示する。彩度制御器はカラーサチュレーションに関連し、ガンマ制御器はコントラストに関係している。
図1からわかるとおり、これらの仮想スライダ制御器のそれぞれは、コントローラ範囲値0以上100以下の全体にわたって調整できるスライダ(例えば制御器22におけるスライダ22aを含んで表示されている。これらのスライダは、スライダを掴み、表示された値の目盛に沿って上下に動かすためにマウスなどを用いる全く従来の方法によって使用できる。
さらに、図1に示すように、プリントドライバ18は、3つの付加的な要素、すなわち、数学的なソフトウエア彩度マトリックス34と、アンチクリッピング漸近的処理アルゴリズム36と、まもなく説明するような3つの一次元ルックアップテーブルを作成するための適切なソフトウエア構造38とを備えている。マトリックス34およびアルゴリズム36は、本発明に基づいて特別に構成されている。ソフトウエア38の構成は、従来どおりである。
コンピュータ12の領域内で、作成された画像サブサンプルは、プレビューサブ画面20と上記した6個の仮想スライダ制御器との双方に、レッド、グリーン、ブルーのピクセル値(R、G、B)を提供する。ユーザは、まもなく説明するように、彩度制御器22を用いて、ピクセル彩度値(c)を変更できる。この彩度制御器22は、変更された彩度値を、彩度マトリックス34へ供給する。この彩度マトリックス34は、マトリックス処理されたレッド、グリーンおよびブルー彩度ピクセル値(ここでは、R’、G’、B’と呼ぶ)を、アンチクリッピングアルゴリズム36へ供給する。レッド、グリーンおよびブルーオフセットスライダー制御器は、ユーザが変更したカラーオフセットピクセル値ΔR、ΔG、ΔBを、それぞれに関連付けられているスライダ制御器から、アンチクリッピングアルゴリズムへ直接供給する。さらに、明度オフセットおよびガンマスライダー制御器は、補正された明度およびガンマピクセル値、ΔLおよびGを、図示するように、アンチクリッピングアルゴリズムへ供給する。
ピクチャカラー修正のための評価時にアルゴリズム36による処理を介して作成された新しいピクセル出力値は、プレビューサブ画面20へ直接供給される。ここで、ユーザは、カラーパラメータの所望の調整について判断する。
図1に記載されているものの最後の説明として、印刷デバイス13は、通常のプリント制御器13aと通常のマーキングエンジン13bとを備えている。マーキングエンジン13bは、印刷のために起動されると、本発明に基づいて、カラー修正または補正されたオリジナルカラー画像16のハードコピー版40を印刷する。
本発明の実施によると、カラー画像16などのオリジナルカラー画像が印刷用に選択されており、プリントドライバグラフィックインターフェースにあるプレビューサブ画面20内でユーザが観察するように、サブサンプル形状で表示されている場合、ユーザが決定する適切な調整を、彩度、レッドオフセット、グリーンオフセット、ブルーオフセット、明度オフセットおよびガンマピクセル値に対して選択的に行うために、ユーザは、この同じインターフェース内から6個のスライダ制御器の1つ以上を選択的に操作する。行われた調整が、サブ画面20に表示される。
図1に基づいて考察したとき、図2は、一般的に、制御器22〜32の仮想スライダの操作が、関連する範囲内の出力制御コード値をどのように生成するかを示している。特定のカラーオフセット制御器の(24,26,28)それぞれに関連して、0〜100の制御器範囲にわたって関連付けられているスライダの動きは、線形的かつ直接的に、出力カラーオフセット値を、等式:出力値=スライダ設定−50に基づいて生成する。従って、63のオフセットスライダー設定は、(コードスケール範囲0〜255の範囲内で)13の出力値を生成する。
明度オフセット制御器スライダの動きは、等式:出力値=スライダ設定−50に基づいて出力値を生成する。従って、81の明度スライダ設定は、(コードスケール範囲0〜255の範囲内で)31の出力値を生成する。
彩度スライダの動きは、等式:出力値=スライダ設定/50に基づいて決定される出力値を生成する。従って、75の彩度スライダ設定は、1.5の出力値を生成する。
最後に、ガンマスライダーの動きは、等式:出力値=150−2.3(スライダ設定)+0.01(スライダ設定)に基づいて計算された出力値を生成する。従って、10のガンマスライダー設定は、128の出力値を生成する。
本発明の目的は、ユーザがどのような特別なカラーパラメータ値の変更を選択しようとも、事実上、全ての値の変更が入力された後、0〜255のコンピュータスケール範囲外となる最終的な出力ピクセル値がないことを確実にすることである。
ユーザが、6個の制御器の数個または全ての仮想スライダを操作するとき、制御器は、適切な出力コード値を、上記等式に基づいて生成する。制御器24,26,28,30,32によって提供される値は、アンチクリッピングアルゴリズム36へ直接供給される。しかしながら、制御器22が作成し送信する出力コード値は、彩度マトリックス34を介して、アンチクリッピングアルゴリズムへ間接的に供給される。彩度マトリックスから得られる、修正された彩度値がアンチクリッピングアルゴリズムへ供給される。
制御器22からの出力彩度値を処理する数学的な彩度マトリックスは、図3の表IIに完全に表示されている。表IIに示した、すでに説明したようなマトリックスでは、値「c」が、制御器22からマトリックスへ供給される、調整された彩度出力値である。マトリックスから得られる出力R’、G’およびB’値を、表IIの文字R’、G’、B’を含む括弧内に示す。本発明の実施によると、本発明のシステムが、アンチクリッピングアルゴリズム36によって当該アルゴリズム内で、新しい出力ピクセル値を生成するように動作する前に、彩度マトリックス34は、ユーザによって実行された彩度値変化に対して作用する。
図4の表III(色レッドについて具体的に示す)は、漸近的なアンチクリッピングアルゴリズムの一実施形態を示す。この実施形態は、ピクセル毎に新しいピクセル値を生成するために、受け取ったR’、G’、B’、ΔR、ΔG、ΔB、ΔLおよびGに対して作用する。なお、新しいピクセル値は、将来的に印刷可能なカラー画像の表示特性を変更するものである。アンチクリッピングアルゴリズムは、図4におおいて色レッドについて具体的に示されているが、全く同じアルゴリズム処理を、他の各2色に対して行ってもよい。以上のように、マトリックス処理されたR’、G’、B’値を、示されたアルゴリズムの一部を形成する2つの異なる「引き数」、すなわち表IIIに示した数式におけるINPUTへ挿入する。
図5の表IV(これも、色レッドについて具体的に示すものである)は、漸近的なアンチクリッピングアルゴリズムの他の実施形態を示す。このアルゴリズムは、ピクセル毎に新しいピクセル値を生成するために、受け取ったR’、G’、B’、ΔR、ΔG、ΔB、ΔLおよびGに対して作用する。なお、新しいピクセル値は、将来的に印刷可能なカラー画像の表示特性を変更するものである。アルゴリズムのこの実施形態では、マトリックス処理されたR’、G’、B’値が、アルゴリズム内に含まれる2つの三次式の項に挿入(INPUT)される。
本発明の実施によると、仮想制御器22〜32が動作することによって、図1に示したアルゴリズム36によって作成した全ての新しい出力ピクセル値は、必ず0〜255の従来のコンピュータ値範囲内となる。カラーまたは色調スケールクリッピングは生じない。
ユーザは、プレビューサブ画面20において、これら新しい値の入力に応じて変更された画像を見て、変更のなんらかの点に満足していなければ、表示された印刷可能な画像が満足のいくものであることを観察するまで、仮想制御器の1つ以上を再使用して、繰り返し変更を修正してもよい。
その状況に達したら、プリント命令は、既に説明したレッド、グリーンおよびブルールックアップテーブルを作成すること、および、その後の、彩度マトリックス、および、準備したルックアップテーブルによって、印刷用の最終的な修正された出力ピクセル値を生成するために、完全なオリジナル画像の処理を含む一連の活動を開始する。これらのテーブル値は、プリント制御器13aに対して、適切に提供される。その後、このプリント制御器13aは、図1に40で示す印刷された補正された画像を作成するために、マーキングエンジン13bを動作させる。この一連の活動を、三点鎖線の矢印によって図1に示す。
これにより、本発明は、プリントドライバのグラフィックインターフェース内から、印刷されるものとして提案されたカラー画像に、本質的なカラーパラメータ操作を行える、非常に簡単だが、非常に精巧なアンチクリッピング保護方法をユーザに提供する。
最終的なピクセル出力値がどのように処理されるかについて、様々な具体的な方法を使用できるが、ここに提案したように、少ないピクセル総数サブサンプル画像のカラー評価に関連する上記した計算に基づいて、一次元ルックアップテーブル、すなわち、レッド、グリーン、および、ブルーの3色に対してそれぞれ1つのテーブルを使用することにより、全体的なコンピュータ処理時間を最短化する非常に簡単な方法を提供できる。
図示して説明したように、変更された彩度値に対して、彩度マトリックスプロセスを事前に適用しておくことによって、他のパラメータとどのように組み合わさるかに関して非常に感度の高い変数が、望ましくないクリッピングを起こす干渉を防止できる。アンチクリッピング漸近的アルゴリズムの最終的なプロセス動作は、スライダ制御器のユーザ操作により作成されてもよい他の新しいパラメータ値とともに、マトリックス処理された彩度値に関してのみ生じる。
ここでは非常に特別な最良モードのアンチクリッピングアルゴリズムについて特に図示し、説明してきたが、同様に「漸近的に機能する」アルゴリズムの様々な補正された形態を使用することも全く可能である。また、最終的な補正された画像の組み合わせ(assembly)は、ここで説明したように、効率化のためにルックアップテーブルによってなされているが、より好ましい組み合わせが達成されるアプリケーションであってもよい。例えば、ピクセル毎の計算に基づくものであってもよい。さらに、異なる特定のコード値スケール範囲を、本発明を補正した形態で、これらの範囲を、選択した制御器範囲に関連付ける、適切に構成された出力値等式を用いてもよい。
従って、ここでは、本発明を実行するための好ましい実施形態および方法について、特定の態様に沿って説明してきたが、本発明の精神に反することなく変形および変更を行ってもよい。
本発明に基づいて構成した好ましいシステムと、このシステムが提供する方法を実行する好ましい手法との双方を示す、適切にテキストを付けたブロック/概略図である。 パラメータ調整活動と関連する制御器および出力コード値範囲を示す表(表I)を示す図である。 ユーザが実行した彩度パラメータ値変更に対応するために、本発明の第1の方法に基づいて使用される、ここでは数学的な彩度マトリックスと呼ばれる表(表II)を示す図である。 アンチクリッピング漸近的プロセスアルゴリズムの一実施形態を説明するさらに他の表(表III)を示す図である。なお、このアルゴリズムは、選択された印刷可能なカラー画像に関連する、カラーに影響を及ぼす複数のパラメータのうちの選択した1つをユーザが実行することに基づいて、最終的なピクセル強度値を作成するときに採用されるものである。 アンチクリッピング漸近的プロセスアルゴリズムの他の実施形態を説明するさらに他の表(表IV)を示す図である。なお、このアルゴリズムは、図4のアルゴリズムに関して、アルゴリズムの特定の漸近的な変化を増強するために使用される一組の3次式の項を含むように変更したものである。

Claims (2)

  1. 複数の色成分からなるオリジナル画像データの色に影響を及ぼす複数のパラメータをそれぞれ調整するための仮想制御器を表示する表示手段と、
    ユーザが上記仮想制御器を用いて入力した上記各パラメータの調整値に対応する各パラメータの出力コード値をそれぞれ算出する制御器と、
    上記パラメータのうちの1つである彩度についての出力コード値と予め用意された行列式とを用いてオリジナル画像データにおける各色成分の値を補正する第1補正処理を行う第1補正処理部と、
    彩度以外の上記各パラメータの出力コード値と予め用意した演算式とを用いて上記第1補正処理後の各色成分の値を補正する第2補正処理を行う第2補正処理部とを備え、
    記演算式は、ユーザが入力可能な上記各パラメータの調整値の全ての組み合わせに対して、上記第2補正処理後の各色成分の値がコンピュータ認識可能な範囲内の値になるように設定されており、
    上記オリジナル画像データはレッド、グリーン、ブルーの各色成分の画像データからなり、オリジナル画像データにおける各色成分の値をR,G,B、上記第1補正処理後の各色成分の値をR’,G’,B’、上記彩度の出力コード値をcとすると、上記行列式は、
    Figure 0004667842
    で表され、
    上記複数のパラメータには、レッド、グリーン、およびブルーの画素値、明度、およびガンマ値の調整値が含まれており、レッドの出力コード値をΔR、ブルーの出力コード値をΔB、グリーンの出力コード値をΔG、明度の出力コード値をΔL、ガンマ値の出力コード値をGとし、上記第2補正処理後の各色成分の値をR’’,G’’,B’’とし、コンピュータ認識可能な各色成分の値の範囲を0以上255以下とすると、上記演算式は、
    R’’=255/4((1+TANH((R’+ΔL−128−G+ΔR)/G))+(1+TANH((R’+ΔL−128+G+ΔR)/G)))、
    G’’=255/4((1+TANH((G’+ΔL−128−G+ΔG)/G))+(1+TANH((G’+ΔL−128+G+ΔG)/G)))、
    B’’=255/4((1+TANH((B’+ΔL−128−G+ΔB)/G))+(1+TANH((B’+ΔL−128+G+ΔB)/G)))
    で表されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の色成分からなるオリジナル画像データの色に影響を及ぼす複数のパラメータをそれぞれ調整するための仮想制御器を表示手段に表示する工程と、
    ユーザが上記仮想制御器を用いて上記各パラメータの調整値を入力する工程と、
    ユーザが入力した上記各パラメータの調整値に対応する各パラメータの出力コード値をそれぞれ算出する工程と、
    上記パラメータのうちの1つである彩度についての出力コード値と予め用意された行列式とを用いてオリジナル画像データにおける各色成分の値を補正する第1補正処理を行う工程と、
    彩度以外の上記各パラメータの出力コード値と予め用意した演算式とを用いて上記第1補正処理後の各色成分の値を補正する第2補正処理を行う工程とを含み、
    記演算式を、ユーザが入力可能な上記各パラメータの調整値の全ての組み合わせに対して、上記第2補正処理後の各色成分の値がコンピュータ認識可能な範囲内の値になるように設定し、
    上記オリジナル画像データはレッド、グリーン、ブルーの各色成分の画像データからなり、オリジナル画像データにおける各色成分の値をR,G,B、上記第1補正処理後の各色成分の値をR’,G’,B’、上記彩度の出力コード値をcとすると、上記行列式は、
    Figure 0004667842
    で表され、
    上記複数のパラメータには、レッド、グリーン、およびブルーの画素値、明度、およびガンマ値の調整値が含まれており、レッドの出力コード値をΔR、ブルーの出力コード値をΔB、グリーンの出力コード値をΔG、明度の出力コード値をΔL、ガンマ値の出力コード値をGとし、上記第2補正処理後の各色成分の値をR’’,G’’,B’’とし、コンピュータ認識可能な各色成分の値の範囲を0以上255以下とすると、上記演算式は、
    R’’=255/4((1+TANH((R’+ΔL−128−G+ΔR)/G))+(1+TANH((R’+ΔL−128+G+ΔR)/G)))、
    G’’=255/4((1+TANH((G’+ΔL−128−G+ΔG)/G))+(1+TANH((G’+ΔL−128+G+ΔG)/G)))、
    B’’=255/4((1+TANH((B’+ΔL−128−G+ΔB)/G))+(1+TANH((B’+ΔL−128+G+ΔB)/G)))
    で表されることを特徴とする画像処理方法。
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