JP4665828B2 - 排気熱回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気系の途中に設けられる排気熱回収装置の構造に関する。
例えば、自動車等に搭載される内燃機関(以下、エンジンともいう)の排気ガスの熱を回収して、車室内の暖房等に利用することが知られている。この場合、エンジンの排気系の途中に排気熱回収装置を配設して、エンジン冷却水が流れる冷却水配管を排気熱回収装置に接続する構成を採用している。これにより、排気熱回収装置の内部で排気ガスとエンジン冷却水との間で熱交換が行われ、エンジン冷却水によって回収された排気熱が車室内の暖房に利用されることになる。また、エンジンの冷間時(例えば、エンジンの始動初期時)に排気熱を回収して冷却水温度を急速に上昇させることで、エンジンの暖機運転を早期に完了させることも行われている。
ところで、上述のような排気熱回収装置において、排気熱回収動作を常時行うことは好ましくない。詳しく言えば、車室内の暖房時や、エンジンの冷間時には、排気熱回収動作を行うことが有効であるが、車室内の暖房が必要ない場合や、エンジンの暖機完了後に排気熱回収動作を行うと、かえって冷却水温度が高くなり過ぎ、エンジン本体の冷却性能が悪化してしまう可能性がある。したがって、車室内の暖房が必要ない場合や、エンジンの暖機完了後には、排気熱回収量を低減することが望まれる。つまり、排気熱回収装置としては、排気熱回収量をエンジンの運転状況等に応じて調整可能にする構成が望まれている。
従来では、排気熱回収量をエンジンの運転状況等に応じて調整可能にした排気熱回収装置として、内筒と外筒とを備え、内筒に流路切り替えバルブが設けられたものが知られている。そして、車室内の暖房時や、エンジンの冷間時には、流路切り替えバルブを閉じて、外筒と内筒との間の空間を排気ガスが通過するようにして、排気熱回収動作を行う一方で、車室内の暖房が必要ない場合や、エンジンの暖機完了後には、流路切り替えバルブを開き、内筒の内部空間を排気ガスが通過するようにして、排気熱回収量を低減している。そのような排気熱回収装置の一例には、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開平9−76739号公報
ところで、排気熱回収装置の排気ガス流れの上流側および下流側には、排気管が接続されており、その排気管の表面温度は、排気熱回収装置の表面温度に比べて高くなっている。しかし、排気熱回収装置の流路切り替えバルブの駆動用のアクチュエータが排気熱回収装置の排気ガス流れ方向の端部に配置され、排気管に向けて配置されている場合には、熱によってアクチュエータが故障する可能性がある。例えば、流路切り替えバルブのアクチュエータがゴムや樹脂からなるダイアフラムを用いたものである場合、そのダイアフラムが熱に影響されやすく損傷する場合がある。また、アクチュエータが電動モータを用いたものである場合、その電気部品が熱に影響されやすく損傷する場合がある。
一方、熱の影響を低減するためには、インシュレータ等の遮熱用部材を用いるか、あるいは、流路切り替えバルブのアクチュエータと排気熱回収装置との隙(距離)を大きくすることが考えられる。しかし、インシュレータ等が別途必要であり、また、アクチュエータと排気熱回収装置との隙を大きくしたのでは、省スペース化を図ることができず、車室内空間が狭くなる可能性がある。
したがって、排気熱回収装置の流路切り替えバルブのアクチュエータの配置位置については改善の余地がある。
また、流路切り替えバルブのアクチュエータ以外にも、排気系の周辺に配置される部品のうち熱に影響されやすい部品、例えば、排気熱回収装置に接続される冷却水循環用のゴムホース、ダイアフラム式のアクチュエータに接続される吸引用ホース、排気熱回収装置を支持するサポート部材等についても、同様の問題点がある。さらに、ハイブリッド車の場合には、排気系の上方にバッテリが配置されることがあり、その場合にも同様の問題点がある。したがって、そのような熱に影響されやすい部品の配置位置についても改善の余地がある。
なお、排気熱回収装置をエンジンの排気系の途中に設ける場合、熱交換効率を高くするためには、排気熱回収装置を排気ガス温度の高い箇所、つまり、エンジンに近い箇所に設けることが好ましい。しかし、そのような排気ガス温度の高い箇所に排気熱回収装置を設ける場合には、上述のような問題が一層懸念される。
本発明は、上述したような点に着目してなされたものであり、排気系の周辺に配置される部品のうち熱に影響されやすい部品の熱による故障や損傷、変形等を回避しながら、省スペース化を図ることができるような排気熱回収装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、本発明は、内燃機関の排気系の途中に設けられる排気熱回収装置であって、外筒および内筒と、前記外筒と内筒との間の空間と、前記内筒の内部空間との間で、排気ガスの流路を切り替える流路切り替えバルブと、前記外筒と内筒との間の空間に設けられる排気熱回収部とを備えた排気熱回収装置において、前記排気熱回収部は、外側冷却水流路と、前記外側冷却水流路に連通された内側冷却水流路と、前記外側冷却水流路および内側冷却水流路に挟まれた排気ガス流路とを備え、冷却水が、前記外側冷却水流路に供給され、前記内側冷却水流路から排出される構成とされ、前記外筒は、前記外側冷却水流路に面しており、前記排気系の周辺に配置される部品のうち、熱に影響されやすい部品の排気ガス流れ方向の一部または全部と、前記排気熱回収部の排気ガス流れ方向の一部または全部とが対向して設けられていることを特徴としている。つまり、排気ガス流れ方向において、熱に影響されやすい部品の配置されている範囲の一部または全部が、排気熱回収部が設けられている範囲の一部または全部と重なり合っている。
ここで、熱に影響されやすい部品とは、ゴムまたは樹脂が用いられている部品、電気部品等を意味し、具体的には、排気熱回収装置に接続される冷却水循環用のゴムホース、排気熱回収装置を支持するサポート部材等である。また、排気熱回収装置の流路切り替えバルブを駆動するアクチュエータ、そのアクチュエータがダイアフラム式のアクチュエータである場合におけるアクチュエータに接続される吸引用のゴムホースである。さらには、ハイブリッド車の場合には、バッテリも熱に影響されやすい部品に含まれる。
これにより、それらの部品を排気熱回収装置の外筒に近づけて配置することができる。つまり、それらの部品と外筒との隙(距離)をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。一方、それらの部品と外筒との隙を小さくしても、熱によるそれらの部品の故障や損傷、変形等を防止することができる。
以上のように、熱によるそれらの部品の故障や損傷、変形等を回避しながら、それらの部品と排気熱回収装置の外筒との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。例えば、エンジンとモータとが駆動源として搭載されたハイブリッド車の場合、バッテリが排気系の上方に配置されることがあるが、そのバッテリの配置位置を排気熱回収装置の外筒の上方とすることによって、熱によるバッテリの故障を回避しながら、バッテリと排気熱回収装置の外筒との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
また、流路切り替えバルブを駆動するアクチュエータの場合、そのアクチュエータを外筒に近づけて配置することができ、アクチュエータと外筒との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
一方、アクチュエータと外筒との隙を小さくしても、インシュレータ等の遮熱用部材を別途用いることなく、熱によるアクチュエータの故障を防止することができる。例えば、アクチュエータがゴムや樹脂からなるダイアフラムを用いたものである場合、そのダイアフラムへの熱の影響を低減することができ、また、アクチュエータが電動モータを用いたものである場合、その電気部品への熱の影響を低減することができる。
ここで、外筒が排気熱回収部の外側冷却水流路に面しているので、外筒が排気ガス流路に面している場合に比べて、外筒の表面温度が低くなる。これにより、熱による上記部品の故障や損傷、変形等を回避しながら、上記部品と外筒との隙をさらに小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間をさらに広くすることができる。
本発明によれば、排気系の周辺に配置される部品のうち熱に影響されやすい部品の熱による故障や損傷、変形等を回避しながら、それらの部品と排気熱回収装置の外筒との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。以下では、本発明を自動車用エンジンの排気熱回収装置として適用した場合について説明する。
まず、内燃機関の排気系の概略について説明する。図1、図2は、本発明の排気熱回収装置を適用する内燃機関の排気系の概略側面図および概略平面図である。
図1、図2に示すように、内燃機関としてのエンジンは、例えば、自動車に搭載される直列4気筒エンジンであって、そのエンジン本体1には排気マニホールド2が設けられている。排気マニホールド2に排気系3が接続されている。排気系3には、排気ガスの流れ方向に沿って上流側から順に、触媒コンバータ4と、排気熱回収装置5と、メインマフラ6と、サブマフラ7とが配設されている。排気マニホールド2と触媒コンバータ4とは、フロントパイプ8を介して接続されている。排気熱回収装置5には、触媒コンバータ4から延びる上流側排気管4aと、メインマフラ6から延びる下流側排気管6aとが接続されている。メインマフラ6とサブマフラ7とは排気管7aを介して接続されており、サブマフラ7から下流側に延びるテールパイプ9が大気に開放されている。また、排気系3は、複数のサポート部材10によって車体に支持されている。このようなエンジンの排気系3では、触媒コンバータ4によってエンジン本体1からの排気ガスが浄化され、メインマフラ6とサブマフラ7とによって排気音が減衰される。
次に、排気系3の途中に設けられる排気熱回収装置5の構成について、図4〜図8を用いて詳しく説明する。
図4は排気熱回収装置5の側面図、図5は排気熱回収装置5の平面図である。図6は図4におけるX−X線断面図、図7は図6におけるY−Y線断面図である。図8は流路切り替えバルブの閉鎖状態および開放状態を示す図である。
排気熱回収装置5は、外筒部材21、内筒部材22等によって略二重管構造に構成されている。そして、外筒部材21と内筒部材22との間の空間C1には、排気熱回収部30が設けられており、後述するように、排気ガスが流れる流路と、冷却水が流れる流路とが形成されている。また、内筒部材22の内部空間C2は、排気ガスが流れる流路となっている。
外筒部材21は、その排気ガス流れ方向の中央部分が、比較的大径の円筒形状に形成された本体部21aとなっている。また、排気ガス流れ方向の両端部分が、それぞれ比較的小径の円筒形状に形成された導入側接続管部21bおよび排出側接続管部21cとなっている。そして、本体部21aと導入側接続管部21bとの間の部分が、上流側に向かうほど絞られた絞り部21dとなっている。本体部21aと排出側接続管部21cとの間の部分が、下流側に向かうほど絞られた絞り部21eとなっている。導入側接続管部21bは、触媒コンバータ4から延びる上流側排気管4aに接続されている。排出側接続管部21cは、メインマフラ6から延びる下流側排気管6aに接続されている。また、外筒部材21の本体部21aには、冷却水循環用の導入用ホースH1と排出用ホースH2とが接続されている。
内筒部材22は、外筒部材21の導入側接続管部21bとほぼ同径の円筒形状に形成されており、外筒部材21の内部に挿入されている。内筒部材22の上流端は、排気ガス流れ方向において外筒部材21の導入側接続管部21bとほぼ一致する位置まで延びており、外筒部材21の導入側接続管部21bに接続されている。内筒部材22の上流側端部の両側面には、それぞれ連通孔22aが形成されている。図7では、連通孔22aが、排気ガス流れ方向において外筒部材21の絞り部21dとほぼ一致する位置に形成されている。そして、この連通孔22aを介して、外筒部材21と内筒部材22との間の空間C1と、内筒部材22の内部空間C2とが連通されている。
一方、内筒部材22の下流端は、外筒部材21の排出側接続管部21cに接続されていない。図7では、内筒部材22の下流端は、排気ガス流れ方向において外筒部材21の本体部21aと絞り部21eとの境界とほぼ一致する位置まで延びている。外筒部材21と内筒部材22との間の空間C1は、排気ガス流れ方向において内筒部材22の下流端が延びる位置まで形成されているが、その位置で空間C1が外筒部材21の下流側端部の空間C3に連通されている。また、その位置で、内筒部材22の内部空間C2も外筒部材21の下流側端部の空間C3に連通されている。
内筒部材22の連通孔22aの下流側近傍には、排気ガスの流路を切り替え可能とする流路切り替えバルブ23が配設されている。流路切り替えバルブ23は、図8(a)に示す状態で、内筒部材22の内部空間C2を遮断することができる形状(ほぼ小判形状)の弁体23aが内筒部材22を水平方向に貫通する回動軸23bに支持された構成となっている。流路切り替えバルブ23は、外筒部材21の外側に配設されるアクチュエータ24に接続されている。アクチュエータ24の配置位置については詳しくは後述する。
アクチュエータ24は、例えば、ダイアフラムにより流路切り替えバルブ23を駆動してその閉鎖状態と開放状態とを切り替えるように構成されている。なお、電動モータ等により流路切り替えバルブ23を駆動するように構成してもよい。この例では、ケース24a内に収容されたダイアフラムに、排気ガス流れ方向に沿って延びるロッド25の一端が連結されている。ロッド25の他端側は、流路切り替えバルブ23の回動軸23bと平行な方向に折り曲がっており、ロッド25の他端と流路切り替えバルブ23の回動軸23bとがアーム26を介して連結されている。ロッド25の他端はアーム26に対し回動可能となっているが、流路切り替えバルブ23の回動軸23bはアーム26に対し回動不能となっている。また、ケース24a内の空気を吸引してダイアフラムを動作させる吸引用ホース24bがケース24aに接続されている。なお、吸気管負圧を利用してダイアフラムを動作させることも可能である。
ダイアフラムが動作していない場合には、図8(b)に示すように、回動軸23bが回動して弁体23aがほぼ水平に(排気ガス流れに平行に)配置された状態、つまり、流路切り替えバルブ23が開放している状態になっている。ダイアフラムの動作にともない、ロッド25が排気ガス流れ方向に沿って移動され、その動きがアーム26を介して流路切り替えバルブ23の回動軸23bに伝わる。このとき、ロッド25が排気ガス流れ方向の下流側に向けて移動され、図8(a)に示すように、回動軸23bが回動して弁体23aが内筒部材22の内周面に突き当たった状態、つまり、流路切り替えバルブ23が閉鎖している状態に切り替わる。
流路切り替えバルブ23が閉鎖している状態(図8(a)に示す状態)では、内筒部材22の内部空間C2の流路切り替えバルブ23よりも上流側の空間(以下、上流側空間という)C21と、流路切り替えバルブ23よりも下流側の空間(以下、下流側空間という)C22とが遮断される。この場合、エンジン本体1から排出され、排気系3の上流側から流れてきた排気ガスは、内筒部材22の上流側空間C21から排気熱回収装置5内に導入されるが、排気熱回収装置5内では、排気ガスは、内筒部材22の上流側空間C21から、連通孔22aを介して、外筒部材21と内筒部材22との間の空間C1に流入される。そして、排気ガスが空間C1を流れる際、後述するようにして、冷却水との間で熱交換が行われ、排気熱が回収される。その後、排気ガスは、外筒部材21の下流側端部の空間C3から排気熱回収装置5外に排出され、メインマフラ6へ向けて流れる。
逆に、流路切り替えバルブ23が開放している状態(図8(b)に示す状態)では、内筒部材22の上流側空間C21と下流側空間C22とが連通される。この場合、排気熱回収装置5内に導入された排気ガスは、内筒部材22の上流側空間C21から、下流側空間C22に流れる。その後、排気ガスは、外筒部材21の下流側端部の空間C3から排気熱回収装置5外に排出され、メインマフラ6へ向けて流れる。
次に、外筒部材21と内筒部材22との間の空間C1内に設けられる排気熱回収部(熱交換部)30について説明する。排気熱回収部30には、後述するような排気ガス流路および冷却水流路が形成されている。なお、以下では、空間C1のうち、排気ガス流路および冷却水流路以外の空間で、排気熱回収部30よりも上流側を空間C11、下流側をC12とする。
空間C1内には、排気ガスと冷却水との間で熱交換を可能とする2重の熱交換用パイプ31,32が配設されている。熱交換用パイプ31,32は、ほぼ円筒形状で、排気ガス流れ方向において、流路切り替えバルブ23が設けられている位置の下流側から、内筒部材22の下流側端部の位置にわたって設けられている。熱交換用パイプ31,32の断面形状は、多数の凹凸がほぼ全周にわたって設けられた形状となっている。このように、多数の凹凸を設けることで、熱交換用パイプ31,32の表面積を大きくして、排気熱回収部30における熱交換効率を向上させるようにしている。
そして、外側の熱交換用パイプ31と外筒部材21との間の空間が、外側冷却水流路PW1となっている。また、内側の熱交換用パイプ32と後述する断熱用パイプ27との間の空間が、内側冷却水流路PW2となっている。これに対し、熱交換用パイプ31,32の間の空間が、排気ガス流路PG1となっている。このように、排気熱回収部30は、排気ガス流路PG1が2つの冷却水流路PW1,PW2によって挟まれた構成となっている。これにより、排気熱回収部30における熱交換効率を向上させるようにしている。
なお、内筒部材22と内側の熱交換用パイプ32との間には、断熱用パイプ27が設けられている。断熱用パイプ27は、排気ガス流れ方向において、少なくとも内側冷却水流路PW2が形成されている部分に設けられており、断熱用パイプ27と内筒部材22との間の空間C4が断熱層として機能するようにしている。断熱用パイプ27の排気ガス流れ方向の両端部には、内筒部材22との間に支持部材28,29が介在されている。支持部材28,29は、熱膨張時の内筒部材22と断熱用パイプ27との相対移動を許容しながら両者を支持するために設けられており、シール効果も有する。
外側の熱交換用パイプ31の排気ガス流れ方向の両端部は、外側に向けて屈曲されており、全周にわたって外筒部材21の内周面に接着されている。このため、外側冷却水流路PW1は、空間C11,C12には連通されていない。外側冷却水流路PW1は、後述する冷却水の出入口を除き閉空間となっている。
外側冷却水流路PW1は、排気ガス流れ方向における下流側端部において、冷却水循環用の導入用ホースH1に接続されている。具体的には、外筒部材21の本体部21aの側面には、冷却水の入口となる導入口21fが形成されており、その導入口21fに導入用ホースH1が差し込まれて接続されている。これにより、冷却水が導入用ホースH1を介してヒータコア11から排気熱回収部30に供給される(図3)。
また、内側の熱交換用パイプ32の排気ガス流れ方向の両端部は、内側に向けて屈曲されており、全周にわたって断熱用パイプ27の外周面に接着されている。このため、内側冷却水流路PW2は、空間C11,C12には連通されていない。内側冷却水流路PW2は、後述する冷却水の出入口を除き閉空間となっている。
内側冷却水流路PW2は、排気ガス流れ方向における下流側端部において、冷却水循環用の排出用ホースH2に接続されている。具体的には、外筒部材21の本体部21aおよび熱交換用パイプ31,32のそれぞれの上面には、冷却水の出口となる貫通孔21g,31b,32bが形成されており、それらの貫通孔21g,31b,32bに排出用ホースH2が差し込まれて接続されている。これにより、排気熱回収部30の冷却水が排出用ホースH2を介してエンジン本体1のウォータジャケットに供給される(図3)。
ここで、外側冷却水流路PW1と内側冷却水流路PW2とは、排気ガス流れ方向における各冷却水流路PW1,PW2の上流側端部において互いに連通されている。具体的には、熱交換用パイプ31,32の上流側端部の上下に互いに重なり合う位置に連通孔31a,32aが形成されており、これらの連通孔31a,32aを介して、外側冷却水流路PW1と内側冷却水流路PW2とが連通されている。これにより、冷却水が、連通孔31a,32aを介して、外側冷却水流路PW1から排出され、内側冷却水流路PW2に供給される。このように、連通孔31a,32aは、外側冷却水流路PW1における冷却水の出口となっているとともに、内側冷却水流路PW2における冷却水の入口となっている。ただし、連通孔31a,32aの周囲では、熱交換用パイプ31,32が互いに接着されているため、両冷却水流路PW1,PW2と排気ガス流路PG1とは連通されていない。
したがって、排気熱回収装置5の排気熱回収部30においては、冷却水は、導入用ホースH1→外側冷却水流路PW1→連通孔31a,32a→内側冷却水流路PW2→排出用ホースH2のような流通経路で流通される。
次に、排気ガス流路PG1は、排気ガス流れ方向における両端部において、空間C11,C12に連通されている。これにより、流路切り替えバルブ23が閉鎖している場合、内筒部材22の連通孔22aから空間C11に流入した排気ガスが、排気ガス流路PG1に流れ込む。そして、排気ガスが排気ガス流路PG1を流れる際、外側冷却水流路PW1および内側冷却水流路PW2を流れる冷却水との間で熱交換が行われる。これにともない、排気ガスの熱が冷却水に与えられて排気ガスの温度が低下するとともに、冷却水の温度が上昇することになる。このようにして、排気熱回収部30における排気熱回収が行われる。排気ガスは、排気ガス流路PG1を流れた後、空間C12を経て、空間C3に流入される。
したがって、排気熱回収装置5の排気熱回収部30においては、流路切り替えバルブ23が閉鎖している場合、排気ガスは、上流側空間C21→空間C11→排気ガス流路PG1→空間C12→空間C3のような流通経路で流通される。一方、流路切り替えバルブ23が開放している場合、排気ガスは、上流側空間C21→下流側空間C22→空間C3のような流通経路で流通される。
ここで、排気熱回収装置5における排気熱回収動作について説明する。
例えば、エンジンの始動初期時のような冷間時(暖気未完了時)等には、ヒータスイッチ(空調スイッチ)のオンによりアクチュエータ24が駆動し、これにともない、流路切り替えバルブ23が、図8(a)に示すように閉鎖される。このため、排気熱回収装置5に流入した排気ガスが、ほとんど全て排気熱回収部30の排気ガス流路PG1を流れることになる。これにより、排気熱回収部30において、排気ガスと、外側冷却水流路PW1および内側冷却水流路PW2を流れる冷却水との間で熱交換が行われ、排気熱が回収される。冷却水は、例えば、図3に示すように、排出用ホースH2を介して排気熱回収装置5からエンジン本体1のウォータジャケットに送られ、また、エンジン本体1のウォータジャケットから循環用ホースH3を介してヒータコア11に送られる。これにより、上述のような排気熱回収動作で回収された熱がエンジン暖機や車室暖房のために利用される。
一方、エンジンの暖機完了後等には、ヒータスイッチのオフによりアクチュエータ24が元の状態に戻り、これにともない、流路切り替えバルブ23が、図8(b)に示すように開放される。このため、排気熱回収装置5に流入した排気ガスの大部分は、直進して、下流側空間C22を通過することになる。つまり、排気熱回収部30の排気ガス流路PG1における排気ガスの通過量が低減され、これにともなって排気熱回収量が低減される。したがって、冷却水温度が高くなり過ぎることがなく、エンジン本体1の冷却性能を良好に確保できる。また、排気ガスの大部分が、排気熱回収部30の排気ガス流路PG1よりも通路断面積の大きな下流側空間C22を流れることで、排気ガスの排出性能が向上し、エンジン出力を高く維持することもできる。
この例では、上述したように、排気熱回収装置5において、流路切り替えバルブ23の駆動用のアクチュエータ24が外筒部材21の外側に配置されているが、その排気ガス流れ方向における位置が次のような位置となっている。
アクチュエータ24は、排気熱回収装置5の外筒部材21の表面温度が排気系3の排気管の表面温度に比べて低くなっているので、外筒部材21の近傍に配置されている。具体的には、アクチュエータ24は、排気ガス流れ方向において、排気熱回収部30の上流端からその中途部の位置にかけて配置されている。したがって、アクチュエータ24の排気ガス流れ方向の全部と、排気熱回収部30の排気ガス流れ方向の上流側の一部とが対向して設けられている。言い換えれば、排気ガス流れ方向において、アクチュエータ24の配置されている範囲の全部が、排気熱回収部30が設けられている範囲の一部と重なり合っている。
このように、アクチュエータ24が、排気熱回収装置5の上流側に接続される表面温度の高い上流側排気管4a側に向けてではなく、表面温度の低い排気熱回収部30側に向けて配置されている。これにより、アクチュエータ24を外筒部材21に近づけて配置することができる。つまり、アクチュエータ24と外筒部材21との隙(距離)をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。
一方、アクチュエータ24と外筒部材21との隙を小さくしても、インシュレータ等の遮熱用部材を別途用いることなく、熱の影響が低減され、熱によるアクチュエータ24の故障を防止することができる。例えば、アクチュエータがゴムや樹脂からなるダイアフラムを用いたものである場合、そのダイアフラムへの熱の影響を低減することができ、また、アクチュエータが電動モータを用いたものである場合、その電気部品への熱の影響を低減することができる。
以上のように、アクチュエータ24への熱の影響を低減してその故障を回避しながら、アクチュエータ24と外筒部材21との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
そして、上述したように、排気熱回収部30は、排気ガス流路PG1が2つの冷却水流路PW1,PW2によって挟まれた構成となっている。つまり、外筒部材21が外側冷却水流路PW1に面している。したがって、外筒部材21の内側が排気ガス流路である場合に比べて、外筒部材21の表面温度が低くなる。しかも、外側冷却水流路PW1には、ヒータコア11からの冷却水が導入用ホースH1を介して供給されるため、外筒部材21の表面温度がさらに低くなる。これにより、アクチュエータ24への熱の影響をさらに低減してアクチュエータ24の故障を回避しながら、アクチュエータ24と外筒部材21との隙をさらに小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間をさらに広くすることができる。
ところで、排気熱回収装置5の排気熱回収部30における熱交換効率を高くするためには、排気熱回収装置5を排気ガス温度の高い箇所、つまり、エンジン本体1に近い箇所に設けることが望ましいが、このように、排気熱回収装置5をエンジン本体1に近い箇所に配置した場合にも、熱によるアクチュエータ24の故障を回避しながら、アクチュエータ24と外筒部材21との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。
以上では、排気熱回収装置5において、流路切り替えバルブ23のアクチュエータ24の排気ガス流れ方向の全部と、排気熱回収部30の排気ガス流れ方向の上流側の一部とが対向して設けられている場合について説明したが、アクチュエータの排気ガス流れ方向の一部または全部と、排気熱回収部の排気ガス流れ方向の一部または全部とが対向して設けられていれば、アクチュエータの配置位置は特に限定されない。つまり、アクチュエータが熱の影響を低減できる許容範囲に配置されていれば、必ずしもアクチュエータの排気ガス流れ方向の全部と、排気熱回収部の排気ガス流れ方向の一部または全部とを対向させて設ける必要はない。したがって、排気ガス流れ方向において、アクチュエータの配置されている範囲の一部が、排気熱回収部が設けられている範囲に含まれていなくてもよい。ただし、上述のように、アクチュエータの排気ガス流れ方向の全部と、排気熱回収部の排気ガス流れ方向の一部または全部とを対向して設ければ、排気ガス流れ方向において、アクチュエータの配置されている範囲の全部が、排気熱回収部が設けられている範囲に含まれていることになり、アクチュエータへの熱の影響を効率よく低減することができる。
また、この例では、流路切り替えバルブ23のアクチュエータ24以外にも、排気系3の周辺に配置される部品のうち熱に影響されやすい部品を排気熱回収装置5の外筒部材21(排気熱回収部30)の近傍に配置するようにして、それらの部品の排気ガス流れ方向の一部または全部と、排気熱回収部30の排気ガス流れ方向の一部または全部とを対向して設けるようにしている。熱に影響されやすい部品とは、ゴムまたは樹脂が用いられている部品、電気部品等を意味し、具体的には、排気熱回収装置5に接続される導入用ホースH1および排出用ホースH2、ダイアフラム式のアクチュエータ24に接続される吸引用ホース24b、排気熱回収装置5に連結されるサポート部材10等である。
これにより、それらの部品への熱の影響を低減してそれらの部品の故障や損傷、変形等を回避しながら、それらの部品と排気熱回収装置5の外筒部材21との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
また、エンジンとモータとが駆動源として搭載されたハイブリッド車の場合、バッテリも熱に影響されやすい部品に含まれる。ハイブリッド車の場合、バッテリが排気系3の上方に配置されることがあるが、そのバッテリの配置位置を排気熱回収装置5の外筒部材21(排気熱回収部30)の上方に配置することによって、バッテリへの熱の影響を低減してその故障を回避しながら、バッテリと排気熱回収装置5の外筒部材21との隙をできるだけ小さくでき、省スペース化を図ることができる。これにともない、車室内空間を広くすることができる。
本発明の排気熱回収装置を適用する内燃機関の排気系の概略を示す側面図である。 本発明の排気熱回収装置を適用する内燃機関の排気系の概略を示す平面図である。 排気熱回収装置による排気熱回収時の冷却水の流れを模式的に示す図である。 排気熱回収装置を示す側面図である。 排気熱回収装置を示す平面図である。 図4におけるX−X線断面図である。 図6におけるY−Y線断面図である。 流路切り替えバルブの閉鎖状態および開放状態を示す図である。
符号の説明
1 エンジン本体
3 排気系
5 排気熱回収装置
21 外筒部材
22 内筒部材
23 流路切り替えバルブ
24 アクチュエータ
30 排気熱回収部
31,32 熱交換用パイプ
H1 導入用ホース
H2 排出用ホース
PW1 外側冷却水流路
PW2 内側冷却水流路
PG1 排気ガス流路

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気系の途中に設けられる排気熱回収装置であって、
    外筒および内筒と、
    前記外筒と内筒との間の空間と、前記内筒の内部空間との間で、排気ガスの流路を切り替える流路切り替えバルブと、
    前記外筒と内筒との間の空間に設けられる排気熱回収部とを備えた排気熱回収装置において、
    前記排気熱回収部は、外側冷却水流路と、前記外側冷却水流路に連通された内側冷却水流路と、前記外側冷却水流路および内側冷却水流路に挟まれた排気ガス流路とを備え、冷却水が、前記外側冷却水流路に供給され、前記内側冷却水流路から排出される構成とされ、
    前記外筒は、前記外側冷却水流路に面しており、
    前記排気系の周辺に配置される部品のうち、熱に影響されやすい部品の排気ガス流れ方向の一部または全部と、前記排気熱回収部の排気ガス流れ方向の一部または全部とが対向して設けられていることを特徴とする排気熱回収装置。
  2. 前記排気系の周辺に配置される部品が、前記流路切り替えバルブを駆動するアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の排気熱回収装置。
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