JP4664101B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体の被帯電面に帯電ローラの帯電面を接触させてニップ部を構成し、交流電圧に直流電圧を重畳させた重畳電圧を帯電ローラに印加して被帯電面を所定の電位に帯電する帯電装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式又は静電記録方式の画像形成装置においては、感光体表面を一様に帯電し、画像露光を行って感光体表面に原稿画像に対応する静電潜像を形成し、この静電潜像を現像し転写することによって画像形成が行われる。帯電ローラを感光体表面に接触又は近接配置し、電源から帯電ローラに帯電電圧を印加することによって、感光体表面との間で放電を行うことで均一に帯電させる帯電装置が知られている。
上記の先行技術では、感光体表面と帯電ローラとの摩擦接触により帯電が行われるため、感光体表面を均一に帯電させることが困難であるという問題があった。帯電開始電圧の2倍のピーク間電圧を有する交流電圧を重ね合わせることによって、帯電ムラの解消を図った帯電装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
一方、帯電ローラの製造方法にはいくつかあるが、金型を必要とせず、小ロット生産が可能な方法として帯電ローラ表面を研削仕上げする方法がある。例えば、帯電ローラの表面導電層を研削加工が容易な材料(例えばエピクロルヒドリンゴム)で形成し、該帯電ローラの表面導電層に当てた研削片を軸方向へ所定速度で移動させ、ローラ表面の形状を高精度に加工していた。
研削によって仕上げられた帯電ローラは、表面導電層の材質に因るが、エピクロルヒドリンゴムの場合には、一定の方向へ凸部が連なる稜線が一定の間隔で形成されている。このような稜線は帯電ローラの軸方向に沿って形成され、帯電ローラの周方向に所定ピッチで現れる。なお、帯電ローラの表面導電層を形成する材料及び表面仕上げ方法によって稜線のでき易さは異なるが、研削加工が容易なエピクロルヒドリンゴムの場合は一般的に周方向に所定ピッチで稜線が形成される。エピクロルヒドリンゴムの場合であっても特殊な表面仕上げ方法によれば平行な稜線の生成をある程度抑制した平滑な表面状態にできるが、オーバーコートによるコスト増大を招くことになる。
特開昭63−149669号公報
しかしながら、帯電ローラの軸方向に伸びる稜線がローラ周方向に所定ピッチで形成されていると、交流電圧に直流電圧を重畳させた重畳電圧を帯電ローラに印加した場合に、稜線と交流電圧周期とが干渉して帯電ムラができハーフトーン画質が低下するという問題があることが判明した。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、研削仕上げされて周方向に所定ピッチの稜線が形成された帯電ローラを用いた場合であっても帯電ムラを大幅に抑制してハーフトーン画質を改善でき、安価な帯電ローラを用いてコストダウンを図り得る画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、帯電電圧が印加される像担持体と、この像担持体表面に接触又は近接配置され複数の稜線が軸方向に伸びると共にローラ周方向に所定長以上かつ所定範囲の稜線ピッチWを有した帯電ローラと、前記帯電ローラに印加する交流電圧を発生させる電源と、前記像担持体の回転速度をV、前記電源の交流電圧周波数をfとした場合に定められる前記像担持体表面に印加される交流電圧のピークが該像担持体表面に現れる間隔としてのACピッチP(P=V/f)が前記稜線ピッチWの範囲に含まれない前記所定範囲の下限値より小さくなる前記回転速度Vと前記交流電圧周波数fとを設定する制御手段と、を備えるものとした。
本発明によれば、研削仕上げされて周方向に所定ピッチの稜線が形成された帯電ローラを用いた場合であっても帯電ムラを大幅に抑制してハーフトーン画質を改善でき、安価な帯電ローラを用いてコストダウンを図り得る画像形成装置を提供できる。
本発明の画像形成装置は、帯電電圧が印加される像担持体と、この像担持体表面に接触又は近接配置され複数の稜線が軸方向に伸びると共にローラ周方向に所定長以上かつ所定範囲の稜線ピッチWを有した帯電ローラと、前記帯電ローラに印加する交流電圧を発生させる電源と、前記像担持体の回転速度をV、前記電源の交流電圧周波数をfとした場合に定められる前記像担持体表面に印加される交流電圧のピークが該像担持体表面に現れる間隔としてのACピッチP(P=V/f)が前記稜線ピッチWの範囲に含まれない前記所定範囲の下限値より小さくなる前記回転速度Vと前記交流電圧周波数fとを設定する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成した画像形成装置によれば、帯電ローラ表面の稜線ピッチWの範囲の下限値より小さくなるACピッチPが設定されるように、回転速度Vと交流電圧周波数を制御するので、研削仕上げされて周方向に所定ピッチの稜線が形成された帯電ローラを用いた場合であっても帯電ムラを大幅に抑制してハーフトーン画質を改善できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。本実施の形態に係る画像形成装置100は、画像形成ユニット110Y,110M,110C,110K、レーザスキャンユニット(LSU)120、中間転写ユニット130、定着装置140、給紙ユニット150などを備えている。
画像形成ユニット110Yは、ドラム状の回転体であり像担持体としての感光体111Y、帯電ローラ112Y、現像装置113Y、一次転写ローラ114Y、感光体クリーナ115Yを備えており、イエロー(Y)色のトナー像を感光体111Yに形成する。現像装置113Yは、トナーとキャリアからなる二成分現像剤が充填されており、現像ローラ116および攪拌スクリュー117を備えている。
他の画像形成ユニット110M,110C,110Kも画像形成ユニット110Yと同様に構成されていて、帯電ローラ112M、112C、112K等を備えると共に各現像装置113M、113C、113Kには各色(マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))のトナーが充填される。
レーザスキャンユニット120は、4色に色分解された各レーザ光を、図示しないポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー、結像レンズなどを通して、各画像形成ユニット110Y,110M,110C,110Kの感光体111Y,111M,111C,111Kに照射する。
中間転写ユニット130は、中間転写ベルト131、駆動ローラ132、従動ローラ133を備えている。中間転写ベルト131は、駆動ローラ132および従動ローラ133により回転自在に懸架され、駆動ローラ132により駆動されて矢印方向に回転する。
定着装置140は、定着ローラ141、加圧ローラ142の他に、図示していない励磁コイルユニットなどを備えている。定着ローラ141と加圧ローラ142は、互いに圧接回転し、ニップを形成している。
給紙ユニット150は、装置本体101の下部に配設されており、用紙Pを収容する用紙カセット151を備えている。用紙カセット151内に積層して収容された用紙Pは、図示していないピックアップローラおよび分離ローラにより用紙カセット151から1枚ずつ分離して給紙される。
図1において、各画像形成ユニット110Y,110M,110C,110Kの感光体111Y,111M,111C,111Kは、図示しない駆動系により所定のタイミングで所定方向に回転され、帯電ローラ112Y,112M,112C,112Kにより表面が所定の電位に順次帯電される。
帯電された各感光体111Y,111M,111C,111Kの表面は、レーザスキャンユニット120から照射される各レーザ光により順次露光される。これにより、各感光体111Y,111M,111C,111Kの表面に、各色の静電潜像が形成される。
各感光体111Y,111M,111C,111Kの表面に形成された各色の静電潜像は、各現像装置113Y(113M,113C,113K)の攪拌スクリュー117により攪拌され現像ローラ116により供給される薄層状のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーによって順次現像され、4色のトナー像としてそれぞれ顕像化される。
各感光体111Y,111M,111C,111Kの表面に形成された4色のトナー像は、回転する中間転写ベルト131の画像転写面(外周面)上に、一次転写ローラ114Y(114M,114C,114K)により順次重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト131の画像転写面上にフルカラー画像が形成される。
中間転写ベルト131上に一次転写されたフルカラー画像は、給紙ユニット150から給紙されてレジストローラ152による記録位置制御下で用紙P上に、二次転写ローラ102により一括転写(二次転写)される。
フルカラー画像が二次転写された用紙Pは、定着装置140のニップでフルカラー画像が定着された後、排紙ローラ103により装置本体101の上部に設けられた排紙トレイ上に排紙される。
図2は、画像形成ユニット110Yにおける感光体111Yの駆動系及び帯電ローラ112Yの電圧制御系を抜き出した構成図である。感光体111Yを回転駆動する駆動源となるモーター201と、帯電ローラ112Yに対する印加電圧を発生する高圧電源202とを備える。CPU203はモーター201及び高圧電源202に対して動作指令を与える。具体的には、CPU203はモーター201に対して動作モードに対応した速度Vを指示すると共に高圧電源202に対して交流電圧の周波数fを指示する。
感光体111Yは、直径30mmのアルミニューム管の外周面に20μm程度の有機感光体層を塗布して得られるもので、矢印方向に所定の周速度(V)=105mm/sで回転駆動するものとする。
帯電ローラ112Yは、直径8mmの金属シャフトを軸心として所定の抵抗値となるように抵抗調整されたエピクドルヒドリンを主成分とするゴムを巻き付け円筒状に研削加工することにより製作される直径14mmのローラを用いることができる。
ゴム研磨により製作された帯電ローラの表面は軸方向に細かい稜線を複数持つような表面状態になる。この稜線の長さ、高さ、稜線ピッチ(W)などの表面性状は研磨加工時の加工パラメータである砥石の回転数や送り、又はワークの回転数によって決まる。上記表面性状のうち稜線の長さや稜線ピッチ(W)は帯電ローラ表面を顕微鏡等で拡大観察したものから測定することができる。
本実施の形態では、並行する稜線の長さが1mm以上であって、稜線ピッチ(W)が0.2〜0.24mm程度のものを用いた。
帯電ローラ112Yは、図示していない押圧バネによって総圧1400gで感光体111Yに押し付けられていて、感光体111Yの回転に伴い従動回転する。
帯電ローラ112Yの軸心には高圧電源202から直流電圧(Vdc)に周波数(f)の交流電圧(Vac)が重畳された重畳電圧が接点バネを介して印加される。
帯電ローラ112Yと感光体111Yとは接触することで幅1mm程度のニップを形成する。ニップの前後には微少な隙間が形成され、帯電ローラ112Yに印加された電圧により前記微少隙間間隔で放電が発生し、感光体表面は帯電する。この際、交流電圧を印加すること、微少隙間間隔がニップから離れるに従い次第に広がっていくことから、感光体111Yは順次小さくなる帯電逆帯電を繰り返した後、安定した表面電位を得る。
感光体111Yの帯電に用いられる交流電圧(Vac)のピークツーピーク電圧は、帯電逆帯電を発生させるに足る電圧である必要がある。また、ピークツーピーク電圧が高すぎる場合は、異常放電による白抜けや感光体摩耗が激増する等の不具合があることから適正値が必要とされ、ここでは1800vとした。
本例では交流電圧(Vac)の周波数(f)は620Hzとした。回転する帯電ローラに620Hzの交流電圧(Vac)を印加した場合に、交流電圧(Vac)のピーク(山)が感光体表面に現れる間隔をACピッチ(P)とすると、該ACピッチ(P)は
P=V/f
で表される。周速度(V)=105mm/s、周波数(f)=620Hzとすると、P=0.169mmとなる。
本実施の形態は、ローラ表面の稜線ピッチ(W)が0.2〜0.24mm程度である帯電ローラ112Yに対して、ACピッチ(P)が0.169mmとなる交流電圧(Vac)を印加することにより、稜線ピッチ(W)とACピッチ(P)とが一致しないように駆動制御して、感光体表面を均一に帯電させてハーフトーン画像にムラが発生するのを防止するものとした。
図3は、稜線ピッチ(W)が異なる4種類の帯電ローラを製作し、交流電圧(Vac)の周波数(f)を変化させることで、ACピッチ(P)を様々な値に変化させハーフトーンを印字した結果を示す図である。同図より、ACピッチ(P)が0.18mm以下となる範囲並びに稜線ピッチ(W)とACピッチ(P)が一致しない範囲ではムラが発生していないことがわかる。また、稜線ピッチ(W)とACピッチ(P)とが一致するとムラが大きくなることがわかる。
図4は稜線ピッチがほぼ0.18mm以下(狭い)となる帯電ローラの表面状態を示す顕微鏡写真である。図3の実験結果に示すように、稜線ピッチが0.13〜0.18mmの範囲では、稜線ピッチとACピッチが一致する箇所を除き、ハーフトーン画像にムラが発生しなかった。
図5は稜線が並行でない帯電ローラの表面状態を示す顕微鏡写真である。稜線が並行でない場合は、稜線ピッチや稜線長に関係なく、ハーフトーンムラが発生しないことがわかった。これは稜線が並行でないために、ACピッチとの干渉が起こりづらいことに起因していると考えられる。
図6は稜線ピッチがほぼ0.22mm以上(広い)となる帯電ローラの表面状態を示す顕微鏡写真である。図3の実験結果に示すように、稜線ピッチが0.22〜0.33mmの範囲では、稜線ピッチとACピッチが一致する箇所を除き、ハーフトーン画像にムラが発生しづらい傾向が見られる。
なお、1本の稜線の長さ1mm以下となるような短い場合もハーフトーンムラが発生しないことがわかった。
以上のことから、上述した本実施の形態のように、並行に伸びる稜線の長さが1mm以上であって、稜線ピッチ(W)が0.2〜0.24mm程度のものを帯電ローラとして用いた場合には、稜線ピッチとACピッチが一致する箇所で帯電の不均一が顕著に発生することになる。
そこで、本実施の形態では、そのような表面状態の帯電ローラを用いる場合に、稜線ピッチ(W)とACピッチ(P)とが一致しないように、CPU203から高圧電源202に交流電圧(Vac)の周波数(f)を制御している。
以下、CPU203による高圧電源202及びモーター201に対する具体的な制御内容について説明する。
図7は、帯電ローラ112Yの表面状態(稜線ピッチ)とユーザ設定画質(画像モード)とに応じた制御内容を示している。
CPU203は、印刷指示を受けると(S100)、当該印刷ジョブに対して設定されている画像モードを判定する(S101)。画像モードは予め印刷ジョブ単位で設定されている。画像モード判定の結果、「モノクロ」が設定されていれば、図8に示すモノクロ用制御テーブル(#1)から速度制御データ(V)と周波数制御データ(f)とを読み出す(S102)。又は、画像モード判定の結果、「カラー」が設定されていれば、図8に示すカラー用制御テーブル(#2)から速度制御データ(V)と周波数制御データ(f)とを読み出す(S103)。又は、画像モード判定の結果、「高詳細」が設定されていれば、図8に示す高詳細用制御テーブル(#3)から速度制御データ(V)と周波数制御データ(f)とを読み出す(S104)。
ここで、図8に示す制御テーブル(#1,#2,#3)は、帯電ローラ112Yの稜線ピッチ(W)が0.25mmの場合を前提として制御パラメータ(V,f)を設定している。上記したように帯電ローラ112Yの稜線ピッチ(W)は顕微鏡写真分析などの手法を使うことにより事前に知ることができる。また、好ましくは画像モードに応じて感光体111Yの回転速度を変化させる。そこで、ACピッチ(P)と稜線ピッチ(W)とが一致しないような周波数(f)を計算で求めて、制御テーブル(#1,#2,#3)に設定している。
CPU203は、ステップS102,103,104のいずれかで読み出した速度制御データ(V)をモーター201に指示すると共に(S105)、周波数制御データ(f)を高圧電源202に指示する(S106)。このようにACピッチ(P)と稜線ピッチ(W)とを一致させない速度(V)及び周波数(f)を指示した後、印字動作を開始させる。
なお、画像形成ユニット110Yを例にして説明したが、他の画像形成ユニット110M,110C,110Kにおいても同様の制御が行われるものとする。
このように本実施の形態によれば、ACピッチ(P)と稜線ピッチ(W)とを一致させない速度(V)及び周波数(f)の下で印字動作が行われるので、並行に伸びる稜線の長さが1mm以上であって、稜線ピッチ(W)が0.2〜0.24mm程度のものを帯電ローラ112Y,112M,112C,112Kとして用いた場合であっても、感光体111Y,111M,111C,111Kを均一に帯電することができ、AC電圧周期と干渉することによる帯電ムラを防止でき、帯電ムラに起因する画像ムラを無くした高画質な画像を形成することができる。
また、並行に伸びる稜線の長さが1mm以上であって、稜線ピッチ(W)が0.2〜0.24mm程度となる表面状態の帯電ローラを用いても高画質を実現できるので、並行に伸びる稜線が形成されない高価格な帯電ローラを用いる必要が無くなり、コストダウンを図ることができる。
本発明は、感光体の被帯電面に帯電ローラの帯電面を接触させてニップ部を構成し、帯電ローラに交流電圧を印加して被帯電面を所定の電位に帯電する帯電装置に適用可能で、研削仕上げされて周方向に所定ピッチの稜線が形成された帯電ローラを用いた場合であっても帯電ムラを大幅に抑制してハーフトーン画質を改善できる。
一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図 上記実施の形態における感光体及び帯電ローラ部分の駆動系の概略的な構成図 AC印加条件と稜線ピッチとに応じた画質評価を示す図 稜線ピッチが狭い帯電ローラの表面状態を撮影した顕微鏡写真 稜線が並行でない帯電ローラの表面状態を撮影した顕微鏡写真 稜線ピッチが広い帯電ローラの表面状態を撮影した顕微鏡写真 上記実施の形態における感光体及び帯電ローラの動作制御に関するフロー図 上記実施の形態における制御テーブルの構成図
符号の説明
100 画像形成装置
110Y,110M,110C,110K 画像形成ユニット
111Y、111M、111C、111K 感光体
112Y、112M、112C、112K 帯電ローラ
113Y 現像装置
114Y 一次転写ローラ
115Y 感光体クリーナ
116 現像ローラ
117 攪拌スクリュー
120 レーザスキャンユニット
130 中間転写ユニット
131 中間転写ベルト
132 駆動ローラ
133 従動ローラ
140 定着装置
141 定着ローラ
142 加圧ローラ
150 給紙ユニット
201 モーター
202 高圧電源
203 CPU

Claims (1)

  1. 帯電電圧が印加される像担持体と、この像担持体表面に接触又は近接配置され複数の稜線が軸方向に伸びると共にローラ周方向に所定長以上かつ所定範囲の稜線ピッチWを有した帯電ローラと、前記帯電ローラに印加する交流電圧を発生させる電源と、前記像担持体の回転速度をV、前記電源の交流電圧周波数をfとした場合に定められる前記像担持体表面に印加される交流電圧のピークが該像担持体表面に現れる間隔としてのACピッチP(P=V/f)が前記稜線ピッチWの範囲に含まれない前記所定範囲の下限値より小さくなる前記回転速度Vと前記交流電圧周波数fとを設定する制御手段と、を備えた画像形成装置。
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